阪神 2年目の北條史也内野手(20)が24日、巨人坂本勇人内野手(25)との対面を心待ちにした。甲子園での健康診断参加後、鳴尾浜で自主トレ。
秋山拓巳投手(23)が23日、兵庫・西宮市の鳴尾浜で自主練習を行った。年内のテーマは有酸素運動。
阪神のドラフト 4位、ホンダ鈴鹿・守屋功輝投手(20＝倉敷工業高校)が24日、三重・鈴鹿市の同社で仮契約を結んだ。契約金5000万円、年俸 840万円でサインした。(金額は推定)
阪神が来春の１軍沖縄・宜野座キャンプに臨時コーチとして招聘(しょうへい)するＯＢ江夏豊氏(66＝野球評論家)が、 2月 1日から指導することが23日、内定した。昨年安芸キャンプ始動だった掛布雅之ＧＭ付育成＆打撃コーディネーター(ＤＣ＝59)同日から宜野座で指導する方向で調整中。キャンプ初日にレジェンドがタッグを組むことになりそうだ。
梅ちゃんが早くも正捕手取りの自覚だ。梅野隆太郎捕手(23)が後輩選手との｢梅野会｣開催プランを語った。
ＭＶＰの誓い！虎・藤浪晋太郎投手(20)、来季こそリーグＶ＆日本一や！！｢ミキハウス・サンスポＭＶＰ表彰＆ファン交歓会｣が24日、リーガロイヤルホテル大阪(大阪市・北区)で行われ、藤浪がＭＶＰ大賞(賞金 100万円)に輝いた。
呉昇桓投手(32)が球団に何ともユニークなお願いだ。 2年連続セーブ王に向け｢珍要求｣をしていることが23日、分かった。球団関係者が｢呉昇桓の方から来年はキッチン付きのホテルに住みたいと要望が出ている｣と明かした。記事をまとめてみました。
![健康診断に向かう北條史也内野手ら]()
健康診断に向かう北條史也内野手ら
阪神 2年目の北條史也内野手が24日、巨人坂本勇人内野手との対面を心待ちにした。甲子園での健康診断参加後、鳴尾浜で自主トレ。
今オフに｢お会いしそうな感じはあります｣と、光星学院高校(現八戸学院光星高校、青森)出身で地元が同じ関西の 6学年先輩に弟子入りする意気込みを明かした。
｢実績のある方。バッティングのこととか全部聞きたい｣と目を輝かせていた。
![鳴尾浜の外野でストレッチする秋山拓巳投手]()
鳴尾浜の外野でストレッチする秋山拓巳投手
秋山拓巳投手が23日、兵庫・西宮市の鳴尾浜で自主練習を行った。年内のテーマは有酸素運動。
｢12月は中距離をしっかり走ろうと思います。ウエートトレーニングと中距離で足腰を鍛える。長距離走は気分転換です｣とプランを語った。この日も鳴尾浜を飛び出し、トレーニングウエア姿でランニング。コースは日によって変えるというが、甲子園球場をタッチして戻るのが定番だという。スムーズに走ると片道は 4キロ弱。甲子園での勝ち星は、ルーキーイヤーの2010年 9月20日巨人戦から遠ざかる。｢甲子園ラン｣で、来季の巻き返しへ土台を作る。
![会見で記者の質問に答える守屋功輝投手]()
仮契約を終え、会見で記者の質問に答える守屋功輝投手
阪神のドラフト 4位、ホンダ鈴鹿・守屋功輝投手が24日、三重・鈴鹿市の同社で仮契約を結んだ。契約金5000万円、年俸 840万円でサインした。
佐野統括スカウトら球団側からは｢バッターに向かっていくようなピッチングをしてください｣と激励を受けた。
25日に21歳の誕生日を迎える守屋は｢ 1軍に常にいられるようなピッチャーになりたい。(米大リーグカブスの)藤川球児さんみたいにストレートと分かっていても空振りを取れる、そういうストレートを磨きたい｣と意気込んだ。
ＭＶＰの誓い！虎・藤浪晋太郎投手、来季こそリーグＶ＆日本一や！！
｢ミキハウス・サンスポＭＶＰ表彰＆ファン交歓会｣が24日、リーガロイヤルホテル大阪(大阪市・北区)で行われ、藤浪がＭＶＰ大賞(賞金 100万円)に輝いた。 2年連続受賞となった20歳は３連覇に意欲。軽快なトークで読者との交流会を盛り上げ、来季のリーグ優勝＆日本一を約束した。
