27日阪神甲子園で、阪神-中日10回戦が行われ、阪神はリーグ戦再開となった中日戦を 2- 2で引き分けた。延長12回一死満塁では、代打の切り札・新井貴浩内野手(37)が投ゴロに倒れるなど、絶好のサヨナラ機をフイに。貯金ゼロからの再出発だ。
午後10時を回り、鳴り物の消えた甲子園。ボルテージは最高潮だった。ベンチではナインが身を乗り出し、歓喜を確信した虎党の風船がアルプスをカラフルに染めた。
2- 2で迎えた延長12回一死満塁、「代打・新井」。カウントは 3- 2。中日・岩瀬もアップアップだ。しかし…。投ゴロで本塁封殺となった瞬間、悲鳴と絶叫と、ため息が交錯した。
逃げる竜のしっぽを 2度もつかまえた執念。ただ「決め損ねた」という表現が適切か。それほど口惜しい幕切れだった。
マウロ・ゴメス内野手(29)が 1点を追う 6回二死 2塁。フルカウントからの 6球目をスイング。同点適時打を放った。
阪神は27日、西岡剛内野手(29)、福留孝介外野手(37)を出場選手登録。再昇格即スタメン復帰した福留が、復調ぶりを証明した。 7回先頭では 3遊間を、延長12回先頭では 1、 2塁間を破り、 5月 1日の広島戦(甲子園)以来、 2カ月ぶりとなるマルチ安打を放った。
阪神D 4位・梅野隆太郎捕手(23)が 3試合ぶりにスタメンマスクをかぶり、ランディ・メッセンジャー投手(32)を好リード。
気迫の 9回 6安打 1失点。リーグ戦再開の大事な先発を託されたランディ・メッセンジャー投手が、今季最多 145球を投げ抜いた。勝てなかったが、負けなかった。その立役者は間違いなく、この男だ。
快音と同時に守護神の表情が変わった。不安な視線の先の白球は、虎党の悲鳴と同時にバックスクリーンへ消えた。あわや敗戦。呉昇桓投手(31)がまたも失点。味方が追いついて黒星こそ免れたが、 2試合連続、最近 7度の登板で 4度目の失点。和田監督が苦言を呈せば、中西投手コーチは、投球の修正や調整法を検討する意向を示唆した。
神鳥谷敬内野手(33)がチームで唯一、球宴のファン投票で選出された。
阪神に新加入した建山義紀投手(38=前ヤンキース3A)が27日、兵庫・西宮市の鳴尾浜で入団後初めてブルペン入りした。記事をまとめてみました。
<阪神 2- 2中日>◇27日◇甲子園◇10回戦
中日は 1回、大島、エルナンデスの連続安打で好機をつくり、内野ゴロの間に 1点先制。先発大野は 3回まで 2安打無失点の好投。
借金生活突入を阻止したい阪神は 6回、二死 2塁からゴメスの左前適時打で追いついた。先発メッセンジャーは 6回まで 1失点。
7回以降は阪神、中日ともに決定打を欠き無得点に終わる。中継ぎ陣が踏ん張り、 1- 1のまま延長戦に突入した。
阪神は12回、一死満塁から代打新井貴浩が投ゴロ、上本が 1直で無得点。規定により引き分けに終わった。
12回裏阪神二死満塁、上本博紀内野手は 1直を放ちサヨナラできず試合終了
決めて欲しかった…。阪神はリーグ戦再開となった中日戦を 2- 2で引き分けた。延長12回一死満塁では、代打の切り札・新井貴浩内野手が投ゴロに倒れるなど、絶好のサヨナラ機をフイに。貯金ゼロからの再出発。負けない粘りは見せたが、 5.5差で追う巨人を追い抜くには、ここぞで決めきる強さが必要だ!
