CSに入って打撃好調の大島洋平外野手(26)が、 7回に 3塁内野安打を放った。これで、ファーストステージのヤクルト戦( 3試合)と合わせ、CSは 9試合連続安打となった。 9回にも適時打を放って意地をみせた。
中日・先発の伊藤準規投手(21)は 1回 1/3を 5安打 3失点で降板した。期待を背負った若武者は、 2回持たず早々とKOされた。
中日の抑え、山井大介投手(34)が 0－ 3の 4回から 4番手で登板した。だが 5回、先頭の村田に手痛い一発を浴び、このCSで初の失点。
山崎武司内野手(43)は22日、CSファイナルステージ最終戦を出番のないままベンチで敗戦を迎えた。来季の去就について近日中に結論を出す考えを示した。球団側は来季も契約を結ぶ意向で、山崎も現役続行に意欲を見せている。
現役引退する中日・英智(ひでのり，本名＝蔵本英智)外野手(36)が、 9回に代走で出場しラストゲームを終えた。慕われている大島の適時打で本塁にかえり、得点を記録した。
勝利はならなかったが、走塁と守備のスペシャリストとして過ごしてきた名脇役らしい区切りになった。
中日が来季 1軍投手コーチとして、今中慎二 2軍投手コーチ(41)を昇格させることが22日、濃厚となった。中村武志 2軍捕手コーチ(45)も昇格の見込みで、バッテリー部門を強化。高木守道監督続投も決まっており、数々のバトルも演じた権藤博投手コーチ(73)とのタッグは継続予定。 2年契約最終年の高木監督にとっても勝負をかける 1年になる。
崖っぷちを味わった原監督が、10度宙を舞った！！ セ・リーグ優勝の巨人は、＜巨人 4－ 2中日＞で中日を下し、 3年ぶり33度目の日本シリーズ進出を決め、原監督が10度、宙を舞った。記事をまとめてみました。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-CS ＜巨人－中日＞結果]()
先発は第 2戦と同じで巨人ホールトン、中日伊藤。巨人は 2回に 5番高橋由からの 4連打などで 3点先制し、伊藤をKOした。
巨人は 5回、村田のソロで追加点。ホールトンは 5回無失点で降板。 6回から登板した沢村は 1点を返された。
巨人は 3番手の山口が 7、 8回を無失点。 9回は守護神の西村が、二死 3塁から大島の適時打による 1失点に抑えて＜巨人 4－ 2中日＞逃げ切った。
中日は 3連勝で王手をかけてから 3連敗し、 3勝 4敗(巨人のアドバンテージ 1勝を含む)で日本シリーズ出場はならなかった。
高木守道監督(71)は、前回監督を務めていた1994年の伝説の10.08決戦に続き、巨人との最終決戦に敗れた。｢今日は悔しいのひと言。３連敗なら悔しくないけど、 3連勝したからね。勝負は頑張っただけではいかん。結果を出さないといけない｣と悔しさをにじませて引き揚げた。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-引き揚げる高木監督]()
記者に囲まれながら引き揚げる中日高木監督
巨人が 3連敗の崖っぷちから 3連勝。アドバンテージ１勝を含め 4勝 3敗とし、 3年ぶりの日本シリーズへ駒を進めた。
原監督の胴上げに背を向け、高木守道監督はベンチを下りた。｢悔しいの一言。それで終わり。あとは何もありません｣。表情をゆがめ、質問をさえぎろうとした。だが矢継ぎ早の問いに｢ 4連敗してたら悔しくなかったけど、 3連勝しただけに悔しい。勝負事は頑張っただけではいかん。それが悔しい｣と肩を落とした。
リベンジはならなかった。前回監督を務めた1994年、伝説の10.08で巨人に敗れた。｢あの時は監督として未熟だった｣と振り返る今CSで、またも巨人との最終決戦で敗れた。｢とにかく今日は勝ちたい。それ以上に言葉がない｣。気合十分だった一戦。10.08で長嶋巨人にオールスター継投で敗れた教訓を生かし、先発伊藤が 2回途中で 3失点すると、矢継ぎ早に投手陣を送り込んだ。だが守護神山井を 4回から投入した必死の継投もむなしく、 3点のビハインドは重すぎた。
