22日阪神甲子園で阪神-楽天 4回戦が行われ、ボクシングのWBC世界バンタム級王者・山中慎介(31=帝拳)が始球式を行った。
楽天は継投策で逃げきり連勝。先発美馬学投手(27)は 4月 8日以来の 2勝目。阪神は 3連敗で交流戦最低勝率を記録。 4月10日以来の貯金「0」。楽天が 4月19日以来、およそ 2カ月ぶりの 2連勝で交流戦を終えた。リーグの順位は西武と並び 5位に浮上。単独最下位を脱した。
佐藤義則監督代行(59)は「( 2連勝で)念願がかなったよ。本当に良かった。ラッツが 5番に入っているのが、すごく大きい。相手も警戒する。去年のような形になっている」と、うれしそうに話した。
上本博紀内野手(27)にまた災難だ。 6回の先頭で打席に入り、楽天先発美馬学投手の 140キロを頭部に死球を受けたが、大事には至らなかった。その場でうずくまると和田監督らが駆けつけ、スタンドは一時騒然となった。
阪神の 4番マウロ・ゴメス内野手(29)が連続無得点を23イニングで止め、チームの 3試合連続完封負けを防いだ。
D 4位・梅野隆太郎捕手(23=福岡大學)は 1- 5の 9回二死走者なしから代打で出場。楽天の守護神・ファルケンボーグのフォークを空振り三振したが、振り逃げで出塁した。交流戦は11試合の出場で打率 0.211だった。
先発した能見篤史投手(35)が 2回無死 1塁で、新外国人ラッツに先制 2ランを打たれた。真ん中に入った 138キロの直球を、右中間スタンドまで飛ばされた。今季ワーストの 4回で降板した。唇をかみしめベンチに戻った。 2本塁打を含む 5安打 5失点で、 6敗目を喫した。
虎が絶体絶命のピンチだ-。阪神は、楽天に連敗し、交流戦ラストを 3連敗で終わり、ついに貯金はゼロになった。和田豊監督(51)は、27日からのリーグ戦で仕切り直しを強調したが、投打とも明るい材料はなし。気持ちを切り替えるだけで勝てるのか。案の定、白星を積み上げるどころか、終わってみれば、首位を目前にし、最大で「9」あった貯金を使い果たした。首位巨人とは今季最大の 5.5差まで開いた。 4位中日にも 1差に迫られ、逆転Vどころか、Bクラス転落の危機だ。
阪神が、獲得を目指す建山義紀投手(38=前ヤンキース)と契約合意間近であることが22日、分かった。中村勝広GM(65)が認めて、手応え十分であることをうかがわせた。
加藤康介投手(35歳)、安藤優也投手(36歳)、福原忍投手(37歳)だけでは夏を乗り切れない。現在、支配下登録選手は67人。新たな人材を求めて編成担当者が渡米し、建山にアタックをかけた。記事をまとめてみました。
<阪神 5- 1楽天>◇22日◇甲子園◇ 4回戦
ボクシングのWBC世界バンタム級王者・山中慎介が始球式を行った。
チャンピオンベルトを持ちマウンドに上がると、大きく振りかぶって投球。ボールは左打席に立った楽天岡島の内角でワンバウンドし、ミットに収まった。「完全に緊張でした。悔しいです」。ボクシングでは「神の左」の異名を持つが、野球をする際は右投げ右打ちだという。「神の左を名乗っておいてどないやねん、と。同じ左ということで能見さんに期待しています。打線にも頑張ってもらって勝ってほしい」。 2戦連続無得点負けの阪神にエールを送った。
始球式を務めるWBC世界バンタム級王者・山中慎介選手
楽天は 2回、 5番ラッツの来日 1号 2ランを皮切りに 4点を先制。先発美馬は序盤 3回を無失点と上々の立ち上がりを見せる。
無失点だった楽天先発美馬は 6回、阪神先頭上本の頭部に投球を当て危険球退場。救援陣が踏ん張り、 1失点で 6回を切り抜けた。
楽天は継投策で逃げきり連勝。先発美馬は 4月 8日以来の 2勝目。阪神は 3連敗で交流戦最低勝率を記録。 4月10日以来の貯金「0」。
