日本の主将MF長谷部誠(29=ニュルンベルク)が<日本 2- 2オランダ>のドローという結果に安堵(あんど)感を表した。この日は通常とは異なり、左ボランチで若手のMF山口蛍(23=C大阪)とコンビを形成。
この日は不動の先発布陣からFW柿谷曜一朗(23=C大阪)を大迫勇也(23=鹿島)、FW香川真司(24=マンチェスターU)をFW清武弘嗣(24=ニュルンベルク)、MF遠藤保仁(33=G大阪)をMF山口蛍(23=C大阪)に変更。後半15分にMF本田圭佑(27=CSKAモスクワ)が同点ゴールを突き刺した。
10月の東欧遠征でW杯不出場国に 2連敗を喫し、苦境に陥った中で思い切った先発変更をしたザッケローニ監督(60)は「今日は結果は大切じゃなかったし、内容でどこまでやれるか見ていたが、満足な内容だった」と満足げに話した。
日本代表MF香川真司が、後半開始から投入された再三の決定機を演出した。MF岡崎慎司(27=マインツ)がフル出場で引き分けに尽力した。 1点を追う後半15分には、本田の同点ゴールにDF内田篤人(25=シャルケ04)と連係して絡んだ。
DF長友佑都(27=インテル)が左サイドで精力的な動きを見せ、攻撃をけん引した。
DF吉田麻也(25=サウサンプトン)は、所属クラブで出場機会が少ないが、それを感じさせないプレーを見せた。
FW柿谷曜一朗(23=C大阪)は、大迫に代わり後半途中から登場した。決定的なチャンスを得るが決めきれず天を仰いだ。
前半13分、DF内田篤人のクリアミスをMFファンデルファールト(30)が突いて先制し、同39分には右斜め45度の位置からFWロッベン(29)が、狙いすましたゴールを決めた。
ファンハール監督(62)は「日本のプレーはとても良かった。(日本の) 3- 2でもおかしくなかった」と率直に試合を振り返り敵将は素直に日本をたたえた。記事をまとめてみました。
国際親善試合(16日、<日本 2- 2オランダ>、ベルギー・ゲンク)日本は 2点を追いかける前半44分、長谷部のパスをエリア内にいた大迫がダイレクトで決め 1点を返すと、 1点を追いかける後半15分に本田がゴールを決め同点に追いついた。
後半から香川、遠藤を投入し試合のペースを握った日本だったがあと 1点が奪えずにオランダと引き分けた。
後半、同点ゴールを決め喜ぶMF本田圭佑(右)とDF内田篤人
前半序盤、右サイドの長友を使いチャンスメークをしたが、ゴールを奪えず。すると12分、ファンデルファールトに先制点を決められた。さらに38分にはロッペンに追加点を許した。一矢報いたい日本は44分、長谷部のパスをエリア内にいた大迫がダイレクトで決め 1点を返し前半を終えた。
後半、長谷部、清武に代わり香川を遠藤を投入。リズムをつかんだ日本は15分、右サイドで内田、岡崎、本田、と細かくパスを回すと、内田がエリア内の大迫にパス、大迫が走りこんだ本田に落とすと、本田がゴール右隅に決めた。
その後もオランダゴールに迫った日本だったが、逆転ゴールを決めることはできなかった。
前半、主審にアピールする日本の主将MF長谷部誠
日本の主将MF長谷部誠が<日本 2- 2オランダ>のドローという結果に安堵(あんど)感を表した。
10月の東欧遠征でW杯不出場国に消化不良の内容で 2連敗。チームの状態に改善の兆しが見られない中で迎えた強豪との一戦だった。
この日は通常とは異なり、左ボランチで若手のMF山口蛍とコンビを形成。
前半のみで退いたが精力的なプレーを見せ「引き分けで満足したわけではないが、負けが続いていたのでポジティブにとらえたい。冷静な分析をしなくてはいけないが」と振り返っていた。
前半44分、 1点差に詰め寄る反撃ゴールを決め、喜んで駆けだす大迫勇也
日本がW杯優勝候補のオランダに善戦し、 2点リードを許しながら同点に追いついた。この日は不動の先発布陣からFW柿谷曜一朗を大迫勇也、FW香川真司をFW清武弘嗣、MF遠藤保仁をMF山口蛍に変更。前半にミスから 2点を先行されたが、前半44分に大迫が追撃弾を決めると、後半15分にMF本田圭佑が同点ゴールを突き刺した。
