4日静岡草薙球場でDeNA-阪神10回戦が行われ、先発メッセンジャーが 7回 6安打 2失点の好投で 6勝目( 7敗)を挙げた。
静岡の虎党に一流のプレーを魅せた。鳥谷敬内野手(33)が攻守で存在感を発揮。 8回には 1塁失策を誘う一打でチャンスを広げ、代打・関本の決勝犠飛をおぜん立てした。
痛快な逆転劇。采配ズバリや!和田豊監督(51)は、 8回一死満塁から 3者連続代打攻勢で勝負をかけ、福留の代打・関本賢太郎内野手(35)の右犠飛で決勝点をもぎ取った。約 2カ月ぶりの 3連勝で、貯金ができた。
心地よい快音が最大のファンサービスだ。起死回生。劣勢がひと振りで振り出しに戻った。年に1度の静岡で、マット・マートン外野手(32)が同点 2ランを放ち駿河の虎党に大興奮をプレゼントした。
右肘の張りで 2試合連続欠場していた西岡剛内野手(29)が 3試合ぶりに打席に立った。
「打たぬなら 打つまで待とう 猛虎打線」普段から援護点が少ない先発のランディ・メッセンジャー投手(32)がそう詠んだ…わけはないだろうが、徳川家康が晩年を過ごした駿府の地で耐えしのぎ、 7回 6安打 2失点、 142球の熱投で 6勝目を挙げた。
守護神呉昇桓投手(31)が 1点リードの 9回に登板し、 3者凡退でリーグトップの17セーブ目をマークし、 2試合連続のセーブを挙げた。
左脇腹付近の違和感で 6月30日に出場選手登録を抹消された能見篤史投手(35)が 4日、鳴尾浜で屋外練習を再開。キャッチボールでは徐々に距離を伸ばして50メートル以上の遠投を行った。記事をまとめてみました。
<DeNA 2- 3阪神>◇ 4日◇静岡草薙球場◇10回戦
DeNA先発井納が 3回まで1安打無失点に抑える立ち上がり。打線は 3回に暴投と筒香の右前適時打で 2点を先制した。
阪神は 6回から、 5番マートンが 2ランを放ち、同点に追いついた。先発
メッセンジャーは 6回 2失点の好投。打線は同点の 8回、一死満塁から代打・関本賢太郎内野手が右犠飛を放ち、決勝点をたたきだした。助っ人の好投とベテランの一打で逆転勝ちした阪神が 4月26日以来の「 3連勝」とした
先発メッセンジャーは 7回 6安打 2失点の好投で 6勝目( 7敗)を挙げた。
8回、鳥谷敬内野手の痛烈な打球が 1塁手のグラブを弾き、チャンスを広げた!
静岡の虎党に一流のプレーを魅せた。鳥谷敬内野手が攻守で存在感を発揮。 8回には 1塁失策を誘う一打でチャンスを広げ、代打・関本の決勝犠飛をおぜん立てした。
「接戦の試合をとっていくことが、チームにとって大きい」
同点で迎えた 8回無死 1塁だ。徐々に制球が乱れ始めた井納をとらえた。カウント 2- 1からの 4球目だ。ど真ん中に入ったスライダーを一閃。強烈な打球は一塁手をグラブを弾き、右前へ。 1、 3塁と好機を拡大した。
2点ビハインドの 6回には一死から中前打。マートンの 9号 2ランで追撃のホームを踏んだ。
「ランナーがいなかったので、塁に出ることだけを考えていた」
鳥谷敬内野手は 9回、先頭の桑原のゴロを好捕した
1打席目には四球を選ぶなど、虎打線が苦しんでいたDeNAの先発から 3度も出塁。守備でも 1点リードの 9回先頭でファインプレー。桑原が放った中前に抜けそうな打球に飛びつき、遊ゴロに仕留めて、守護神・呉昇桓を助けた。
体調管理には人一倍気をつかう。練習前には「数え切れない」ほどサプリメントを飲んで試合に万全の状態で臨む。陰の努力で連続試合出場は1396試合に更新中。名手が遊撃を守り続けることが投手陣の“精神安定剤”になっている。
「勝つことが一番なので」と力強く宣言した鳥谷。富士山をバックに強烈なインパクトを残して次戦の地・横浜へと向かった。
8回表阪神一死満塁、犠飛を放った関本賢太郎内野手
痛快な逆転劇。采配ズバリや!
