27日横浜スタジアムでDeNA-阪神 6回戦が行われ、DeNAは 9安打 8得点で連敗を 4で止めた。モスコーソは 2勝目を挙げた。阪神は 9回に梅野のソロで 1点を返すも敗れた。
砂煙が舞う横浜で、 3塁ベンチの和田豊監督(51)が最下位DeNA相手に手痛い不覚。今季ワーストの10与四球に、走塁ミスあり、悪送球あり…。ニガ虫をかみつぶした。
新井良太内野手(30)が 4点を追う 4回二死 2塁。DeNA先発モスコーソの外角高めの直球を、右翼スタンドへ放り込んだ。今季 6号の 2ランとなり、 2試合連続で本塁打を放った。
ルーキーの一撃が、首位決戦への弾みだ!!ドラフト 4位ルーキー梅野隆太郎捕手(22=福岡大學)が 9回にプロ初本塁打を放った。ドラフト 4位・三上朋也投手(25=JX-ENEOS)の外角低めの初球をすくった打球は、ぎりぎりで左中間フェンスを越えた。阪神のルーキー捕手の本塁打は1969年の田淵幸一、1985年の嶋田宗彦以来、29年ぶり 3人目の快挙だ。
横浜に入った25日。大学日本代表で切磋琢磨したDeNAの同 3位・嶺井博希捕手(22=亜細亜大學)と話す機会があった。
今季の12球団のルーキー 1号は、ヤクルトのD 2位・西浦直亨内野手(23=法政大學)。 3月28日のDeNAとの開幕戦(神宮)でプロ初打席アーチを放った。 4月12日にロッテのD 5位・井上晴哉内野手(24=日本生命)が楽天戦(QVC)で、同24日には広島のD 3位・田中広輔内野手(24=JR東日本)がヤクルト戦(神宮)で放っており、梅野は 4人目。
阪神の 3年目右腕・歳内宏明投手(20)が27日出場選手登録。DeNA戦(横浜)でプロ初勝利を目指したが、 2回 1/3を投げ 5安打 4失点で降板した。記事をまとめてみました。
<DeNA 8- 4阪神>◇27日◇横浜スタジアム◇ 6回戦
DeNAはバルディリスの 2塁打で 3点を先制。 3回には筒香の適時打で追加点。先発モスコーソは 3回を無安打に抑える好投。
阪神は 4回に新井良太の 2ランで 2点。 5回にも 1点を追加した。DeNAは 5回裏に一挙 4得点を挙げ、 5点差とした。
DeNAは 9安打 8得点で連敗を 4で止めた。モスコーソは 2勝目を挙げた。阪神は 9回に梅野のソロで 1点を返すも敗れた。
もう一度、締め直す。 3塁ベンチの和田豊監督(86)は厳しい表情で歳内(左から 2人目)らナインを見つめた
砂煙が舞う横浜で、 3塁ベンチの和田豊監督がニガ虫をかみつぶした。最下位DeNA相手に手痛い不覚。今季ワーストの10与四球に、走塁ミスあり、悪送球あり…。まだ貯金「7」とはいえ、こんな試合をしていては、上は目指せない。指揮官がふんどしを締め直した。
「苦しみながらも勝ち越してこれた。ただ、この 3連戦も、勝ち越してもチェックしなければいけないところが結構出ている。そこをチェックしながら、もう 1回仕切り直して火曜からいく」
中日、DeNAと 2カード続いた遠征は 4勝 2敗。数字の上では上出来だが、29日からは、 2ゲーム差で追いかける首位広島との甲子園決戦だ。しかし、そんな緊迫感をそぐようなお粗末なシーンを、乱発した。
プロ初勝利を期待して送り出した 3年目の歳内は、 3回途中 5安打 4失点で無残なKO。1回二死 2塁から中村&筒香を連続で歩かせ、バルディリスに 3点 2塁打を浴びるなど逃げ腰の投球を、和田監督は「マウンドで気が出てないな。気持ちで負けている」と、ばっさり斬り捨てた。
