11日阪神甲子園球場でクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ:阪神-広島第 1戦が行われ、阪神は 6回 1死走者なし、福留孝介外野手(37)のバックスクリーン直撃のソロで先制。阪神は先発した先発したランディ・メッセンジャー投手(33)が 8回 4安打無失点と好投し、チームを勝利に導いた。打っては 6回に福留が広島・前田健太投手(26)からバックスクリーンへバックスクリーン直撃のソロ先制弾で先制し、そのまま逃げ切った 9回は呉昇桓(オ・スンファン)投手(32)が締め、 1点リードを守り切った。広島・前田健太は 1発に泣いた。
上本博紀内野手(28)が、 2番で復活!猛打ショー!!
和田豊監督(52)が安堵(あんど)した。 6回に飛び出した福留の先制ソロを、メッセンジャー投手から呉昇桓投手へのリレーで守りきって先勝。
呉昇桓の母国でも大注目!雄姿を追うため、韓国メディアも甲子園に駆け阪神戦をインターネットでライブ中継!
勝った阪神は12日の第 2戦で勝つか、引き分けでも15日から始まる巨人とのCSファイナルステージ(東京ドーム)進出が決まる。
過去 4度の出場で通算 1勝 8敗、一度もファイナルステージ進出を果たせていない鬼門のCS。その大事な初戦を取った。
広島・前田健太は志願の中 4日先発で黒星を喫した。 5回まで毎回安打を浴びながらも、要所を締めて無失点。阪神メッセンジャーと緊迫した投げ合いを演じていたが、両チーム無得点の 6回に失投した。
第 1戦で、セのレギュラーシーズン 2位・阪神は、12日の第 2戦で勝つか引き分ければ、球団初のファイナルステージ進出が決まる。記事をまとめてみました。
<CSファーストステージ:阪神 1- 0広島>◇第 1戦◇11日◇甲子園
福留、王手弾!CSが開幕し、第 1戦で、セのレギュラーシーズン 2位・阪神は、 6回に福留孝介外野手が中越えソロを放ち、12日の第 2戦で勝つか引き分ければ、球団初のファイナルステージ進出が決まる。
阪神メッセンジャー、広島前田が先発。両チームの勝ち頭の対決となった。両者 3回まで 3安打無得点と、投手戦で始まった。
阪神は 6回 1死走者なし、福留のバックスクリーン直撃のソロで先制した。 0- 0と緊迫した投手戦の均衡を破った。
阪神メッセンジャーが 8回 4安打無失点の好投。 9回は呉昇桓が締め、 1点リードを守り切った。広島前田は 1発に泣いた。
6回裏、福留孝介外野手は中越え先制本塁打を放った
阪神は先発したメッセンジャー投手が 8回 4安打無失点と好投し、チームを勝利に導いた。打っては 6回に福留孝介外野手のソロで先制し、そのまま逃げ切った。勝った阪神は12日の第 2戦で勝つか、引き分けでも15日から始まる巨人とのCSファイナルステージ(東京ドーム)進出が決まる。
勝負を決めたのはベテラン福留の一振りだった。お互い無得点で迎えた 6回、一死走者なしで打席には福留。広島の先発・前田の投じた 5球目、低めの 150キロ直球をフルスイングすると、打球はバックスクリーンに飛び込むソロ。打球を確認した福留は天を指さし、先制弾を喜んだ。打たれたマエケンはマウンド上でがっくり両手をひざについた。
お立ち台に上った福留は「バッティングカウントだったので、思い切りいってやれと思った。打った瞬間(スタンドに)届くと思いましたね」と自信たっぷりに一打を振り返った。また「ランディー(メッセンジャー)が投げているときはよく打っている気がする。頼もしいし、ぼくとは相性がいいんでしょうね」。一緒にインタビューを受けた助っ人右腕の力投を労って、ファンの声援を一身に浴びた。
続投決定翌日の大事な 1戦を手中に収めた和田豊監督。一気に決めろ!
虎将、続投決定翌日ナイン鼓舞!