2勝目を挙げた楽天先発の美馬学投手
楽天が 4月19日以来、およそ 2カ月ぶりの 2連勝で交流戦を終えた。リーグの順位は西武と並び 5位に浮上。単独最下位を脱した。
打線が阪神能見を攻略した。 2回、来日 2試合目のラッツが 1号 2ランを放ち先制。さらに、内野ゴロの間と犠飛で、もう 2点を追加。 4回には牧田が 2号ソロを放ち、 5点目を加えた。
先発美馬は 5回まで 3安打無失点と好投。 6回、先頭の上本の頭にぶつけ、危険球で退場となった。だが、永井、福山ら救援陣が最少失点でつないだ。
佐藤義則監督代行は「( 2連勝で)念願がかなったよ。本当に良かった。ラッツが 5番に入っているのが、すごく大きい。相手も警戒する。去年のような形になっている」と、うれしそうに話した。
6回裏阪神無死、頭部死球を受けた上本博紀内野手
上本博紀内野手にまた災難だ。 6回の先頭で打席に入り、楽天先発美馬学投手の 140キロを頭部に死球を受けたが、大事には至らなかった。 5点を追う 6回先頭、楽天の先発・美馬の 140キロの直球が頭に直撃。スタンドは騒然となった。
その場でうずくまると和田監督らが駆けつけ、一時騒然となった。 1度ベンチに引き揚げ、その後元気な姿で 1塁へ。 2塁から 4番ゴメスの適時打で本塁を踏んだ。「大丈夫です。(今後の出場については)わかりません。トレーナーに聞いてください」と試合後は淡々と話した。
上本は前日21日も試合前練習でノックの打球を右手親指に受けた。テーピングを施し、患部から血をにじませながらフル出場していた。 2日連続のアクシデントとなった。
6回裏阪神無死、上本博紀に危険球を与え、退場する美馬学投手
楽天の先発・美馬学投手が危険球で退場処分となった。危険球による退場は今季 3人目。
美馬は阪神打線を 5回 0/3で 3安打 2四死球で無失点としていたが 5点リードの 6回裏、阪神先頭の上本に投じた 2球目が高く抜け、頭部を直撃。そのまま退場処分となった。危険球を与えるまで 3安打無失点と好投しており、「せっかく良い流れでいけていたのに、もったいないというか、後ろの投手に申し訳ないです」とコメントした。楽天は 2番手で永井がマウンドに上がった。
6回裏阪神一死 1、 2塁、マウロ・ゴメス内野手は中前適時打を放った
阪神の 4番マウロ・ゴメス内野手が連続無得点を23イニングで止め、チームの 3試合連続完封負けを防いだ。
5点を追う 6回一死 1、 2塁で、楽天 3番手・福山の 136キロの高めに浮いたチェンジアップを中前へ弾き返した。 2塁走者上本が生還し、待望の 1点が入った。「打点をあげられたのはよかった」と話しつつ、「勝てなかったのは残念」と神妙な表情をみせた。
阪神は前日21日に完封を許し、交流戦において史上初の甲子園 2戦連続完封負けを喫していた。この日も 5回までゼロ行進。 4番のバットがチームを救った。
リーグ戦再開に向けては「まったく知らない投手は少ない。情報がある分、マシかなと思う。簡単に打てる投手はいないが…」と力を込めた。
D 4位・梅野隆太郎捕手は 1- 5の 9回二死走者なしから代打で出場。楽天の守護神・ファルケンボーグのフォークを空振り三振したが、振り逃げで出塁した。「パリーグの投手は情報が少ない。どこでフォークを使ってくるのかがわからなかった」。交流戦は11試合の出場で打率 0.211だった。
4回表、能見篤史投手は牧田明久外野手に中越え本塁打を浴び 5失点となった
先発した能見篤史投手が今季ワーストの 4回で降板した。 2本塁打を含む 5安打 5失点で、 6敗目を喫した。
2回無死 1塁で、新外国人ラッツに先制 2ランを打たれた。真ん中に入った 138キロの直球を、右中間スタンドまで飛ばされた。唇をかみしめベンチに戻った。「全体的に高かったし、修正ができなかった」と反省を口にした。
