29日阪神甲子園で阪神-ヤクルト18回戦が行われ、阪神は終盤反撃を許すも大量リードに守られ、 9回途中降雨コールドで、首位巨人との 2.5ゲーム差を保った。能見は 7勝目を挙げた。
阪神は、リリーフ陣が大勝ムードをぶち壊した。先発能見の後を受けた加藤が 8回に 2点を失うと、 6点リードの 9回も渡辺、榎田が打たれ、 5点差とされて、なお、無死満塁のピンチ。
和田豊監督(51)はたまらず呉昇桓を告げ守護神がリリーフカーを降りたところで、雨が激しくなったために中断となり、そのまま降雨コールド勝ち。 1か月ぶりに戻ってきた甲子園での勝利だったが、最後の最後で指揮官の歯切れも悪くなった。
マット・マートン外野手(32)が先制打を放った。 1回二死 1、 3塁でヤクルト赤川の 124キロスライダーを左前に運んだ。上本博紀内野手(28)が先制打のマートンに続いた。
阪神は29日、狩野恵輔外野手(31)を出場選手登録、新井良太内野手(31)が腰痛を訴えて、28日の巨人21回戦(東京ドーム)の試合前に離脱し同抹消した。再登録は 9月 8日以降。
新井良太は今季78試合に出場して打率 2割 9分 5厘、ゴメスとマートン、鳥谷に続いてチーム 4番目に多い34打点をマークしている。
今季 1軍に初昇格の狩野が28日ぶりの甲子園で10得点の猛攻。今季初本塁打を放った。本塁打を含む 3安打 4打点で起爆剤に。雨の中、応援してくれた虎党に苦労人がバットでお礼だ。首位巨人を 2.5ゲーム差で追走。虎の再進撃は聖地から始まった!! 9回表降雨コールドゲームで、苦楽をともにした能見篤史投手(35)との試合後のお立ち台は幻となった。それでも、 4万人に近いファンはわかっていた。ヒーローは誰かを-。今季初昇格の狩野が 4打数 3安打 4打点。プロ14年目、背水で挑んだ31歳の神がかり的な活躍が、チームを再び、加速させた。
入団時から狩野をよく知る上田二朗氏(サンケイスポーツ専属評論家=67)は、まな弟子のハングリー精神をたたえた。
鳥谷敬内野手(33)、マウロ・ゴメス内野手(29)の連続適時打など 4回に 5得点の猛攻を見せた。マウロ・ゴメス内野手が90打点!打点王射程圏&助っ人記録の更新決定的!
守護神呉昇桓投手(32)が思わぬハプニングに見舞われた。 5点差に迫られた 9回無死 2、 3塁の場面で 4番手榎田が四球を与えた。無死満塁となり自らの出番を告げられると、リリーフカーに乗って内野付近まで移動した。ところが、降雨により移動中に球審から中断の指示がかかった。記事をまとめてみました。
<阪神10- 5ヤクルト>◇29日◇甲子園◇18回戦
阪神は 1回、マートンの左前適時打で先制。 2回は上本の適時打、 3回には狩野の 2ランでリードを 4点に広げた。
阪神は 4回に鳥谷、ゴメスの連続適時打など 5安打で 5得点。 6回には無死 1、 3塁でマートンの一ゴロの間に10点目を加えた。
阪神は終盤反撃を許すも大量リードに守られ、 9回途中降雨コールドで、首位巨人との 2.5ゲーム差を保った。能見は 7勝目を挙げた。
7回 2失点の好投を見せた能見篤史投手
阪神は、最後は天も味方につけた冷や汗勝利だった。リリーフ陣が大勝ムードをぶち壊した。
先発能見の後を受けた加藤が 8回に 2点を失うと、 6点リードの 9回も渡辺、榎田が打たれ、 5点差とされて、なお、無死満塁のピンチ。