しびれるような展開を制し、和田監督は笑った。負の歴史に終止符を打つ歴史的 1勝。歓喜の裏側には、選手に奮起を促したエンジョイ精神と奇策があった。
「ゲーム前に選手たちには『ビッグゲームを楽しんでこい!!』と送り出したけど、私自身が変に緊張したような感じになった。ビッグゲームの緊張感の中でいいゲームして、明日決めたいと思います」と、巨人とのファイナルステージへ気合満々だった。
和田豊監督が安堵(あんど)した。 6回に飛び出した福留の先制ソロを、メッセンジャー投手から呉昇桓投手へのリレーで守りきって先勝。
観衆の声援に手を振って応える和田豊監督
6回に福留の一発が飛び出した際には、ベンチメンバー全員が前のめりになり、拳をあげて喜びを爆発させた。先発メッセはピンチをしのぐと、お叫びをあげながらガッツポーズ。確かに、緊迫の戦いをナインは楽しんでいた。
ミーティングで発した言葉について指揮官は「 8、 9月と踏ん張るようなゲームが多くて、重い中でやっていた感じがしていた。もう悲壮感はやめようやと。楽しんでこいと。そうじゃないとこういうゲームは勝ち抜けない」と説明した。
「私自身が変に緊張したけど…」
そう添えた将の表情は、ベンチ内での硬い顔つきとは一変していた。
広島相手に勝利し、ランディ・メッセンジャー投手を迎える和田豊監督
モチベーションの触発だけでなく、オーダーでは「持っている雰囲気やオーラ」に懸けて 1番に西岡を起用。約 3カ月ぶりにスタメン復帰した背番号「7」にヒットこそ出なかったが、短期決戦用に積極的に動いた。
岡田政権で 2度、真弓政権で 1度、そして昨年と、過去出場 4度で全て落としてきたCS初戦を取った。前日10日に来季続投が正式決定した和田監督は今、ノッている。
「初戦だけじゃなく、ここ何年かはなかなか勝てなかったんで、あした一気に決めたい」
2連勝で野村鯉に引導を渡す。そして、東京ドームへと乗り込む。
6回、本塁打を放った福留孝介外野手。投手は広島・前田健太
福留孝介外野手がバックスクリーン直撃の先制弾を放った。
0- 0で迎えた 6回。広島先発エース前田健太の 100球目、 150キロ直球をフルスイングしバックスクリーンへ決勝のソロ本塁打を運んだ。
今季8打数4安打、この試合も2打数2安打と相性抜群の“マエケンキラー”は「相性がいいとかそういうことは考えていない。いい投手だし、1打席であまい球が1球でもあれば、ラッキーだと思っている。手応えはよかったです。バッティングカウントだったし、思い切って打ちにいきました。とにかく、打ててよかったです」。行き詰まる試合の雰囲気を、一振りで破った。
前田との対戦成績はシーズン中も打率 5割と好相性だった。
3回、左前打を放った上本博紀内野手。復活の猛打賞だ
上本博紀内野手が、 2番で復活!猛打ショー!!
まるで別人だ。最も不安を抱えていた男が、誰よりもあっさり結果を出した。西岡に 1番を譲り、 2番に起用された上本が猛打賞。大一番で「不振」の 2文字を吹き飛ばした。
「特に何も。勝てたことがよかったです。すぐ明日があるので、一喜一憂せずに頑張ります」
1回に前田のスライダーを左前へ。決め球をさばくと、 3回に左前打。今度は低めの直球に反応した。エースを相手に、レギュラーシーズンのラスト 7試合を30打数 1安打で終えたとは思えない打撃だ。 7回には、一岡からも右中間 2塁打を放った。すべて追い込まれてから。完全に本来の姿を取り戻した。
7回、 2塁打を放った上本博紀内野手
144試合を終えてからも状態は上向かなかった。「技術不足です。どこを直していいか分からない」。どん底を認め、 7日のフェニックス・リーグ、DeNA戦(生目第二)も 5タコ。開き直るしかなく、宮崎から帰阪後に原点に返った。
「(修正法も)分からないから、とにかく振ろうと思った」
9日は打ち込み敢行を決めて甲子園に現れると、全体練習後に室内で 1時間。その姿を見て、和田監督も付き合った。直接指導を行った指揮官も「 1本内容のいいヒットが出れば上がってくる気がしていたし、早い段階で出てよかった」と、安心した。
何がよくなったのか。背番号「4」は「分からないです。(監督に)言われたことはもちろん、意識しながらですが。本当に、とにかく振ろうと思った」と首をかしげる。理由よりも大事なのは結果。誰よりもほっとしたのは本人だ。
6回裏、福留孝介外野手は中越え先制本塁打を放ち、先制をアピールする
虎党は弾道の行方を確信していた。中堅手・丸がジリジリ下がるにつれて、ボルテージは最高潮に達していった。頭上を越えた打球はバックスクリーンに着弾。福留が右拳を突き上げ、人さし指を立てた。
「打った瞬間に届くと思った。走者もいないし、思いきっていこうと。常に積極的にと思っている。自分の形でスイングして、打てる球なら、思いきっていくと」
0- 0で迎えた 6回一死走者なしだった。中 4日で先発した前田健を沈めた。 3ボールからファウルの後の 5球目、 150キロの低め直球をとらえ、中堅に豪快に放り込んだ。CSで球団初の第 1戦白星をもたらす一発で、2008年から続いていた連敗も「5」で止めた。短期決戦の弱さを見せつけられてきたファンは歴史的なCS甲子園初勝利を目撃し、大いに沸き上がった。
ヒーローインタビューを終えてパレードする福留孝介外野手
「昨年は広島(ファン)に押され気味だったけど、きょうはここ(甲子園)でやっているという気持ちよさがあったね」
