13日甲子園阪神-巨人 6回戦が行われ、阪神は今季 2度目のサヨナラ勝ちで今季初の 5連勝、 2位に浮上した。和田豊監督(51)が就任以来、初めての甲子園での巨人 3連勝を実現した。
福留孝介外野手(36)の犠飛で、阪神が 1点を先制した。代打で出場した関本賢太郎内野手(35)が、サヨナラ打を放った。
先発した榎田大樹投手(27)が、 5安打 1失点で 8回途中で降板した。 9回は呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)が 2三振を奪い「打者を上回って抑える感覚が持ち味。その感覚を生かしていきたい」。10回には安藤優也投手(36)が続き、乱れていた投手陣の立て直しを印象づけた。記事をまとめてみました。
<阪神 2- 1巨人>◇13日◇甲子園◇ 6回戦
阪神は今季 2度目のサヨナラ勝ちで今季初の 5連勝、 2位に浮上した。
阪神の先発は榎田。 3連敗を阻止したい巨人の先発は大竹。 3回まで両者、無得点の投手戦で始まった。
阪神は 5回、 7番福留の右翼への犠飛で先制。巨人は直後の 6回、片岡の左翼線への適時 2塁打で追いついた。
阪神は 8回途中で先発榎田から福原に交代。巨人もその裏、マシソンにスイッチ。両軍とも無得点で延長戦に突入した。
阪神は救援陣が 8回途中からパーフェクトに抑えた。好投の榎田の後を受けた福原は「エノキがつくった流れ。何とか抑えようと思った」と言うように井端らを仕留めた。
9回に登板した呉昇桓投手
9回は呉昇桓が 2三振を奪い「打者を上回って抑える感覚が持ち味。その感覚を生かしていきたい」。10回には安藤が続き、乱れていた投手陣の立て直しを印象づけた。
阪神は 1- 1で迎えた延長10回裏、二死満塁から代打関本が左前適時打を放ち、サヨナラ打を放ち試合を決めた。伝統の一戦で見事な 3タテを見せ、チームは 5連勝として 2位に浮上。15日からの広島 3連戦で首位を狙う!
阪神安藤が今季初勝利。巨人は 3連敗で 3位に転落、リリーフの山口が初黒星となった。
開幕から好調だった打線に当たりが止まり、 3連戦で合計2得点だった。原辰徳監督(55)が「接戦をものにできていない。ここ、という場面での執念が課題。しかし(シーズンの)早い段階で出ているので。次ですね」とコメントした。
10回裏阪神二死満塁、左前サヨナラ打を放ち喜ぶ関本賢太郎内野手
ベテランの一振りが勝負を決めた。 9回に一死満塁の好機で代打・アニヤン・新井貴浩が 1ゴロ併殺に倒れ、絶好のサヨナラ機を逃した。それでも10回に一死から俊介が右翼線 2塁打を放つと、巨人の 3番手・山口を攻め立て、二死満塁の絶好機を作った。最高のお膳立てが整った中で、代打・関本がコールされた。集中力を最大限に高めた初球。低めの直球を弾き返すと、打球は左前に抜けるサヨナラ打になった。
「神様」が突き上げた右拳が勝利宣言だ。緊迫感から一転、歓喜の水がナインに降り注ぐ。関本のひと振りで、巨人を完全撃破。今季 2度目のサヨナラ勝ちに沸く甲子園に、ベテランの決めぜりふが響いた。
10回、サヨナラ打を放った関本賢太郎内野手
「みんながつないでくれたチャンスだったのでなんとか打ちたかった。山口くんから何年もヒットを打っていなかったし、『必死のパッチ』で打席に立ちました」
延長10回二死満塁。マウンドには昨季、阪神が 8試合で 1点も奪えなかった左腕山口だ。迷いのない初球攻撃で低めの直球をはじき返し、 3遊間を真っ二つ。山口からの自身 3年ぶりの安打で、接戦に決着をつけた。
3タテに沸く甲子園のお立ち台で、喜びを爆発させていた。
「代打をやっていたら、新井さんみたいなこともある。勝てたら新井さんも報われるし、本当によかった」
9回一死満塁のサヨナラ機で、先に代打で送られた新井が 1ゴロ併殺に倒れた。 8回途中まで好投した榎田、動いた和田監督。すべてを救ったのが、代打の神様だ。将が「とっておきのとっておき」とたたえた今季の代打成績は、 5打数 2安打 2打点。昨季引退した桧山進次郎氏から受け継ぐ存在感を発揮した。
10回 さよならタイムリーを放った関本賢太郎内野手
「東京ドームで負け越したので、 3つ勝ててよかった。まだ始まったばかりだし、次の巨人戦も大事だと思う」
開幕カードで 1勝 2敗とやられた王者に、本拠地で雪辱した。巨人戦同一カード 3連勝は昨季も 5月 6- 8日に東京ドームでやっているが、本拠地甲子園では2010年以来 4年ぶり。マシソン-山口-西村という強力リリーフ陣の一角を攻略しての価値ある勝利だ。「去年ほとんどあの 3人は打てなかった。山口から点が取れたのは今後に大きい」と和田監督。殊勲の35歳も、この瞬間のために準備してきた。