和田豊監督は、 8回一死満塁から 3者連続代打攻勢で勝負をかけ、福留の代打・関本賢太郎内野手の右犠飛で決勝点をもぎ取った。約 2カ月ぶりの 3連勝で、貯金ができた。 7月反攻、ホンマもんや!
和田監督がベンチを飛び出した。雌雄を決する場面だと判断し、送り出されたのが関本だった。福留が下がる。駿河の虎党のボルテージも最高潮に達した。それが執念を際立たせる。放物線が右翼へと描かれた。 3連勝を決めた瞬間だった。
「野手のところでの代打は(投手の場面とは重圧が)違う。勝てたことが大きい。必死のパッチでやるだけです」
2- 2で迎えた 8回一死満塁。無死 1、 3塁で 4番ゴメスが空振り三振を喫し(鳥谷は二盗)、同点 2ランを放っていたマートンが歩かされた後だった。DeNA・中畑監督は先発・井納から左対左を優先し、大原にスイッチ。敵の攻めに対し、受け身は不要だった。ただ、福留は最近 5試合で打率 0.375(16打数 6安打)、 2打点と上昇気配をみせていた。のるかそるかの場面。もちろん百戦錬磨の関本は指揮官の決断の重大さを感じ取っていた。
お立ち台にあがった関本は「本当はヒットを打ちたかったが、なんとか犠牲フライになってくれた。メッセンジャーが頑張って投げていたので、打ててよかった」と好投した助っ人をたたえていた。
ナインを出迎える和田豊監督(右)。やっと貯金生活に戻った
「感触はまったくなくて、犠牲フライにならないんじゃないかなと思ったんですけど、タイガースファンの後押しがすごい。風がね、すごかったんで、よかったと思います」
カウント 2- 2と追い込まれてからの 5球目。しぶとく右犠飛を放った。やはり頼りになる男だった。
「あそこで勝負をかけなきゃ。パピー(ゴメス)がなんとかしてくれるに越したことはないけど。(福留)孝介も決して状態は悪くないけど、そこでいくための代打が控えているわけだから」
関本に続いて、今成に新井、梅野に西岡と代打 3連発を繰り出した和田監督が力を込めた。無安打で決勝点をもぎとれた。すべては関本という切り札があるからだ。今季の代打成績は18打数 5安打 6打点。 6月27日の中日戦(甲子園)で延長10に同点打を放ったもこの男だった。
6月13日のことだ。和田監督は東京・立川市の鶏料理店に首脳陣を集めた。大苦戦していた交流戦(最終的に 9勝15敗)期間中での決起集会だった。酒の力も借りた。それで、よかった。交流戦明け。虎将が変わった。 1試合 3失策した上本に連日、守備の直接指導し、ゴメスにもノックを施した。本当の意味で先頭に立った。選手にも伝わった。だから関本は言う。「もう行くだけなんで、一戦一戦勝つことだけ考えてやってます」。
4月24-26日以来の 3連勝。和田監督は「流れがきつつある。この流れを逃さないように、しっかりした野球をやることで、いっそう(流れを)もってこれる」と力をこめた。 6月21日以来の貯金1。流れをつかみたいとき、関本がいる。虎の職人がカクテル光線に照らされている。
マット・マートン外野手は左越え同点 2点本塁打を放って大きく叫んだ!
心地よい快音が最大のファンサービスだ。起死回生。劣勢がひと振りで振り出しに戻った。年に1度の静岡で、マット・マートン外野手が同点 2ランを放ち駿河の虎党に大興奮をプレゼントした。
「抜けたフォークを一発でとらえられたよ。目の前の球をしっかりたたく。それだけだったよ」
2点を追う 6回二死 1塁。二死 1塁の初球、DeNA先発井納の初球をとらえた。打球は一瞬で左中間スタンドへ消えた。「今日は井納選手にずっといい投球をされていたけど、抜けたフォークを一発で完璧にとらえることが出来ました。ランディ(メッセンジャー)が粘って投げていたし、早く同点に追いつきたいと思っていたところで、いいバッティングが出来てよかったです」とコメントした。これぞ、アーチ。理想的な45度の角度で上がった白球が左翼席に一直線に伸びていった。
6月14日の西武戦(西武D))来、11試合ぶりの 9号は同点 2ラン。直前にゴメスの打球が右翼フェンス手前に落下してがっかりした虎党も、一気に息を吹き返した。打線も 5回まで 1安打無得点に抑えられ、好機でも決定打が出なかった。背番号9の一発なくして、逆転勝利はあり得なかった。
「投手陣もがんばっていたし、早く同点に追いつきたいところで、いい打撃ができてよかったよ」
6回、マット・マートン外野手が価値ある同点 2ラン放った。打った瞬間にわかる一発だった!
