名門ACミラン入りする日本代表MF本田圭佑(27)が 4日(日本時間 5日未明)、ミラノに到着した。 姿を見せるまでの約 1時間で“所信表明”も済ませた。空港内でクラブの公式番組「ミランチャンネル」のインタビューを受けた。加入が表面化して約 1カ月。かたくなにミランについてコメントを避けてきた本田の英語でのやりとりは、力強かった。
名門ACミラン入りする日本代表MF本田圭佑が 6日、本拠地サンシーロ・スタジアムで、アタランタ戦を観戦し同僚になるMFカカーのミラン通算 100得点を祝福した。ACミラン対アタランタの一戦は、 3- 0でホームのACミランが勝利を収めた。
本田圭佑がスタンドから見守る中、新年初戦での白星を目指すACミランは、バロテッリが体調不良でベンチスタート。ワントップにはマトリが入った。負傷でモントリーヴォも欠場となり、若手のクリスタンテが中盤でスタメンに名を連ねている。記事をまとめてみました。
名門ACミラン入りする日本代表MF本田圭佑が 4日(日本時間 5日未明)、ミラノに到着した。ミランの選手が着用する公式スーツに着替えてクラブのインタビューにこたえ「チームに何か特別なものをもたらすことができるという、自信を持っている」と言い切った。空港では待ち構えた報道陣ら約 200人が本田に殺到し大混乱。新天地に衝撃的な第 1歩をしるした。
主役は遅れてやって来た。ミラノ・マルペンサ空港に着陸し、真っ先に航空機を降りた本田は、そのまま機体のすぐそばまで迎えに来た関係者に先導され、一般客とまったく別動線で空港に入った。それからたっぷり約 1時間。到着ロビーの報道陣とサポーター、計約 200人を十分待たせた末に、姿をみせた。
左右にドアが開くと、一斉にフラッシュが光る。クラブ公式スーツに着替えた本田は軽く手を上げ、笑みを見せた。報道陣が殺到。迎えの車に乗り込むまでに混乱でカメラマンらが何人も転んだ。サポーターの「グランデ(偉大な)ホンダ~!」のかけ声が響く。日本のエースがミラノに熱狂をもたらした。
イタリア・ミラノのマルペンサ空港に到着し、関係者に囲まれる本田圭佑。左はガリアーニ副会長
姿を見せるまでの約 1時間で“所信表明”も済ませた。空港内でクラブの公式番組「ミランチャンネル」のインタビューを受けた。加入が表面化して約 1カ月。かたくなにミランについてコメントを避けてきた本田の英語でのやりとりは、力強かった。
「自分の置かれた状況は理解している。みんなが大きな期待を寄せてくれている。自分は多くのことをできると思っている。何かを変えられるだろうし、チームに何か特別なものをもたらすことができるという、自信を持っている」
リーグ13位と低迷する名門に、背番号10で迎えられる。この日夜から早速動きがテレビ番組で伝えられ、翌 5日付のイタリア紙でもそろって大きく取り上げられた。少しでも結果が伴わなければ厳しい批判にさらされることは確実。そんな状況下だが、有言実行でやってきた男が、控えめになどなるはずがなかった。ピッチでも生き方同様、これまで通り攻撃的に行く。
「フットボールは人生そのもの。まず、しっかりプレーしなければならない。得点を決めアシストもしたい。前線でプレーしたいが、どこのポジションであろうが構わない」
インタビューの最後、イタリア語をリクエストされると「グラツィエ(ありがとう)!」と締めた。救世主として、名門クラブとサポーターを「ありがとう」と言わせられるか-。本田の新たなステージの幕が開く。
サンシーロ・スタジアムで、サポーターの声援に応える本田圭佑
名門ACミラン入りする日本代表MF本田圭佑が 6日、本拠地サンシーロ・スタジアムで、アタランタ戦を観戦し同僚になるMFカカーのミラン通算 100得点を祝福した。ACミラン対アタランタの一戦は、 3- 0でホームのACミランが勝利を収めた。