ベテランがこれじゃあ…。 5回、金城(手前)を歩かせて連続押し出しを与えた筒井和也投手
さらに 1点差に詰め寄った直後の 5回には、32歳の筒井が試合をぶち壊した。 1点を失い、なお一死 2、 3塁から下位打線に 3者連続四球(押し出し 2つ)と散々だ。
「あそこがポイントだな。点をとれる雰囲気が出てきたときだったから、何とか抑えて攻撃に入りたかった」
顔をしかめると、投手陣全体を「話にならん」と一刀両断。歳内とともに、筒井も 2軍降格させる決断を下した。
乱れたリズムは野手にまで波及した。筒井の降板直後、なお一死満塁で石川の 2ゴロを上本が本塁悪送球し、適時失策。 6回一死 1、 3塁の攻撃では、鶴岡の 3ゴロで 3走・マートンが 3-本塁間で挟殺された後、 1走・新井良太も 2- 3塁間で挟まれ、チャンスを瞬時につぶしてしまった。
首脳陣は28日、通常の投手のみではなく、一部野手も練習参加させる方針を固めた。ここでもう一度ほころびを縫い、目下 8連勝中(今季 8勝 1敗)の甲子園で、広島を迎え撃つ。ゲーム差は 2。 3連勝ならひっくり返せる。
4月17勝という球団記録は持ち越しとなったが、それは聖地での楽しみにしようではないか。首脳陣も選手も“宿題”はわかっているのだから。
右翼へドカーンと 2戦連発。良太がチームトップタイの「6号」だ
新井良太内野手が 2試合連続で本塁打を放った。闘争心が白球に乗り移った。フォローの風も押されグングン伸びると、そのまま右翼席へ飛び込んだ。静寂に包まれていた左翼の黄色いスタンドも生き返った。これが新井良の魅力、気迫だ。
4点を追う 4回二死 2塁。DeNA先発モスコーソの外角高めの直球を、右翼スタンドへ放り込んだ。今季 6号の 2ランとなった。
良太の 2試合連続本塁打は2013年 9月 3、 4日DeNA戦(横浜)以来、 4度目。
「(右)方向は決めて(狙って)いませんでした。まぐれ的なところがある本塁打ですね」
謙遜した一発は、 0- 4で迎えた 4回二死 2塁だ。メジャー通算13勝、ベネズエラ出身の快速右腕・モスコーソの 147キロ外角直球をとらえた。前日26日の 1試合 2発に続いて、 2試合連発。気がつけば「6号」。チームトップを快走していたマートンに並んだ。
4回表阪神二死二塁、新井良太内野手は右越えに本塁打を放った
もちろん、反省も忘れない。 6回に 2- 3塁間で挟殺された走塁ミスについては「(三走)マートンと( 3塁手)バルディリスの距離が近いというのをわかっていて、ああいう結果になったのは僕のミス」と猛省した。和田監督も「点差を考えると( 3進を)自重するところ」と苦言を呈したが、打撃面については「非常に状態がいい。前の打者の状態がいいから走者をためて良太というのが多い。そこで勝負強さ、長打力もあって、流れを変えられるものをもっている」と、大きな期待を込めた。
29日からは首位広島と 3連戦。今季対戦打率 0.308を誇る相手だ。30日の第 2戦で対峙する野村とは、15日の敵地で 2安打&勝ち越し3ランをお見舞いした。その積極性が、再び鯉の投手陣に襲いかかる。
「明日も練習があります。しっかりと練習に臨みたい」
上本&大和が出て、クリーンアップが返し、さらに新井良太がいる。セ・リーグトップ、チーム打率 0.298の虎打線の鍵は、恐怖の「6番」が握る。
9回、本塁打を放った梅野隆太郎捕手
ルーキーの一撃が、首位決戦への弾みだ!!