草薙球場は昨年は雨天中止となった場所だ。M砲は試合前練習を終えると、ベンチの横で足を止めた。タテジマの帰還を待ちわびたファンに、フェンス越しのサイン会。10分以上に渡った。粋な気配りは試合後も同じ。ロッカーに余ったバナナを大量に抱えて「シェアしよう」と、笑顔でナインに配った。
来日 5年目。そんな粋な行動は要所でも発揮される。 6月 9日のソフトバンク戦(甲子園)で緒方がベースを踏み損ねる大チョンボ。落ち込む若虎の元に、通訳を連れてすぐに歩み寄った。ミスを犯した若手を励ます姿は昨季から印象的。陰での活躍も目立つ助っ人だが、この夜は本職の打撃で、チームを約 2カ月ぶりの 3連勝に導いた。
「大きな勝利だね。打線として形はあまりよくなかったけど、勝つだけの点を取れた。 3連勝できてよかったよ」
6月は 5打点と目立たなかった 5番打者が、得点源としての存在感を証明した。球界屈指の打力を持つ男が活発なら、打線もすぐに元気になる。
右肘の張りで 2試合連続欠場していた西岡剛内野手が 3試合ぶりに打席に立った。
1点リードした 8回二死満塁。代打で登場すると、静岡のファンから大声援を浴びた。ダメ押し打が期待されたが、DeNA大原の前に 3ゴロに倒れた。「代打を任せられている以上、あそこで打たないといけない。次、頑張ります」。きっぱりとリベンジを宣言した。
8回表阪神二死満塁、 3ゴロに倒れた西岡剛内野手
先発のランディ・メッセンジャー投手は 7回 6安打 2失点、 142球の熱投で 6勝目を挙げた。
メッセンジャーが打線の援護を信じて投げ続けた。 3回に二死から連打を浴び、 2、 3塁のピンチを招くと、暴投で先制点を献上。さらに続く筒香に右前適時打を浴びてこの回 2点を失った。しかしここからは我慢の投球。直球を軸に力でDeNA打線を抑えると、 7回まで 142球の熱投を繰り広げた。
すると打線がこの熱投に応える。 6回にマートンの 9号 2ランで同点とすると、メッセンジャー降板直後の 8回、一死満塁のチャンス。ここで代打・関本がDeNAの 2番手・大原の低めのシュートを捉え右犠飛。執念で勝ち越し点をもぎ取った。
ランディ・メッセンジャー投手は山崎を 3塁ゴロをにとりガッツポーズした
「打たぬなら 打つまで待とう 猛虎打線」
普段から援護点が少ないメッセンジャーがそう詠んだ…わけはないだろうが、徳川家康が晩年を過ごした駿府の地で耐えしのいだ。
3回に暴投などで 2点の先制を許したが、以降は粘りの投球。DeNA打線にファウルで何度も粘られ、 4回までで 102球を要した。エース能見が離脱する状況での粘投に「自分の役割は一緒。いい意味でプレッシャーにしていきたいね」と話した。
「自分でピンチをつくってしまって、自分にイライラした。でも、まだ余力があったから、抑えることができたよ」
同点で迎えた 7回。先頭の桑原に10球粘られ、四球を与えた。さらに、自身のバント処理失敗による失策で無死 1、 2塁のピンチを招いた。緊張の糸が切れかねない場面でぐっとこらえた。自慢の剛球で後続を断ち切って、無失点で脱出。直後のチームの勝ち越しを呼び込んだ。
どうだ! ランディ・メッセンジャー投手は 7回のピンチをしのぎ、究極のどや顔
前回 6月27日の中日戦(甲子園)での 9回 145球の力投に続く、無尽蔵なスタミナが生きた。パワーの源は命がけの山登りトレにあった。
「家の近くの山を 3時間かけて登るんだ。見上げれば、壁のようになっているところをね」
毎オフ、米ケンタッキー州の自宅周辺にある山を10キロ以上の荷物を背負って登る。しかも、急勾配。一歩、道を踏み外せば…。「かばんにライターやトイレットペーパー、スナックも入れる。『もしも』のために持っていかないと」。決死の特訓が“粘投”につながっている。
「静岡のファンは元気な応援で後押ししてくれたので、最高の気分だ」
地方球場では負けなしの 3連勝(登板 4試合)。先発登板 114試合は阪神の助っ人では日系二世の若林忠志( 314試合)、バッキー( 189試合)に次ぎ歴代 3位だ。エース能見が故障離脱する中、頼りになるメッセの存在感が際だった。
