25日横浜スタジアムでDeNA-阪神 4回戦が行われた。
DeNA 3塁のスペシャリスト・バルディリスが躊躇(ちゅうちょ)したかのように見えた。 3回のビッグイニングをおぜん立てしたのは 2番・大和外野手(26)だ。 4回には先頭で左中間 2塁打を放ち、続く鳥谷の中前打で相手の送球をかいくぐって生還した。 5回には中越え 2点 2塁打も放ち、今季 4度目の猛打賞。12球団トップの得点圏打率を 0.566(18打数10安打)へとさらに向上させた。
鳥谷敬内野手(32)が待望の先制弾となる今季 1号ソロを放った。キャプテンが開幕25試合目にして待望の今季 1号を放ち、ド派手に進軍ラッパを吹き鳴らした。 4安打 3打点の大暴れ!開始わずか 3分後、横浜の夜空に描いた初アーチが猛爆ショーの幕を開いた。
マウロ・ゴメス内野手(29)が開幕から連続試合出塁を「25」とした。クソボールも、規格外の助っ人にはヒットゾーンになる。
悩める大砲が復調の兆しを見せた。福留孝介外衣野手(36)が 5打数 2安打 1打点。今季初のマルチ安打を記録し、 5回には本塁打まであと少しという左中間フェンス直撃の 2塁打も放った。
先発した能見篤史投手(34)が 7回 5安打 3失点で、ハーラートップタイの 4勝目( 1敗)を挙げた。大量の援護点をもらっても、表情はほとんど変えなかった。一発を浴びてもポーカーフェースを崩さない。「途中から代わった藤井さんのせいです。鶴岡さんには悪いですけど、試合中に捕手が代わるとリズムが狂う」と冗談っぽく振り返ったが、言葉通り、捕手の交代後に失点を喫した。
藤井彰人捕手(37)が負傷交代した。 5回無死 2塁で左翼フェンス直撃の適時打を放ったが、 1塁を回った際に右足を痛めた。記事をまとめてみました。
<DeNA 4-14阪神>◇25日◇横浜◇ 4回戦
阪神は 1回に鳥谷の 1号ソロで先制。 3回には鳥谷、ゴメスの適時打など打者11人の猛攻で 5点を挙げ、序盤で 6点をリードした。
阪神は 5回までに大量10得点。DeNAは 5回にバルディリスの 5号ソロ、 6回に梶谷の 3号 2ランで 3点を返した。
猛虎打線に火をつけ、阪神は先発全員安打をマーク。今季最多タイの20安打で14得点を挙げてDeNAに大勝した。 2連勝で貯金も今季最多の「7」。巨人を抜いて再び「2位」に浮上した。
先発能見はハーラートップタイの 4勝目を挙げた。完敗のDeNAは 3連敗で借金は「12」となった。
今季 4勝目を挙げた能見篤史投手
DeNA 3塁のスペシャリスト・バルディリスが躊躇(ちゅうちょ)したかのように見えた。 3回のビッグイニングをおぜん立てしたのは 2番・大和外野手だ。
「( 3塁を)狙っていました。一発で決められたので、うれしかった」
先頭の能見が左前に運び、上本が歩いて 1、 2塁。 1ボールからの 2球目を 3塁線に転がした。バルディリスが素手で捕球も内野安打。鳥谷、ゴメスらの最強役者につなげ、打者一巡 5得点を演出した。
4回には先頭で左中間 2塁打を放ち、続く鳥谷の中前打で相手の送球をかいくぐって生還した。「抜けるかなと思ったので高代( 3塁ベース)コーチに任せました」。和田監督も「きょうだけじゃなく、 1、 2、 3番はいつでも走れる。アウトになることがあっても積極的な走塁がここまではできている」と満足げだ。
大和外野手は 3前バント安打でつなぎ、 3回の猛攻を演出。猛打賞もマークした
5回には中越え 2点 2塁打も放ち、今季 4度目の猛打賞。12球団トップの得点圏打率を 0.566(18打数10安打)へとさらに向上させた。
「川上さんのときには(タイミングが)合ってなかったんですが、それから投手によって変えています」
23日の中日戦(ナゴヤD)では川上に対し、 4打数無安打 2三振 1併殺。そこから自分の型にはめるだけではなく、柔軟さを頭にたたき込んでいるようだ。
「 1塁に出れば(次の)鳥谷さんが(盗塁などの作戦面で)気をつかってくれている。助かっている部分があります」
気がつけば打率は 0.309。規定打席到達者の中でチーム 5人目の 3割打者になった。虎打線の好循環の証拠だ。
4回、 2塁打を放った大和外野手
鳥谷敬内野手が待望の先制弾となる今季 1号ソロを放った。 4安打 3打点の大暴れ!
