26日横浜スタジアムでDeNA-阪神 5回戦が行われ、阪神 3連勝で貯金は「8」となった。DeNAは 4連敗となった。
ゴールデンウイーク初日。駆けつけたハマの虎党を 1度ならず、 2度も狂喜乱舞させた。 1試合 2ホーマーの離れ業だ。新井良太内野手(30)が 2回、先制 4号ソロを放った。
マット・マートン外野手(32)が、 1点リードの 4回無死 1、 3塁。センターへ大きな飛球を打った。犠飛を放ち追加点を入れた。
マウロ・ゴメス内野手(29)が 3点目の左前適時打を放った。 3安打でデーゲーム打率 0.450。
岩田稔投手(30)が 9回 4安打 1失点(自責 0)で、 932日ぶりの完投勝利。黄金週間を白星発進で飾った虎が一気に奪首!天国と地獄を味わったからこそ、まだ素直に喜べない。次回登板は 5月 4日のヤクルト戦(神宮)が有力だ。能見、D 6位・岩崎優(すぐる)投手(22=国士舘大學)との左腕王国の完成も間近。カギを握るのは岩田。辛酸をなめた苦労人が、このチームにはいる。
藤井彰人捕手(37)が26日、出場選手登録を抹消された。25日のDeNA 4回戦(横浜)で 1塁ベースを回った際に右足甲を負傷。そのまま交代して横浜市内の病院で検査した。
ついにDeNAファンの堪忍袋の緒も切れた。大和外野手の投前犠打を宮崎敏郎内野手(25)がエラー。ボールはファウルゾーンを転々。走者は生還し打者走者も 3塁に進んだ。結局この回 2点を失い万事休した。DeNA中畑清監督(60)も驚いた。記事をまとめてみました。
<DeNA1-7阪神>◇26日◇横浜スタジアム◇ 5回戦
阪神は 2回1死走者なしから新井良太の 4号ソロで 1点を先制した。DeNAは 3回二死から投手井納が初安打で出塁しただけ。
阪神は 4回マートンの犠飛、 5回はゴメスの適時打、 6回は新井良のソロで 1点ずつ加点。DeNAは 4回から 6回まで 3者凡退。
阪神は 7回にゴメスの適時打で 1点を追加。 9回は相手の失策で 2点を加えてダメ押し 3連勝で貯金は「8」となった。DeNAは 4連敗となった。
2回表阪神一死、新井良太内野手は左越えに先制本塁打を放った!
豪快にバットを放り投げる姿が快打の証だ。ゴールデンウイーク初日。駆けつけたハマの虎党を 1度ならず、 2度も狂喜乱舞させた。 1試合 2ホーマーの離れ業だ。新井良太内野手が 2回、先制 4号ソロを放った。
第 1打席の初球。 2回一死走者なしでDeNA井納の真ん中への 143キロの直球をフルスイングだ。高々と舞った白球は左翼手・筒香の頭上を越えて、左翼席に放り込んだ。23日の中日戦(ナゴヤD)以来、出場 3試合ぶりの一発に「積極的にいこうと思っていました。少し詰まったんですが、振り切れたのでスタンドインしてくれました」とコメント。今季 4号をマークした。
第 2打席は左前打を放ち、迎えた 3点リードの 6回先頭だ。 112キロのカーブを強振。「自分のスイングができました」。打った瞬間に“それ”とわかるダメ押しの 5号ソロで試合の大勢を決めた。
新井良太内野手は 2回、左翼へ先制アーチを放ったあとバットを豪快に放り投げた
「稔(岩田)は同級生だし、勝利に貢献できる一打が打ててよかった」
2010年。中日から阪神にトレード移籍したとき、不安な気持ちを緩和し、温かく出迎えてくれた 1人が同級生の岩田だった。食事をともにしては「一緒に頑張ろう」と誓い合っていた仲。この日も、マウンド上の左腕に何度も声をかけて、鼓舞した。なんとしても、稔に勝ち星をつけたい-。友情のこもった“二振り”だった。
恐怖の 6番打者と化している背番号「32」の存在に、和田監督も多大な信頼を寄せた。
第 3打席では、この試合 2本目となる5号ソロを放った。第 1打席と同じく初球を振り切った。「自分のスイングができました」。 112キロのカーブを、左中間スタンド最上段まで飛ばした。
4回表無死 1、 3塁、マット・マートン外野手は中犠飛を放った!
