22日マツダスタジアムで広島-阪神17回戦が行われ、広島は前田が完封し、 7月12日以来の10勝目。 5年連続 2桁勝利とした。阪神は打線が沈黙し連勝は 4でストップした。
広島前田健太投手(26)が 139球を投げ抜き、12奪三振5安打で今季初完封を決めた。 5年連続の 2桁勝利となる10勝目( 6敗)を挙げた。チームは 2位阪神との初戦を制し、ゲーム差を 1.5に縮めた。
阪神は今季これまで 2度対戦して計10得点していた広島の前田を最後まで捉えられなかった。 9回は一死 2、 3塁で新井貴と関本が凡退。 7月29日以来の零敗で、連勝が 4で止まった。
藤浪晋太郎投手(20)、コイ戦初黒星…猛虎が誇る鯉キラーが、敵地・マツダスタジアムに沈んだ。 6安打全て左打者など改めて課題浮き彫りに…
判定にイライラ!マウロ・ゴメス内野手(29)がバット破壊 4K…虎、 6度目奪首失敗…
ゴメスは 4打席 4三振。球審の判定にイライラを募らせてバットをたたき折るエキサイトぶりだ。メンタルを不安定にして前田を打てるはずはない。 1試合では初となる 4打席連続三振。“扇風機”と化した 4番に象徴されるように、打線には涼しい夜風が吹いた。記事をまとめてみました。
<広島 6- 0阪神>◇22日◇マツダスタジアム◇17回戦
広島は 1回、松山の適時打で先制。 3回にも松山の 2点打で追加点。先発前田は 3回まで無安打無得点に抑える上々の立ち上がり。
広島は 5回にもキラの適時 2塁打で 1点を追加。阪神藤浪を 5回でKOした。さらに 6回には会沢がソロを放ちリードを広げた。
広島は前田が完封し、 7月12日以来の10勝目。 5年連続 2桁勝利とした。阪神は打線が沈黙し連勝は 4でストップした。
7回、汗を飛ばし力投する前田健太投手
広島前田健太投手が 139球を投げ抜き、12奪三振5安打で今季初完封を決めた。 5年連続の 2桁勝利となる10勝目( 6敗)を挙げた。チームは 2位阪神との初戦を制し、ゲーム差を 1.5に縮めた。
2連敗中の鯉のエースが、負けられない試合で好投した。 1回、先頭の上本に死球と盗塁で一死 2塁とするも、後続をピシャリ。 4回二死 1、 3塁も伊藤隼太を 1ゴロに仕留め無失点。 8回に再び二死 1、 3塁のピンチを迎えたが、ゴメスを空振り三振に斬った。 9回一死 2、 3塁も新井貴浩を空振り三振、関本を中飛と代打陣をねじ伏せた。
完封勝利を飾った前田健太投手
前田はお立ち台で汗をぬぐいながら「前回ふがいない、最低の姿を見せてしまった。せっかく巨人、阪神と当たっているのになかなか勝てなくて、すごく悔しかった」。さらに、「不甲斐ないピッチングばかりだったので、よかったです」と安堵した表情をみせた。 8、 9回のピンチについては「きょうは完封しないと意味がなかった。なかなか結果が出なくって、ほっとしています」と笑顔に。自身のブログに被災者からのコメントがあることを明かしたエースは、「『カープが勝つことが楽しみ』というコメントをいただいた。被災された人、ファンの人のためにも一生懸命勝っていきます」とメッセージを送った。
後半戦は 4戦連続で阪神、巨人とのカード頭を任されながら、 1度もチームを勝利に導けていなかった。 7月12日中日戦以来、 5試合ぶりの白星でうっ憤を晴らし、 5年連続 2桁勝利と達成。防御率2.48でリーグトップに返り咲いた。
完封勝利を収め、ガッツポーズをとる前田健太投手
阪神は今季これまで 2度対戦して計10得点していた広島の前田を最後まで捉えられなかった。 9回は一死 2、 3塁で新井貴と関本が凡退。 7月29日以来の零敗で、連勝が 4で止まった和田監督は「本来のマエケン。こういう時に打ってこそ価値があるんだけど…」と厳しい表情だった。
特にゴメスは 4三振で好機をつぶした。 4回に空振り三振を喫した際はバットを地面にたたきつけてへし折り、指揮官は「平常心で野球をできていない」。 4番打者は無言のまま、帰りのバスに乗り込んだ。
5回、追加点を奪われた藤浪晋太郎投手
藤浪晋太郎投手、コイ戦初黒星… 6安打全て左打者など改めて課題浮き彫りに…
猛虎が誇る鯉キラーが、敵地・マツダスタジアムに沈んだ。藤浪が広島戦に先発、 5回 6安打 4四死球 4失点で降板した。広島の『対藤浪打線』を攻略できず、今季 6敗目( 8勝)を喫した。
過去、鯉エース・マエケンと 3度の先発対決で 2勝 0敗と好成績の藤浪は 1回、天谷の投前内野安打や四球などで二死 1、 3塁のピンチを背負うと、松山に中前適時打を許し、早々に先制点を奪われた。 3回には二死から丸に中越え 2塁打、キラに 2打席連続となる四球を与え二死 1、 2塁とされると、再び松山に中越え 2点適時 2塁打を浴び、 0- 3とリードを広げられた。 5回、一死 1塁でキラに右中間へ適時 2塁打を運ばれ 4点差。制球が定まらない藤浪は、この回限りで降板。 6回から 2番手・榎田がマウンドに上がった。
