23日マツダスタジアムで広島-阪神18回戦が行われ、無失点できた阪神先発能見は 8回、 8番会沢、 2番菊池にソロ本塁打を浴び 2失点。連敗で首位巨人とは 2.5ゲーム差に開いた。
マット・マートン外野手(32)が 1回二死 1、 2塁。2ストライクからの 3球目、広島先発大瀬良の投じた外角高めの際どいコースをストライク判定され、見逃し三振とコールされ暴言で退場となった。
和田豊監督(51)、コーチ陣らも飛び出したが、時すでに遅し。退場宣告後も、マートンは何度も右手でボールを示すようなジェスチャーを行った。ベンチに帰ってからも、なかなか怒りは収まらなかった。 1年契約の去就にも影響を及ぼしかねない“悪癖”。背番号「9」の力は逆転Vに不可欠だけにチームの士気にかかわらないか心配だ。
鳥谷敬内野手(33)が、自身の持つプロ野球記録の遊撃手フルイニング出場記録( 398試合)を更新した。12年開幕戦から続けており、孤軍奮闘しこの日で 399試合に達した。
拙攻に泣いたが、何度も好機を演出した。最近 5試合で 3度目の猛打賞は、通算 112度目。球団歴代単独 5位に浮上した。
先発の能見篤史投手(35)は 8回 6安打 2失点で自己ワーストの11敗目を喫した。
序盤から両コーナーへ威力のあるボールを投げ込み、 5回に安打を許すまで無安打投球だった。
怒怒ッ!!連敗で首位巨人から 2.5差に開いた和田豊監督が広島戦の試合後、就任 3年目で初めて会見を拒否した。ストライク判定に不服で球審にまたもや暴言を吐いたマートンが 1回に退場になると、拙攻のオンパレードで好投のエース能見を見殺し。 3位広島に 0.5差に迫られた。その首位巨人には 2.5ゲーム差に引き離され、振り返れば 3位広島が 0.5差。 3位転落危機にも直面している。ペナント佳境で迎えた非常事態。ひと言だけ虎将が残した「あしたいくわ」の言葉を信じたい。記事をまとめてみました。
<広島 2- 1阪神>◇23日◇マツダスタジアム◇18回戦
阪神は 1回二死 1、 2塁と 3回二死 2塁の好機に 1本が出ず序盤は無得点。阪神能見は 3回まで無安打無得点と上々の立ち上がり。
阪神能見は 5回に初安打を許すも 6回まで無失点。広島大瀬良は 4回で降板も、リリーフ陣が踏ん張り 6回まで両チーム無得点。
無失点できた阪神先発能見は 8回、 8番会沢、 2番菊池にソロ本塁打を浴び 2失点。連敗で首位巨人とは 2.5ゲーム差に開いた。
1回表、見逃し三振に倒れ、飯塚球審に詰め寄るマット・マートン外野手
マット・マートン外野手が暴言で退場となった。
1回二死 1、 2塁。2ストライクからの 3球目、広島先発大瀬良の投じた外角高めの際どいコースをストライク判定され、見逃し三振とコールされた。
マートンは、バットを放り投げて、飯塚球審に詰め寄った。ベンチから和田監督、関川コーチら関係者が飛び出し、マートンをなだめに入ったが、怒りはおさまらない様子。
退場を宣告された後も、激しく球審に詰め寄ろうとしたが、和田監督らに抑えられた。
マートンの退場は、2013年 9月14日のヤクルト戦(神宮)で本塁上のクロスプレーの際、ヤクルト相川と乱闘騒ぎとなり、暴力行為で退場処分となって以来、自身 3度目。
1回、暴言を吐いたマット・マートン外野手(右)に飯塚球審(左)が退場を宣告
またか…。左翼席の虎党は嘆いた。スタンドの大半を赤く染めた鯉党は拍手喝采だった。開始わずか15分。マートンがストライク判定にキレた。侮辱行為により、自身 3度目の退場処分を受けた。 1度もバットを振ることなく、セのリーディングヒッター(打率 0.341)が消えた。
「野球をやっている上で、ストライクを狙っていかないといけないが、あの場面ではそういう状況ではなかったということ」
ベンチ裏で敗戦を見届た後、報道陣の問いかけに立ち止まり、「ドウゾ」と促し、自嘲気味に話した。あれはボール球-という自身の判断の認識を変えず、不満そうな表情だった。
