15日横浜スタジアムでDeNA-阪神14回戦が行われ、阪神は 7回に同点とされるも、 8回二死満塁で、上本が走者一掃の 3点 2塁打で勝ち越した。DeNA国吉は 2敗目を喫した。阪神は、同点の 8回二死満塁で上本が走者一掃の 2塁打。 8月に入っての不振で 1番はく奪も検討されていた男が意地をみせた。
伊藤隼太外野手(25)が 2回二死 1塁。カウント 2- 2からの 5球目、先制適時 3塁打を放った。
鳥谷敬内野手(33)が 4試合連続ヒット。 1- 0の 3回二死 2塁。フルカウントからの 6球目を流し、追加点となる左前適時打を放った。
8月16日誕生日の新井良太内野手(30)が、 4- 4の 8回二死 1塁の場面で代打で登場すると、フルカウントから外角のきわどいボールを見極め、四球。眼で勝利に貢献した。
上本へつない打!虎・関本賢太郎内野手(35)、読みズバリ「変化球に目がついた」。プロ通算18年のキャリアを誇る男が、敵のバッテリーに読み勝った。
上本博紀内野手(28)が 4点リードを追いつかれて迎えた 8回二死満塁、国吉の直球をとらえると、打球は中堅フェンスを直撃した。走者一掃の決勝の 3点タイムリー 2塁打で勝負を決めた。
あと少しで手が届きそうな流れを、つかみきれない。まだ試練は続いていた。先発の能見篤史投手(35)は、 6回を 7安打 8奪三振 3失点、勝敗はつかなかったが、97球を投げて降板した。エースらしい投球はできなかった。
阪神の新守護神呉昇桓(オ・スンファン)投手(32)が、 9回を 3者凡退で締めて29セーブ目を挙げた。記事をまとめてみました。
<DeNA 4- 7阪神>◇15日◇横浜◇14回戦
阪神は 2回、伊藤隼の適時 3塁打で先制した。 3回には鳥谷の適時打で加点。先発能見は 2安打無失点と順調な立ち上がり。
阪神は 5回に相手のミスで 2点を追加。DeNAは 6回に 5安打を集中させ 3点を返した。先発井納は 5回 4失点で降板した。
阪神は 7回に同点とされるも、 8回二死満塁で、上本が走者一掃の 3点 2塁打で勝ち越した。DeNA国吉は 2敗目を喫した。
8回表、上本博紀内野手は中越えに勝ち越しの 3点適時 2塁打を放った
1番は渡さない!! 阪神は、同点の 8回二死満塁で上本が走者一掃の 2塁打。 8月に入っての不振で 1番はく奪も検討されていた男が意地をみせた。首位巨人とは 2.5ゲーム差。これからも不動のトップバッターで虎をけん引し、 9年ぶりのリーグ制覇へと導く!!
2回表、伊藤隼太外野手は右中間に適時 3塁打を放った
伊藤隼太外野手が先制適時 3塁打を放った。
2回二死 1塁。カウント 2- 2からの 5球目だった。 131キロのスライダーをとらえると、打球は右中間を割った。 1塁走者マートンが生還し、中継がもたつく間に自身も 3塁へ到達。「追い込まれていましたけれども、なんとか打ち返すことができました」とコメントした。
つかんだスタメンのチャンスは逃さない。伊藤隼が、起死回生の一打で決勝点をアシスト。 3年目の若虎のバットが、沈黙していた虎打線を目覚めさせた。
「あそこで打ってこそ自分が出ている意味がある。長打が一番良かったですけどね」
同点に追いつかれた直後の 8回二死。 5番手・国吉の前に 2者連続で凡退し、反撃の糸口が見えない中で打席に立った。スライダーで揺さぶりをかける右腕の 5球目。真ん中に甘く入った直球を振り抜き、右前に転がした。続く代打・新井良太の四球、代打・関本の左前打で 3進し、上本の 3点 2塁打で、勝ち越しとなるホームを踏んだ。
8回に勝ち越しのホームを踏んだ伊藤隼太外野手(右から 3人目)は今成亮太内野手(右端)らと喜びを分かち合った
2回二死 1塁には先発・井納から右中間を破る適時 3塁打。プロ初の 3塁打とあって、足がもつれながら必死で 3塁まで走った。
「フォーク、スライダーに加えて、内に突っ込んでくる球もある。頭に入れておきながら、うまく対応できました」