原監督の勝利インタビューが響く 3塁側ベンチ裏。全ナインとコーチ、裏方を集め｢よう頑張ってくれた。ありがとう！｣と頭を下げた。レギュラーシーズンで10.5差離された巨人を追い詰めた。2008年のアドバンテージ導入後ではセ・リーグ初となる、 2位もしくは 3位からの日本シリーズ進出まであと 1歩まで迫った。｢それは強いのと弱いの差。でもこれ以上言うと、おかしなこと言って書かれちゃう。私は貝になります｣。寂しそうに笑ってバスに消えた。
◆伝説の10.08：1994年10月 8日、ナゴヤ球場で行われた中日－巨人26回戦。プロ野球史上初めて、同率首位でシーズン最終戦を迎えたチーム同士が戦い、槙原－斎藤－桑田のリレーで巨人が 6－ 3.で勝ち優勝した。
CSに入って打撃好調の大島が、 7回に 3塁内野安打を放った。これで、ファーストステージのヤクルト戦( 3試合)と合わせ、CSは 9試合連続安打となった。 9回にも適時打を放って意地をみせた。
日本シリーズ出場は逃したものの、CSでの大活躍は一流選手であることを示すに十分。｢(CSでは)今年 1年やってきたことが出せた｣と振り返り、積み重ねの大切さを強調した。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-降板する先発・伊藤準規]()
2回裏、降板する中日先発の伊藤準規投手
先発の伊藤は 1回 1/3を 5安打 3失点で降板した。期待を背負った若武者は、 2回持たず早々とKOされた。
勝ち投手となった18日の第 2戦先発から中 3日での登板。｢失投を逃してはくれませんでした。僕の技術不足です。(中 3日は)関係ないです。疲れはありませんでした｣とコメントした。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-ソロ本塁打を許しがっくりの山井]()
5回裏巨人無死、村田にソロ本塁打を許しがっくりの山井大介投手。捕手谷繁
中日の抑え、山井が 0－ 3の 4回から 4番手で登板した。だが 5回、先頭の村田に手痛い一発を浴び、このCSで初の失点。｢これ以上点をやれないという場面で使ってくれた。本塁打を打たれて悔しい｣と力なく話した。
今季は先発、中継ぎ、抑えとフル回転し、レギュラーシーズンでは自己最多の56試合に登板。CSでも 7試合に登板した。｢いろいろなことを勉強させてもらった。来年頑張ります｣と充実した 1年を振り返った。
山崎は22日、CSファイナルステージ最終戦を出番のないままベンチで敗戦を迎えた。代打要員だったが出番はなかった。巨人に敗れた後、来季の去就について｢今は終わって脱力感しかない。ゆっくり休んで家族と考えて決めたい｣と話した。11月 1日に首脳陣と全選手が集まる予定で｢みんなの前ではっきり言うのが義理｣と近日中に結論を出す考えを示した。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-引き揚げる山崎]()
引き揚げる山崎武司内野手
球団側は来季も契約を結ぶ意向で、山崎も現役続行に意欲を見せている。球団の井手編成担当は｢本人がやめたいと言わない限りは(戦力)｣と話した。楽天から今季、古巣に復帰した山崎は主に代打で出場。CSは代打で 4打数無安打、 1四球に終わった。｢来年どうするかは家族と話して、親にも相談して決めたい。(チーム再集合の)11月 1日にしっかり言います｣と揺れる胸中をのぞかせた。プロ26年目は90試合で打率 2割 9厘、 1本塁打、13打点だった。
今季、インフルエンザ感染やけがに苦しみ、本塁打は 1本だけ。CSも無安打だった。｢終わっちゃったね。日本シリーズ出場を目指してやってきたんだけど、終わってしまった。ただ負けは負け｣と話して引き揚げた。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-グラウンドに一礼する英智]()
試合終了後、グラウンドに一礼する英智外野手
現役引退する英智(ひでのり，本名＝蔵本英智)外野手(36)が、ラストゲームを終えた。 9回に代走で出場。慕われている大島の適時打で本塁にかえり、得点を記録した。勝利はならなかったが、走塁と守備のスペシャリストとして過ごしてきた名脇役らしい区切りになった。