6回裏阪神二死 2塁、左前へ運び同点適時打としたマウロ・ゴメス内野手
マウロ・ゴメス内野手が同点適時打を放った。 1点を追う 6回二死 2塁。フルカウントからの 6球目をスイング。
直球に差し込まれた打球はふらふらと遊撃手の後方へ。つまりながらもしぶとく左前に落とした。「完全につまらされたけど、野手のいないところへ飛んでくれてラッキーだった。
ランディ(メッセンジャー)のためにも早く追いついてあげたいと思っていたし、結果的にタイムリーになってくれてよかったよ」と喜んだ。
7回、安打を放った福留孝介外野手
阪神は27日、西岡剛内野手、福留孝介外野手を出場選手登録した。
再昇格即スタメン復帰した福留が、復調ぶりを証明した。 7回先頭では 3遊間を、延長12回先頭では 1、 2塁間を破った。 5月 1日の広島戦(甲子園)以来、 2カ月ぶりとなるマルチ安打に「(西岡)剛の復帰もそうだし、僕もファームで試合に出て戻ってきて、新たな気持ちと思っていた。(今後も)しっかりと準備したい」と気合十分。虎党もひと安心だ。
延長12回一死満塁。大声援を受けて打席に立った代打・新井貴浩内野手だが…投ゴロで決めきれず
午後10時を回り、鳴り物の消えた甲子園。ボルテージは最高潮だった。ベンチではナインが身を乗り出し、歓喜を確信した虎党の風船がアルプスをカラフルに染めた。
2- 2で迎えた延長12回一死満塁、「代打・新井」。カウントは 3- 2。中日・岩瀬もアップアップだ。しかし…。投ゴロで本塁封殺となった瞬間、悲鳴と絶叫と、ため息が交錯した。
「 1点を勝ち越されてからも、粘り強く追いかけた。最後決めるところで、決めきれなかったとういうところやな」
和田監督の言葉がすべてを集約していた。貯金ゼロから再出発の一戦。 0- 1の 6回にはゴメスの一打で追いついた。呉昇桓が 1点を勝ち越された延長10は、一死 2塁で代打・関本。「いいところに飛んでくれた。ツイていた。気持ちで打ったとしか言いようがないね」という打球が、 1、 2塁間を破った。
12回、投ゴロに倒れた新井貴浩内野手
逃げる竜のしっぽを 2度もつかまえた執念。ただ「決め損ねた」という表現が適切か。それほど口惜しい幕切れだった。
新井に続き、二死から上本も森野の好守に阻まれた( 1直)。 4時間19分で、今季初のドロー決着。指揮官は「(投手が粘っている)その間に勝ち越し、サヨナラというゲームがしたかった」と振り返り、新井も悔しさをにじませてロッカールームへと引き揚げた。
9勝15敗と惨敗した交流戦から、 4日間の“充電期間”を経て、リーグ戦が再開。左右の肋骨を骨折していた西岡が「 1番・ 3塁」で復帰し、G追撃への新オーダーも完成した。同時に、ベンチに控えるカードも強化。交流戦ではスタメン起用の続いた新井が、ベンチの中心に座るわけだ。
延長10回には代打・関本賢太郎内野手の適時打で追いついた
試合前時点で得点圏打率 0.333を誇った、和田虎の代打の切り札。同様の働きが期待される関本が起死回生の一打を放っただけに、新井にも何とか決めて欲しかった-。それがベンチの、ファンの気持ちだろう。
もちろん代打がすべて成功するわけはない。ただ、新井に限らず、ここぞでしっかりと決めきる強さこそ、いまの阪神にはもっとも必要とされているはずだ。 5.5差で追う首位巨人をつかまえるのは簡単ではない。虎が本当に巻き返すには、「惜しかった…」から脱却することだ。だからこそ再出発の試合は、勝ちきって欲しかった。
交流戦からの 3連敗は止められなかった。 9安打で 2点、 3併殺。和田監督は「いい緊張感の中でやれたが、その分かたくなったかな。本当に開幕戦をやっているみたいな感じだった」と振り返った。28日こそ、本当の再スタート。善戦はいらない。きょうこそ、勝ちきる。
