サッカー・日本代表合宿(22日=日本時間23日、イトゥ)ミラクルを起こす!
サッカー日本代表は23日、 1次リーグC組最終戦のコロンビア戦(24日=日本時間25日午前 5時開始)に向けて、練習拠点のイトゥからチャーター機で試合会場のクイアバに到着した。FW本田圭佑(28=ACミラン)は22日(日本時間23日)の練習後、「ミラクル(奇跡)」を起こす決意を表明した。
コロンビア戦を最終試合にはしない。強い決意をにじませたFW本田が、汗ばむ暑さのクイアバに到着した。休養日を経た前日22日の練習後には約30人の報道陣を前に、12分50秒にわたる“決意表明”を行った。
W杯ブラジル大会に出場しているイングランド代表が 2戦 2敗で、あっさり 1次リーグ敗退となった。 1次リーグ敗退は、1958年スウェーデン大会以来、56年ぶりの屈辱で、ファンの怒りは簡単には収まりそうにない。
敗退が決定すると、地元英国のファストフードチェーン「チキン・ロッジ」のある店舗に「ルーニー・バーガー」が登場した。値段は18ユーロ(約2520円)とちょっと高め。実はこれ、意地の悪いジョークで、店頭の掲示板には「今日のスペシャル ルーニー・バーガー 18ユーロ 味気なく、何も特別ではなく、値段は高すぎ」のイヤミな文字が記されている。記事をまとめてみました。
明るい表情で汗を流すFW本田圭佑選手。ミラクルの決勝トーナメント進出を宣言した
サッカー・日本代表合宿(22日=日本時間23日、イトゥ)ミラクルを起こす!
サッカー日本代表は23日、 1次リーグC組最終戦のコロンビア戦(24日=日本時間25日午前 5時開始)に向けて、練習拠点のイトゥからチャーター機で試合会場のクイアバに到着した。16強進出には勝利が最低条件という厳しい状況だが、FW本田圭佑は22日(日本時間23日)の練習後、「ミラクル(奇跡)」を起こす決意を表明した。
練習に臨む本田圭佑選手と酒井高徳選手
コロンビア戦を最終試合にはしない。強い決意をにじませたFW本田が、汗ばむ暑さのクイアバに到着した。休養日を経た前日22日の練習後には約30人の報道陣を前に、12分50秒にわたる“決意表明”を行った。
「自分が発言してきたことが、かなう可能性は(まだ)ゼロじゃない。今もその信念を曲げるつもりはないし、そこがあったから今も頑張れる。強い信念、言ってきたことを実践するのはむしろ『今だろ!』っていう風に自問自答しているつもりです」
公言してきた「W杯優勝」について現在の心境を問われると声のトーンを上げ、「ミラクル(奇跡)は信じている者にしか訪れない。今回もし起こせるのであれば、自他ともに認めるミラクルになる」と続けた。
練習に臨むFW本田圭佑選手。うしろはアルベルト・ザッケローニ監督
2試合を終えて勝ち点「1」。同時刻の裏カードでコートジボワールがギリシャに勝てば、敗退が決まる。それでも「残り 1試合で全てがひっくり返る可能性だってゼロではない。信じているわけですよ。(日本が)勝てれば、もしかしたらギリシャも勝つんじゃないかと。その先は全てが切り開けると思う」と自らを奮い立たせた。
32チーム制になった1998年フランス大会以降、黒星発進して第2戦を引き分けた13チーム中、 1次リーグを突破したのは2002年のトルコしかない。しかし、そのトルコは 3位まで勝ち上がった。
まずコロンビア戦勝利が最低条件。そのイメージも明確だ。「個性、個人技のある前線に対して引くのでは勝てない。コートジボワール戦の反省点を生かす必要がある」と攻撃サッカーを貫く。
練習に臨むFW本田圭佑選手
さらに、ザッケローニ監督が2戦連続で終盤に指示したパワープレーについて「やむを得ないというか、点を取りたいという気持ちの出ている部分だと思うので、それに関しては賛成かな」としつつ、「自分自身を信じて、仲間を信じることじゃないですか。今からみんながスーパーマンにはなれない。だから今こそ基礎に戻るべき」。 4年間積み上げたものを出すことだけに集中する。
“最後のW杯”の覚悟にも改めて「当然です。そういうつもりでやってきていますから」とし、言い切った。
「戦い抜くことが可能性を残す唯一の方法。戦うことをやめたり、信じることをやめれば、その時点で可能性がゼロになる。戦う限りは絶対にゼロにならない」。試合が行われるクイアバは18世紀に金鉱が見つかり、ミラクルを起こそうという人々が集まって町ができた。本田、そして日本は戦う。ミラクルを信じて。
