女優の忽那汐里(20)が始球式を行った。素早く、きれいな投球フォームから、スピードボールをショートバウンド投球。
阪神が連日 3番に入る西岡剛内野手(29)の犠牲フライで先制した。先頭の上本が四球を選び、菅野のけん制暴投で 3塁へ進んだ。
16戦連続安打としたマット・マートン外野手(31)だが、“幻の本塁打”であわや退場に…。
和田豊監督(51)が｢神様｣を送り出した。 8点を追う 9回一死 1、 3塁で、前日 7日に今季限りで引退表明した桧山進次郎外野手(44)を代打起用。神様の一打がチームに喝を入れた。今季限りでの現役引退を表明した桧山が存在感を示す適時打を放った。
8日に出場選手登録された今季Ｇ戦 3勝の榎田大樹投手(27)が、“魔の 6回”につかまった。
松田遼馬投手(19)が 6回無死 1、 2塁でマウンドに上がると、巨人打線につかまった。
松田遼馬投手が、 9日に出場選手登録を抹消されることが決まった。松田は高卒 2年目の今季、 7月に初昇格し、21試合で 0勝 1敗、防御率2.91。代わりに玉置隆投手(26)が昇格する見通しだ。
今季限りでの引退を表明している桧山進次郎外野手が、 8日の試合前練習中に巨人ナインにあいさつした。
阪神が巨人の猛攻を受けていた 6回。左翼スタンドでは、乱闘騒ぎが起きていた。大敗に虎党のイライラも爆発したようだ。記事をまとめてみました。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2013.09.08 試合結果]()
阪神は先発の榎田が 3回まで完全投球。 1回の攻撃では失策も絡み、西岡の犠飛で無安打ながら 1点を先制した。
巨人は 6回、松本哲の 2点 2塁打で逆転すると、高橋由と寺内の 2者連続本塁打、長野の本塁打など12人の猛攻で 9点を奪った。
巨人先発の菅野は、 7回を 5安打 1失点に抑えて＜阪神 9－ 6巨人＞で12勝目。巨人は阪神戦の今季勝ち越しを決め、マジックを｢12｣とした。
6回に 9失点。阪神和田豊監督のコメント。
｢記録に出ないミスというか、やるべきことができなくて大量失点になった｣。
2年連続の巨人戦負け越しが決まった。
｢その日の全力を尽くす。このままではいけないという危機感は常に持っています｣。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-始球式をつとめた忽那汐里]()
始球式をつとめた忽那汐里
女優の忽那汐里が始球式を行った。素早く、きれいな投球フォームから、スピードボールをショートバウンド投球。
｢直前になって、意外と緊張しました。何球かは練習しましたけど、ちゃんと投げられていましたか？｣と照れ笑い。超満員の伝統の一戦でマウンドに上がり｢たまにテレビで見る雰囲気とは違っていて、(ファンの)皆さんの熱意が伝わってきました｣と笑顔だった。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-先制となる左犠飛を放った西岡剛内野手]()
1回裏阪神一死 3塁、先制となる左犠飛を放った西岡剛内野手
阪神が連日 3番に入る西岡剛内野手の犠牲フライで先制した。先頭の上本が四球を選び、菅野のけん制暴投で 3塁へ進んだ。
一死 3塁から、西岡は直球に逆らわず左方向へ。大きな飛球となり、上本が悠々と生還した。
西岡は｢昨日はチャンスで打てなかったので、なんとしてでもランナーを返したかった。上本がつくってくれたチャンスをものにできてよかったです｣と振り返った。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-激高する嶋田 1塁塁審を必死で止める和田監督]()
9回、マット・マートン外野手に激高する嶋田 1塁塁審を必死で止める和田監督
16戦連続安打としたマット・マートン外野手だが、“幻の本塁打”であわや退場に…。 8点を追う 9回無死 1塁、右翼ポール直撃かと思われる一打を放ったが判定はファウル。｢自分でもわからなかった。ベンチが『本塁打の可能性がある』というから、ビデオ判定ができるんじゃないかと思ったんだ｣。フェアかファウルかのビデオ判定は出来ないため一度ベンチへ下がった和田監督が再び、本塁打かどうかの判定を要求も、その間にＭ砲が 2本指で両目を差すポーズ。嶋田 1塁塁審が｢不満そうな何かをやっていた｣と侮辱行為として激高し、指揮官が必死に止める騒動となった。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-桧山進次郎外野手とタッチをかわす和田豊監督]()