長身を引き立てるスーツに、ファッションのポイントはおしゃれなダテ眼鏡だ。男らしさを増した青年が、サンスポＭＶＰ大賞に帰ってきた。 2年連続の受賞。約 200人の読者の前で、藤浪は誓った。リーグ優勝＆日本一に輝いて、再びこの場所へ。 1年後に、最高の喜びを共有することを約束した。
｢今年は悔しい思いをした分、来年はしっかりチームとして優勝を目指します。個人としても 3年目ですし、独り立ち、一本立ちできるようにチームの柱として、一生懸命 1年間頑張っていきたいと思います｣
![大勢のファンと撮影に臨んだ藤浪晋太郎投手]()
大勢のファンと撮影に臨んだ虎・藤浪晋太郎投手。前列左端のミキハウス・木村社長から新プランも飛び出した
昨季の10勝を上回る11勝 8敗で、 2年連続の 2桁勝利も達成した。クライマックスシリーズ(ＣＳ)での好投も認められ、文句なしの受賞。 100万円を受け取って笑顔を見せたものの、やはり悔しさがよみがえった。
｢最後は一番悔しい思いをしました。つかみかけて、一番最後に日本一を逃してしまって｣
来季こそ－。宣誓に迷いはなかった。逃した歓喜をつかむためには自身の活躍も不可欠。エースを目指す立場として自覚も示した。｢独り立ち｣｢一本立ち｣｢チームの柱として｣。頼もしい言葉を並べ、若手の先頭に立つことも誓った。
｢若い力はチームを動かすものがあると思うので。自分も他の人に負けないように頑張りたい｣
1時間に渡るファンとの交流は、和やかな雰囲気で進行した。洋服や覚え立てのお酒。少し照れる恋愛トークにも、笑顔やジョークを交えて絶妙に応じた。司会のフリーアナウンサー・梅田淳氏(53)から｢トークの腕も上がっています｣と、度々の太鼓判。昨年の授賞式よりも、一回り大人になっていた。
｢受け答えをそんなに変えたつもりはないですけどね。ちょっとだけ柔らかくなったかな。今までは文章を読んでるだけという感じでしたけど。トークもファンサービスだと思うので｣
これだけ格好いい姿を見せられては、後援のミキハウスも負けられなかった。木村皓一社長(69)からは突然の大発表。｢来年はリーグ優勝すると賞金 100万円が 500万円。で、(日本シリーズも)全部勝つと、総額1000万円ということで｣。盛り上がる会場で、“ 3連覇”を狙う20歳がさっそく名乗りを上げてくれた。
｢もちろん、こういう賞をいただける活躍をしたいです。お金どうこうではなくて。来年は万歳三唱ができるように、しっかり頑張りたいと思います｣
優勝したあかつきには、読者との万歳三唱で祝うことが決まってお開き。Ｖの主役として、藤浪が夢の賞を受け取ることをサンスポ読者も願っている。
阪神が来春の１軍沖縄・宜野座キャンプに臨時コーチとして招聘(しょうへい)するＯＢ江夏豊氏が、 2月 1日から指導することが23日、内定した。本来 2軍が仕事場で、昨年安芸キャンプ始動だった掛布雅之ＧＭ付育成＆打撃コーディネーターも同日から宜野座で指導する方向で調整中。｢球団創設８０周年｣Ｖを飾るべく、キャンプ初日にレジェンドがタッグを組むことになりそうだ。
23日夜には宿舎で講演するプランも浮上。来季 3年目の藤浪らに通算 206勝 193セーブを挙げた虎のレジェンド魂が注入される。
キャンプ初日の宜野座球場のブルペン。バシッ、バシッというミットの音とともに江夏氏の低音の声が響き渡る。来年 2月 1日の宜野座村野球場。あの江夏氏がついに、虎の指導者として帰ってくる。1976年 1月の退団から実に39年ぶり。臨時コーチとしての初日が、キャンプインに決まった。
