17日は都合によりお休みしてしまい、本当にすみませんでした。
能見篤史投手(34)が 1回に 1点の先制を許すと、 3回にも２点を奪われ主導権を失い 4敗目を喫した。
3試合続けて 1番右翼で先発した緒方凌介外野手(23)が守備のミスを反省した。
今成亮太内野手(26)、意地の一撃や！甲子園 1号で完封負け阻止！
阪神ファンで知られる俳優渡辺謙(54)が今季初観戦した。試合前練習から見学。 1塁ベンチ前で福留孝介外野手(37)、マウロ・ゴメス内野手(29)、藤浪晋太郎投手(20)らを激励した。しかし｢知ってるよ、ラストサムライ。あれはいい映画だった｣と語ったゴメスは 4打数無安打。 5月初の連勝に失敗し、貯金は｢４｣となった。記事をまとめてみました。
＜阪神 1－ 3ＤｅＮＡ＞◇16日◇甲子園◇
ＤｅＮＡは 1回、筒香の適時打で先制。 3回にも 2点を追加し主導権を握った。投げては先発井納が 3回まで 2安打に封じる。
ＤｅＮＡ先発井納は 6回まで阪神打線を 3安打に抑える。阪神先発能見も 4回以降立ち直り、 3回から 6回までは両チーム無得点。
ＤｅＮＡ井納は 6勝目を挙げ、チームの連敗を 3で止めた。阪神は 8回に今成の 2号ソロのみと打線が震わなかった。先発能見は自身 3連敗。
3回表、バルディリスの適時打で 2点目を奪われた能見篤史投手
能見篤史投手が 4敗目を喫した。 1回に 1点の先制を許すと、 3回にも２点を奪われ主導権を失った。 4回以降は立ち直り、 8回 8安打 3失点。今季最多の11三振を奪い、 131球を投じたが、報われなかった。
｢終盤に取られた方が、ゲームになるので｣と序盤の失点を悔やんだ。
井納の右翼線への安打のクッションボールを誤り 3塁打を許す右翼手緒方凌介外野手
緒方凌介外野手は守備のミスを反省した。 3試合続けて 1番右翼で先発した。
2回二死から井納が放った右翼線への当たりを追いかけた。｢フェンスの前で捕ろうと思っていったら中途半端になってしまった｣。右翼ファウルゾーンのフェンスに当たった打球を後逸。 3塁打にしてしまった。
｢ホーム球場なので、自分たちに有利なようにやっていかないといけない。 2度としないように練習したい｣と切り替えた。
8回、代打で左翼ポール際に 2号ソロを放った今成亮太内野手。意地の甲子園 1号だ！
意地の一撃や！今成亮太内野手、甲子園 1号で完封負け阻止！
球場中に響き渡る快音とともに、白球は左翼ポール際へと伸びていった。着弾を見届け、今成はダイヤモンドを一周した。ＤｅＮＡに一矢報いる一撃は自身 2度目の代打弾。待望の甲子園初アーチで、チームの完封負けを阻止した。
｢代打でいったので、ファーストストライクから打ててよかったです｣
ひと振りで仕留めた。 0－ 3と敗色濃厚の 8回一死だ。先発した能見の代打で登場。｢ずっと(打線が)抑えられていたので早めに勝負をかけないといけないと思った｣と好投していた井納の 1ボールからの 2球目、外角 146キロの直球をフルスイング。ライナー性の打球は、そのまま左翼ポール際へと吸い込まれていった。４日のヤクルト戦（神宮）以来の今季２号ソロ。出場 9試合ぶりの一発で、虎党に希望の光を見せた。
今成亮太内野手の 2号ソロ本塁打でベンチは盛り上がったが、反撃はこの 1点だけだった
今季はオープン戦で打率 0.341の好成績を残し、開幕スタメンの座を勝ち取った。昨秋からコンバートされた 3塁の守備に悪戦苦闘しながらも、打撃では持ち前のセンスを発揮した。だが、シーズンに入ると、快音が響かない。打率は一時0.95まで低下した。本人は予期していた結果だった。
｢(オープン戦で)結果は出ていたけど、ずっと感覚はよくない｣
高まる周囲の期待とは裏腹に、開幕前は納得のいくスイングをほとんどできていなかった。もがき、何度もテレビ画面とも向き合った。