9回裏阪神、適時打を放った代打・桧山進次郎外野手(左)とタッチをかわす和田豊監督
和田豊監督が｢神様｣を送り出した。 8点を追う 9回一死 1、 3塁で、前日 7日に今季限りで引退表明した桧山進次郎外野手を代打起用。期待通りに中前へ適時打を放つと、その後つながった打線はこの回だけで 5点を奪った。
｢ベンチにいるからには戦力として考えているし、ああいう場面がこれからもあると思う。打席に入ったところなどを、他の選手はしっかりと目に焼き付けてほしい｣。いまだに信頼感は絶大だった。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-ヘルメットをとって応える桧山進次郎外野手]()
9回裏、代打で中前適時打を放ちファンの歓声にヘルメットをとって応える桧山進次郎外野手
神様の一打がチームに喝を入れた。今季限りでの現役引退を表明した桧山が存在感を示す適時打を放った。
阪神は首位巨人に敗れ、宿敵に 2年連続の負け越し。ゲーム差も10と広がったが、 8点を追う 9回一死 1、 3塁で起用された。｢代打桧山｣がコールされると甲子園が沸きに沸いた。 7日に西宮市内のホテルで引退を明かしてから初めての打席だ。カウント 2ボール 1ストライクからの 4球目。一岡の投げた外角高め 146キロ直球を中前にはじき返した。
前日 7日に今季限りでの引退を表明した桧山進次郎外野手の適時打を皮切りに 5点を返した。 4カード連続負け越しと失速が止まらない虎だが、桧山のバットが、ナインの意地と執念を呼び起こしたと信じたい。
｢いつも以上に特別な雰囲気だった。ファンの声援に応えられてうれしい。みんなもベンチから出迎えてくれた｣。代打で通算 157安打目、 108打点目をマーク。いずれもセ・リーグ 2位の記録だ。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-適時打を放った桧山進次郎外野手]()
9回、引退表明後の初打席で、適時打を放った桧山進次郎外野手
絶対あきらめず、ひと振りに懸ける－。歩んできた野球人生そのものだった。前日 7日に今季限りの引退を表明した桧山が、大敗の試合に｢もしや…｣の空気を運んだ。巨人に見舞った“表明後初”の快音は、尻すぼみ一途の虎へ向けられた、無言の喝に映った。
｢いつもより特別な雰囲気があった。それに応えられてうれしい。試合には負けたが、みんながつないでくれて、出番が回ってきた。デビュー戦も甲子園の巨人戦(1992年 5月30日)。そういう思いもあった｣
1－ 9と絶望的な点差で迎えた 9回一死 1、 3塁。｢真っすぐ 1本｣。22年のプロ経験が凝縮された狙い打ちで一岡から中前適時打を放った。
｢打線に点火？ それはどうやろ。点差が点差やったからね…｣と“神様”は言うが、その後、打線は二死から 4連打で 4点。反発心を見せた。
無抵抗で終われば、目もあてられない散々な試合だった。 1－ 0の 6回に 3被弾を含む 9失点。投手へ四球や、バント処理の連係ミス…。和田監督は、｢記録に出ないミスというか、やるべきことができなかった｣と嘆くしかなかった。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-先発の榎田大樹投手]()
阪神・先発の榎田大樹投手
8日に出場選手登録された今季Ｇ戦 3勝の榎田大樹投手が、“魔の 6回”につかまった。先頭の菅野に 2ストライクから四球。長野と松本に連続 2塁打を浴びて逆転を許した。｢先頭の投手への四球がすべて。振ってきていたので、大事に行きすぎました｣。 5回まで 1安打投球が一転、 5回 0/3 4失点ＫＯ。 8敗目( 4勝)を喫し、ＣＳにも不安を残す“Ｇキラー”の炎上となった。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-中越え本塁打を浴びた松田遼馬投手]()
6回表巨人二死 2塁、長野(左)に中越え 2点本塁打を浴びた松田遼馬投手
松田遼馬投手が巨人打線につかまった。 6回、同点に追いつかれなおも無死 1、 2塁でマウンドに上がると、村田のバントが内野安打になり満塁とされ、坂本には犠飛で勝ち越しを許した。
さらに、代打高橋、寺内、長野にプロ初の 1試合 3被弾。 2アウトしか取れず、降板した。松田は｢とにかくしっかり抑えたかった。抜けて、甘いところにいくボールが多かった｣と悔しそうに話した。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-途中で降板した松田遼馬投手]()
