初出場楽天が逆転勝ちで、同シリーズ初戦を白星で飾りスタートした。Ａ組は 2年ぶりの優勝を狙うサムスン(韓国)が、ボローニャ(イタリア)を＜サムスン 5－ 2ボローニャ＞で下した。
楽天は17日に準決勝進出をかけ、キャンベラ(豪州)と対戦する。
楽天は 1－ 1の 8回。中川、森山、西田、嶋、岡島の安打など打者一巡の猛攻で 5得点を奪い、＜楽天 6－ 1義大(台湾)＞とし、試合を決めた。
星野仙一監督(66)は｢しばらく試合がなかった。そう言う意味で少してこずったが、本来の逆転逆転というシーズンと同じ試合をしてくれた｣と評価した。
聖沢諒外野手(28)が、同点適時打を放った。 1点を追う 7回、二死 2塁から義大の先発グリーンの直球を捉え、中前に運んだ。
8回一死 1塁、 4番中川大志内野手(23)に幸運な安打が飛び出した。
森山周外野手(32)が、決勝適時打を放った。同点の 8回一死満塁から、技ありの流し打ちで左前に運び、この回一挙 5得点の口火を切った。
先発した辛島航投手(23)は 5回 1/3を投げ、 5安打 1失点だった。 6回一死 1、 2塁で先発辛島に代わり 2番手で福山博之投手(24)が登板したが、た。直後の 5番打者に左前打を打たれ先取点を与え 1点を失った。
米大リーグ機構(ＭＬＢ)がポスティングシステム(入札制度)の新制度を取り下げて修正案を提出することになり、楽天にも困惑が広がった。星野仙一監督は、メジャー移籍を視野に入れる田中将大投手(25)の移籍と残留の｢両方を想定しないといかん｣と表明した。田中将大投手について、大物代理人のスコット・ボラス氏(61)が高く評価するなど、この日の段階で13球団が獲得を狙っていることも判明した。
球団創設 9年目で初の日本一となった楽天は15日、東北 6県の 9会場に選手が訪れ、12月 1日に｢優勝報告会｣を開くと発表した。
今季日本一の楽天が、17日に西武から国内ＦＡ宣言した片岡治大内野手(30)と戦力充実を目指し都内で交渉することが15日、分かった。記事をまとめてみました。
初出場楽天が逆転勝ちで、同シリーズ初戦を白星で飾りスタートした。
楽天は 0－ 0の 2回、二死 1、 3塁と得点圏に走者を進めるが、聖沢が左飛に倒れた。互いに無得点で 3回を終了した。
平石洋介打撃コーチ補佐は｢映像確認してイメージしていたほどではない。国際大会ではセットポジションで止まらないので戸惑うところがある。低めを振らずに浮いてくる球をたたくこと｣とコメントした。
8回裏、森山適時打で生還した銀次とタッチをかわす楽天ナイン
台湾は 6回一死 1、 2塁から 5番鄭の左前打で先制。楽天は 0－ 1の 6回二死 3塁で小斉が三振に倒れ追いつけなかったが、7回に聖沢が同点打。 8回には、 5安打 1犠飛で 5点を奪い勝ち越した。
楽天は 1－ 1の 8回。中川、森山、西田、嶋、岡島の安打など打者一巡の猛攻で 5得点を奪い、＜楽天 6－ 1義大＞とし、試合を決めた。
星野仙一監督は｢しばらく試合がなかった。そう言う意味で少してこずったが、本来の逆転、逆転というシーズンと同じ試合をしてくれた｣と評価した。
Ａ組は 2年ぶりの優勝を狙うサムスン(韓国)が、ボローニャ(イタリア)を＜サムスン 5－ 2ボローニャ＞で下した。
楽天は17日に準決勝進出をかけ、キャンベラ(豪州)と対戦する。
8回裏、西田哲朗内野手が 2点タイムリーヒットを放った＝台湾・台中インターコンチネンタル球場
辛島は 1回、先頭に左前打を許したが、後続を 2ゴロ併殺打、三振に仕留め無失点スタートを切った。
楽天はその裏、義大の先発右腕グリーンに対し、一死から阿部が遊撃内野安打で出塁。だが、銀次が左飛、中川は三振に倒れた。
