65年連続65回目出場の日本体育大學が、最終 5区の山登りで東洋大學を逆転し、26年ぶり10度目の往路優勝を果たした。
史上初の往路 3連覇を狙った東洋大學は、トップで入った山登りの 5区で日本体育大學と早稲田大學に交わされて 3位だった。
5年ぶりに 2校以上の途中棄権が出る過酷なレースとなった。記事をまとめてみました。
65年連続65回目出場の日本体育大學が、最終 5区の山登りで東洋大學を逆転し、26年ぶり10度目の往路優勝を果たした。区間順位はスタートから 1区 7位、 2区 4位、 3区 6位、 4位 5位と各選手が強風下でも、安定した走りを披露。 5位でタスキを受けたアンカーでキャプテンの服部翔大( 3年=埼玉栄高校))が、区間賞の走りでトップを奪い、そのままゴールした。
3区までにトップの東洋大學に 2分47秒差をつけられたが、 4区の木村勇貴( 2年=西京高校)が健闘して58秒詰め、 1分49秒差で山登りの 5区服部翔大へタスキリレー。
服部は徐々に先頭を走る東洋大學・定方俊樹( 3年=川棚高校)との差を詰め、14.4キロの小涌園前のカーブを曲がりきったところで併走していた早稲田大學・山本修平( 2年=時習館高校)とともについにとらえた。
26年ぶり10度目の往路優勝を果たしガッツポーズしてゴールする日本体育大學・服部翔大( 3年)
そして東洋大學を引き離した後の16.8キロ地点で一気にスパート。
早稲田大學・山本を振り切り単独トップに立ち、最後は 2位早稲田大學に 2分35秒の差をつける区間賞の走りでゴールした。
レース前の「 2強」、「 2強プラス 3強」などの下馬評から「優勝するとは私もビックリです。メディアでウチの評価は低かったんですが、選手には気にするな、と言っていました」と別府健至監督(46)。
日本体育大學は前回大会は往路11位、復路19位で総合19位と沈んだが、予選会を首位で通過し、その後の全日本大学駅伝でも 4位に入るなど上り調子で今大会を迎えていた。別府監督はさらに、「優勝の味を忘れていた。本気で 1年戦った結果でうれしい。復路は往路と同じように積極的かつ慎重にレースを進めたい」と話した。30年ぶり10度目の優勝を 3日の復路にかける。
5区、ロマンスカーを背に力走する東洋大學・定方俊樹( 3年)
史上初の往路 3連覇を狙った東洋大學は、トップで入った山登りの 5区で日本体育大學と早稲田大學に交わされて 3位だった。 2区で双子の兄の設楽啓太( 3年)が残り 500メートルを切って日大のベンジャミン( 4年)に交わされたが、続く 3区で弟の設楽悠太( 3年)がすぐに再逆転。 4区まで首位でタスキをつないだ。だが、強風にあおられた箱根の山で、定方俊樹( 3年)がリードを守りきれなかった。
「新・山の神」とうたわれ、 4年連続区間賞を獲得した柏原竜二(現富士通)が卒業した今年の東洋大學。往路最後の山でリードを明け渡して、首位日本体育大學と 2分39秒差をつけられた。定方は「できることは出し切ったんで、力の差です」と悔しがった。
5区で棄権し、救急車に運ばれる城西大學・浜本栄太( 4年)
5年ぶりに 2校以上の途中棄権が出る過酷なレースとなった。2008年の84回大会で神奈川大學、大東文化大學、東海大學が経験して以来 2度目の事態となった要因は、寒風。山上りの 5区で低体温と脱水症状に苦しんだ。
中央大學の野脇勇志( 4年)は21.7キロ付近で足元がふらついて転倒。意識はあったが、ひざを強打したため、残り約 1.5キロを走るのは棄権と判断した。止めた浦田監督は「最終的には私が選手を選んだので責任がある。シード権を守ってきた先輩方に申し訳ない」と謝罪した。84年連続87回目出場で初の棄権となり、28年連続シードの記録も断たれた。
城西大學の浜本栄太( 4年)も18.3キロ付近で前のめりになり、櫛部監督がレースを止めた。「目もうつろで、頭でも打ったらまずい」と判断を下した。その後、救急車で病院に搬送された。
往路成績
日本体育大學が山登りで東洋大學を逆転し、26年ぶり10度目の往路優勝を果たしたのには、昨年から新校舎になり「きっと何かしでかすぞ!」と思っていたので満足しました。
中央大學,城西大學 2校が途中棄権…。それなら、他の大學を参加させて欲しかったですね。
「第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(関東学生陸上競技連盟主催、読売新聞社共催)」は、こちらでお楽しみください。
箱根駅伝公式Webサイト:http://www.hakone-ekiden.jp/
第89回箱根駅伝|日本テレビ:
http://www.ntv.co.jp/hakone/index.html
箱根駅伝2013 : 箱根駅伝 : YOMIURI ONLINE(読売新聞):
http://www.yomiuri.co.jp/sports/ekiden/
