14日ナゴヤドームで中日-阪神13回戦が行われ、竜アレルギー、再発…。広島、巨人をなぎ倒してきた和田虎がまるでエアポケットに遭遇したかのように歯車が狂った。目を疑うような光景が連発。これが竜アレルギーか。“病”が再発した。阪神は好調の打線が14三振を喫するなど奮わず、中日に 4- 8の逆転負けを喫した。
ピンチを一丸でしのいだ谷繁元信兼任監督(43)は「全員が後ろにつなぐ気持ちでやってくれた。それが出たイニングです」と笑顔。
大敗のなか、あしたを照らす一筋の光を放った。開始わずか 3分。ファーストスイングで心地いい快音を響かせた。きれいな弧を描いた打球はそのまま、左翼席最前列に飛び込び、上本博紀内野手(28)が自身初の先頭打者本塁打を放った。鳥谷敬内野手(33)が上本の先頭本塁打に続いた。
阪神の先発ドラフト 6位岩崎優投手(23)が自己最短の 2回途中5失点で 4敗目を喫した。期待のルーキー左腕が、痛いアクシデントに泣いた。 2- 0の 2回無死 1塁。森野の放った打球が、ワンバウンドでD 5位・岩崎優投手(23=国士舘大學)の右足を直撃した。記事をまとめてみました。
<中日 8- 4阪神>◇14日◇ナゴヤドーム◇13回戦
阪神が 1回に上本の 4号ソロ、鳥谷の左前適時打で 2点を先行。中日は 2回に藤井の 1号 3ラン、谷の 2点適時打で逆転した。
中日朝倉が 5回 2失点と踏ん張りマウンドを降りた。阪神は先発岩崎の負傷降板後、金田、二神と継投した。
中日が継投で逃げ切って 2連勝。先発朝倉は 5回 2失点で今季 4勝目を挙げた。阪神は岩崎の負傷降板が誤算だった。
竜アレルギー、再発…。阪神は好調の打線が14三振を喫するなど奮わず、中日に 4- 8の逆転負けを喫した。竜相手には 1分けをはさんで 5連敗。 8回には併殺の判定が覆るなど“魔のナゴヤ”に翻弄された。長年悩まされた竜アレルギーが再発しているようでは、G追撃もおぼつかない。球宴前の残り 2試合、必ず勝て!
8回、判定について審判団と話す和田豊監督
広島、巨人をなぎ倒してきた和田虎がまるでエアポケットに遭遇したかのように歯車が狂った。目を疑うような光景が連発。これが竜アレルギーか。“病”が再発した。
「(対中日) 5連敗か…。展開のアヤというか、ナゴヤドームにくると、いろんなことが起こるんだけど、それをねじ伏せていかないと…」
試合後、和田監督はため息をついた。引き分けをはさんでの5連敗。 5勝 7敗 1分け。唯一負け越している相手でもある。分の悪さを試合前から肌で感じていた。「それがあったから『きょうは何としても』といったんだけど」。打率 1、 2位の大島、ルナが故障で離脱する“飛車角落ち”だったにもかかわらず、負の連鎖が起きた。
信じられないことが起きたのは、 2点ビハインドの 8回一死 1、 3塁の守り。和田が放ったライナーを右翼手・福留が前進して地面スレスレでグラブに収めた。すぐにフォースアウトをねらい、 2塁に送球。この時、東 1塁塁審はノーバウンド捕球とみなして打者和田のアウトをコール。それを見て、ボールを受けた鳥谷は 1塁へ転送。ダブルプレー完成で、虎ナインはベンチへ引き揚げた。
福留は中日・和田の打球を地面スレスレで捕球したように見えたが…
ところが、中日サイドが猛抗議。審判団が協議して、福留はワンバウンド捕球と判定が覆り、 3走・荒木の生還が認められた。前代未聞の審判団の“白旗”に、和田監督は抗議したが、「ベンチで見ていて、明らかに(捕球の)ワンバンはワンバン」と振り返ったように、鬼気迫るものはなし。「ジャッジをもう少し早く言ってくれれば。その時点でセーフといってくれたら、またプレーが変わるしね」という“優しい”ものだった。
1回に上本の自身初の先頭打者弾などで 2点先取したが、先発・岩崎が 2回に森野の打球を右すね付近に直撃させ、悶絶。続投したが一死 2、 3塁から藤井に逆転 3ランを献上した。さらに2番手・金田が谷に 2点 2塁打を浴びた。
8回、審判団に抗議する和田豊監督