キャンプインと同時にタテジマのユニホームに40年ぶりに袖を通す。キャンプ途中からの参加となれば、各投手の調整具合などを把握するのに時間がかかる可能性もある。チームのスタートとなる 2.1から合流すれば、本腰を入れての指導が可能になるわけだ。中村ＧＭは指導期間について｢最初から 2クール( 7日くらい)まで予定しています。(日程を)調整しているところ｣と説明した。
![1975年、登板する江夏豊氏と掛布雅之ＤＣ]()
1975年、登板する江夏豊氏(右)と掛布雅之ＤＣ
節目の 1日に沖縄で虎戦士の動きに熱視線を送るのは、江夏氏だけではない。 2軍が仕事場の掛布ＤＣも、同日から 1軍指導することが濃厚になった。中村ＧＭは｢本来は安芸( 2軍)スタートの方がいいんだけど調整しています。最初の 2日くらいは来れるように｣。江夏氏＆掛布ＤＣのレジェンドタッグが、初日によみがえることが濃厚になった。
両雄が阪神でチームメートだったのは1974、1975年の 2年間だ。当時の江夏氏は今なお日本記録の年間 401奪三振や、 2度の最多勝など不動のエースに君臨。かたや1973年ドラフト 6位で入団した掛布氏は 2年目の1975年に定位置を奪い、主砲へのシンデレラストーリーを歩み始めた時代だった。当時は 7歳上の主力と新鋭の関係だが、共通の志は打倒巨人。王者に牙をむいて向かっていった姿は、今も猛虎の象徴になっている。
江夏氏の阪神退団後、 2人の双曲線が交わることはなかった。だが、来季は｢球団創設８０周年｣の節目。川藤ＯＢ会長ら歴代ＯＢも一丸となって全面支援を約束し、今回39年ぶりの“タッグ再結成”が実現しそうだ。キャンプインは｢野球選手の正月｣とも言われるが、両雄が並び立てば｢８０周年｣の船出にうってつけ。その姿は、巨人の 4連覇を阻止するシンボルにもなる。
阪神歴代最強左腕の江夏氏には、強固な投手王国づくりが期待される。左腕育成は急務で、岩貞や岩崎、ドラフト 1位横山ら若手への熱血指導に注目が集まる。また、阪神最多 349本塁打を誇る掛布氏には、キャンプ 1軍発進が濃厚な陽川、中谷ら若手大砲の育成が期待される。もちろん現主力も両雄から超一流の極意を学び、進化の肥やしにできる。江夏氏が投手陣をたくましくし、掛布ＤＣが野手陣を鍛え上げる。レジェンド集結で、10年ぶりのリーグ優勝をアシストする。
![江夏豊氏の年度別登板成績]()
江夏豊氏の年度別登板成績
ローテの柱、能見、岩田、これから虎の屋台骨を背負っていく藤浪には江夏氏が紡いできたエースとしての心構えを伝授。また伸び悩む榎田、岩貞、岩崎らの左腕には生命線とした外角低めのコントロールの大切さを教え込む。キャンプインと同時にブルペンは江夏色に染まる。
現場サイドは大歓迎。平田ヘッドコーチは｢やっぱり伝説の方だからね。若手投手はアドバイスを受けるだけでも勉強になると思う。江夏さんの話を聞いて参考にしてほしい｣と話した。
さらに球団首脳は温めていたプランを披露した。江夏氏の講演会だ。
｢グラウンドだけでなく、(宿舎でも)選手に直接話をしてもらえないかと思っている。本人に承諾していただけたら｣
江夏氏は1967年、阪神に入団し、翌1968年にシーズン 401奪三振のプロ野球記録を樹立したが、その後、南海、広島、日本ハム、西武と渡り歩いて1984年に引退。先発、抑えで、ともに頂点を極めて通算 206勝( 158敗)、 193セーブを挙げた。1979年の近鉄との日本シリーズ第 7戦、 9回無死満塁をくぐり抜けた｢江夏の２１球｣など、数々の修羅場を経験してきた。
波瀾万丈の現役時代の話を直接聞くだけでも藤浪らの今後の野球人生にとっても大きなプラスになるのは間違いない。
すでに、江夏氏は｢タイガースを強くするためにお手伝いすることだけだ｣と受諾。29日に大阪市内で行われる阪神ＯＢ会の総会で、南球団社長、中村ＧＭらと春季キャンプに向けての細かな打ち合わせを行う予定だ。
