17日阪神甲子園で阪神-DeNA 8回戦が行われ、阪神ランディ・メッセンジャー(32)は最後まで危なげなく 3安打 9奪三振、甲子園では 3試合連続となる完封勝利。今季 4勝目を挙げた。
火矢のような打球が立て続けに左翼方向に飛んだ。単打 2本で「完全復活!!」と書いたら失礼だろう。ただこんな当たりを待っていた。“あの”マウロ・ゴメス(29)が帰ってきた。
モデル宮城舞(26)が始球式を行った。投じた球はワンバウンドして鶴岡一成捕手(36)のミットに収まった。
ガールズフェスタ「TORACO DAY」の女性限定チケットについているコラボTOPSを着て登場。投球後、両手を挙げて歓声に応えた。元キックボクサーの弟宮城大輔(24)からは「頑張ってこいよ」とエールを受けていた。
今成亮太捕手(26)が 4番ゴメス、マートンと続き迎えた 4回一死 1、 3塁のチャンス。先制の右前適時打を放った。
メッセンジャーに負けじと、平成の最強助っ人が、「昭和のレジェンド」に並んだ。
マット・マートン外野手(32)が 4回一死 1塁から、今季53安打目となる中前打を放ち、外角スライダーを中前へ。ポトリと落ちた瞬間、通算安打数は「743」となり、あの
ランディ・バース(1983~88年)が積み重ねた安打数とタイになった。
DeNAが、今季 2度目のゼロ封負けで連勝を逃した。阪神メッセンジャーの前にわずか 3安打で、 3塁を踏めず。中畑清監督(60)も「完全な力負け。完敗」と、白旗状態だった。
右手親指骨折から復活を目指す上本博紀内野手(27)が17日、ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に「 1番・ 2塁」でスタメン出場。黒田正宏ヘッドコーチ(66)らが見守る中、不安を吹き飛ばす動きを披露した。記事をまとめてみました。
<阪神 4- 0DeNA>◇17日◇甲子園◇ 8回戦
阪神の先発は前回完封勝利を収めたメッセンジャー。DeNA先発はモスコーソ。 3回までは両チーム無得点の投手戦。
阪神は 4回一死 1、 3塁、今成の右前適時打で先制。 3回まで無安打に抑えられていたモスコーソから 3連打で先制点を奪った。
阪神メッセンジャーは最後まで危なげなく 3安打 9奪三振、甲子園では 3試合連続となる完封勝利。今季 4勝目を挙げた。
ヒーローインタビューで家族に向かって手を振るメッセンジャー投手
火矢のような打球が、立て続けに左翼方向に飛んだ。単打 2本で「完全復活!!」と書いたら失礼だろう。ただこんな当たりを待っていた。“あの”マウロ・ゴメスが帰ってきた。
「マートンも今成も続いてくれて、いい形で点が入った。勝利に貢献できてよかったよ」
0- 0で迎えた 4回の 3点は、G砲のひと振りから始まった。一死からモスコーソの初球スライダーを一閃。 2進できないほどの鋭い打球が左翼線を破った。さらに、続くマートンの当たりは中堅前にフワリと上がる微妙な打球だったが、迷いなく激走。一気に 3塁を陥れ、今成の先制打へとつなげた。
4回、マット・マートン外野手の中前打で 3塁へ進んだマウロ・ゴメス内野手。打って走って、勝利に貢献した
4月の猛打がウソのように、 5月は試合前時点で月間打率 0.229と苦しんでいた。ボール球に手を出しては空振りを繰り返す。少し時期の早い“扇風機”と化していた。
試合前練習では和田監督から「(スイングの)距離が取れていない。ステイバック(体重を軸足に残すこと)ができていない」と直接指導も受けた。 5回にも初球をとらえて、 2打席連続の左前打。 5月 4日のヤクルト戦'神宮)以来、11試合ぶりとなる複数安打をマークした。
指導が実った和田豊監督(51)が「 4月はああいう形で打てていた」と復調を感じ取れば、G砲には「 2本出たんだし(助言が)プラスになったよ」と満面の笑みが戻った。
前夜16日に 3割を切った打率も、わずか 1日で復活( 0.303)した。今季デーゲーム打率 0.407と、太陽に愛されるドミニカンの再進撃が始まる。
始球式を行うモデル宮城舞
モデル宮城舞が始球式を行った。投じた球はワンバウンドして鶴岡のミットに収まった。
ガールズフェスタ「TORACO DAY」の女性限定チケットについているコラボTOPSを着て登場。投球後、両手を挙げて歓声に応えた。
東京で事務所の社長らにアドバイスを受けながら練習を重ねてきた。「久々に緊張しました。あっという間に終わってました」と笑顔。元キックボクサーの弟宮城大輔からは「頑張ってこいよ」とエールを受けていた。
