バレーボールのワールドグランドチャンピオンズカップ女子大会第 1日は12日、名古屋・日本ガイシプラザで行われ、昨年のロンドン五輪銅メダルで世界ランキング 3位の日本は、 同 6位の欧州王者のロシアに 3- 1で開幕戦に勝利し、この試合がお披露目となった新戦法「MB1(エムビーワン)」が効果的に機能。白星好発進した。
第 3セットは主将のエース・木村沙織(27=ガラタサライ)のブロックポイントや、チーム最多の22点を挙げる活躍を見せた石井優希(22=久光製薬)の活躍などで25-16と圧倒。第 4セットでは 4連続失点などでリードを許したが、大竹里歩(19=デンソー)、中道瞳(28=東レ)らのサーブが決まり、試合の流れをつかんだ。最後は迫田さおり(25=東レ)のブロックが決まり26-24で連取。
真鍋政義監督(50)が考案の新戦法が上々の効果を発揮。有効的だった。
ロンドン五輪金メダルのブラジルが 3- 0で銀メダルの米国を破った。ドミニカ共和国はタイにストレート勝ちした。大会は 4年に 1度開催され 6チームが総当たりで争う。記事をまとめてみました。
バレーボールのワールドグランドチャンピオンズカップ女子大会第 1日は12日、名古屋・日本ガイシプラザで行われ、昨年のロンドン五輪銅メダルで世界ランキング 3位の日本は、 同 6位の欧州王者のロシアに 3- 1で開幕戦に勝利し、白星好発進した。
第 1セットは25-20で先取し、いい流れを作った。第 2セットは 4連続失点などで 5点差をつけられて追い込まれたが、24―24の同点まで持ち直し、 1点をめぐる攻防が続いたが、最後は26-28で失った。第 3セットは主将のエース・木村沙織のブロックポイントや、チーム最多の22点を挙げる活躍を見せた石井優希の活躍などで、日本が 9連続得点を挙げるなど、一時13点差がついたが、ロシアも猛追し、21―16まで追い上げられたが、ここから主将・木村がチームを引き締め、結局25-16と圧倒。第 4セットでは 3セット目の流れのまま日本が優位に試合を進めたが、ロシアの粘りにあい 4連続失点などでリードを許したが、大竹里歩、中道瞳らのサーブが決まり、試合の流れをつかんだ。最後は迫田さおりのブロックが決まり26-24で連取しロシアの反撃を振り切り競り勝った。
主将の木村は「苦しいところで(石井)優希がバックアタックで切ってくれて良かった」と、ロシアにポイント連取を許した場面での効果的な働きに感謝した。
第 4セット、スパイクを決めた主将のエース・木村沙織(左)
木村は「初戦は絶対に勝って、勢いにのりたかった。相手の高いブロックでラリーになっても、相手がミスをしてくれた。粘れたところがよかった。また明日がんばりたい」と話した。
真鍋政義監督が考え出した新戦術も、有効的だった。強豪国に勝つため、この試合がお披露目となったミドルブロッカー(MB)とも呼ばれるセンターを 2人から 1人に減らし、代わりにサイドアタッカーを投入する攻撃を重視した作戦「MB1(エムビーワン)」で、連続ポイントをとる場面もあった。
監督は「欧州王者に勝って、ほっとしている。従来はウイング(サイド)スパイカーは石井 1人だけだが、新戦術では迫田も入っている。 2人で点数をとれることがうまく機能した」と振り返った。
ロンドン五輪金メダルのブラジルが 3- 0で銀メダルの米国を破った。ドミニカ共和国はタイにストレート勝ちした。大会は 4年に 1度開催され日本、タイ、ロシア、米国、ブラジル、ドミニカ共和国の 6チームが総当たりで争う。
第 4セット、スパイクを決めた石井優希
真鍋政義監督考案の新戦法が上々の効果を発揮。日本が欧州女王のロシアを撃破した。
先発メンバーでセンター(ミドルブロッカー=MB)は大竹ただ一人。大竹の対角にアタッカー(ウイングスパイカー=WS)の迫田が入るという“特殊”なフォーメーションが、ベールを脱いだ新戦法「MB1(エムビーワン)」だった。
ボールがセッター中道に入ると、アタッカー 4人がいっせいに動き出す-。超攻撃的布陣は相手ブロックを幻惑させた。ローテーションが進めば後衛になった大竹がリベロと交代するため、ブロックの中心になるMBが一人もいない状況も。それでも第 3セットには、その状態で 9連続得点して流れを完全に奪い取った。指揮官は「選手は本当に集中してプレーしてくれた」と満足そうだ。
第 2セット、スパイクを放った主将のエース・木村沙織(左)
2016年リオデジャネイロ五輪での金メダル獲得を目指すうえで「背の低い日本が他と同じことをしていては勝てない」と真鍋監督。 2年越しで検討してきた新戦法だが、練習開始は 9月のアジア選手権後。まだ 1カ月半で、完成形にはほど遠い。この日のミス失点は23。相手ミスで得た17点より多かった。中道はそれを反省しつつも「攻撃の選択肢が増える。完成に近づけば、もっと面白いバレーができる」と手応えを話す。
東洋の魔女もミュンヘン戦士も、日本バレーは新戦法で世界の頂点をつかんできた。これが新たな伝説の始まりとなるのか。指揮官は「今日は機能したが、次からは研究される」と気を引き締めた。
▽真鍋政義・日本監督
「よく集中してプレーしてくれた。特にサーブ、守備が良かった。(次の)米国は非常に強いので、全員でベストを尽くしたい」
▽ユーリ・マリチェフ・ロシア監督
「こちらのレシーブが崩れ、攻撃に対して日本はいいブロックをしてきた。多くの点でうまくいかず、問題を解決できなかったのが敗因」
日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)は11日、加入を目指す準加盟チームとして女子のトヨタ自動車(愛知県豊田市)を承認したと発表した。男女合わせて 5チーム目。
昨日も書いたが、東京オリンピックの東洋の魔女達の「回転レシーブ」や、ミュンヘンオリンピックの男子チームが使った新戦法「一人時間差」他の新戦法を編み出した。今回の大会では、新戦法「MB1」が機能しての勝利!本当に良かったですね。
今後過去の戦法と同様に、この戦法を他国や一般がマネをしていくのでしょうね。しかし、それはマネされるということで、日本の勲章を意味しているものだとも言えるのではないでしょうか。
13日はアメリカと戦うが、こちらでも頑張って欲しいですね。
ガンバレ!日本!チャチャチャ!世界一へ!
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
↧
グランドチャンピオンズ杯:日本、ロシアに快勝!白星発進!主将・木村「勝って勢いのりたかった」
↧