「ずっとセットアッパーやストッパーを打てなかったから。フォームを改造したりもしたけど、やっててよかった」
昨季まで立てて構えていたバットを寝かせて、最短距離でのスイングを意識する。新しい取り組みは肉体強化にも及んだ。自主トレを行う都内のトレーニング施設では、動作を細かく映像に保存。自ら編集して、トレーナーに渡す。ここまでこだわったのは初めて。担当トレーナーも「期する思いを感じる」と驚いた。
代打サヨナラ打して高々と腕を上げた関本賢太郎内野手
背番号「3」の活躍でチームは 2位に浮上。昨年 7月以来の 5連勝で貯金を今季最多の 3とし、首位広島に 1ゲーム差。15日から敵地で首位攻防 3連戦(マツダ)に臨むが、お立ち台の主役がチームの勢いを証言した。
「ひとつになって、勝つことに燃えています」
猛虎の快進撃を今季最多 4万6256人が目撃した。次のステージにつながる最高のフィナーレだった。
和田豊監督が就任以来、初めての甲子園での巨人 3連勝を実現した。 3連戦でわずか 2失点の先発陣について「イニングだけじゃなくて 1点、 0点、 1点だからね。非常に投手の交代もスムーズだった」。開幕カードの東京ドームでは 3試合で27失点。開幕から 9試合で66失点と崩壊状態だった投手陣が甲子園に戻って、立ち直ったことを勝因に挙げていた。
サヨナラ打を放った関本賢太郎内野手を迎える阪神和田監督
福留孝介外野手の犠飛で、阪神が 1点を先制した。 5回無死 1、 3塁から右翼フェンス手前まで伸びる犠飛を打った。
「最低限の仕事ができました」。大きな飛球となり、 3塁走者のマートンが余裕を持ってかえってくることができた。
巨人先発の大竹から貴重な 1点をもぎ取った。
5回裏阪神無死 1、 3塁、福留孝介外野手は右犠飛を放った
代打で出場した関本賢太郎内野手が、サヨナラ打を放った。
1- 1で迎えた延長10回。二死満塁で関本は代打で登場した。「打ちやすいところにボールが来た」と、巨人山口の真ん中低めの 142キロの直球をとらえた。打球はレフト前に抜け、サヨナラ勝ち。巨人戦3連勝を手にした。
「(気分は)最高です。山口君からはここ何年もヒット打っていない。必死のパッチで打席に入りました。東京ドームで負け越していたので、 3つ勝ってよかった」。満員の甲子園を沸かせた。
10回裏二死満塁、関本賢太郎内野手はサヨナラ打を放ちナインの祝福にバンザイ!
先発した榎田大樹投手が、 5安打 1失点で 8回途中で降板した。
1点のリードをもらった 6回。一死 1塁から巨人片岡に左翼線へ適時二塁打を打たれ、同点に追いつかれた。後続を断ち、最少失点。 8回、橋本を抑えたところで福原に交代した。
7回 1/3を 1失点と好投したが「まだ 1回。これを続けていかないと」と表情を引き締めた。
5回表巨人二死 1、 2塁、橋本を投ゴロに仕留め手をたたく榎田大樹投手
和田豊監督が、福留孝介外野手に代打を送るなどの攻撃的タクトを振るい、サヨナラ勝利を手にした。 4年ぶりとなる甲子園での巨人戦同一カード 3連勝で、開幕カードのリベンジを果たした虎将。 9年ぶりのV奪回へ一直線だ。
てんびんを持って揺れる女神を、最後は抱きかかえた。好投の榎田を75球で降ろし、 9回サヨナラ機には福留に代打を告げた。そして10回、代打・関本で決着-。動いて、動いて、和田監督が巨人をたたきのめした。
期待に応えてくれた千両役者。関本賢太郎内野手の笑顔が聖地ではじけた
「打った瞬間、三遊間の真ん中に(打球が)飛んだのが見えた。『あぁ終わったな』と思ったが、苦しい試合だった」
甲子園での巨人戦同一カード 3連勝は、自身が打撃コーチだった2010年以来 4年ぶり。監督就任後では初で、負け越した開幕カード(東京D)のリベンジを見事に果たした。
「巨人を倒さないと上にはいけない」
何度、このフレーズを口にしてきただろう。リーグ 2連覇中で、強大な戦力を持つ球団だから-。それだけの単純な思いなんかじゃない。
「われわれの現役時代は全国中継があったのは巨人戦だけだった。そこで活躍して名前を売るしかなかった」。少し寂しげに、こう続けた姿が忘れられない。「選手にも巨人戦の重みをもっと知ってほしい…」。虎一筋30年。身も心もタテジマに染まる男の生き方が、ナインに伝染した。
契約最終年となる 3年目。至上命題となる 9年ぶりV奪回に、すべてを注いできた。ユニホームを脱げば、 3人の子どもを持つ父。この春に社会人となった次女・彩美さん(22)は関西大學女子ラクロス部に所属していたが、結局 4年間、まな娘のプレーする姿は見られずに終わった。