まだまだ代走や守備固めで欠くことのできない存在だが、来季はコーチに就任することもあり｢日本シリーズに行けば、メンバーから外してもらおうかとも思っていた｣とチーム全体を考えていた。｢次はサポートする側に回る。日本一のコーチを目指したい｣。これからも同じユニホームで“戦い”続ける。
中日が来季 1軍投手コーチとして、今中慎二 2軍投手コーチ(41)を昇格させることが22日、濃厚となった。中村武志 2軍捕手コーチ(45)も昇格の見込みで、バッテリー部門を強化。高木守道監督続投も決まっており、数々のバトルも演じた権藤博投手コーチ(73)とのタッグは継続予定。また 1軍の近藤投手コーチと長谷部捕手コーチは 2軍に配置転換となる見込みだ。巨人を追う立場になる2013年。 2年契約最終年の高木監督にとっても勝負をかける 1年になる。
崖っぷちを味わった原監督が、10度宙を舞った！！ セ・リーグ優勝の巨人は、＜巨人 4－ 2中日＞で中日を下し、 3連勝でアドバンテージを含めて 4勝 3敗とし、 3年ぶり33度目の日本シリーズ進出を決めた。体をよじりながら、原監督が10度、宙を舞った。オレンジに染まった東京ドームが、大歓声とともに一体となる。 3連敗と窮地に追い込まれてから 3連勝でCSを突破した原辰徳監督(54)は｢ 2、 3発ひっぱたかれて、はい上がり、七転び八起きの精神で、一つランクが上がったと思います。進化しました！！｣と絶叫。
苦しんだ分だけ、巨人は強くなった。目指すべき場所はここではなく、 3季ぶりの日本一だ。相手は 3年前と同じパ・リーグ覇者の日本ハムと対戦する。日本ハム。現役時代から親交の深い栗山監督率いるパ・リーグの覇者を相手に、いよいよ｢最後の山｣を登る。そこで、さらなる進化を見せる。｢コナミ日本シリーズ2012｣は27日、東京ドームで開幕する。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-原監督の胴上げ]()
胴上げ、頂きました！！ 3連敗の崖っぷちからはい上がった原監督は、選手の手で10度、
宙を舞った。次は 3年ぶりの日本一で舞う
｢選手はだいぶ疲れていると思ったんで、きょうは(胴上げは)辞退すると。もうひと山、最後の山のときにと思ったんですが、選手たちがぜひぜひという風に言ってくれたので、大変ありがたく頂きました！！｣
独走のレギュラーシーズンとは、あまりに対照的に、苦しみ抜いたCS。だから、選手の心遣いに、原監督の声のトーンが跳ね上がった。充血しきった目を、大きく見開いて感謝した。
｢徳俵に足がかかった状態から、きょうを迎えることができた。きょうは決戦だ！！全力で、一つになって戦おう｣
試合前のミーティングで、声を張り上げた。この状況は、現役時代に経験している。1989年の近鉄との日本シリーズ。 3連敗の崖っぷちから 4連勝。原は第５戦で満塁弾、最終第 7戦でも 2ランを放った。
｢われわれはギリギリの勝負の世界で戦っている。そこに喜びを感じながら、どっぷりその世界につかって、これが勝負だ、これがプロ野球だという感じでいました｣
見る者に思いは伝わった。前日第 5戦の視聴率は17.5％(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。月曜ナイターとなったこの日も、当日券が飛ぶように売れて観衆 4万4351人。 6試合合計26万0324人はCS史上最多の観客動員だ。決して望んだ３連敗ではない。しかし、ギリギリの勝負で、注目を取り戻した。
予想さえしなかった、 3連敗でのスタート。レギュラーシーズンで10.5ゲーム差をつけた中日に下克上を許せば、進退問題にも発展しかねない空気が漂った。だが原監督は、ベンチ裏でも、焦りを見せなかった。｢窮地だと全く見えない。それが伝わったから誰も動じなかった｣。今季加入した橋上戦略コーチが驚いたほどの不動心で、難局を乗り切った。