ドラフト 4位ルーキー梅野隆太郎捕手が 9回にプロ初本塁打を放った。西日差し込む横浜スタジアムに、白球が舞い上がった。ドラフト 4位・三上朋也投手の外角低めの初球をすくった打球は、ぎりぎりで左中間フェンスを越え「必死に走っていた。歓声でやっと気づいた」と自身でも驚く 1発となった。その瞬間、響き渡る大歓声。入った-。大敗目前。必死なルーキーのひと振りが、確かな明日への光となった。
「とらえたんですけど、正直スタンドに行くと思ってなくて…。必死に走っていて、やっと歓声で気づきました」
驚いた表情で振り返ったのは、 3- 8で迎えた 9回だ。二死無走者。三上の初球をフルスイングした。プロ27打席目で待望の初本塁打&初打点は、左中間席最前列へ。先輩たちから手荒い祝福を受け、顔をほころばせた。
ベンチに戻った梅野は新井良太、新井貴浩(右から)ら先輩たちから祝福を受けた
“焼け石弾”というなかれ。阪神のルーキー捕手の本塁打は1969年の田淵幸一、1985年の嶋田宗彦以来、29年ぶり 3人目の快挙だ。連勝は 3で止まり、首位広島とは 2ゲーム差に開いたが、29日からの甲子園首位決戦へ、活力を与えるような一撃となった。
代打での出場が多く、最近は「小さくなっていた部分があった」という。「思い切りが自分の良さ。初球から打っていった方が(打てる)確率が高いと思った」と喜んだ。
1965年のドラフト制度以降、虎の新人捕手の本塁打は史上 3人目。四球&ミス連発で連勝が 3で止まる大敗も、29日からの首位広島との 3連戦(甲子園)へ、フレッシュな若虎が活力を与えた。
捕手陣は藤井が登録抹消中。29日から清水が昇格予定で、鶴岡を合わせて 3人制に戻るが、梅野の新人離れしたパンチ力は他を圧倒する。復調した打棒は大きな戦力。和田監督も「風はあったにしても梅野らしい初球から思い切りのいいスイングだった。ここのところできてなかったからね」と目を細めた。
最近“らしさ”が消えていた。先発マスクをかぶった23日の中日戦(ナゴヤD)で 2度の満塁機に凡退するなど、この一撃まで12打席無安打。大学通算28発の男が打率 0.130まで落ち込んだ。
9回、ソロ本塁打を放った梅野隆太郎捕手
救ってくれたのは、戦友の言葉だった。横浜に入った25日。大学日本代表で切磋琢磨したDeNAの同 3位・嶺井博希捕手と話す機会があった。すると…。
「打撃フォーム、変えた?」
「えっ!? 変えてないけど…」
思いもしない一言だった。自覚はなかった。しかし、いつの間にかテークバックが小さくなっていた。結果を出したい思いが強すぎたか。ミートポイントも体に近くなり、差し込まれていた。
すぐに動いた。「自分のいい状態を知っているので」と打撃投手の元へ。「極端にやってみたらどうだ?」と助言を受け、前日26日の練習から実践。「極端にポイントを前で打ってみたら、感じがよかった」。取り戻した豪快さがすぐ、プロ初弾につながった。
「これを機に調子を上げていきたいです。記念球? 初ヒット(の分)も含めて(福岡の)実家に送りたいです」
首位決戦も負けない。捕手争いも負けない-。両手に残る確かな感触とともに、次は聖地で強打のルーキーが暴れる。
今季の12球団のルーキー 1号は、ヤクルトのD 2位・西浦直亨内野手。 3月28日のDeNAとの開幕戦(神宮)でプロ初打席アーチを放った。 4月12日にロッテのD 5位・井上晴哉内野手が楽天戦(QVC)で、同24日には広島のD 3位・田中広輔内野手がヤクルト戦(神宮)で放っており、梅野は 4人目。
2回裏二死満塁、バルディリスに走者一掃の適時 2塁打を打たれた歳内宏明投手
阪神の 3年目右腕・歳内宏明投手(20)が27日出場選手登録。DeNA戦(横浜)でプロ初勝利を目指したが、 2回 1/3を投げ 5安打 4失点で降板した。 130キロ台中盤の直球、ツーシームでカウントを稼ぐことが出来ず、 3四球を与えた。走者をためて痛打を浴びる悪循環だった。