6回途中で降板した松田遼馬投手
松田遼馬投手が、 9日に出場選手登録を抹消されることが決まった。 8日の巨人戦(甲子園)は 1点ビハインドの 6回無死 1、 2塁から登板し、高橋由、寺内、長野に一発を浴びるなど、2/3回を 5安打 5失点。｢抜けて甘い球が多かった｣と猛省していた。
蓄積疲労などを考慮された模様で、中西投手コーチは｢前向きな抹消。 2カ月、よくやってくれた。(シーズン)後半、必要な選手｣と説明した。松田は高卒 2年目の今季、 7月に初昇格し、21試合で 0勝 1敗、防御率2.91。代わりに玉置隆投手が昇格する見通しだ。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-観衆の声援に手を振って応える桧山進次郎外野手]()
試合前のシートノック中、観衆の声援に手を振って応える桧山進次郎外野手
今季限りでの引退を表明している桧山進次郎外野手が、 8日の試合前練習中に巨人ナインにあいさつした。
すでに練習を終えていた桧山は、巨人の練習開始に合わせ室内練習場を訪れ、巨人の高橋由伸外野手(38)らにあいさつし、笑顔を見せていた。
また、直接監督室を訪れ巨人原辰徳監督(55)にもあいさつ。｢なつかしいな。振り返ったら、よくやられたよ。まだ残り試合があるから頑張ろう｣などとねぎらわれたという。
阪神が巨人の猛攻を受けていた 6回。左翼スタンドでは、乱闘騒ぎが起きていた。現場はビジター席と阪神ファンの陣取る席の境目。近くで見ていた男性によると、巨人ファンの男性が手すりに上り、大声で何かを叫んだことに阪神ファンの男性が激怒。詰め寄って、巨人ファンの男性につかみかかり、手すりから下ろしたという。両チームのファンが集まる事態に、警官や警備員も出動。幸い大きなけが人は出なかったというが、大敗に虎党のイライラも爆発したようだ。
榎田が火だるまに…。さらに、リョウマ死す…。復活は、シーズン中に実際に有るのだろうか…
打者が頑張っても誤審が有ったらどうしようもないし、とにかく審判員を味方に付けるように努力する方が先ではないだろうか。
明日からの試合には、ファンと一丸となって頑張って行って欲しい。
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2013.09.08 勝敗表]()
2013.09.08 勝敗表
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-日程と結果]()
阪神戦を見るなら｢虎テレ TORATELE｣だ！交流戦全24試合放送します！
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス｢虎テレ｣において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス｢パ・リーグTV｣との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる｢ライブ中継｣や、見たいシーンを検索することができる｢シーン検索｣、ファンのみなさんの感情が反映される｢熱狂メーター!!｣など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です！！
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虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
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ニッポン放送では、夕方 5時30分からの｢ショウアップスポーツ｣の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
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阪神が連日 3番に入る西岡剛内野手(29)の犠牲フライで先制した。先頭の上本が四球を選び、菅野のけん制暴投で 3塁へ進んだ。
16戦連続安打としたマット・マートン外野手(31)だが、“幻の本塁打”であわや退場に…。
和田豊監督(51)が｢神様｣を送り出した。 8点を追う 9回一死 1、 3塁で、前日 7日に今季限りで引退表明した桧山進次郎外野手(44)を代打起用。神様の一打がチームに喝を入れた。今季限りでの現役引退を表明した桧山が存在感を示す適時打を放った。