宮城舞は、自分のブログで「あっという間に終わってしまった始球式!!はぁぁぁ緊張した(>_<)ありがとうございまた♥️」と綴っている。
今成亮太捕手が先制の右前適時打を放った。
4番ゴメス、マートンと続き迎えた 4回一死 1、 3塁のチャンス。「ゴメスが 3塁まで行ってくれたので、楽な気持ちで打席に入ることができました」。DeNAモスコーソの真ん中高めのボールを、ライト前に打ち返した。
3回まで無安打に抑えられていたモスコーソから3連打で先制点を奪った。「メッセもいいピッチングをしてくれていたので、先制することができてよかったです」と力投する先発メッセンジャーを援護した。
4回裏阪神一死 1、 3塁、今成亮太捕手は右前適時打を放った
主役は 2人のはずが、あわや独壇場。勝利に笑いの花を添えたのは、虎のエンターテイナーだ。今季初のお立ち台に上がった今成亮太が、ファンが決勝打を忘れてしまうのでは? と思ってしまうほど試合後も目立った。
「ランディ・バースが…。あっ、すみません、間違えました。ランディ・メッセンジャーが頑張っていたので、何とか点を取りたいと思って打席に入りました」
横に並んだ「投」の立役者を使って、まずはひとボケ。すかさず助っ人が頭をはたくなど、第一声から最後まで満員のファンを盛り上げた。
不調の打線を救ったのも、この男だ。試合を動かす先制打は、そのまま決勝点になった。
よっ、名コンビ!! お立ち台でボケた今成亮太捕手(右)は、メッセンジャーからすかさずツッコミを受ける
「外野フライでいいと思って、しっかり振って前に飛ばそうと思った」
4回、ゴメス、マートンの連打で一死 1、 3塁から、高めカーブを右前へ運んだ。直後に福留も右前打で続き、打線は 5月初となる 4連打。前夜の代打弾に続く 2戦連続打点だけでなく、打線につながりを呼びこんだ。
5回にも投手強襲安打を放つと、守備でも意外な見せ場が…。 7回に梶谷の邪飛をさばき、これが 3塁手として初の飛球処理。捕手、外野手、そして今季からホットコーナーに移った男は「(右翼では)ライト線(の飛球)で、みなさんにご迷惑をおかけしているので。僕もヒヤヒヤしました」と、ユーモアたっぷりに振り返った。
締めは、この日から開催された「ガールズフェスタ」にちなみ、“虎女子”へ。「同じ名前の新井良太さんがいつも黄色い声援を受けてうらやましいので、たまには僕にも黄色い声援をください!」。打って、守って、しゃべって。センスあふれる打撃とネタ切れ知らずのトークを、虎党は毎日でも見たい。
4回裏阪神一死 1塁、マット・マートン外野手は中前安打を放った
メッセンジャーに負けじと、平成の最強助っ人が、「昭和のレジェンド」に並んだ。
マット・マートン外野手が 4回一死 1塁から、今季53安打目となる中前打を放ち、外角スライダーを中前へ。ポトリと落ちた瞬間、通算安打数は「743」となり、あのランディ・バース(1983~88年)が積み重ねた安打数とタイになった。ただ、マートンにとっては、記録よりもチームの勝てたことがうれしい。
マートンは「ナイス ウイン! ナイス ウイン!並んだことはうれしいですが、チームが勝ったことが一番です」と控えめにコメントした。
マット・マートン外野手の記念すべき安打が、虎の先制点をお膳立てした
球団助っ人史に刻まれる数字と「バース」という名前を告げられても、ニッコリ笑って「そう、そう」と答えたのみ。偉大なる先輩助っ人に敬意を表しつつも、見据えるのは日々の勝利だ。
確かにメモリアル安打は、勝利に直結する一打だった。マートンの打球にゴメスは猛然と 3塁へ激走。そして先制を呼んだ。
何より意外なのはゴメス、マートンの連打が、なんと 4月30日(広島戦)以来、つまり「 5月初」だったこと。今月のチーム成績急降下の一因が、こんな事象にも見え隠れする。
あと 1本打てば「バースとの競争」も終わる。球団助っ人記録保持者として、勝利へ直結する 1安打を積み重ねるのみだ。
4回裏、ベンチから守備体系を確認をする中畑清監督
DeNAが、今季 2度目のゼロ封負けで連勝を逃した。阪神メッセンジャーの前にわずか 3安打で、 3塁を踏めず。中畑清監督も「完全な力負け。完敗」と、白旗状態だった。
それでも、カード勝ち越しをかけた18日の同戦に向け気合を入れ直し、「必ずやり返したい。明日はものすごく大事になる」。交流戦前、最後の試合での雪辱を誓っていた。
実戦復帰即、中前打を放った上本博紀内野手