今季 6度目のマルチ安打をマーク。この日を含め 8月は10試合で打率 0.406(32打数13安打)、 4打点と猛アピールだ。中堅のレギュラー、大和が左脇腹痛で離脱した中、ライバルの俊介らとポジションを争っている。和田監督は「状態がいいよね。積極的に振って、それが結果につながっている」と称賛した。
遠征で日課にしていることがある。試合前と試合後のバス移動。伊藤隼はバットをしっかりと握りしめてスタジアムに入る。試合中もネクストバッターズサークルの前には、ベンチ内でバットを握り、スイングのイメージを膨らませる。その理由について「不安なんですよ」。仕事道具のバットを握ることで心を落ち着かせているのだ。
伊藤隼は「結果としてよかったですけど…。最後ですね」と満塁で凡退した最後の打席を悔やんだ。伸び盛りの2012年のドラフト 1位。 3年の時を経て才能が開花しはじめた。
3回表阪神二死 2塁、鳥谷敬内野手は左前に適時打を放った
鳥谷敬内野手が 4試合連続ヒット。追加点となる適時打を放った。 1- 0の 3回二死 2塁。フルカウントからの 6球目を流し、左前適時打を放った。
146キロの直球をとらえた打球は左前へ飛び、 2塁走者が生還した。「つなぐ意識で打ちました。1つ勝てれば次につながる。初戦を取れたのでよかった。追い込まれたカウントでしたが、しっかりととらえられました」と振り返った。
3走として迎えた 9回一死満塁では、伊藤隼の左飛でタッチアップ。本塁を狙った際にDeNA・黒羽根の左ひじ付近が顔面に激突するも「全然、大丈夫です」。憤死に終わったが、常に得点を狙う積極的な姿勢を見せた。
9回、本塁で交錯した鳥谷敬内野手
8月16日誕生日の新井良太内野手が、眼で勝利に貢献した。 4- 4の 8回二死 1塁の場面で代打で登場すると、フルカウントから外角のきわどいボールを見極め、四球。後続にバトンを渡し、上本の 3点 2塁打を呼び込んだ。チーム事情により、スタメンの機会は多くはないが、今月は14打数 6安打 2打点、打率 0.429と打撃も好調。定位置奪取を狙い、アピールしている。
8回二死 1、 2塁から代打で登場した関本賢太郎内野手は左前打。勝負強さはさすがだ!
上本へつない打!虎・関本賢太郎内野手が、プロ通算18年のキャリアを誇る男が、敵のバッ
テリーに読み勝った。いや、試合後の関本本人のコメントを聞くには、染みついた職人芸と言
うべきか。
読みズバリ「真っすぐの制球がついていなかったから、自然と変化球に目がついた」
同点の 8回二死 1、 2塁に代打で登場。重要なのは、打席に立つまでの過程。ベンチからネクストから、DeNA 5番手・国吉の投球をじっと見ていた。直球が荒れていた。「対ストレート」の意識は、自然と消えていた。 2球目のフォークに鋭く反応しての左前打。上本の決勝 3点 2塁打へとつないだ。
前日14日の巨人戦(東京D)では「 6番・ 3塁」で今季初スタメン。 2打数無安打と結果は出なかったが、引きずることなんてない。だから、こそ18年目の今がある。10日の広島戦(京セラD)以来、 5打席ぶりとなるヒットで“神様健在”をアピール。打率も 3割台( 0.303)に回復した。
和田監督は「ベンチ組がよくつないだ。(新井)良太の四球と、セキ(関本)のヒットとね。あのつなぎがあってこそだった」と、影の立役者たちを称賛した。
新井と並ぶ「右の代打の切り札」。 2者とも好調ゆえに、スタメン起用の機会も増えているが、ベンチでの存在感も増すばかり。2003&05年の優勝の味を知る貴重な生え抜き戦士が、勝負の夏を盛り立てていく。
勝利打点を挙げた上本博紀内野手(右)は和田豊監督とハイタッチした
上本博紀内野手が決勝の 3点タイムリーを放った。
4点リードを追いつかれて迎えた 8回二死満塁、国吉の直球をとらえると、打球は中堅フェンスを直撃した。走者一掃の 2塁打で勝負を決めた。
「最近、ふがいない結果が続いていたので少しは貢献できたかなと思います。とにかく、くらいついていこうと思っていました」。この試合まで 8月の打率は 1割 7分 8厘と低迷していた 1番打者にとって、自分も、チームも救う一打だった。