8日に出場選手登録された今季Ｇ戦 3勝の榎田大樹投手(27)が、“魔の 6回”につかまった。
松田遼馬投手(19)が 6回無死 1、 2塁でマウンドに上がると、巨人打線につかまった。
松田遼馬投手が、 9日に出場選手登録を抹消されることが決まった。松田は高卒 2年目の今季、 7月に初昇格し、21試合で 0勝 1敗、防御率2.91。代わりに玉置隆投手(26)が昇格する見通しだ。
今季限りでの引退を表明している桧山進次郎外野手が、 8日の試合前練習中に巨人ナインにあいさつした。
阪神が巨人の猛攻を受けていた 6回。左翼スタンドでは、乱闘騒ぎが起きていた。大敗に虎党のイライラも爆発したようだ。記事をまとめてみました。
阪神は先発の榎田が 3回まで完全投球。 1回の攻撃では失策も絡み、西岡の犠飛で無安打ながら 1点を先制した。
巨人は 6回、松本哲の 2点 2塁打で逆転すると、高橋由と寺内の 2者連続本塁打、長野の本塁打など12人の猛攻で 9点を奪った。
巨人先発の菅野は、 7回を 5安打 1失点に抑えて＜阪神 9－ 6巨人＞で12勝目。巨人は阪神戦の今季勝ち越しを決め、マジックを｢12｣とした。
6回に 9失点。阪神和田豊監督のコメント。
｢記録に出ないミスというか、やるべきことができなくて大量失点になった｣。
2年連続の巨人戦負け越しが決まった。
｢その日の全力を尽くす。このままではいけないという危機感は常に持っています｣。
始球式をつとめた忽那汐里
女優の忽那汐里が始球式を行った。素早く、きれいな投球フォームから、スピードボールをショートバウンド投球。
｢直前になって、意外と緊張しました。何球かは練習しましたけど、ちゃんと投げられていましたか？｣と照れ笑い。超満員の伝統の一戦でマウンドに上がり｢たまにテレビで見る雰囲気とは違っていて、(ファンの)皆さんの熱意が伝わってきました｣と笑顔だった。
1回裏阪神一死 3塁、先制となる左犠飛を放った西岡剛内野手
阪神が連日 3番に入る西岡剛内野手の犠牲フライで先制した。先頭の上本が四球を選び、菅野のけん制暴投で 3塁へ進んだ。
一死 3塁から、西岡は直球に逆らわず左方向へ。大きな飛球となり、上本が悠々と生還した。
西岡は｢昨日はチャンスで打てなかったので、なんとしてでもランナーを返したかった。上本がつくってくれたチャンスをものにできてよかったです｣と振り返った。
9回、マット・マートン外野手に激高する嶋田 1塁塁審を必死で止める和田監督
16戦連続安打としたマット・マートン外野手だが、“幻の本塁打”であわや退場に…。 8点を追う 9回無死 1塁、右翼ポール直撃かと思われる一打を放ったが判定はファウル。｢自分でもわからなかった。ベンチが『本塁打の可能性がある』というから、ビデオ判定ができるんじゃないかと思ったんだ｣。フェアかファウルかのビデオ判定は出来ないため一度ベンチへ下がった和田監督が再び、本塁打かどうかの判定を要求も、その間にＭ砲が 2本指で両目を差すポーズ。嶋田 1塁塁審が｢不満そうな何かをやっていた｣と侮辱行為として激高し、指揮官が必死に止める騒動となった。
9回裏阪神、適時打を放った代打・桧山進次郎外野手(左)とタッチをかわす和田豊監督
和田豊監督が｢神様｣を送り出した。 8点を追う 9回一死 1、 3塁で、前日 7日に今季限りで引退表明した桧山進次郎外野手を代打起用。期待通りに中前へ適時打を放つと、その後つながった打線はこの回だけで 5点を奪った。
｢ベンチにいるからには戦力として考えているし、ああいう場面がこれからもあると思う。打席に入ったところなどを、他の選手はしっかりと目に焼き付けてほしい｣。いまだに信頼感は絶大だった。
9回裏、代打で中前適時打を放ちファンの歓声にヘルメットをとって応える桧山進次郎外野手
神様の一打がチームに喝を入れた。今季限りでの現役引退を表明した桧山が存在感を示す適時打を放った。
阪神は首位巨人に敗れ、宿敵に 2年連続の負け越し。ゲーム差も10と広がったが、 8点を追う 9回一死 1、 3塁で起用された。｢代打桧山｣がコールされると甲子園が沸きに沸いた。 7日に西宮市内のホテルで引退を明かしてから初めての打席だ。カウント 2ボール 1ストライクからの 4球目。一岡の投げた外角高め 146キロ直球を中前にはじき返した。
前日 7日に今季限りでの引退を表明した桧山進次郎外野手の適時打を皮切りに 5点を返した。 4カード連続負け越しと失速が止まらない虎だが、桧山のバットが、ナインの意地と執念を呼び起こしたと信じたい。