問題のシーンは 1回二死 1、 2塁。先発・大瀬良の真ん中の甘いチェンジアップを続けて見逃し、 3球目の直球だ。外角高めの際どいコースを自信を持って見送ったが、ストライクコール-。助っ人の顔つきは一変した。バットを放り投げ、 2、 3歩ベンチに足を進めたものの、きびすをかえして、飯塚球審に猛抗議だ。
「You ●×△※!!」
1回、大瀬良が投じた外角への 3球目。マット・マートン外野手はストライク判定に不服だったが…
和田監督、コーチ陣らも飛び出したが、時すでに遅し。退場宣告後も、マートンは何度も右手でボールを示すようなジェスチャーを行った。ベンチに帰ってからも、なかなか怒りは収まらなかった。
飯塚球審は「明らかに侮辱する言葉があったので」と説明。さらに「最近も目に余る感じでしたが、きょうは明らか」と話した。前日22日にもストライク判定で審判に詰め寄り、指揮官らが間に割って入る一幕があった。退場は2013年 9月14日のヤクルト戦(神宮)以来。阪神で通算 3度の処分は和田監督と並んで最多(選手、コーチ、監督でそれぞれ 1度)だが、プレーヤーとしてなら、ワーストを更新する不名誉な記録。審判団からは要注意人物に指定されている。
M砲を欠いた打線は威力が半減。関川打撃コーチは「済んでしまったものは仕方ない」としたが…。 6月 1日の日本ハム戦(札幌D)でも、この日と同様に甘い球に打つ気がない態度を見せ、懲罰交代に。翌日、和田監督に謝罪したが、悪夢再び、だ。 1年契約の去就にも影響を及ぼしかねない“悪癖”。背番号「9」の力は逆転Vに不可欠だけにチームの士気にかかわらないか心配だ。
9回、タイムリーを放った鳥谷敬内野手。孤軍奮闘したが…
鳥谷敬内野手が、自身の持つプロ野球記録の遊撃手フルイニング出場記録( 398試合)を更新した。12年開幕戦から続けており、孤軍奮闘しこの日で 399試合に達した。
拙攻に泣いたが、何度も好機を演出した。 1回にライナーで右越え 2塁打を放つと、 5回に 2塁内野安打、 7回にも中前打で、すべて得点圏を作った。土壇場の 9回に勝負強さが光った。見逃してもいい 3ボールからだった。一死 2、 3塁でカウント 3ボールからの 4球目を完璧に仕留めて、ライナーで中前に運んだ。 1点差に迫る適時打をマークしたが、わずかに及ばず。すべて得点圏を作った。最近 5試合で 3度目の猛打賞は、通算 112度目。球団歴代単独 5位に浮上した。
9回表阪神一死 2、 3塁、鳥谷敬内野手は中前適時打を放った
さらに、この試合で 399試合連続フルイニング出場。自身が持つ、遊撃手のプロ野球記録も更新した。早稲田大学でもほとんどの試合に出場したが、 1年時は 2塁手だった。理由は右手中指を骨折していたから。テーピングを巻いた中指を立ててバットを持ち、黙って試合に出た。その“鉄人魂”に磨きをかけ、球史に名を刻むまでになった。
4安打の活躍だったが、記録について「個人的なことは関係ない。しっかり、明日勝てるよう頑張ります」と話すにとどめた。悔しい敗戦も、鳥谷が歩む道の通過点にすぎない。
投球する先発の能見篤史投手
先発の能見篤史投手は 8回 6安打 2失点で自己ワーストの11敗目を喫した。
序盤から両コーナーへ威力のあるボールを投げ込み、 5回に安打を許すまで無安打投球だった。
それでも 8回に会沢、菊池にソロを被弾。マートンが退場するなど異様な雰囲気のマウンドで粘投も、無援護に泣いた。それでも「コメントしようがない。粘ってないけどね。結局、先に点を取られたのがすべて」と自分を責め続けた。
試合後は悔しさを口にしたが、十二分に役割は果たした。 4回までノーヒット。 7回無死 3塁の危機では梵、小窪を 3ゴロに仕留め、広島のD 3位・田中広輔内野手(JR東日本)を外角 145キロの直球で空振り三振。ピンチを脱し、派手にグラブを叩いた。
8回裏広島二死、能見篤史投手は菊池涼介の左越え本塁打を浴びた
8回には会沢、菊池に一発を浴びたが、 8回を 2失点。中西投手コーチも「久々によかったな。いい投球だった。よく粘っていたし」と高く評価した。前回登板の15日のDeNA戦(横浜)では 6回を 3失点だったが、 105球の完投だった。
