フィギュアスケート元世界女王の安藤美姫(26＝新横浜プリンスク)が現役引退を表明した。ショートプログラム(ＳＰ) 5位からフリーは106.25点の 9位に終わり、合計171.12点で 7位。ソチ五輪出場の最低条件だった表彰台を逃した。
日本スケート連盟は23日、ソチ五輪フィギュアスケートの日本代表を発表した。
男子はＧＰファイナル、全日本選手権を制した羽生結弦(19＝ＡＮＡ、初)、全日本選手権 2位の町田樹(23＝関西大學、初)、今季のＮＨＫ杯優勝の高橋大輔(27＝関西大學大学院、 3度目)が選ばれた。
女子はＧＰファイナルを制した浅田真央(23＝中京大學、 2度目)、全日本選手権で初優勝を飾った鈴木明子(28＝邦和スポーツランド、 2度目)、同 2位の村上佳菜子(19＝中京大學、初)が選出された。
ペアは高橋成美(21)、木原龍一(21)組(木下ク)が初出場、アイスダンスはキャシー・リード(26)、クリス・リード(24)組(木下ク)が 2度目の出場を決めた。
来年 1月の 4大陸選手権(台北)には男子が小塚崇彦(24＝トヨタ自動車)、織田信成(26＝関西大學大学院)、田中刑事(19＝倉敷芸術科学大)、女子は村上佳菜子、宮原知子(15＝大阪・関西大學高)、今井遥(20＝ムサシノク)、アイスダンスは平井絵己、マリオン・デラアスンシオン組(大阪ク)が選ばれた。
男子で五輪初出場となる羽生結弦と町田樹は、リンク上で行われた代表発表セレモニーで初々しく五輪に向けた抱負を語った。
鈴木明子が初優勝し、ソチ五輪代表入りを決めた。ＳＰ首位だった浅田真央はジャンプにミスがあり 3位に終わった。記事をまとめてみました。
![全日本フィギュア2013]()
フィギュアスケート元世界女王の安藤美姫が現役引退を表明した。ＳＰ 5位からフリーは106.25点の 9位に終わり、合計171.12点で 7位。ソチ五輪出場の最低条件だった表彰台を逃した。
｢今できる自分のスケートでまとめてきれいに終わるか、サルコー・ループというトリプルトリプルをもう 1種類入れて、自分らしく終わるか迷ったんですけど、きれいにまとめるよりも自分らしくいたかったので、難しい演技構成にして。もう 2年前に自分は選手としてこうありたいというものにたどり着けたので、全然悔いはなくて。国際試合にも出させてもらって、全日本にもまた戻ってくることができたので、すごい幸せです｣とコメントした。
試合後｢選手としては最高ではないが、良い終わり方ができました。今後は指導者を目指したい｣と述べた。
![帰りの車に乗り込む安藤美姫]()
7位に終わった安藤美姫は、すっきりとした笑顔で帰りの車に乗り込む
日本スケート連盟は23日、来年 2月に行われるソチ五輪フィギュアスケートの日本代表を発表した。
男子は今季のＧＰファイナル、全日本選手権を制した羽生結弦、全日本選手権 2位の町田樹、今季のＮＨＫ杯優勝の高橋大輔が選ばれた。
女子は今季のＧＰファイナルを制した浅田真央、今季の全日本選手権で初優勝を飾った鈴木明子、同 2位の村上佳菜子が選出された。
![ソチ五輪代表に決まった高橋ら]()
フィギュア、ソチ五輪代表に決まった高橋ら
日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長は、高橋の五輪代表選出について｢(大目標の)金メダルを含む複数メダルをとれる選手たちを選ぶ、ということで考えてきました｣と説明した。全日本 3位の小塚と 5位の高橋の比較となったが、強化部は高橋の今季最高268.31点(ＮＨＫ杯)を評価。右すねの状態について議題に上がったが、五輪までに完治が可能と判断した。強化部による 3人目の選考は、満場一致で高橋が代表となった。
ペアは高橋成美、木原龍一組が初出場、アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組が 2度目の出場を決めた。