聖地で巨人に 3連勝。和田豊監督(左から 2人目)は笑顔でナインを出迎えた
「 1度は試合を見てみたかった」。監督業に忙殺される日々。その中でもホワイトデーには、妻と娘 2人にお菓子の詰め合わせを贈る心遣いをしてきた。犠牲にしてきた家族に愛される指揮官の素顔が、ここにある。
その姿勢はグラウンドでも変わらない。17選手を起用したこの日も、送り出す選手に声をかけ続けベンチに下げた福留へのフォローも忘れない。気遣いと非情の両刀を駆使し、勝利をつかんだ。
「今年のチームはこう戦うというものが出てきた。また、あさって(15日)から楽しみにしていただいていい」
勢いが加速するばかりの連勝街道に、強気な発言も出てきた。15日からは 1ゲーム差に迫った首位広島と敵地で 3連戦。和田虎の進撃は止まらない。悲願へと突っ走るだけだ。
「江戸の敵を長崎で!」では無いが、東京Dでの敵討ちを阪神が聖地・ホームでやってくれた!さらに嬉しい事に、G軍を 3位に落として 2位に上昇だ。このまま行けば完全に春休みが終わり、今までの阪神が帰ってきてくれるかも知れない。そうなれば、広島も落とすことができるだろう。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 4月
阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス「虎テレ」において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス「パ・リーグTV」との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
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視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
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※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
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ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、関根潤三、若松勉、大矢明彦、田尾安志、達川光男、野村弘樹、宮本和知、
高津臣吾・初芝清・・・一流解説陣が連日登場!
18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
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福留孝介外野手(36)の犠飛で、阪神が 1点を先制した。代打で出場した関本賢太郎内野手(35)が、サヨナラ打を放った。
先発した榎田大樹投手(27)が、 5安打 1失点で 8回途中で降板した。 9回は呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)が 2三振を奪い「打者を上回って抑える感覚が持ち味。その感覚を生かしていきたい」。10回には安藤優也投手(36)が続き、乱れていた投手陣の立て直しを印象づけた。記事をまとめてみました。
<阪神 2- 1巨人>◇13日◇甲子園◇ 6回戦
阪神は今季 2度目のサヨナラ勝ちで今季初の 5連勝、 2位に浮上した。
阪神の先発は榎田。 3連敗を阻止したい巨人の先発は大竹。 3回まで両者、無得点の投手戦で始まった。
阪神は 5回、 7番福留の右翼への犠飛で先制。巨人は直後の 6回、片岡の左翼線への適時 2塁打で追いついた。
阪神は 8回途中で先発榎田から福原に交代。巨人もその裏、マシソンにスイッチ。両軍とも無得点で延長戦に突入した。
阪神は救援陣が 8回途中からパーフェクトに抑えた。好投の榎田の後を受けた福原は「エノキがつくった流れ。何とか抑えようと思った」と言うように井端らを仕留めた。
9回に登板した呉昇桓投手
9回は呉昇桓が 2三振を奪い「打者を上回って抑える感覚が持ち味。その感覚を生かしていきたい」。10回には安藤が続き、乱れていた投手陣の立て直しを印象づけた。
阪神は 1- 1で迎えた延長10回裏、二死満塁から代打関本が左前適時打を放ち、サヨナラ打を放ち試合を決めた。伝統の一戦で見事な 3タテを見せ、チームは 5連勝として 2位に浮上。15日からの広島 3連戦で首位を狙う!
