サッカー・女子国際親善大会アルガルベ杯最終日(12日、日本 0- 3ドイツ、ポルトガル・ファロ)決勝などを行い、日本(FIFAランク 3位)はドイツ(同 2位)に 0- 3で敗れ準優勝に終わった。ドイツの壁の高さを見せつけられたショックは、初優勝を逃した悔しさ以上に大きかった。なでしこジャパンが世界ランク2位のドイツに完敗し、初優勝を逃した。
先発にはボランチで先発したMF澤穂希(35=INAC神戸)や前半は左MF、後半はボランチでプレーした主将のMF宮間あや(29=岡山湯郷)ら主力が名を連ねたが、同じドイツに 3- 4で敗れた 2年前の決勝のリベンジはならず、初優勝を逃した。
試合後、佐々木則夫監督(55)は「い勉強になりましたね。後半は少し動きが止まり、ミスが多かった。反省を次に生かしていきたい」と渋い表情で話していた。記事をまとめてみました。
サッカー・女子国際親善大会アルガルベ杯最終日(12日、日本 0- 3ドイツ、ポルトガル・ファロ)決勝などを行い、日本(FIFAランク 3位)はドイツ(同 2位)に 0- 3で敗れ準優勝に終わった。先発にはMF澤穂希や主将のMF宮間あやら主力が名を連ねたが、同じドイツに 3- 4で敗れた 2年前の決勝のリベンジはならず、初優勝を逃した。日本は 5月に来年のカナダW杯の予選を兼ねたアジア杯(ベトナム)を戦い、初優勝を狙う。
ゴール前のこぼれ球にMF澤穂希選手(左手前から 2人目)が飛び込むがノーゴールの判定
なでしこジャパンのMF澤穂希が、ボランチで先発した。
前半28分、右サイドからMF川澄がシュートを放つと、このこぼれ球に、澤はFW大儀見とともに全速力でゴール前に詰めた。
後半開始からはFW岩渕に代わってベンチに下がった。試合後は「前半は(守備を)崩される場面があっても、何とか抑えられた。後半の 3失点はもったいなかった」と振り返った。
日本―ドイツ 前半、攻め込む主将MF宮間あや選手
なでしこジャパンが決勝でドイツに 0- 3で敗れ、アルガルベ杯初優勝を逃した。
主将MF宮間あやは前半は左MF、後半はボランチでプレー。ドイツ相手に完敗の結果に「自分たちの実力ですし、きちんと受け止めていきたい。まだまだ努力が足りないと思っていたが、さらに思い知らされた」と振り返った。
5月にはベトナムで行われるW杯アジア予選が控えており「アジアは本当に厳しい戦いなので、誰が呼ばれてもいい準備をしないといけない。まずアジアで1位をとってW杯に臨めるようにしたい」と話した。
ドイツに先制を許し、うなだれる宇津木瑠美選手(左)、岩清水梓選手(左から 3人目)ら
ドイツの壁の高さを見せつけられたショックは、初優勝を逃した悔しさ以上に大きかった。なでしこジャパンが世界ランク2位のドイツに完敗し、初優勝を逃した。
前半こそ 0- 0で終えたが、後半開始直後に立て続けに失点。 1分にケスラーに右足で決められ、 5分には右クロスをミッタークに押し込まれ、16分にはマロジャンに強烈なミドルシュートを決められた。攻撃陣は時間を追うごとに決定機が減り、今大会初の無得点に終わった。
試合後、佐々木則夫監督は「い勉強になりましたね。後半は少し動きが止まり、ミスが多かった。反省を次に生かしていきたい」と渋い表情で話していた。なでしこジャパンは肩を落とすしかなかった。
前半、攻め込む川澄奈穂美選手(左)
0- 0で折り返した前半とは一変し、後半は過去2度のW杯優勝を誇るドイツに主導権を握られた。開始わずか36秒で失点。その後も 5分、16分と立て続けに決められて勝負あり。これで対戦成績は日本の 1勝 1分け11敗。2011年W杯ではドイツを準々決勝で破って優勝、12年ロンドン五輪は銀メダルと日本も結果を残してはいるが、改めて世界の強さを思い知らされた形だ。
戦力の底上げを図り、ロンドン五輪未招集のGK山根、DF有吉を先発させたが、結果につながらなかった。主将のMF宮間が「 0点ではどこにも勝てない」と話したように、得点力も課題として残る。
2カ月後には、来年のカナダW杯の予選を兼ねるアジア杯が控える。 8チーム中 5チームが出場権を獲得できるが、MF澤は「アジアで勝てないと世界でも勝てない」と、W杯のディフェンディングチャンピオンとして手を抜くつもりはない。初のアジア女王の座に就いてのW杯切符奪取へ、照準を定める。
最後の最後がどうしても取れなかったのは残念ですね。次の試合には絶対勝つという気持ちで戦って欲しいですね。
ガンバレ!なでしこジャパン!
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なでしこ 0- 3完敗 V逸…また決勝でドイツの壁、澤「後半の 3失点はもったいなかった」
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