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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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数的優位で逆に勝ち目が薄くなり自力突破消えた日本…岡崎「今日は自分の責任」、長友クロス上げ続け!

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 19(日本時間20日)日ナタルでW杯 1次リーグC組日本-ギリシャが行われた。
 日本はギリシャと 0- 0で引き分けた。 1分 1敗で勝ち点 1となり 1次リーグ突破の可能性は残った。
 日本が突破する可能性を整理しよう。日本がコロンビアに勝つことを前提に、(1)コートジボワール勝利(2)引き分け(3)ギリシャ勝利、とする。(1)は勝ち点を 6にしたコートジボワールとコロンビアが進出(日本は敗退)。(2)はコートジボワールと勝ち点 4で並ぶ。日本が 1点差勝利なら得失点差も 0で並ぶが、 2点差以上の勝利なら日本が上回って 1次突破。(3)はギリシャと勝ち点 4で並ぶが、現時点で得失点差マイナス 1の日本が同マイナス3のギリシャを上回って決勝トーナメントに進める可能性が高い、となる。最終戦、他力になるのは間違いないが、それでも全力で勝ってほしい。
 アルベルト・ザッケローニ監督(61)はMF香川真司(25=マンチェスター・ユナイテッド)を先発から外す賭けに失敗。
 無得点に終わったFW岡崎慎司(28=マインツ)は「チーム的には良いチャンスもつくれていたので、そこで決めきれていないと勝つことはできない。今日は自分の責任」と反省した。
 スタメンを外れ、後半途中から出場して無得点に終わったFW香川真司(25=マンチェスターU)は「勝ちたかったのに、勝てなかったです」と無念そうに話した。
 日本代表DF長友佑都(27=インテルミラノ)は、何度も左サイドからクロスを上げたが、得点に結びつかなかった。
記事をまとめてみました。

ブラジルW杯

 <W杯:日本 0- 0ギリシャ>◇ 1次リーグC組◇19(日本時間20日)日◇ナタル
 日本はギリシャと 0- 0で引き分けた。 1分 1敗で勝ち点 1となり 1次リーグ突破の可能性は残ったが、 1次L最終戦でコロンビアに勝利し、コートジボワールがギリシャ戦で引き分け以下にならなければ敗退が決定する。

 失望感の大きいドローだった。日本が10人のギリシャから奪えたのは、勝ち点 1だけ。 1次リーグ突破の可能性が残っているというよりも、その可能性を広げるチャンスを逃したと言った方が正解だろう。現地で応援したサポーターはもちろん、出社や登校前にテレビで声援を送った多くの日本人も、悔しい思いで 1日を過ごしたはずだ。
 前半は、両チームとも勝利を目指した激しい戦いだった。初戦に敗れている日本とギリシャだから、 1次リーグ突破には勝ち点 3がほしい。しかし、同38分にギリシャのMFカツラニス主将が退場。これで、試合の流れは変わった。
 10人になった直後こそ攻めに出てきたギリシャも、後半に入ると明らかな引き分け狙い。全員が自陣に引いて、ゴール前にブロックを作った。日本は、勝つことを放棄したギリシャからゴールを奪うだけだった。
 しかし、もともと守備には定評のあるギリシャ。堅固な守備ブロックをこじ開けるのは、簡単ではない。日本は後半から遠藤を投入し、さらにベンチスタートだった香川も送り出した。それでもシュートはブロックされ、クロスは次々とはね返された。
 最大のチャンスは後半23分、香川から右サイドのDF裏に飛び出した内田にパスが通る。ダイレクトで折り返したボールにフリーで走り込んだ大久保が左足を合わせたが、大きくゴール左に。日本中がため息に包まれた瞬間だった。結局、その後もギリシャの堅守を破れずに試合は終わった。