右手親指骨折から復活を目指す上本博紀内野手が17日、ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に「 1番・ 2塁」でスタメン出場。黒田正宏ヘッドコーチらが見守る中、不安を吹き飛ばす動きを披露した。
「できることをやってきた。多少気になることはありますが…。大丈夫です」
1回だ。相手先発の小松の直球を中前に弾き返した。けん制球で警戒される中、 2盗にも成功するなど14日ぶりの試合で躍動。守備機会こそなかったが、確かなインパクトを残した。
「 1日 1日できることをやっていきたいです」と上本。報告を聞いた和田豊監督は「あしたもう 1試合に出て、報告を聞きたい」と説明した。18日も同戦に出場し、状態が良ければ20日の交流戦開幕、オリックス戦(京セラD)にも 1軍に昇格する見込みだ。
勝って当然だった試合展開だった。
マウロ・ゴメスが戻れば実際に文句なしだろう。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 5月
阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス「虎テレ」において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス「パ・リーグTV」との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
メールアドレス:89@1242.com
番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
twitterハッシュタグは「#showup1242」
twitterアカウントは「@showup1242」
facebookページは「http://www.facebook.com/#!/am1242」
ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、関根潤三、若松勉、大矢明彦、田尾安志、達川光男、野村弘樹、宮本和知、
高津臣吾・初芝清・・・一流解説陣が連日登場!
18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
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火矢のような打球が立て続けに左翼方向に飛んだ。単打 2本で「完全復活!!」と書いたら失礼だろう。ただこんな当たりを待っていた。“あの”マウロ・ゴメス(29)が帰ってきた。
モデル宮城舞(26)が始球式を行った。投じた球はワンバウンドして鶴岡一成捕手(36)のミットに収まった。
ガールズフェスタ「TORACO DAY」の女性限定チケットについているコラボTOPSを着て登場。投球後、両手を挙げて歓声に応えた。元キックボクサーの弟宮城大輔(24)からは「頑張ってこいよ」とエールを受けていた。
今成亮太捕手(26)が 4番ゴメス、マートンと続き迎えた 4回一死 1、 3塁のチャンス。先制の右前適時打を放った。
メッセンジャーに負けじと、平成の最強助っ人が、「昭和のレジェンド」に並んだ。
マット・マートン外野手(32)が 4回一死 1塁から、今季53安打目となる中前打を放ち、外角スライダーを中前へ。ポトリと落ちた瞬間、通算安打数は「743」となり、あの
ランディ・バース(1983~88年)が積み重ねた安打数とタイになった。
DeNAが、今季 2度目のゼロ封負けで連勝を逃した。阪神メッセンジャーの前にわずか 3安打で、 3塁を踏めず。中畑清監督(60)も「完全な力負け。完敗」と、白旗状態だった。
右手親指骨折から復活を目指す上本博紀内野手(27)が17日、ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に「 1番・ 2塁」でスタメン出場。黒田正宏ヘッドコーチ(66)らが見守る中、不安を吹き飛ばす動きを披露した。記事をまとめてみました。
<阪神 4- 0DeNA>◇17日◇甲子園◇ 8回戦
阪神の先発は前回完封勝利を収めたメッセンジャー。DeNA先発はモスコーソ。 3回までは両チーム無得点の投手戦。
阪神は 4回一死 1、 3塁、今成の右前適時打で先制。 3回まで無安打に抑えられていたモスコーソから 3連打で先制点を奪った。
阪神メッセンジャーは最後まで危なげなく 3安打 9奪三振、甲子園では 3試合連続となる完封勝利。今季 4勝目を挙げた。