打線もふるわず、 7回無死満塁では梅野の左犠飛で 1点をかえしただけ。 9回にも 1点を加えたが、終わってみれば計14三振で、今季ワーストにあと「1」と迫る拙攻ぶりだった。
昨季は12勝11敗 1分けと勝ち越したが、2009年からは 4年連続して負け越した相手。攻撃陣の反発力は戻っているものの、目に見えぬ敵でもいるかのように、普段通りの野球ができない。Aクラス入りを含めても今後を左右する相手だけに、やっかいだ。
「明日、明後日」
自らに言い聞かせるように会見を締めた。 7月の上昇モードを止めるわけにはいかない。前半戦は残り 2試合。難攻不落への姿勢こそ、猛虎の真価が問われる。
8回裏中日一死 1、 3塁、和田の打球の判定に抗議する谷繁兼任監督
打率トップの大島と同 2位のルナを欠いた中日が逆転で快勝した。
2点ビハインドの 2回、大島の代役中堅藤井が逆転 1号 3ランを放つと、ルナの代役 3塁谷が中押しの 2点 2塁打。
ピンチを一丸でしのいだ谷繁元信兼任監督は「全員が後ろにつなぐ気持ちでやってくれた。それが出たイニングです」と笑顔。
今季 1分け 4敗(昨季から 1分け 6連敗中)だった青の燃竜(もえドラ)ユニホームでは初勝利となったが「意識はしていませんでしたが1つ勝ててよかった」と胸をなで下ろしていた。
1回表阪神無死、左越えに先頭打者本塁打を放った上本博紀
大敗のなか、あしたを照らす一筋の光を放った。開始わずか3分。ファーストスイングで心地いい快音を響かせた。きれいな弧を描いた打球はそのまま、左翼席最前列に飛び込んだ。
上本博紀内野手が自身初の先頭打者本塁打を放った。きれいな弧を描いた打球はそのまま、左翼席最前列に飛び込んだ。
1回。カウント 3- 1からの 4球目だった。「有利なカウントだったので、思い切っていこうと思っていました」。中日先発朝倉の内角高めへの直球を振り切った。打球は左翼フェンスを越えた。 4号ソロで先制した。
敗戦後はボールを捉えた感触にも、多くを語らなかった。しかし、試合中に広報に託したコメントが納得の一振りだったことを物語る。
「有利なカウントだったので、思い切っていこうと思っていました」
今季初対戦となった先発・朝倉の投じた 5球目。カウント 3- 1から、ストライクを取りに来た高めの直球を狙い打ちだ。11日の巨人戦(東京D)以来、 3試合ぶりの 4号ソロ。左翼スタンドにようやく陣取った尾張の虎党が驚く間もないタイミングで強烈な一撃をお見舞いした。
上本博紀内野手は一回、自身初となる先頭打者弾を左翼席へ運んだ
これで 7月に入って、本塁打はすでに 3本目。今年から、バットを短く持つスタイルを取り入れ、才能を一気に開花させたが、もともと 1メートル73の小兵に秘められたパンチ力が背番号「4」の魅力のひとつでもあった。
打率 0.293を誇るミート力にチーム 2位タイの38四球の選球眼に長打力…。 1番打者に求められる能力を兼ね備えている。リーグ戦再開後、故障離脱していた西岡が戦列に復帰し、一時は 2番を任されたものの、いまでは不動の虎の切り込み隊長だ。
ただ、この日は 2点差に詰め寄った 7回二死 1、 2塁でサイドスロー右腕・又吉の前に空振り三振。 4点を追う 9回二死 1、 2塁では守護神・岩瀬に右飛に仕留められ、最後の打者になった悔しさが残った。それでも、報道陣の前では胸の内の感情を押し殺した。
「又吉は球の出所が見えづらい投手だったが」との問いに、「いや、特にないです」と言い訳しなかった。
前半戦は残り 2試合。もう、立派な虎のレギュラー戦士だ。トップバッターを担う上本が勝敗のカギを握るといっても過言ではない。
1回表、左前に適時打を放った鳥谷敬内野手
鳥谷敬内野手が上本の先頭本塁打に続いた。
1回無死 2塁。外角高めに浮いた変化球を左前に打ち返した。 2塁走者の大和が本塁にかえり、 2点目を入れた。
鳥谷は「 1、 2番がいい攻撃の流れを作ってくれたので、後ろにつないでいこうと思って打席に入りました。いい結果になって良かったです」と振り返った。
