アニヤン新井・新井貴浩内野手(36)がライナーで中堅バックスクリーンに運び 2号 3ランで値千金の同点弾を放ち、マートンのエラーなどで、 2失点。新井弟・新井良太内野手(29)がド迫力の同点アーチを架けた。2012年 8月12日の広島戦(京セラＤ)以来、 3度目の兄弟アベック弾が、この日のクライマックスだった。
兄弟でセンター方向に掛けた 2本のアーチ。あきらめない反発力。敗戦の中に一筋の光が見えた。
マット・マートン外野手(31)は 8回一死 2塁で、田中浩の左前の当たりを後逸。一時勝ち越しを許す痛恨のタイムリーエラー。打撃も 9戦ぶりの無安打だった。
ドラフト 1位の藤浪晋太郎投手(19＝大阪桐蔭)は、今季の｢ 2勝｣を含めて高校時代から続けてきた聖地での連続無敗を｢12試合｣に伸ばしたが、納得できなかった。
2度、同点に追いつきながら抑えの久保康友投手(33)、セットアッパーの福原忍投手(36)が崩れヤクルトに競り負けた。記事をまとめてみました。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2013.05.05 試合結果]()
阪神先発藤浪は無難な立ち上がりで序盤の 3回を抑えた。ヤクルト先発八木も 3回一死 1、 3塁のピンチをしのぎ、得点を許さない。
ヤクルトは 5回一死 3塁から森岡の右前適時打で先制した。次打者の中村が左翼席に 2号 2ランを放ち、主導権を握った。
阪神は 7回、アニヤン新井の 3ランで同点に追いついたが、ヤクルトが 8回に 2点を勝ち越した。新井良太の 2ランで追いつかれたが、 9回に再び勝ち越し連敗を 4で止め、＜阪神 5－ 7ヤクルト＞で阪神はヤクルトに敗れ貯金｢ 3｣に逆戻りした。
一時は起死回生となる通算 3度目の兄弟アベック弾を放った。チームは敗れたが、こどもの日につめかけた 4万6185人をシビれさせた。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-中越え同点本塁打を放ったアニヤン新井]()
7回裏阪神無死 1、 2塁、新井貴浩は中越え同点 3点本塁打を放った
アニヤン新井・新井貴浩内野手が値千金の同点弾を放った。 0－ 3で迎えた 7回無死 1、 2塁で打席に入ると、ヤクルト先発八木の 2球目直球を完璧にとらえ、ライナーで中堅バックスクリーンに運び 2号 3ランとなった。同点に追いつく一撃は、ゼロ行進が続いていた重苦しい空気を吹き飛ばした。
｢(藤浪)晋太郎が頑張って粘り強く投げていましたし、結果がホームランになって良かったです｣と話した。
アニヤン新井の 2号 3ランで同点となり、 7回 3失点で降板した先発藤浪は敗戦投手をまぬがれた。
黄金ルーキーの黒星を消した兄はこれで 4戦連続安打。今季、移動日などの時間を見つけては打ち込みを敢行している。証言するのは中村(ＤｅＮＡ)、前田智(広島)らのスラッガーを育てた水谷チーフ打撃コーチだ。｢新井は練習はしない方だったけど、最近はようやっとる｣。厳しい練習を課す名伯楽ですら｢歳なんだからほどほどに｣とブレーキをかけるほどの練習が実を結んできた。
虎の意地を見せた背番号｢25｣は、｢投手陣には助けてもらっている。試合も多いし、こういう日もあるのでまた明日頑張ります｣と前を見据えた。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-同点本塁打を放った新井良太内野手]()
8回裏、同点 2ランを放った新井良太内野手
マートンのエラーなどで、 2失点。またも突き放されたが、新井弟・新井良太内野手がド迫力の同点アーチを架けた。 2点を失い、再びビハインドの展開になった 8回二死 3塁。ヤクルト 3番手石山の直球をフルスイングすると、二死 3塁から高めに浮いた 142キロの直球を振り抜くと、高々と上がった打球はライナーでバックスクリーン右に突き刺した。 3号 2ランで試合を振り出しに戻した。｢コンパクトにいこうと思いました。いつも通り、センター返しを心がけていました。(スタンドへ)行ったとは思わなかった｣。 7回には兄の貴浩が 3点差を追いつく同点 3ランを放っており、兄弟で驚異的なアベック本塁打を見舞った。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-アニヤン新井とともにほえる新井良太内野手]()