ヒーローインタビューで家族に向かって手を振るメッセンジャー投手
火矢のような打球が、立て続けに左翼方向に飛んだ。単打 2本で「完全復活!!」と書いたら失礼だろう。ただこんな当たりを待っていた。“あの”マウロ・ゴメスが帰ってきた。
「マートンも今成も続いてくれて、いい形で点が入った。勝利に貢献できてよかったよ」
0- 0で迎えた 4回の 3点は、G砲のひと振りから始まった。一死からモスコーソの初球スライダーを一閃。 2進できないほどの鋭い打球が左翼線を破った。さらに、続くマートンの当たりは中堅前にフワリと上がる微妙な打球だったが、迷いなく激走。一気に 3塁を陥れ、今成の先制打へとつなげた。
4回、マット・マートン外野手の中前打で 3塁へ進んだマウロ・ゴメス内野手。打って走って、勝利に貢献した
4月の猛打がウソのように、 5月は試合前時点で月間打率 0.229と苦しんでいた。ボール球に手を出しては空振りを繰り返す。少し時期の早い“扇風機”と化していた。
試合前練習では和田監督から「(スイングの)距離が取れていない。ステイバック(体重を軸足に残すこと)ができていない」と直接指導も受けた。 5回にも初球をとらえて、 2打席連続の左前打。 5月 4日のヤクルト戦'神宮)以来、11試合ぶりとなる複数安打をマークした。
指導が実った和田豊監督(51)が「 4月はああいう形で打てていた」と復調を感じ取れば、G砲には「 2本出たんだし(助言が)プラスになったよ」と満面の笑みが戻った。
前夜16日に 3割を切った打率も、わずか 1日で復活( 0.303)した。今季デーゲーム打率 0.407と、太陽に愛されるドミニカンの再進撃が始まる。
始球式を行うモデル宮城舞
モデル宮城舞が始球式を行った。投じた球はワンバウンドして鶴岡のミットに収まった。
ガールズフェスタ「TORACO DAY」の女性限定チケットについているコラボTOPSを着て登場。投球後、両手を挙げて歓声に応えた。
東京で事務所の社長らにアドバイスを受けながら練習を重ねてきた。「久々に緊張しました。あっという間に終わってました」と笑顔。元キックボクサーの弟宮城大輔からは「頑張ってこいよ」とエールを受けていた。
宮城舞は、自分のブログで「あっという間に終わってしまった始球式!!はぁぁぁ緊張した(>_<)ありがとうございまた♥️」と綴っている。
今成亮太捕手が先制の右前適時打を放った。
4番ゴメス、マートンと続き迎えた 4回一死 1、 3塁のチャンス。「ゴメスが 3塁まで行ってくれたので、楽な気持ちで打席に入ることができました」。DeNAモスコーソの真ん中高めのボールを、ライト前に打ち返した。
3回まで無安打に抑えられていたモスコーソから3連打で先制点を奪った。「メッセもいいピッチングをしてくれていたので、先制することができてよかったです」と力投する先発メッセンジャーを援護した。
4回裏阪神一死 1、 3塁、今成亮太捕手は右前適時打を放った
主役は 2人のはずが、あわや独壇場。勝利に笑いの花を添えたのは、虎のエンターテイナーだ。今季初のお立ち台に上がった今成亮太が、ファンが決勝打を忘れてしまうのでは? と思ってしまうほど試合後も目立った。
「ランディ・バースが…。あっ、すみません、間違えました。ランディ・メッセンジャーが頑張っていたので、何とか点を取りたいと思って打席に入りました」
横に並んだ「投」の立役者を使って、まずはひとボケ。すかさず助っ人が頭をはたくなど、第一声から最後まで満員のファンを盛り上げた。
不調の打線を救ったのも、この男だ。試合を動かす先制打は、そのまま決勝点になった。
よっ、名コンビ!! お立ち台でボケた今成亮太捕手(右)は、メッセンジャーからすかさずツッコミを受ける
「外野フライでいいと思って、しっかり振って前に飛ばそうと思った」
4回、ゴメス、マートンの連打で一死 1、 3塁から、高めカーブを右前へ運んだ。直後に福留も右前打で続き、打線は 5月初となる 4連打。前夜の代打弾に続く 2戦連続打点だけでなく、打線につながりを呼びこんだ。
5回にも投手強襲安打を放つと、守備でも意外な見せ場が…。 7回に梶谷の邪飛をさばき、これが 3塁手として初の飛球処理。捕手、外野手、そして今季からホットコーナーに移った男は「(右翼では)ライト線(の飛球)で、みなさんにご迷惑をおかけしているので。僕もヒヤヒヤしました」と、ユーモアたっぷりに振り返った。