「初回に先制点を許してしまい、試合のリズムを作ることができませんでした。早いイニングでマウンドを降りることになってしまい、申し訳ないです」
3回途中、降板する右腕・歳内宏明投手(左)
1回二死満塁でバルディリスに走者一掃の左翼線 2塁打を浴びた。 2回には失点にこそつながらなかったが、投手・モスコーソに四球を与えるなど制球にも苦しんだ。 3回にも内野安打などで一死 3塁とされ、筒香の左前適時打で 1点を失った。 3回途中わずか53球でマウンドを去った。
与えられた 2度目のチャンスだったが、期待を裏切る結果となった。「初回に先制点を許してしまい、ゲームのリズムを作ることができませんでした。早いイニングでマウンドを降りることになってしまい、申し訳ないです」とうつむくしかなかった。
〔阪神の主な新人野手のプロ初本塁打〕
★田淵幸一(法政大學からD 1位):1969年 4月13日の大洋戦(甲子園)、池田からプロ初安打&初本塁打。さらに 2打席連発
★掛布雅之(習志野高校からD 6位):1974年 6月 3日の広島戦(広島)で、佐伯から右翼へ先制 2ラン
★岡田彰布(早稲田大學からD 1位):1980年 5月 1日の巨人戦(甲子園)で新浦から左翼へ先制 3ラン
★今岡 誠(東洋大學からD 1位):1997年 8月 3日の巨人戦(甲子園)で斎藤雅から左翼へソロ
★鳥谷 敬(早稲田大學からD自由枠):2004年 5月27日の横浜戦(甲子園)で東から中堅右へソロ
★伊藤隼太(慶應大學からD 1位):12年9月27日のヤクルト戦(神宮)で松井光から右翼へ満塁弾。球団新人のプロ 1号満塁弾は1936年の伊賀上以来、1976年ぶり 2人目
弱い球団に負けを譲るとは何と言う事でしょう。一休みと思えば良いのだけれど、これが長引くと貯金がいくら有っても足りなくなってしまうことになる。
今一度気を引き直して、頑張って欲しいですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 4月
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夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、関根潤三、若松勉、大矢明彦、田尾安志、達川光男、野村弘樹、宮本和知、
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砂煙が舞う横浜で、 3塁ベンチの和田豊監督(51)が最下位DeNA相手に手痛い不覚。今季ワーストの10与四球に、走塁ミスあり、悪送球あり…。ニガ虫をかみつぶした。
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ルーキーの一撃が、首位決戦への弾みだ!!ドラフト 4位ルーキー梅野隆太郎捕手(22=福岡大學)が 9回にプロ初本塁打を放った。ドラフト 4位・三上朋也投手(25=JX-ENEOS)の外角低めの初球をすくった打球は、ぎりぎりで左中間フェンスを越えた。阪神のルーキー捕手の本塁打は1969年の田淵幸一、1985年の嶋田宗彦以来、29年ぶり 3人目の快挙だ。
横浜に入った25日。大学日本代表で切磋琢磨したDeNAの同 3位・嶺井博希捕手(22=亜細亜大學)と話す機会があった。
今季の12球団のルーキー 1号は、ヤクルトのD 2位・西浦直亨内野手(23=法政大學)。 3月28日のDeNAとの開幕戦(神宮)でプロ初打席アーチを放った。 4月12日にロッテのD 5位・井上晴哉内野手(24=日本生命)が楽天戦(QVC)で、同24日には広島のD 3位・田中広輔内野手(24=JR東日本)がヤクルト戦(神宮)で放っており、梅野は 4人目。