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史上初の往路 3連覇を狙った東洋大學は、トップで入った山登りの 5区で日本体育大學と早稲田大學に交わされて 3位だった。
5年ぶりに 2校以上の途中棄権が出る過酷なレースとなった。記事をまとめてみました。
65年連続65回目出場の日本体育大學が、最終 5区の山登りで東洋大學を逆転し、26年ぶり10度目の往路優勝を果たした。区間順位はスタートから 1区 7位、 2区 4位、 3区 6位、 4位 5位と各選手が強風下でも、安定した走りを披露。 5位でタスキを受けたアンカーでキャプテンの服部翔大( 3年=埼玉栄高校))が、区間賞の走りでトップを奪い、そのままゴールした。
3区までにトップの東洋大學に 2分47秒差をつけられたが、 4区の木村勇貴( 2年=西京高校)が健闘して58秒詰め、 1分49秒差で山登りの 5区服部翔大へタスキリレー。
服部は徐々に先頭を走る東洋大學・定方俊樹( 3年=川棚高校)との差を詰め、14.4キロの小涌園前のカーブを曲がりきったところで併走していた早稲田大學・山本修平( 2年=時習館高校)とともについにとらえた。
26年ぶり10度目の往路優勝を果たしガッツポーズしてゴールする日本体育大學・服部翔大( 3年)
そして東洋大學を引き離した後の16.8キロ地点で一気にスパート。
早稲田大學・山本を振り切り単独トップに立ち、最後は 2位早稲田大學に 2分35秒の差をつける区間賞の走りでゴールした。
レース前の「 2強」、「 2強プラス 3強」などの下馬評から「優勝するとは私もビックリです。メディアでウチの評価は低かったんですが、選手には気にするな、と言っていました」と別府健至監督(46)。
日本体育大學は前回大会は往路11位、復路19位で総合19位と沈んだが、予選会を首位で通過し、その後の全日本大学駅伝でも 4位に入るなど上り調子で今大会を迎えていた。別府監督はさらに、「優勝の味を忘れていた。本気で 1年戦った結果でうれしい。復路は往路と同じように積極的かつ慎重にレースを進めたい」と話した。30年ぶり10度目の優勝を 3日の復路にかける。
5区、ロマンスカーを背に力走する東洋大學・定方俊樹( 3年)
史上初の往路 3連覇を狙った東洋大學は、トップで入った山登りの 5区で日本体育大學と早稲田大學に交わされて 3位だった。 2区で双子の兄の設楽啓太( 3年)が残り 500メートルを切って日大のベンジャミン( 4年)に交わされたが、続く 3区で弟の設楽悠太( 3年)がすぐに再逆転。 4区まで首位でタスキをつないだ。だが、強風にあおられた箱根の山で、定方俊樹( 3年)がリードを守りきれなかった。
「新・山の神」とうたわれ、 4年連続区間賞を獲得した柏原竜二(現富士通)が卒業した今年の東洋大學。往路最後の山でリードを明け渡して、首位日本体育大學と 2分39秒差をつけられた。定方は「できることは出し切ったんで、力の差です」と悔しがった。
5区で棄権し、救急車に運ばれる城西大學・浜本栄太( 4年)
5年ぶりに 2校以上の途中棄権が出る過酷なレースとなった。2008年の84回大会で神奈川大學、大東文化大學、東海大學が経験して以来 2度目の事態となった要因は、寒風。山上りの 5区で低体温と脱水症状に苦しんだ。
中央大學の野脇勇志( 4年)は21.7キロ付近で足元がふらついて転倒。意識はあったが、ひざを強打したため、残り約 1.5キロを走るのは棄権と判断した。止めた浦田監督は「最終的には私が選手を選んだので責任がある。シード権を守ってきた先輩方に申し訳ない」と謝罪した。84年連続87回目出場で初の棄権となり、28年連続シードの記録も断たれた。
城西大學の浜本栄太( 4年)も18.3キロ付近で前のめりになり、櫛部監督がレースを止めた。「目もうつろで、頭でも打ったらまずい」と判断を下した。その後、救急車で病院に搬送された。
往路成績
日本体育大學が山登りで東洋大學を逆転し、26年ぶり10度目の往路優勝を果たしたのには、昨年から新校舎になり「きっと何かしでかすぞ!」と思っていたので満足しました。
中央大學,城西大學 2校が途中棄権…。それなら、他の大學を参加させて欲しかったですね。
「第89回東京箱根間往復大学駅伝競走(関東学生陸上競技連盟主催、読売新聞社共催)」は、こちらでお楽しみください。
箱根駅伝公式Webサイト:http://www.hakone-ekiden.jp/
第89回箱根駅伝|日本テレビ:
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箱根駅伝2013 : 箱根駅伝 : YOMIURI ONLINE(読売新聞):
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