19日甲子園でオールスターゲーム第 2戦が行われ、スターが集う夢舞台。リーグ戦では鬼気迫る表情を崩さない右腕北海道日本ハム大谷翔平投手(20)が、少年のような表情で全セの猛者に挑んだ。
「 1番遊撃」で先発出場した鳥谷敬内野手(33)は北海道日本ハムの剛腕大谷と対戦し、真ん中高めのボールをファウルした。初球も 161キロで見逃しストライクを奪い、2008年にクルーン(巨人)が記録した球速に並ぶと、 2球目で一気に越えた。鳥谷にはカウント 0- 2からの 4球目、 160キロ直球を左前打され、鳥谷が伝説の対決を制した。記事をまとめてみました。
<オールスターゲーム:全セ 6-12全パ>◇第 2戦◇19日◇甲子園
北海道日本ハム大谷翔平投手が、球宴最速となる 162キロをマークした。先頭の阪神鳥谷に対する 2球目に記録。超満員のスタンドから大きなどよめきが起こった。 5番阿部の初球も 162キロをマーク。 1回 3安打 1失点で23球を投じたが 160キロ超えは12球あった。
プロ野球80年史に燦然(さんぜん)と輝く“大記録”だ。聖地甲子園のスコアボードに浮き上がった「 162キロ」の数字。大谷は思わず笑みを浮かべた。
「真ん中にめがけて投げるだけです。少し狙っていました」
スターが集う夢舞台。リーグ戦では鬼気迫る表情を崩さない右腕が、少年のような表情で全セの猛者に挑んだ。
長い手脚を弓のようにしならせて投げる北海道日本ハム大谷翔平投手。日本投手最速の 162キロに甲子園がどよめいた
1番鳥谷は真ん中高めのボールをファウルした。初球も 161キロで見逃しストライクを奪い、2008年にクルーン(巨人)が記録した球速に並ぶと、 2球目で一気に越えた。鳥谷にはカウント 0- 2からの 4球目、 160キロ直球を左前打された。
2番山田にも初球に 161キロ直球を投げ込むなどオール直球勝負で空振り三振。 3番バレンティンにはカウント 1- 2からの 5球目、 160キロの直球を中前にはじき返され一死 1、 2塁のピンチ。 4番マートンにも初球は 161キロを計測も、粘られて最後は右前適時打を許した。
1イニングを投げ終えた大谷は「 162キロ? 真ん中しか狙ってなかった。何とか出てよかった。ブルペンでよくなかったけど、本番で出てよかった」と笑顔をみせた。
北海道日本ハム大谷翔平投手の鳥谷敬内野手への 2球目は 162キロを計測。スタンドを埋めた 4万5361人が歴史の証人となった瞬間だった
高校時代からの最大のライバルとの先発対決。そして 1イニング限定のリラックスした雰囲気。 162キロの要素はさまざま考えられるが、16日に先発し、プロでは未経験の中 2日での登板でも“結果”を残せるのが、やはりスターたるゆえんだ。
負けず嫌いも球速に反映する。プロ入り最速の 160キロをマークした 6月 4日の広島戦(札幌ドーム)。最速 160キロ右腕と注目されてプロ入りしただけに、翌日のロッカールームでチームメートに「 160キロ出してやりました」と胸を張った。 162キロは、花巻東高時代からの夢だった。入学時は体重60キロ台ながら最速は 140キロ。「高校時代に 160キロを出して、プロで日本最速を出す」と自らに課した。 2年連続の球宴出場で自己主張もできる格好の舞台。「きょうはスピードだけを出しにいっていた」と豪語した。
1回、オリックス・伊藤光捕手とタッチする北海道日本ハム大谷翔平投手
レギュラーシーズンでは前半で 9勝( 1敗)。目標に掲げる 2桁勝利にも王手をかけている。後半戦初登板は、25日からの楽天 3連戦(コボスタ宮城)の見込みだ。「この経験を生かして、頑張っていきたいです」。チームは首位オリックスに 6.5ゲーム差の 3位。夏の思い出を胸に刻み、速さとともに満願成就の「日本一」の夢もかなえる。
プロ野球80周年の節目に“偉業”を成し遂げた。通算成績は全パの80勝75敗10分け。夢の球宴が終了し、21日からセ、パ両リーグは後半戦に突入する。
◆球宴の主な球速
クルーンが 160キロ以上を計 5球投げている。横浜時代の2006年第 2戦(宮崎)で 160キロを 2球。巨人時代の2008年第 2戦(横浜)では 161キロを 3球マークした。
日本人の投手では1994年伊良部(ロッテ)2003年五十嵐(ヤクルト)昨年の大谷が 157キロを出した。
試合前、キャッチボールを行った阪神藤浪(左)と北海道日本ハム大谷翔平投手
先発した阪神藤浪晋太郎投手(20)が、大谷の 162キロに脱帽した。ベンチで見ていた藤浪は、その瞬間に思わず口に手をやった。「すごかったですね。異次元のピッチングですね」と目を丸くした。
自身も自己最速タイの 156キロを記録するなどファン沸かせた。だがオリックス・ペーニャに特大弾を浴びた 1発にはお手上げ。 153キロを完璧にとらえられた。甲高い打球音を聞いた瞬間に「いったと思いました」。左翼席上段まで届く 1発だった。「今まで打たれた本塁打のなかで、一番飛ばされたと思います」と驚きの表情を浮かべた。
「ストライクを投げるのと、バッターに当てないように投げようと」と話したように、投球自体は本調子ではなかった。 2回 4安打 4失点。それでも「野球の聖地と呼ばれる場所での球宴。喜びをかみしめながら投げました」と笑顔だった。
1回裏全セ無死、鳥谷敬内野手は左前安打を放った
鳥谷敬内野手(33)が伝説の対決を制した。「 1番遊撃」で先発出場。北海道日本ハムの剛腕大谷
と対戦した。
1回、先頭で打席に立つと、初球の外角直球がいきなり球宴最速タイの 161キロで、見逃しのストライク。 2球目は外角高めへの速球だ。球宴最速で日本最速タイ 162キロをファウルするのが精いっぱいだった。
思わず、苦笑いも浮かべた。しかし、 2ストライクからの 4球目、 160キロの速球を的確にミートすると、遊撃を強襲し、左前にはじき返した。
「前に(交流戦で) 160キロを出していて、次、何キロくらいまで行くのかと思っていた。狙って出せるのはすごい。 162キロの打席には、なかなか立てない。いい思い出になった」と振り返った。
【球宴データBOX】
全パの先発・大谷(北海道日本ハム)が球宴初勝利。20歳 0カ月での勝利は尾崎行雄(東映、1962年第 2戦)の17歳10カ月、西村貞朗(西鉄、1954年第 1戦)の19歳 7カ月、池永正明(西鉄、1966年第 2戦)の19歳11カ月に次いで球宴史上 4番目の年少記録。先発勝利に限ると、池永に次ぐ 2人目。また日本ハム投手の球宴勝利は、1996年第 2戦の島崎毅以来18年ぶり。
大谷にやられた 1戦だった…、しかし鳥谷の一発が良かったですね。
大谷には、できたらセ・リーグに移籍してきて欲しい。そうして、投打を生かした試合をセ・リーグファンに見せて惜しいですね。
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