｢状態がいいときのビデオを見たりもしたよ。けど、いいときの感覚は自分でも分かっている。あまり考えすぎないようにしている｣
重心が中距離打者タイプの上本のバットを借り、ヘッドを走らせることにも取り組んだ。
｢(調子は)まあまあですね。いいか悪いかはわからないですけど、本塁打が出たので｣
まだ、本調子ではない。だが、 3塁手を争う新井良太がこの日、 3打数無安打 2三振を喫するなど、状態を崩してきている。チャンスを狙う今成のバットが 5月に入って乗り切れない虎を上向かせる。
外のスライダーにバットが止まらない…。六回、井納の外角球に手を出し三振に倒れたマウロ・ゴメス内野手
阪神ファンで知られる俳優渡辺謙が今季初観戦した。
｢久々の聖地巡礼なので気合入れて来ました。(今年は)いい意味で話題が多い｣と試合前練習から見学。 1塁ベンチ前で福留、ゴメス、藤浪らを激励した。しかし｢知ってるよ、ラストサムライ。あれはいい映画だった｣と語ったゴメスは 4打数無安打。 5月初の連勝に失敗し、貯金は｢４｣となった。
喜び勇んで甲子園にやってきた謙さんにクルリ、クルリとバットが回る姿を見せてしまった。
｢今年は初めての聖地巡礼なので、気合を入れてきました｣と話した渡辺がスタンドで見守る一戦で、ゴメスのバットは空を斬るばかり…。 2つの空振り三振を含む、 4打数無安打。 4番が下降線を描く打線は、 8回に今成の代打弾で完封負けを阻止するのが、精いっぱいだった。
6回、三振に倒れヒザをつくマウロ・ゴメス内野手
｢ボール球に手を出してしまっている。それだけだ｣
ゴメスも分かっていた。それでも、誘い球や悪球に手が出てしまう。Ｇ砲のジレンマを表すように４月末時点で 0.237あった打率も、ついに 3割( 0.298)を切ってしまった。 3割切りは今季初めてだ。
ハリウッドスターも天を仰いだのは、 1－ 3で迎えた 9回無死 1塁だ。井納の高めに浮いたボール球に手が止まらず、左飛に倒れた。 4月にはこんな窮地に必ず打っていた。この落差がもどかしい。
ゴメスは試合前には練習を見学していた謙さんと、がっちり握手を交わした。｢ラストサムライに出ていると聞いて初めてわかったよ。偉大な人と握手できて光栄だ｣
試合前、あいさつを交わすマウロ・ゴメス内野手(左)と渡辺謙
新 4番を激励した謙さんは｢ベンチで(テレビ)映っている姿を見ていたら、あんなに心優しい人だと思わなかった。好青年だった｣と好印象を持った様子。さらに｢ 4月は1985年かと思うような月だった。右の 2枚(ゴメス、マートン)もそろったから。和田さんが監督になったときに『理想は85年かな』っていっていたので、近づいてきたんじゃないかな｣と最後に日本一になったシーズンを重ねていたが…。 5月は 4勝 9敗でいまだ連勝なしという現実に直面した。
14日の広島戦(米子)では貴重なタイムリーを放ったが、ここ 3試合で計 7三振。三振数も｢51｣となり、リーグワーストとなった。首位広島には 4差に広げられた。
打線は精彩を欠き、ＤｅＮＡ先発井納に 9回途中まで苦しめられた。｢多くは語らず。また明日ということで、すみません｣と言葉少なに引き揚げた。渡辺は17日も同様に観戦を予定している。
まさか、中畑ＤｅＮＡに負けるなんて！
こんな試合ばかりしていて良いのだろうか？本来の虎の強さはどこへ行ってしまったのでしょう…今日こそは、勝ち試合をして欲しいですね。
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 5月
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能見今季最多11Ｋも報われず 4敗目…緒方が守備ミス反省…今成、甲子園 1号で完封負け阻止！
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