2015年シーズンは、｢球団創設８０周年｣という節目の年となる。10年ぶりのＶへ、“伝説の左腕”が 2.1から目を光らせる。
◆1974年＝(４)位(57勝64敗 9分け、 4割 7分 1厘)前半戦は首位を走り、 6月26日には 2位に 5.5差をつけた。ところが 8月の長期ロード後半に 6連敗を喫し、 3位に転落。最後は優勝の中日に｢１４ゲーム差｣をつけられ、Ｂクラスに沈んだ。江夏は12勝14敗と負け越し。掛布は高卒新人ながら83試合に出場、 3本塁打。
◆1975年＝(３)位(68勝55敗 7分け、 5割 5分 3厘)前半戦を首位で折り返したものの、前年に続き後半に失速。広島、中日との三つどもえの優勝争いから後退した。江夏は 2年連続で12勝に終わり、オフには南海へ移籍。一方の掛布は 106試合に出場し初の 2桁本塁打(11本)と、飛躍への足場を固めた。
![ウエートトレーニングを終えた梅野隆太郎捕手]()
ウエートトレーニングを終えた梅野隆太郎捕手
梅ちゃんが早くも正捕手取りの自覚だ。梅野隆太郎捕手が後輩選手との｢梅野会｣開催プランを語った。全試合スタメンマスクに向けて、多くの選手との意思疎通は不可欠。｢いろんな人と話をする機会を増やしたい｣と考えたのが、後輩を連れての食事会だ。
今季は寮生活だったものの、ナイター中心の 1軍と 2軍では生活のリズムが異なった。｢いろんな投手とキャンプで(理解が)深まった。食事したりする機会を作れればいいと思います｣。主将を務めた福岡大時代から、後輩選手への面倒見の良さが評判だった。育成枠から支配下登録された島本らと、高知・安芸キャンプでは積極的に交流。この流れをオフの空き時間にも生かす。
23日は筋力トレーニングなど自主練習に励んだ。｢これで終わりではなくスタートなので｣。トレーニングウエア姿の梅野は、早くも来年を見つめた。
呉昇桓投手が球団に何ともユニークなお願いだ。 2年連続セーブ王に向け｢珍要求｣をしていることが23日、分かった。球団関係者が｢呉昇桓の方から来年はキッチン付きのホテルに住みたいと要望が出ている｣と明かした。来日 1年目の今季は大阪市内のマンションで生活。日本での暮らしに慣れ、さらに住環境を整えたい考えだ。
球団関係者は｢掃除のこともあるし、自炊もするからね｣と説明を続ける。呉昇桓は韓国人マネジャーから食事など生活のサポートを受けているが、 1人で過ごすときの掃除など、遠征も多いこともあり、煩雑な面もあった。そこで球団にお願いしたのがキッチンが部屋に併設されたホテルへの引っ越しだ。米国など欧米ではレジデンス型のホテルが普及しているが、日本では、そう多くない。球団側も11月上旬から、要望に合うホテル探しに入る。
![ホテル住まいを希望する呉昇桓投手]()
ホテル住まいを希望する呉昇桓投手
呉昇桓自ら、キッチンに立つこともあるという。韓国サムスン時代は自炊し、得意料理はチャーハンだ。サポートが行き届いたホテルの台所で腕を振るう。マウンドで全力を出し切る分だけオフタイムのリラックスは重要になる。もちろんマウンドで全力を出し切るためのリクエストだろう。
来日 1年目の今年は39セーブを挙げ、防御率1.76と大車輪の働きだった。将来的なメジャー志向を持つが、 2年契約最終年の来季も阪神で全力を尽くす。11月中旬には韓国メディアに｢日本で『０点台の防御率』もしてみたい。 2年連続で救援王のタイトルに挑戦する｣と話す。優勝に導くため、台所で食材を、マウンドで敵を鮮やかに料理する。
既に来季に向かってスタートしている。来季こそ｢二文字｣をゲットして欲しいですね。
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
![2014年 公式戦勝敗表]()
2014年 公式戦勝敗表