先頭打者で迎えた 5回の攻撃では、四球で出塁。二死から鳥谷の 2塁内野安打で 2進すると、ゴメスがファウルを打つ度、何度もスタートを切った。10分以上、塁上で過ごし、準備運動のキャッチボールも出来なかった。投球にも多少影響したはずだが「仕事なんで。どうこうはないです」と言い訳にしなかった。
「まあ、先に点を取られたのがすべてです」
白星はつかめなかったが、復活の兆しは見せた。嫌なムードが漂う猛虎にとって、明るい材料だ。エースが波に乗れば、チームは間違いなく浮上する。
和田豊監督(中)は飯塚球審(左)に暴言を吐くマートン(右)を止めようとしたが…。拙攻の連続で連敗し、試合後初の会見拒否
怒怒ッ!!連敗で首位巨人から 2.5差に開いた和田豊監督が広島戦の試合後、就任 3年目で初めて会見を拒否した。ストライク判定に不服で球審にまたもや暴言を吐いたマートンが 1回に退場になると、拙攻のオンパレードで好投のエース能見を見殺し。 3位広島に 0.5差に迫られた。
試合後の会見室に、和田監督が来ない。口を真一文字に結んだまま、一直線に帰りのバスへと向かった。監督就任 3年目。クライマックスシリーズの 2試合を含めて、指揮を執ること 401試合目にして、初めての会見拒否だった。
通路で食い下がる報道陣の質問も完全無視。真っ赤にした顔、震える頬、肩、背中-。全身が怒気を噴き出していた。バスを乗り込む間際に、「あしたいくわ」と短い言葉を残し、シートに身を沈めた。
7回一死満塁で三振に倒れたマウロ・ゴメス内野手。 4番が 2試合 6三振では勝てない
虎将の“シャットアウト”も、当然か-。それほど、むず痒く、シャツがねっとりと肌に付くような不快指数の高い展開だった。 1回、いきなり 5番マートンが球審のストライク判定に暴言を吐き、退場。得点源を欠いた打線はチャンスは作れどホームが遠い。 6度目の得点機となった 9回に、ようやく鳥谷の適時打で20イニングぶりの得点を挙げたが、終わってみれば12残塁という拙攻の見本市。行き場を失った走者が、すごすごとベンチへ戻る光景がリプレーされ続けた。
ゴメスの落ち込みが深刻だ。 7回一死満塁で永川のスライダーにバットが空を切るなど、 2三振。この 2試合で 6三振。 1点差に詰め寄った 9回一死 1、 3塁では最悪の 2ゴロ併殺に終わった。助っ人は両手を挙げながら「ノーだ!!」と、こちらも取材を拒否。質問すら受けつけなかった。
1回、暴言で飯塚審判(左)から退場を告げられたマット・マートン外野手
何度も繰り返されるM砲の乱心でペースが狂った打線は拙攻の連続で、今季一番の投球を見せていた能見も見殺しにした。週明けからの首位巨人 3連戦(東京D)を前に 2連敗。怒りのマグマは沸点に達した。
何度も何度も、昨オフから繰り返してきたフレーズがある。「あの巨人戦から-」。昨年 8月末に宿敵に 3連敗を喫した後、虎は転落していった。結果的に 2位となったにもかかわらず、シーズン終了報告では坂井オーナーから「まるでBクラスのようだ」とまで言われた。周囲に「腹は据わった」と話して船出した 3年契約の最終年。巨人との大勝負に挑む前に、沈むわけにはいかない。「何とか巨人にくらいついていきたい。力のあるチームだから、いつか本来の姿を取り戻す。その前にいかないと」と語ってきた。決戦前にふがいない戦いを繰り返すチームに怒りを抑えきれなかった。
その首位巨人には 2.5ゲーム差に引き離され、振り返れば 3位広島が 0.5差。 3位転落危機にも直面している。ペナント佳境で迎えた非常事態。ひと言だけ虎将が残した「あしたいくわ」の言葉を信じたい。
こんな負け方も、あんな負け方も無い。時間ばかりかかった負け試合だったのが残念だ
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!。
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 8月
日程と結果 9月
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