阪神の 3年目右腕・歳内宏明投手(20)が27日出場選手登録。DeNA戦(横浜)でプロ初勝利を目指したが、 2回 1/3を投げ 5安打 4失点で降板した。記事をまとめてみました。
<DeNA 8- 4阪神>◇27日◇横浜スタジアム◇ 6回戦
DeNAはバルディリスの 2塁打で 3点を先制。 3回には筒香の適時打で追加点。先発モスコーソは 3回を無安打に抑える好投。
阪神は 4回に新井良太の 2ランで 2点。 5回にも 1点を追加した。DeNAは 5回裏に一挙 4得点を挙げ、 5点差とした。
DeNAは 9安打 8得点で連敗を 4で止めた。モスコーソは 2勝目を挙げた。阪神は 9回に梅野のソロで 1点を返すも敗れた。
もう一度、締め直す。 3塁ベンチの和田豊監督(86)は厳しい表情で歳内(左から 2人目)らナインを見つめた
砂煙が舞う横浜で、 3塁ベンチの和田豊監督がニガ虫をかみつぶした。最下位DeNA相手に手痛い不覚。今季ワーストの10与四球に、走塁ミスあり、悪送球あり…。まだ貯金「7」とはいえ、こんな試合をしていては、上は目指せない。指揮官がふんどしを締め直した。
「苦しみながらも勝ち越してこれた。ただ、この 3連戦も、勝ち越してもチェックしなければいけないところが結構出ている。そこをチェックしながら、もう 1回仕切り直して火曜からいく」
中日、DeNAと 2カード続いた遠征は 4勝 2敗。数字の上では上出来だが、29日からは、 2ゲーム差で追いかける首位広島との甲子園決戦だ。しかし、そんな緊迫感をそぐようなお粗末なシーンを、乱発した。
プロ初勝利を期待して送り出した 3年目の歳内は、 3回途中 5安打 4失点で無残なKO。1回二死 2塁から中村&筒香を連続で歩かせ、バルディリスに 3点 2塁打を浴びるなど逃げ腰の投球を、和田監督は「マウンドで気が出てないな。気持ちで負けている」と、ばっさり斬り捨てた。
ベテランがこれじゃあ…。 5回、金城(手前)を歩かせて連続押し出しを与えた筒井和也投手
さらに 1点差に詰め寄った直後の 5回には、32歳の筒井が試合をぶち壊した。 1点を失い、なお一死 2、 3塁から下位打線に 3者連続四球(押し出し 2つ)と散々だ。
「あそこがポイントだな。点をとれる雰囲気が出てきたときだったから、何とか抑えて攻撃に入りたかった」
顔をしかめると、投手陣全体を「話にならん」と一刀両断。歳内とともに、筒井も 2軍降格させる決断を下した。
乱れたリズムは野手にまで波及した。筒井の降板直後、なお一死満塁で石川の 2ゴロを上本が本塁悪送球し、適時失策。 6回一死 1、 3塁の攻撃では、鶴岡の 3ゴロで 3走・マートンが 3-本塁間で挟殺された後、 1走・新井良太も 2- 3塁間で挟まれ、チャンスを瞬時につぶしてしまった。
首脳陣は28日、通常の投手のみではなく、一部野手も練習参加させる方針を固めた。ここでもう一度ほころびを縫い、目下 8連勝中(今季 8勝 1敗)の甲子園で、広島を迎え撃つ。ゲーム差は 2。 3連勝ならひっくり返せる。
4月17勝という球団記録は持ち越しとなったが、それは聖地での楽しみにしようではないか。首脳陣も選手も“宿題”はわかっているのだから。
右翼へドカーンと 2戦連発。良太がチームトップタイの「6号」だ
新井良太内野手が 2試合連続で本塁打を放った。闘争心が白球に乗り移った。フォローの風も押されグングン伸びると、そのまま右翼席へ飛び込んだ。静寂に包まれていた左翼の黄色いスタンドも生き返った。これが新井良の魅力、気迫だ。
4点を追う 4回二死 2塁。DeNA先発モスコーソの外角高めの直球を、右翼スタンドへ放り込んだ。今季 6号の 2ランとなった。
