12日東京ドームで巨人-阪神16回戦が行われ阪神が逃げ切り、首位巨人との差を再び 0.5ゲームに縮めた。メッセンジャーは10勝目を挙げた。巨人杉内は 5敗目。
俊介外野手(26)が今季初本塁打の同点ソロを放った。1215日ぶりのびっくり弾!!左翼席の虎党も、和田監督も、そして打った俊介も、目を丸くして放物線の行方を追っていた。
2011年 4月15日中日戦(ナゴヤドーム)以来の 3年ぶりのプロ通算 3号本塁打だった。1215日ぶりに味わうダイヤモンド一周は、実に気持ちがよかった。
首位攻防の大事な初戦を主将が決めた。鳥谷敬内野手(33)が、苦手の杉内から初打点犠牲フライで 5回に勝ち越した。Hマークは刻めなかったが、価値ある打点だ。
ランディ・メッセンジャー投手(32)が投打に活躍を見せた。 6回 6安打 4四球 2失点と粘りのピッチングで 4年連続ハーラートップタイとなる 2桁10勝目( 8敗)を挙げた。阪神は首位攻防 3連戦の初戦を制し、 0.5ゲーム差に迫った。メッセンジャーは今季巨人戦の連勝を「4」に伸ばした。
梅野隆太郎捕手(23)が巨人のルーキー小林との「先発マスク対決」に勝った。首位攻防戦の初戦は、ともに新人捕手がスタメン出場。
呉昇桓(オ・スンファン)投手(32)が、来日初 3者連続三振!リベラ超えの最多28S!!
頼りになる 5番打者が戻ってきた。マット・マートン外野手(32)、先発復帰で即マルチ。
阪神は12日、渡辺亮投手(32)を出場選手登録、加藤康介投手(36)が腰痛のため出場選手登録を同抹消した。再登録は22日以降。
和田豊監督(51)は「ぎっくり腰。腰やからな…。投げるまでにどれぐらい時間かかるか、分からんし」と渋い表情だった。記事をまとめてみました。
<巨人 3- 4阪神>◇12日◇東京ドーム◇16回戦
巨人は 1回一死 1、 2塁から阿部の右前適時打で先制した。阪神は 3回二死から俊介の左翼越え 1号ソロで追いついた。
阪神は 5回、鳥谷の犠飛で勝ち越し、 6回はメッセンジャーの 2点適時打で 3点リード。巨人はその裏に 1点を返した。
阪神が逃げ切り、首位巨人との差を再び 0.5ゲームに縮めた。メッセンジャーは10勝目を挙げた。巨人杉内は 5敗目。
5回表阪神無死、ランディ・メッセンジャー投手は右 2塁打を放ちガッツポーズ
俊介外野手が今季初本塁打の同点ソロを放った。1215日ぶりのびっくり弾!!
真っ黄色に染めた左翼席の虎党も、和田監督も、そして打った俊介も、目を丸くして放物線の行方を追っていた。まさに起死回生-。スコアと己の価値を振り出しに戻す一発だった。
0- 1で迎えた 3回。二死走者なしから打席に立った。カウント 1- 1からの 3球目、杉内の 135キロの内角直球を振り切った。弧を描いた打球は黄色に染まったレフトスタンドに着弾した。
「よかった。出塁することを第一に考えて、コンパクトなスイングを心掛けていたのがいい結果につながったのかもしれません。感触はよかったのですが、まさかホームランになるとは思いませんでした」とコメントした。
3回、杉内から左翼に 1号ソロを放った俊介外野手。和田監督の最後通告に燃え、値千金の同点弾を放った
2011年 4月15日中日戦(ナゴヤドーム)以来の 3年ぶりのプロ通算 3号本塁打だった。1215日ぶりに味わうダイヤモンド一周は、実に気持ちがよかった。
実は最後通告を受けていた。「ラストチャンスだぞ-」。試合前、指揮官から告げられた。
6試合ぶりの「 2番・中堅」。チームが今季最多の23安打20得点で爆勝した 5日のヤクルト戦(神宮)以来の出番だった。そのとき左腕・八木対策として選ばれたが、先発メンバーで唯一の無安打。しかも、 6タコ 1併殺と踏んだり蹴ったりだった。 7月31日の同戦(甲子園)でも村中に 2打数無安打 1四球で途中交代。将の堪忍袋の緒が、切れかかっていた。
3回表阪神二死、本塁打を放った俊介外野手
杉内とは昨季、 9打数 4安打(打率 0.444)を残していた。「左翼・マートン、右翼・新井良太」を敷く上で、守備面を考えると中堅・俊介はありえる選択だが、無条件で与えるつもりはなかった。
「ケツをたたかないとギリギリまでやらない選手だから。ケツをけっ飛ばしての一言だったね。これで火がついてくれたらいいんだけど…。まさかの一発(笑)。また機会もあるだろう」
意図は十分俊介に伝わっていた。
「この前(神宮で)、ああいう形で結果が出なかった。しっかり結果を出せてよかった。こういうチャンスを頂いた。また結果を出したいです」
能力があるから、指揮官も鬼になる。14日の第 3戦の巨人の予想先発は左腕・セドン。またチャンスがありそうだ。がけっぷちから必ずはい上がってみせる。