2回裏中日無死 1塁、先発ドラフト 6位岩崎優投手は森野の打球を左足ふくらはぎに当てた
阪神の先発ドラフト 6位岩崎優投手が自己最短の 2回途中5失点で 4敗目を喫した。
2回無死 1塁から、 5番森野の打球が右足ふくらはぎを直撃した。治療のため 1度ベンチへ下がった。再びマウンドに立ったが、投球が一変。 7番藤井に逆転 3ランを許し、その後も制球が定まらなかった。
「もちろんいけると思っていた。(打球が当たったことは)全く関係ない。コースが甘かった」と反省した。
初回は 3者凡退に抑え、立ち上がりは上々だった。
2回無死 1塁で、先発のD 5位・岩崎優投手は森野の打球が右足を直撃した
期待のルーキー左腕が、痛いアクシデントに泣いた。 2- 0の 2回無死 1塁。森野の放った打球が、ワンバウンドでD 5位・岩崎優投手の右足を直撃した。治療を施し、マウンドに戻ったが、様子が一変。 1回 2/3を 5失点とプロ最短KOされ、悔いが残る 4敗目( 3勝)を喫した。
「(直撃後も)もちろん、いけると思いました。(影響は)まったく関係ないです。コースとかも甘かったですし、しっかり試合を作らないといけなかった」
反省の弁とともに、投球への影響を否定した。だが、明らかに支障をきたしていた。
森野の打球直撃後、一死 2、 3塁で、藤井に3ランを浴びた岩崎優投手
1回は荒木、谷、エルナンデスを三者凡退。最速 137キロながら伸びのある直球を武器に、上位打線を14球で料理した。しかし、打球が当たり、投球再開後の 2回一死 1塁からは変化球が高めに抜け始め、松井佑に左翼線 2塁打。続く藤井には左翼へ逆転の 3ランを浴びた。
その後、二死 1、 2塁とされたところで無念の降板。和田監督は「すね、やね」と負傷箇所を明かし、影響について「あの後、抑えが利かないというか相当(球が)上ずってしまっていて。影響がなければああいう崩れ方をしない投手だからね」と説明。中西投手コーチも「(右足が)踏ん張りきれなくなった」と分析した。プロ4勝目が期待できる上々の立ち上がりだっただけに、悔しさだけが残った。
ただ、同コーチは「大丈夫だと思う」と話し、今後の登板に問題ないもよう。21日からの後半戦開始までにコンディションを整え、チームの勝利に貢献していく。
阪神と京セラドーム大阪が 8月19日の中日戦(京セラD)において「生ビールワンコインナイター」を実施することを14日、発表した。通常 1杯 750円が500円になる。問い合わせは阪神営業部((電)0798・46・1818)または大阪シティドーム((電)06・6586・0106)
まで。
中日は、投手に打球を当ててつぶさなければ勝てないのか…
こんな相手なら、●○○での試合でいってまえ!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 7月
阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
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阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス「虎テレ」において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス「パ・リーグTV」との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
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ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、関根潤三、若松勉、大矢明彦、田尾安志、達川光男、野村弘樹、宮本和知、
高津臣吾・初芝清・・・一流解説陣が連日登場!
