Ｖ字回復で大台突破を目指す。今季53試合に登板した36歳安藤優也投手が17日、西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、1000万円増の8500万円(金額は推定)でサインした。大台復帰へ意気込んだ。
今成亮太捕手(27)が18日、滋賀・大津市内の琵琶湖グランドホテル｢京近江｣で同学年の大和外野手(27)と阪急交通社主催のトークショー参加。オリックス・糸井嘉男外野手(33)とソフトバンク・柳田悠岐外野手(26)の体の動きを盗む考えを明かした。来年 1月に静岡・浜松で合同自主トレを行う 2人を密着マークし、“完全コピー”する。今成は日本最速投手へのリベンジも宣言した。今成とトークショーに参加した大和は、広島・菊池を打撃の目標に挙げた。
足もと固めて甲子園制圧－。岩貞祐太投手(23)が苦手とする聖地での初白星へ、新スパイクを導入した。今季 0勝 2敗、防御率9.45と散々だった本拠地対策に乗り出した。先発、中継ぎにかかわらず、真価が問われる 2年目。道具にも一切妥協することなく、臨戦態勢を整える。
阪神、新人全員 2軍Ｃスタートも検討…ドラフト 1位・横山雄哉投手(20＝新日鉄住金鹿島)ら新人全 5人選手について、来春キャンプの 2軍スタートを検討していることが18日、分かった。この日、ルーキーたちはトレーニング法などを再指導されたもよう。たとえ即戦力でも、じっくりと今後の調整や仕上がりを見極めていくことになりそうだ。
球団幹部が明かしたように、忘れてはいけない教訓がある。今季、 1年目から期待されたＤ 1位の岩貞の春先の故障だ。 1月には体調不良で出遅れ、急ピッチの調整で 2月中旬に 1軍キャンプに合流したが、19日の練習試合・楽天戦で左肘を痛め、長期離脱。結局、 2軍での初登板も 7月までずれ込んだ。来年の 1月上旬から始まる新人合同自主トレでの動きを見て、慎重に振り分けられることになりそうだ。
中村ＧＭは来季 2年契約の 2年目を迎える呉昇桓投手(32)の来オフ残留に期待を寄せた。来オフに向けて、メジャー球団に加えて日本の他球団、韓国球団がライバルになるとの見方も示した。
米大リーグ・ブルージェイズのアレックス・アンソポウロスＧＭ(37)が地元トロントのラジオ番組に出演。海外フリーエージェント(ＦＡ)権を行使した鳥谷敬内野手(33)について、獲得の意思があることを初めて明言した。鳥谷の代理人スコット・ボラス氏(62)はブ軍と交渉中であることをほのめかしていたが、ブ軍サイドが明確に話したのは、もちろん初。現在、チームの 2塁手にはベテランのマイサー・イズトゥリス(34)、来季メジャー 3年目のライアン・ゴインズ(26)、将来有望とされるマイナーのデボン・トラビス(23)、ユーティリティープレーヤーのスティーブ・トールソン(31)と 4人の候補がいる。来春キャンプで競わせる意向だが、いずれも決め手に欠けるメンバーだ。ブ軍の思惑としては、期待のトラビスがメジャー選手として大成するまで、 2塁を任せられる選手が獲りたいというところか。 2塁手としてではなく遊撃手として考えているパ軍だが、17日にレイズ、ナショナルズと計11人が絡む大型の三角トレードがまとまったと報じられた。放出リストの中には今年のドラフト 1位指名で、将来の遊撃手を担うとみられていたトレア・ターナー内野手(21)も含まれている模様だ。正遊撃手エバース・カブレラ内野手(28)はＦＡで退団が決定的。遊撃のポジションは空いたままだ。阪神残留の可能性を残している鳥谷は、虎との次回 3度目の交渉で結論を出す方向だが…。近づくＸデーを前に、メジャーサイドの動きもあわただしくなってきた。記事をまとめてみました。
Ｖ字回復で大台突破を目指す。今季53試合に登板した36歳安藤優也投手が17日、西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、1000万円増の8500万円(金額は推定)でサインした。｢また大台に。来年活躍できるようにしたい。キャリアハイ(自己最高成績)を目指して、今年よりもいい成績を残したい｣と大台復帰へ意気込んだ。
2009年に自身最高年俸 1億2000万円でプレー。しかし暗転し、一時は5000万円にまで下がった。2013年から中継ぎ再転向し 2年連続で50試合以上登板。 1学年上の福原とフル稼働した。福原も2013年の契約更改で大台復帰を成し遂げていた。｢来年もリリーフだと思うので、最低でも50試合を登板したい。チーム的に悔しい 1年だった。まずはリーグ優勝。日本一になったことはないので、日本一を目指したい｣。来季もベテラン右腕がチームを支える。