5回表阪神一死 2、 3塁、右犠飛を放った鳥谷敬内野手。投手杉内
鳥谷敬内野手が、苦手の杉内から初打点犠牲フライで 5回に勝ち越した。
首位攻防の大事な初戦を主将が決めた。 5回に鳥谷が杉内から決勝犠飛。なんとこれがプロ入り以来、10年目の対戦で初打点。難敵中の難敵から決勝点をもぎとり、大事な大事な 3連戦の頭を制した。
1- 1の同点の 5回一死 2、 3塁。 136キロの内角直球をとらえ強振した。高々と上がった打球は右翼の深いところまで飛んでいった。
3塁走者のメッセンジャーが巨体を揺らして本塁へかえり、スライディングで勝ち越しのホームを踏んだ。鳥谷は「最低限の仕事はできました。初戦を取ると取らないでは 2戦目がかわってくるので。ランディがよく走ってくれました」とたたえた。
鳥谷敬内野手は 5回、杉内から決勝右犠飛を放った
とにかく杉内が打てなかった。ソフトバンクから巨人移籍後の 3年間に限ると対戦成績は、この試合を含めて打率 0.119(42打数 5安打)、 0本塁打、 7三振と大苦戦。今季も13打数無安打と完璧に抑えられていた。Hマークは刻めなかったが、価値ある打点だ。
杉内がマウンドを降りると 7回、久保の外角球にバットをコツンと当て遊撃内野安打。 8月の全 8試合で連続出塁している。1423連続試合出場を続ける鉄人にとって「真夏のロード」であっても、疲れと無縁だ。
巨人とのゲーム差は 0.5まで近づいた。13日にも首位。クールな主将は静かに闘志を燃やしてバスに乗り込んだ。
阪神先発のランディ・メッセンジャー投手
ランディ・メッセンジャー投手が投打に活躍を見せた。 6回 6安打 4四球 2失点と粘りのピッチングで 4年連続ハーラートップタイとなる 2桁10勝目( 8敗)を挙げた。阪神は首位攻防 3連戦の初戦を制し、 0.5ゲーム差に迫った。メッセンジャーは今季巨人戦の連勝を「4」に伸ばした。
1回、制球が定まらないメッセンジャーはストレートの四球を長野と坂本に与え、一死 1、 2塁とピンチを招くと、阿部に適時打を浴び先制を許した。 1- 1で迎えた 5回の攻撃では、先頭で自ら二塁打を放ちチャンスをつくると、一死 2、 3塁から鳥谷の右犠飛で勝ち越しに成功した。
6回、 3連打で 1点を失い、村田にも四球を与え無死満塁のピンチ。セ・リーグ奪三振 1位のスイッチが入った。井端、セペタ、ロペスを 3者連続空振り三振に仕留めた。
6回無死満塁を 3者連続三振で切り抜けたランディ・メッセンジャー投手はこのガッツポーズ。ユニホームを泥だらけにして奮闘した
「四球を多く出してしまったところは、今日のいけない部分でした。力の入り具合はいい感じだったんだけど、コントロールが定まりきらなかった。ただ、最後の 6回の満塁の場面ではいいところに投げ切れたかなと思います」と振り返った。初回に 1点を先制されたが、 6回を 6安打 2失点と立ち直り、10勝目をマークした。
打っては 5回の先頭で左中間へ 2塁打を放った。鳥谷の勝ち越し犠飛で本塁へスライディング。 6回の 3打席目は左中間へ 2点適時打。「チャンスだったから、とにかく必死だったよ」。メッセンジャーは 2塁を目指そうとしたが行けず、 1塁へヘッドスライディング。泥だらけのユニホームでメッセンジャーが躍動した。
ファンに手をふるランディ・メッセンジャー投手
今季、巨人戦 6試合で 4勝 0敗の“Gキラー”メッセンジャーは、「最高の気分です。コントロールが思うようにいかず苦しんだけど、 6回のピンチも力を振り絞って切り抜けられたのでよかった」と笑顔。投げて打って走ってと大活躍の右腕は「ラッキーですね。ピッチャーとして投げることが仕事だけど、自分の手でピッチングを楽にできたのはうれしい」と振り返り、「相手がどこであれ、マウンドに上がった以上は長いイニングを投げて、チームの勝ちに貢献したい。今日は今成さんらみんながいい守備をしてくれた。いいピッチングを続けて、優勝したい」と意気込んだ。
和田監督は首位攻防 3連戦の先勝に「打ち合いでもないし、しのぎあいで投手陣がしのいでくれた」と安堵の表情。メッセの後を受けた安藤、福原、呉の救援陣が 1失点でしのいだことには「言うことありません」と称えた。巨人に 0.5差と迫り「初戦は取りましたけど、 1つ 1ついい野球をしていきたい」と気を引き締めた。
6回、ベンチへ引き揚げるランディ・メッセンジャー投手
メッセンジャーが虎助っ人初となるシーズン巨人戦で 4連勝。これまでは1964年のバッキーと1988、1990年のキーオの 3連勝が最長。メッセは012年から 5連勝中。阪神投手の巨人戦シーズン 4勝は2011年の能見以来。先発で開幕から負けなしの 4連勝だと2005年の下柳以来 9年ぶり。