マット・マートン外野手が、犠飛を放ち追加点を入れた。
1点リードの 4回無死 1、 3塁。センターへ大きな飛球を打った。「外野フライを打てば追加点になる場面だったし、最低限のバッティングはできたんじゃないかな」。 3塁走者鳥谷が悠々かえり、 2点目を追加した。
マートンは3試合連続で打点を記録している。
5回表阪神二死 1、 3塁、マウロ・ゴメス内野手は左前適時打を放った
マウロ・ゴメス内野手が 3点目の左前適時打を放った。 3安打でデーゲーム打率 0.450。
初夏を思わせる日差しがサングラスに反射する。それがたくましさをさらに際立たせる。メッチャ打つやん、デーゲーム。その理由を問われたゴメスはバスの前で歩を止め、ニヤッと笑った。
「わからないヨ。でも、明日もデーゲームだから、いいかなと思う」
前夜は、猛虎打線大爆発で試合終了は午後10時をまわっていた。ナイター翌日のデーゲームは多くの選手が体内のリズムを調整することに苦労する。だが、カリブの怪物にとっては飯のタネだ。
7回表阪神二死 3塁、マウロ・ゴメス内野手は中前適時打を放った
5回二死 1、 3塁から「もしかすると見逃せばボール球だったかもしれないけれども、打てるボールだったし打ちにいったんだ」と、真ん中高めの球を左前に運んだ。 3点目をたたき出すと、 7回二死 3塁でも中前へ。今季 3度目の猛打賞で、マートン(32打点)に続いて、リーグ 2位の「30打点」だ。
1点リードの 4回無死 1塁の第 2打席には井納の 148キロ直球を右前安打。開幕26試合連続出塁。 1、 3塁と好機を演出し、マートンの犠飛につなげた。開幕からの連続出塁試合を「26」に伸ばしていた。
「チームの勝利に貢献する打撃をしようと思っていた。甘い球がくれば積極的にいこうと思っていた。ヒットになって、犠飛につなげることができて、よかったよ」
マウロ・ゴメス内野手は 4回に右前打。開幕からの連続出塁を「26」に伸ばした
5回二死 1、 3塁からは左前に運び、 3点目をたたき出すと、 7回二死 3塁でも中前へ。今季 3度目の猛打賞で、マートン(32打点)に続いて、リーグ 2位の「30打点」だ。
これでデーゲーム全 9試合で打率 0.450(40打数18安打)、 1本塁打、18打点。球がよくみえる? 頭が冴えている? G砲自身だけじゃなく、おそらく“昼男”の確固たる理由は誰にもわからないだろう。でも、もしかしたら、これも、 1つの鍵かもしれない。
実はゴメスは練習中、スパイクではなくアップシューズを履いている。オマリー打撃コーチ補佐は、それを「リラックスするためだろう」とアメリカンに推察する。
試合開始前に初めてスパイクのひもを締め、スイッチオン。アイテム 1つにしてもオンとオフを明確にしている。だからこそ、気持ちの切り替えも早い。相手投手が昼を苦手としていると、野獣のように襲いかかることができる。
27日の第 3戦もデーゲームだ。ちなみにゴメスの“庭”は少なくとも、あと26試合ある。
マウロ・ゴメス内野手は 7回、中前へ適時打。DeNAの長田(右)はマウンド上で天を仰いで悔しがった
岩田稔投手が 9回 4安打 1失点(自責 0)で、 932日ぶりの完投勝利。“復活星” 2勝目を挙げた。チームは 3連勝&今季最多の貯金「8」。そして首位広島とは 1差-。黄金週間を白星発進で飾った虎が一気に奪首!
