男子ラージヒルで銀メダリストとなったジャンプの葛西紀明(41＝土屋ホーム)が念願の個人メダルを手に入れた。ノルディックスキー・ジャンプ男子で17日午後 9時15分(日本時間18日午前2時15分)に始まる団体(ＨＳ 140メートル、Ｋ点 125メートル)に、日本は清水礼留飛(20＝雪印メグミルク)、竹内択(26＝北野建設)、伊東大貴(28＝雪印メグミルク)、葛西紀明のオーダーで臨むことが16日、決まった。渡瀬雄太(31＝雪印メグミルク)が外れた。
16日カーリング女子 1次リーグ日本－スイスが行われ、北海道銀行の日本は延長の末にバンクーバー冬季五輪 4位のスイスを 9－ 7で破り、連敗を 3で止めて 3勝目( 4敗)。残り 2試合に準決勝進出への望みをつないだ。
16日アイスホッケー 1次リーグ日本－ロシアが行われ、日本は 5～ 8位決定予備戦でロシアに 3－ 6で敗れた。18日の 7、 8位決定戦でドイツと対戦する。
16日スピードスケート女子1500メートルが行われ、身長 155センチの高木菜那(21＝日本電産サンキョー)は小さな体を目いっぱい使って滑ったが、スピードに乗れず32位だった。
16日フィギュアスケートアイスダンス・ショートダンス(ＳＤ)が行われ、キャシー・リード(26＝木下ク)、クリス・リード組(24＝木下ク)は 52.29点で21位となり、上位20組による17日のフリーに進めなかった。
ソチ五輪フィギュアスケート女子シングルに出場する浅田真央(23＝中京大學)が16日、19日のショートプログラム(ＳＰ)に向けた最終調整に入った。記事をまとめてみました。
メダル授与式を終え、銀メダルの隙間から報道陣をのぞく葛西紀明選手
男子ラージヒルで銀メダリストとなったジャンプの葛西紀明が念願の個人メダルを手に入れた。
16日、五輪公園でメダル授与式に出席。霧雨にもかかわらず集まった大勢の観客の前で、名前をコールされると41歳とは思えぬ軽快なフットワークで、表彰台にさっそうと上がり、右手でガッツポーズだ。
｢長い間懸けて取った個人のメダル。自分に本当に頑張ったと言ってあげたい｣。 7大会連続出場で、ようやくつかんだ個人初のメダルとあり、喜びもひとしおの様子だった。
ジャンプ男子ラージヒルの表彰式で、銀メダルを手に笑顔の葛西紀明選手
ノルディックスキー・ジャンプ男子で17日午後 9時15分(日本時間18日午前2時15分)に始まる団体(ＨＳ 140メートル、Ｋ点 125メートル)に、日本は清水礼留飛、竹内択、伊東大貴、葛西紀明のオーダーで臨むことが16日、決まった。渡瀬雄太が外れた。
有力選手の多くが参加しなかった公式練習で、清水は 130.5メートル、 130.5５メートル、 134.5メートルと、すべてトップの飛距離をマークした。｢絶好調。今冬では一番いい感じ｣と胸を張った。
物おじしない20歳のジャンパーを 1番手に指名した斉藤智治監督は｢他国にインパクトを与えたい。若さと勢いを出してほしい｣と期待した。公式練習で 127.5メートル、 124.5メートル、 127メートルとまずまずだった竹内でうまくつなぎ、この日は飛ばなかった伊東とラージヒル銀メダルの葛西で突き放す狙いがある。
3連覇を狙うオーストリアはグレゴア・シュリーレンツァウアーが 3回目に 131メートルを飛んだ。メダル有力候補のポーランド、スロベニアはエースが休養した。
＜ソチ五輪：カーリング：日本 9－ 7スイス＞◇女子 1次リーグ◇16日
北海道銀行の日本は延長の末にバンクーバー冬季五輪 4位のスイスを 9－ 7で破り、連敗を 3で止めて 3勝目( 4敗)。残り 2試合に準決勝進出への望みをつないだ。スイスは 4勝 4敗。
日本―スイス 第 2エンド、ショットを放つ小笠原選手。左は苫米地選手、右は吉田選手
▽小笠原歩の話：(第10エンドのミスは)ああいうところで決めてこそスキップ。緊張していたわけではなくて、普段通りに投げたつもりだった。第 7エンドで 2点取れたことは大きかった。 5人で勝ち取った勝利だと思う。
▽船山弓枝の話：やっと連敗から脱出した。もっと早い段階で( 3勝目を)挙げたかったけど、ほっとしている。このままの勝率で(日本に)帰りたくないという思いもあった。
▽吉田知那美の話：これまでは小笠原さん、船山さんが頑張ってきたが、私たち若手が 2人をサポートできるようにと頑張った。このまま次につなげたい。