セ・リーグでは第 1戦に勝利した場合のファーストステージ突破確率は何と85.7%! 絶対的優位に立ち、耳をつんざくような大歓声が心地よかった。 9月以降の成績を打率 0.370(73打数27安打)、 5本塁打、14打点とさらにアップさせた。頼れる虎のミスターオクトーバーだ。
昨年のCSは第 2戦で右ふくらはぎを痛めて途中交代し、終戦を迎えた。今年は自信があった。「昨年は昨年。今年は今年。体の状態も大きく違う」。 6日に宮崎入りし、 7日のフェニックス・リーグ、DeNA戦(生目第 2)に出場した。スタンドには鹿児島県肝属郡(きもつきぐん)から同じ大隅半島出身の大和の家族と車で 2時間かけてやってきた父・景文さん、母・郁代さんの姿があった。ネット越しにたわいもない会話を交わしたが、少年時代から見守ってきた父には予感めいたものがあったという。
福留孝介外野手(右)の一発に盛り上がる阪神ベンチ。援護をもらったメッセンジャー投手(中)は大喜び(左は荒木)
「話らしい話はしてないけど、だいぶ終盤調子が上がってきたし、やるんじゃないかと思ってました」と景文さん。阪神入り後はけがや不振が続いたが、ここぞの場面で打つ本来の姿を大舞台で披露。台風19号接近のため、応援を取り止め、自宅でテレビ観戦した父に届ける一発でもあった。
ヒーローは「昨年(広島に) 2つやられているので、明日勝って、 2つ返したい」と意気込んだ。大型台風の進路は気にしない。12日に一気に決める。突き刺さるようなヤジに屈しなかった背番号「8」は強い。不死鳥伝説はこれからだ。
ゲーム終了後、呉昇桓投手、藤井彰人捕手(左から)を出迎えるメッセンジャー。藤井には手荒い出迎え
聖地に黄色いフラッグがはためく。大歓声を浴びながら、メッセンジャーがお立ち台に上がった。打のヒーロー、福留と肩を並べ、満面の笑みを浮かべる。その表情には、広島打線をねじ伏せた達成感がにじみ出ていた。気迫あふれる力投で、CSファーストステージの初戦を白星に導いた。
「誇りに思うよ。最高の気分だ! 初戦の大事さは十分に分かっている。そこを任してくれたので正しいさい配だったよ(笑)。最高の気分だぜ!!」
2010年から猛虎に加わった右腕にとっては、CS初勝利。初めて味わう歓喜に、ヒーローインタビューで喜びを爆発させた。
先発したランディ・メッセンジャー投手が 1回は二死からロサリオ、エルドレッドの連打で 1、 2塁と得点圏に走者を背負うが、「自分のなかではピンチじゃない」と冷静に松山を 1ゴロに仕留めた。1-0の 8回には、 4安打無失点と好投し、チームを勝利に導いた。打っては 6回に福留孝介外野手のソロで先制し、そのまま逃げ切った。勝った阪神は12日の第 2戦で勝つか、引き分けでも15日から始まる巨人とのCSファイナルステージ(東京ドーム)進出が決まる。
先頭打者を四球で出した 8回も無失点に封じたメッセンジャー投手はこのガッツポーズ!
虎党の大声援が響く甲子園のマウンドで、メッセンジャーが熱投を見せた。 1回に二死から連打を許し 1、 2塁のピンチを迎えたが、続く松山をフォークで 1ゴロ。 2回にも先頭に安打を許したが、後続を3者連続三振。序盤のピンチを乗り切ると 3回以降は投球が安定し、 150キロを超える直球を軸に力で広島打線をねじ伏せた。 8回まで 3塁を踏ませず、 8回 4安打無失点。 105球の熱投でチームを勝利に導いた。
過去 4度の出場で通算 1勝 8敗、一度もファイナルステージ進出を果たせていない鬼門のCS。その大事な初戦を取った。お立ち台に上った頼れる助っ人は「最高の気分。大事な初戦を任せてもらった。その信頼に応えることができた」と満足した表情。甲子園の大歓声を浴びながら「アリガトウゴザイマス」とファンの声援に感謝を示した。
8回、ゆびを差すランディ・メッセンジャー投手
闘志を前面に押し出した投球で、 8回を 4安打 6奪三振無失点。 3塁を踏ませず、東京ドーム行きの切符獲得を、グッとたぐり寄せた。
汚名返上の快投だった。前日10日の全体練習。午前11時からの練習開始時刻を午後 1時と間違え、約 2時間も遅刻してしまった。大一番の直前にまさかの失態。だが「関係ないですね(笑)。きのうはきのう。きょうはきょうだよ」と気持ちを切り替え、マウンドに上がった。レギュラーシーズンも含めると、今年デーゲームでは 8戦 7勝無敗。朝には弱くても、昼になれば無敵だ。
何より、周囲の期待に応えたかった。志願していた初戦の先発を、シーズン終盤に首脳陣から託された。「最高。光栄だったよ。誇らしい」。大舞台の重圧を力に変え、鯉の前に立ちふさがった。
「シーズンとポストシーズンでは異なっている。別のシーズンという気持ちで臨んでいるよ。とにかく慎重に、自分をコントロールできた」
米国で暮らすまな娘たちにもいい報告ができる。「もちろん、連絡するさ」。次に伝えるのは、日本一達成の喜びだ。
【データBOX】
◎…メッセンジャーがCS初勝利。プレーオフ、CSで外国人投手が勝ち星を挙げたのは、2013年ファーストステージ第 2戦の広島・バリントンに次いで11人目(12度目)。ファーストステージでの勝利は2004年第 2戦の日本ハム・ミラバル、バリントンに次ぐ 3人目で、第 1戦は史上初。
9回、投げる呉昇桓投手
PS任せろ!阪神・呉昇桓、 9回KKK締めでCS初セーブ!!