同点弾を放ったアニヤン新井(右)とともにほえる新井良太内野手
2012年 8月12日の広島戦(京セラＤ)以来、 3度目の兄弟アベック弾が、この日のクライマックスだった。
離されても 2度、同点に追いついた。和田監督も｢食らいついたけどなぁ。ここのところなかった反発力というところも出てきた｣と話した。
兄弟でセンター方向に掛けた 2本のアーチ。あきらめない反発力。敗戦の中に一筋の光が見えた。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-打球を捕り損ね、追加点を許したマートン外野手]()
マット・マートン外野手は 8回一死 2塁、ヤクルト・田中浩の打球を捕り損ね、追加点を許した
マット・マートン外野手は 8回一死 2塁で、田中浩の左前の当たりを後逸。一時勝ち越しを許す痛恨のタイムリーエラーとなった。｢とにかくアウトにしないといけなかった。緩めると得点になってしまうし、チャージしていった結果、ああいう形になってしまった｣。打撃も 9戦ぶりの無安打だった。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-甲子園でプロ初失点を喫した藤浪晋太郎投手]()
先発の藤浪晋太郎投手は甲子園でプロ初失点を喫し、 7回 3失点。負けはつかなかったが…
ドラフト 1位の藤浪晋太郎投手(19＝大阪桐蔭)は本拠地で負けない。高校時代の昨年から、今季の 2勝を含めて高校時代から続けてきた聖地での連続無敗を｢12試合｣に伸ばしたが、納得できなかった。 7回の降板直後の同点劇には、この地に愛される男らしい、不思議な力は感じたが…。先発としてのプライドがあるからこそ、黄金ルーキーは素直に負けを認めた。
この日は粘りながら投げたが、最速 152キロ、 4回までは 1安打だったが、 5回に乱れつかまった。一死 3塁で森岡に直球をとらえられ、先制の右前適時打を許した。その直後には中村に初球のど真ん中のカットボールをすくわれ、左翼席に 2ランを被弾した。｢調子は悪くなかったですし、直球も走っていました｣と、 4回まで燕打線を 1安打に封じ、スイスイと｢ 0｣を並べた。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-左越え本塁打を浴びた藤浪晋太郎投手]()
5回表、中村の左越え 2点本塁打を浴びた藤浪晋太郎投手
落とし穴は、 0－ 0で迎えた 5回。一死 3塁のピンチで、森岡に 149キロの高め直球を右前適時打され、高校時代から続いていた甲子園での連続無失点が｢36イニング｣で途絶えた。唇を噛みマウンドに戻ると、その次の球を 8番・中村に左翼席まで運ばれた。痛恨の 2ランを被弾。｢ 5回の場面で最少失点で粘りきることができませんでした。そこが悔やまれます｣と反省した。
一方で 6、 7回は三者凡退と立て直し、奪三振も自己最多に並ぶ｢ 7｣。｢球威は後半でも落ちない状態になってきた｣と97球に収穫も挙げた。 7回 4安打自己最多タイの 3失点で降板し、敗戦投手になるピンチだったが、 7回にアニヤン新井が同点 3ランを放ったため、勝敗は付かなかったが、春夏連覇した大阪桐蔭高時代を通じ、自身が登板した甲子園で初めてチームが敗れ｢自分に黒星はつかなかったですけど、自分がしっかり投げていれば負けなかったので、自分が負けたも同然です｣と悔やんだ。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-ミレッジにタイムリーを打たれた福原忍投手]()
2番手・福原忍投手は 8回二死 2塁でミレッジにタイムリーを打たれ、この回 2失点