巨人戦の連勝の球団記録は1947-48年の梶岡忠義、1979年の小林繁、2009-11年の能見篤史の 8連勝。
10勝( 8敗)を挙げ、 4年連続 2桁勝利。阪神では2005-08年の下柳剛以来。
この日は 2打点を挙げて今季通算 7打点。阪神投手のシーズン7打点は1992年の湯舟敏郎以来22年ぶり。
1回裏、阿部の打席を前にランディ・メッセンジャー投手(手前)に声を掛ける梅野隆太郎捕手
梅野隆太郎捕手が巨人のルーキー小林との「先発マスク対決」に勝った。首位攻防戦の初戦は、ともに新人捕手がスタメン出場。
見せ場は中盤の 6回だ。 2点差に詰め寄られ、なお無死満塁のピンチに直面した。そこから井端を空振り三振、代打セペダ、ロペスもフォークなどを駆使して三振に仕留めた。接戦の逃げ切りに成功。
梅野は小林との対決について「新聞記事にも出ていましたし、負けたくなかった」と闘志を隠さなかった。
9回、来日初の 3者連続三振で締めた呉昇桓投手。28セーブ目をあげ、虎の助っ人最多セーブを樹立した
呉昇桓投手が、来日初 3者連続三振!リベラ超えの最多28S!!
慎重かつ強気に。ストッパーの見せ場で、呉昇桓が今季最高の投球を披露した。球団の助っ人のセーブ記録を更新した守護神は数字だけではない。圧巻の内容で、その存在感を証明した。
「三振をとれたことよりも、 1点差で走者を出さなかったことがよかったです」
追い上げられての 1点差は、まさに火消し役の仕事だ。しかも首位攻防戦で、来日初の 3者連続三振。場内がしびれた。代打・石井をオール直球で空振り三振に仕留め、直球に強いロペスはカットボールでカウントを稼いで、最後は 150キロ。長野は直球で追い込んで、カットボールで決めた。
最速 153キロを含め、直球はほとんど 150キロ台。 6試合連続無失点で、リーグトップのセーブは「28」に達した。阪神の外国人では、1998年のリベラを抜いて最多となった。
代打石井をオール直球で押さえた呉昇桓投手
「記録はやっているうちについてきたものだから、特に意味がない」
来日時からセーブ数より失敗の数を重視した。そんな右腕が 5月末から 6月に 4度の救援失敗。感情を表に出さない「石仏」と呼ばれた男もショックを隠せなかった。
「原因が分からない。 6月が早く終わってほしい」
かつてない屈辱に、つい弱気な言葉も漏れた。大好きなギャンブルで勝っても、私生活でいいことがあっても気分が晴れない。「こんな運はいらない。野球で運がほしい」。冗談ではなく、真顔で語った。できるのは前を向くことだけ。「まず 1セーブを挙げること。早くマウンドに立ちたい」。恐怖に勝って、 7月以降は16試合で 1失点。完全に立ち直った。
「セーブもだけど、チームの 1勝の方が大事。これから 1試合 1試合が重要だから」
取りこぼしが命取りになる今後の戦いで、失速した昨季との差は絶対的ストッパーの存在。背番号「22」の活躍は、歓喜へのカウントダウンを意味する。
8回 内野安打で出塁するマット・マートン外野手
マット・マートン外野手、先発復帰で即マルチ「トレーナーに感謝したい」。
頼りになる 5番打者が戻ってきた。下半身の張りのため 2試合連続でスタメンから外れていたマートンが先発復帰し、 4打数 2安打。リーグトップの打率を 0.349に上昇させた。首位攻防戦となった伝統の一戦にきっちり間に合わせ、「こういう試合で出場できた。トレーナーに感謝したい」。 1点差の接戦に「何点あっても気が抜けないね」と勝利の味をかみしめていた。
阪神は12日、渡辺亮投手を出場選手登録、加藤康介投手が腰痛のため出場選手登録を同抹消した。再登録は22日以降。
この日の朝、巨人戦を前にした東京都内の宿舎で発症したという。
和田豊監督は「ぎっくり腰。腰やからな…。投げるまでにどれぐらい時間かかるか、分からんし」と渋い表情だった。
代わって渡辺亮投手が緊急昇格した。 2軍遠征先の名古屋から駆け付けた渡辺は、スーツ姿で慌ただしく試合開始30分前に東京ドームへ到着した。
首位まで後一歩だ!
虎ちゃんも友達と一緒に行ってきた 8月 5日の燕軍団との 3連戦初日に続いて、メッセンジャーが頑張っての勝利だ!
このままの勢いで今後進むことができれば、首位も間違い無い。一時は、Bクラス入りか?という事も有ったが、今では首位まで後一歩というところまで来た。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 8月
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