試合前にガリアーニ副会長やクラブ幹部のガンディーニ氏らとともにVIP席に姿を見せた。黒い上質のコートに、グレーのマフラーを巻き、トレードマークともいえる黒いサングラス姿だった。
アタランタ戦を観戦した本田は、前半35分のカカーのメモリアルゴールにスタジアムで目に焼き付けた。
隣でガッツポーズし大喜びするガリアーニ副会長からも説明を受けたようで、大台到達に拍手を贈った。
6日付のコリエレ・デロ・スポルト紙は、本田圭佑の“志願練習”の写真と記事を掲載
本田圭佑がスタンドから見守る中、新年初戦での白星を目指すACミランは、バロテッリが体調不良でベンチスタート。ワントップにはマトリが入った。負傷でモントリーヴォも欠場となり、若手のクリスタンテが中盤でスタメンに名を連ねている。
13位と不振で巻き返しを狙うACミランは、良い形で試合に入った。 3分には、シュートこそミスしたものの、右クロスからフリーのロビーニョが決定機を迎える。13分にはカカー、マトリ、ロビーニョとつなぎ、最後はクロスにクリスタンテが飛び込んだが、シュートは惜しくもクロスバーに嫌われた。
立ち上がりはボールを動かして良いリズムだったACミランだが、徐々に停滞ムードに。だが、30分過ぎから再びゴールへと迫る。33分には、ロビーニョからノチェリーノ経由でパスを受けたカカーが、狭いスペースからシュート。だが、GKコンシッリのワンハンドセーブに阻まれる。
しかし 2分後、そのカカーが先制点を奪う。アタランタのCKから、エマヌエルソンが一気にカウンターを発動し、 3対 3の決定機に持ち込む。エマヌエルソンのスルーパスを受けたカカーは、やや厳しい角度から右足シュートを流し込んだ。これがカカーにとってはACミランでの通算 100点目となる。
ACミラン、本田の前で 3得点快勝!カカー 100得点達成
フィニッシュに持ち込めないアタランタは、44分にクロスのこぼれを拾ったライモンディの強烈なシュートがゴールマウスを直撃。惜しくも同点とできず、ビハインドを背負ったままハーフタイムを迎える。だが、後半に入り、アタランタは同点弾を目指してACミランを攻め立てた。
51分には、ロングボールをキープしたベナルアンがネットを揺らすが、メクセスへのファウルというやや厳しい判定で認められず。その 4分後、モラレスのクロスに合わせたデニスのシュートは、決まったかに思われたが、GKアッビアーティのスーパーセーブに阻まれる。
押される一方のACミランは、58分にマトリを下げてバロテッリを投入。マトリには大きなブーイングが浴びせられた。だが、この采配が奏功する。65分、バロテッリがグラウンダークロスを入れると、ロビーニョはトラップし損ねたが、カカーが押し込み、苦しんでいたACミランがリードを広げた。
大きな 2点目に、流れは再びACミランへ。わずか 2分後、カカーからパスを受けたクリスタンテが、ペナルティーエリア外から右足で強烈なグラウンダーシュートを放つと、ボールはポストを叩いてからゴールイン。セリエ 2試合目の18歳のうれしい初ゴールに、チームメートも喜びを爆発させる。
3点のリードを手にし、その後もバロテッリやカカーが4点目を狙ったACミランは、81分にセットプレーでサパタがコンシッリとの衝突で肩を負傷。 1月に加入したラミが交代でデビューを果たした。
結局、試合は 3- 0でタイムアップ。ACミランはリーグ戦 4試合ぶりに白星を手にした。
なお、同時間帯の試合では、ヴェローナがトーニの2発などでウディネーゼに 3- 1と勝利。好調トリノはパルマに 1- 3と 6試合ぶりの黒星となった。ジェノアは 2- 0でサッスオーロにホームで白星。下位を争うカターニアとボローニャの直接対決は、 2- 0でホームのカターニアが制している。