良太の 2試合連続本塁打は2013年 9月 3、 4日DeNA戦(横浜)以来、 4度目。
「(右)方向は決めて(狙って)いませんでした。まぐれ的なところがある本塁打ですね」
謙遜した一発は、 0- 4で迎えた 4回二死 2塁だ。メジャー通算13勝、ベネズエラ出身の快速右腕・モスコーソの 147キロ外角直球をとらえた。前日26日の 1試合 2発に続いて、 2試合連発。気がつけば「6号」。チームトップを快走していたマートンに並んだ。
4回表阪神二死二塁、新井良太内野手は右越えに本塁打を放った
もちろん、反省も忘れない。 6回に 2- 3塁間で挟殺された走塁ミスについては「(三走)マートンと( 3塁手)バルディリスの距離が近いというのをわかっていて、ああいう結果になったのは僕のミス」と猛省した。和田監督も「点差を考えると( 3進を)自重するところ」と苦言を呈したが、打撃面については「非常に状態がいい。前の打者の状態がいいから走者をためて良太というのが多い。そこで勝負強さ、長打力もあって、流れを変えられるものをもっている」と、大きな期待を込めた。
29日からは首位広島と 3連戦。今季対戦打率 0.308を誇る相手だ。30日の第 2戦で対峙する野村とは、15日の敵地で 2安打&勝ち越し3ランをお見舞いした。その積極性が、再び鯉の投手陣に襲いかかる。
「明日も練習があります。しっかりと練習に臨みたい」
上本&大和が出て、クリーンアップが返し、さらに新井良太がいる。セ・リーグトップ、チーム打率 0.298の虎打線の鍵は、恐怖の「6番」が握る。
9回、本塁打を放った梅野隆太郎捕手
ルーキーの一撃が、首位決戦への弾みだ!!
ドラフト 4位ルーキー梅野隆太郎捕手が 9回にプロ初本塁打を放った。西日差し込む横浜スタジアムに、白球が舞い上がった。ドラフト 4位・三上朋也投手の外角低めの初球をすくった打球は、ぎりぎりで左中間フェンスを越え「必死に走っていた。歓声でやっと気づいた」と自身でも驚く 1発となった。その瞬間、響き渡る大歓声。入った-。大敗目前。必死なルーキーのひと振りが、確かな明日への光となった。
「とらえたんですけど、正直スタンドに行くと思ってなくて…。必死に走っていて、やっと歓声で気づきました」
驚いた表情で振り返ったのは、 3- 8で迎えた 9回だ。二死無走者。三上の初球をフルスイングした。プロ27打席目で待望の初本塁打&初打点は、左中間席最前列へ。先輩たちから手荒い祝福を受け、顔をほころばせた。
ベンチに戻った梅野は新井良太、新井貴浩(右から)ら先輩たちから祝福を受けた
“焼け石弾”というなかれ。阪神のルーキー捕手の本塁打は1969年の田淵幸一、1985年の嶋田宗彦以来、29年ぶり 3人目の快挙だ。連勝は 3で止まり、首位広島とは 2ゲーム差に開いたが、29日からの甲子園首位決戦へ、活力を与えるような一撃となった。
代打での出場が多く、最近は「小さくなっていた部分があった」という。「思い切りが自分の良さ。初球から打っていった方が(打てる)確率が高いと思った」と喜んだ。
1965年のドラフト制度以降、虎の新人捕手の本塁打は史上 3人目。四球&ミス連発で連勝が 3で止まる大敗も、29日からの首位広島との 3連戦(甲子園)へ、フレッシュな若虎が活力を与えた。
捕手陣は藤井が登録抹消中。29日から清水が昇格予定で、鶴岡を合わせて 3人制に戻るが、梅野の新人離れしたパンチ力は他を圧倒する。復調した打棒は大きな戦力。和田監督も「風はあったにしても梅野らしい初球から思い切りのいいスイングだった。ここのところできてなかったからね」と目を細めた。
最近“らしさ”が消えていた。先発マスクをかぶった23日の中日戦(ナゴヤD)で 2度の満塁機に凡退するなど、この一撃まで12打席無安打。大学通算28発の男が打率 0.130まで落ち込んだ。