高鳴る鼓動を抑えた。歓声に沸く聖地の中心に悠然と立った。これぞ、プレーオフ男。守護神・呉昇桓だ。CS 1戦目でポストシーズン初セーブ。息詰まる投手戦を 3連続Kで締めくくった。
「 1点差だったので、 1人 1人、 1球 1球が大事なゲームだった。結果がよかったし、気持ちよく投げられたよ」
出番は 1- 0の 9回。打順はクリーンアップで巡ってきた。だが、「石仏」は動じない。先頭のロサリオを 140キロのカットボールで空転させると、エルドレッドにはストレートの 3球勝負。明らかな高めのボール球でバットに空を切らせた。最後の松山も外角 150キロで空振り三振に斬り、虎に甲子園CS初白星をもたらした。
圧巻の 3者連続三振で 9回を締めくくった呉昇桓投手。プレーオフ男の面目躍如だ
これが、大舞台でこそ、燃える右腕の姿だ。サムスン時代は韓国シリーズで 2度のMVPを獲得。シリーズ通算セーブ数も「11」を重ね、韓国球界最多を誇る。昨年は驚異の 4イニング救援を果たすなど、投げる度にファンに衝撃を与えてきた。そんな生けるコリアン・レジェンドは言う。
「(プレーオフで)気持ちはちょっと違う部分もあるけど、違うと思ってマウンドに上がると崩れるケースがある。いつも通りと思っていた」
どんな状況下でも、感情を制御できる。鋼のハートが最大の強みだ。
同時に鋼の肉体も持ち合わせる。今季のラスト10試合で 9試合にリリーフする過酷なスケジュールを全うした。シーズン終盤はマッサージを日課に変えたが、蓄積疲労を心配された。しかし、トレーナーから聞こえてくるのは「肉体的には肩肘も張っていないし、全然疲れていない。本当にすごい」という驚嘆の声。鍛え上げられたボディーは、やわじゃなかった。
広島ライネル・ロサリオ外野手を 140キロのカットボールで空転させた呉昇桓投手
「向こうも準備してくる。自分もしっかり準備して臨みたい」
今季は広島戦で12試合に投げ、自責ゼロだったが、慢心はない。心身ともに充実しているセーブ王が短期決戦の秋でも、難攻不落の砦と化す。
呉昇桓の母国でも大注目!阪神戦をインターネットでライブ中継!
呉昇桓の雄姿を追うため、韓国メディアも甲子園に駆けつけた。MKスポーツのアン・ジュンチョル記者は「柳賢振選手のいるドジャース(米大リーグ)もプレーオフで負けていますし、阪神の戦い、呉昇桓選手の活躍は韓国でも注目されています」と関心の高さを示した。この日は当初の予定になかった韓国向けのインターネットでのライブ中継もされるなど、母国に守護神の快投が届けられた。
6回裏阪神一死、広島前田健太投手(左)は福留孝介外野手から中越えソロ本塁打を被弾
広島・前田健太投手は志願の中 4日先発で黒星を喫した。 5回まで毎回安打を浴びながらも、要所を締めて無失点。阪神メッセンジャーと緊迫した投げ合いを演じていたが、両チーム無得点の 6回に失投した。一死から 6番福留にカウント 3- 1とし、内角を狙った直球が真ん中低めに入った。バックスクリーンまで先制ソロを運ばれ、表情をこわばらせた。
シーズン最終戦の 6日巨人戦で 8回 118球を投げ、中 4日は厳しいとみられていた中でのCS開幕戦マウンド。野村監督によれば中 4日を志願したもようだが、 6回 7安打 1失点でチームは完封負け。「( !発は)もう、甘く入ってしまったので…。自分の投球で負けてしまった。勝たないと意味がない」と悔しさをにじませた。
やったね!阪神がこのまま行けば、日本シリーズへ行けるかも知れませんね。
そうなれば、虎ちゃんが長年抱いていた「阪神-日本ハム(現在:北海道日本ハム)」が実現するかも知れませんね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
CS日程と結果
FC会員先行販売プレーヤーズマスコットセット(FC特別特典付)販売中!!
2015年度会員も購入可能です!!
【プレーヤーズマスコット種類(全5種類)】
1.助っ人セット(マートン選手・ゴメス選手)
2.キャプテン&エースセット(鳥谷選手・能見選手)
3.若手バッテリーセット(藤浪選手・梅野選手)
4.新井兄弟セット(新井(兄)選手・新井(弟)選手)
5.マスコットセット(トラッキー・キー太)
阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス「虎テレ」において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス「パ・リーグTV」との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
メールアドレス:89@1242.com
番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
twitterハッシュタグは「#showup1242」
twitterアカウントは「@showup1242」
facebookページは「http://www.facebook.com/#!/am1242」
ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、関根潤三、若松勉、大矢明彦、田尾安志、達川光男、野村弘樹、宮本和知、
高津臣吾・初芝清・・・一流解説陣が連日登場!
18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス
スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円
をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!
にほんブログ村
上本博紀内野手(28)が、 2番で復活!猛打ショー!!
和田豊監督(52)が安堵(あんど)した。 6回に飛び出した福留の先制ソロを、メッセンジャー投手から呉昇桓投手へのリレーで守りきって先勝。
呉昇桓の母国でも大注目!雄姿を追うため、韓国メディアも甲子園に駆け阪神戦をインターネットでライブ中継!