1991年野茂(近鉄)が持つプロ野球記録、 6試合連続 2桁奪三振が懸かった 1戦も、奪った三振は 3つのみ。大記録達成を逃し、交流戦最終戦も締めくくれなかった。
楽天牧田明久外野手(32)は、特大の当たりに「イメージ通りのスイングができましたし、思い切って振れました。今シーズン一番の当たりですね」と笑顔だった。
マウンドで表情を曇らせる能見篤史投手。負け数が勝ち数を上回った
歴史に名を刻むはずだったエースが、足場を見つめて肩を落とした。情けない-。待っていたのは、虎党が期待した奪三振ショーではなく、ノックアウト。能見が、見せ場のないままマウンドを降りた。
「全体的に球が高くて、修正することができませんでした」
あまりにも痛い 2回の投球だ。先頭のジョーンズに四球を与えると、続くラッツに真ん中に入った 138キロの直球を右中間席へ運ばれた。その後も連打と四球で無死満塁を迎えて、さらに 2点を失った。
14日の西武戦(西武D)まで、 5試合連続で 2桁奪三振を奪った。セ・リーグ新記録を樹立し、この日は野茂英雄(近鉄)の持つプロ野球タイ記録( 6試合)に挑んだ。「三振よりもゼロで抑える方がいい」とチームの勝利を優先して登板した。ただ、その勝利までも一挙 4失点で遠のいた。
4回に先頭の牧田の中越えソロを浴びて、出番はこの回まで。今季最短の 4回を 5安打 5失点で、注目された奪三振も「3」に終わった。
4回、牧田明久外野手にホームランを浴びた能見篤史投手
福家球審との相性も悪かった。直球で積極的に内角を突いたが、なかなか右手が上がらない。中西投手コーチは「あれだけ内角を(ストライクに)取ってもらえないと厳しい」とかばった。左腕も、影響があったことを正直に認めた。
「(判定は)厳しかった。取ってもらえないときつくなる」
ただ、エースなら審判のクセなども見抜いて対応してほしかった。三者凡退の一回も、ボールが高めに浮く兆候があったのは事実。 2回にはど真ん中の直球をスタンドまで運ばれるなど、交流戦ラストゲームを託されたエースとしては不甲斐なさすぎる投球だった。
チームは最大9あった貯金がゼロとなったが、能見は 5勝 6敗と黒星が先行した。 4試合続けて白星を逃した。次回はリーグ戦が再開する最初のカード。中 5日で、28日の中日戦(甲子園)の先発が濃厚だ。
気持ちの切り替えの必要性を問われ、「そうですね。できることをしっかりしたい」と前を向いた。記録のストップと同時に、リセットして再出発するしかない。
ベンチでうつむく和田豊監督。左は黒田ヘッドコーチ
虎が絶体絶命のピンチだ-。阪神は、楽天に連敗し、交流戦ラストを 3連敗で終わり、ついに貯金はゼロになった。和田豊監督は、27日からのリーグ戦を「今から反省しても仕方がない。文字通りゼロからのスタートになる。集中力持って、新鮮な気持ちで、もう 1回やりたい」と仕切り直しを強調したが、投打とも明るい材料はなし。首位巨人とは今季最大の 5.5差まで開いた。 4位中日にも 1差に迫られ、逆転Vどころか、Bクラス転落の危機だ。
6回にゴメスの適時打で24イニングぶりに得点し、何とか 3試合連続完封負けを免れるのがやっと。 3連敗でついに貯金は「0」となった。
27日からは 1ゲーム差に迫られた 4位中日との 3連戦(甲子園)。リーグ戦再開までの 4日間で、立て直す意気込みいっぱいだった。
「いい形で締めくくりたい」-。和田監督の思いが宙に浮く。失意の 3連敗で交流戦は 9勝15敗。過去10年で最低勝率( 0.375)を刻んだ敗軍の将が唇をかんだ。
和田豊監督督は完敗だった試合後、ベンチでうつろな表情。本当に大丈夫か!?