和田豊監督(51)はたまらず呉昇桓を告げた。だが守護神がリリーフカーを降りたところで、雨が激しくなったために中断となり、そのまま降雨コールド勝ち。「こんな点差でひっくり返されたら、きょうの試合だけではなく、シーズンの流れに関わる。出したくはなかったけど、あそこはスンファンしかない」。 1か月ぶりに戻ってきた甲子園での勝利だったが、最後の最後で指揮官の歯切れも悪くなった。
1回裏、マット・マートン外野手が左前に先制適時打を放った
マット・マートン外野手が先制打を放った。 1回二死 1、 3塁でヤクルト赤川の 124キロスライダーを左前に運んだ。
28日までの首位攻防巨人 3連戦では、12打数 2安打と低迷。長期ロードから甲子園に戻ると、いきなり先制打で貢献した。
「ファーストストライクからしっかりコンタクトできたね。久々に甲子園に帰ってきて、 1打席目からクリーンアップとしての仕事を果たすことができて良かったよ」と喜んだ。
2回裏阪神二死 2塁、左前へ適時打を放った上本博紀内野手
上本博紀内野手が先制打のマートンに続いた。
2回二死 2塁で 3遊間を抜ける適時打を放ち、 2点目をもたらせた。この日昇格したばかりの 7番狩野が右前打で出塁。一死後、 9番能見がスリーバントで犠打を成功させて作ったチャンスだった。「チャンスだったので、とにかく食らいついていくという気持ちでした。先制した次のイニングで、すぐに追加点を取ることができて良かったです」と振り返った。
阪神は29日、狩野恵輔外野手を出場選手登録、新井良太内野手を同抹消した。再登録は 9月 8日以降。
新井良太内野手が腰痛を訴えて、28日の巨人21回戦(東京ドーム)の試合前に離脱した。和田監督は巨人戦後に「時間がかかりそうな感じ。抹消します」と、29日に出場選手登録を抹消されることになった。
球場入り後のウオーミングアップ中に発症した。苦痛に満ちた表情でベンチ裏へ退き、そのまま歩くのもやっとの状態でタクシーへ乗り込んだ。付き添いのトレーナーとともに東京都内の病院で受診。和田監督は「腰。今日はプレーできる状態じゃない」と説明していた。
ウオーミングアップで練習を切り上げ球場をあとにした新井良太内野手
新井良太は今季78試合に出場して打率 2割 9分 5厘、ゴメスとマートン、鳥谷に続いてチーム 4番目に多い34打点をマークしている。本来の 3塁や 1塁だけでなく、後半戦は右翼での先発機会も増えていた。26日の巨人戦では、左翼へ約 4カ月ぶりとなる 7号ソロを放っていた。
今日29日のヤクルト戦(甲子園)も先発赤川で、本来ならばスタメン濃厚だった。代打としても勝負強さを発揮していただけに、ペナントの大詰めで猛虎打線には痛い戦力ダウンとなる。まずは今季中の復帰へ、懸命にリハビリしていく。
新井良太は、対左投手に右翼で先発起用されるなど 8月は打率 0.364と好調だった。ムードメーカーとしても、チームを盛り上げていた元気印だけに、貴重なピースを欠くことになった。
3回裏阪神二死 2塁、左越えに 2点本塁打を放った狩野恵輔外野手
1軍昇格した狩野恵輔外野手が今季初本塁打を放った。
28日ぶりの甲子園で10得点の猛攻。今季 1軍に初昇格の狩野恵輔外野手が本塁打を含む 3安打 4打点で起爆剤に。雨の中、応援してくれた虎党に苦労人がバットでお礼だ。首位巨人を 2.5ゲーム差で追走。虎の再進撃は聖地から始まった!!