勝った阪神は12日の第 2戦で勝つか、引き分けでも15日から始まる巨人とのCSファイナルステージ(東京ドーム)進出が決まる。
過去 4度の出場で通算 1勝 8敗、一度もファイナルステージ進出を果たせていない鬼門のCS。その大事な初戦を取った。
広島・前田健太は志願の中 4日先発で黒星を喫した。 5回まで毎回安打を浴びながらも、要所を締めて無失点。阪神メッセンジャーと緊迫した投げ合いを演じていたが、両チーム無得点の 6回に失投した。
第 1戦で、セのレギュラーシーズン 2位・阪神は、12日の第 2戦で勝つか引き分ければ、球団初のファイナルステージ進出が決まる。記事をまとめてみました。
<CSファーストステージ:阪神 1- 0広島>◇第 1戦◇11日◇甲子園
福留、王手弾!CSが開幕し、第 1戦で、セのレギュラーシーズン 2位・阪神は、 6回に福留孝介外野手が中越えソロを放ち、12日の第 2戦で勝つか引き分ければ、球団初のファイナルステージ進出が決まる。
阪神メッセンジャー、広島前田が先発。両チームの勝ち頭の対決となった。両者 3回まで 3安打無得点と、投手戦で始まった。
阪神は 6回 1死走者なし、福留のバックスクリーン直撃のソロで先制した。 0- 0と緊迫した投手戦の均衡を破った。
阪神メッセンジャーが 8回 4安打無失点の好投。 9回は呉昇桓が締め、 1点リードを守り切った。広島前田は 1発に泣いた。
6回裏、福留孝介外野手は中越え先制本塁打を放った
阪神は先発したメッセンジャー投手が 8回 4安打無失点と好投し、チームを勝利に導いた。打っては 6回に福留孝介外野手のソロで先制し、そのまま逃げ切った。勝った阪神は12日の第 2戦で勝つか、引き分けでも15日から始まる巨人とのCSファイナルステージ(東京ドーム)進出が決まる。
勝負を決めたのはベテラン福留の一振りだった。お互い無得点で迎えた 6回、一死走者なしで打席には福留。広島の先発・前田の投じた 5球目、低めの 150キロ直球をフルスイングすると、打球はバックスクリーンに飛び込むソロ。打球を確認した福留は天を指さし、先制弾を喜んだ。打たれたマエケンはマウンド上でがっくり両手をひざについた。
お立ち台に上った福留は「バッティングカウントだったので、思い切りいってやれと思った。打った瞬間(スタンドに)届くと思いましたね」と自信たっぷりに一打を振り返った。また「ランディー(メッセンジャー)が投げているときはよく打っている気がする。頼もしいし、ぼくとは相性がいいんでしょうね」。一緒にインタビューを受けた助っ人右腕の力投を労って、ファンの声援を一身に浴びた。
続投決定翌日の大事な 1戦を手中に収めた和田豊監督。一気に決めろ!
虎将、続投決定翌日ナイン鼓舞!
しびれるような展開を制し、和田監督は笑った。負の歴史に終止符を打つ歴史的 1勝。歓喜の裏側には、選手に奮起を促したエンジョイ精神と奇策があった。
「ゲーム前に選手たちには『ビッグゲームを楽しんでこい!!』と送り出したけど、私自身が変に緊張したような感じになった。ビッグゲームの緊張感の中でいいゲームして、明日決めたいと思います」と、巨人とのファイナルステージへ気合満々だった。
和田豊監督が安堵(あんど)した。 6回に飛び出した福留の先制ソロを、メッセンジャー投手から呉昇桓投手へのリレーで守りきって先勝。
観衆の声援に手を振って応える和田豊監督
6回に福留の一発が飛び出した際には、ベンチメンバー全員が前のめりになり、拳をあげて喜びを爆発させた。先発メッセはピンチをしのぐと、お叫びをあげながらガッツポーズ。確かに、緊迫の戦いをナインは楽しんでいた。
ミーティングで発した言葉について指揮官は「 8、 9月と踏ん張るようなゲームが多くて、重い中でやっていた感じがしていた。もう悲壮感はやめようやと。楽しんでこいと。そうじゃないとこういうゲームは勝ち抜けない」と説明した。
「私自身が変に緊張したけど…」
そう添えた将の表情は、ベンチ内での硬い顔つきとは一変していた。
広島相手に勝利し、ランディ・メッセンジャー投手を迎える和田豊監督
モチベーションの触発だけでなく、オーダーでは「持っている雰囲気やオーラ」に懸けて 1番に西岡を起用。約 3カ月ぶりにスタメン復帰した背番号「7」にヒットこそ出なかったが、短期決戦用に積極的に動いた。
岡田政権で 2度、真弓政権で 1度、そして昨年と、過去出場 4度で全て落としてきたCS初戦を取った。前日10日に来季続投が正式決定した和田監督は今、ノッている。
「初戦だけじゃなく、ここ何年かはなかなか勝てなかったんで、あした一気に決めたい」
2連勝で野村鯉に引導を渡す。そして、東京ドームへと乗り込む。
6回、本塁打を放った福留孝介外野手。投手は広島・前田健太
福留孝介外野手がバックスクリーン直撃の先制弾を放った。
0- 0で迎えた 6回。広島先発エース前田健太の 100球目、 150キロ直球をフルスイングしバックスクリーンへ決勝のソロ本塁打を運んだ。
今季8打数4安打、この試合も2打数2安打と相性抜群の“マエケンキラー”は「相性がいいとかそういうことは考えていない。いい投手だし、1打席であまい球が1球でもあれば、ラッキーだと思っている。手応えはよかったです。バッティングカウントだったし、思い切って打ちにいきました。とにかく、打ててよかったです」。行き詰まる試合の雰囲気を、一振りで破った。
前田との対戦成績はシーズン中も打率 5割と好相性だった。
3回、左前打を放った上本博紀内野手。復活の猛打賞だ
上本博紀内野手が、 2番で復活!猛打ショー!!