辛島は低めに落ちる変化球と、切れのある外角ストレートを中心に攻め、 2回は 1安打を許したものの、アウト 3つをすべて三振で奪った。 3回も 1安打を許したが、後続を抑え無失点。序盤の 3回を無難に乗り切った。
攻撃陣は 2回、小斉、嶋の安打で二死 1、 3塁の先制機をつくったが、聖沢が左飛に倒れた。 3回は １番からの好打順も 3者凡退に終わった。
8回裏、森山周外野手がタイムリーヒットを放った
辛島は、 4回も相手のクリーンアップを 3者凡退に抑えた。 5回は、先頭に左前打を浴びたが、次打者のときに 1走が 2盗を試みアウト。三振ゲッツーとなった。
二死から 8８番打者に初の長打となる左越え 2塁打を浴び、 9番打者にこの日初めての四球を与え、 1、 2塁のピンチを迎えたが、後続を中飛に打ち取り、ピンチを脱した。
辛島の力投に応えたい打線だが、 5回まで無得点に終わった。
試合は後半戦へ。辛島は 6回、先頭から 2者連続四球を与えるなど、一死 1、 2塁のピンチを迎えたところで降板。 2番手・福山が、 5番・鄭兆行に高めの真っすぐを左前に運ばれ、 1点の先制を許した。辛島は結局、 5回 1/3で 103球を投げ、 5安打、 8奪三振、 1失点だった。
1点を追う楽天は 7回、先頭の枡田の中前打と犠打などで二死 2塁から、聖沢が中前に適時打を放ち、 1－ 1の同点とした。 8回には打線が爆発。一死から相手失策と中川の左前打、小斉の四球で満塁とすると、途中出場の森山が勝ち越しの左前適時打。続く西田も左前に 2点適時打を放つと、嶋も中前適時打。さらに聖沢の左犠飛で一挙 5点を奪い、試合を決めた。
聖沢諒外野手が、同点適時打を放った。 1点を追う 7回、二死 2塁から義大の先発グリーンの直球を捉え、中前に運んだ。
6回まで無得点と苦しんだが、流れを変える一打を放ち、｢(松井)稼頭央さんやジョーンズ、マギーといった主力選手がいない中で、自分が中心になって引っ張るつもりで試合に臨んでいたので、良い場面で打つことができて良かったです｣とコメントした。
聖沢諒外野手が、この試合のＭＶＰに輝いた。 7回に同点打。 5－ 1の 8回には、ダメ押しの犠飛を放った。｢試合を離れていたので感覚は違ったけど、(チャンスで)乗っていけました｣と笑顔だった。
｢終盤に打線がつながった？ 遅いわ！ 普段、打ってくれない人が打ってくれたからうれしいです｣
星野監督は冗談交じりに皮肉った。今大会はジョーンズ、マギー、松井稼頭央が不参加。この日の先発野手の平均年齢は25歳。若手中心で 7回まで 1得点と苦しんだ。それでも 8回、途中出場の森山が殊勲打を決めた。
7回裏二死 2塁、中前に同点適時打を放った聖沢諒外野手
今シーズンは主に代走や守備固めでの出番が多かった32歳は、｢監督も期待していなかったと思う。見返してやろうと思って打ちました｣と笑顔。もっとも、この試合のＭＶＰを 7回に同点適時打を放った聖沢にさらわれ｢そういう人生なので｣と笑いを誘った。
17日のキャンベラ(豪州)戦に勝てば、Ｂ組 1位での準決勝進出が決まる。来季を見据える星野監督は｢もっともっと競争になる｣と若手の奮起を促した。若武者の台頭こそが、指揮官へのプレゼントになる。
試合後に行われた会見の冒頭では｢マイ・ネーム・イズ｣と英語で切り出した後、｢聖沢諒｣の名前を中国語読み。集まった台湾メディアを沸かせた。すると、隣に座っていた星野監督から｢来年、彼は台湾でプレーを希望しています｣と突っ込まれた。それでも、めげずに｢もうすぐＦＡなので、興味のある球団は手を挙げてください｣と切り返し、最後まで笑いを誘った。