練習に臨むFW本田圭佑選手。手前はアルベルト・ザッケローニ監督
★日本の決勝トーナメント進出条件
最終戦でコロンビアに勝たなければ可能性がない。勝って日本が勝ち点を4とした場合に、ギリシャ-コートジボワールの結果次第で進出が決まる。コートジボワールは勝てば勝ち点 6となるため、日本は敗退。引き分ければ勝ち点で並び、日本は 2点差以上の勝利なら総得失点差で上回る。日本が 1点差の勝利なら総ゴール数の争い。同じ場合には直接対決で敗れているため、敗退となる。ギリシャが勝った場合、日本は勝ち点で並んで総得失点差、さらに総ゴール数の勝負となり、全て同じ場合には抽選で決まる。
【本田圭佑が起こした“ミラクル”】
★有言実行:小学校の卒業文集で将来の夢について「セリエAに入団します。(中略)10番で活躍します」と書き記した。実際に昨年12月、イタリアの名門ACミランに背番号「10」で移籍することが決定
★挫折を乗り越え:G大阪ジュニアユースに在籍していた中学時代、同ユースへ昇格できず挫折。しかし、石川・星稜高校に進学後、同校を県勢初の高校選手権 4強に導くなど全国に名を売り、J1名古屋入りをつかみ取った
★欧州CL8強:CSKAモスクワ在籍時の2010年 3月、欧州CL・決勝トーナメント 1回戦第 2戦のセビリア戦で、約30メートルの位置から無回転FKを決めた。この試合に勝利し、日本選手初となるCL 8強入りを自らの手で手繰り寄せた
W杯ブラジル大会に出場しているイングランド代表が 2戦 2敗で、あっさり 1次リーグ敗退となった。
エースのウェイン・ルーニー(28=マンチェスターU)は自身のフェイスブックに「 1次リーグ敗退が決まって本当にショックだよ。どの試合も自分たちを信じて臨んだけど、残念ながらうまくいかなかった。ブラジルへ応援にきてくれた人も、家で応援してくれた人も、みんなに謝りたい」と謝罪。しかし同国の 1次リーグ敗退は、1958年スウェーデン大会以来、56年ぶりの屈辱で、ファンの怒りは簡単には収まりそうにない。
敗退が決定すると、地元英国のファストフードチェーン「チキン・ロッジ」のある店舗に「ルーニー・バーガー」が登場した。値段は18ユーロ(約2520円)とちょっと高め。実はこれ、意地の悪いジョークで、店頭の掲示板には「今日のスペシャル ルーニー・バーガー 18ユーロ 味気なく、何も特別ではなく、値段は高すぎ」のイヤミな文字が記されている。
高すぎる!? ルーニーバーガーについて報じる英メトロ紙
一方、ブラジルのサンパウロ美術館は傷心のイングランド・サポーターのために 1週間ほど無料になるという。入り口には「イングランドの方、悲しまないで。今週はタダで美術館に入れます」という文字が掲げられ、パスポート持参でタダで入れるという。米ヤフーはイングランドファンの感情を逆なでするように「偶然かどうかは分からないが、現在、サンパウロ美術館ではポップアートの巨匠ロイ・リキテンスタインのクライング・ガール(泣く女)も展示されている」という余計な情報まで報じていたが…。
英メディアの間では、いつものようにイングランド低迷の原因について、あら探しが始まった。ベテランDFテリー(チェルシー)らが選ばれず、ホジソン監督による選手選考のまずさを指摘する声や、外国人レギュラーが多数を占めるプレミアリーグでは地元出身の若手が育ちにくいという意見などが上がっている。
とにかくイングランド国内での代表の存在感は絶大だ。今大会が始まる前には英BBCのラジオで、ルーニーをどのポジションで起用するのが適切か、延々討論するような番組もあった。「彼はもうセンターFWとしての力はない」「彼がやりたくない左MFとして起用されたとしても、ベストを尽くすのがサッカー選手だ」などと、さまざまな意見が紹介されていた。
これらの一連の出来事、報道をみても、W杯や欧州選手権で成績を残せていないにもかかわらず、イングランド代表のステータス、注目度が驚くほど高いことが分かる。それはまるで、どこかの国の代表を思い起こさせる。ぜひ 1次リーグの瀬戸際で踏ん張ってもらって、イングランドのようにならないことを祈りたい。
連日熱戦が続く試合。日本には最後の試合にならないように頑張って欲しいですね。
ガンバレ!ジャパン!勝利をつかめ!