7回に筒香に許した適時打による 1失点に抑えた岩田は「正直、いっぱい点をとってもらったので、楽な展開で投げさせてもらいました」と感想を口にすると、およそ 2年半ぶりの完投勝利には「久しぶりですね」と笑顔をみせた。
阪神・先発の岩田稔投手
何度、苦労を重ねた鳴尾浜で夕陽を見たか。今回は違う。場所は横浜。沈みゆく太陽までも祝福してくれた。岩田が“遠い昔”をつかみ取った。 932日ぶりの快感だ。
「前の完投勝利? 遠い昔でしょうね(笑)。無駄な四球を出さないように心がけていました」
立ち上がりに難がある。だから 1回に全てをかけた。白崎を三振、梶谷を 2ゴロ、宮崎も 3ゴロ。この間、わずか 7球。なのに、いつもはクールな人間から自然とガッツポーズが飛び出した。過去の己に別れを告げた瞬間だった。それ以降、 3回二死までひとりの走者も許さない。打たせて取る。2008年に10勝を挙げた左腕が帰ってきた。
終わってみれば 7回の 1失点のみ。散発の 4安打。制球も良く無四球完投。2011年10月 7日の横浜(現DeNA)戦(横浜)以来の完投勝利を無四球で飾った。2008年 5月31日の北海道日本ハム戦(札幌D)以来となる無四球ピッチだった。
岩田稔投手が無四球で完投勝利。マウンドにできた岩田の影も躍動していた
「無駄なフォアボールを出さないように、ひとりひとりのバッターと勝負することを心がけた。前回がボロボロだったので、リズムよく投げたかった」と振り返った。
低めにコントロールし、直球と変化球のコンビネーションがさえた。
「正直、いっぱい点をとってもらって、楽な展開で投げさせてもらえた。先のことは見ていないので、 1イニングずつです」と振り返った。
「立ち上がりがスッといけば何とかなる投手。やっと岩田本来の、こっちの求めている投球をやっとしてくれた」
やっと、やっと…。和田監督の言葉にも実感がこもる。昨年は 9試合に登板し、 2勝 5敗、防御率 4.95。中継ぎ転向も検討されたが、立ち上がりの悪い投手には不向き。そんな中「投げ方がわからない」-。そう、友人にもらしたこともあった。
中村を右飛に仕留めて完投勝利した岩田稔投手はグラブをたたいて喜ぶ
そんな男を、ある球団が目をつけた。トレード話だった。しかし、球団は商談には乗らなかった。まだまだいける。そんな思いで、復活を待った。フロントの“英断”に応える快投でもあったわけだ。
ワラにもすがる思いで改造に乗り出した。オープン戦で結果を残せず、開幕直前にローテから外され、新たな取り組みを始めた。セットで構えた際に両ひざを軽く曲げ、腰を落とした。山口投手コーチは「左足に重心をのせて、右肩の開きを抑えようと意識している」と説明した。
投球間隔を短くし、テンポよく投げ込むことを意識した。「正直、いっぱい点を取ってもらったので、楽な展開になりました」。この投法が打線爆発を導いた。ゴロアウトは13。“あの時の岩田”だった。チームは3連勝で貯金は今季最多の「8」となり、首位広島とは 1差となった。
「きょうの投球をしてローテーションを守っていきたい」
天国と地獄を味わったからこそ、まだ素直に喜べない。次回登板は 5月 4日のヤクルト戦(神宮)が有力だ。能見、D 6位・岩崎優投手との左腕王国の完成も間近。そうなれば 9年ぶりのVが現実味を帯びてくる。カギを握るのは岩田。辛酸をなめた苦労人が、このチームにはいる。
岩田稔投手は試合後、マウンドでナインと勝利のハイタッチ。 932日ぶりに味わう感触だ
藤井彰人捕手が26日、出場選手登録を抹消された。25日のDeNA 4回戦(横浜)で 1塁ベースを回った際に右足甲を負傷。そのまま交代して横浜市内の病院で検査した。
一夜明けて、再び検査を受けた。和田監督はDeNA戦の試合前に「 2、 3日で治る感じじゃないので、 1回抹消する」と話した。
代わって渡辺亮投手(32)が登録された。藤井の再登録は 5月 6日以降。
9回表、大和外野手の投前犠打をエラーする宮崎敏郎内野手
