今週の阪神日曜メーンは、オルフェーヴルの回避により「 4歳 3強決戦」となった宝塚記念(GI、芝2200メートル、23日)が行われる。
日刊競馬取材班のベテラン岡本光男記者は毛づや、張り、成長度に◎をつけたジェンティルドンナ(牝 4、石坂)がイチ押しだ。
関東のエース・フェノーメノ(牡 4、戸田)は、角馬場で入念に体をほぐしてから坂路を 4ハロン68秒 1で駆け上がった。
天皇賞・春2着のトーセンラー(牡 5、藤原英)は坂路でゆったりとキャンターをして、19日の追い切りに備えた。
ゴールドシップ(牡 4、須貝)は、若い芦毛馬らしく、天皇賞・春時からの短時間に白さを増した。
快速シルポート(牡 8、西園)はハード調教でスタミナを強化してきた。記事をまとめてみました。
第54回 宝塚記念出走馬(赤文字は、虎ちゃんが推している馬達です)
今週の阪神日曜メーンは、オルフェーヴルの回避により「 4歳 3強決戦」となった宝塚記念(GI、芝2200メートル、23日)が行われる。
日刊競馬取材班のベテランで、グリーンチャンネルのパドック解説でもお馴染みの岡本光男記者は毛づや、張り、成長度に◎をつけたジェンティルドンナがイチ押しだ。
オルフェーヴルが抜けた結果、宝塚記念の「 3強」はすべて明け 4歳馬となった。 4歳春のサラブレッドは人間の大学生にたとえられる。完成に近づいているとは言え、まだまだ成長を期待できる年代だ。
「 3強」も馬体から、明らかな進化を読み取れる。この宝塚記念が今年国内初戦となるジェンティルドンナは筋肉量が増えて体が大きくなって見えるし、毛づやもかなりいい。ゴールドシップは天皇賞・春からのわずかな期間に白さを増し、全体的にあか抜けしたように感じる。青鹿毛でもともと見栄えしたフェノーメノは体の前後のバランスが良くなった。
首が太くなり胸前に筋肉がついて、昨年よりたくましくなったジェンティルドンナ
これらの変化は、完成期を迎えあまり進歩を期待できない年長馬 ( 5歳以上)に比べると大きなアドバンテージだろう。ただ「 3強」同士の間では、他の2頭に比べてどれだけ伸びしろが大きいかが鍵となる。
その点ではジェンティルドンナが他の 2頭をリードか。オルフェーヴルとの激しいバトルの末に制した昨年のジャパンCで、ジェンティルドンナはフェノーメノ( 5着)に 5馬身以上の差をつけているが、当時以上の馬になった。古馬になっての国内初戦で、どのようなレースを見せるか興味深い。
これはジェンティルドンナなのか…と、GI馬ゼッケンを着けていなければ一瞬分からないぐらい、昨年よりもたくましくなった。首が太くなったし、胸前に筋肉がついて丸みを帯びた。トモも一回り大きくなっている。 2週前の時点では腹部に余裕を感じたが、それも順調に絞れている。パワーアップした可能性は高い。毛づやは体調を表すと言われるが、今は鹿毛とは思えないほどピカピカだ。
関東のエース・フェノーメノは、角馬場で入念に体をほぐしてから坂路を 4ハロン68秒 1で駆け上がった。青鹿毛の馬体は黒光りして、絶好の気配が伝わってくる。
戸田師も「 1週前追い切りの後も特に変わりなく、順調にきている」と状態の良さをアピールする。先週末の関西地方は気温が30度を上回り、既に真夏といったムード。
「真っ黒の馬だから暑さは気になるけど、馬自身は何の問題もない。人が気にしているだけ」。天皇賞・春に続くGI連覇へ、今のところ不安材料は見当たらない。
前後のバランスが良くなったフェノーメノ
もともと黒い馬は見栄えがするものだが、フェノーメノは、昨年より格好良くなった。 3歳時は胸前に比べトモが小さく見えたし、脾腹(ひばら=脇腹)がややさびしかったが、天皇賞・春時はあきらかにトモがボリュームアップ。前後のバランスが良くなった。今回は天皇賞時より、胸前が大きくなったようだ。ステイゴールドの子らしい、目つきの鋭さも相変わらずだ。
天皇賞・春2着のトーセンラーは坂路でゆったりとキャンターをして、19日の追い切りに備えた。
「前走のダメージはなかったよ。菊花賞( 3着)の時の帰りは馬運車でフラフラして大変だったけど、今回は普通だった。丈夫になったんやろうね」と片桐助手は成長をアピール。「メンバーは強い」と話すが、今回も堅実な走りを披露できそうだ。
坂路で調整するトーセンラー
3強に割って入りたいのがトーセンラーだ。天皇賞・春は 2着に健闘するも「最後はヘロヘロだった。距離は3200メートルより2200メートルの方がいい」と片桐助手。前走後は山元トレセンでリフレッシュされ、週末にはCウッドで上々の動きを見せた。「動きは良かったし、変わらず順調ですよ。雨が降ったらそこら辺にいないと思う」と、良馬場でのレースを願っていた。
体脂肪率が落ち素軽さが増したゴールドシップ
ゴールドシップは、若い芦毛馬らしく、天皇賞・春時からの短時間に白さを増した。首の下部や腹袋などにあった黒い部分が消えている。季節のせいもあるだろうが、皮膚が薄くなったようにも見え、体のあちこちに細かい血管が浮き出て見える。体脂肪率が落ちているのだろう。その分、素軽さを増したように感じる。芦毛馬とすれば毛づやも良く、体調面に陰りはない。
快速シルポートはハード調教でスタミナを強化してきた。連日、坂路 2本のメニューを消化。松尾助手は「だいぶ攻めている。 2本目は引っ張りきりで上がってくるようになった。よく食べて元気いっぱい。馬っ気も出してるし、まだ若い」と体調の良さに期待する。全休日も黙々とカイバを食べていた。単騎逃げでどこまで粘れるか、成果の見せどころだ。
今回は第54回 宝塚記念に目を向けてみましたが、どの記事を見ても虎ちゃんが推している馬達に関係する記事がかなり出ていた。
これで取れなかったら競馬は止めても良い…と言える様な状態だろう。
枠順は、金曜日の午前中に決まり前々日発売がスタートする。今回は、お金をあまり掛けずに勝負したいと思っています。
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宝塚記念・黒光り関東のエース・フェノーメノ絶好の気配!丈夫になったトーセンラー成長アピール!
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