「ビジターは五分で乗り切れたが甲子園でのDHをうまく使い切れなかった。そこが反省点。今から反省をしてもしょうがないが…」
今さら、何を言っても後の祭り。線香花火が尽きるような、虚無感が残っただけだ。制球力に欠いた先発美馬を打ち崩せず、頼みのエース能見が 4回 5失点で降板。打線もゴメスの適時打で 3試合連続の完封負けを逃れるのがやっと。前日(21日)は守乱がからんだ。一夜明けると、今度は力負け。そして、ついに「貯金ゼロ~」を迎えてしまった。
「打つ方も投げる方も、この 4日間でしっかりと立て直す。文字通りゼロからのスタート。集中力を持って新鮮な気持ちでやっていく」
27日から再開するリーグ戦に向けて、意気込みを示したが、負けた時、指揮官はいつも「気持ち」を強調する。例えば「気持ちを切り替えて」…。そして今回は「新たな気持ちで」。そこに具体的な策がないのが悲しい。
6回、併殺に倒れた今成亮太内野手
選手を叱らない。それがポリシーなら、それでいい。敗戦後の監督会見をナインは直接、見聞きすることはない。文字か、伝え聞きで、言葉を間接的に知る。そういう意味では、悔しさや歯がゆさといった感情がコメントから全く伝わってこないのが何より寂しい。
気持ちを切り替えるだけで勝てるのか。案の定、白星を積み上げるどころか、終わってみれば、首位を目前にし、最大で「9」あった貯金を使い果たした。その間、巨人はいつの間にか首位に立ち、交流戦で 2年ぶりの優勝を飾った。 9連敗した広島はその後、怒濤の 5連勝。巨人とは今季最大の 5.5差で、 4位中日とは 1差。春先から続いた「 3強 3弱」の構図が崩れかけている。もう絶体絶命だ。
27日の中日 3連戦(甲子園)から再び戦いが始まる。残り76試合。指揮官のコメントとは違って、「山あり谷あり」の戦いが続く。何が起こるかわからない。それが野球。それが救いだ。
阪神が、獲得を目指す建山義紀投手と契約合意間近であることが22日、分かった。中村勝広GMが認めて、手応え十分であることをうかがわせた。
「近日中(に合意)かどうかはわからないが、合意に達する努力を払っている」
5月上旬にヤンキースを自由契約となった右腕に対し、すでに水面下でオファーを出していた。先発から中継ぎに転向し、日米通算 491試合登板した男のハリが傾いているニオイをつかんだ。「中継ぎ陣が大変な状況で、それをカバーするということで白羽の矢を立てた」。
加藤、安藤、福原だけでは夏を乗り切れない。現在、支配下登録選手は67人。新たな人材を求めて編成担当者が渡米し、建山にアタックをかけた。「ああいうタイプ(横手からのシンカー、スライダー)が少ない」「経験が豊富」と魅力を並べた。
建山は現在、トレーニングに励んでいるが、阪神は、近日中にも“英断”を受ける見通し。異国で、さらに引き出しの数を増やした建山が、虎投の救世主になる。
誰かが言った、「飛べない豚はただの豚」「鳴かない鳥は鳥じゃ無い」と…
では、打てない虎はいったい何でしょうね?27日から阪神甲子園球場で始まる中日戦ではど
んな試合展開をしてくれるのでしょうね。
今までの敗戦を糧にして、頑張ってくれれば良いのですが…
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 交流戦勝敗表
日程と結果 6月
日程と結果 7月
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楽天は継投策で逃げきり連勝。先発美馬学投手(27)は 4月 8日以来の 2勝目。阪神は 3連敗で交流戦最低勝率を記録。 4月10日以来の貯金「0」。楽天が 4月19日以来、およそ 2カ月ぶりの 2連勝で交流戦を終えた。リーグの順位は西武と並び 5位に浮上。単独最下位を脱した。