最後を締めた阪神の守護神呉昇桓投手
守護神呉昇桓投手が 2試合連続のセーブを挙げた。 1点リードの 9回に登板し、 3者凡退でリーグトップの17セーブ目をマークした。
前回の 2日ヤクルト戦同様、直球だけに頼らず変化球を有効に扱った。交流戦で 2敗し、 6月27日中日戦では同点の延長10回に勝ち越し弾を浴びた。不安定な内容に信頼が揺らぎつつあったが、 2試合連続の 3者凡退。「チームの連勝がかかっている部分があって、ランディー(メッセンジャー)が気迫の投球をしていた。勝利をどうしても守ってあげたかった」。完璧な内容でチームを 3連勝に導いた。
左脇腹付近の違和感で 6月30日に出場選手登録を抹消された能見篤史投手(35)が 4日、鳴尾浜で屋外練習を再開。キャッチボールでは徐々に距離を伸ばして50メートル以上の遠投を行った。「遠投も問題ないですよ。まだ先になりますけど、上ではいい状態で投げないといけない」。外野フェンス際を黙々と走り込み、11日からの巨人 3連戦(東京D)での復帰登板に向けて調整を進める。
まさか、監督だけが目立つ中畑球団に負けるのでは無いか?と思われるような試合展開だったが、結局勝利は許さなかった。
メッセンジャーで負けるわけは無いと思っていたが、本当に途中まではどうなるものか?と、思うような感じだったが最後には勝っていた。これで良いのだろう…。と、思われる様な試合では先が思いやられるが「 4月に戻り今一度出直します」と言った平成の牛若・和田豊監督の言葉が実際のものになりつつ有る前触れかもしれない試合だった。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 7月
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静岡の虎党に一流のプレーを魅せた。鳥谷敬内野手(33)が攻守で存在感を発揮。 8回には 1塁失策を誘う一打でチャンスを広げ、代打・関本の決勝犠飛をおぜん立てした。
痛快な逆転劇。采配ズバリや!和田豊監督(51)は、 8回一死満塁から 3者連続代打攻勢で勝負をかけ、福留の代打・関本賢太郎内野手(35)の右犠飛で決勝点をもぎ取った。約 2カ月ぶりの 3連勝で、貯金ができた。
心地よい快音が最大のファンサービスだ。起死回生。劣勢がひと振りで振り出しに戻った。年に1度の静岡で、マット・マートン外野手(32)が同点 2ランを放ち駿河の虎党に大興奮をプレゼントした。
右肘の張りで 2試合連続欠場していた西岡剛内野手(29)が 3試合ぶりに打席に立った。
「打たぬなら 打つまで待とう 猛虎打線」普段から援護点が少ない先発のランディ・メッセンジャー投手(32)がそう詠んだ…わけはないだろうが、徳川家康が晩年を過ごした駿府の地で耐えしのぎ、 7回 6安打 2失点、 142球の熱投で 6勝目を挙げた。
守護神呉昇桓投手(31)が 1点リードの 9回に登板し、 3者凡退でリーグトップの17セーブ目をマークし、 2試合連続のセーブを挙げた。
左脇腹付近の違和感で 6月30日に出場選手登録を抹消された能見篤史投手(35)が 4日、鳴尾浜で屋外練習を再開。キャッチボールでは徐々に距離を伸ばして50メートル以上の遠投を行った。記事をまとめてみました。
<DeNA 2- 3阪神>◇ 4日◇静岡草薙球場◇10回戦
DeNA先発井納が 3回まで1安打無失点に抑える立ち上がり。打線は 3回に暴投と筒香の右前適時打で 2点を先制した。
阪神は 6回から、 5番マートンが 2ランを放ち、同点に追いついた。先発
メッセンジャーは 6回 2失点の好投。打線は同点の 8回、一死満塁から代打・関本賢太郎内野手が右犠飛を放ち、決勝点をたたきだした。助っ人の好投とベテランの一打で逆転勝ちした阪神が 4月26日以来の「 3連勝」とした
先発メッセンジャーは 7回 6安打 2失点の好投で 6勝目( 7敗)を挙げた。
8回、鳥谷敬内野手の痛烈な打球が 1塁手のグラブを弾き、チャンスを広げた!