開始わずか 3分後、鳥谷が横浜の夜空に描いた初アーチが猛爆ショーの幕を開いた。打ちも打ったり、今季 2度目の20安打、今季 5度目の 2けた得点。キャプテンが開幕25試合目にして待望の今季 1号を放ち、ド派手に進軍ラッパを吹き鳴らした。
「まぐれです。たまたまです」
クールに回想したシーンは 1回二死からDeNA先発三嶋の高めに浮いた 123キロスライダーをとらえた。打球は追い風を受け、鋭い当たりがライトスタンドに突き刺さった。
「少し前気味でさばいた形になりましたが、うまくとらえることが出来ました。早い回に先制できてよかったです」とコメントした。今季 111打席目での 1号、悠々とダイヤモンドを 1周した。
1回表阪神二死、鳥谷敬内野手は右翼越えソロ本塁打を放った
2005年の 261打席目に次ぐ、自身 2番目の遅さで飛び出した貴重な先制ソロが打線爆発の呼び水になった。鳥谷がシーズン 1号を打つとチームは勝つ-。ルーキーイヤーから続く不敗神話も「11」に伸びた。
「少し前気味で(ボールを)さばいた形になりましたが、うまく捉えることができました」
体勢が泳ぎながら放った一発に価値があった。今シーズンは「重心」をテーマのひとつに置き、新しい取り組みに着手した。『4スタンス理論』。人間の重心の取り方を 4種類に分類し、それぞれに適した体の使い方で最大限の能力を発揮するための練習法だ。
「いろいろ考えながらね。困ったときに考え方がいろいろあった方がいいので。僕が何型かは別にいいでしょ(笑)」
3回、適時打を放った鳥谷敬内野手
さらに、 1点リードの 3回無死満塁から直球を引っ張っり追加点となる貴重な一打。
速い打球が右前に転がり、追加点となった。「上本が粘って四球をとったことや、満塁ということもあったので、ファーストストライクを取りに来たところを打ちにいこうと考えていました。自分のスイングが出来ました」とコメントした。
鳥谷が今季 1号先制ソロを放つなど 4安打。和田豊監督が、「もう完璧やね。やっと広角に打てるようになってきた」とコメント。
きっかけはロッテの井口らと行う 1月の沖縄自主トレ中。清田(ロッテ)が実践する姿を見て、試し始めた。自らインターネットでエクササイズDVDと 4スタンスリングと呼ばれる矯正器具を注文。iPadで正しい動作を確認し、ウオーミングアップ中には矯正を促す直径 5センチほどのアイテムを握りしめる。
4回、適時打を放った鳥谷敬内野手
「20本塁打は打ちたい」と誓っていた背番号「1」。産みの苦しみこそ味わったが、ここから一気に大爆発の予感だ。
3回には無死満塁で右前適時打をマークし、一挙 5点を奪う打者一巡の猛攻を演出。続く 4回には中前適時打、 5回の第 4打席も遊撃内野安打と、今季 2度目となる4安打の大暴れだ。これで 8試合連続安打とし、23試合連続出塁中。一時は 1割台まで沈んだ打率もリーグ 3位の 0.368へと急上昇だ。 3番に座り、好調なチームの核を担っている。
「きょうだけで終わらず、明日も10本、20本打てるように頑張りたい」
キャプテンは関東の虎党に向かって声を張った。 2連勝で巨人を抜いて 2位に再浮上。この強さは本物だ。頼もしいチームリーダーが戦旗を掲げ、セ界制覇へ、突き進む。
3回表阪神無死満塁、マウロ・ゴメス内野手は左前適時打を放った
マウロ・ゴメス内野手が開幕から連続試合出塁を「25」とした。クソボールも、規格外の助っ人にはヒットゾーンになる。 2点目を追加してなお 3回無死満塁。ゴメスのバットが真ん中高めのボール球、 142キロ真っすぐを捉えた。打球は 3遊間を真っ 2つ。この回 2点目をたたき出し、試合を決める打者11人による大量 5点攻撃の一翼を担った。
「狙いは真っすぐだった。その真っすぐが来た。打てる球だったから打っただけさ。それよりも勝てたことがうれしいよ」
マウロ・ゴメス内野手は左前タイムリー。 3回の猛爆ショーのメーンキャストだった
3回無死満塁で打席に立った。第 1打席は見逃し三振に倒れていたが、DeNA三嶋の直球を左前に打ち返した。「チャンスだったし、ランナーをかえすことだけを考えていた。打てるボールが来たし、それをしっかり打ち返すことができた」。記録だけではなく、打点もマークした。