夜風に白球が乗った。これまでの悔しさが、それを加速させた。中堅左のフェンスを直撃。 1走・関本までも生還した。上本が渾身のひと振りで決めた。 2塁上で珍しく感情をあらわにした。
「最近ふがいない結果が続いていたので、少しは貢献できたかなと思います。 1球に食らいついていこうと思って、いい結果になってよかった」
同点の 8回に走者一掃の 2塁適時打を放った上本博紀内野手。 1番は誰にも渡さない
ドラマは 8回二死満塁だった。中盤までにもぎ取った 4点のリードを能見、安藤で追いつかれた直後。二死から伊藤隼の右前打を皮切りに作った絶好機でまわってきた。 2球目。国吉の真ん中高めの 142キロ直球に漆黒のバットがうなった。負ければ 3連敗。広島に勝った巨人とは 3.5ゲーム差まで開いていた。
「とにかく球に食らいついていこうと思って、ああいう結果になった」
選手会長、そして、トップバッターとしての意地だった。 3回一死で左中間 2塁打を放つまで、13打席連続無安打。首脳陣は打順の変更を本格的に検討し、鳥谷を 1番、上本を 2番にすえるプランも浮上していた。
「(疲れが)たまらない人はいない。みんな同じ。その中でやっていくしかないです」
決して体調は万全ではないが、プロは結果がすべて。周囲を沈黙させるには答えを出すしかない。関川打撃コーチは「確かに調子は落ちていた」と前置きし、「でも、集中力をみせてくれた」と上本の底力を評価した。
マウロ・ゴメス内野手(右)に頭をなでられる上本博紀内野手
今年の飛躍には陰の努力があった。 2月のキャンプ中、電鉄本社のある幹部が沖縄・読谷村内の宿舎に隣接する室内練習場に足を運んだ。目的は設備面などの視察。入り口に近づくにつれ、パチンという乾いた音が大きくなる。時計をみれば、午前 7時台。上本が汗だくになりながら、打撃マシンと向き合っていた。
一心不乱-。 2塁の強敵・西岡と競争すべく、鳥谷に師事し、練習の虫となった。西岡が故障離脱したあとチャンスをつかみ、 1番に定着したのも集中力だった。
和田監督も「ここのところ状態が良くなくて苦しんでいたけど、きょうの 2本はいいスイングができていた。少しスッキリしたんじゃないかな」と推察し、柔らかな表情をみせた。DeNAに今季 7連勝。かつて“横浜銀行”と呼ばれたが、困ったときはここ。そして、上本だ。
「目の前の 1試合を、全力で戦っていきたい。(調子は)完全に戻ったわけじゃないので。そんなに簡単なものじゃない。気を引き締めてやっていく」
獲物を襲う野獣のような目が戻ってきた。 1番は死守する。その「執念」は誰にも負けない。
6回裏DeNA二死 1、 2塁、能見篤史投手はバルディリスに左前適時打を浴び 3点目を失った
あと少しで手が届きそうな流れを、つかみきれない。まだ試練は続いていた。 あと少しで手が届きそうな流れを、つかみきれない。まだ試練は続いていた。先発の能見篤史投手は、 6回を 7安打 8奪三振 3失点、勝敗はつかなかったが、97球を投げて降板した。エースらしい投球はできなかった。
5回まで68球、 2安打無失点と好投していたが、 6回に急変。一死からDeNA打線に 4連打を含む 5安打を集中され 3失点。「変化球のマークが強かった。こっちとしてはゴロを打たせにいったんだけどね。もうちょっと、ベンチも長いイニングを投げてくれると思っていたんじゃないかな。 6回の失点してしまった場面では、配球が単調になってしまいました」とうつむいた。勝ち投手の権利を持ったままマウンドを降りたが、 2番手安藤が追いつかれ 7勝目はお預けとなった。
悔しさをこらえ、振り返ったのは 4- 0の 6回。それまで好調DeNA打線を 2安打に抑える好投を見せていたが、一転した。一死から石川、代打・多村、梶谷、ブランコに 4者連続で左前打を浴び、 2失点。なおも 1、 2塁で、後藤は右飛に打ち取ったが、続くバルディリスに左翼へ適時 2塁打を許した。
6回に突然崩れた能見。五回までは完ぺきな内容だったが…
序盤から投球の軸にしていたフォークやスライダーを狙われ、突如、乱れた左腕に和田監督は「 5回まではほぼ完ぺきだったが、( 6回に)突然きたね」と渋い表情。中西投手コーチは「(狙いを)変化球、変化球で来て、それを上回る鋭さもなかった。球数からしたら、最低でも 8回まではな」と不満げだ。