まるで別人だ。最も不安を抱えていた男が、誰よりもあっさり結果を出した。西岡に 1番を譲り、 2番に起用された上本が猛打賞。大一番で「不振」の 2文字を吹き飛ばした。
「特に何も。勝てたことがよかったです。すぐ明日があるので、一喜一憂せずに頑張ります」
1回に前田のスライダーを左前へ。決め球をさばくと、 3回に左前打。今度は低めの直球に反応した。エースを相手に、レギュラーシーズンのラスト 7試合を30打数 1安打で終えたとは思えない打撃だ。 7回には、一岡からも右中間 2塁打を放った。すべて追い込まれてから。完全に本来の姿を取り戻した。
7回、 2塁打を放った上本博紀内野手
144試合を終えてからも状態は上向かなかった。「技術不足です。どこを直していいか分からない」。どん底を認め、 7日のフェニックス・リーグ、DeNA戦(生目第二)も 5タコ。開き直るしかなく、宮崎から帰阪後に原点に返った。
「(修正法も)分からないから、とにかく振ろうと思った」
9日は打ち込み敢行を決めて甲子園に現れると、全体練習後に室内で 1時間。その姿を見て、和田監督も付き合った。直接指導を行った指揮官も「 1本内容のいいヒットが出れば上がってくる気がしていたし、早い段階で出てよかった」と、安心した。
何がよくなったのか。背番号「4」は「分からないです。(監督に)言われたことはもちろん、意識しながらですが。本当に、とにかく振ろうと思った」と首をかしげる。理由よりも大事なのは結果。誰よりもほっとしたのは本人だ。
6回裏、福留孝介外野手は中越え先制本塁打を放ち、先制をアピールする
虎党は弾道の行方を確信していた。中堅手・丸がジリジリ下がるにつれて、ボルテージは最高潮に達していった。頭上を越えた打球はバックスクリーンに着弾。福留が右拳を突き上げ、人さし指を立てた。
「打った瞬間に届くと思った。走者もいないし、思いきっていこうと。常に積極的にと思っている。自分の形でスイングして、打てる球なら、思いきっていくと」
0- 0で迎えた 6回一死走者なしだった。中 4日で先発した前田健を沈めた。 3ボールからファウルの後の 5球目、 150キロの低め直球をとらえ、中堅に豪快に放り込んだ。CSで球団初の第 1戦白星をもたらす一発で、2008年から続いていた連敗も「5」で止めた。短期決戦の弱さを見せつけられてきたファンは歴史的なCS甲子園初勝利を目撃し、大いに沸き上がった。
ヒーローインタビューを終えてパレードする福留孝介外野手
「昨年は広島(ファン)に押され気味だったけど、きょうはここ(甲子園)でやっているという気持ちよさがあったね」
セ・リーグでは第 1戦に勝利した場合のファーストステージ突破確率は何と85.7%! 絶対的優位に立ち、耳をつんざくような大歓声が心地よかった。 9月以降の成績を打率 0.370(73打数27安打)、 5本塁打、14打点とさらにアップさせた。頼れる虎のミスターオクトーバーだ。
昨年のCSは第 2戦で右ふくらはぎを痛めて途中交代し、終戦を迎えた。今年は自信があった。「昨年は昨年。今年は今年。体の状態も大きく違う」。 6日に宮崎入りし、 7日のフェニックス・リーグ、DeNA戦(生目第 2)に出場した。スタンドには鹿児島県肝属郡(きもつきぐん)から同じ大隅半島出身の大和の家族と車で 2時間かけてやってきた父・景文さん、母・郁代さんの姿があった。ネット越しにたわいもない会話を交わしたが、少年時代から見守ってきた父には予感めいたものがあったという。
福留孝介外野手(右)の一発に盛り上がる阪神ベンチ。援護をもらったメッセンジャー投手(中)は大喜び(左は荒木)
「話らしい話はしてないけど、だいぶ終盤調子が上がってきたし、やるんじゃないかと思ってました」と景文さん。阪神入り後はけがや不振が続いたが、ここぞの場面で打つ本来の姿を大舞台で披露。台風19号接近のため、応援を取り止め、自宅でテレビ観戦した父に届ける一発でもあった。
ヒーローは「昨年(広島に) 2つやられているので、明日勝って、 2つ返したい」と意気込んだ。大型台風の進路は気にしない。12日に一気に決める。突き刺さるようなヤジに屈しなかった背番号「8」は強い。不死鳥伝説はこれからだ。
ゲーム終了後、呉昇桓投手、藤井彰人捕手(左から)を出迎えるメッセンジャー。藤井には手荒い出迎え
聖地に黄色いフラッグがはためく。大歓声を浴びながら、メッセンジャーがお立ち台に上がった。打のヒーロー、福留と肩を並べ、満面の笑みを浮かべる。その表情には、広島打線をねじ伏せた達成感がにじみ出ていた。気迫あふれる力投で、CSファーストステージの初戦を白星に導いた。
「誇りに思うよ。最高の気分だ! 初戦の大事さは十分に分かっている。そこを任してくれたので正しいさい配だったよ(笑)。最高の気分だぜ!!」
2010年から猛虎に加わった右腕にとっては、CS初勝利。初めて味わう歓喜に、ヒーローインタビューで喜びを爆発させた。
先発したランディ・メッセンジャー投手が 1回は二死からロサリオ、エルドレッドの連打で 1、 2塁と得点圏に走者を背負うが、「自分のなかではピンチじゃない」と冷静に松山を 1ゴロに仕留めた。1-0の 8回には、 4安打無失点と好投し、チームを勝利に導いた。打っては 6回に福留孝介外野手のソロで先制し、そのまま逃げ切った。勝った阪神は12日の第 2戦で勝つか、引き分けでも15日から始まる巨人とのCSファイナルステージ(東京ドーム)進出が決まる。
先頭打者を四球で出した 8回も無失点に封じたメッセンジャー投手はこのガッツポーズ!