![CS日程と結果]()
ＣＳ日程と結果
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侍ジャパン日米野球 試合日程
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侍ジャパン日米野球 日本代表メンバー
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※阪神戦を見るなら｢虎テレ TORATELE｣だ！交流戦全24試合放送します！
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秋山拓巳投手(23)が23日、兵庫・西宮市の鳴尾浜で自主練習を行った。年内のテーマは有酸素運動。
阪神のドラフト 4位、ホンダ鈴鹿・守屋功輝投手(20＝倉敷工業高校)が24日、三重・鈴鹿市の同社で仮契約を結んだ。契約金5000万円、年俸 840万円でサインした。(金額は推定)
阪神が来春の１軍沖縄・宜野座キャンプに臨時コーチとして招聘(しょうへい)するＯＢ江夏豊氏(66＝野球評論家)が、 2月 1日から指導することが23日、内定した。昨年安芸キャンプ始動だった掛布雅之ＧＭ付育成＆打撃コーディネーター(ＤＣ＝59)同日から宜野座で指導する方向で調整中。キャンプ初日にレジェンドがタッグを組むことになりそうだ。
梅ちゃんが早くも正捕手取りの自覚だ。梅野隆太郎捕手(23)が後輩選手との｢梅野会｣開催プランを語った。
ＭＶＰの誓い！虎・藤浪晋太郎投手(20)、来季こそリーグＶ＆日本一や！！｢ミキハウス・サンスポＭＶＰ表彰＆ファン交歓会｣が24日、リーガロイヤルホテル大阪(大阪市・北区)で行われ、藤浪がＭＶＰ大賞(賞金 100万円)に輝いた。
呉昇桓投手(32)が球団に何ともユニークなお願いだ。 2年連続セーブ王に向け｢珍要求｣をしていることが23日、分かった。球団関係者が｢呉昇桓の方から来年はキッチン付きのホテルに住みたいと要望が出ている｣と明かした。記事をまとめてみました。
健康診断に向かう北條史也内野手ら
阪神 2年目の北條史也内野手が24日、巨人坂本勇人内野手との対面を心待ちにした。甲子園での健康診断参加後、鳴尾浜で自主トレ。
今オフに｢お会いしそうな感じはあります｣と、光星学院高校(現八戸学院光星高校、青森)出身で地元が同じ関西の 6学年先輩に弟子入りする意気込みを明かした。
｢実績のある方。バッティングのこととか全部聞きたい｣と目を輝かせていた。
鳴尾浜の外野でストレッチする秋山拓巳投手
秋山拓巳投手が23日、兵庫・西宮市の鳴尾浜で自主練習を行った。年内のテーマは有酸素運動。
｢12月は中距離をしっかり走ろうと思います。ウエートトレーニングと中距離で足腰を鍛える。長距離走は気分転換です｣とプランを語った。この日も鳴尾浜を飛び出し、トレーニングウエア姿でランニング。コースは日によって変えるというが、甲子園球場をタッチして戻るのが定番だという。スムーズに走ると片道は 4キロ弱。甲子園での勝ち星は、ルーキーイヤーの2010年 9月20日巨人戦から遠ざかる。｢甲子園ラン｣で、来季の巻き返しへ土台を作る。
仮契約を終え、会見で記者の質問に答える守屋功輝投手
阪神のドラフト 4位、ホンダ鈴鹿・守屋功輝投手が24日、三重・鈴鹿市の同社で仮契約を結んだ。契約金5000万円、年俸 840万円でサインした。
佐野統括スカウトら球団側からは｢バッターに向かっていくようなピッチングをしてください｣と激励を受けた。
25日に21歳の誕生日を迎える守屋は｢ 1軍に常にいられるようなピッチャーになりたい。(米大リーグカブスの)藤川球児さんみたいにストレートと分かっていても空振りを取れる、そういうストレートを磨きたい｣と意気込んだ。