10月の東欧遠征でW杯不出場国に 2連敗を喫し、苦境に陥った中で思い切った先発変更をしたザッケローニ監督は「今日は結果は大切じゃなかったし、内容でどこまでやれるか見ていたが、満足な内容だった。(先発変更の理由は) 2つあって、新しい選手がどこまでやれるか、チームがどこまでできるかテストしたかった。新しい選手も活躍したし、チームとしても良いプレーができたと思う」と満足げに話した。
後半、シュートを狙うMF香川真司(中央)
日本代表MF香川真司が、後半開始から投入された再三の決定機を演出した。
1- 2の後半開始から出場。MF本田のゴールで追いついた直後の22分、右サイドのDF内田からパスを中央で受け、左方向へ切り込みながら左足シュート。惜しくもGKシレッセンの左手1本に防がれた。33分には、中央からゴール前のFW柿谷へ絶妙なスルーパス。柿谷のシュートは惜しくもゴール右に外れたが、勝ち越し弾かという絶好の決定機を生み出した。
試合後は「勝ちきりたかったです。すごく悔しい」と勝利にこだわっていた。
前半、必死にボールに食らいつくMF岡崎慎司
MF岡崎慎司がフル出場で引き分けに尽力した。前半から精力的に右サイドを切り崩しオランダゴールを脅かした。 1点を追う後半15分には、本田の同点ゴールにDF内田篤人と連係して絡んだ。
試合後「全員が同じ方向を向いてやれた」と手応えを口にしたが、自身がフィニッシュの精度を欠く部分もあり、反省もした。
前半、ロッベンと競り合うDF長友佑都
DF長友佑都が左サイドで精力的な動きを見せ、攻撃をけん引した。
ロッベンのシュートには寄せ切れずゴールを決められたが、何度も攻め上がり後半途中でDF酒井高徳(22=シュトゥットガルト)と交代しベンチに下がった。「勝ち切れなかったが、気持ちは見せられたと思う。こういう試合を続けて、みなさんに勝利をプレゼントできるように次も頑張りたい」と手応えを感じていた。
後半、競り合う吉田麻也(右)
DF吉田麻也は、所属クラブで出場機会が少ないが、それを感じさせないプレーを見せた。
チームとしては 2失点も、バックパスミスとロッベンのスーパーゴールのみ。「オランダ相手にやるのは懐かしい感じがして楽しかった。課題もはっきりしたので、この調子で続けていきたい」と話した。
後半33分、決定機にシュートを外し天を仰ぐFW柿谷曜一朗
FW柿谷曜一朗は、大迫に代わり後半途中から登場した。その 5分後に香川からのスルーパスを受け、決定的なチャンスを得るが決めきれず天を仰いだ。
落ち着いて放ったシュートに、相手GKは反応出来なかったがポストをかすめ枠外へ飛んだ。柿谷は「見ての通り。実力不足です。もう 1点取って逆転したかった。悔しいところもあるし、次にしっかりと頑張りたい」と話した。
腰を落として指示を出すアルベルト・ザッケローニ監督(中央)
過去 2戦 2勝の日本と引き分けに終わったが、敵将は素直に日本をたたえた。前半13分、DF内田篤人のクリアミスをMFファンデルファールトが突いて先制し、同39分には右斜め45度の位置からFWロッベンが、狙いすましたゴールを決めた。
W杯欧州予選を 9勝 1分けで突破した強豪が難なく 2点を先行したが、結果的に追いつかれる嫌な展開。それでも、ファンハール監督は「日本のプレーはとても良かった。(日本の) 3- 2でもおかしくなかった」と率直に試合を振り返った。後半、日本のMF香川や遠藤にボールを支配されると「前半はオランダの方が上回ったが、日本は交代で出てきた選手が良かった」と話していた。
惜しい引き分けでしたね。次の試合には頑張って貰いたいですね。
国際親善試合2013年 日本代表試合日程&結果
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