｢伏兵と言いますか、古城、テラ(寺内)が非常にいい打撃をしてくれた｣。打線が機能しない。 6試合で 3番・坂本はわずか 5安打、 4番・阿部も長打なしの 6安打。そんなCSで、この日の連打は 5番・高橋由から始まった。 2回、高橋由、村田、古城の３連打で無死満塁として寺内が 2点適時打。ホールトンの犠打を挟み長野もタイムリー。脇役の力で 3点をもぎ取った。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-ＣＳ日程＆結果]()
｢東京 － 名古屋｣のキップが、ただの帰りのキップとなってしまった…。
｢東京 － 北海道・札幌｣の往復キップなら、CSをする必要は無かったのではないだろうか？もともと両リーグ 1位の球団同志なんだから。
そう言えば、昭和55年に後楽園球場という球場で今回と同一カードの日本シリーズが行われた事が有った。あの時は、両球団とも後楽園球場をホームにしていたために、 1塁側と 3塁側を行ったり来たりでの 7試合だった。(この時の選手用トイレは、 1塁側の方より 3塁側の方が酷かった為に、この試合をきっかけに整備され数も増やされた。この工事の為に、外野が 1塁側と 3塁側の往復ができたのができなくなった事が有った)
今回はそうは行かない。｢東京Ｄで 2試合 － 札幌Ｄで 3試合｣合計 5試合行い、ここで決着がつかなければ再度｢東京Ｄ｣で 2試合まで行われる事になっている。CSファイナルステージと同様に最初に 4試合勝ち点を挙げた方が優勝となり、最低試合数でも札幌Ｄで 2試合迄は行われる。
こうなったら、虎ちゃんの古巣球団とも言って良い日本ハムに勝って欲しいですね。
ガンバレ！日本ハム！ガンバレ！北の星！
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-後楽園球場と後楽園競輪場]()
後楽園球場と後楽園競輪場の写真です。競輪場が有った所に、現在の東京Ｄが有ります。
※ニッポン放送｢ショウアップナイター｣はここだ！
メールアドレス：89@1242.com
番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
twitterハッシュタグは「#showup1242」
twitterアカウントは「@showup1242」
facebookページは「http://www.facebook.com/#!/am1242」
18時少し前と19時，20時の時報の後にクイズが有ります。
『プレゼントもクライマックス！毎試合 現金５万円が当たる クイズ・トリプルチャンス スペシャル！』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円 をプレゼントいたします！ぜひ、ご参加ください！
![ペタしてね]()
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2012 阪神バナー]()
![にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ]()
にほんブログ村
中日・先発の伊藤準規投手(21)は 1回 1/3を 5安打 3失点で降板した。期待を背負った若武者は、 2回持たず早々とKOされた。
中日の抑え、山井大介投手(34)が 0－ 3の 4回から 4番手で登板した。だが 5回、先頭の村田に手痛い一発を浴び、このCSで初の失点。
山崎武司内野手(43)は22日、CSファイナルステージ最終戦を出番のないままベンチで敗戦を迎えた。来季の去就について近日中に結論を出す考えを示した。球団側は来季も契約を結ぶ意向で、山崎も現役続行に意欲を見せている。
現役引退する中日・英智(ひでのり，本名＝蔵本英智)外野手(36)が、 9回に代走で出場しラストゲームを終えた。慕われている大島の適時打で本塁にかえり、得点を記録した。
勝利はならなかったが、走塁と守備のスペシャリストとして過ごしてきた名脇役らしい区切りになった。