｢いつも以上に特別な雰囲気だった。ファンの声援に応えられてうれしい。みんなもベンチから出迎えてくれた｣。代打で通算 157安打目、 108打点目をマーク。いずれもセ・リーグ 2位の記録だ。
9回、引退表明後の初打席で、適時打を放った桧山進次郎外野手
絶対あきらめず、ひと振りに懸ける－。歩んできた野球人生そのものだった。前日 7日に今季限りの引退を表明した桧山が、大敗の試合に｢もしや…｣の空気を運んだ。巨人に見舞った“表明後初”の快音は、尻すぼみ一途の虎へ向けられた、無言の喝に映った。
｢いつもより特別な雰囲気があった。それに応えられてうれしい。試合には負けたが、みんながつないでくれて、出番が回ってきた。デビュー戦も甲子園の巨人戦(1992年 5月30日)。そういう思いもあった｣
1－ 9と絶望的な点差で迎えた 9回一死 1、 3塁。｢真っすぐ 1本｣。22年のプロ経験が凝縮された狙い打ちで一岡から中前適時打を放った。
｢打線に点火？ それはどうやろ。点差が点差やったからね…｣と“神様”は言うが、その後、打線は二死から 4連打で 4点。反発心を見せた。
無抵抗で終われば、目もあてられない散々な試合だった。 1－ 0の 6回に 3被弾を含む 9失点。投手へ四球や、バント処理の連係ミス…。和田監督は、｢記録に出ないミスというか、やるべきことができなかった｣と嘆くしかなかった。
阪神・先発の榎田大樹投手
8日に出場選手登録された今季Ｇ戦 3勝の榎田大樹投手が、“魔の 6回”につかまった。先頭の菅野に 2ストライクから四球。長野と松本に連続 2塁打を浴びて逆転を許した。｢先頭の投手への四球がすべて。振ってきていたので、大事に行きすぎました｣。 5回まで 1安打投球が一転、 5回 0/3 4失点ＫＯ。 8敗目( 4勝)を喫し、ＣＳにも不安を残す“Ｇキラー”の炎上となった。
6回表巨人二死 2塁、長野(左)に中越え 2点本塁打を浴びた松田遼馬投手
松田遼馬投手が巨人打線につかまった。 6回、同点に追いつかれなおも無死 1、 2塁でマウンドに上がると、村田のバントが内野安打になり満塁とされ、坂本には犠飛で勝ち越しを許した。
さらに、代打高橋、寺内、長野にプロ初の 1試合 3被弾。 2アウトしか取れず、降板した。松田は｢とにかくしっかり抑えたかった。抜けて、甘いところにいくボールが多かった｣と悔しそうに話した。
6回途中で降板した松田遼馬投手
松田遼馬投手が、 9日に出場選手登録を抹消されることが決まった。 8日の巨人戦(甲子園)は 1点ビハインドの 6回無死 1、 2塁から登板し、高橋由、寺内、長野に一発を浴びるなど、2/3回を 5安打 5失点。｢抜けて甘い球が多かった｣と猛省していた。
蓄積疲労などを考慮された模様で、中西投手コーチは｢前向きな抹消。 2カ月、よくやってくれた。(シーズン)後半、必要な選手｣と説明した。松田は高卒 2年目の今季、 7月に初昇格し、21試合で 0勝 1敗、防御率2.91。代わりに玉置隆投手が昇格する見通しだ。
試合前のシートノック中、観衆の声援に手を振って応える桧山進次郎外野手
今季限りでの引退を表明している桧山進次郎外野手が、 8日の試合前練習中に巨人ナインにあいさつした。
すでに練習を終えていた桧山は、巨人の練習開始に合わせ室内練習場を訪れ、巨人の高橋由伸外野手(38)らにあいさつし、笑顔を見せていた。
また、直接監督室を訪れ巨人原辰徳監督(55)にもあいさつ。｢なつかしいな。振り返ったら、よくやられたよ。まだ残り試合があるから頑張ろう｣などとねぎらわれたという。
阪神が巨人の猛攻を受けていた 6回。左翼スタンドでは、乱闘騒ぎが起きていた。現場はビジター席と阪神ファンの陣取る席の境目。近くで見ていた男性によると、巨人ファンの男性が手すりに上り、大声で何かを叫んだことに阪神ファンの男性が激怒。詰め寄って、巨人ファンの男性につかみかかり、手すりから下ろしたという。両チームのファンが集まる事態に、警官や警備員も出動。幸い大きなけが人は出なかったというが、大敗に虎党のイライラも爆発したようだ。
榎田が火だるまに…。さらに、リョウマ死す…。復活は、シーズン中に実際に有るのだろうか…
打者が頑張っても誤審が有ったらどうしようもないし、とにかく審判員を味方に付けるように努力する方が先ではないだろうか。
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2013.09.08 勝敗表
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