18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
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ピンチを一丸でしのいだ谷繁元信兼任監督(43)は「全員が後ろにつなぐ気持ちでやってくれた。それが出たイニングです」と笑顔。
大敗のなか、あしたを照らす一筋の光を放った。開始わずか 3分。ファーストスイングで心地いい快音を響かせた。きれいな弧を描いた打球はそのまま、左翼席最前列に飛び込び、上本博紀内野手(28)が自身初の先頭打者本塁打を放った。鳥谷敬内野手(33)が上本の先頭本塁打に続いた。
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中日朝倉が 5回 2失点と踏ん張りマウンドを降りた。阪神は先発岩崎の負傷降板後、金田、二神と継投した。
中日が継投で逃げ切って 2連勝。先発朝倉は 5回 2失点で今季 4勝目を挙げた。阪神は岩崎の負傷降板が誤算だった。
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8回、判定について審判団と話す和田豊監督
広島、巨人をなぎ倒してきた和田虎がまるでエアポケットに遭遇したかのように歯車が狂った。目を疑うような光景が連発。これが竜アレルギーか。“病”が再発した。
「(対中日) 5連敗か…。展開のアヤというか、ナゴヤドームにくると、いろんなことが起こるんだけど、それをねじ伏せていかないと…」
試合後、和田監督はため息をついた。引き分けをはさんでの5連敗。 5勝 7敗 1分け。唯一負け越している相手でもある。分の悪さを試合前から肌で感じていた。「それがあったから『きょうは何としても』といったんだけど」。打率 1、 2位の大島、ルナが故障で離脱する“飛車角落ち”だったにもかかわらず、負の連鎖が起きた。
信じられないことが起きたのは、 2点ビハインドの 8回一死 1、 3塁の守り。和田が放ったライナーを右翼手・福留が前進して地面スレスレでグラブに収めた。すぐにフォースアウトをねらい、 2塁に送球。この時、東 1塁塁審はノーバウンド捕球とみなして打者和田のアウトをコール。それを見て、ボールを受けた鳥谷は 1塁へ転送。ダブルプレー完成で、虎ナインはベンチへ引き揚げた。
福留は中日・和田の打球を地面スレスレで捕球したように見えたが…
ところが、中日サイドが猛抗議。審判団が協議して、福留はワンバウンド捕球と判定が覆り、 3走・荒木の生還が認められた。前代未聞の審判団の“白旗”に、和田監督は抗議したが、「ベンチで見ていて、明らかに(捕球の)ワンバンはワンバン」と振り返ったように、鬼気迫るものはなし。「ジャッジをもう少し早く言ってくれれば。その時点でセーフといってくれたら、またプレーが変わるしね」という“優しい”ものだった。
1回に上本の自身初の先頭打者弾などで 2点先取したが、先発・岩崎が 2回に森野の打球を右すね付近に直撃させ、悶絶。続投したが一死 2、 3塁から藤井に逆転 3ランを献上した。さらに2番手・金田が谷に 2点 2塁打を浴びた。
8回、審判団に抗議する和田豊監督
打線もふるわず、 7回無死満塁では梅野の左犠飛で 1点をかえしただけ。 9回にも 1点を加えたが、終わってみれば計14三振で、今季ワーストにあと「1」と迫る拙攻ぶりだった。
昨季は12勝11敗 1分けと勝ち越したが、2009年からは 4年連続して負け越した相手。攻撃陣の反発力は戻っているものの、目に見えぬ敵でもいるかのように、普段通りの野球ができない。Aクラス入りを含めても今後を左右する相手だけに、やっかいだ。
「明日、明後日」
自らに言い聞かせるように会見を締めた。 7月の上昇モードを止めるわけにはいかない。前半戦は残り 2試合。難攻不落への姿勢こそ、猛虎の真価が問われる。
8回裏中日一死 1、 3塁、和田の打球の判定に抗議する谷繁兼任監督
打率トップの大島と同 2位のルナを欠いた中日が逆転で快勝した。
2点ビハインドの 2回、大島の代役中堅藤井が逆転 1号 3ランを放つと、ルナの代役 3塁谷が中押しの 2点 2塁打。
ピンチを一丸でしのいだ谷繁元信兼任監督は「全員が後ろにつなぐ気持ちでやってくれた。それが出たイニングです」と笑顔。
今季 1分け 4敗(昨季から 1分け 6連敗中)だった青の燃竜(もえドラ)ユニホームでは初勝利となったが「意識はしていませんでしたが1つ勝ててよかった」と胸をなで下ろしていた。
1回表阪神無死、左越えに先頭打者本塁打を放った上本博紀
大敗のなか、あしたを照らす一筋の光を放った。開始わずか3分。ファーストスイングで心地いい快音を響かせた。きれいな弧を描いた打球はそのまま、左翼席最前列に飛び込んだ。