悪球打ち以上に驚かされたのは、 7回二死満塁からの平凡な中飛。これをDeNAの荒波がまさかの落球。凡フライでも走者を一掃してしまう。不思議なパワーを持った 4番打者だ。
開幕から25試合連続出塁とし、和田監督が現役時代の1997年に記録した開幕24試合を超えた。このことを聞くとゴメスは「知らなかったです」と驚きの一言だった。
福留孝介外衣野手の適時打で生還したマウロ・ゴメス内野手(左)をナインも笑顔で出迎えた
抜かれた和田監督は大歓迎だった。「いやいや…もう、大幅に抜いてほしいね。どうせなら」
できることなら、ずっと出塁して-。指揮官ならば、当然の思いだ。
未知の世界の「日本野球」だったが、ゴメスにとって、スムーズに受け入れられる環境があった。それは応援。演奏あり、歌あり、絶叫あり。メジャーにはない文化が、意外にもゴメスには懐かしかった。
「甲子園はもちろんだけれど、どの球場へ行っても、ものすごい応援をしてもらえる。母国ドミニカのウインターリーグに似ているんだ。熱狂的な雰囲気は大好きだ」
生まれ育った国のベースボールの環境にそっくりな空気が、ゴメスを後押ししている。
主砲が意識しない連続出塁記録も、伸びれば伸びるほど、タテジマの進撃は続く。もちろん、ゴメスだってそのことはよ~くわかっているはずだ。
3回、適時打を放った福留孝介外衣野手
悩める大砲が復調の兆しを見せた。福留孝介外衣野手が 5打数 2安打 1打点。今季初のマルチ安打を記録し、 5回には本塁打まであと少しという左中間フェンス直撃の 2塁打も放った。
「一時期に比べれば(よくなっている)、という感じだけど、打席のなかで違うな、ということがまだある」
まだ万全ではないが、確実に状態は上向いてきた。打率は 0.163と低迷しているが、 3回には投手への内野安打で今季初タイムリーもマークした。打球に力強さが出てきた背番号「8」。「少しずつ結果を出すことで状態を上げていってもらいたい」。和田監督の期待も大きくなってきた。
DeNA戦に先発した能見篤史投手
大量の援護点をもらっても、表情はほとんど変えなかった。一発を浴びてもポーカーフェースを崩さない。先発した能見篤史投手が 7回 5安打 3失点で、ハーラートップタイの 4勝目( 1敗)を挙げた。ピンチでも冷静に振る舞っていたが、試合後は思わず苦笑いした。
序盤から大量援護を受けていただけに「(勝ちがつくのは)いいことなのでね。(完投は)もちろんそれをね」と、 7回 114球で降板したことを反省した。
能見篤史投手は 7回 3失点で 4勝目を挙げた。本塁打 2発を浴びたのが反省点だった
「途中から代わった藤井さんのせいです。鶴岡さんには悪いですけど、試合中に捕手が代わるとリズムが狂う」
冗談っぽく振り返ったが、言葉通り、捕手の交代後に失点を喫した。 7- 0の 4回まで 3塁を踏ませない投球を見せていたが、突如、アクシデントが起きた。五回の攻撃中に先発マスクの藤井が右足の甲を負傷して交代。直後の守備から鶴岡と初バッテリーを組むと、先頭のバルディリスに中堅バックスクリーンへ 5号ソロを被弾。10- 1の 6回にも梶谷に右翼へ 2ランを浴びた。
5回表藤井彰人捕手は適時打を放ち 1塁をまわったところで足を負傷した
藤井彰人捕手が負傷交代した。 5回無死 2塁で左翼フェンス直撃の適時打を放ったが、 1塁を回った際に右足を痛めた。
そのままベンチへ下がり、右足を引きずりながら「大丈夫です。何もないんで。先に帰ります」と横浜市内の病院で検査した。
草野球なら既にコールドゲームとなる 5回までで10得点!なんて、少々信じられない様なものを見せられた様な気がした試合だった。
DeNAが相手だからできた事だと言ってしまえばそれまでの事だが、やはり今年のタイガースは何かが違っているのだろう。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 4月
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