ＭＶＰの誓い！虎・藤浪晋太郎投手、来季こそリーグＶ＆日本一や！！
｢ミキハウス・サンスポＭＶＰ表彰＆ファン交歓会｣が24日、リーガロイヤルホテル大阪(大阪市・北区)で行われ、藤浪がＭＶＰ大賞(賞金 100万円)に輝いた。 2年連続受賞となった20歳は３連覇に意欲。軽快なトークで読者との交流会を盛り上げ、来季のリーグ優勝＆日本一を約束した。
長身を引き立てるスーツに、ファッションのポイントはおしゃれなダテ眼鏡だ。男らしさを増した青年が、サンスポＭＶＰ大賞に帰ってきた。 2年連続の受賞。約 200人の読者の前で、藤浪は誓った。リーグ優勝＆日本一に輝いて、再びこの場所へ。 1年後に、最高の喜びを共有することを約束した。
｢今年は悔しい思いをした分、来年はしっかりチームとして優勝を目指します。個人としても 3年目ですし、独り立ち、一本立ちできるようにチームの柱として、一生懸命 1年間頑張っていきたいと思います｣
大勢のファンと撮影に臨んだ虎・藤浪晋太郎投手。前列左端のミキハウス・木村社長から新プランも飛び出した
昨季の10勝を上回る11勝 8敗で、 2年連続の 2桁勝利も達成した。クライマックスシリーズ(ＣＳ)での好投も認められ、文句なしの受賞。 100万円を受け取って笑顔を見せたものの、やはり悔しさがよみがえった。
｢最後は一番悔しい思いをしました。つかみかけて、一番最後に日本一を逃してしまって｣
来季こそ－。宣誓に迷いはなかった。逃した歓喜をつかむためには自身の活躍も不可欠。エースを目指す立場として自覚も示した。｢独り立ち｣｢一本立ち｣｢チームの柱として｣。頼もしい言葉を並べ、若手の先頭に立つことも誓った。
｢若い力はチームを動かすものがあると思うので。自分も他の人に負けないように頑張りたい｣
1時間に渡るファンとの交流は、和やかな雰囲気で進行した。洋服や覚え立てのお酒。少し照れる恋愛トークにも、笑顔やジョークを交えて絶妙に応じた。司会のフリーアナウンサー・梅田淳氏(53)から｢トークの腕も上がっています｣と、度々の太鼓判。昨年の授賞式よりも、一回り大人になっていた。
｢受け答えをそんなに変えたつもりはないですけどね。ちょっとだけ柔らかくなったかな。今までは文章を読んでるだけという感じでしたけど。トークもファンサービスだと思うので｣
これだけ格好いい姿を見せられては、後援のミキハウスも負けられなかった。木村皓一社長(69)からは突然の大発表。｢来年はリーグ優勝すると賞金 100万円が 500万円。で、(日本シリーズも)全部勝つと、総額1000万円ということで｣。盛り上がる会場で、“ 3連覇”を狙う20歳がさっそく名乗りを上げてくれた。
｢もちろん、こういう賞をいただける活躍をしたいです。お金どうこうではなくて。来年は万歳三唱ができるように、しっかり頑張りたいと思います｣
優勝したあかつきには、読者との万歳三唱で祝うことが決まってお開き。Ｖの主役として、藤浪が夢の賞を受け取ることをサンスポ読者も願っている。
阪神が来春の１軍沖縄・宜野座キャンプに臨時コーチとして招聘(しょうへい)するＯＢ江夏豊氏が、 2月 1日から指導することが23日、内定した。本来 2軍が仕事場で、昨年安芸キャンプ始動だった掛布雅之ＧＭ付育成＆打撃コーディネーターも同日から宜野座で指導する方向で調整中。｢球団創設８０周年｣Ｖを飾るべく、キャンプ初日にレジェンドがタッグを組むことになりそうだ。
23日夜には宿舎で講演するプランも浮上。来季 3年目の藤浪らに通算 206勝 193セーブを挙げた虎のレジェンド魂が注入される。
キャンプ初日の宜野座球場のブルペン。バシッ、バシッというミットの音とともに江夏氏の低音の声が響き渡る。来年 2月 1日の宜野座村野球場。あの江夏氏がついに、虎の指導者として帰ってくる。1976年 1月の退団から実に39年ぶり。臨時コーチとしての初日が、キャンプインに決まった。