ACミランへ入るためにミラノに到着した本田圭佑だが、期待は大きい。頑張って行って欲しいですね。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
名門ACミラン入りする日本代表MF本田圭佑が 6日、本拠地サンシーロ・スタジアムで、アタランタ戦を観戦し同僚になるMFカカーのミラン通算 100得点を祝福した。ACミラン対アタランタの一戦は、 3- 0でホームのACミランが勝利を収めた。
本田圭佑がスタンドから見守る中、新年初戦での白星を目指すACミランは、バロテッリが体調不良でベンチスタート。ワントップにはマトリが入った。負傷でモントリーヴォも欠場となり、若手のクリスタンテが中盤でスタメンに名を連ねている。記事をまとめてみました。
名門ACミラン入りする日本代表MF本田圭佑が 4日(日本時間 5日未明)、ミラノに到着した。ミランの選手が着用する公式スーツに着替えてクラブのインタビューにこたえ「チームに何か特別なものをもたらすことができるという、自信を持っている」と言い切った。空港では待ち構えた報道陣ら約 200人が本田に殺到し大混乱。新天地に衝撃的な第 1歩をしるした。
主役は遅れてやって来た。ミラノ・マルペンサ空港に着陸し、真っ先に航空機を降りた本田は、そのまま機体のすぐそばまで迎えに来た関係者に先導され、一般客とまったく別動線で空港に入った。それからたっぷり約 1時間。到着ロビーの報道陣とサポーター、計約 200人を十分待たせた末に、姿をみせた。
左右にドアが開くと、一斉にフラッシュが光る。クラブ公式スーツに着替えた本田は軽く手を上げ、笑みを見せた。報道陣が殺到。迎えの車に乗り込むまでに混乱でカメラマンらが何人も転んだ。サポーターの「グランデ(偉大な)ホンダ~!」のかけ声が響く。日本のエースがミラノに熱狂をもたらした。
イタリア・ミラノのマルペンサ空港に到着し、関係者に囲まれる本田圭佑。左はガリアーニ副会長
姿を見せるまでの約 1時間で“所信表明”も済ませた。空港内でクラブの公式番組「ミランチャンネル」のインタビューを受けた。加入が表面化して約 1カ月。かたくなにミランについてコメントを避けてきた本田の英語でのやりとりは、力強かった。
「自分の置かれた状況は理解している。みんなが大きな期待を寄せてくれている。自分は多くのことをできると思っている。何かを変えられるだろうし、チームに何か特別なものをもたらすことができるという、自信を持っている」
リーグ13位と低迷する名門に、背番号10で迎えられる。この日夜から早速動きがテレビ番組で伝えられ、翌 5日付のイタリア紙でもそろって大きく取り上げられた。少しでも結果が伴わなければ厳しい批判にさらされることは確実。そんな状況下だが、有言実行でやってきた男が、控えめになどなるはずがなかった。ピッチでも生き方同様、これまで通り攻撃的に行く。
「フットボールは人生そのもの。まず、しっかりプレーしなければならない。得点を決めアシストもしたい。前線でプレーしたいが、どこのポジションであろうが構わない」
インタビューの最後、イタリア語をリクエストされると「グラツィエ(ありがとう)!」と締めた。救世主として、名門クラブとサポーターを「ありがとう」と言わせられるか-。本田の新たなステージの幕が開く。
サンシーロ・スタジアムで、サポーターの声援に応える本田圭佑
名門ACミラン入りする日本代表MF本田圭佑が 6日、本拠地サンシーロ・スタジアムで、アタランタ戦を観戦し同僚になるMFカカーのミラン通算 100得点を祝福した。ACミラン対アタランタの一戦は、 3- 0でホームのACミランが勝利を収めた。
試合前にガリアーニ副会長やクラブ幹部のガンディーニ氏らとともにVIP席に姿を見せた。黒い上質のコートに、グレーのマフラーを巻き、トレードマークともいえる黒いサングラス姿だった。