阪神D 4位・梅野隆太郎捕手が 3試合ぶりにスタメンマスクをかぶり、メッセンジャーを好リード。「最初の 1(失)点で抑えられた。テンポよくいこうと思っていた」。振り逃げを 1つ許したが、縦の変化球に対しても体を張り、「走者を背負ったときでもワンバウンドを止めることができた。ムダな失点はなかったし、いい流れでいけてよかった」と汗をぬぐった。打撃は 3打数無安打 1併殺に終わったが、経験を積み重ねていく。
9回二死 1、 2塁で代打・小笠原を空振り三振に斬ったランディ・メッセンジャー投手は、このガッツポーズ
気迫の 9回 6安打 1失点。リーグ戦再開の大事な先発を託されたランディ・メッセンジャー投手が、今季最多 145球を投げ抜いた。勝てなかったが、負けなかった。その立役者は間違いなく、この男だ。
「スリーピー(眠かった)…」
クラブハウスに戻る際に苦笑いした。「 5回ぐらいまで、しっくりとこなくて、体が起きなかったよ」。実はマウンドで夢うつつだった!? ジョーク交じりに、苦しんだ序盤を振り返った。
立ち上がりからリズムをつかめなかった。 1回先頭・大島に詰まりながらも右前へ運ばれると、続くエルナンデスにドラッグバントを決められ、無死 1、 2塁。一死 1、 3塁から森野の 2ゴロの間に先制点を献上した。 3回も一死満塁とピンチを招くなど汗ふきふき。甲子園上空を覆うぶ厚い雲も重苦しく、圧迫感を増していた。
今季最多の 1455球を投げ抜いたメッセンジャー投手
そんな右腕の“目覚まし”になったのは、 1点を追う 5回二死 1、 2塁の打席だった。カウント 2- 2から見逃し三振を喫した際、バットをひざで真っ二つに折るようなマネをし、嶋田球審に猛抗議。ベンチから関川打撃コーチが飛び出すわ、通訳も出るわの、一触即発ムードが漂った。
「点をとりにいっていたから。アレで目覚めたのはあるよ」
9回にはこの日最速タイの 153キロを計時した。一死 1、 2塁から谷繁を見逃し三振に仕留めガッツポーズ! 代打・小笠原もリーグトップを独走する今季 119個目の「K」を奪い、再びこぶしを振り上げた。
今季これまで主に中 5日でローテを守ってきたが、今後は中 6日になる。首脳陣は 2軍から秋山を呼び、 6人で先発ローテを回す決断をした。チームは交流戦で12カード中、10カードで黒星発進。大事な初戦をとるべく、右のエースにどっしり腰を据えさせる方法を選択。そんな期待に応える、力投だった。
「いい仕事ができた」
もちろん合格点。でも次回 7月 4日のDeNA戦(静岡)は、プレーボールから起きててネ。
快音と同時に守護神の表情が変わった。不安な視線の先の白球は、虎党の悲鳴と同時にバックスクリーンへ消えた。あわや敗戦。呉昇桓投手がまたも失点。
「勝たないといけない試合でした」
負けなかったことが救いかと問われたクローザーは即、否定した。同点の10回に、リリーフ陣の先陣を切って登場。簡単に二死を奪った後だ。ルナへのウイニングショットが高めに浮いた。カウント 1- 2から、この日最速の 153キロを運ばれた。最も警戒すべき本塁打。万全を期す、かつ勢いをつけるべく起用された男が、悲劇の主役になりかけた。
「完全に失投。打者が打ちやすい高めのゾーンに投げてしまった」
延長10回、ルナ(手前)に被弾した呉昇桓はマウンドで肩を落とした
味方が追いついて黒星こそ免れたが、 2試合連続、最近 7度の登板で 4度目の失点。和田監督が「球は悪くないが、配球を少し考えていかないといけない。追い込んでからの長打だから、なんとかなった(防げた)かなという感じ」と苦言を呈せば、中西投手コーチは「ルナの手が伸びるところに投げてしまった。ちょっと考えないとな」と、投球の修正や調整法を検討する意向を示唆した。