静岡の虎党に一流のプレーを魅せた。鳥谷敬内野手が攻守で存在感を発揮。 8回には 1塁失策を誘う一打でチャンスを広げ、代打・関本の決勝犠飛をおぜん立てした。
「接戦の試合をとっていくことが、チームにとって大きい」
同点で迎えた 8回無死 1塁だ。徐々に制球が乱れ始めた井納をとらえた。カウント 2- 1からの 4球目だ。ど真ん中に入ったスライダーを一閃。強烈な打球は一塁手をグラブを弾き、右前へ。 1、 3塁と好機を拡大した。
2点ビハインドの 6回には一死から中前打。マートンの 9号 2ランで追撃のホームを踏んだ。
「ランナーがいなかったので、塁に出ることだけを考えていた」
鳥谷敬内野手は 9回、先頭の桑原のゴロを好捕した
1打席目には四球を選ぶなど、虎打線が苦しんでいたDeNAの先発から 3度も出塁。守備でも 1点リードの 9回先頭でファインプレー。桑原が放った中前に抜けそうな打球に飛びつき、遊ゴロに仕留めて、守護神・呉昇桓を助けた。
体調管理には人一倍気をつかう。練習前には「数え切れない」ほどサプリメントを飲んで試合に万全の状態で臨む。陰の努力で連続試合出場は1396試合に更新中。名手が遊撃を守り続けることが投手陣の“精神安定剤”になっている。
「勝つことが一番なので」と力強く宣言した鳥谷。富士山をバックに強烈なインパクトを残して次戦の地・横浜へと向かった。
8回表阪神一死満塁、犠飛を放った関本賢太郎内野手
痛快な逆転劇。采配ズバリや!
和田豊監督は、 8回一死満塁から 3者連続代打攻勢で勝負をかけ、福留の代打・関本賢太郎内野手の右犠飛で決勝点をもぎ取った。約 2カ月ぶりの 3連勝で、貯金ができた。 7月反攻、ホンマもんや!
和田監督がベンチを飛び出した。雌雄を決する場面だと判断し、送り出されたのが関本だった。福留が下がる。駿河の虎党のボルテージも最高潮に達した。それが執念を際立たせる。放物線が右翼へと描かれた。 3連勝を決めた瞬間だった。
「野手のところでの代打は(投手の場面とは重圧が)違う。勝てたことが大きい。必死のパッチでやるだけです」
2- 2で迎えた 8回一死満塁。無死 1、 3塁で 4番ゴメスが空振り三振を喫し(鳥谷は二盗)、同点 2ランを放っていたマートンが歩かされた後だった。DeNA・中畑監督は先発・井納から左対左を優先し、大原にスイッチ。敵の攻めに対し、受け身は不要だった。ただ、福留は最近 5試合で打率 0.375(16打数 6安打)、 2打点と上昇気配をみせていた。のるかそるかの場面。もちろん百戦錬磨の関本は指揮官の決断の重大さを感じ取っていた。
お立ち台にあがった関本は「本当はヒットを打ちたかったが、なんとか犠牲フライになってくれた。メッセンジャーが頑張って投げていたので、打ててよかった」と好投した助っ人をたたえていた。
ナインを出迎える和田豊監督(右)。やっと貯金生活に戻った
「感触はまったくなくて、犠牲フライにならないんじゃないかなと思ったんですけど、タイガースファンの後押しがすごい。風がね、すごかったんで、よかったと思います」
カウント 2- 2と追い込まれてからの 5球目。しぶとく右犠飛を放った。やはり頼りになる男だった。
「あそこで勝負をかけなきゃ。パピー(ゴメス)がなんとかしてくれるに越したことはないけど。(福留)孝介も決して状態は悪くないけど、そこでいくための代打が控えているわけだから」
関本に続いて、今成に新井、梅野に西岡と代打 3連発を繰り出した和田監督が力を込めた。無安打で決勝点をもぎとれた。すべては関本という切り札があるからだ。今季の代打成績は18打数 5安打 6打点。 6月27日の中日戦(甲子園)で延長10に同点打を放ったもこの男だった。
6月13日のことだ。和田監督は東京・立川市の鶏料理店に首脳陣を集めた。大苦戦していた交流戦(最終的に 9勝15敗)期間中での決起集会だった。酒の力も借りた。それで、よかった。交流戦明け。虎将が変わった。 1試合 3失策した上本に連日、守備の直接指導し、ゴメスにもノックを施した。本当の意味で先頭に立った。選手にも伝わった。だから関本は言う。「もう行くだけなんで、一戦一戦勝つことだけ考えてやってます」。
4月24-26日以来の 3連勝。和田監督は「流れがきつつある。この流れを逃さないように、しっかりした野球をやることで、いっそう(流れを)もってこれる」と力をこめた。 6月21日以来の貯金1。流れをつかみたいとき、関本がいる。虎の職人がカクテル光線に照らされている。
マット・マートン外野手は左越え同点 2点本塁打を放って大きく叫んだ!