ついにDeNAファンの堪忍袋の緒も切れた。「勝つ気あるのか? ないならやめちゃえ!」。沈滞ムードを象徴する珍エラーが 9回の守りで飛び出した。無死 1塁でバントを処理した山口が 1塁へ送球。しかしベースカバーに入った宮崎は、2塁へ送球すると判断し、ボールから目を切り 2塁方向を見ていたため捕球できず、ボールはファウルゾーンを転々。走者は生還し打者走者も 3塁に進んだ。結局この回 2点を失い万事休した。
DeNA中畑清監督も驚いた。「野球の世界にないボーンヘッド。ショックでした」。試合後、宮崎の降格と飛雄馬の昇格を決めた。すでに勝敗の行方はほぼ決まっていたとはいえ、ファンを落胆させるシーンだった。梶谷を 2番に入れた打線も 1得点止まり。「何を言っても言い訳になる。ファンに申し訳ない。ひとつでも早く勝ちたい」という表情には悲壮感も漂っていた。
今の阪神が強いのでは無い。DeNAが弱いだけだ。それでも連勝するのは良いことだ。
DeNAが弱いのには、某言い伝えがあるのだ。それは、「横浜市役所の役人達の呪いが、横浜スタジアムに掛かっているから勝てない」というものだ。この呪いを破った投手が一人いる。大魔神こと佐々木投手がその人だ。彼がいなくなってからは、負けが続いている。一度でも「優勝」しただろうか。どんな呪いでも打ち破る投手が出て来なければ、DeNAに勝利は無いだろう。
常にBクラスを歩いているではないか。そんな球団に負けるわけがない。そう思って頑張っていからこそ今の阪神があるのだ。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 4月
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ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
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ゴールデンウイーク初日。駆けつけたハマの虎党を 1度ならず、 2度も狂喜乱舞させた。 1試合 2ホーマーの離れ業だ。新井良太内野手(30)が 2回、先制 4号ソロを放った。
マット・マートン外野手(32)が、 1点リードの 4回無死 1、 3塁。センターへ大きな飛球を打った。犠飛を放ち追加点を入れた。
マウロ・ゴメス内野手(29)が 3点目の左前適時打を放った。 3安打でデーゲーム打率 0.450。
岩田稔投手(30)が 9回 4安打 1失点(自責 0)で、 932日ぶりの完投勝利。黄金週間を白星発進で飾った虎が一気に奪首!天国と地獄を味わったからこそ、まだ素直に喜べない。次回登板は 5月 4日のヤクルト戦(神宮)が有力だ。能見、D 6位・岩崎優(すぐる)投手(22=国士舘大學)との左腕王国の完成も間近。カギを握るのは岩田。辛酸をなめた苦労人が、このチームにはいる。
藤井彰人捕手(37)が26日、出場選手登録を抹消された。25日のDeNA 4回戦(横浜)で 1塁ベースを回った際に右足甲を負傷。そのまま交代して横浜市内の病院で検査した。
ついにDeNAファンの堪忍袋の緒も切れた。大和外野手の投前犠打を宮崎敏郎内野手(25)がエラー。ボールはファウルゾーンを転々。走者は生還し打者走者も 3塁に進んだ。結局この回 2点を失い万事休した。DeNA中畑清監督(60)も驚いた。記事をまとめてみました。
<DeNA1-7阪神>◇26日◇横浜スタジアム◇ 5回戦
阪神は 2回1死走者なしから新井良太の 4号ソロで 1点を先制した。DeNAは 3回二死から投手井納が初安打で出塁しただけ。
阪神は 4回マートンの犠飛、 5回はゴメスの適時打、 6回は新井良のソロで 1点ずつ加点。DeNAは 4回から 6回まで 3者凡退。
阪神は 7回にゴメスの適時打で 1点を追加。 9回は相手の失策で 2点を加えてダメ押し 3連勝で貯金は「8」となった。DeNAは 4連敗となった。
2回表阪神一死、新井良太内野手は左越えに先制本塁打を放った!