来年 1月の 4大陸選手権には男子が小塚崇彦、織田信成、田中刑事、女子は村上、宮原知子、今井遥、アイスダンスは平井絵己、マリオン・デラアスンシオン組が選ばれた。
![笑顔の羽生結弦]()
ソチ五輪代表に決まり、笑顔の羽生結弦
男子で五輪初出場となる羽生結弦と町田樹は、リンク上で行われた代表発表セレモニーで初々しく五輪に向けた抱負を語った。
日本の新エースとして金メダルに挑む羽生は｢五輪の切符を手に入れられてうれしい。緊張すると思うが、一生懸命頑張ってきたい｣と大観衆を前に誓った。
町田は｢世界選手権にも出たことがなく、全日本のメダルも初めてという未熟者｣と謙虚。哲学書を読みふけるインテリ選手らしく｢自分を律して誠心誠意、取り組んでいきたい｣と生真面目に意気込みを語ると、場内は笑いと拍手で包まれた。
![歓喜のジャンプを見せる鈴木明子]()
女子ＳＰの演技を終え歓喜のジャンプを見せる鈴木明子
鈴木明子が初優勝し、ソチ五輪代表入りを決めた。
｢信じられないです。 1週間前、ジャンプが全然飛べなくなってしまっていたので、そこから考えたら、本当にみんながあきらめないでやってきてくれたからだと思って。支えてきてくれた人への感謝しかないです。(ソチでは)自分の競技生活最後の舞台になるので、とにかく精いっぱい自分のスケートをしたいです｣とコメント。
![口惜しそうに天を仰ぐ浅田真央]()
女子フリーの演技を終え、口惜しそうに天を仰ぐ浅田真央
ＳＰ首位だった浅田真央はジャンプにミスがあり 3位に終わった。
｢自分の目指していた演技ができなかったので悔しいです。(トリプルアクセルは)今日も 1発目がきれいに決まっていれば、 2発目も分からなかったんですけど、今年決めるのはこれがラストチャンスだったので、 1回でも決めたかったというのがありました。だから 2回目も挑戦しようと。この全日本で感じた悔しさを、次の試合にぶつけていきたい｣とコメント。
引退をするスケーター選手、ソチに向かってより一層頑張る選手と様々な結果に終わったけれど、これからも頑張って行って欲しいですね。
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日本スケート連盟は23日、ソチ五輪フィギュアスケートの日本代表を発表した。
男子はＧＰファイナル、全日本選手権を制した羽生結弦(19＝ＡＮＡ、初)、全日本選手権 2位の町田樹(23＝関西大學、初)、今季のＮＨＫ杯優勝の高橋大輔(27＝関西大學大学院、 3度目)が選ばれた。
女子はＧＰファイナルを制した浅田真央(23＝中京大學、 2度目)、全日本選手権で初優勝を飾った鈴木明子(28＝邦和スポーツランド、 2度目)、同 2位の村上佳菜子(19＝中京大學、初)が選出された。
ペアは高橋成美(21)、木原龍一(21)組(木下ク)が初出場、アイスダンスはキャシー・リード(26)、クリス・リード(24)組(木下ク)が 2度目の出場を決めた。
来年 1月の 4大陸選手権(台北)には男子が小塚崇彦(24＝トヨタ自動車)、織田信成(26＝関西大學大学院)、田中刑事(19＝倉敷芸術科学大)、女子は村上佳菜子、宮原知子(15＝大阪・関西大學高)、今井遥(20＝ムサシノク)、アイスダンスは平井絵己、マリオン・デラアスンシオン組(大阪ク)が選ばれた。
男子で五輪初出場となる羽生結弦と町田樹は、リンク上で行われた代表発表セレモニーで初々しく五輪に向けた抱負を語った。
鈴木明子が初優勝し、ソチ五輪代表入りを決めた。ＳＰ首位だった浅田真央はジャンプにミスがあり 3位に終わった。記事をまとめてみました。
フィギュアスケート元世界女王の安藤美姫が現役引退を表明した。ＳＰ 5位からフリーは106.25点の 9位に終わり、合計171.12点で 7位。ソチ五輪出場の最低条件だった表彰台を逃した。