中日が来季 1軍投手コーチとして、今中慎二 2軍投手コーチ(41)を昇格させることが22日、濃厚となった。中村武志 2軍捕手コーチ(45)も昇格の見込みで、バッテリー部門を強化。高木守道監督続投も決まっており、数々のバトルも演じた権藤博投手コーチ(73)とのタッグは継続予定。 2年契約最終年の高木監督にとっても勝負をかける 1年になる。
崖っぷちを味わった原監督が、10度宙を舞った！！ セ・リーグ優勝の巨人は、＜巨人 4－ 2中日＞で中日を下し、 3年ぶり33度目の日本シリーズ進出を決め、原監督が10度、宙を舞った。記事をまとめてみました。
先発は第 2戦と同じで巨人ホールトン、中日伊藤。巨人は 2回に 5番高橋由からの 4連打などで 3点先制し、伊藤をKOした。
巨人は 5回、村田のソロで追加点。ホールトンは 5回無失点で降板。 6回から登板した沢村は 1点を返された。
巨人は 3番手の山口が 7、 8回を無失点。 9回は守護神の西村が、二死 3塁から大島の適時打による 1失点に抑えて＜巨人 4－ 2中日＞逃げ切った。
中日は 3連勝で王手をかけてから 3連敗し、 3勝 4敗(巨人のアドバンテージ 1勝を含む)で日本シリーズ出場はならなかった。
高木守道監督(71)は、前回監督を務めていた1994年の伝説の10.08決戦に続き、巨人との最終決戦に敗れた。｢今日は悔しいのひと言。３連敗なら悔しくないけど、 3連勝したからね。勝負は頑張っただけではいかん。結果を出さないといけない｣と悔しさをにじませて引き揚げた。
記者に囲まれながら引き揚げる中日高木監督
巨人が 3連敗の崖っぷちから 3連勝。アドバンテージ１勝を含め 4勝 3敗とし、 3年ぶりの日本シリーズへ駒を進めた。
原監督の胴上げに背を向け、高木守道監督はベンチを下りた。｢悔しいの一言。それで終わり。あとは何もありません｣。表情をゆがめ、質問をさえぎろうとした。だが矢継ぎ早の問いに｢ 4連敗してたら悔しくなかったけど、 3連勝しただけに悔しい。勝負事は頑張っただけではいかん。それが悔しい｣と肩を落とした。
リベンジはならなかった。前回監督を務めた1994年、伝説の10.08で巨人に敗れた。｢あの時は監督として未熟だった｣と振り返る今CSで、またも巨人との最終決戦で敗れた。｢とにかく今日は勝ちたい。それ以上に言葉がない｣。気合十分だった一戦。10.08で長嶋巨人にオールスター継投で敗れた教訓を生かし、先発伊藤が 2回途中で 3失点すると、矢継ぎ早に投手陣を送り込んだ。だが守護神山井を 4回から投入した必死の継投もむなしく、 3点のビハインドは重すぎた。
原監督の勝利インタビューが響く 3塁側ベンチ裏。全ナインとコーチ、裏方を集め｢よう頑張ってくれた。ありがとう！｣と頭を下げた。レギュラーシーズンで10.5差離された巨人を追い詰めた。2008年のアドバンテージ導入後ではセ・リーグ初となる、 2位もしくは 3位からの日本シリーズ進出まであと 1歩まで迫った。｢それは強いのと弱いの差。でもこれ以上言うと、おかしなこと言って書かれちゃう。私は貝になります｣。寂しそうに笑ってバスに消えた。
◆伝説の10.08：1994年10月 8日、ナゴヤ球場で行われた中日－巨人26回戦。プロ野球史上初めて、同率首位でシーズン最終戦を迎えたチーム同士が戦い、槙原－斎藤－桑田のリレーで巨人が 6－ 3.で勝ち優勝した。
CSに入って打撃好調の大島が、 7回に 3塁内野安打を放った。これで、ファーストステージのヤクルト戦( 3試合)と合わせ、CSは 9試合連続安打となった。 9回にも適時打を放って意地をみせた。
日本シリーズ出場は逃したものの、CSでの大活躍は一流選手であることを示すに十分。｢(CSでは)今年 1年やってきたことが出せた｣と振り返り、積み重ねの大切さを強調した。
2回裏、降板する中日先発の伊藤準規投手
先発の伊藤は 1回 1/3を 5安打 3失点で降板した。期待を背負った若武者は、 2回持たず早々とKOされた。
勝ち投手となった18日の第 2戦先発から中 3日での登板。｢失投を逃してはくれませんでした。僕の技術不足です。(中 3日は)関係ないです。疲れはありませんでした｣とコメントした。
5回裏巨人無死、村田にソロ本塁打を許しがっくりの山井大介投手。捕手谷繁