交流戦で救援失敗が目立った背番号「22」は、リーグ戦再開までの4日間でフォームも修正した。踏み出す足などを微調整した後だけに、嫌なつまずき方。ただ、配置転換などあるはずがない。同コーチも「それは揺るがない」と、断言した。
チームにとっては欠かせない絶対的ストッパー。 4、 5月に実力は証明している。立ち直って、シーズンを通じてポジションを守ることは義務だ。
ファン投票で球宴出場をが決まりガッツポーズする鳥谷敬内野手
鳥谷敬内野手がチームで唯一、球宴のファン投票で選出された。
セ・リーグの遊撃手部門で29万2995票を集め、 3年連続 5度目の出場を決めた。甲子園球場内で会見に臨み「ファン投票でオールスターに出られるのは幸せなことですし、投票してくれた人にいいプレーを見せられたらいい。ホームグラウンドの甲子園で違うチームの選手と(一緒に)戦えるのは 1つの楽しみ」などと抱負を語った。
今季は不動の 3番として活躍し、打率 3割 2分は交流戦終了時点でリーグ 5位。遊撃の堅守ぶりも光り、攻守ともにリーグ屈指の存在だ。今季、90周年を迎える甲子園は 7月19日の第 2戦の舞台。本拠地のスターとして存在感を示したいところだ。
鳴尾浜のブルペンで投球練習を行った建山義紀投手
阪神に新加入した建山義紀投手が27日、兵庫・西宮市の鳴尾浜で入団後初めてブルペン入りした。
中村GMらが見守る中、立ち投げで21球、捕手を座らせて44球の、計65球を投じた。ノーワインドアップに加えて、セットポジションからのクイックも確認。「(クイックは)必ずやらないといけないことなので、早めにやろうと思った。 7、 8割で投げました」。次は明後日29日に、 2度目のブルペン入りを予定している。
ドメさんが戻ってきて再昇格即スタメン復帰し復調ぶりを証明したが、大呉算が有ったのはいただけないですよね。
どこが「(藤川)球児の代役として頑張ります」だ。全くの役立たずではないですか。こんな投手に変わるべき投手が、今度入団してきた建山投手ではないでしょうか。早く上がってきて欲しいですね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 6月
日程と結果 7月
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午後10時を回り、鳴り物の消えた甲子園。ボルテージは最高潮だった。ベンチではナインが身を乗り出し、歓喜を確信した虎党の風船がアルプスをカラフルに染めた。
2- 2で迎えた延長12回一死満塁、「代打・新井」。カウントは 3- 2。中日・岩瀬もアップアップだ。しかし…。投ゴロで本塁封殺となった瞬間、悲鳴と絶叫と、ため息が交錯した。
逃げる竜のしっぽを 2度もつかまえた執念。ただ「決め損ねた」という表現が適切か。それほど口惜しい幕切れだった。
マウロ・ゴメス内野手(29)が 1点を追う 6回二死 2塁。フルカウントからの 6球目をスイング。同点適時打を放った。
阪神は27日、西岡剛内野手(29)、福留孝介外野手(37)を出場選手登録。再昇格即スタメン復帰した福留が、復調ぶりを証明した。 7回先頭では 3遊間を、延長12回先頭では 1、 2塁間を破り、 5月 1日の広島戦(甲子園)以来、 2カ月ぶりとなるマルチ安打を放った。
阪神D 4位・梅野隆太郎捕手(23)が 3試合ぶりにスタメンマスクをかぶり、ランディ・メッセンジャー投手(32)を好リード。
気迫の 9回 6安打 1失点。リーグ戦再開の大事な先発を託されたランディ・メッセンジャー投手が、今季最多 145球を投げ抜いた。勝てなかったが、負けなかった。その立役者は間違いなく、この男だ。
快音と同時に守護神の表情が変わった。不安な視線の先の白球は、虎党の悲鳴と同時にバックスクリーンへ消えた。あわや敗戦。呉昇桓投手(31)がまたも失点。味方が追いついて黒星こそ免れたが、 2試合連続、最近 7度の登板で 4度目の失点。和田監督が苦言を呈せば、中西投手コーチは、投球の修正や調整法を検討する意向を示唆した。