1次リーグの自力突破が消滅した日本
 プレーが止まっている間に戦術の確認をする(右から)本田、岡崎ら。日本は勝利できず、 1次リーグの自力突破が消滅した

 勝ち点 3が必要なギリシャが積極的に前に出てくれば、岡崎や大久保でDFの裏を突くのは決して難しくないと思っていた。ところが、10人になった相手が勝利を放棄した時点で、日本の勝ち目は薄くなった。数的優位は、試合展開の優位につながらなかった。
 もっとも、10人の相手に勝てなかったのは事実。相手は 1人少ないのだから、勝つための手があったのではと思う。途中で切った遠藤と香川の2枚のカードは機能していた。なぜ、 3枚目のカードを切らなかったのか。「やりきった」感がなかったのは、そのためかもしれない。
 ザッケローニ監督は試合後の会見で「青山起用は考えた」と話していた。 1本のパスで相手DFのスキを突ける青山は、堅固なギリシャの壁を破るのに有効だったのではないか。交代選手が活躍する大会だけに、交代枠を使い切らない采配は残念だった。
 この日、コロンビアがコートジボワールに勝ち、勝ち点 6で 1次リーグ突破を決めた。日本は25日(現地時間24日)に、そのコロンビアと対戦。勝って勝ち点を4にすれば、同時間に行われるコートジボワール(勝ち点 3)-ギリシャ(同 1)の結果次第で 1次突破の可能性はある。
 日本が突破する可能性を整理しよう。日本がコロンビアに勝つことを前提に、(1)コートジボワール勝利(2)引き分け(3)ギリシャ勝利、とする。(1)は勝ち点を 6にしたコートジボワールとコロンビアが進出(日本は敗退)。(2)はコートジボワールと勝ち点 4で並ぶ。日本が 1点差勝利なら得失点差も 0で並ぶが、 2点差以上の勝利なら日本が上回って 1次突破。(3)はギリシャと勝ち点 4で並ぶが、現時点で得失点差マイナス 1の日本が同マイナス3のギリシャを上回って決勝トーナメントに進める可能性が高い、となる。
 最終戦、他力になるのは間違いないが、それでも全力で勝ってほしい。 1勝もできないのと、最後に勝つのでは 4年後に向けても大きく違う。日本らしいサッカーを、最後に見せてくれれば、この失望感も少しはおさまると思う。


声を張り上げるザッケローニ監督
 声を張り上げるザッケローニ監督。采配は迷走した…

 ザック迷走!
 C組の日本代表(FIFAランク46位)はギリシャ(同12位)と 0- 0の痛いドロー。通算 1分け 1敗の勝ち点 1とし、 1次リーグ突破へかろうじて望みをつないだ。アルベルト・
ザッケローニ監督はMF香川真司を先発から外す賭けに失敗。一貫性のない采配で、退場者を出して10人の相手を攻めあぐねた。24日(日本時間25日)のコロンビア戦に勝つことが、決勝トーナメント進出の最低条件となる。
 日本寄りの声援を送っていたブラジルの観衆が愛想を尽かした。退場者を出したギリシャ相手にゴールを奪えず、ブーイングの嵐。MF香川は呆然(ぼうぜん)とピッチに立ち尽くした。
 「もちろん、こんな結果は望んでなかった。ただ、これがW杯。厳しい舞台なんで…」
 勝ち点 3が欲しかった大一番。初戦のコートジボワール戦から攻撃陣の顔ぶれが変わった。 1トップに大迫、トップ下に本田は同じ。右MFは岡崎に代わって大久保。左MFに入ると思われた香川が先発を外れ、岡崎が右から移動した。「練習でも左に入ったことはない」(岡崎)と、ぶっつけ本番の布陣で臨んだ。


健闘をたたえ合うMF香川真司
 ギリシャと引き分け、パパスタソプロス(左)と健闘をたたえ合うMF香川真司

 公式戦での“香川外し”は2011年11月15日のW杯アジア 3次予選の北朝鮮戦(平壌)以来。この一戦が予選突破決定後だったことを考えれば、実質初めてだ。ザッケローニ監督は、「戦術的な選択だ。相手はサイド攻撃が強力なので、中央に寄ってプレーする傾向がある香川が空けたスペースを突かれる」と理由を語った。
 しかし、試合当日のミーティングで初めて知らされた選手たちは戸惑った。右サイドバックの内田は、不慣れな右MFに入った大久保に「どういう指示を受けました?」と尋ねると、「何も受けていない」と答えが返ってきた。
 前半35分に相手エースFWミトログルが腰を痛めて交代、 3分後に主将のMFカツラニスが警告 2枚で退場に。しかし、ギリシャは引き分け狙いで守備を固め、「やりづらくなった」(内田)。業を煮やしたザック監督は後半12分に大迫に代えて香川を投入。同23分に香川のパスを内田が折り返したが、大久保のシュートは枠を外れた。
 「点を取れる布陣を考えた。大迫、岡崎、大久保は所属クラブではセンターFWだ。本田も前回W杯はそうだった。これ以上、攻撃的な布陣はない」
 そう語る指揮官の目は宙を泳いでいた。本田と香川を軸に 4年間、磨き上げた攻撃の連係を土壇場で放棄。ボール保持率は日本68%と圧倒しながら、相手の堅守を崩せない。最後の交代枠を使わず、残り 5分でDF吉田を前線に上げるも、平均身長で日本を6センチ上回るギリシャ相手に空中戦は分が悪かった。選手交代で後手に回った初戦に続き、采配は空回りした。
 わずかに残された1次リーグ突破の可能性に向けて香川は「次、勝つためにやるだけです」と言葉を振り絞った。イタリアのクラブでは実績のあるザック監督も、国の代表を率いてW杯に臨むのは初めて。ただ、任期満了のため日本の指揮は今大会が最後となる。傷ついた10番のプライドと指揮官への疑念。簡単には回復できそうにない。