前回登板の 9日の広島戦(京セラD)では、 7回を 1失点で約 2カ月半ぶりの 6勝目(10敗)。77日ぶりに白星を挙げ、自己ワーストだった連敗も「6」で止めた。長いトンネルを抜け、このまま流れに乗るかと思われたが…。 4月以来の連勝は、お預けとなった。
能見は「最終的にチームが勝ったからね」と振り返ったが、エースとしては不甲斐ない内容だった。首脳陣、虎党が見たいのは、最後まで投げきっての勝利。次こそ、本来の姿を見せてほしい。
最後を締めた呉昇桓投手は鶴岡捕手(右)とタッチする
阪神の新守護神呉昇桓投手が、 9回を 3者凡退で締めて29セーブ目を挙げた。 3点差の 9回に登板。先頭の井手を空振り三振に仕留めると、黒羽根を右飛、白崎を 1ゴロに仕留めた。
30セーブの大台に大手をかけた。「気持ち的に3点あってラクになった。能見さんが勝ち投手になれればよかったが、それはしようがないこと。チームが勝ってよかった」と喜んだ。
久しぶりに能見投手で勝てるのかと思ったが、やはり途中までしか投げられなかった。
今では40代の投手もいるが、昔は投手は38までに引退をしていた。彼らは伝説の大投手と呼ばれている。能見投手も既に、そういう選手の一人となってしまった様な感じがしてならない。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 8月
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ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、関根潤三、若松勉、大矢明彦、田尾安志、達川光男、野村弘樹、宮本和知、
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伊藤隼太外野手(25)が 2回二死 1塁。カウント 2- 2からの 5球目、先制適時 3塁打を放った。
鳥谷敬内野手(33)が 4試合連続ヒット。 1- 0の 3回二死 2塁。フルカウントからの 6球目を流し、追加点となる左前適時打を放った。
8月16日誕生日の新井良太内野手(30)が、 4- 4の 8回二死 1塁の場面で代打で登場すると、フルカウントから外角のきわどいボールを見極め、四球。眼で勝利に貢献した。
上本へつない打!虎・関本賢太郎内野手(35)、読みズバリ「変化球に目がついた」。プロ通算18年のキャリアを誇る男が、敵のバッテリーに読み勝った。
上本博紀内野手(28)が 4点リードを追いつかれて迎えた 8回二死満塁、国吉の直球をとらえると、打球は中堅フェンスを直撃した。走者一掃の決勝の 3点タイムリー 2塁打で勝負を決めた。
あと少しで手が届きそうな流れを、つかみきれない。まだ試練は続いていた。先発の能見篤史投手(35)は、 6回を 7安打 8奪三振 3失点、勝敗はつかなかったが、97球を投げて降板した。エースらしい投球はできなかった。
阪神の新守護神呉昇桓(オ・スンファン)投手(32)が、 9回を 3者凡退で締めて29セーブ目を挙げた。記事をまとめてみました。
<DeNA 4- 7阪神>◇15日◇横浜◇14回戦
阪神は 2回、伊藤隼の適時 3塁打で先制した。 3回には鳥谷の適時打で加点。先発能見は 2安打無失点と順調な立ち上がり。
阪神は 5回に相手のミスで 2点を追加。DeNAは 6回に 5安打を集中させ 3点を返した。先発井納は 5回 4失点で降板した。
阪神は 7回に同点とされるも、 8回二死満塁で、上本が走者一掃の 3点 2塁打で勝ち越した。DeNA国吉は 2敗目を喫した。
8回表、上本博紀内野手は中越えに勝ち越しの 3点適時 2塁打を放った
1番は渡さない!! 阪神は、同点の 8回二死満塁で上本が走者一掃の 2塁打。 8月に入っての不振で 1番はく奪も検討されていた男が意地をみせた。首位巨人とは 2.5ゲーム差。これからも不動のトップバッターで虎をけん引し、 9年ぶりのリーグ制覇へと導く!!