神鳥谷敬内野手(33)がチームで唯一、球宴のファン投票で選出された。
阪神に新加入した建山義紀投手(38=前ヤンキース3A)が27日、兵庫・西宮市の鳴尾浜で入団後初めてブルペン入りした。記事をまとめてみました。
<阪神 2- 2中日>◇27日◇甲子園◇10回戦
中日は 1回、大島、エルナンデスの連続安打で好機をつくり、内野ゴロの間に 1点先制。先発大野は 3回まで 2安打無失点の好投。
借金生活突入を阻止したい阪神は 6回、二死 2塁からゴメスの左前適時打で追いついた。先発メッセンジャーは 6回まで 1失点。
7回以降は阪神、中日ともに決定打を欠き無得点に終わる。中継ぎ陣が踏ん張り、 1- 1のまま延長戦に突入した。
阪神は12回、一死満塁から代打新井貴浩が投ゴロ、上本が 1直で無得点。規定により引き分けに終わった。
12回裏阪神二死満塁、上本博紀内野手は 1直を放ちサヨナラできず試合終了
決めて欲しかった…。阪神はリーグ戦再開となった中日戦を 2- 2で引き分けた。延長12回一死満塁では、代打の切り札・新井貴浩内野手が投ゴロに倒れるなど、絶好のサヨナラ機をフイに。貯金ゼロからの再出発。負けない粘りは見せたが、 5.5差で追う巨人を追い抜くには、ここぞで決めきる強さが必要だ!
6回裏阪神二死 2塁、左前へ運び同点適時打としたマウロ・ゴメス内野手
マウロ・ゴメス内野手が同点適時打を放った。 1点を追う 6回二死 2塁。フルカウントからの 6球目をスイング。
直球に差し込まれた打球はふらふらと遊撃手の後方へ。つまりながらもしぶとく左前に落とした。「完全につまらされたけど、野手のいないところへ飛んでくれてラッキーだった。
ランディ(メッセンジャー)のためにも早く追いついてあげたいと思っていたし、結果的にタイムリーになってくれてよかったよ」と喜んだ。
7回、安打を放った福留孝介外野手
阪神は27日、西岡剛内野手、福留孝介外野手を出場選手登録した。
再昇格即スタメン復帰した福留が、復調ぶりを証明した。 7回先頭では 3遊間を、延長12回先頭では 1、 2塁間を破った。 5月 1日の広島戦(甲子園)以来、 2カ月ぶりとなるマルチ安打に「(西岡)剛の復帰もそうだし、僕もファームで試合に出て戻ってきて、新たな気持ちと思っていた。(今後も)しっかりと準備したい」と気合十分。虎党もひと安心だ。
延長12回一死満塁。大声援を受けて打席に立った代打・新井貴浩内野手だが…投ゴロで決めきれず
午後10時を回り、鳴り物の消えた甲子園。ボルテージは最高潮だった。ベンチではナインが身を乗り出し、歓喜を確信した虎党の風船がアルプスをカラフルに染めた。
2- 2で迎えた延長12回一死満塁、「代打・新井」。カウントは 3- 2。中日・岩瀬もアップアップだ。しかし…。投ゴロで本塁封殺となった瞬間、悲鳴と絶叫と、ため息が交錯した。
「 1点を勝ち越されてからも、粘り強く追いかけた。最後決めるところで、決めきれなかったとういうところやな」
和田監督の言葉がすべてを集約していた。貯金ゼロから再出発の一戦。 0- 1の 6回にはゴメスの一打で追いついた。呉昇桓が 1点を勝ち越された延長10は、一死 2塁で代打・関本。「いいところに飛んでくれた。ツイていた。気持ちで打ったとしか言いようがないね」という打球が、 1、 2塁間を破った。
12回、投ゴロに倒れた新井貴浩内野手
逃げる竜のしっぽを 2度もつかまえた執念。ただ「決め損ねた」という表現が適切か。それほど口惜しい幕切れだった。
新井に続き、二死から上本も森野の好守に阻まれた( 1直)。 4時間19分で、今季初のドロー決着。指揮官は「(投手が粘っている)その間に勝ち越し、サヨナラというゲームがしたかった」と振り返り、新井も悔しさをにじませてロッカールームへと引き揚げた。