虎党の大声援が響く甲子園のマウンドで、メッセンジャーが熱投を見せた。 1回に二死から連打を許し 1、 2塁のピンチを迎えたが、続く松山をフォークで 1ゴロ。 2回にも先頭に安打を許したが、後続を3者連続三振。序盤のピンチを乗り切ると 3回以降は投球が安定し、 150キロを超える直球を軸に力で広島打線をねじ伏せた。 8回まで 3塁を踏ませず、 8回 4安打無失点。 105球の熱投でチームを勝利に導いた。
過去 4度の出場で通算 1勝 8敗、一度もファイナルステージ進出を果たせていない鬼門のCS。その大事な初戦を取った。お立ち台に上った頼れる助っ人は「最高の気分。大事な初戦を任せてもらった。その信頼に応えることができた」と満足した表情。甲子園の大歓声を浴びながら「アリガトウゴザイマス」とファンの声援に感謝を示した。
8回、ゆびを差すランディ・メッセンジャー投手
闘志を前面に押し出した投球で、 8回を 4安打 6奪三振無失点。 3塁を踏ませず、東京ドーム行きの切符獲得を、グッとたぐり寄せた。
汚名返上の快投だった。前日10日の全体練習。午前11時からの練習開始時刻を午後 1時と間違え、約 2時間も遅刻してしまった。大一番の直前にまさかの失態。だが「関係ないですね(笑)。きのうはきのう。きょうはきょうだよ」と気持ちを切り替え、マウンドに上がった。レギュラーシーズンも含めると、今年デーゲームでは 8戦 7勝無敗。朝には弱くても、昼になれば無敵だ。
何より、周囲の期待に応えたかった。志願していた初戦の先発を、シーズン終盤に首脳陣から託された。「最高。光栄だったよ。誇らしい」。大舞台の重圧を力に変え、鯉の前に立ちふさがった。
「シーズンとポストシーズンでは異なっている。別のシーズンという気持ちで臨んでいるよ。とにかく慎重に、自分をコントロールできた」
米国で暮らすまな娘たちにもいい報告ができる。「もちろん、連絡するさ」。次に伝えるのは、日本一達成の喜びだ。
【データBOX】
◎…メッセンジャーがCS初勝利。プレーオフ、CSで外国人投手が勝ち星を挙げたのは、2013年ファーストステージ第 2戦の広島・バリントンに次いで11人目(12度目)。ファーストステージでの勝利は2004年第 2戦の日本ハム・ミラバル、バリントンに次ぐ 3人目で、第 1戦は史上初。
9回、投げる呉昇桓投手
PS任せろ!阪神・呉昇桓、 9回KKK締めでCS初セーブ!!
高鳴る鼓動を抑えた。歓声に沸く聖地の中心に悠然と立った。これぞ、プレーオフ男。守護神・呉昇桓だ。CS 1戦目でポストシーズン初セーブ。息詰まる投手戦を 3連続Kで締めくくった。
「 1点差だったので、 1人 1人、 1球 1球が大事なゲームだった。結果がよかったし、気持ちよく投げられたよ」
出番は 1- 0の 9回。打順はクリーンアップで巡ってきた。だが、「石仏」は動じない。先頭のロサリオを 140キロのカットボールで空転させると、エルドレッドにはストレートの 3球勝負。明らかな高めのボール球でバットに空を切らせた。最後の松山も外角 150キロで空振り三振に斬り、虎に甲子園CS初白星をもたらした。
圧巻の 3者連続三振で 9回を締めくくった呉昇桓投手。プレーオフ男の面目躍如だ
これが、大舞台でこそ、燃える右腕の姿だ。サムスン時代は韓国シリーズで 2度のMVPを獲得。シリーズ通算セーブ数も「11」を重ね、韓国球界最多を誇る。昨年は驚異の 4イニング救援を果たすなど、投げる度にファンに衝撃を与えてきた。そんな生けるコリアン・レジェンドは言う。
「(プレーオフで)気持ちはちょっと違う部分もあるけど、違うと思ってマウンドに上がると崩れるケースがある。いつも通りと思っていた」
どんな状況下でも、感情を制御できる。鋼のハートが最大の強みだ。
同時に鋼の肉体も持ち合わせる。今季のラスト10試合で 9試合にリリーフする過酷なスケジュールを全うした。シーズン終盤はマッサージを日課に変えたが、蓄積疲労を心配された。しかし、トレーナーから聞こえてくるのは「肉体的には肩肘も張っていないし、全然疲れていない。本当にすごい」という驚嘆の声。鍛え上げられたボディーは、やわじゃなかった。
広島ライネル・ロサリオ外野手を 140キロのカットボールで空転させた呉昇桓投手
「向こうも準備してくる。自分もしっかり準備して臨みたい」
今季は広島戦で12試合に投げ、自責ゼロだったが、慢心はない。心身ともに充実しているセーブ王が短期決戦の秋でも、難攻不落の砦と化す。
呉昇桓の母国でも大注目!阪神戦をインターネットでライブ中継!