豪快にバットを放り投げる姿が快打の証だ。ゴールデンウイーク初日。駆けつけたハマの虎党を 1度ならず、 2度も狂喜乱舞させた。 1試合 2ホーマーの離れ業だ。新井良太内野手が 2回、先制 4号ソロを放った。
第 1打席の初球。 2回一死走者なしでDeNA井納の真ん中への 143キロの直球をフルスイングだ。高々と舞った白球は左翼手・筒香の頭上を越えて、左翼席に放り込んだ。23日の中日戦(ナゴヤD)以来、出場 3試合ぶりの一発に「積極的にいこうと思っていました。少し詰まったんですが、振り切れたのでスタンドインしてくれました」とコメント。今季 4号をマークした。
第 2打席は左前打を放ち、迎えた 3点リードの 6回先頭だ。 112キロのカーブを強振。「自分のスイングができました」。打った瞬間に“それ”とわかるダメ押しの 5号ソロで試合の大勢を決めた。
新井良太内野手は 2回、左翼へ先制アーチを放ったあとバットを豪快に放り投げた
「稔(岩田)は同級生だし、勝利に貢献できる一打が打ててよかった」
2010年。中日から阪神にトレード移籍したとき、不安な気持ちを緩和し、温かく出迎えてくれた 1人が同級生の岩田だった。食事をともにしては「一緒に頑張ろう」と誓い合っていた仲。この日も、マウンド上の左腕に何度も声をかけて、鼓舞した。なんとしても、稔に勝ち星をつけたい-。友情のこもった“二振り”だった。
恐怖の 6番打者と化している背番号「32」の存在に、和田監督も多大な信頼を寄せた。
第 3打席では、この試合 2本目となる5号ソロを放った。第 1打席と同じく初球を振り切った。「自分のスイングができました」。 112キロのカーブを、左中間スタンド最上段まで飛ばした。
4回表無死 1、 3塁、マット・マートン外野手は中犠飛を放った!
マット・マートン外野手が、犠飛を放ち追加点を入れた。
1点リードの 4回無死 1、 3塁。センターへ大きな飛球を打った。「外野フライを打てば追加点になる場面だったし、最低限のバッティングはできたんじゃないかな」。 3塁走者鳥谷が悠々かえり、 2点目を追加した。
マートンは3試合連続で打点を記録している。
5回表阪神二死 1、 3塁、マウロ・ゴメス内野手は左前適時打を放った
マウロ・ゴメス内野手が 3点目の左前適時打を放った。 3安打でデーゲーム打率 0.450。
初夏を思わせる日差しがサングラスに反射する。それがたくましさをさらに際立たせる。メッチャ打つやん、デーゲーム。その理由を問われたゴメスはバスの前で歩を止め、ニヤッと笑った。
「わからないヨ。でも、明日もデーゲームだから、いいかなと思う」
前夜は、猛虎打線大爆発で試合終了は午後10時をまわっていた。ナイター翌日のデーゲームは多くの選手が体内のリズムを調整することに苦労する。だが、カリブの怪物にとっては飯のタネだ。
7回表阪神二死 3塁、マウロ・ゴメス内野手は中前適時打を放った
5回二死 1、 3塁から「もしかすると見逃せばボール球だったかもしれないけれども、打てるボールだったし打ちにいったんだ」と、真ん中高めの球を左前に運んだ。 3点目をたたき出すと、 7回二死 3塁でも中前へ。今季 3度目の猛打賞で、マートン(32打点)に続いて、リーグ 2位の「30打点」だ。
1点リードの 4回無死 1塁の第 2打席には井納の 148キロ直球を右前安打。開幕26試合連続出塁。 1、 3塁と好機を演出し、マートンの犠飛につなげた。開幕からの連続出塁試合を「26」に伸ばしていた。
「チームの勝利に貢献する打撃をしようと思っていた。甘い球がくれば積極的にいこうと思っていた。ヒットになって、犠飛につなげることができて、よかったよ」