9勝15敗と惨敗した交流戦から、 4日間の“充電期間”を経て、リーグ戦が再開。左右の肋骨を骨折していた西岡が「 1番・ 3塁」で復帰し、G追撃への新オーダーも完成した。同時に、ベンチに控えるカードも強化。交流戦ではスタメン起用の続いた新井が、ベンチの中心に座るわけだ。
延長10回には代打・関本賢太郎内野手の適時打で追いついた
試合前時点で得点圏打率 0.333を誇った、和田虎の代打の切り札。同様の働きが期待される関本が起死回生の一打を放っただけに、新井にも何とか決めて欲しかった-。それがベンチの、ファンの気持ちだろう。
もちろん代打がすべて成功するわけはない。ただ、新井に限らず、ここぞでしっかりと決めきる強さこそ、いまの阪神にはもっとも必要とされているはずだ。 5.5差で追う首位巨人をつかまえるのは簡単ではない。虎が本当に巻き返すには、「惜しかった…」から脱却することだ。だからこそ再出発の試合は、勝ちきって欲しかった。
交流戦からの 3連敗は止められなかった。 9安打で 2点、 3併殺。和田監督は「いい緊張感の中でやれたが、その分かたくなったかな。本当に開幕戦をやっているみたいな感じだった」と振り返った。28日こそ、本当の再スタート。善戦はいらない。きょうこそ、勝ちきる。
阪神D 4位・梅野隆太郎捕手が 3試合ぶりにスタメンマスクをかぶり、メッセンジャーを好リード。「最初の 1(失)点で抑えられた。テンポよくいこうと思っていた」。振り逃げを 1つ許したが、縦の変化球に対しても体を張り、「走者を背負ったときでもワンバウンドを止めることができた。ムダな失点はなかったし、いい流れでいけてよかった」と汗をぬぐった。打撃は 3打数無安打 1併殺に終わったが、経験を積み重ねていく。
9回二死 1、 2塁で代打・小笠原を空振り三振に斬ったランディ・メッセンジャー投手は、このガッツポーズ
気迫の 9回 6安打 1失点。リーグ戦再開の大事な先発を託されたランディ・メッセンジャー投手が、今季最多 145球を投げ抜いた。勝てなかったが、負けなかった。その立役者は間違いなく、この男だ。
「スリーピー(眠かった)…」
クラブハウスに戻る際に苦笑いした。「 5回ぐらいまで、しっくりとこなくて、体が起きなかったよ」。実はマウンドで夢うつつだった!? ジョーク交じりに、苦しんだ序盤を振り返った。
立ち上がりからリズムをつかめなかった。 1回先頭・大島に詰まりながらも右前へ運ばれると、続くエルナンデスにドラッグバントを決められ、無死 1、 2塁。一死 1、 3塁から森野の 2ゴロの間に先制点を献上した。 3回も一死満塁とピンチを招くなど汗ふきふき。甲子園上空を覆うぶ厚い雲も重苦しく、圧迫感を増していた。
今季最多の 1455球を投げ抜いたメッセンジャー投手
そんな右腕の“目覚まし”になったのは、 1点を追う 5回二死 1、 2塁の打席だった。カウント 2- 2から見逃し三振を喫した際、バットをひざで真っ二つに折るようなマネをし、嶋田球審に猛抗議。ベンチから関川打撃コーチが飛び出すわ、通訳も出るわの、一触即発ムードが漂った。
「点をとりにいっていたから。アレで目覚めたのはあるよ」
9回にはこの日最速タイの 153キロを計時した。一死 1、 2塁から谷繁を見逃し三振に仕留めガッツポーズ! 代打・小笠原もリーグトップを独走する今季 119個目の「K」を奪い、再びこぶしを振り上げた。
今季これまで主に中 5日でローテを守ってきたが、今後は中 6日になる。首脳陣は 2軍から秋山を呼び、 6人で先発ローテを回す決断をした。チームは交流戦で12カード中、10カードで黒星発進。大事な初戦をとるべく、右のエースにどっしり腰を据えさせる方法を選択。そんな期待に応える、力投だった。
