●東京都は24日、「新型コロナウイルス感染者」が新たに 986人報告されたと明らかにした。 3桁となったのは今月12日以来12日ぶり。累計は 9万3890人となった。都内は感染拡大に歯止めがかからず、 1月は 1日当たりの感染者数がほぼ 4桁で推移。病床拡充が進められる一方、「自宅療養」中の死亡例も複数出ており、「医療提供体制の逼迫」が深刻化している。元厚生労働大臣で前東京都知事の舛添要一氏(72)はこの日、自身のツイッターで指摘した。
●東京都の小池百合子知事(68)が、24日に告示された「千代田区長選」(31日投開票)に立候補した「都民ファーストの会」推薦の樋口高顕氏(38=前都議)を、サプライズで激励に訪れた。小池氏は、同区内の樋口氏の選挙事務所前での出陣式中に、選挙カーに乗って登場。助手席からマイクで呼びかけた。車から降りると、「新型コロナウイルス感染予防」を考慮し、笑顔と肘タッチで応援した。同区長選には、「自民党」が推薦する元千代田区議の早尾恭一氏(59)、「日本維新の会」が推薦する会社役員の五十嵐朝青氏(45)も立候補している。
●菅義偉首相(72)は23日、終日、議員宿舎で過ごし、外出しなかった。首相が終日「巣ごもり」するのは、昨年 9月の就任後 2度目で、 2週連続。先週は17日で、翌18日の「施政方針演説」に備えて内容を復唱するなどの準備に当たったが、本番の演説では言い間違いを連発して、批判された。この日は休養に当てたとみられる。
●「自民党」の山口泰明選対委員長(72)は23日、秋までに行われる次期「衆院選」の時期に関し、 4月25日投開票の「衆参両院補欠選挙」との同日実施は難しいとの認識を示した。
●日刊スポーツでは「パワーアップ2021 上向きニュース21選」と題した企画で、気持ちが高まる「パワーアイテム、ワード、スポット」などを紹介しています。第 3回は「金メダルのまち」と称される愛知県大府市共和町。JR共和駅を降りると“神様”が現れた。「共和の金ちゃん」がド~ン。レスリングのユニホーム姿、胸には大きな金メダル。髪には五輪色を配してオシャレだ。女子レスリングで「五輪3連覇」の「霊長類最強女子」吉田沙保里(38)がモデル。吉田や伊調馨(36)の母校で練習拠点だった至学館大がある「まち」だ。駅から徒歩数分。地元では「金メダル神社」と呼ばれる「八ツ屋神明社」が“聖地”となる。普段は宮司もいない小さな神社だが、全国から参拝客が訪れる。至学館大の「必勝祈願」も恒例。神社内では多くの「金ちゃん絵馬」が成就を待つ。「東京五輪」金メダル候補の「ポスト吉田」向田真優(23)、リオに続く連覇を狙う土性沙羅(26)は、そろって「『東京オリンピック』で金メダル!」。吉田も「良い縁がありますように!」と記した。
●JR東日本は、列車が1本も止まらない“秘境駅”として鉄道ファンらに人気があった福島市の奥羽線赤岩駅を 3月12日で廃止する。急勾配の難所にあり、かつては列車が前進、後退を繰り返してジグザグに上り下りする「スイッチバック」が行われた駅だった。奥羽線の福島-米沢間は奥羽山脈の吾妻連峰があり、峠越えの難所が続く。福島県の赤岩、山形県の板谷、峠、大沢の 4駅連続でスイッチバックを行う全国でも珍しい区間だった。92年の山形新幹線開通に伴い、 4駅でのスイッチバックは廃止。新幹線と在来線が通れるように軌道幅を変更する工事が行われた。 4駅のスイッチバックの設備は廃止後も、山を克服して鉄道網を形成したことを物語る象徴的な遺産として多くの鉄道ファンが見に訪れている。
記事をまとめてみました。
東京都は24日、「新型コロナウイルス感染者」が新たに 986人報告されたと明らかにした。 3桁となったのは今月12日以来12日ぶり。累計は 9万3890人となった。都内は感染拡大に歯止めがかからず、 1月は 1日当たりの感染者数がほぼ 4桁で推移。病床拡充が進められる一方、「自宅療養」中の死亡例も複数出ており、「医療提供体制の逼迫」が深刻化している。
舛添要一氏
元厚生労働大臣で前東京都知事の舛添要一氏はこの日、自身のツイッターで「本日の東京都の『コロナ感染者』 986人、千人を切ったが、あと 2週間で 500人にまで減少するか否か」と指摘。「定通りに『緊急事態宣言』が解除できるかどうか? 『東京五輪』開催か中止かの決定にも微妙に影響する」と推測した。
東京都の小池百合子知事が、24日に告示された「千代田区長選」(31日投開票)に立候補した「都民ファーストの会」推薦の樋口高顕氏(38=前都議)を、サプライズで激励に訪れた。
小池氏は、同区内の樋口氏の選挙事務所前での出陣式中に、選挙カーに乗って登場。助手席からマイクで「樋口高顕と連携して、千代田区の『新型コロナ対策』もさせていただきます」と呼びかけた。車から降りると、「新型コロナウイルス感染予防」を考慮し、笑顔と肘タッチで応援した。
都民ファーストの会推薦の樋口高顕氏(右)をサプライズで激励する小池百合子都知事=東京都千代田区
