グラチャンバレー・木村沙織、秘策あり！守備より攻撃を重視！サトウ監督｢すべての試合で勝利を｣

　女子バレーボールに秘策あり！　12日に開幕するバレーボールの国際大会、ワールドグランドチャンピオンズカップに出場する日本女子代表が 5日、都内で会見を行った。
　右肩を痛めて出遅れていた迫田さおり(25＝東レ・アローズ)は今大会で、ロンドン五輪後の新チーム発足後初となる試合出場が濃厚だ。
　若返りを図った日本のけん引役の１人としてロンドン五輪代表のセッター中道瞳(28＝東レ・アローズ)が復帰した。
　 4年に 1度日本で開催されるバレーボールの国際大会、ワールドグランドチャンピオンズカップ女子大会の開幕前日の11日、日本の真鍋政義監督(50)は名古屋市内での記者会見後に、センターを従来の 2人から 1人減らし、アタッカーを増やす新戦術で臨むことを明かした。
　エースで主将の木村沙織(27＝トルコリーグ・ガラタサライ)は｢今まで見たこともやったこともない戦略で、びっくりした。まだ完璧ではないけど、大会までに仕上げたい｣と話していた。
　大会は 4年に 1度開催され、女子は日本、タイ、ロシア、米国、ブラジル、ドミニカ共和国の 6チームが総当たりで争う。
　ワールドグランドチャンピオンズカップに出場する男子の日本代表が10日、東京都内で記者会見し、ゲーリー・サトウ監督(58)は強豪が集まる大会に意気込んだ。
　主将の山村宏太(33＝サントリー)は、｢危機感を持って挑む。勝ちたいという気持ちは強く持っている｣と語った。記事をまとめてみました。


　グランドチャンピオンズカップに出場する日本女子代表

　女子バレーボールに秘策あり！　バレーボールの国際大会、ワールドグランドチャンピオンズカップに出場する日本女子代表が 5日、都内で会見を行った。真鍋監督は｢身長が低い日本は他の国と同じことをやっていても勝てない。どこもやっていないことに挑戦したい｣と話し、 2年前から考えてきた戦術新しいフォーメーションを導入する意向を示した。選手には 9月下旬に練習を始め、練習のミニゲームでは形になっている。10月上旬に行われた北海道合宿中、真鍋監督から｢固定概念をなくせ｣と伝えられた。エースで主将の木村沙織は｢今まで見たこともやったこともない戦略で、びっくりした。まだ完璧ではないけど、大会までに仕上げたい｣と話していた。
　五輪後に肩を故障し、右肩を痛めて一時は腕を上げられないほどだったという。出遅れていた迫田さおりは「初めてといえるくらいのけがで戸惑いが大きかった」と明かした。それでも地道なリハビリと練習で困難を乗り越え「前よりスパイクを強く打てるようになった実感がある」と力を込めた。今大会で、ロンドン五輪後の新チーム発足後初となる試合出場が濃厚だ。


　グランドチャンピオンズカップに出場する日本女子代表。木村沙織(後列左から 2人目)を軸に新戦術で挑む

　｢世界一になるために一本でも多く得点を決めたい。みなさんの記憶に残る一本を打ちたい｣と気合に満ちた表情で話した。
　五輪後に肩を故障し、一時は腕を上げられないほどだったという。｢初めてといえるくらいのけがで戸惑いが大きかった｣と明かした。それでも地道なリハビリと練習で困難を乗り越え｢前よりスパイクを強く打てるようになった実感がある｣と力を込めた。
　若返りを図った日本のけん引役の１人としてロンドン五輪代表のセッター中道瞳が復帰した。
　｢合流してから短いが、アタッカーとのコミュニケーションは今まで以上に取ってきている｣と落ち着いた表情で話した。
　正セッターだった竹下が引退した穴埋めが急務の中、真鍋監督は｢中道はチームにとって必要｣と全幅の信頼を寄せる。両足のアキレスけんの痛みを克服して代表に戻ってきた28歳の司令塔は｢一本一本心を込めてトスを上げ、世界一を目指して頑張りたい｣口元を引き締めた。


　抱負を述べる女子日本代表の真鍋政義監督

　12日に開幕するバレーボールの国際大会、ワールドグランドチャンピオンズカップに出場する女子の日本代表が 5日、東京都内で記者会見。
　真鍋政義監督は｢身長が低い日本は他の国と同じことをやっていても勝てない。今までどこもやっていないことに挑戦したい｣と従来にない戦術を試す考えを示した。新しいフォーメーションを導入すると見られる。
　昨年のロンドン五輪で銅メダルを獲得後、主将となったエースの木村沙織は｢ことしの集大成となる大会。選手、スタッフ一丸となって表彰台を目指す｣と意気込んだ。
　大会は 4年に 1度開催され、女子は日本、タイ、ロシア、米国、ブラジル、ドミニカ共和国の 6チームが総当たりで争う。
　名古屋市のガイシプラザで女子大会が始まる。世界ランキング 3位の日本、初戦は前回 4位の日本は初戦で欧州選手権覇者のロシアと対戦する。15日からの 3試合は東京体育館で行う。