佐藤義則監督代行(59)は「( 2連勝で)念願がかなったよ。本当に良かった。ラッツが 5番に入っているのが、すごく大きい。相手も警戒する。去年のような形になっている」と、うれしそうに話した。
上本博紀内野手(27)にまた災難だ。 6回の先頭で打席に入り、楽天先発美馬学投手の 140キロを頭部に死球を受けたが、大事には至らなかった。その場でうずくまると和田監督らが駆けつけ、スタンドは一時騒然となった。
阪神の 4番マウロ・ゴメス内野手(29)が連続無得点を23イニングで止め、チームの 3試合連続完封負けを防いだ。
D 4位・梅野隆太郎捕手(23=福岡大學)は 1- 5の 9回二死走者なしから代打で出場。楽天の守護神・ファルケンボーグのフォークを空振り三振したが、振り逃げで出塁した。交流戦は11試合の出場で打率 0.211だった。
先発した能見篤史投手(35)が 2回無死 1塁で、新外国人ラッツに先制 2ランを打たれた。真ん中に入った 138キロの直球を、右中間スタンドまで飛ばされた。今季ワーストの 4回で降板した。唇をかみしめベンチに戻った。 2本塁打を含む 5安打 5失点で、 6敗目を喫した。
虎が絶体絶命のピンチだ-。阪神は、楽天に連敗し、交流戦ラストを 3連敗で終わり、ついに貯金はゼロになった。和田豊監督(51)は、27日からのリーグ戦で仕切り直しを強調したが、投打とも明るい材料はなし。気持ちを切り替えるだけで勝てるのか。案の定、白星を積み上げるどころか、終わってみれば、首位を目前にし、最大で「9」あった貯金を使い果たした。首位巨人とは今季最大の 5.5差まで開いた。 4位中日にも 1差に迫られ、逆転Vどころか、Bクラス転落の危機だ。
阪神が、獲得を目指す建山義紀投手(38=前ヤンキース)と契約合意間近であることが22日、分かった。中村勝広GM(65)が認めて、手応え十分であることをうかがわせた。
加藤康介投手(35歳)、安藤優也投手(36歳)、福原忍投手(37歳)だけでは夏を乗り切れない。現在、支配下登録選手は67人。新たな人材を求めて編成担当者が渡米し、建山にアタックをかけた。記事をまとめてみました。
<阪神 5- 1楽天>◇22日◇甲子園◇ 4回戦
ボクシングのWBC世界バンタム級王者・山中慎介が始球式を行った。
チャンピオンベルトを持ちマウンドに上がると、大きく振りかぶって投球。ボールは左打席に立った楽天岡島の内角でワンバウンドし、ミットに収まった。「完全に緊張でした。悔しいです」。ボクシングでは「神の左」の異名を持つが、野球をする際は右投げ右打ちだという。「神の左を名乗っておいてどないやねん、と。同じ左ということで能見さんに期待しています。打線にも頑張ってもらって勝ってほしい」。 2戦連続無得点負けの阪神にエールを送った。
始球式を務めるWBC世界バンタム級王者・山中慎介選手
楽天は 2回、 5番ラッツの来日 1号 2ランを皮切りに 4点を先制。先発美馬は序盤 3回を無失点と上々の立ち上がりを見せる。
無失点だった楽天先発美馬は 6回、阪神先頭上本の頭部に投球を当て危険球退場。救援陣が踏ん張り、 1失点で 6回を切り抜けた。
楽天は継投策で逃げきり連勝。先発美馬は 4月 8日以来の 2勝目。阪神は 3連敗で交流戦最低勝率を記録。 4月10日以来の貯金「0」。
2勝目を挙げた楽天先発の美馬学投手
楽天が 4月19日以来、およそ 2カ月ぶりの 2連勝で交流戦を終えた。リーグの順位は西武と並び 5位に浮上。単独最下位を脱した。