阪神安藤が今季初勝利。巨人は 3連敗で 3位に転落、リリーフの山口が初黒星となった。
開幕から好調だった打線に当たりが止まり、 3連戦で合計2得点だった。原辰徳監督(55)が「接戦をものにできていない。ここ、という場面での執念が課題。しかし(シーズンの)早い段階で出ているので。次ですね」とコメントした。
10回裏阪神二死満塁、左前サヨナラ打を放ち喜ぶ関本賢太郎内野手
ベテランの一振りが勝負を決めた。 9回に一死満塁の好機で代打・アニヤン・新井貴浩が 1ゴロ併殺に倒れ、絶好のサヨナラ機を逃した。それでも10回に一死から俊介が右翼線 2塁打を放つと、巨人の 3番手・山口を攻め立て、二死満塁の絶好機を作った。最高のお膳立てが整った中で、代打・関本がコールされた。集中力を最大限に高めた初球。低めの直球を弾き返すと、打球は左前に抜けるサヨナラ打になった。
「神様」が突き上げた右拳が勝利宣言だ。緊迫感から一転、歓喜の水がナインに降り注ぐ。関本のひと振りで、巨人を完全撃破。今季 2度目のサヨナラ勝ちに沸く甲子園に、ベテランの決めぜりふが響いた。
10回、サヨナラ打を放った関本賢太郎内野手
「みんながつないでくれたチャンスだったのでなんとか打ちたかった。山口くんから何年もヒットを打っていなかったし、『必死のパッチ』で打席に立ちました」
延長10回二死満塁。マウンドには昨季、阪神が 8試合で 1点も奪えなかった左腕山口だ。迷いのない初球攻撃で低めの直球をはじき返し、 3遊間を真っ二つ。山口からの自身 3年ぶりの安打で、接戦に決着をつけた。
3タテに沸く甲子園のお立ち台で、喜びを爆発させていた。
「代打をやっていたら、新井さんみたいなこともある。勝てたら新井さんも報われるし、本当によかった」
9回一死満塁のサヨナラ機で、先に代打で送られた新井が 1ゴロ併殺に倒れた。 8回途中まで好投した榎田、動いた和田監督。すべてを救ったのが、代打の神様だ。将が「とっておきのとっておき」とたたえた今季の代打成績は、 5打数 2安打 2打点。昨季引退した桧山進次郎氏から受け継ぐ存在感を発揮した。
10回 さよならタイムリーを放った関本賢太郎内野手
「東京ドームで負け越したので、 3つ勝ててよかった。まだ始まったばかりだし、次の巨人戦も大事だと思う」
開幕カードで 1勝 2敗とやられた王者に、本拠地で雪辱した。巨人戦同一カード 3連勝は昨季も 5月 6- 8日に東京ドームでやっているが、本拠地甲子園では2010年以来 4年ぶり。マシソン-山口-西村という強力リリーフ陣の一角を攻略しての価値ある勝利だ。「去年ほとんどあの 3人は打てなかった。山口から点が取れたのは今後に大きい」と和田監督。殊勲の35歳も、この瞬間のために準備してきた。
「ずっとセットアッパーやストッパーを打てなかったから。フォームを改造したりもしたけど、やっててよかった」
昨季まで立てて構えていたバットを寝かせて、最短距離でのスイングを意識する。新しい取り組みは肉体強化にも及んだ。自主トレを行う都内のトレーニング施設では、動作を細かく映像に保存。自ら編集して、トレーナーに渡す。ここまでこだわったのは初めて。担当トレーナーも「期する思いを感じる」と驚いた。
代打サヨナラ打して高々と腕を上げた関本賢太郎内野手
背番号「3」の活躍でチームは 2位に浮上。昨年 7月以来の 5連勝で貯金を今季最多の 3とし、首位広島に 1ゲーム差。15日から敵地で首位攻防 3連戦(マツダ)に臨むが、お立ち台の主役がチームの勢いを証言した。
「ひとつになって、勝つことに燃えています」
猛虎の快進撃を今季最多 4万6256人が目撃した。次のステージにつながる最高のフィナーレだった。
和田豊監督が就任以来、初めての甲子園での巨人 3連勝を実現した。 3連戦でわずか 2失点の先発陣について「イニングだけじゃなくて 1点、 0点、 1点だからね。非常に投手の交代もスムーズだった」。開幕カードの東京ドームでは 3試合で27失点。開幕から 9試合で66失点と崩壊状態だった投手陣が甲子園に戻って、立ち直ったことを勝因に挙げていた。
サヨナラ打を放った関本賢太郎内野手を迎える阪神和田監督
福留孝介外野手の犠飛で、阪神が 1点を先制した。 5回無死 1、 3塁から右翼フェンス手前まで伸びる犠飛を打った。
「最低限の仕事ができました」。大きな飛球となり、 3塁走者のマートンが余裕を持ってかえってくることができた。
巨人先発の大竹から貴重な 1点をもぎ取った。
5回裏阪神無死 1、 3塁、福留孝介外野手は右犠飛を放った
代打で出場した関本賢太郎内野手が、サヨナラ打を放った。
1- 1で迎えた延長10回。二死満塁で関本は代打で登場した。「打ちやすいところにボールが来た」と、巨人山口の真ん中低めの 142キロの直球をとらえた。打球はレフト前に抜け、サヨナラ勝ち。巨人戦3連勝を手にした。
「(気分は)最高です。山口君からはここ何年もヒット打っていない。必死のパッチで打席に入りました。東京ドームで負け越していたので、 3つ勝ってよかった」。満員の甲子園を沸かせた。
10回裏二死満塁、関本賢太郎内野手はサヨナラ打を放ちナインの祝福にバンザイ!