中日の抑え、山井が 0－ 3の 4回から 4番手で登板した。だが 5回、先頭の村田に手痛い一発を浴び、このCSで初の失点。｢これ以上点をやれないという場面で使ってくれた。本塁打を打たれて悔しい｣と力なく話した。
今季は先発、中継ぎ、抑えとフル回転し、レギュラーシーズンでは自己最多の56試合に登板。CSでも 7試合に登板した。｢いろいろなことを勉強させてもらった。来年頑張ります｣と充実した 1年を振り返った。
山崎は22日、CSファイナルステージ最終戦を出番のないままベンチで敗戦を迎えた。代打要員だったが出番はなかった。巨人に敗れた後、来季の去就について｢今は終わって脱力感しかない。ゆっくり休んで家族と考えて決めたい｣と話した。11月 1日に首脳陣と全選手が集まる予定で｢みんなの前ではっきり言うのが義理｣と近日中に結論を出す考えを示した。
引き揚げる山崎武司内野手
球団側は来季も契約を結ぶ意向で、山崎も現役続行に意欲を見せている。球団の井手編成担当は｢本人がやめたいと言わない限りは(戦力)｣と話した。楽天から今季、古巣に復帰した山崎は主に代打で出場。CSは代打で 4打数無安打、 1四球に終わった。｢来年どうするかは家族と話して、親にも相談して決めたい。(チーム再集合の)11月 1日にしっかり言います｣と揺れる胸中をのぞかせた。プロ26年目は90試合で打率 2割 9厘、 1本塁打、13打点だった。
今季、インフルエンザ感染やけがに苦しみ、本塁打は 1本だけ。CSも無安打だった。｢終わっちゃったね。日本シリーズ出場を目指してやってきたんだけど、終わってしまった。ただ負けは負け｣と話して引き揚げた。
試合終了後、グラウンドに一礼する英智外野手
現役引退する英智(ひでのり，本名＝蔵本英智)外野手(36)が、ラストゲームを終えた。 9回に代走で出場。慕われている大島の適時打で本塁にかえり、得点を記録した。勝利はならなかったが、走塁と守備のスペシャリストとして過ごしてきた名脇役らしい区切りになった。
まだまだ代走や守備固めで欠くことのできない存在だが、来季はコーチに就任することもあり｢日本シリーズに行けば、メンバーから外してもらおうかとも思っていた｣とチーム全体を考えていた。｢次はサポートする側に回る。日本一のコーチを目指したい｣。これからも同じユニホームで“戦い”続ける。
中日が来季 1軍投手コーチとして、今中慎二 2軍投手コーチ(41)を昇格させることが22日、濃厚となった。中村武志 2軍捕手コーチ(45)も昇格の見込みで、バッテリー部門を強化。高木守道監督続投も決まっており、数々のバトルも演じた権藤博投手コーチ(73)とのタッグは継続予定。また 1軍の近藤投手コーチと長谷部捕手コーチは 2軍に配置転換となる見込みだ。巨人を追う立場になる2013年。 2年契約最終年の高木監督にとっても勝負をかける 1年になる。
崖っぷちを味わった原監督が、10度宙を舞った！！ セ・リーグ優勝の巨人は、＜巨人 4－ 2中日＞で中日を下し、 3連勝でアドバンテージを含めて 4勝 3敗とし、 3年ぶり33度目の日本シリーズ進出を決めた。体をよじりながら、原監督が10度、宙を舞った。オレンジに染まった東京ドームが、大歓声とともに一体となる。 3連敗と窮地に追い込まれてから 3連勝でCSを突破した原辰徳監督(54)は｢ 2、 3発ひっぱたかれて、はい上がり、七転び八起きの精神で、一つランクが上がったと思います。進化しました！！｣と絶叫。
苦しんだ分だけ、巨人は強くなった。目指すべき場所はここではなく、 3季ぶりの日本一だ。相手は 3年前と同じパ・リーグ覇者の日本ハムと対戦する。日本ハム。現役時代から親交の深い栗山監督率いるパ・リーグの覇者を相手に、いよいよ｢最後の山｣を登る。そこで、さらなる進化を見せる。｢コナミ日本シリーズ2012｣は27日、東京ドームで開幕する。
胴上げ、頂きました！！ 3連敗の崖っぷちからはい上がった原監督は、選手の手で10度、
宙を舞った。次は 3年ぶりの日本一で舞う
｢選手はだいぶ疲れていると思ったんで、きょうは(胴上げは)辞退すると。もうひと山、最後の山のときにと思ったんですが、選手たちがぜひぜひという風に言ってくれたので、大変ありがたく頂きました！！｣