2度、同点に追いつきながら抑えの久保康友投手、セットアッパーの福原忍投手が崩れヤクルトに競り負けた。久保投手は 3試合連続の失点(自責は 2試合連続)となるなど、 4月は盤石だった救援陣が早くも崩壊の危機を迎えた。
3－ 3の 8回にマウンドに上がった福原投手が 3安打 2失点(自責はゼロ)の結果に唇をかんだ。二死 2塁から浴びた田中の左前打を左翼手・マートンが取り損なう不運も重なったが、｢先頭(中村に右前打)を抑えないといけなかった｣と自身を責めた。
中西投手コーチは｢疲れているというか、結果がよくない。先頭にきっちりといけていない｣と渋い表情。 6日からの巨人 3連(東京Ｄ)でも必勝リレーを託す両右腕に奮起を促した。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-勝ち越しの適時打を浴びた久保康友投手]()
5－ 5の 9回二死 2、 3塁で、ヤクルト・三輪に勝ち越しの適時打を浴び、久保康友投手はこの表情
久保投手がヤクルトに勝ち越しを許し、今季 2敗目を喫した。味方打線が 8回裏に 2点差を追いつき、 5－ 5の 9回に登板。先頭の畠山、森岡への四球から二死 2、 3塁のピンチを招き、三輪と対峙した。 2球続けて、内角ギリギリの直球を投げ込み、追い込んだものの、ウイニングショットに苦戦。そして、 6球目だ。懐を攻めた 150キロのストレートがシュート回転した分だけ、真ん中に入り、左前に運ばれた。痛恨の勝ち越しを許すと、さらに上田にも中前適時打を食らい、もう 1点を献上。最速 151キロを計測し、状態は悪くなかっただけに、よもやの 2失点今季 2敗目を喫した。
八木は 2球で 2ストライクと追い込みながらファウル 2球で粘られ、 6球目を左前に運ばれて勝ち越し打にされた。
ビハインドを 2度追いつき、虎優勢の雰囲気だったが…。盤石のリリーフ陣がまさかの“崩壊”。新勝利の方程式の｢Ｋ｣と｢Ｆ｣が打ち込まれ、つかみかけた白星がするりとこぼれ落ちた。
｢完全に自分のミス。粘られ負けしたんで。自分の実力のなさ。チームに申し訳ない｣と敗戦の責任を背負い込んだ。
｢チームに申し訳ない｣久保は気丈に前を向いた。これで 3戦連続失点。悪い流れが続けば、再考の余地も出てくるだけに、ここからが正念場だ。福原も開幕からの連続無失点試合は｢12｣で止まり、再出発。猛虎の勝利に 2人の力は必要不可欠だ。
藤浪は悪くない…。新井兄弟が頑張りながらもエラーがらみでの敗戦では、悪いのはマートンだし、 2番手投手福原と 3番手の久保が勝ち試合寸前のところでぶち壊してしまった。
今日( 6日)からはＧ軍と東京Ｄでの 3連戦が始まる。今回の 2勝 1敗をバネにして頑張り、試合差を縮めて欲しいですね。
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2013.05.05 勝敗表]()
2013.05.05 勝敗表
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-日程と結果]()
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兄弟でセンター方向に掛けた 2本のアーチ。あきらめない反発力。敗戦の中に一筋の光が見えた。
マット・マートン外野手(31)は 8回一死 2塁で、田中浩の左前の当たりを後逸。一時勝ち越しを許す痛恨のタイムリーエラー。打撃も 9戦ぶりの無安打だった。
ドラフト 1位の藤浪晋太郎投手(19＝大阪桐蔭)は、今季の｢ 2勝｣を含めて高校時代から続けてきた聖地での連続無敗を｢12試合｣に伸ばしたが、納得できなかった。
2度、同点に追いつきながら抑えの久保康友投手(33)、セットアッパーの福原忍投手(36)が崩れヤクルトに競り負けた。記事をまとめてみました。
阪神先発藤浪は無難な立ち上がりで序盤の 3回を抑えた。ヤクルト先発八木も 3回一死 1、 3塁のピンチをしのぎ、得点を許さない。
ヤクルトは 5回一死 3塁から森岡の右前適時打で先制した。次打者の中村が左翼席に 2号 2ランを放ち、主導権を握った。