樋口氏は学生時代に小池氏の事務所でインターンをするなど、小池氏の「超側近」として知られる。「千代田区長選」は、与野党が激突する今夏の都議選の前哨戦で、激戦が予想される。小池氏は昨年の自身の「都知事選」で、「感染予防」の観点から一切街頭演説を行っていなかっただけに、今回、愛弟子の応援で選挙戦の前面に立つかどうかが、注目されていた。
同区長選には、「自民党」が推薦する元千代田区議の早尾恭一氏、「日本維新の会」が推薦する会社役員の五十嵐朝青氏も立候補している。
菅義偉首相は23日、終日、議員宿舎で過ごし、外出しなかった。首相が終日「巣ごもり」するのは、昨年 9月の就任後 2度目で、 2週連続。
先週は17日で、翌18日の「施政方針演説」に備えて内容を復唱するなどの準備に当たったが、本番の演説では言い間違いを連発して、批判された。
菅義偉首相 (2020年 9月 2日撮影)
首相は22日の参議院での代表質問では、答弁中にせき込む場面が多くみられ、健康を心配する声も出ている。21日の「参院代表質問」では、野党議員から約30分、15項目にわたる質問を受けたもののわずか10分程度の答弁しかせず、短すぎるとの批判も受けた。
言い間違いにあっさり答弁。相当にお疲れ?なのか、この日は休養に当てたとみられる。
「自民党」の山口泰明選対委員長は23日、秋までに行われる次期「衆院選」の時期に関し、 4月25日投開票の「衆参両院補欠選挙」との同日実施は難しいとの認識を示した。「菅義偉首相は『新型コロナウイルス対策』に全力投球している。このような状況の中で、解散の決断はしにくいのではないか」と述べた。札幌市で記者団の質問に答えた。
報道各社の世論調査で内閣支持率が下落している状況については「感染拡大で国民の不満や不安が首相に集中している。ワクチン接種などをやっていけば、理解してもらえるのではないか」と語った。
日刊スポーツ<パワーアップ2021 上向きニュース21選>
日刊スポーツでは「パワーアップ2021 上向きニュース21選」と題した企画で、気持ちが高まる「パワーアイテム、ワード、スポット」などを紹介しています。第 3回は「金メダルのまち」と称される愛知県大府市共和町。 1年延期となった「東京オリンピック(五輪)・パラリンピック」開幕まで半年。ゆかりのある選手の金メダル獲得数は、全国最多!?の、計14個だ。
JR共和駅を降りると“神様”が現れた。「共和の金ちゃん」がド~ン。レスリングのユニホーム姿、胸には大きな金メダル。髪には五輪色を配してオシャレだ。女子レスリングで「五輪3連覇」の「霊長類最強女子」吉田沙保里がモデル。吉田や伊調馨の母校で練習拠点だった至学館大がある「まち」だ。
JR共和駅前の「金メダルのまち共和」看板と「金ちゃん」=愛知県大府市
駅から徒歩数分。地元では「金メダル神社」と呼ばれる「八ツ屋神明社」が“聖地”となる。普段は宮司もいない小さな神社だが、「勝利の神様」の後押しを受けようと、全国から参拝客が訪れる。至学館大の「必勝祈願」も恒例。近くに住む70代男性は「金ちゃんかわいいでしょ。パワーもくれるし、『コロナ』も吹っ飛ばしてほしいよね。『東京五輪』も、祈願した選手から金メダリストが誕生するよ」と笑う。
主祭神は「天照大神」で伊勢神宮内宮が総本社。江戸時代の1650年創建と歴史も古い。柔道の「バルセロナ五輪」金メダル吉田秀彦を生んだ大石道場もある。
神社内では多くの「金ちゃん絵馬」が成就を待つ。「東京五輪」金メダル候補の「ポスト吉田」向田真優、リオに続く連覇を狙う土性沙羅は、そろって「『東京オリンピック』で金メダル!」。吉田も「良い縁がありますように!」と記した。「新型コロナ」との闘いに勝てますように、そして「東京大会」が開催できますように-。お願い、金ちゃん!
JR東日本は、列車が1本も止まらない“秘境駅”として鉄道ファンらに人気があった福島市の奥羽線赤岩駅を 3月12日で廃止する。急勾配の難所にあり、かつては列車が前進、後退を繰り返してジグザグに上り下りする「スイッチバック」が行われた駅だった。
廃止される福島市の奥羽線赤岩駅=福島市 (JR東日本仙台支社提供)
山形県米沢市との県境に近く、険しい山奥にある同駅は1910年10月に開業。冬は雪深く、利用客が少ないことから2012年12月からは冬期間、17年 3月からは年間を通して全列車が通過するだけだった。今後も利用客増が見込めないため、 3月13日の「ダイヤ改正」に合わせて廃止が決まった。積雪などで危険なため既に駅構内を立ち入り禁止とした。
廃止される福島市の奥羽線赤岩駅=福島市 (JR東日本仙台支社提供)
奥羽線の福島-米沢間は奥羽山脈の吾妻連峰があり、峠越えの難所が続く。福島県の赤岩、山形県の板谷、峠、大沢の 4駅連続でスイッチバックを行う全国でも珍しい区間だった。92年の山形新幹線開通に伴い、 4駅でのスイッチバックは廃止。新幹線と在来線が通れるように軌道幅を変更する工事が行われた。
4駅のスイッチバックの設備は廃止後も、山を克服して鉄道網を形成したことを物語る象徴的な遺産として多くの鉄道ファンが見に訪れている。