上本博紀内野手が自身初の先頭打者本塁打を放った。きれいな弧を描いた打球はそのまま、左翼席最前列に飛び込んだ。
1回。カウント 3- 1からの 4球目だった。「有利なカウントだったので、思い切っていこうと思っていました」。中日先発朝倉の内角高めへの直球を振り切った。打球は左翼フェンスを越えた。 4号ソロで先制した。
敗戦後はボールを捉えた感触にも、多くを語らなかった。しかし、試合中に広報に託したコメントが納得の一振りだったことを物語る。
「有利なカウントだったので、思い切っていこうと思っていました」
今季初対戦となった先発・朝倉の投じた 5球目。カウント 3- 1から、ストライクを取りに来た高めの直球を狙い打ちだ。11日の巨人戦(東京D)以来、 3試合ぶりの 4号ソロ。左翼スタンドにようやく陣取った尾張の虎党が驚く間もないタイミングで強烈な一撃をお見舞いした。
上本博紀内野手は一回、自身初となる先頭打者弾を左翼席へ運んだ
これで 7月に入って、本塁打はすでに 3本目。今年から、バットを短く持つスタイルを取り入れ、才能を一気に開花させたが、もともと 1メートル73の小兵に秘められたパンチ力が背番号「4」の魅力のひとつでもあった。
打率 0.293を誇るミート力にチーム 2位タイの38四球の選球眼に長打力…。 1番打者に求められる能力を兼ね備えている。リーグ戦再開後、故障離脱していた西岡が戦列に復帰し、一時は 2番を任されたものの、いまでは不動の虎の切り込み隊長だ。
ただ、この日は 2点差に詰め寄った 7回二死 1、 2塁でサイドスロー右腕・又吉の前に空振り三振。 4点を追う 9回二死 1、 2塁では守護神・岩瀬に右飛に仕留められ、最後の打者になった悔しさが残った。それでも、報道陣の前では胸の内の感情を押し殺した。
「又吉は球の出所が見えづらい投手だったが」との問いに、「いや、特にないです」と言い訳しなかった。
前半戦は残り 2試合。もう、立派な虎のレギュラー戦士だ。トップバッターを担う上本が勝敗のカギを握るといっても過言ではない。
1回表、左前に適時打を放った鳥谷敬内野手
鳥谷敬内野手が上本の先頭本塁打に続いた。
1回無死 2塁。外角高めに浮いた変化球を左前に打ち返した。 2塁走者の大和が本塁にかえり、 2点目を入れた。
鳥谷は「 1、 2番がいい攻撃の流れを作ってくれたので、後ろにつないでいこうと思って打席に入りました。いい結果になって良かったです」と振り返った。
2回裏中日無死 1塁、先発ドラフト 6位岩崎優投手は森野の打球を左足ふくらはぎに当てた
阪神の先発ドラフト 6位岩崎優投手が自己最短の 2回途中5失点で 4敗目を喫した。
2回無死 1塁から、 5番森野の打球が右足ふくらはぎを直撃した。治療のため 1度ベンチへ下がった。再びマウンドに立ったが、投球が一変。 7番藤井に逆転 3ランを許し、その後も制球が定まらなかった。
「もちろんいけると思っていた。(打球が当たったことは)全く関係ない。コースが甘かった」と反省した。
初回は 3者凡退に抑え、立ち上がりは上々だった。
2回無死 1塁で、先発のD 5位・岩崎優投手は森野の打球が右足を直撃した
期待のルーキー左腕が、痛いアクシデントに泣いた。 2- 0の 2回無死 1塁。森野の放った打球が、ワンバウンドでD 5位・岩崎優投手の右足を直撃した。治療を施し、マウンドに戻ったが、様子が一変。 1回 2/3を 5失点とプロ最短KOされ、悔いが残る 4敗目( 3勝)を喫した。
「(直撃後も)もちろん、いけると思いました。(影響は)まったく関係ないです。コースとかも甘かったですし、しっかり試合を作らないといけなかった」
反省の弁とともに、投球への影響を否定した。だが、明らかに支障をきたしていた。
森野の打球直撃後、一死 2、 3塁で、藤井に3ランを浴びた岩崎優投手
1回は荒木、谷、エルナンデスを三者凡退。最速 137キロながら伸びのある直球を武器に、上位打線を14球で料理した。しかし、打球が当たり、投球再開後の 2回一死 1塁からは変化球が高めに抜け始め、松井佑に左翼線 2塁打。続く藤井には左翼へ逆転の 3ランを浴びた。
その後、二死 1、 2塁とされたところで無念の降板。和田監督は「すね、やね」と負傷箇所を明かし、影響について「あの後、抑えが利かないというか相当(球が)上ずってしまっていて。影響がなければああいう崩れ方をしない投手だからね」と説明。中西投手コーチも「(右足が)踏ん張りきれなくなった」と分析した。プロ4勝目が期待できる上々の立ち上がりだっただけに、悔しさだけが残った。
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