心地よい快音が最大のファンサービスだ。起死回生。劣勢がひと振りで振り出しに戻った。年に1度の静岡で、マット・マートン外野手が同点 2ランを放ち駿河の虎党に大興奮をプレゼントした。
「抜けたフォークを一発でとらえられたよ。目の前の球をしっかりたたく。それだけだったよ」
2点を追う 6回二死 1塁。二死 1塁の初球、DeNA先発井納の初球をとらえた。打球は一瞬で左中間スタンドへ消えた。「今日は井納選手にずっといい投球をされていたけど、抜けたフォークを一発で完璧にとらえることが出来ました。ランディ(メッセンジャー)が粘って投げていたし、早く同点に追いつきたいと思っていたところで、いいバッティングが出来てよかったです」とコメントした。これぞ、アーチ。理想的な45度の角度で上がった白球が左翼席に一直線に伸びていった。
6月14日の西武戦(西武D))来、11試合ぶりの 9号は同点 2ラン。直前にゴメスの打球が右翼フェンス手前に落下してがっかりした虎党も、一気に息を吹き返した。打線も 5回まで 1安打無得点に抑えられ、好機でも決定打が出なかった。背番号9の一発なくして、逆転勝利はあり得なかった。
「投手陣もがんばっていたし、早く同点に追いつきたいところで、いい打撃ができてよかったよ」
6回、マット・マートン外野手が価値ある同点 2ラン放った。打った瞬間にわかる一発だった!
草薙球場は昨年は雨天中止となった場所だ。M砲は試合前練習を終えると、ベンチの横で足を止めた。タテジマの帰還を待ちわびたファンに、フェンス越しのサイン会。10分以上に渡った。粋な気配りは試合後も同じ。ロッカーに余ったバナナを大量に抱えて「シェアしよう」と、笑顔でナインに配った。
来日 5年目。そんな粋な行動は要所でも発揮される。 6月 9日のソフトバンク戦(甲子園)で緒方がベースを踏み損ねる大チョンボ。落ち込む若虎の元に、通訳を連れてすぐに歩み寄った。ミスを犯した若手を励ます姿は昨季から印象的。陰での活躍も目立つ助っ人だが、この夜は本職の打撃で、チームを約 2カ月ぶりの 3連勝に導いた。
「大きな勝利だね。打線として形はあまりよくなかったけど、勝つだけの点を取れた。 3連勝できてよかったよ」
6月は 5打点と目立たなかった 5番打者が、得点源としての存在感を証明した。球界屈指の打力を持つ男が活発なら、打線もすぐに元気になる。
右肘の張りで 2試合連続欠場していた西岡剛内野手が 3試合ぶりに打席に立った。
1点リードした 8回二死満塁。代打で登場すると、静岡のファンから大声援を浴びた。ダメ押し打が期待されたが、DeNA大原の前に 3ゴロに倒れた。「代打を任せられている以上、あそこで打たないといけない。次、頑張ります」。きっぱりとリベンジを宣言した。
8回表阪神二死満塁、 3ゴロに倒れた西岡剛内野手
先発のランディ・メッセンジャー投手は 7回 6安打 2失点、 142球の熱投で 6勝目を挙げた。
メッセンジャーが打線の援護を信じて投げ続けた。 3回に二死から連打を浴び、 2、 3塁のピンチを招くと、暴投で先制点を献上。さらに続く筒香に右前適時打を浴びてこの回 2点を失った。しかしここからは我慢の投球。直球を軸に力でDeNA打線を抑えると、 7回まで 142球の熱投を繰り広げた。
すると打線がこの熱投に応える。 6回にマートンの 9号 2ランで同点とすると、メッセンジャー降板直後の 8回、一死満塁のチャンス。ここで代打・関本がDeNAの 2番手・大原の低めのシュートを捉え右犠飛。執念で勝ち越し点をもぎ取った。
ランディ・メッセンジャー投手は山崎を 3塁ゴロをにとりガッツポーズした
「打たぬなら 打つまで待とう 猛虎打線」
普段から援護点が少ないメッセンジャーがそう詠んだ…わけはないだろうが、徳川家康が晩年を過ごした駿府の地で耐えしのいだ。