打線が阪神能見を攻略した。 2回、来日 2試合目のラッツが 1号 2ランを放ち先制。さらに、内野ゴロの間と犠飛で、もう 2点を追加。 4回には牧田が 2号ソロを放ち、 5点目を加えた。
先発美馬は 5回まで 3安打無失点と好投。 6回、先頭の上本の頭にぶつけ、危険球で退場となった。だが、永井、福山ら救援陣が最少失点でつないだ。
佐藤義則監督代行は「( 2連勝で)念願がかなったよ。本当に良かった。ラッツが 5番に入っているのが、すごく大きい。相手も警戒する。去年のような形になっている」と、うれしそうに話した。
6回裏阪神無死、頭部死球を受けた上本博紀内野手
上本博紀内野手にまた災難だ。 6回の先頭で打席に入り、楽天先発美馬学投手の 140キロを頭部に死球を受けたが、大事には至らなかった。 5点を追う 6回先頭、楽天の先発・美馬の 140キロの直球が頭に直撃。スタンドは騒然となった。
その場でうずくまると和田監督らが駆けつけ、一時騒然となった。 1度ベンチに引き揚げ、その後元気な姿で 1塁へ。 2塁から 4番ゴメスの適時打で本塁を踏んだ。「大丈夫です。(今後の出場については)わかりません。トレーナーに聞いてください」と試合後は淡々と話した。
上本は前日21日も試合前練習でノックの打球を右手親指に受けた。テーピングを施し、患部から血をにじませながらフル出場していた。 2日連続のアクシデントとなった。
6回裏阪神無死、上本博紀に危険球を与え、退場する美馬学投手
楽天の先発・美馬学投手が危険球で退場処分となった。危険球による退場は今季 3人目。
美馬は阪神打線を 5回 0/3で 3安打 2四死球で無失点としていたが 5点リードの 6回裏、阪神先頭の上本に投じた 2球目が高く抜け、頭部を直撃。そのまま退場処分となった。危険球を与えるまで 3安打無失点と好投しており、「せっかく良い流れでいけていたのに、もったいないというか、後ろの投手に申し訳ないです」とコメントした。楽天は 2番手で永井がマウンドに上がった。
6回裏阪神一死 1、 2塁、マウロ・ゴメス内野手は中前適時打を放った
阪神の 4番マウロ・ゴメス内野手が連続無得点を23イニングで止め、チームの 3試合連続完封負けを防いだ。
5点を追う 6回一死 1、 2塁で、楽天 3番手・福山の 136キロの高めに浮いたチェンジアップを中前へ弾き返した。 2塁走者上本が生還し、待望の 1点が入った。「打点をあげられたのはよかった」と話しつつ、「勝てなかったのは残念」と神妙な表情をみせた。
阪神は前日21日に完封を許し、交流戦において史上初の甲子園 2戦連続完封負けを喫していた。この日も 5回までゼロ行進。 4番のバットがチームを救った。
リーグ戦再開に向けては「まったく知らない投手は少ない。情報がある分、マシかなと思う。簡単に打てる投手はいないが…」と力を込めた。
D 4位・梅野隆太郎捕手は 1- 5の 9回二死走者なしから代打で出場。楽天の守護神・ファルケンボーグのフォークを空振り三振したが、振り逃げで出塁した。「パリーグの投手は情報が少ない。どこでフォークを使ってくるのかがわからなかった」。交流戦は11試合の出場で打率 0.211だった。
4回表、能見篤史投手は牧田明久外野手に中越え本塁打を浴び 5失点となった
先発した能見篤史投手が今季ワーストの 4回で降板した。 2本塁打を含む 5安打 5失点で、 6敗目を喫した。
2回無死 1塁で、新外国人ラッツに先制 2ランを打たれた。真ん中に入った 138キロの直球を、右中間スタンドまで飛ばされた。唇をかみしめベンチに戻った。「全体的に高かったし、修正ができなかった」と反省を口にした。