阪神は 7回、アニヤン新井の 3ランで同点に追いついたが、ヤクルトが 8回に 2点を勝ち越した。新井良太の 2ランで追いつかれたが、 9回に再び勝ち越し連敗を 4で止め、＜阪神 5－ 7ヤクルト＞で阪神はヤクルトに敗れ貯金｢ 3｣に逆戻りした。
一時は起死回生となる通算 3度目の兄弟アベック弾を放った。チームは敗れたが、こどもの日につめかけた 4万6185人をシビれさせた。
7回裏阪神無死 1、 2塁、新井貴浩は中越え同点 3点本塁打を放った
アニヤン新井・新井貴浩内野手が値千金の同点弾を放った。 0－ 3で迎えた 7回無死 1、 2塁で打席に入ると、ヤクルト先発八木の 2球目直球を完璧にとらえ、ライナーで中堅バックスクリーンに運び 2号 3ランとなった。同点に追いつく一撃は、ゼロ行進が続いていた重苦しい空気を吹き飛ばした。
｢(藤浪)晋太郎が頑張って粘り強く投げていましたし、結果がホームランになって良かったです｣と話した。
アニヤン新井の 2号 3ランで同点となり、 7回 3失点で降板した先発藤浪は敗戦投手をまぬがれた。
黄金ルーキーの黒星を消した兄はこれで 4戦連続安打。今季、移動日などの時間を見つけては打ち込みを敢行している。証言するのは中村(ＤｅＮＡ)、前田智(広島)らのスラッガーを育てた水谷チーフ打撃コーチだ。｢新井は練習はしない方だったけど、最近はようやっとる｣。厳しい練習を課す名伯楽ですら｢歳なんだからほどほどに｣とブレーキをかけるほどの練習が実を結んできた。
虎の意地を見せた背番号｢25｣は、｢投手陣には助けてもらっている。試合も多いし、こういう日もあるのでまた明日頑張ります｣と前を見据えた。
8回裏、同点 2ランを放った新井良太内野手
マートンのエラーなどで、 2失点。またも突き放されたが、新井弟・新井良太内野手がド迫力の同点アーチを架けた。 2点を失い、再びビハインドの展開になった 8回二死 3塁。ヤクルト 3番手石山の直球をフルスイングすると、二死 3塁から高めに浮いた 142キロの直球を振り抜くと、高々と上がった打球はライナーでバックスクリーン右に突き刺した。 3号 2ランで試合を振り出しに戻した。｢コンパクトにいこうと思いました。いつも通り、センター返しを心がけていました。(スタンドへ)行ったとは思わなかった｣。 7回には兄の貴浩が 3点差を追いつく同点 3ランを放っており、兄弟で驚異的なアベック本塁打を見舞った。
同点弾を放ったアニヤン新井(右)とともにほえる新井良太内野手
2012年 8月12日の広島戦(京セラＤ)以来、 3度目の兄弟アベック弾が、この日のクライマックスだった。
離されても 2度、同点に追いついた。和田監督も｢食らいついたけどなぁ。ここのところなかった反発力というところも出てきた｣と話した。
兄弟でセンター方向に掛けた 2本のアーチ。あきらめない反発力。敗戦の中に一筋の光が見えた。
マット・マートン外野手は 8回一死 2塁、ヤクルト・田中浩の打球を捕り損ね、追加点を許した
マット・マートン外野手は 8回一死 2塁で、田中浩の左前の当たりを後逸。一時勝ち越しを許す痛恨のタイムリーエラーとなった。｢とにかくアウトにしないといけなかった。緩めると得点になってしまうし、チャージしていった結果、ああいう形になってしまった｣。打撃も 9戦ぶりの無安打だった。
先発の藤浪晋太郎投手は甲子園でプロ初失点を喫し、 7回 3失点。負けはつかなかったが…
ドラフト 1位の藤浪晋太郎投手(19＝大阪桐蔭)は本拠地で負けない。高校時代の昨年から、今季の 2勝を含めて高校時代から続けてきた聖地での連続無敗を｢12試合｣に伸ばしたが、納得できなかった。 7回の降板直後の同点劇には、この地に愛される男らしい、不思議な力は感じたが…。先発としてのプライドがあるからこそ、黄金ルーキーは素直に負けを認めた。
この日は粘りながら投げたが、最速 152キロ、 4回までは 1安打だったが、 5回に乱れつかまった。一死 3塁で森岡に直球をとらえられ、先制の右前適時打を許した。その直後には中村に初球のど真ん中のカットボールをすくわれ、左翼席に 2ランを被弾した。｢調子は悪くなかったですし、直球も走っていました｣と、 4回まで燕打線を 1安打に封じ、スイスイと｢ 0｣を並べた。