マウロ・ゴメス内野手は 4回に右前打。開幕からの連続出塁を「26」に伸ばした
5回二死 1、 3塁からは左前に運び、 3点目をたたき出すと、 7回二死 3塁でも中前へ。今季 3度目の猛打賞で、マートン(32打点)に続いて、リーグ 2位の「30打点」だ。
これでデーゲーム全 9試合で打率 0.450(40打数18安打)、 1本塁打、18打点。球がよくみえる? 頭が冴えている? G砲自身だけじゃなく、おそらく“昼男”の確固たる理由は誰にもわからないだろう。でも、もしかしたら、これも、 1つの鍵かもしれない。
実はゴメスは練習中、スパイクではなくアップシューズを履いている。オマリー打撃コーチ補佐は、それを「リラックスするためだろう」とアメリカンに推察する。
試合開始前に初めてスパイクのひもを締め、スイッチオン。アイテム 1つにしてもオンとオフを明確にしている。だからこそ、気持ちの切り替えも早い。相手投手が昼を苦手としていると、野獣のように襲いかかることができる。
27日の第 3戦もデーゲームだ。ちなみにゴメスの“庭”は少なくとも、あと26試合ある。
マウロ・ゴメス内野手は 7回、中前へ適時打。DeNAの長田(右)はマウンド上で天を仰いで悔しがった
岩田稔投手が 9回 4安打 1失点(自責 0)で、 932日ぶりの完投勝利。“復活星” 2勝目を挙げた。チームは 3連勝&今季最多の貯金「8」。そして首位広島とは 1差-。黄金週間を白星発進で飾った虎が一気に奪首!
7回に筒香に許した適時打による 1失点に抑えた岩田は「正直、いっぱい点をとってもらったので、楽な展開で投げさせてもらいました」と感想を口にすると、およそ 2年半ぶりの完投勝利には「久しぶりですね」と笑顔をみせた。
阪神・先発の岩田稔投手
何度、苦労を重ねた鳴尾浜で夕陽を見たか。今回は違う。場所は横浜。沈みゆく太陽までも祝福してくれた。岩田が“遠い昔”をつかみ取った。 932日ぶりの快感だ。
「前の完投勝利? 遠い昔でしょうね(笑)。無駄な四球を出さないように心がけていました」
立ち上がりに難がある。だから 1回に全てをかけた。白崎を三振、梶谷を 2ゴロ、宮崎も 3ゴロ。この間、わずか 7球。なのに、いつもはクールな人間から自然とガッツポーズが飛び出した。過去の己に別れを告げた瞬間だった。それ以降、 3回二死までひとりの走者も許さない。打たせて取る。2008年に10勝を挙げた左腕が帰ってきた。
終わってみれば 7回の 1失点のみ。散発の 4安打。制球も良く無四球完投。2011年10月 7日の横浜(現DeNA)戦(横浜)以来の完投勝利を無四球で飾った。2008年 5月31日の北海道日本ハム戦(札幌D)以来となる無四球ピッチだった。
岩田稔投手が無四球で完投勝利。マウンドにできた岩田の影も躍動していた
「無駄なフォアボールを出さないように、ひとりひとりのバッターと勝負することを心がけた。前回がボロボロだったので、リズムよく投げたかった」と振り返った。
低めにコントロールし、直球と変化球のコンビネーションがさえた。
「正直、いっぱい点をとってもらって、楽な展開で投げさせてもらえた。先のことは見ていないので、 1イニングずつです」と振り返った。
「立ち上がりがスッといけば何とかなる投手。やっと岩田本来の、こっちの求めている投球をやっとしてくれた」
やっと、やっと…。和田監督の言葉にも実感がこもる。昨年は 9試合に登板し、 2勝 5敗、防御率 4.95。中継ぎ転向も検討されたが、立ち上がりの悪い投手には不向き。そんな中「投げ方がわからない」-。そう、友人にもらしたこともあった。