9回、ソロ本塁打を放った梅野隆太郎捕手
救ってくれたのは、戦友の言葉だった。横浜に入った25日。大学日本代表で切磋琢磨したDeNAの同 3位・嶺井博希捕手と話す機会があった。すると…。
「打撃フォーム、変えた?」
「えっ!? 変えてないけど…」
思いもしない一言だった。自覚はなかった。しかし、いつの間にかテークバックが小さくなっていた。結果を出したい思いが強すぎたか。ミートポイントも体に近くなり、差し込まれていた。
すぐに動いた。「自分のいい状態を知っているので」と打撃投手の元へ。「極端にやってみたらどうだ?」と助言を受け、前日26日の練習から実践。「極端にポイントを前で打ってみたら、感じがよかった」。取り戻した豪快さがすぐ、プロ初弾につながった。
「これを機に調子を上げていきたいです。記念球? 初ヒット(の分)も含めて(福岡の)実家に送りたいです」
首位決戦も負けない。捕手争いも負けない-。両手に残る確かな感触とともに、次は聖地で強打のルーキーが暴れる。
今季の12球団のルーキー 1号は、ヤクルトのD 2位・西浦直亨内野手。 3月28日のDeNAとの開幕戦(神宮)でプロ初打席アーチを放った。 4月12日にロッテのD 5位・井上晴哉内野手が楽天戦(QVC)で、同24日には広島のD 3位・田中広輔内野手がヤクルト戦(神宮)で放っており、梅野は 4人目。
2回裏二死満塁、バルディリスに走者一掃の適時 2塁打を打たれた歳内宏明投手
阪神の 3年目右腕・歳内宏明投手(20)が27日出場選手登録。DeNA戦(横浜)でプロ初勝利を目指したが、 2回 1/3を投げ 5安打 4失点で降板した。 130キロ台中盤の直球、ツーシームでカウントを稼ぐことが出来ず、 3四球を与えた。走者をためて痛打を浴びる悪循環だった。
「初回に先制点を許してしまい、試合のリズムを作ることができませんでした。早いイニングでマウンドを降りることになってしまい、申し訳ないです」
3回途中、降板する右腕・歳内宏明投手(左)
1回二死満塁でバルディリスに走者一掃の左翼線 2塁打を浴びた。 2回には失点にこそつながらなかったが、投手・モスコーソに四球を与えるなど制球にも苦しんだ。 3回にも内野安打などで一死 3塁とされ、筒香の左前適時打で 1点を失った。 3回途中わずか53球でマウンドを去った。
与えられた 2度目のチャンスだったが、期待を裏切る結果となった。「初回に先制点を許してしまい、ゲームのリズムを作ることができませんでした。早いイニングでマウンドを降りることになってしまい、申し訳ないです」とうつむくしかなかった。
〔阪神の主な新人野手のプロ初本塁打〕
★田淵幸一(法政大學からD 1位):1969年 4月13日の大洋戦(甲子園)、池田からプロ初安打&初本塁打。さらに 2打席連発
★掛布雅之(習志野高校からD 6位):1974年 6月 3日の広島戦(広島)で、佐伯から右翼へ先制 2ラン
★岡田彰布(早稲田大學からD 1位):1980年 5月 1日の巨人戦(甲子園)で新浦から左翼へ先制 3ラン
★今岡 誠(東洋大學からD 1位):1997年 8月 3日の巨人戦(甲子園)で斎藤雅から左翼へソロ
★鳥谷 敬(早稲田大學からD自由枠):2004年 5月27日の横浜戦(甲子園)で東から中堅右へソロ
★伊藤隼太(慶應大學からD 1位):12年9月27日のヤクルト戦(神宮)で松井光から右翼へ満塁弾。球団新人のプロ 1号満塁弾は1936年の伊賀上以来、1976年ぶり 2人目
弱い球団に負けを譲るとは何と言う事でしょう。一休みと思えば良いのだけれど、これが長引くと貯金がいくら有っても足りなくなってしまうことになる。
今一度気を引き直して、頑張って欲しいですね。
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