3回二死 1塁の第 2打席。赤川の初球の高めに浮いた変化球を見逃さなかった。「打った球種を覚えていないくらい必死でした。チャンスだったので、ファウルや空振りを恐れず思い切ってスイングしました。最高の結果になってくれてよかったです」。低い弾道の打球は左翼席に吸い込まれた。
2軍で出番を待ち続けていたが、2012年 8月31日広島戦(甲子園)以来のアーチをかけた。
狩野恵輔外野手が 1軍昇格でいきなり大活躍。 3回には 1号 2ランを放った
9回表降雨コールドゲームで、苦楽をともにした能見との試合後のお立ち台は幻となった。それでも、 4万人に近いファンはわかっていた。ヒーローは誰かを-。今季初昇格の狩野が 4打数 3安打 4打点。プロ14年目、背水で挑んだ31歳の神がかり的な活躍が、チームを再び、加速させた。
「いろいろありましたけど神様っているんだなと思いました。ファームでがんばっている若い選手たちに刺激になればと思います」
巨人戦に負け越し、自力Vが消滅して終了した夏のロード。 4週間ぶりに帰ってきた甲子園で、崖っぷちの苦労人がスタメン起用に気を吐いた。
劇弾は 2- 0の 3回二死 2塁だ。ヤクルトの赤川の初球をとらえた。打球は豪快にライナーで左翼席へ。2012年 8月31日の広島戦(甲子園)以来の 1号 2ラン。表情ひとつ代えず走る姿に、これまでの思いがにじむ。ベンチ前でチームメートとハイタッチし、ようやく笑顔がこぼれた。
右翼の守備につく際、虎党の大声援に応える狩野恵輔外野手
4回二死 2、 3塁では左前 2点打。 2回の初打席でも右前打を放っており、2009年の 6月 6日以来、1910日ぶりの猛打賞だ。突然巡ってきたチャンスだった。新井良太が腰痛でリタイアする事態がなければ 1軍昇格もヒーローになることもなかった。
この日午前、鳴尾浜球場を訪れ、平田 2軍監督や八木 2軍打撃コーチら 2軍スタッフにあいさつ。狩野は「全然大丈夫です。準備はできています」と自信たっぷりに話したという。「若手優先で 2軍の遠征にはいかなかったり、試合に出られなくても不平不満をいっさい言わず、鳴尾浜で黙々と練習をしていた。きょうは感動したよ」と同監督。
2回、上本のタイムリーで生還した狩野恵輔外野手
昨季は育成からはい上がったものの、捕手時代に患ったヘルニアを抱えたまま練習をしていた。今季は腰の状態も改善されたが、 1軍からお呼びはかからない。このままなら…という思いは狩野自身もあったはずだ。
和田監督は「本人も期するものがあったと思う。ここまでチャンスがない中で気持ちを切らずにやっていた。しっかりと準備していたんだろうと思う。それがなければ急に( 1軍に)上がって、こんな結果は出せない」と称えた。
「腰を気にせずプレーできるようになった。これからも結果を出していきたい」
13勝10敗。 2試合を残して 8月の勝ち越しを決めた。Gとは 2.5ゲーム差。残り28試合。野球人生をかけてグラウンドに立つ男が、宿敵追走へとチームを奮い立たせる。
3回、左越え 2点本塁打を放った狩野恵輔外野手
入団時から狩野をよく知る上田二朗氏は、まな弟子のハングリー精神をたたえた。
「腐らずに準備をしてきたからこその結果だと思う。常日頃から連絡を取り合っているが、これまで弱音なんか聞いたことがない。最近も『5人の子どものためにも頑張らないかんで』と伝えたら『このまま終わるわけにはいかないんで』と言っていた。千載一遇のチャンスをモノにした」
残念ながら、その活躍を直接目にすることはできなかったが「テレビで見ていたが、涙が出そう。本塁打のあとすぐに留守番電話に『よくやったな。おめでとう』と入れた」と大喜びだった。
4回裏、左中間へ適時打を放った鳥谷敬内野手
鳥谷敬内野手、マウロ・ゴメス内野手の連続適時打など 4回に 5得点の猛攻を見せた。
一死 1、 2塁から鳥谷が「能見さんから始まったチャンスでしたし、無駄にせず点に結びつけられてよかったです」と左中間へ適時打。先発赤川から阿部にスイッチしたが、 4番ゴメスが続いた。 1ボールから外角スライダーを左翼線へ運びさらに 1点。「僕の打席からリリーフした投手だったけど、しっかりとタイミングを合わせて、打てるボールを見逃さず打ち返せたよ」と振り返った。
マートンの犠飛で 6点目を入れ二死 2、 3塁。 3回に 2ランを打っている狩野に回った。「追い込まれていたカウントでしたが、阿部投手が阪神にいたときにはバッテリーを組んでいましたので、いろいろと考えながら打つことができました」と元相方から左翼線へ2点適時打を打った。一気にリードを広げた。
マウロ・ゴメス内野手は 4回に適時打。打点を90に伸ばした
マウロ・ゴメス内野手が90打点!打点王射程圏&助っ人記録の更新決定的!