4番中川大志内野手に幸運な安打が飛び出した。 8回一死 1塁。打球は遊撃手の正面に飛んだが、イレギュラーして左前打に。その後、勝ち越し劇につながった。ジョーンズの代役を務めたプロ 5年目の23歳は｢今までで一番緊張した。どんな形であれ、ヒットになってよかった｣と安堵(あんど)した。この 1安打に終わったが、星野監督は｢しっかり振ったからイレギュラーしたんだ｣と評価した。
8回裏一死満塁、左前に勝ち越し適時打を放った森山周外野手
森山周外野手が、決勝適時打を放った。同点の 8回一死満塁から、技ありの流し打ちで左前に運び、この回一挙 5得点の口火を切った。
途中出場で結果を残し、｢打ったのは真っすぐです。力まないようにと思って、いつも通りの平常心でセンター返しを狙っていきました｣と振り返った。
6回表終了後、ベンチで厳しい表情を見せ 2番手の福山博之投手を迎える辛島航投手(右端)
先発した辛島航投手は 5回 1/3を投げ、 5安打 1失点だった。
5回までは無失点に抑えたが、 6回に先頭から 2者連続で四球を与え、一死 1、 2塁で降板。 2番手福山博之投手(24)が代わった直後、 5番鄭兆行に左前に適時打を打たれた。
辛島は｢緊張はなかったです。最初の方が真っすぐが良かったけど、途中から真っすぐと変化球がいまいちでした。 6回までしっかり投げきりたかったです｣とコメントした。
6回表義大一死 1、 2塁、鄭に先制適時打を浴びた福山博之投手
2番手で福山博之投手が登板したが、先取点を与えた。 6回一死 1、 2塁で先発辛島に代わったが、直後の 5番打者に左前打を打たれ 1点を失った。
後続は抑え、 8回一死まで投げたが｢納得のいくピッチング内容では無かったです。久々の登板でしたが投げられたことがまずは良かったです｣とコメントした。
【アジアシリーズの主なルール】
1次リーグは、勝率上位 2チームが準決勝に進出。同率の場合は〔 1〕当該対戦〔 2〕総失点率〔 3〕総得点率〔 4〕チーム打率〔 5〕コイントスで順位を決定する。全試合ＤＨ制。 1次リーグは 7回以降10点差以上でコールド。延長戦は試合開始から 4時間を超えて新しいイニングに入らず、同点の場合は引き分けで 0.5勝として計算する。決勝は延長無制限。
アジアシリーズ初戦白星でハイタッチの列に加わった田中将大投手(右)に、星野仙一監督(左)は笑顔で話しかけた
米大リーグ機構(ＭＬＢ)がポスティングシステム(入札制度)の新制度を取り下げて修正案を提出することになり、楽天にも困惑が広がった。星野仙一監督は、メジャー移籍を視野に入れる田中将大投手の移籍と残留の｢両方を想定しないといかん｣と表明した。また、修正案ではさらに日本側に不利な条件が提示される可能性がある日本野球機構(ＮＰＢ)は18日の実行委員会で対応を協議するが、長期化を懸念する声も出てきた。
アジアシリーズを戦う台湾に、困惑が広がった。田中自身は台中市洲際野球場で練習後、無言を貫いた。一方、楽天・立花球団社長は硬い表情だった。
超満員のスタンドでは、台湾のファンから｢我要田中出場投球(田中のピッチングが見たい)｣のプラカードが掲げられた
｢アジアシリーズが終わったら田中投手と話そうと思います。一度、彼の意思を確認します。まだ確認していないので｣
前日までと同じ言葉を繰り返し、帰国後の22日にも話し合いが持たれることも変わらない。だがＭＬＢのポスティングの新ルール取り下げで、様相は大きく変わった。ルール決定後、すぐに田中のポスティング申請を認めれば、球団も来季の編成方針を早めに設定することができた。それが不可能になり、現場を預かる星野監督も、やや、トーンが変わった。
｢田中が(米大リーグへ)行ったときと、行かないときの両方を想定しておかないといかん。予算も変わってくる｣