5回表、中村の左越え 2点本塁打を浴びた藤浪晋太郎投手
落とし穴は、 0－ 0で迎えた 5回。一死 3塁のピンチで、森岡に 149キロの高め直球を右前適時打され、高校時代から続いていた甲子園での連続無失点が｢36イニング｣で途絶えた。唇を噛みマウンドに戻ると、その次の球を 8番・中村に左翼席まで運ばれた。痛恨の 2ランを被弾。｢ 5回の場面で最少失点で粘りきることができませんでした。そこが悔やまれます｣と反省した。
一方で 6、 7回は三者凡退と立て直し、奪三振も自己最多に並ぶ｢ 7｣。｢球威は後半でも落ちない状態になってきた｣と97球に収穫も挙げた。 7回 4安打自己最多タイの 3失点で降板し、敗戦投手になるピンチだったが、 7回にアニヤン新井が同点 3ランを放ったため、勝敗は付かなかったが、春夏連覇した大阪桐蔭高時代を通じ、自身が登板した甲子園で初めてチームが敗れ｢自分に黒星はつかなかったですけど、自分がしっかり投げていれば負けなかったので、自分が負けたも同然です｣と悔やんだ。
2番手・福原忍投手は 8回二死 2塁でミレッジにタイムリーを打たれ、この回 2失点
2度、同点に追いつきながら抑えの久保康友投手、セットアッパーの福原忍投手が崩れヤクルトに競り負けた。久保投手は 3試合連続の失点(自責は 2試合連続)となるなど、 4月は盤石だった救援陣が早くも崩壊の危機を迎えた。
3－ 3の 8回にマウンドに上がった福原投手が 3安打 2失点(自責はゼロ)の結果に唇をかんだ。二死 2塁から浴びた田中の左前打を左翼手・マートンが取り損なう不運も重なったが、｢先頭(中村に右前打)を抑えないといけなかった｣と自身を責めた。
中西投手コーチは｢疲れているというか、結果がよくない。先頭にきっちりといけていない｣と渋い表情。 6日からの巨人 3連(東京Ｄ)でも必勝リレーを託す両右腕に奮起を促した。
5－ 5の 9回二死 2、 3塁で、ヤクルト・三輪に勝ち越しの適時打を浴び、久保康友投手はこの表情
久保投手がヤクルトに勝ち越しを許し、今季 2敗目を喫した。味方打線が 8回裏に 2点差を追いつき、 5－ 5の 9回に登板。先頭の畠山、森岡への四球から二死 2、 3塁のピンチを招き、三輪と対峙した。 2球続けて、内角ギリギリの直球を投げ込み、追い込んだものの、ウイニングショットに苦戦。そして、 6球目だ。懐を攻めた 150キロのストレートがシュート回転した分だけ、真ん中に入り、左前に運ばれた。痛恨の勝ち越しを許すと、さらに上田にも中前適時打を食らい、もう 1点を献上。最速 151キロを計測し、状態は悪くなかっただけに、よもやの 2失点今季 2敗目を喫した。
八木は 2球で 2ストライクと追い込みながらファウル 2球で粘られ、 6球目を左前に運ばれて勝ち越し打にされた。
ビハインドを 2度追いつき、虎優勢の雰囲気だったが…。盤石のリリーフ陣がまさかの“崩壊”。新勝利の方程式の｢Ｋ｣と｢Ｆ｣が打ち込まれ、つかみかけた白星がするりとこぼれ落ちた。
｢完全に自分のミス。粘られ負けしたんで。自分の実力のなさ。チームに申し訳ない｣と敗戦の責任を背負い込んだ。
｢チームに申し訳ない｣久保は気丈に前を向いた。これで 3戦連続失点。悪い流れが続けば、再考の余地も出てくるだけに、ここからが正念場だ。福原も開幕からの連続無失点試合は｢12｣で止まり、再出発。猛虎の勝利に 2人の力は必要不可欠だ。
藤浪は悪くない…。新井兄弟が頑張りながらもエラーがらみでの敗戦では、悪いのはマートンだし、 2番手投手福原と 3番手の久保が勝ち試合寸前のところでぶち壊してしまった。
今日( 6日)からはＧ軍と東京Ｄでの 3連戦が始まる。今回の 2勝 1敗をバネにして頑張り、試合差を縮めて欲しいですね。
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2013.05.05 勝敗表
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