日本が<日本 1- 1オーストラリア>で、 5大会連続 5度目のW杯出場を決めた。
日本代表MF香川真司(23=マンチェスターU)も 5大会連続でのW杯出場決定に安どの様子だった。
日本代表DF吉田麻也(24=サウサンプトン)が、体を張ったディフェンスで最少失点に食い止めた。
日本代表MF本田圭佑(26=CSKAモスクワ)が、崖っぷちの日本を救った。
日本代表DF長友佑都(26=インテルミラノ)が、W杯出場を決め「世界一」への思いを爆発させた。
劇的ドローでW杯出場を決めたアルベルト・ザッケローニ監督(60)は「選手達はよくやった」と興奮気味に話した。記事をまとめてみました。
後半ロスタイム、起死回生の同点PKを決めたMF本田圭佑
日本(FIFAランク30位)は<日本 1- 1オーストラリア>でオーストラリア(同47位)と引き分けた。最終戦を待たずにB組 2位以内が確定し、2014年W杯ブラジル大会の出場権を獲得した。ホームでのW杯切符獲得は初めて。これで日本は 3大会連続の「世界最速予選突破」となった。
試合は両チーム無得点のまま終盤に突入し、後半37分、オーストラリアに先制された。しかし終了間際、MF本田圭佑がPKで同点ゴールを挙げ、引き分けに持ち込んだ。
日本代表は11日のイラク戦(ドーハ)でW杯最終予選を終了し、15日開幕のコンフェデレーションズ杯(ブラジル)に出場する。W杯ブラジル大会は来年 6月12日に開幕する。
最終予選B組のもう 1試合でオマーンがイラクを下したことで、 1試合を残す日本の同組 1位が確定した。ただ、予選の順位は本大会の組み合わせなどには反映されない見通しだ。
W杯の 1次リーグの組み合わせは通常、国際サッカー連盟(FIFA)ランキングに基づいてシードなどを決めた上で抽選される。
相手選手をかわす香川真司
日本代表MF香川真司も 5大会連続でのW杯出場決定に安どの様子だった。
前半19分にはMF本田、岡崎との細かいパス交換からペナルティーエリア内でGKと 1対 1に。右足シュートを放つも惜しくも相手GKに阻まれた。それでも決定的なシーンを演出するなど相手の脅威となった。
「最後ハラハラさせて、(本田)圭佑が決めてくれてほっとしている。もっともっとレベルアップしないと。南アは立つことが出来なかったから、あと 1年W杯のピッチに立てるよう、レベルアップできるようにがんばる」と話していた。
前半、ヘディングでシュートを放ったDF吉田麻也
日本代表DF吉田麻也が、体を張ったディフェンスで最少失点に食い止めた。
後半30分、相手FWケーヒルにクロスが入り、絶体絶命の場面でシュートを打たれたが、体を投げ出して懸命のブロックでしのいだ。
同37分に失点したものの、不安のあったセットプレーからの失点をふせいで見せた。「90分通して、ロングボールはうまく処理できたと思う。失点はしたけど、苦しい時間帯にPKが取れてよかった。まだまだ課題はたくさんあるので次に生かせるように頑張りたい」。W杯出場を決めた吉田は試合後、切れ長の目を細くして、喜びを感じていた。
後半、フリーキックを放ったMF本田圭佑
日本がW杯出場を懸けてオーストラリアに引き分け、 5大会連続 5度目の本大会進出を決めた。後半37分、オーストラリアMFオーに先制ゴールを許し、崖っぷちに追い詰められたが、同ロスタイムに本田がPKを決めて同点で試合終了。
後半、PKを決め喜ぶMF本田圭佑
日本代表MF本田圭佑が、崖っぷちの日本を救った。
1点ビハインドで迎えた後半ロスタイム。 右サイドから低弾道クロスを入れた際に相手MFマケイからハンドの反則を奪ってPKとなった。本田は度胸満点、ド真ん中にPKを蹴り込み、同点ゴール。見事にW杯出場を手繰り寄せた。
「みなさんがプレッシャーをかけてくれるんでね。勝利できなかったのは残念だったけどW杯を決められたのはよかった」。試合後は本田流のジョークで会場を沸かせるなど頼れるエースが大一番で勝負強さを発揮した。
後半、相手タックルをジャンプでかわすDF長友佑都
日本代表DF長友佑都が、W杯出場を決め「世界一」への思いを爆発させた。
「うれしいけど、ぼくら本気でW杯優勝狙ってるんで、通過点だと思う。個人としても成長しないといけない。(本田)圭佑はメンタル強いんで、決めてくれると思っていた。さすがです」。
左膝の負傷から立ち直り、持ち前の豊富な運動量で左サイドから攻撃の起点を作った長友が、完全復活を印象づけた。
胴上げされ喜ぶアルベルト・ザッケローニ監督
勝利こそならなかったが、劇的ドローでW杯出場を決めたアルベルト・ザッケローニ監督は「選手達はよくやった。苦しいときもサポーターの応援は支えになった。うちが主導権を握って、勝ってもおかしくない試合だった。なんとかしようという気持ちが前に出た。W杯出場の宿題を果たせてほっとしている。これからも世界を驚かせるために仕事をしていく」と興奮気味に話した。
ホームでの試合は今までの経験から言って、勝てないと思っていたが引き分けと言う手が残っていた。
引き分けか勝てば次に進めると言う事をすっかり忘れていましたが、進めて良かったと思っています。
次の試合では、また前進して欲しいですね。
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