「いい仕事ができた」
もちろん合格点。でも次回 7月 4日のDeNA戦(静岡)は、プレーボールから起きててネ。
快音と同時に守護神の表情が変わった。不安な視線の先の白球は、虎党の悲鳴と同時にバックスクリーンへ消えた。あわや敗戦。呉昇桓投手がまたも失点。
「勝たないといけない試合でした」
負けなかったことが救いかと問われたクローザーは即、否定した。同点の10回に、リリーフ陣の先陣を切って登場。簡単に二死を奪った後だ。ルナへのウイニングショットが高めに浮いた。カウント 1- 2から、この日最速の 153キロを運ばれた。最も警戒すべき本塁打。万全を期す、かつ勢いをつけるべく起用された男が、悲劇の主役になりかけた。
「完全に失投。打者が打ちやすい高めのゾーンに投げてしまった」
延長10回、ルナ(手前)に被弾した呉昇桓はマウンドで肩を落とした
味方が追いついて黒星こそ免れたが、 2試合連続、最近 7度の登板で 4度目の失点。和田監督が「球は悪くないが、配球を少し考えていかないといけない。追い込んでからの長打だから、なんとかなった(防げた)かなという感じ」と苦言を呈せば、中西投手コーチは「ルナの手が伸びるところに投げてしまった。ちょっと考えないとな」と、投球の修正や調整法を検討する意向を示唆した。
交流戦で救援失敗が目立った背番号「22」は、リーグ戦再開までの4日間でフォームも修正した。踏み出す足などを微調整した後だけに、嫌なつまずき方。ただ、配置転換などあるはずがない。同コーチも「それは揺るがない」と、断言した。
チームにとっては欠かせない絶対的ストッパー。 4、 5月に実力は証明している。立ち直って、シーズンを通じてポジションを守ることは義務だ。
ファン投票で球宴出場をが決まりガッツポーズする鳥谷敬内野手
鳥谷敬内野手がチームで唯一、球宴のファン投票で選出された。
セ・リーグの遊撃手部門で29万2995票を集め、 3年連続 5度目の出場を決めた。甲子園球場内で会見に臨み「ファン投票でオールスターに出られるのは幸せなことですし、投票してくれた人にいいプレーを見せられたらいい。ホームグラウンドの甲子園で違うチームの選手と(一緒に)戦えるのは 1つの楽しみ」などと抱負を語った。
今季は不動の 3番として活躍し、打率 3割 2分は交流戦終了時点でリーグ 5位。遊撃の堅守ぶりも光り、攻守ともにリーグ屈指の存在だ。今季、90周年を迎える甲子園は 7月19日の第 2戦の舞台。本拠地のスターとして存在感を示したいところだ。
鳴尾浜のブルペンで投球練習を行った建山義紀投手
阪神に新加入した建山義紀投手が27日、兵庫・西宮市の鳴尾浜で入団後初めてブルペン入りした。
中村GMらが見守る中、立ち投げで21球、捕手を座らせて44球の、計65球を投じた。ノーワインドアップに加えて、セットポジションからのクイックも確認。「(クイックは)必ずやらないといけないことなので、早めにやろうと思った。 7、 8割で投げました」。次は明後日29日に、 2度目のブルペン入りを予定している。
ドメさんが戻ってきて再昇格即スタメン復帰し復調ぶりを証明したが、大呉算が有ったのはいただけないですよね。
どこが「(藤川)球児の代役として頑張ります」だ。全くの役立たずではないですか。こんな投手に変わるべき投手が、今度入団してきた建山投手ではないでしょうか。早く上がってきて欲しいですね。
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2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 6月
日程と結果 7月
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