　意気込みを語る日本の真鍋政義監督

　 4年に 1度日本で開催されるバレーボールの国際大会、ワールドグランドチャンピオンズカップ女子大会の開幕前日の11日、日本の真鍋政義監督は名古屋市内での記者会見後に、センターを従来の 2人から 1人減らし、アタッカーを増やす新戦術で臨むことを明かした。
　ブロックなど守備面より攻撃を重視する。これまでにない構成に同監督は｢世界のミドルプレーヤー(センター)と比べて日本には点を取れる選手が少ない。点を取れる選手を入れる。新しいことをやらないと 3年後の五輪で勝てない｣と説明した。
　大会は開催国の日本にロンドン五輪金のブラジル、同五輪銀の米国、欧州選手権優勝のロシア、タイの各大陸王者に主催者推薦のドミニカ共和国が加わった６チームの総当たりで争われる。前回 4位で世界ランキング 3位の日本は、12日の初戦で世界ランク 6位のロシアと対戦する。
　男子大会は19日から京都、東京で開催される。


▽真鍋政義監督：
　兵庫県姫路市出身、1963年　8月21日生(50歳)、身長 188cm。体重87kg。
　2008年12月、全日本女子代表チームの監督に内定(18人の応募者の中から、達川実との 2人に絞られ、プレミアリーグ監督会の推薦を受けた眞鍋が選ばれた)。少年時代は野球選手に憧れ、姫路市立白鷺中学校入学時には野球部に入ろうと考えたが、担任教師の勧めでバレーボールを始める。
▽迫田さおり：
　鹿児島県鹿児島市出身、1987年12月18日生(25歳)、ニックネームはリオ
　実姉がバレーボールをしていた影響で、鹿児島市立谷山小学校 3年次からバレーボールを始める。厳しい中学時代を経て、県立鹿児島西高校へ進学する。中学、高校では、センターエースとして活躍。
▽中道瞳：
　京都府城陽市出身、1985年 9月18日生(28歳)、ニックネームはミチ
　母がソフトボール選手というスポーツ一家で三姉妹の末妹として生まれる。
　友達に誘われて小学校2年生よりバレーボールを始め、小学 5年次からセッターに転向。 6年次には｢ライオンカップ｣(現ファミリーマートカップ全国小学生大会)で 3位入賞に貢献。
▽木村沙織：
　埼玉県八潮市出身、1986年 8月19日生(27歳)、ニックネームはサオリ，サオリン
　父親の仕事の都合で大阪、東京と転々とした後、東京都あきる野市の多西小学校に通う。バレーボールをしていた両親(特に母親)の影響を受け、小学校 2年生の時に秋川JVCに入団し、バレーボールを始める。秋川JVCは守備練習中心のチームで、この頃レシーブ練習を数多くこなした事が、現在のレシーブ力に生かされていると本人は言っている。

　バレーボールの国際大会、ワールドグランドチャンピオンズカップに出場する男子の日本代表が10日、東京都内で記者会見し、ゲーリー・サトウ監督は｢すべての試合で勝利を目指す。世界のトップチームに挑戦したい｣と強豪が集まる大会に意気込んだ。
　今季は、来年の世界選手権の出場権を逃すなど低迷した。主将の山村は｢危機感を持って挑む。勝ちたいという気持ちは強く持っている｣と語った。
　大会は女子に続いて19日に始まり、世界ランキング上位 4傑のブラジル、ロシア、イタリア、米国と12位のイラン、17位の日本が総当たりで争う。

▽ゲーリー・サトウ監督：
　アメリカ合衆国カリフォルニア州出身、1955年 1月 2日(58歳)、日系人であるが、日本語を喋ることは出来ない。男女を通じ、全日本バレーでは初の外国人監督となった。
　日系アメリカ人のバレーボール指導者。全日本男子バレーボールチームの監督。
　曽祖父が仙台出身の日系 4世。カリフォルニア州 で、 6人兄弟の長男として生まれる。妹のリアン・サトウと弟のエリック・サトウは共に、元・バレーボールアメリカ合衆国代表選手(五輪メダリスト)。
　ゲーリー自身は現役時代レシーバーなどで活躍し、全米大学選抜にも選ばれたことがあるという。その後、指導者に転身してバレーボールアメリカ合衆国男子代表などのコーチを務めた。
▽山村宏太：
　東京都東村山市出身、1980年10月20日生(33歳)、ニックネームはヤマコフ。キャッチコピーは『ヤマコフ 205』。元々は齋藤信治の｢ノブコフ 205｣からもじったものである。現役Vリーグ選手最長身である。
　日本人選手としては数少ない身長2mを越えるプレーヤーで、アタッカー、ブロッカーとして活躍している。

　かつては、東京オリンピック(1964年)で女子が｢回転レシーブ｣を編みだし世界一に。今度の女子では、それに引けを取らない新しい作戦で試合に臨むという。新しい作戦で、世界の壁を打ち破れ！
　そうして、ミュンヘンオリンピック(1972年)では男子が｢一人時間差｣｢二段攻撃｣｢フライングレシーブ(今は呼び方が変わっているかも)｣｢Ｂクイック｣｢ダブルＢクイック｣などの現在誰でもが試合で行っている作戦を初めて行い、世界一になった。
　男子は、ミュンヘンの時の選手で、大雪の日に｢電車止まっている所は歩き、動いている所は電車に乗って、神奈川県大雄山駅の近くに有る会社の寮からやってきた｣と言う根性の有る選手の様に思い切って行って欲しいですね。そうして、望むところは、女子と同じ世界一だろう。それしか無い。
　ガンバレ！日本！チャチャチャ！世界一へ！
















人気ブログランキングへ

にほんブログ村