“両にらみ”の態度を示した。田中は来季からのメジャー挑戦を視野に入れている。新ルールの合意が年明けにずれ込むことがあっても、移籍の方針は変わらないとみられるが、移籍決定までのあいだ、チーム編成は移籍と残留両方の想定を強いられる。
マー君の、来季はどうなる…。アジアシリーズに参加している田中将大投手(左)は練習中に防球ネットが倒れかかってきて慌てて支えた
また、修正案ではさらに日本側に不利になり、楽天に入る落札金も減る恐れが高い。楽天は田中の移籍に備え、新外国人投手の調査を進めている。さらに広島から国内ＦＡ宣言した大竹とも近く交渉を行う予定だ。着々と進める予定だった編成方針にも、狂いが生じることになりかねない。それだけに星野監督は｢ＮＰＢの交渉が下手。交渉というのは、決裂してもいいという気持ちで臨まないとダメ。突っぱねるぐらいでないと｣と、苦言を呈した。
米大リーグのゼネラルマネジャー(ＧＭ)会議は最終日。ポスティングシステム(入札制度)でのメジャー移籍を視野にいれる田中将大投手について、大物代理人のスコット・ボラス氏が高く評価するなど、この日の段階で13球団が獲得を狙っていることも判明した。
球団創設 9年目で初の日本一となった楽天は15日、東北 6県の 9会場に選手が訪れ、12月 1日に｢優勝報告会｣を開くと発表した。参加費は無料で、トークショーを中心とした優勝の報告、抽選会などを行う。参加選手は未定。開催場所と時間は次の通り。
【青森】▼青森市(定員 800人)午後 2時～ 3時 青森明の星ホール(青森市浪打 2－ 6－32)
▼八戸市(定員 450人)午後 2時半～ 3時半 八戸市公民館(八戸市内丸 1－ 1－ 1)
【秋田】▼秋田市(定員なし)午後 1時～ 2時 秋田市民交流プラザＡＬＶＥきらめき広場(秋田市東通仲町 4－ 1)
【岩手】▼盛岡市(定員1000人)午後 6時15分～ 6時45分 盛岡グランドホテル ウェルカムプラザホール(盛岡市愛宕下 1－10)
【山形】▼天童市(定員 700人)午前10時～11時 天童市スポーツセンター屋内アリーナ(天童市大字小関1230)
【宮城】▼南三陸町(定員なし)午後 2時～ 2時45分 南三陸さんさん商店街(南三陸町志津川字御前下59－ 1)
▼石巻市(定員 600人)午後 1時～ 2時 石巻グランドホテル 天翔の間(石巻市千石町 2－10)
※参加方法は11月18日から石巻商工会議所にて入場整理券を配布( 1人 2枚まで)
【福島】▼福島市(定員 400人)午後 1時～ 2時 ウィル福島コンベンションホール(福島市鎌田字卸町10－ 1)
詳細は球団公式サイト(http://www.rakuteneagles.jp/)まで。
プロ野球は15日、フリーエージェント(ＦＡ)宣言した 8選手と、各球団との交渉が解禁された。今季日本一の楽天が、17日に西武から国内ＦＡ宣言した片岡治大内野手と都内で交渉することが15日、分かった。チームはアジアシリーズを戦っているが、さらなる戦力充実を目指して動き出す。
やはり、楽天は強い！こんな樂天なら、来シーズンも間違い無いかも知れないですね。それに向かって残り試合もドンドン勝ち進もう！
ガンバレ！楽天！東北の星ゴールデンイーグルス！
アジアシリーズ日程と結果
※ニッポン放送｢ショウアップナイター｣はここだ！
2013年のプロ野球は、東北楽天ゴールデンイーグルスが、球団創設 9年目で初の日本一に輝きました！！
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アジアＳ：森山技あり決勝打！ 8回 5安打 5点、森山Ｖ打で義大下す！辛島 6回途中 1失点！
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