キャンプインと同時にタテジマのユニホームに40年ぶりに袖を通す。キャンプ途中からの参加となれば、各投手の調整具合などを把握するのに時間がかかる可能性もある。チームのスタートとなる 2.1から合流すれば、本腰を入れての指導が可能になるわけだ。中村ＧＭは指導期間について｢最初から 2クール( 7日くらい)まで予定しています。(日程を)調整しているところ｣と説明した。
1975年、登板する江夏豊氏(右)と掛布雅之ＤＣ
節目の 1日に沖縄で虎戦士の動きに熱視線を送るのは、江夏氏だけではない。 2軍が仕事場の掛布ＤＣも、同日から 1軍指導することが濃厚になった。中村ＧＭは｢本来は安芸( 2軍)スタートの方がいいんだけど調整しています。最初の 2日くらいは来れるように｣。江夏氏＆掛布ＤＣのレジェンドタッグが、初日によみがえることが濃厚になった。
両雄が阪神でチームメートだったのは1974、1975年の 2年間だ。当時の江夏氏は今なお日本記録の年間 401奪三振や、 2度の最多勝など不動のエースに君臨。かたや1973年ドラフト 6位で入団した掛布氏は 2年目の1975年に定位置を奪い、主砲へのシンデレラストーリーを歩み始めた時代だった。当時は 7歳上の主力と新鋭の関係だが、共通の志は打倒巨人。王者に牙をむいて向かっていった姿は、今も猛虎の象徴になっている。
江夏氏の阪神退団後、 2人の双曲線が交わることはなかった。だが、来季は｢球団創設８０周年｣の節目。川藤ＯＢ会長ら歴代ＯＢも一丸となって全面支援を約束し、今回39年ぶりの“タッグ再結成”が実現しそうだ。キャンプインは｢野球選手の正月｣とも言われるが、両雄が並び立てば｢８０周年｣の船出にうってつけ。その姿は、巨人の 4連覇を阻止するシンボルにもなる。
阪神歴代最強左腕の江夏氏には、強固な投手王国づくりが期待される。左腕育成は急務で、岩貞や岩崎、ドラフト 1位横山ら若手への熱血指導に注目が集まる。また、阪神最多 349本塁打を誇る掛布氏には、キャンプ 1軍発進が濃厚な陽川、中谷ら若手大砲の育成が期待される。もちろん現主力も両雄から超一流の極意を学び、進化の肥やしにできる。江夏氏が投手陣をたくましくし、掛布ＤＣが野手陣を鍛え上げる。レジェンド集結で、10年ぶりのリーグ優勝をアシストする。
江夏豊氏の年度別登板成績
ローテの柱、能見、岩田、これから虎の屋台骨を背負っていく藤浪には江夏氏が紡いできたエースとしての心構えを伝授。また伸び悩む榎田、岩貞、岩崎らの左腕には生命線とした外角低めのコントロールの大切さを教え込む。キャンプインと同時にブルペンは江夏色に染まる。
現場サイドは大歓迎。平田ヘッドコーチは｢やっぱり伝説の方だからね。若手投手はアドバイスを受けるだけでも勉強になると思う。江夏さんの話を聞いて参考にしてほしい｣と話した。
さらに球団首脳は温めていたプランを披露した。江夏氏の講演会だ。
｢グラウンドだけでなく、(宿舎でも)選手に直接話をしてもらえないかと思っている。本人に承諾していただけたら｣
江夏氏は1967年、阪神に入団し、翌1968年にシーズン 401奪三振のプロ野球記録を樹立したが、その後、南海、広島、日本ハム、西武と渡り歩いて1984年に引退。先発、抑えで、ともに頂点を極めて通算 206勝( 158敗)、 193セーブを挙げた。1979年の近鉄との日本シリーズ第 7戦、 9回無死満塁をくぐり抜けた｢江夏の２１球｣など、数々の修羅場を経験してきた。
波瀾万丈の現役時代の話を直接聞くだけでも藤浪らの今後の野球人生にとっても大きなプラスになるのは間違いない。