藤浪は「要所で相手バッターに上手く合わされてしまいました。この反省を次回の登板にしっかりと生かしたいです。また先発として長いイニングを投げることが出来ず、中継ぎ陣にも負担をかけてしまい申し訳ないです」とコメントした。
1回、松山(奥)に適時打を浴びた藤浪晋太郎投手。また初回に失点した
反省のコメントばかりが並んだ。 1回に二死 1、 3塁から松山に中前へ適時打を浴びると、 0- 1の 3回二死 1、 2塁からも松山に中堅越えの 2点 2塁打。 5回にもキラに適時 2塁打を打たれ、 4点を奪われた。
プロ入り後、公式戦では無傷の 6連勝中だった広島戦通算 9度目の先発で初黒星。 2つの課題も浮き彫りになった。
まずは立ち上がりの悪さ。 1回に得点を奪われるのは、 8日の広島戦(京セラD9から 3試合連続だ。序盤に失点を重ねることで、当然流れも相手に渡る。「初回に点を取られることが多いので、そのあたりを改善したい」と修正していく考えだ。
もう 1つは、対左打者。新人時代から指摘されていることだが、この日も広島はスタメンオーダーに左打者を 6人並べてきた。 6安打されたが、すべて左打者。これで右打者の被打率が 0.188に対し、左は 0.291。約 1割も高い。
このままでは、次回登板予定の巨人戦(28日、東京D)で復調気味の阿部ら、強力打線の餌食になってしまう。中西投手コーチは「こういうオーダーを組んでくる。カットボール、ツーシーム、基本は真っすぐだが、うまく使わないといけない」と改善を促し、藤浪も「制球面もそうですが、変化球とかいろんな球種を使うとか、いろいろ工夫をしていきたい」と課題の克服を誓った。
残り34試合。 9年ぶりのリーグ制覇へ、先発ローテの軸として期待されている。この敗戦を糧にして、巨人戦では快投してみせる。
4回、イライラを募らせてバットをたたき割ったマウロ・ゴメス内野手
判定にイライラ!マウロ・ゴメス内野手がバット破壊 4K…虎、 6度目奪首失敗…
ゴメスは 4打席 4三振。球審の判定にイライラを募らせてバットをたたき折るエキサイトぶりだ。連勝は 4でとまり、首位巨人が勝ったため 1.5ゲーム差に後退した。G砲よ、平常心を取り戻せ!!
ブチ…ブチブチ…プツン。ゴメスがキレた。四回。空振り三振に倒れると、バットを地面に叩きつけて、真っ二つにへし折った。これまでヘルメットを叩きつけたことはあるが、ここまで苛立ちをみせたことはない。メンタルを不安定にして前田を打てるはずはない。 1試合では初となる 4打席連続三振。“扇風機”と化した 4番に象徴されるように、打線には涼しい夜風が吹いた。
マウロ・ゴメス内野手は前田に 4打席 4三振をあびた
試合後、肩をいからせながら大股で帰りのバスへと向かう姿は、まだ不満のマグマを爆発させている様子。報道陣の質問を一切受けつけなかった。
和田監督は「全体的にそういうもの(イライラ)が出てしまった。きょうは平常心で野球ができていない感じがあった。これをいかに早く(元に)戻すかが大事になる」とゴメスの変調を嘆いた。
“乱心”の兆候は前カード(対中日、京セラD)からあった。20日だ。第 3打席でタイムをかけるも、橘高審判に認められず、左飛に打ち取られた。ベンチに帰ってからも怒りは収まらず、審判へ言葉を投げ飛ばし、周囲のコーチ陣に制止される一幕もあった。
この日の 1回二死 2塁の第 1打席でも見逃し三振。低めの真っすぐをストライクと判定され、審判にひと言を添えた。良川球審は「イライラしていた。私は自信をもってストライクと言った。暴言ではなかった」とやり取りを振り返った。 6、 8回はともに空振り三振。『赤白』と打席ごとに目まぐるしく変化したバットの色が心の迷いを表わしていた。
試合前、ベンチの前で黙とうする阪神ナイン
後味の悪いゼロ敗に加え、昨季こてんぱんにやられた難敵を、よみがえらせた。ここまで 2試合の対決で 3得点( 7月25日)、 7得点( 8月 8日)と攻略してきた前田に、完封による節目の10勝目を献上。クライマックスシリーズでの対戦も予想されるだけに痛い負け。指揮官は厳しい口調で振り返った。
「ここ 2回はなんとか得点できていたが、きょうが本来のマエケンだった。こういう時に打ってこそ価値がある。エースにそれなりの投球をされると、こういうことになる。こういう試合はきょう限りにしたい」
今季 6度目の首位奪取のチャンスもかなわず、巨人が勝ったため 1.5差に後退した。広島市で発生した土砂災害を受け、喪章を付けてプレーした一戦。 8月 7カード目にして初めて初戦を落とした。逆転Vへ、和田監督もこれ以上の足踏みは許さない。
「初戦を落としたら2戦目が大事になる。きょうのゲームで引きずることはない。あしたの投手(大瀬良)をどう攻略するか」
虎がここまでV争いをしてきたのも勝負強い 4番がいたからこそ。ゴメスよ、早く平常心を取り戻してくれ!! 怒りはそのバットで晴らせばいい。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 8月
日程と結果 9月
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