中村を右飛に仕留めて完投勝利した岩田稔投手はグラブをたたいて喜ぶ
そんな男を、ある球団が目をつけた。トレード話だった。しかし、球団は商談には乗らなかった。まだまだいける。そんな思いで、復活を待った。フロントの“英断”に応える快投でもあったわけだ。
ワラにもすがる思いで改造に乗り出した。オープン戦で結果を残せず、開幕直前にローテから外され、新たな取り組みを始めた。セットで構えた際に両ひざを軽く曲げ、腰を落とした。山口投手コーチは「左足に重心をのせて、右肩の開きを抑えようと意識している」と説明した。
投球間隔を短くし、テンポよく投げ込むことを意識した。「正直、いっぱい点を取ってもらったので、楽な展開になりました」。この投法が打線爆発を導いた。ゴロアウトは13。“あの時の岩田”だった。チームは3連勝で貯金は今季最多の「8」となり、首位広島とは 1差となった。
「きょうの投球をしてローテーションを守っていきたい」
天国と地獄を味わったからこそ、まだ素直に喜べない。次回登板は 5月 4日のヤクルト戦(神宮)が有力だ。能見、D 6位・岩崎優投手との左腕王国の完成も間近。そうなれば 9年ぶりのVが現実味を帯びてくる。カギを握るのは岩田。辛酸をなめた苦労人が、このチームにはいる。
岩田稔投手は試合後、マウンドでナインと勝利のハイタッチ。 932日ぶりに味わう感触だ
藤井彰人捕手が26日、出場選手登録を抹消された。25日のDeNA 4回戦(横浜)で 1塁ベースを回った際に右足甲を負傷。そのまま交代して横浜市内の病院で検査した。
一夜明けて、再び検査を受けた。和田監督はDeNA戦の試合前に「 2、 3日で治る感じじゃないので、 1回抹消する」と話した。
代わって渡辺亮投手(32)が登録された。藤井の再登録は 5月 6日以降。
9回表、大和外野手の投前犠打をエラーする宮崎敏郎内野手
ついにDeNAファンの堪忍袋の緒も切れた。「勝つ気あるのか? ないならやめちゃえ!」。沈滞ムードを象徴する珍エラーが 9回の守りで飛び出した。無死 1塁でバントを処理した山口が 1塁へ送球。しかしベースカバーに入った宮崎は、2塁へ送球すると判断し、ボールから目を切り 2塁方向を見ていたため捕球できず、ボールはファウルゾーンを転々。走者は生還し打者走者も 3塁に進んだ。結局この回 2点を失い万事休した。
DeNA中畑清監督も驚いた。「野球の世界にないボーンヘッド。ショックでした」。試合後、宮崎の降格と飛雄馬の昇格を決めた。すでに勝敗の行方はほぼ決まっていたとはいえ、ファンを落胆させるシーンだった。梶谷を 2番に入れた打線も 1得点止まり。「何を言っても言い訳になる。ファンに申し訳ない。ひとつでも早く勝ちたい」という表情には悲壮感も漂っていた。
今の阪神が強いのでは無い。DeNAが弱いだけだ。それでも連勝するのは良いことだ。
DeNAが弱いのには、某言い伝えがあるのだ。それは、「横浜市役所の役人達の呪いが、横浜スタジアムに掛かっているから勝てない」というものだ。この呪いを破った投手が一人いる。大魔神こと佐々木投手がその人だ。彼がいなくなってからは、負けが続いている。一度でも「優勝」しただろうか。どんな呪いでも打ち破る投手が出て来なければ、DeNAに勝利は無いだろう。
常にBクラスを歩いているではないか。そんな球団に負けるわけがない。そう思って頑張っていからこそ今の阪神があるのだ。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 4月
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