独走のレギュラーシーズンとは、あまりに対照的に、苦しみ抜いたCS。だから、選手の心遣いに、原監督の声のトーンが跳ね上がった。充血しきった目を、大きく見開いて感謝した。
｢徳俵に足がかかった状態から、きょうを迎えることができた。きょうは決戦だ！！全力で、一つになって戦おう｣
試合前のミーティングで、声を張り上げた。この状況は、現役時代に経験している。1989年の近鉄との日本シリーズ。 3連敗の崖っぷちから 4連勝。原は第５戦で満塁弾、最終第 7戦でも 2ランを放った。
｢われわれはギリギリの勝負の世界で戦っている。そこに喜びを感じながら、どっぷりその世界につかって、これが勝負だ、これがプロ野球だという感じでいました｣
見る者に思いは伝わった。前日第 5戦の視聴率は17.5％(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。月曜ナイターとなったこの日も、当日券が飛ぶように売れて観衆 4万4351人。 6試合合計26万0324人はCS史上最多の観客動員だ。決して望んだ３連敗ではない。しかし、ギリギリの勝負で、注目を取り戻した。
予想さえしなかった、 3連敗でのスタート。レギュラーシーズンで10.5ゲーム差をつけた中日に下克上を許せば、進退問題にも発展しかねない空気が漂った。だが原監督は、ベンチ裏でも、焦りを見せなかった。｢窮地だと全く見えない。それが伝わったから誰も動じなかった｣。今季加入した橋上戦略コーチが驚いたほどの不動心で、難局を乗り切った。
｢伏兵と言いますか、古城、テラ(寺内)が非常にいい打撃をしてくれた｣。打線が機能しない。 6試合で 3番・坂本はわずか 5安打、 4番・阿部も長打なしの 6安打。そんなCSで、この日の連打は 5番・高橋由から始まった。 2回、高橋由、村田、古城の３連打で無死満塁として寺内が 2点適時打。ホールトンの犠打を挟み長野もタイムリー。脇役の力で 3点をもぎ取った。
｢東京 － 名古屋｣のキップが、ただの帰りのキップとなってしまった…。
｢東京 － 北海道・札幌｣の往復キップなら、CSをする必要は無かったのではないだろうか？もともと両リーグ 1位の球団同志なんだから。
そう言えば、昭和55年に後楽園球場という球場で今回と同一カードの日本シリーズが行われた事が有った。あの時は、両球団とも後楽園球場をホームにしていたために、 1塁側と 3塁側を行ったり来たりでの 7試合だった。(この時の選手用トイレは、 1塁側の方より 3塁側の方が酷かった為に、この試合をきっかけに整備され数も増やされた。この工事の為に、外野が 1塁側と 3塁側の往復ができたのができなくなった事が有った)
今回はそうは行かない。｢東京Ｄで 2試合 － 札幌Ｄで 3試合｣合計 5試合行い、ここで決着がつかなければ再度｢東京Ｄ｣で 2試合まで行われる事になっている。CSファイナルステージと同様に最初に 4試合勝ち点を挙げた方が優勝となり、最低試合数でも札幌Ｄで 2試合迄は行われる。
こうなったら、虎ちゃんの古巣球団とも言って良い日本ハムに勝って欲しいですね。
ガンバレ！日本ハム！ガンバレ！北の星！
後楽園球場と後楽園競輪場の写真です。競輪場が有った所に、現在の東京Ｄが有ります。
※ニッポン放送｢ショウアップナイター｣はここだ！
メールアドレス：89@1242.com
番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
twitterハッシュタグは「#showup1242」
twitterアカウントは「@showup1242」
facebookページは「http://www.facebook.com/#!/am1242」
18時少し前と19時，20時の時報の後にクイズが有ります。
『プレゼントもクライマックス！毎試合 現金５万円が当たる クイズ・トリプルチャンス スペシャル！』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円 をプレゼントいたします！ぜひ、ご参加ください！
にほんブログ村