打線爆発を見て、「 4番」が黙っているはずはなかった。大量得点に、ゴメスも一役買った。ビッグイニングを加速させる一打。「虎の打点王」が本物の打点王になる日が近づいてきた。
「好機だったし、強くボールをたたくことを意識していた。自分の打席からリリーフした投手だったけど、しっかりとタイミングを合わせて、打てる球を逃さずに打ち返せたよ」
4回に 5- 0と突き放して迎えた、なおも一死 1、 3塁。登板したばかりの阿部のスライダーを最初のスイングでとらえた。 3遊間を抜く適時打で 6点目を奪った。好機も継続させて、一挙 5点の猛攻を呼んだ。
4回、適時打を放ったマウロ・ゴメス内野手.jpg
これで稼いだ打点は「90」に到達した。リーグトップの広島・エルドレッドとの差は、ついに「1」。鯉の主砲は不振に陥っており、勢いの差は明らかだ。「打点王・ゴメス」の誕生は秒読み。同時に、虎の助っ人史の頂点にも迫る。来日 1年目での最多打点は、1976年にブリーデンが記録した「92」。こちらの更新も決定的だ。
前夜は巨人・沢村に完封負けで、自身も 2三振 3タコ。 1カ月ぶりに甲子園に戻ると、フリー打撃で徹底して右方向への打撃を意識した。調子が落ちたとき、修正を狙うときはいつもそう。悪いときは決まってボール球に手を出す。悪いクセがなくなれば、G砲は大丈夫だ。
最初の 2打席で四球を選べば、 6回にも中前打。本拠地で自身のスタイルを確認して、チームとともに景気よく再スタートを切った。
7回2失点の好投を見せた能見篤史投手
能見篤史投手が 7勝目を挙げた。右翼には頼りになる“元女房役”がいた。大量の援護点までくれた。奮えた心。受け取った思いをマウンドで返すだけだった。約 1カ月ぶりに帰ってきた甲子園。能見が仕切り直しの一戦で粘り勝ちだ。 7回を 2失点(自責 1)でしのぎ、 7勝目(11敗)を刻んだ。
毎回走者を背負いながらも、 3併殺を奪ってピンチを切り抜けた。 7回に 2点を失うも、味方の大量援護もあって白星を手にした。 7回 8安打 2失点(自責 1)。「(調子は)あまりよくはないよ。うまく緩急を使いながらね。(久々の甲子園は)やることは変わらないけど、やっぱりね」と振り返った。
能見篤史投手は 7回を 2失点に抑え、 4月18日のヤクルト戦に勝って以来の聖地での白星だ!
「(調子は)あまりよくなかったけど、うまく緩急をつかいながらね」
毎回の8安打を許し、苦しんだ。それでも、緩急自在の投球術がある。得意球のチェンジアップを効果的に使って、強力燕打線を翻弄。 3回、 5回、 6回には低めにボールを集め、 3併殺を奪った。「うまいこと 3つとれるのはなかなかないから」。要所を締めて、自身 4月18日の同カード以来の聖地星をつかんだ。
感慨深い 1勝でもあった。試合後、 2年ぶりの 1本塁打を含む 3安打 4打点の狩野の活躍を心底喜んでいた。
「狩野が打ってくれてよかったですし、うれしかった。あそこで打つのはたいしたもの。僕の中で特別なものがある」
7回に風船を飛ばす虎ファン。大量得点に聖地が沸いた
自由枠で入団も 1軍に定着できず、崖っぷち立たされたプロ 5年目の2009年。年明けに当時、捕手だった狩野と沖縄自主トレを敢行した。配球に打者心理をはじめ、野球談義を交わす日々…。そんな、濃密な時間が互いの考えを成熟させ、信頼関係を築き、結果に結びついた。その年、能見は狩野とのバッテリーで13勝を挙げ、ブレーク。エースへの道を駆け上がった。
あれから、 5年経っても 2人の絆は不変だ。左腕は 2軍調整中の背番号「99」を何度もメールで激励し、同じ晴れ舞台に立つ日を心待ちにしいていた。そう、 2年前に後輩が一発を放った日に先発していたように-。やはり、虎屈指の名コンビは健在だった。
復調ムードの大黒柱に中西投手コーチは巨人との最後の直接対決となる 3連戦(甲子園)、 9月11日の一戦を託すプランも明かした。
「内容うんぬんより、最後はエースにかけたいというのがある。まだ検討中だけどな」
高まる期待、それに応えたい能見の意地がある。あと28試合。輝く時間はまだ、残されている。