1991年野茂(近鉄)が持つプロ野球記録、 6試合連続 2桁奪三振が懸かった 1戦も、奪った三振は 3つのみ。大記録達成を逃し、交流戦最終戦も締めくくれなかった。
楽天牧田明久外野手(32)は、特大の当たりに「イメージ通りのスイングができましたし、思い切って振れました。今シーズン一番の当たりですね」と笑顔だった。
マウンドで表情を曇らせる能見篤史投手。負け数が勝ち数を上回った
歴史に名を刻むはずだったエースが、足場を見つめて肩を落とした。情けない-。待っていたのは、虎党が期待した奪三振ショーではなく、ノックアウト。能見が、見せ場のないままマウンドを降りた。
「全体的に球が高くて、修正することができませんでした」
あまりにも痛い 2回の投球だ。先頭のジョーンズに四球を与えると、続くラッツに真ん中に入った 138キロの直球を右中間席へ運ばれた。その後も連打と四球で無死満塁を迎えて、さらに 2点を失った。
14日の西武戦(西武D)まで、 5試合連続で 2桁奪三振を奪った。セ・リーグ新記録を樹立し、この日は野茂英雄(近鉄)の持つプロ野球タイ記録( 6試合)に挑んだ。「三振よりもゼロで抑える方がいい」とチームの勝利を優先して登板した。ただ、その勝利までも一挙 4失点で遠のいた。
4回に先頭の牧田の中越えソロを浴びて、出番はこの回まで。今季最短の 4回を 5安打 5失点で、注目された奪三振も「3」に終わった。
4回、牧田明久外野手にホームランを浴びた能見篤史投手
福家球審との相性も悪かった。直球で積極的に内角を突いたが、なかなか右手が上がらない。中西投手コーチは「あれだけ内角を(ストライクに)取ってもらえないと厳しい」とかばった。左腕も、影響があったことを正直に認めた。
「(判定は)厳しかった。取ってもらえないときつくなる」
ただ、エースなら審判のクセなども見抜いて対応してほしかった。三者凡退の一回も、ボールが高めに浮く兆候があったのは事実。 2回にはど真ん中の直球をスタンドまで運ばれるなど、交流戦ラストゲームを託されたエースとしては不甲斐なさすぎる投球だった。
チームは最大9あった貯金がゼロとなったが、能見は 5勝 6敗と黒星が先行した。 4試合続けて白星を逃した。次回はリーグ戦が再開する最初のカード。中 5日で、28日の中日戦(甲子園)の先発が濃厚だ。
気持ちの切り替えの必要性を問われ、「そうですね。できることをしっかりしたい」と前を向いた。記録のストップと同時に、リセットして再出発するしかない。
ベンチでうつむく和田豊監督。左は黒田ヘッドコーチ
虎が絶体絶命のピンチだ-。阪神は、楽天に連敗し、交流戦ラストを 3連敗で終わり、ついに貯金はゼロになった。和田豊監督は、27日からのリーグ戦を「今から反省しても仕方がない。文字通りゼロからのスタートになる。集中力持って、新鮮な気持ちで、もう 1回やりたい」と仕切り直しを強調したが、投打とも明るい材料はなし。首位巨人とは今季最大の 5.5差まで開いた。 4位中日にも 1差に迫られ、逆転Vどころか、Bクラス転落の危機だ。
6回にゴメスの適時打で24イニングぶりに得点し、何とか 3試合連続完封負けを免れるのがやっと。 3連敗でついに貯金は「0」となった。
27日からは 1ゲーム差に迫られた 4位中日との 3連戦(甲子園)。リーグ戦再開までの 4日間で、立て直す意気込みいっぱいだった。
「いい形で締めくくりたい」-。和田監督の思いが宙に浮く。失意の 3連敗で交流戦は 9勝15敗。過去10年で最低勝率( 0.375)を刻んだ敗軍の将が唇をかんだ。
和田豊監督督は完敗だった試合後、ベンチでうつろな表情。本当に大丈夫か!?