先発した榎田大樹投手が、 5安打 1失点で 8回途中で降板した。
1点のリードをもらった 6回。一死 1塁から巨人片岡に左翼線へ適時二塁打を打たれ、同点に追いつかれた。後続を断ち、最少失点。 8回、橋本を抑えたところで福原に交代した。
7回 1/3を 1失点と好投したが「まだ 1回。これを続けていかないと」と表情を引き締めた。
5回表巨人二死 1、 2塁、橋本を投ゴロに仕留め手をたたく榎田大樹投手
和田豊監督が、福留孝介外野手に代打を送るなどの攻撃的タクトを振るい、サヨナラ勝利を手にした。 4年ぶりとなる甲子園での巨人戦同一カード 3連勝で、開幕カードのリベンジを果たした虎将。 9年ぶりのV奪回へ一直線だ。
てんびんを持って揺れる女神を、最後は抱きかかえた。好投の榎田を75球で降ろし、 9回サヨナラ機には福留に代打を告げた。そして10回、代打・関本で決着-。動いて、動いて、和田監督が巨人をたたきのめした。
期待に応えてくれた千両役者。関本賢太郎内野手の笑顔が聖地ではじけた
「打った瞬間、三遊間の真ん中に(打球が)飛んだのが見えた。『あぁ終わったな』と思ったが、苦しい試合だった」
甲子園での巨人戦同一カード 3連勝は、自身が打撃コーチだった2010年以来 4年ぶり。監督就任後では初で、負け越した開幕カード(東京D)のリベンジを見事に果たした。
「巨人を倒さないと上にはいけない」
何度、このフレーズを口にしてきただろう。リーグ 2連覇中で、強大な戦力を持つ球団だから-。それだけの単純な思いなんかじゃない。
「われわれの現役時代は全国中継があったのは巨人戦だけだった。そこで活躍して名前を売るしかなかった」。少し寂しげに、こう続けた姿が忘れられない。「選手にも巨人戦の重みをもっと知ってほしい…」。虎一筋30年。身も心もタテジマに染まる男の生き方が、ナインに伝染した。
契約最終年となる 3年目。至上命題となる 9年ぶりV奪回に、すべてを注いできた。ユニホームを脱げば、 3人の子どもを持つ父。この春に社会人となった次女・彩美さん(22)は関西大學女子ラクロス部に所属していたが、結局 4年間、まな娘のプレーする姿は見られずに終わった。
聖地で巨人に 3連勝。和田豊監督(左から 2人目)は笑顔でナインを出迎えた
「 1度は試合を見てみたかった」。監督業に忙殺される日々。その中でもホワイトデーには、妻と娘 2人にお菓子の詰め合わせを贈る心遣いをしてきた。犠牲にしてきた家族に愛される指揮官の素顔が、ここにある。
その姿勢はグラウンドでも変わらない。17選手を起用したこの日も、送り出す選手に声をかけ続けベンチに下げた福留へのフォローも忘れない。気遣いと非情の両刀を駆使し、勝利をつかんだ。
「今年のチームはこう戦うというものが出てきた。また、あさって(15日)から楽しみにしていただいていい」
勢いが加速するばかりの連勝街道に、強気な発言も出てきた。15日からは 1ゲーム差に迫った首位広島と敵地で 3連戦。和田虎の進撃は止まらない。悲願へと突っ走るだけだ。
「江戸の敵を長崎で!」では無いが、東京Dでの敵討ちを阪神が聖地・ホームでやってくれた!さらに嬉しい事に、G軍を 3位に落として 2位に上昇だ。このまま行けば完全に春休みが終わり、今までの阪神が帰ってきてくれるかも知れない。そうなれば、広島も落とすことができるだろう。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 4月
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