1000万増の8500万円で契約更改を終えて会見場の席に着く安藤優也投手
今成亮太捕手が18日、滋賀・大津市内の琵琶湖グランドホテル｢京近江｣で同学年の大和外野手と阪急交通社主催のトークショー参加。オリックス・糸井嘉男外野手とソフトバンク・柳田悠岐外野手(26)の体の動きを盗む考えを明かした。来年 1月に静岡・浜松で合同自主トレを行う 2人を密着マークし、“完全コピー”する。
得意のモノマネを連発するかと思いきや、非公開の会場ではトークを重視したと言う。｢“脱モノマネ”です！ 新しい2015年、今成です！｣と説明し、来年のイメージチェンジを示唆した。
大和外野手(左)と琵琶湖をのぞむ露天風呂ではしゃぐ今成亮太捕手
絶妙のトークで約70人の虎党を笑いに包んだ。私服も浴衣も何でも着こなすエンターテイナー。そんな｢虎のものまね王｣今成が、究極のものまねに挑戦だ。ウケるためではなく、本業での飛躍のために－。球界最強の超人コンビに、ターゲットを定めた。
｢糸井さんとか柳田とか(をまねたい)。もともと( 2人は)体は強いんですが、それだけではない。やっぱりしっかりトレーニングをしているし、体幹の使い方が上手いと思います。いい動き方をしているから、さらに強くなるというか｣
オリックス・糸井とソフトバンク・柳田。パ・リーグ外野手部門ベストナインであり、日本代表｢侍ジャパン｣の 2人に共通するのは左打ちだけでなく、球界屈指の身体能力の高さ。中でも今成が注目するのは体幹、背筋の強さだ。「体の軸がぶれない。体幹の使い方やトレーニングの仕方とか(参考にしたい)｣。
サンテレビ｢熱血！タイガース党｣に出演し、鳥谷敬内野手の左方向打ちをモノマネする今成亮太捕手(写真は2014年12月 5日)
北海道日本ハム時代の同僚・糸井とは毎年合同自主トレを行っており、今年 1月には柳田も加わった。今オフも年明けに一緒に体力作りに励む予定。つまり、体の動きや練習法を盗むには絶好の機会というわけだ。
自身は今季、 3塁にコンバートされ、定位置をつかみかけたが、シーズン終盤に打率が低下。 9月には右脇腹を痛めて離脱し、ポストシーズンに出場できなかった。｢今年は波があったので。コンスタントに数字を出したい。疲れているという感覚はなくてもバットが走っていない時期とかもあった｣。 3塁定着へ、課題は、フルシーズンに耐える体を作ること。現在も体幹強化に重点を置いて自主トレを行っているが、最高のお手本として、自慢の観察力で 2人を徹底分析する。
｢もともと人の動きを見るのが好きなので。見たことを自分の体で表現することは大事だし、自分が理解していないとできないことですから｣
サンテレビ｢熱血！タイガース党｣に出演し、西岡剛内野手のバッティングのモノマネをする今成亮太捕手
今ではすっかり笑いを取る技となったものまねも、ルーツは違う。打撃などで他人の長所をまねしていたところ、周囲が｢似ている｣と盛り上がったことが始まりだという。もう一度、原点に返ろうというわけだ。
この日のトークショーではものまねを披露せず｢『脱・ものまね』です。2015年の新しい今成を作るためにも、フリートークで盛り上げました｣と話したが、封印したとっておきの武器は今後、野球で使う。
｢(糸井と柳田を)おやじ譲りの大きな目で、両親に感謝しながらしっかり見ますよ～｣
最後は今成節で意気込みを語った。プロをまねて上達する野球少年のように、来季、進化を遂げてみせる。
サンテレビ「熱血！タイガース党」に出演し、上本博紀内野手のバッティングのモノマネをする今成亮太捕手
今成は日本最速投手へのリベンジも宣言した。北海道日本ハム・大谷が今季最高の球として、 6月18日(甲子園)に今成から空振り三振を奪った内角の直球を挙げているが｢来年は『最高の球を打ち返されました』と言ってもらえるように頑張りたい｣と、意気込んだ。｢ボールと風の摩擦で火が出ていました。本当の火の玉ボールです｣。脱帽しながらも｢どんなに速くても打たないと。今年は初対戦だったけど、次は打ちたい｣と、誓った。
今成とトークショーに参加した大和は18日、広島・菊池を打撃の目標に挙げた。｢菊池は 3割( 0.325)打っているから。僕が目指す 2番はそこです｣。今季は打率 0.264。 4月は好調も 5月に失速した。｢毎年パ・リーグとの試合で打率が下がる。初対戦の投手に弱いから、何度も同じ失敗をしないように｣。成績アップの鍵は同 0.247の交流戦だ。昨季の 0.247から一気に数字を上げた菊池の新聞記事を読んでいることも明かして｢ザ・お手本です｣と語った。