2回表、伊藤隼太外野手は右中間に適時 3塁打を放った
伊藤隼太外野手が先制適時 3塁打を放った。
2回二死 1塁。カウント 2- 2からの 5球目だった。 131キロのスライダーをとらえると、打球は右中間を割った。 1塁走者マートンが生還し、中継がもたつく間に自身も 3塁へ到達。「追い込まれていましたけれども、なんとか打ち返すことができました」とコメントした。
つかんだスタメンのチャンスは逃さない。伊藤隼が、起死回生の一打で決勝点をアシスト。 3年目の若虎のバットが、沈黙していた虎打線を目覚めさせた。
「あそこで打ってこそ自分が出ている意味がある。長打が一番良かったですけどね」
同点に追いつかれた直後の 8回二死。 5番手・国吉の前に 2者連続で凡退し、反撃の糸口が見えない中で打席に立った。スライダーで揺さぶりをかける右腕の 5球目。真ん中に甘く入った直球を振り抜き、右前に転がした。続く代打・新井良太の四球、代打・関本の左前打で 3進し、上本の 3点 2塁打で、勝ち越しとなるホームを踏んだ。
8回に勝ち越しのホームを踏んだ伊藤隼太外野手(右から 3人目)は今成亮太内野手(右端)らと喜びを分かち合った
2回二死 1塁には先発・井納から右中間を破る適時 3塁打。プロ初の 3塁打とあって、足がもつれながら必死で 3塁まで走った。
「フォーク、スライダーに加えて、内に突っ込んでくる球もある。頭に入れておきながら、うまく対応できました」
今季 6度目のマルチ安打をマーク。この日を含め 8月は10試合で打率 0.406(32打数13安打)、 4打点と猛アピールだ。中堅のレギュラー、大和が左脇腹痛で離脱した中、ライバルの俊介らとポジションを争っている。和田監督は「状態がいいよね。積極的に振って、それが結果につながっている」と称賛した。
遠征で日課にしていることがある。試合前と試合後のバス移動。伊藤隼はバットをしっかりと握りしめてスタジアムに入る。試合中もネクストバッターズサークルの前には、ベンチ内でバットを握り、スイングのイメージを膨らませる。その理由について「不安なんですよ」。仕事道具のバットを握ることで心を落ち着かせているのだ。
伊藤隼は「結果としてよかったですけど…。最後ですね」と満塁で凡退した最後の打席を悔やんだ。伸び盛りの2012年のドラフト 1位。 3年の時を経て才能が開花しはじめた。
3回表阪神二死 2塁、鳥谷敬内野手は左前に適時打を放った
鳥谷敬内野手が 4試合連続ヒット。追加点となる適時打を放った。 1- 0の 3回二死 2塁。フルカウントからの 6球目を流し、左前適時打を放った。
146キロの直球をとらえた打球は左前へ飛び、 2塁走者が生還した。「つなぐ意識で打ちました。1つ勝てれば次につながる。初戦を取れたのでよかった。追い込まれたカウントでしたが、しっかりととらえられました」と振り返った。
3走として迎えた 9回一死満塁では、伊藤隼の左飛でタッチアップ。本塁を狙った際にDeNA・黒羽根の左ひじ付近が顔面に激突するも「全然、大丈夫です」。憤死に終わったが、常に得点を狙う積極的な姿勢を見せた。
9回、本塁で交錯した鳥谷敬内野手
8月16日誕生日の新井良太内野手が、眼で勝利に貢献した。 4- 4の 8回二死 1塁の場面で代打で登場すると、フルカウントから外角のきわどいボールを見極め、四球。後続にバトンを渡し、上本の 3点 2塁打を呼び込んだ。チーム事情により、スタメンの機会は多くはないが、今月は14打数 6安打 2打点、打率 0.429と打撃も好調。定位置奪取を狙い、アピールしている。
8回二死 1、 2塁から代打で登場した関本賢太郎内野手は左前打。勝負強さはさすがだ!