アタランタ戦を観戦した本田は、前半35分のカカーのメモリアルゴールにスタジアムで目に焼き付けた。
隣でガッツポーズし大喜びするガリアーニ副会長からも説明を受けたようで、大台到達に拍手を贈った。
6日付のコリエレ・デロ・スポルト紙は、本田圭佑の“志願練習”の写真と記事を掲載
本田圭佑がスタンドから見守る中、新年初戦での白星を目指すACミランは、バロテッリが体調不良でベンチスタート。ワントップにはマトリが入った。負傷でモントリーヴォも欠場となり、若手のクリスタンテが中盤でスタメンに名を連ねている。
13位と不振で巻き返しを狙うACミランは、良い形で試合に入った。 3分には、シュートこそミスしたものの、右クロスからフリーのロビーニョが決定機を迎える。13分にはカカー、マトリ、ロビーニョとつなぎ、最後はクロスにクリスタンテが飛び込んだが、シュートは惜しくもクロスバーに嫌われた。
立ち上がりはボールを動かして良いリズムだったACミランだが、徐々に停滞ムードに。だが、30分過ぎから再びゴールへと迫る。33分には、ロビーニョからノチェリーノ経由でパスを受けたカカーが、狭いスペースからシュート。だが、GKコンシッリのワンハンドセーブに阻まれる。
しかし 2分後、そのカカーが先制点を奪う。アタランタのCKから、エマヌエルソンが一気にカウンターを発動し、 3対 3の決定機に持ち込む。エマヌエルソンのスルーパスを受けたカカーは、やや厳しい角度から右足シュートを流し込んだ。これがカカーにとってはACミランでの通算 100点目となる。
ACミラン、本田の前で 3得点快勝!カカー 100得点達成
フィニッシュに持ち込めないアタランタは、44分にクロスのこぼれを拾ったライモンディの強烈なシュートがゴールマウスを直撃。惜しくも同点とできず、ビハインドを背負ったままハーフタイムを迎える。だが、後半に入り、アタランタは同点弾を目指してACミランを攻め立てた。
51分には、ロングボールをキープしたベナルアンがネットを揺らすが、メクセスへのファウルというやや厳しい判定で認められず。その 4分後、モラレスのクロスに合わせたデニスのシュートは、決まったかに思われたが、GKアッビアーティのスーパーセーブに阻まれる。
押される一方のACミランは、58分にマトリを下げてバロテッリを投入。マトリには大きなブーイングが浴びせられた。だが、この采配が奏功する。65分、バロテッリがグラウンダークロスを入れると、ロビーニョはトラップし損ねたが、カカーが押し込み、苦しんでいたACミランがリードを広げた。
大きな 2点目に、流れは再びACミランへ。わずか 2分後、カカーからパスを受けたクリスタンテが、ペナルティーエリア外から右足で強烈なグラウンダーシュートを放つと、ボールはポストを叩いてからゴールイン。セリエ 2試合目の18歳のうれしい初ゴールに、チームメートも喜びを爆発させる。
3点のリードを手にし、その後もバロテッリやカカーが4点目を狙ったACミランは、81分にセットプレーでサパタがコンシッリとの衝突で肩を負傷。 1月に加入したラミが交代でデビューを果たした。
結局、試合は 3- 0でタイムアップ。ACミランはリーグ戦 4試合ぶりに白星を手にした。
なお、同時間帯の試合では、ヴェローナがトーニの2発などでウディネーゼに 3- 1と勝利。好調トリノはパルマに 1- 3と 6試合ぶりの黒星となった。ジェノアは 2- 0でサッスオーロにホームで白星。下位を争うカターニアとボローニャの直接対決は、 2- 0でホームのカターニアが制している。
ACミランへ入るためにミラノに到着した本田圭佑だが、期待は大きい。頑張って行って欲しいですね。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村