すでに、江夏氏は｢タイガースを強くするためにお手伝いすることだけだ｣と受諾。29日に大阪市内で行われる阪神ＯＢ会の総会で、南球団社長、中村ＧＭらと春季キャンプに向けての細かな打ち合わせを行う予定だ。
2015年シーズンは、｢球団創設８０周年｣という節目の年となる。10年ぶりのＶへ、“伝説の左腕”が 2.1から目を光らせる。
◆1974年＝(４)位(57勝64敗 9分け、 4割 7分 1厘)前半戦は首位を走り、 6月26日には 2位に 5.5差をつけた。ところが 8月の長期ロード後半に 6連敗を喫し、 3位に転落。最後は優勝の中日に｢１４ゲーム差｣をつけられ、Ｂクラスに沈んだ。江夏は12勝14敗と負け越し。掛布は高卒新人ながら83試合に出場、 3本塁打。
◆1975年＝(３)位(68勝55敗 7分け、 5割 5分 3厘)前半戦を首位で折り返したものの、前年に続き後半に失速。広島、中日との三つどもえの優勝争いから後退した。江夏は 2年連続で12勝に終わり、オフには南海へ移籍。一方の掛布は 106試合に出場し初の 2桁本塁打(11本)と、飛躍への足場を固めた。
ウエートトレーニングを終えた梅野隆太郎捕手
梅ちゃんが早くも正捕手取りの自覚だ。梅野隆太郎捕手が後輩選手との｢梅野会｣開催プランを語った。全試合スタメンマスクに向けて、多くの選手との意思疎通は不可欠。｢いろんな人と話をする機会を増やしたい｣と考えたのが、後輩を連れての食事会だ。
今季は寮生活だったものの、ナイター中心の 1軍と 2軍では生活のリズムが異なった。｢いろんな投手とキャンプで(理解が)深まった。食事したりする機会を作れればいいと思います｣。主将を務めた福岡大時代から、後輩選手への面倒見の良さが評判だった。育成枠から支配下登録された島本らと、高知・安芸キャンプでは積極的に交流。この流れをオフの空き時間にも生かす。
23日は筋力トレーニングなど自主練習に励んだ。｢これで終わりではなくスタートなので｣。トレーニングウエア姿の梅野は、早くも来年を見つめた。
呉昇桓投手が球団に何ともユニークなお願いだ。 2年連続セーブ王に向け｢珍要求｣をしていることが23日、分かった。球団関係者が｢呉昇桓の方から来年はキッチン付きのホテルに住みたいと要望が出ている｣と明かした。来日 1年目の今季は大阪市内のマンションで生活。日本での暮らしに慣れ、さらに住環境を整えたい考えだ。
球団関係者は｢掃除のこともあるし、自炊もするからね｣と説明を続ける。呉昇桓は韓国人マネジャーから食事など生活のサポートを受けているが、 1人で過ごすときの掃除など、遠征も多いこともあり、煩雑な面もあった。そこで球団にお願いしたのがキッチンが部屋に併設されたホテルへの引っ越しだ。米国など欧米ではレジデンス型のホテルが普及しているが、日本では、そう多くない。球団側も11月上旬から、要望に合うホテル探しに入る。
ホテル住まいを希望する呉昇桓投手
呉昇桓自ら、キッチンに立つこともあるという。韓国サムスン時代は自炊し、得意料理はチャーハンだ。サポートが行き届いたホテルの台所で腕を振るう。マウンドで全力を出し切る分だけオフタイムのリラックスは重要になる。もちろんマウンドで全力を出し切るためのリクエストだろう。
来日 1年目の今年は39セーブを挙げ、防御率1.76と大車輪の働きだった。将来的なメジャー志向を持つが、 2年契約最終年の来季も阪神で全力を尽くす。11月中旬には韓国メディアに｢日本で『０点台の防御率』もしてみたい。 2年連続で救援王のタイトルに挑戦する｣と話す。優勝に導くため、台所で食材を、マウンドで敵を鮮やかに料理する。
既に来季に向かってスタートしている。来季こそ｢二文字｣をゲットして欲しいですね。
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