大雨の中リリーフカーを降りた呉昇桓投手だが中断でベンチへ直行
大勝ムードが一転、終盤は手に汗を握る展開に持ち込まれた。 8点リードで迎えた 8回から 3失点…。 9回表無死満塁の窮地を大雨が救ってくれたが、中継ぎ陣の炎上を和田監督も水に流すわけにはいかない。
「点差が点差だけに、すっといかないといけないゲームだった。 2人(加藤、榎田)ともちょっと間があってからの登板だったが、内容はよくなかった」
突然の大雨でベンチに駆け込む呉昇桓投手。再びマウンドに戻ることはなかった
腰痛離脱からの復帰登板となった加藤が 8回、 2本の単打と四球で満塁のピンチを招き、中村に 2点打を浴びた。さらに 9回は、渡辺が山田に遊撃内野安打、谷内に四球を与え、一死も取れずに降板。続く 4番手の榎田が、川端に右翼線への適時 2塁打を浴び、比屋根には四球。ここで突然の降雨により中断となったが、呉昇桓を投入する事態にまで。最後の締めに四苦八苦した。
リリーフ陣について、指揮官は「こんなゲームをひっくり返されたら、シーズンの流れに関わることになる」と怒気をにじませた。「もちろん、こんな展開で出したくはないが、呉昇桓しかないと」。苦汁の決断を下さざるをえなかった。
結局、守護神が 1球も投じることもなく、 7分間の中断の末にコールドゲームとなったが、和田監督の表情も「「しっくりこないというか、心から喜べるところまでいかない」と晴れない 1勝になってしまった。
ヤクルトの反撃にあっていた 9回表、突然の豪雨でコールドゲームに…
守護神呉昇桓投手が思わぬハプニングに見舞われた。
5点差に迫られた 9回無死 2、 3塁の場面で 4番手榎田が四球を与えた。無死満塁となり自らの出番を告げられると、リリーフカーに乗って内野付近まで移動した。ところが、降雨により移動中に球審から中断の指示がかかった。
呉昇桓はリリーフカーに乗りながら、ベンチに引き揚げる阪神ナインを見つめ苦笑い。リリーフカーを降りると、土砂降りの雨の中ベンチに走った。
試合はそのまま降雨コールドとなり、再びマウンドに上がることはなかった。試合後は苦笑いしながら日本語で「(こんな経験は)初めて。(準備は)完璧」と話し帰路についた。
【データBOX】
◎…阪神の降雨コールドゲームは2011年10月15日の広島戦(甲子園)以来で、このときは 7回で中止となり 0- 2で敗れた。ちなみに今季は 6月21日の広島-日本ハム戦(マツダ)で 6回表降雨コールドゲームとなり、広島が 8- 4で勝利している。
◎…阪神はヤクルトに勝ち、今季は甲子園で24勝19敗 1分け(主催試合は32勝21敗 1分け=京セラDは 7勝 2敗、倉敷 1勝)。残り28試合で甲子園は18試合。巨人は残り31試合で、東京Dは 8試合(ほかに主催 3試合は長野、上毛敷島、宇都宮で開催)、広島は30試合でマツダでは15試合。阪神の甲子園開催が多いのは例年同様、 8月は甲子園で高校野球が開催されたため。これも今後のペナント争いの行方を左右する?
久しぶりに能見で勝てた!というか、中継ぎ陣がダメだっただけに、呉昇桓投手の投球も見て見たかったですね。
拾った勝ち試合と言っても良いような試合だっただけに、次回が待たれますね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!。
2014年 公式戦勝敗表
日程と結果 8月
日程と結果 9月
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阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス「虎テレ」において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
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雨に救われた…能見 7勝! 9回途中降雨コールド勝ち!呉、リリーフカー登場も雨中止に苦笑い
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