呉昇桓の雄姿を追うため、韓国メディアも甲子園に駆けつけた。MKスポーツのアン・ジュンチョル記者は「柳賢振選手のいるドジャース(米大リーグ)もプレーオフで負けていますし、阪神の戦い、呉昇桓選手の活躍は韓国でも注目されています」と関心の高さを示した。この日は当初の予定になかった韓国向けのインターネットでのライブ中継もされるなど、母国に守護神の快投が届けられた。
6回裏阪神一死、広島前田健太投手(左)は福留孝介外野手から中越えソロ本塁打を被弾
広島・前田健太投手は志願の中 4日先発で黒星を喫した。 5回まで毎回安打を浴びながらも、要所を締めて無失点。阪神メッセンジャーと緊迫した投げ合いを演じていたが、両チーム無得点の 6回に失投した。一死から 6番福留にカウント 3- 1とし、内角を狙った直球が真ん中低めに入った。バックスクリーンまで先制ソロを運ばれ、表情をこわばらせた。
シーズン最終戦の 6日巨人戦で 8回 118球を投げ、中 4日は厳しいとみられていた中でのCS開幕戦マウンド。野村監督によれば中 4日を志願したもようだが、 6回 7安打 1失点でチームは完封負け。「( !発は)もう、甘く入ってしまったので…。自分の投球で負けてしまった。勝たないと意味がない」と悔しさをにじませた。
やったね!阪神がこのまま行けば、日本シリーズへ行けるかも知れませんね。
そうなれば、虎ちゃんが長年抱いていた「阪神-日本ハム(現在:北海道日本ハム)」が実現するかも知れませんね。
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2014年 公式戦勝敗表
CS日程と結果
FC会員先行販売プレーヤーズマスコットセット(FC特別特典付)販売中!!
2015年度会員も購入可能です!!
【プレーヤーズマスコット種類(全5種類)】
1.助っ人セット(マートン選手・ゴメス選手)
2.キャプテン&エースセット(鳥谷選手・能見選手)
3.若手バッテリーセット(藤浪選手・梅野選手)
4.新井兄弟セット(新井(兄)選手・新井(弟)選手)
5.マスコットセット(トラッキー・キー太)
阪神戦を見るなら「虎テレ TORATELE」だ!交流戦全24試合放送します!
阪神タイガース主催試合をスマートフォンでご覧いただける公式動画配信サービスです。
阪神タイガースでは、球団公式動画配信サービス「虎テレ」において、従来からの阪神タイガース主催全試合に加えて、2013年度の日本生命セ・パ交流戦での阪神ビジター試合(全12試合)を配信することを決定いたしました。
この取組みは、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営する、インターネットライブ動画配信サービス「パ・リーグTV」との協力で実現したもので、スマートフォンでの有料インターネットライブ配信の他、PC・タブレット・スマートフォンでの試合後のイニングVOD配信も行います。
プレイボール(※)からヒーローインタビューまで見ることができる「ライブ中継」や、見たいシーンを検索することができる「シーン検索」、ファンのみなさんの感情が反映される「熱狂メーター!!」など、様々なコンテンツを搭載した新感覚の動画配信サービスです。
※実際の試合から5分程度遅れての放送となります。
決済方法は、クレジットカードのほか、各キャリア決済にも対応。テレビ中継をなかなか見ることができない方、中継を何度も見直して勝利試合の余韻に浸りたい方、野球技術の勉強をしたい方、ヒイキの選手の笑顔をたくさん見たい方、タイガースファン必見です!!
球団公式動画配信サービス「虎テレ」に会員登録してください。
視聴価格:月額会員 630円、 1試合視聴 210円
虎テレは、Andoroid2.3.4以降、iOS5以降に対応しております。バージョンが上記未満の方はバージョンアップを実施してください。
※らくらくスマートフォンには対応しておりません。
※ニッポン放送「ショウアップナイター」はここだ!
メールアドレス:89@1242.com
番組ホームページはこちら、http://www.1242.com/baseball/
twitterハッシュタグは「#showup1242」
twitterアカウントは「@showup1242」
facebookページは「http://www.facebook.com/#!/am1242」
ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
まるでスタジアムにいるかのような興奮と感動をお届けします!!
江本孟紀、関根潤三、若松勉、大矢明彦、田尾安志、達川光男、野村弘樹、宮本和知、
高津臣吾・初芝清・・・一流解説陣が連日登場!
18時少し前と19時,20時の時報の後にクイズが有ります。
『プレゼントもクライマックス!毎試合 現金5万円が当たる クイズ・トリプルチャンス
スペシャル!』 1問目は現金 1万円、 2問目も現金 1万円、 3問目は現金 3万円、合計 5万円
をプレゼントいたします!ぜひ、ご参加ください!
にほんブログ村