阪神・能見 3度目で4500万増の 1億でサイン！上積みないけど納得…

　阪神・能見篤史投手(32)が10日、西宮市内の球団事務所で 3度目の契約更改交渉に臨み、前回までと同じ4500万円アップの年俸 1億円でサインした。開幕投手候補の左腕は、さらなるレベルアップのため秘密トレーニングを行うことを宣言した。記事をまとめてみました。

　気持ちは固まった。初めての越年交渉。10日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、 3度目はわずか15分だった。能見の心は、真っすぐに 7年ぶりのリーグ制覇に向かっていた。
　｢僕も納得する部分があったのでサインしました。優勝に向けてしっかり貢献したい。悔しい思いをずっと持っていたので、それをぶつけたい｣


　契約更改を終え、記者会見する阪神の能見篤史投手

　昨季は 1年間ローテの柱として奮闘。29試合で12勝 9敗、防御率 2.52の好成績を残した。それ以上に 200回 1/3を投げたことの評価を求めてきた。一昨年は 8勝 0敗ながら、故障離脱もあって12２試合で62回 1/3と投球回数の少なさが、年俸アップにつながらなかった。だから今回は譲れない強いこだわりがあった。
　合意に至った理由について、｢(金額の)上積みはなかった。僕の主張も分かっていただけましたし、球団に理解もしてもらった。溝はもともとないですけど、お互い話し合うことができました｣
　これまでの提示と同じ4500万円増の年俸で、5500万円からの倍増には届かなかったが、 1億円の大台には到達した。銭闘モードは終了し、キャンプインに向けてギアを上げていく。その中で、新たな試みをすることを明かした。


　契約を更改し、スッキリした表情で会見する能見篤史投手

　｢人はやっていない。分かっている人は、分かっていること。でも、教えないよ｣
　トレーニング内容は極秘。少なくとも、現時点で野球選手が取り入れているものではないという。秘密裏のまま進めるのも、結果ですべてを証明したいから。唯一無二のこと、Ｖ奪回だけを目指す。
　｢(投球回) 200回は目標にしない。趣旨が違う。個人目標は設定しない。チームが勝つことが一番なので。求められていることが高くなる。しっかり準備したい｣
　責任の大きさは年々感じている。近日中に自主トレ拠点を沖縄に移す。契約は完了。野球に集中する環境は整った。

　年越えをしても未だにサインをしない選手、年越えをしてやっとサインをした選手。選手皆様々それぞれ考えが有っての事だと思うけれど、ファンに忘れられない様な選手としてこれからも球団で頑張って行って欲しい。その為に早めに納得の行く様な球団からの提示も必要だろう。
　粘って粘って、それでも同じなら今年の試合で成績を上げるようにすれば良いだろう。結果はいつか良い方に向いてくるものだ。















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