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サッカー日本代表は23日、 1次リーグC組最終戦のコロンビア戦(24日=日本時間25日午前 5時開始)に向けて、練習拠点のイトゥからチャーター機で試合会場のクイアバに到着した。FW本田圭佑(28=ACミラン)は22日(日本時間23日)の練習後、「ミラクル(奇跡)」を起こす決意を表明した。
コロンビア戦を最終試合にはしない。強い決意をにじませたFW本田が、汗ばむ暑さのクイアバに到着した。休養日を経た前日22日の練習後には約30人の報道陣を前に、12分50秒にわたる“決意表明”を行った。
W杯ブラジル大会に出場しているイングランド代表が 2戦 2敗で、あっさり 1次リーグ敗退となった。 1次リーグ敗退は、1958年スウェーデン大会以来、56年ぶりの屈辱で、ファンの怒りは簡単には収まりそうにない。
敗退が決定すると、地元英国のファストフードチェーン「チキン・ロッジ」のある店舗に「ルーニー・バーガー」が登場した。値段は18ユーロ(約2520円)とちょっと高め。実はこれ、意地の悪いジョークで、店頭の掲示板には「今日のスペシャル ルーニー・バーガー 18ユーロ 味気なく、何も特別ではなく、値段は高すぎ」のイヤミな文字が記されている。記事をまとめてみました。
明るい表情で汗を流すFW本田圭佑選手。ミラクルの決勝トーナメント進出を宣言した
サッカー・日本代表合宿(22日=日本時間23日、イトゥ)ミラクルを起こす!
サッカー日本代表は23日、 1次リーグC組最終戦のコロンビア戦(24日=日本時間25日午前 5時開始)に向けて、練習拠点のイトゥからチャーター機で試合会場のクイアバに到着した。16強進出には勝利が最低条件という厳しい状況だが、FW本田圭佑は22日(日本時間23日)の練習後、「ミラクル(奇跡)」を起こす決意を表明した。
練習に臨む本田圭佑選手と酒井高徳選手
コロンビア戦を最終試合にはしない。強い決意をにじませたFW本田が、汗ばむ暑さのクイアバに到着した。休養日を経た前日22日の練習後には約30人の報道陣を前に、12分50秒にわたる“決意表明”を行った。
「自分が発言してきたことが、かなう可能性は(まだ)ゼロじゃない。今もその信念を曲げるつもりはないし、そこがあったから今も頑張れる。強い信念、言ってきたことを実践するのはむしろ『今だろ!』っていう風に自問自答しているつもりです」
公言してきた「W杯優勝」について現在の心境を問われると声のトーンを上げ、「ミラクル(奇跡)は信じている者にしか訪れない。今回もし起こせるのであれば、自他ともに認めるミラクルになる」と続けた。
練習に臨むFW本田圭佑選手。うしろはアルベルト・ザッケローニ監督
2試合を終えて勝ち点「1」。同時刻の裏カードでコートジボワールがギリシャに勝てば、敗退が決まる。それでも「残り 1試合で全てがひっくり返る可能性だってゼロではない。信じているわけですよ。(日本が)勝てれば、もしかしたらギリシャも勝つんじゃないかと。その先は全てが切り開けると思う」と自らを奮い立たせた。
32チーム制になった1998年フランス大会以降、黒星発進して第2戦を引き分けた13チーム中、 1次リーグを突破したのは2002年のトルコしかない。しかし、そのトルコは 3位まで勝ち上がった。
まずコロンビア戦勝利が最低条件。そのイメージも明確だ。「個性、個人技のある前線に対して引くのでは勝てない。コートジボワール戦の反省点を生かす必要がある」と攻撃サッカーを貫く。
練習に臨むFW本田圭佑選手
さらに、ザッケローニ監督が2戦連続で終盤に指示したパワープレーについて「やむを得ないというか、点を取りたいという気持ちの出ている部分だと思うので、それに関しては賛成かな」としつつ、「自分自身を信じて、仲間を信じることじゃないですか。今からみんながスーパーマンにはなれない。だから今こそ基礎に戻るべき」。 4年間積み上げたものを出すことだけに集中する。
“最後のW杯”の覚悟にも改めて「当然です。そういうつもりでやってきていますから」とし、言い切った。
「戦い抜くことが可能性を残す唯一の方法。戦うことをやめたり、信じることをやめれば、その時点で可能性がゼロになる。戦う限りは絶対にゼロにならない」。試合が行われるクイアバは18世紀に金鉱が見つかり、ミラクルを起こそうという人々が集まって町ができた。本田、そして日本は戦う。ミラクルを信じて。