「ビジターは五分で乗り切れたが甲子園でのDHをうまく使い切れなかった。そこが反省点。今から反省をしてもしょうがないが…」
今さら、何を言っても後の祭り。線香花火が尽きるような、虚無感が残っただけだ。制球力に欠いた先発美馬を打ち崩せず、頼みのエース能見が 4回 5失点で降板。打線もゴメスの適時打で 3試合連続の完封負けを逃れるのがやっと。前日(21日)は守乱がからんだ。一夜明けると、今度は力負け。そして、ついに「貯金ゼロ~」を迎えてしまった。
「打つ方も投げる方も、この 4日間でしっかりと立て直す。文字通りゼロからのスタート。集中力を持って新鮮な気持ちでやっていく」
27日から再開するリーグ戦に向けて、意気込みを示したが、負けた時、指揮官はいつも「気持ち」を強調する。例えば「気持ちを切り替えて」…。そして今回は「新たな気持ちで」。そこに具体的な策がないのが悲しい。
6回、併殺に倒れた今成亮太内野手
選手を叱らない。それがポリシーなら、それでいい。敗戦後の監督会見をナインは直接、見聞きすることはない。文字か、伝え聞きで、言葉を間接的に知る。そういう意味では、悔しさや歯がゆさといった感情がコメントから全く伝わってこないのが何より寂しい。
気持ちを切り替えるだけで勝てるのか。案の定、白星を積み上げるどころか、終わってみれば、首位を目前にし、最大で「9」あった貯金を使い果たした。その間、巨人はいつの間にか首位に立ち、交流戦で 2年ぶりの優勝を飾った。 9連敗した広島はその後、怒濤の 5連勝。巨人とは今季最大の 5.5差で、 4位中日とは 1差。春先から続いた「 3強 3弱」の構図が崩れかけている。もう絶体絶命だ。
27日の中日 3連戦(甲子園)から再び戦いが始まる。残り76試合。指揮官のコメントとは違って、「山あり谷あり」の戦いが続く。何が起こるかわからない。それが野球。それが救いだ。
阪神が、獲得を目指す建山義紀投手と契約合意間近であることが22日、分かった。中村勝広GMが認めて、手応え十分であることをうかがわせた。
「近日中(に合意)かどうかはわからないが、合意に達する努力を払っている」
5月上旬にヤンキースを自由契約となった右腕に対し、すでに水面下でオファーを出していた。先発から中継ぎに転向し、日米通算 491試合登板した男のハリが傾いているニオイをつかんだ。「中継ぎ陣が大変な状況で、それをカバーするということで白羽の矢を立てた」。
加藤、安藤、福原だけでは夏を乗り切れない。現在、支配下登録選手は67人。新たな人材を求めて編成担当者が渡米し、建山にアタックをかけた。「ああいうタイプ(横手からのシンカー、スライダー)が少ない」「経験が豊富」と魅力を並べた。
建山は現在、トレーニングに励んでいるが、阪神は、近日中にも“英断”を受ける見通し。異国で、さらに引き出しの数を増やした建山が、虎投の救世主になる。
誰かが言った、「飛べない豚はただの豚」「鳴かない鳥は鳥じゃ無い」と…
では、打てない虎はいったい何でしょうね?27日から阪神甲子園球場で始まる中日戦ではど
んな試合展開をしてくれるのでしょうね。
今までの敗戦を糧にして、頑張ってくれれば良いのですが…
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 交流戦勝敗表
日程と結果 6月
日程と結果 7月
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