上本へつない打!虎・関本賢太郎内野手が、プロ通算18年のキャリアを誇る男が、敵のバッ
テリーに読み勝った。いや、試合後の関本本人のコメントを聞くには、染みついた職人芸と言
うべきか。
読みズバリ「真っすぐの制球がついていなかったから、自然と変化球に目がついた」
同点の 8回二死 1、 2塁に代打で登場。重要なのは、打席に立つまでの過程。ベンチからネクストから、DeNA 5番手・国吉の投球をじっと見ていた。直球が荒れていた。「対ストレート」の意識は、自然と消えていた。 2球目のフォークに鋭く反応しての左前打。上本の決勝 3点 2塁打へとつないだ。
前日14日の巨人戦(東京D)では「 6番・ 3塁」で今季初スタメン。 2打数無安打と結果は出なかったが、引きずることなんてない。だから、こそ18年目の今がある。10日の広島戦(京セラD)以来、 5打席ぶりとなるヒットで“神様健在”をアピール。打率も 3割台( 0.303)に回復した。
和田監督は「ベンチ組がよくつないだ。(新井)良太の四球と、セキ(関本)のヒットとね。あのつなぎがあってこそだった」と、影の立役者たちを称賛した。
新井と並ぶ「右の代打の切り札」。 2者とも好調ゆえに、スタメン起用の機会も増えているが、ベンチでの存在感も増すばかり。2003&05年の優勝の味を知る貴重な生え抜き戦士が、勝負の夏を盛り立てていく。
勝利打点を挙げた上本博紀内野手(右)は和田豊監督とハイタッチした
上本博紀内野手が決勝の 3点タイムリーを放った。
4点リードを追いつかれて迎えた 8回二死満塁、国吉の直球をとらえると、打球は中堅フェンスを直撃した。走者一掃の 2塁打で勝負を決めた。
「最近、ふがいない結果が続いていたので少しは貢献できたかなと思います。とにかく、くらいついていこうと思っていました」。この試合まで 8月の打率は 1割 7分 8厘と低迷していた 1番打者にとって、自分も、チームも救う一打だった。
夜風に白球が乗った。これまでの悔しさが、それを加速させた。中堅左のフェンスを直撃。 1走・関本までも生還した。上本が渾身のひと振りで決めた。 2塁上で珍しく感情をあらわにした。
「最近ふがいない結果が続いていたので、少しは貢献できたかなと思います。 1球に食らいついていこうと思って、いい結果になってよかった」
同点の 8回に走者一掃の 2塁適時打を放った上本博紀内野手。 1番は誰にも渡さない
ドラマは 8回二死満塁だった。中盤までにもぎ取った 4点のリードを能見、安藤で追いつかれた直後。二死から伊藤隼の右前打を皮切りに作った絶好機でまわってきた。 2球目。国吉の真ん中高めの 142キロ直球に漆黒のバットがうなった。負ければ 3連敗。広島に勝った巨人とは 3.5ゲーム差まで開いていた。
「とにかく球に食らいついていこうと思って、ああいう結果になった」
選手会長、そして、トップバッターとしての意地だった。 3回一死で左中間 2塁打を放つまで、13打席連続無安打。首脳陣は打順の変更を本格的に検討し、鳥谷を 1番、上本を 2番にすえるプランも浮上していた。
「(疲れが)たまらない人はいない。みんな同じ。その中でやっていくしかないです」
決して体調は万全ではないが、プロは結果がすべて。周囲を沈黙させるには答えを出すしかない。関川打撃コーチは「確かに調子は落ちていた」と前置きし、「でも、集中力をみせてくれた」と上本の底力を評価した。
マウロ・ゴメス内野手(右)に頭をなでられる上本博紀内野手
今年の飛躍には陰の努力があった。 2月のキャンプ中、電鉄本社のある幹部が沖縄・読谷村内の宿舎に隣接する室内練習場に足を運んだ。目的は設備面などの視察。入り口に近づくにつれ、パチンという乾いた音が大きくなる。時計をみれば、午前 7時台。上本が汗だくになりながら、打撃マシンと向き合っていた。