練習に臨むFW本田圭佑選手。手前はアルベルト・ザッケローニ監督
★日本の決勝トーナメント進出条件
最終戦でコロンビアに勝たなければ可能性がない。勝って日本が勝ち点を4とした場合に、ギリシャ-コートジボワールの結果次第で進出が決まる。コートジボワールは勝てば勝ち点 6となるため、日本は敗退。引き分ければ勝ち点で並び、日本は 2点差以上の勝利なら総得失点差で上回る。日本が 1点差の勝利なら総ゴール数の争い。同じ場合には直接対決で敗れているため、敗退となる。ギリシャが勝った場合、日本は勝ち点で並んで総得失点差、さらに総ゴール数の勝負となり、全て同じ場合には抽選で決まる。
【本田圭佑が起こした“ミラクル”】
★有言実行:小学校の卒業文集で将来の夢について「セリエAに入団します。(中略)10番で活躍します」と書き記した。実際に昨年12月、イタリアの名門ACミランに背番号「10」で移籍することが決定
★挫折を乗り越え:G大阪ジュニアユースに在籍していた中学時代、同ユースへ昇格できず挫折。しかし、石川・星稜高校に進学後、同校を県勢初の高校選手権 4強に導くなど全国に名を売り、J1名古屋入りをつかみ取った
★欧州CL8強:CSKAモスクワ在籍時の2010年 3月、欧州CL・決勝トーナメント 1回戦第 2戦のセビリア戦で、約30メートルの位置から無回転FKを決めた。この試合に勝利し、日本選手初となるCL 8強入りを自らの手で手繰り寄せた
W杯ブラジル大会に出場しているイングランド代表が 2戦 2敗で、あっさり 1次リーグ敗退となった。
エースのウェイン・ルーニー(28=マンチェスターU)は自身のフェイスブックに「 1次リーグ敗退が決まって本当にショックだよ。どの試合も自分たちを信じて臨んだけど、残念ながらうまくいかなかった。ブラジルへ応援にきてくれた人も、家で応援してくれた人も、みんなに謝りたい」と謝罪。しかし同国の 1次リーグ敗退は、1958年スウェーデン大会以来、56年ぶりの屈辱で、ファンの怒りは簡単には収まりそうにない。
敗退が決定すると、地元英国のファストフードチェーン「チキン・ロッジ」のある店舗に「ルーニー・バーガー」が登場した。値段は18ユーロ(約2520円)とちょっと高め。実はこれ、意地の悪いジョークで、店頭の掲示板には「今日のスペシャル ルーニー・バーガー 18ユーロ 味気なく、何も特別ではなく、値段は高すぎ」のイヤミな文字が記されている。
高すぎる!? ルーニーバーガーについて報じる英メトロ紙
一方、ブラジルのサンパウロ美術館は傷心のイングランド・サポーターのために 1週間ほど無料になるという。入り口には「イングランドの方、悲しまないで。今週はタダで美術館に入れます」という文字が掲げられ、パスポート持参でタダで入れるという。米ヤフーはイングランドファンの感情を逆なでするように「偶然かどうかは分からないが、現在、サンパウロ美術館ではポップアートの巨匠ロイ・リキテンスタインのクライング・ガール(泣く女)も展示されている」という余計な情報まで報じていたが…。
英メディアの間では、いつものようにイングランド低迷の原因について、あら探しが始まった。ベテランDFテリー(チェルシー)らが選ばれず、ホジソン監督による選手選考のまずさを指摘する声や、外国人レギュラーが多数を占めるプレミアリーグでは地元出身の若手が育ちにくいという意見などが上がっている。
とにかくイングランド国内での代表の存在感は絶大だ。今大会が始まる前には英BBCのラジオで、ルーニーをどのポジションで起用するのが適切か、延々討論するような番組もあった。「彼はもうセンターFWとしての力はない」「彼がやりたくない左MFとして起用されたとしても、ベストを尽くすのがサッカー選手だ」などと、さまざまな意見が紹介されていた。
これらの一連の出来事、報道をみても、W杯や欧州選手権で成績を残せていないにもかかわらず、イングランド代表のステータス、注目度が驚くほど高いことが分かる。それはまるで、どこかの国の代表を思い起こさせる。ぜひ 1次リーグの瀬戸際で踏ん張ってもらって、イングランドのようにならないことを祈りたい。
連日熱戦が続く試合。日本には最後の試合にならないように頑張って欲しいですね。
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