3回に暴投などで 2点の先制を許したが、以降は粘りの投球。DeNA打線にファウルで何度も粘られ、 4回までで 102球を要した。エース能見が離脱する状況での粘投に「自分の役割は一緒。いい意味でプレッシャーにしていきたいね」と話した。
「自分でピンチをつくってしまって、自分にイライラした。でも、まだ余力があったから、抑えることができたよ」
同点で迎えた 7回。先頭の桑原に10球粘られ、四球を与えた。さらに、自身のバント処理失敗による失策で無死 1、 2塁のピンチを招いた。緊張の糸が切れかねない場面でぐっとこらえた。自慢の剛球で後続を断ち切って、無失点で脱出。直後のチームの勝ち越しを呼び込んだ。
どうだ! ランディ・メッセンジャー投手は 7回のピンチをしのぎ、究極のどや顔
前回 6月27日の中日戦(甲子園)での 9回 145球の力投に続く、無尽蔵なスタミナが生きた。パワーの源は命がけの山登りトレにあった。
「家の近くの山を 3時間かけて登るんだ。見上げれば、壁のようになっているところをね」
毎オフ、米ケンタッキー州の自宅周辺にある山を10キロ以上の荷物を背負って登る。しかも、急勾配。一歩、道を踏み外せば…。「かばんにライターやトイレットペーパー、スナックも入れる。『もしも』のために持っていかないと」。決死の特訓が“粘投”につながっている。
「静岡のファンは元気な応援で後押ししてくれたので、最高の気分だ」
地方球場では負けなしの 3連勝(登板 4試合)。先発登板 114試合は阪神の助っ人では日系二世の若林忠志( 314試合)、バッキー( 189試合)に次ぎ歴代 3位だ。エース能見が故障離脱する中、頼りになるメッセの存在感が際だった。
最後を締めた阪神の守護神呉昇桓投手
守護神呉昇桓投手が 2試合連続のセーブを挙げた。 1点リードの 9回に登板し、 3者凡退でリーグトップの17セーブ目をマークした。
前回の 2日ヤクルト戦同様、直球だけに頼らず変化球を有効に扱った。交流戦で 2敗し、 6月27日中日戦では同点の延長10回に勝ち越し弾を浴びた。不安定な内容に信頼が揺らぎつつあったが、 2試合連続の 3者凡退。「チームの連勝がかかっている部分があって、ランディー(メッセンジャー)が気迫の投球をしていた。勝利をどうしても守ってあげたかった」。完璧な内容でチームを 3連勝に導いた。
左脇腹付近の違和感で 6月30日に出場選手登録を抹消された能見篤史投手(35)が 4日、鳴尾浜で屋外練習を再開。キャッチボールでは徐々に距離を伸ばして50メートル以上の遠投を行った。「遠投も問題ないですよ。まだ先になりますけど、上ではいい状態で投げないといけない」。外野フェンス際を黙々と走り込み、11日からの巨人 3連戦(東京D)での復帰登板に向けて調整を進める。
まさか、監督だけが目立つ中畑球団に負けるのでは無いか?と思われるような試合展開だったが、結局勝利は許さなかった。
メッセンジャーで負けるわけは無いと思っていたが、本当に途中まではどうなるものか?と、思うような感じだったが最後には勝っていた。これで良いのだろう…。と、思われる様な試合では先が思いやられるが「 4月に戻り今一度出直します」と言った平成の牛若・和田豊監督の言葉が実際のものになりつつ有る前触れかもしれない試合だった。
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2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 7月
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