一心不乱-。 2塁の強敵・西岡と競争すべく、鳥谷に師事し、練習の虫となった。西岡が故障離脱したあとチャンスをつかみ、 1番に定着したのも集中力だった。
和田監督も「ここのところ状態が良くなくて苦しんでいたけど、きょうの 2本はいいスイングができていた。少しスッキリしたんじゃないかな」と推察し、柔らかな表情をみせた。DeNAに今季 7連勝。かつて“横浜銀行”と呼ばれたが、困ったときはここ。そして、上本だ。
「目の前の 1試合を、全力で戦っていきたい。(調子は)完全に戻ったわけじゃないので。そんなに簡単なものじゃない。気を引き締めてやっていく」
獲物を襲う野獣のような目が戻ってきた。 1番は死守する。その「執念」は誰にも負けない。
6回裏DeNA二死 1、 2塁、能見篤史投手はバルディリスに左前適時打を浴び 3点目を失った
あと少しで手が届きそうな流れを、つかみきれない。まだ試練は続いていた。 あと少しで手が届きそうな流れを、つかみきれない。まだ試練は続いていた。先発の能見篤史投手は、 6回を 7安打 8奪三振 3失点、勝敗はつかなかったが、97球を投げて降板した。エースらしい投球はできなかった。
5回まで68球、 2安打無失点と好投していたが、 6回に急変。一死からDeNA打線に 4連打を含む 5安打を集中され 3失点。「変化球のマークが強かった。こっちとしてはゴロを打たせにいったんだけどね。もうちょっと、ベンチも長いイニングを投げてくれると思っていたんじゃないかな。 6回の失点してしまった場面では、配球が単調になってしまいました」とうつむいた。勝ち投手の権利を持ったままマウンドを降りたが、 2番手安藤が追いつかれ 7勝目はお預けとなった。
悔しさをこらえ、振り返ったのは 4- 0の 6回。それまで好調DeNA打線を 2安打に抑える好投を見せていたが、一転した。一死から石川、代打・多村、梶谷、ブランコに 4者連続で左前打を浴び、 2失点。なおも 1、 2塁で、後藤は右飛に打ち取ったが、続くバルディリスに左翼へ適時 2塁打を許した。
6回に突然崩れた能見。五回までは完ぺきな内容だったが…
序盤から投球の軸にしていたフォークやスライダーを狙われ、突如、乱れた左腕に和田監督は「 5回まではほぼ完ぺきだったが、( 6回に)突然きたね」と渋い表情。中西投手コーチは「(狙いを)変化球、変化球で来て、それを上回る鋭さもなかった。球数からしたら、最低でも 8回まではな」と不満げだ。
前回登板の 9日の広島戦(京セラD)では、 7回を 1失点で約 2カ月半ぶりの 6勝目(10敗)。77日ぶりに白星を挙げ、自己ワーストだった連敗も「6」で止めた。長いトンネルを抜け、このまま流れに乗るかと思われたが…。 4月以来の連勝は、お預けとなった。
能見は「最終的にチームが勝ったからね」と振り返ったが、エースとしては不甲斐ない内容だった。首脳陣、虎党が見たいのは、最後まで投げきっての勝利。次こそ、本来の姿を見せてほしい。
最後を締めた呉昇桓投手は鶴岡捕手(右)とタッチする
阪神の新守護神呉昇桓投手が、 9回を 3者凡退で締めて29セーブ目を挙げた。 3点差の 9回に登板。先頭の井手を空振り三振に仕留めると、黒羽根を右飛、白崎を 1ゴロに仕留めた。
30セーブの大台に大手をかけた。「気持ち的に3点あってラクになった。能見さんが勝ち投手になれればよかったが、それはしようがないこと。チームが勝ってよかった」と喜んだ。
久しぶりに能見投手で勝てるのかと思ったが、やはり途中までしか投げられなかった。
今では40代の投手もいるが、昔は投手は38までに引退をしていた。彼らは伝説の大投手と呼ばれている。能見投手も既に、そういう選手の一人となってしまった様な感じがしてならない。
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