転倒した勢いでボールをつかむFW岡崎慎司
 前半、転倒した勢いでボールをつかむFW岡崎慎司

 無得点に終わったFW岡崎慎司は「チーム的には良いチャンスもつくれていたので、そこで決めきれていないと勝つことはできない。今日はFWとして情けなかった。こういう大舞台だからこそ決めて、チームの勝利に貢献しなければいけなかった。今日は自分の責任」と反省した。
 コロンビア戦へ向け、「今日は相手が引いた状態で崩しきることができなかった。崩せなくても最後のところで決めれば勝てたので、そこの勝負強さが自分になかった。それを最後、見せられるようにしたい」と意気込んだ。


大迫に代わってピッチに入るFW香川真司
 ギリシャ戦の後半、大迫に代わってピッチに入るFW香川真司

 スタメンを外れ、後半途中から出場して無得点に終わったFW香川真司は「勝ちたかったのに、勝てなかったです」と無念そうに話した。

ジャンプしてトラップするDF長友佑都
 ギリシャ戦の前半、ジャンプしてトラップするDF長友佑都

 日本代表DF長友佑都は、何度も左サイドからクロスを上げたが、得点に結びつかなかった。FW香川を先発から外し、FW大久保が前線の左サイドに入った戦術については「前半からしっかり守備をしながら、前線からプレスをはめていく意図があった」と明かした。
 また、前半途中で10人になったギリシャに対しては「前半からいい形で崩せていた。もっと前に仕掛けていこうと話していた」と話した。守備を固めるギリシャを崩せず「入りはチームとしてもまとまって、プレスもできていた。でも点がとれなくて、結局は勝てない試合だった。
チャンスを作りながらも得点できていないので、悔しい」と反省していた。
  1次リーグ 3戦目のコロンビア戦に向けては「最後のパス、シュートの精度を高めていかないと試合には勝てない。そこを高めていきたい。持ち味であるアグレッシブさを見せたい。自分らしいプレーを見せることが、支えてくださった方、サポーターの方への恩返しになると思う」と前向きに話していた。


ベンチ前で選手に指示を出すザッケローニ監督
 ベンチ前で選手に指示を出すザッケローニ監督

 日本代表のザッケローニ監督はスーツ姿でベンチ前に立ち、指示を出した。
 多くのチャンスを作りながら無得点に終わり「今日やったことは、勝つためにやった。残念ながら勝つことができなかった。いくつかチャンスを作ったが、ものにすることができなかった。我々の持ち味をしっかり出すことができなかった」と振り返った。
 交代枠の 3人目は使わず、最後はDF吉田を前線に上げて、コートジボワール戦( 1● 2)と同じくパワープレーを仕掛けたが、10人のギリシャの堅守を破れなかった。
 決勝トーナメント進出をかけて挑む24日(日本時間25日)の次戦コロンビア戦に向けては「勝負して勝つこと。今までと同じだ」と話した。


★日本の決勝トーナメント進出条件
 日本は最終戦でコロンビアに勝たなければ可能性がない。コロンビアを破り、勝ち点を 4とした場合にギリシャ-コートジボワールの結果次第となる。コートジボワールが勝てば勝ち点 6となるために敗退。引き分ければ勝ち点で並び、日本は 2点差以上の勝利であれば総得失点差で上回る。 1点差の勝利で総ゴール数の争いとなり、同じ場合には直接対決で敗れたために敗退となる。ギリシャが勝っても勝ち点で並んで総得失点差、さらに総ゴール数の勝負となり、全て同じ場合には抽選で決まる。


2014年ブラジルW杯1次リーグ日程
 2014年ブラジルW杯1次リーグ日程

 連日熱戦が続く試合。日本には頑張って欲しいですね。
 ガンバレ!ジャパン!勝利をつかめ!












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