締めは、この日から開催された「ガールズフェスタ」にちなみ、“虎女子”へ。「同じ名前の新井良太さんがいつも黄色い声援を受けてうらやましいので、たまには僕にも黄色い声援をください!」。打って、守って、しゃべって。センスあふれる打撃とネタ切れ知らずのトークを、虎党は毎日でも見たい。
4回裏阪神一死 1塁、マット・マートン外野手は中前安打を放った
メッセンジャーに負けじと、平成の最強助っ人が、「昭和のレジェンド」に並んだ。
マット・マートン外野手が 4回一死 1塁から、今季53安打目となる中前打を放ち、外角スライダーを中前へ。ポトリと落ちた瞬間、通算安打数は「743」となり、あのランディ・バース(1983~88年)が積み重ねた安打数とタイになった。ただ、マートンにとっては、記録よりもチームの勝てたことがうれしい。
マートンは「ナイス ウイン! ナイス ウイン!並んだことはうれしいですが、チームが勝ったことが一番です」と控えめにコメントした。
マット・マートン外野手の記念すべき安打が、虎の先制点をお膳立てした
球団助っ人史に刻まれる数字と「バース」という名前を告げられても、ニッコリ笑って「そう、そう」と答えたのみ。偉大なる先輩助っ人に敬意を表しつつも、見据えるのは日々の勝利だ。
確かにメモリアル安打は、勝利に直結する一打だった。マートンの打球にゴメスは猛然と 3塁へ激走。そして先制を呼んだ。
何より意外なのはゴメス、マートンの連打が、なんと 4月30日(広島戦)以来、つまり「 5月初」だったこと。今月のチーム成績急降下の一因が、こんな事象にも見え隠れする。
あと 1本打てば「バースとの競争」も終わる。球団助っ人記録保持者として、勝利へ直結する 1安打を積み重ねるのみだ。
4回裏、ベンチから守備体系を確認をする中畑清監督
DeNAが、今季 2度目のゼロ封負けで連勝を逃した。阪神メッセンジャーの前にわずか 3安打で、 3塁を踏めず。中畑清監督も「完全な力負け。完敗」と、白旗状態だった。
それでも、カード勝ち越しをかけた18日の同戦に向け気合を入れ直し、「必ずやり返したい。明日はものすごく大事になる」。交流戦前、最後の試合での雪辱を誓っていた。
実戦復帰即、中前打を放った上本博紀内野手
右手親指骨折から復活を目指す上本博紀内野手が17日、ウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に「 1番・ 2塁」でスタメン出場。黒田正宏ヘッドコーチらが見守る中、不安を吹き飛ばす動きを披露した。
「できることをやってきた。多少気になることはありますが…。大丈夫です」
1回だ。相手先発の小松の直球を中前に弾き返した。けん制球で警戒される中、 2盗にも成功するなど14日ぶりの試合で躍動。守備機会こそなかったが、確かなインパクトを残した。
「 1日 1日できることをやっていきたいです」と上本。報告を聞いた和田豊監督は「あしたもう 1試合に出て、報告を聞きたい」と説明した。18日も同戦に出場し、状態が良ければ20日の交流戦開幕、オリックス戦(京セラD)にも 1軍に昇格する見込みだ。
勝って当然だった試合展開だった。
マウロ・ゴメスが戻れば実際に文句なしだろう。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
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この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス「パ・リーグTV」との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
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視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
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※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
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番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
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