▽苫米地美智子の話：第10、11エンドでガードをずらすショットが決められず、後ろのメンバーに負担をかけて悔しい。もっといい試合をして、ベストを尽くしたい。
カーリング女子 1次リーグ順位成績表
＜ソチ五輪：アイスホッケー：日本 3－ 6ロシア＞◇16日◇ 1次リーグ
アイスホッケー女子の日本は 5～ 8位決定予備戦でロシアに 3－ 6で敗れた。18日の 7、 8位決定戦でドイツと対戦する。
▽久保英恵の話：得点を取り、波に乗れるかなというところですぐに相手に得点されたのが痛かった。最後の試合は 100パーセント以上の力を出して勝って帰りたい。
▽中村亜実の話：ょうは五輪で初めて自分たちのプレーができた。前の試合に比べてハードに戦えたし、走れてもいた。気持ちの表れだと思う。 4連敗なんて、なかなかない。そろそろ勝ちたい。
▽浮田留衣の話：ロシアとは練習試合も含めて 3試合目だったが、もっと日本のプレーをしていかないと、と思った。自分のプレーからターンオーバーされたのが多く、そこが課題。
▽平野由佳の話：第２ピリオドで日本のペースに持っていけなかったことと、パワープレーで点数が取れなかったのが敗因。次の試合ではＦＷとして速いチェックをして、リズム良くプレーできるようにしたい。
▽藤本那菜の話：変則的なシュートも多く、守れなかった。みんながゴールしてくれたのに、私が守れなくて申し訳ない気持ち。ＤＦとの連係がうまくいかない部分もあった。
スピードスケート女子1500メートル 滑走する高木菜那選手
＜ソチ五輪：スピードスケート＞◇16日◇女子1500メートル
身長 155センチの高木菜那は小さな体を目いっぱい使って滑ったが、スピードに乗れず32位だった。｢緊張でばたばたして、ラスト 2周で脚にきた。もったいないレースをした｣と嘆いた。
2分 2秒台の記録に｢こんな(遅い)タイムで滑ったことがない｣とショックを隠さなかった。前回バンクーバー五輪では、中学 3年生で出場した妹、美帆のレースを観戦。悔しさをバネに初の五輪に挑んだが、はね返された。
アイスダンスＳＤで演技するキャシー・リード(左)、クリス・リード組
＜ソチ五輪：フィギュアスケート＞◇16日◇アイスダンス・ショートダンス(ＳＤ)
アイスダンスのＳＤで、キャシー・リード、クリス・リード組は 52.29点で21位となり、上位20組による17日のフリーに進めなかった。
前回バンクーバー冬季五輪銀メダルで、昨季の世界選手権を制したメリル・デービス、チャーリー・ホワイト組(米国)が、自身の持つＳＤの世界歴代最高得点を更新する 78.89点でトップに立った。 2連覇を狙うテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナ)が76.33点で 2位。
▽クリス・リードの話：とてもいい演技ができた。 1番滑走は苦手で、少しナーバスになってしまった。右膝の状態は良かった。ドクターと相談して、練習のスケジュールを組んできた。
▽キャシー・リードの話：パフォーマンスは良かった。表現面はうまくできた。ただ、ステップワークでミスをしてしまった。 2人の関係はバンクーバー(五輪)と違って、とても強い。
フィギュア アイスダンスショートダンス結果
ソチ五輪フィギュアスケート女子シングルに出場する浅田真央が16日、19日のショートプログラム(ＳＰ)に向けた最終調整に入った。
前日に合宿を張っていたアルメニアからソチに戻ったばかり。一夜明けて会場での公式練習では、トリプルアクセルを 3本中 3本決めるなど、好調さがうかがえた。17日に公式記者会見があるため、日本連盟の意向で取材に応じることなく会場を後にした。
公式練習に臨んだ浅田真央選手
試合日数が残り約 1週間となって来ましたが、ここに来てメダルのチャンスも増えてきたのではないでしょうか。と、思わせるような試合が続いていますね。
しかし、その反面期待が裏切られるような結果に終わってしまった選手もいるのは事実ですね。
｢カーママ｣には、なんたか残って決勝まで行って欲しいと願っています。
ガンバレ！日本！勝利を掴め！
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葛西個人初メダル！葛西、清水、竹内、伊東で団体は金獲り！真央アクセル失敗なし！ＳＰ調整順調
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