｢今できる自分のスケートでまとめてきれいに終わるか、サルコー・ループというトリプルトリプルをもう 1種類入れて、自分らしく終わるか迷ったんですけど、きれいにまとめるよりも自分らしくいたかったので、難しい演技構成にして。もう 2年前に自分は選手としてこうありたいというものにたどり着けたので、全然悔いはなくて。国際試合にも出させてもらって、全日本にもまた戻ってくることができたので、すごい幸せです｣とコメントした。
試合後｢選手としては最高ではないが、良い終わり方ができました。今後は指導者を目指したい｣と述べた。
7位に終わった安藤美姫は、すっきりとした笑顔で帰りの車に乗り込む
日本スケート連盟は23日、来年 2月に行われるソチ五輪フィギュアスケートの日本代表を発表した。
男子は今季のＧＰファイナル、全日本選手権を制した羽生結弦、全日本選手権 2位の町田樹、今季のＮＨＫ杯優勝の高橋大輔が選ばれた。
女子は今季のＧＰファイナルを制した浅田真央、今季の全日本選手権で初優勝を飾った鈴木明子、同 2位の村上佳菜子が選出された。
フィギュア、ソチ五輪代表に決まった高橋ら
日本スケート連盟の小林芳子フィギュア強化部長は、高橋の五輪代表選出について｢(大目標の)金メダルを含む複数メダルをとれる選手たちを選ぶ、ということで考えてきました｣と説明した。全日本 3位の小塚と 5位の高橋の比較となったが、強化部は高橋の今季最高268.31点(ＮＨＫ杯)を評価。右すねの状態について議題に上がったが、五輪までに完治が可能と判断した。強化部による 3人目の選考は、満場一致で高橋が代表となった。
ペアは高橋成美、木原龍一組が初出場、アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組が 2度目の出場を決めた。
来年 1月の 4大陸選手権には男子が小塚崇彦、織田信成、田中刑事、女子は村上、宮原知子、今井遥、アイスダンスは平井絵己、マリオン・デラアスンシオン組が選ばれた。
ソチ五輪代表に決まり、笑顔の羽生結弦
男子で五輪初出場となる羽生結弦と町田樹は、リンク上で行われた代表発表セレモニーで初々しく五輪に向けた抱負を語った。
日本の新エースとして金メダルに挑む羽生は｢五輪の切符を手に入れられてうれしい。緊張すると思うが、一生懸命頑張ってきたい｣と大観衆を前に誓った。
町田は｢世界選手権にも出たことがなく、全日本のメダルも初めてという未熟者｣と謙虚。哲学書を読みふけるインテリ選手らしく｢自分を律して誠心誠意、取り組んでいきたい｣と生真面目に意気込みを語ると、場内は笑いと拍手で包まれた。
女子ＳＰの演技を終え歓喜のジャンプを見せる鈴木明子
鈴木明子が初優勝し、ソチ五輪代表入りを決めた。
｢信じられないです。 1週間前、ジャンプが全然飛べなくなってしまっていたので、そこから考えたら、本当にみんながあきらめないでやってきてくれたからだと思って。支えてきてくれた人への感謝しかないです。(ソチでは)自分の競技生活最後の舞台になるので、とにかく精いっぱい自分のスケートをしたいです｣とコメント。
女子フリーの演技を終え、口惜しそうに天を仰ぐ浅田真央
ＳＰ首位だった浅田真央はジャンプにミスがあり 3位に終わった。
｢自分の目指していた演技ができなかったので悔しいです。(トリプルアクセルは)今日も 1発目がきれいに決まっていれば、 2発目も分からなかったんですけど、今年決めるのはこれがラストチャンスだったので、 1回でも決めたかったというのがありました。だから 2回目も挑戦しようと。この全日本で感じた悔しさを、次の試合にぶつけていきたい｣とコメント。
引退をするスケーター選手、ソチに向かってより一層頑張る選手と様々な結果に終わったけれど、これからも頑張って行って欲しいですね。
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