アニキ・金本、強打！浮き球逃さんぞ！金本、ＤＨで巨人戦出陣！杉内撃ち宣言！城島も…

　17日シート打撃で 3度、打席に立ったアニキ・金本知憲外野手(43)が、快音を響かせた。安藤優也投手(34)と対戦した最初の打席。やや浮いた球を強くたたき、中堅手の頭をライナーで越える 2塁打とし、今の心の色を｢スカイブルー｣に例えた。開幕へ向け、攻守ともに状態は上向きとあって、右肩痛に苦しんだ2010、11年に例えた｢どす黒い、真っ黒｣から一転、鮮やかな色で完全復活へののろしを上げた。
　アニキ・金本知憲外野手が19日の巨人戦(沖セル)で初の実戦に臨むことが分かった。チームのオープン戦開幕となる巨人戦には城島健司捕手(35)、鳥谷敬内野手(30)、関本賢太郎内野手(33)も出場予定。金本はDH、城島は 1塁、鳥谷は遊撃、関本は 3塁でのスタメンが濃厚。記事をまとめてみました。


　シート打撃の第１打席、左中間へ 2塁打を放ったアニキ・金本

　金本知憲外野手が17日、今の心の色を｢スカイブルー｣に例えた。開幕へ向け、攻守ともに状態は上向きとあって、右肩痛に苦しんだ2010、11年に例えた｢どす黒い、真っ黒｣から一転、鮮やかな色で完全復活へののろしを上げた。
　シート打撃で 3度、打席に立った金本が17日、快音を響かせた。安藤優也投手(34)と対戦した最初の打席。やや浮いた球を強くたたき、中堅手の頭をライナーで越える二塁打とした。
　残る 2打席も強い打球だった。和田豊監督(49)は｢スイング自体は完全に戻っている。かなり早めに仕上げているね｣と右肩故障からの復調ぶりに目を細めた。
　復調の手応えを表すかのように、気持ちを打ち明けた。現在の心境を問われると、自らの青色のリストバンドを指さしながら｢今はこれ。(2007年オフの左)膝の手術の時もラッキーカラーがブルー。(2008年に)復活できたので、今年もブルーで復活してやろうと｣と笑った。打率 3割 7厘、27本塁打、 108打点をマークした 4年前を引き合いに出し、プロ21年目のシーズンに臨む覚悟を示した。
　大型補強したライバルの巨人について｢杉内が一番(大きい)と思う｣と断言。｢そんなには点を取れないと思う。相手が気を抜いた時なんかにホームランをと思っている｣と自らのバットでFA左腕を沈めることを宣言した。


　シートで 2塁打を放ち 1塁ベースを回る金本アニキ・金本

　金本が19日の巨人戦(沖セル)で初の実戦に臨むことが17日、分かった。チームのオープン戦開幕となる巨人戦には城島健司捕手、鳥谷敬内野手、関本賢太郎内野手も出場予定。金本はDH、城島は 1塁、鳥谷は遊撃、関本は 3塁でのスタメンが濃厚だ。
　これまで和田監督(は主力の初実戦に関しては、仕上がり具合と本人の意思との兼ね合いであることを明らかにしていたが、金本は志願しての初実戦。例年は 3月中旬で今回は異例の早さだ。
　また主力級がほぼ揃う対外試合も巨人戦が初めて。新生和田阪神にとってはオープン戦開幕をＧ倒で飾れれば、華々しいスタートとなる。

　評論家の工藤公康氏(48)が16日、阪神の宜野座キャンプを訪れ、ダイエーでチームメートだった城島健司捕手にエールを送った。フリー打撃を始めるとブルペンからメーン球場に移動。会話を交わし、ネット裏から打撃を見守った。
　工藤氏　野球をやりたいんだという気持ちを強く感じた。捕手をしたいけど、それ以上に｢野球をしたいから、ここにいるんだ｣という思いが強い。とても大事なことだし、やり続けている間に、プロ野球選手として戻ってきてほしい。
　ダイエー時代の1995年から 5年間、バッテリーを組んだだけでなく、捕手の基礎、プロとしてのあり方まで伝授。城島も一流へのヒントを学んだ。そんな弟分だからこそ、状態を気にかける。左膝を 2度手術、右肘痛の故障禍。まだ捕手として座る動作ができず、開幕は 1塁としてレギュラーを目指す城島の守備練習を見て熱い思いを感じ取った。


　工藤氏のインタビューを受ける城島

　工藤氏　城島健司は捕手しかやっていないし、捕手を極めたのはみんな知っている。ファーストをやると見え方も違うし、いい勉強になるんじゃないか。捕手でやるより(不慣れな) 1塁は緊張感がある。あとは試合でのとっさの判断ができるか。膝はコンディションの作り方が難しい。一番感心したのは、試合に出るため体重を落としたこと。試合に出るという思いを強く持っていると感じたね。
　昨季限りで引退し、スーツを着た工藤氏からのインタビューに戸惑いながらも城島は真顔で誓った。｢最後は捕手。 1塁ができても、膝のリハビリはあきらめない。捕手として復帰するリハビリは続ける。( 1塁は)視野も広がる。捕手に戻って『いい 1年だった』と思えるようにしてやろうと思っている｣。師の激励は確かに伝わっていた。


　ブルペンで、和田監督と語り合う野村克也氏

　野村克也元監督(76)が16日、宜野座春季キャンプを訪れた。巨人が大型補強しただけに、かつて指導した和田監督には｢Ａクラス狙いにした方がいいんじゃないか。短期決戦(クライマッスシリーズ)なら可能性はある。何かが起こる｣と独特の言い回しで激励し日本一へのアドバイスをしたことも披露。
　これに対して和田監督は前向きな姿勢で受け止めた。｢逆にそういうチームを倒していくというのには、やりがいを感じる。だから、おっしゃるような 2、 3位狙いということは全くないし、そういうチームにどうやって勝っていこうか、と考えていくのも、また楽しいよね｣としつつ｢教えてもらったことを引き出しとしてやっていかないといけない｣と気持ちを新たにした様子だった。

　金本はDH、城島は 1塁、鳥谷は遊撃、関本は 3塁でのスタメンで、オープン戦開幕となる巨人戦で阪神ナインが大暴れ！なんて事になるかも知れない。
　さらに、評論家・工藤公康氏、野村克也元監督がキャンプ訪問。これでは気が抜けないナインだろう。皆阪神の頑張りを待っているのだ！
　ガンバレ！阪神！我らのタイガース！















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