足もと固めて甲子園制圧－。岩貞祐太投手が苦手とする聖地での初白星へ、新スパイクを導入した。 2年目の来季へ新たに契約を結ぶ｢アンダーアーマー｣の日本総代理店・ドーム社に 7本刃のスパイクを発注。今季 0勝 2敗、防御率9.45と散々だった本拠地対策に乗り出した。
｢甲子園で勝ちたかった思いは強かったです。悔しい気持ちだけでした｣
今季の 6本刃スパイクから来季は 7本刃スパイク(切り込み写真)を使用予定の岩貞祐太投手
180度から背中を押してくれるファンを前に、ことごとく打ち込まれた。もちろん実力の問題と自覚するが、マウンドとの相性も微妙な心理状態を揺さぶっていた。横浜商科大學時代から使用し、 8月17日ＤｅＮＡ戦でプロ初勝利を挙げた横浜スタジアムは硬めのマウンド。それになじんだ岩貞は、軟らかめとされる甲子園の黒土に戸惑っていた。高 1秋に本格的に投手を始めて以降使ってきた 6本刃は、右足を踏み込んだ際左右にぶれていた。日本シリーズ前に甲子園で行われた練習では、対策として 9本刃スパイクを試し履き。直感でピンときた。
｢すごく土をつかんでくれて、いい感触でした。踏み込みやすくなりました｣
持ち味の豪快な投げっぷりを生かすヒントが見つかった。アンダーアーマーのスパイクは 7本刃と 9本刃が似た感覚だという。現在は 7本刃をキャッチボールなどで使用しており、感覚は上々。現在検討されている甲子園のマウンドを米大リーグ仕様に硬くするプランも｢うれしいです｣と追い風になる。先発、中継ぎにかかわらず、真価が問われる 2年目。道具にも一切妥協することなく、臨戦態勢を整える。
今月 7日に甲子園を見学した虎のルーキーたち(左から守屋、石崎、横山、江越、植田)。全員を 2軍キャンプスタートさせる案が浮上した
阪神、新人全員 2軍Ｃスタートも検討…ドラフト 1位・横山雄哉投手ら新人全 5人選手について、来春キャンプの 2軍スタートを検討していることが18日、分かった。この日、ルーキーたちは甲子園クラブハウスを訪れ、トレーニング法などを再指導されたもよう。たとえ即戦力でも、じっくりと今後の調整や仕上がりを見極めていくことになりそうだ。
甲子園球場など施設見学を行ったドラフト 1位の新日鉄住金鹿島・横山雄哉投手は、グラウンドを背にポーズを決めた
金の卵は、確実に孵化(ふか)させたい。だからこそ、だ。今年のルーキーはＤ 1位・横山を筆頭に 5人中 4人が大学、社会人出身。当然、即戦力として期待されているが、来春キャンプでの沖縄・宜野座組( 1軍)への参加に、球団内で慎重論が唱えられた。ルーキー全員、高知・安芸組( 2軍)スタートのプランが浮上した。
｢昨年の岩貞のこともあったから、無理をさせることもない。横山も11月まで実戦で投げていた。慎重に判断する必要がある｣
入団前の体力測定で垂直跳びをするドラフト 2位の新日鉄住金鹿島・石崎剛投手
球団幹部が明かしたように、忘れてはいけない教訓がある。今季、 1年目から期待されたＤ 1位の岩貞の春先の故障だ。 1月には体調不良で出遅れ、急ピッチの調整で 2月中旬に 1軍キャンプに合流したが、19日の練習試合・楽天戦で左肘を痛め、長期離脱。結局、 2軍での初登板も 7月までずれ込んだ。
甲子園球場など施設見学を行ったドラフト 3位の駒澤大學・江越大賀外野手はグラウンドを背にポーズを決めた
焦りは厳禁。横山は台湾で行われた｢２１Ｕ・Ｗ杯｣に｢侍ジャパン２１Ｕ代表｣として出場し、11月までマウンドに立っていた。和田監督も左腕の１軍キャンプスタートについて、｢まだ(その判断は)早い｣と語っていたように、期待の星の動きを、じっくり見極めていく必要がある。開幕ローテを期待するからこそ、キャンプでの 1、 2軍にはこだわらない。あえてスロースタートさせる意見が出たわけだ。
甲子園球場など施設見学を行ったドラフト 4位のホンダ鈴鹿・守屋功輝投手はグラウンドを背にポーズを決めた
早速、この日はルーキーらが甲子園クラブハウスを訪問し、トレーニング方法などのチェックを受けたもよう。新人選手のキャンプ地は体の仕上がり具合、そして来年の 1月上旬から始まる新人合同自主トレでの動きを見て、慎重に振り分けられることになりそうだ。
甲子園球場など施設見学を行ったドラフト 5位の近江高校・植田海内野手はグラウンドを背にポーズを決めた
あるぞ、来オフ守護神残留！中村ＧＭは来季 2年契約の 2年目を迎える呉昇桓投手の来オフ残留に期待を寄せた。
虎の守護神は11月中旬、韓国の公式記者会見で来オフのメジャー挑戦を示唆。中村ＧＭは｢(呉昇桓サイドから)あれは勘違いして伝わったと聞いている。メジャーに行く気なら、最初からうちに来ていないんじゃないか｣と分析した。来オフ残留の可能性はあるかと問われ｢来年の成績次第ですが、そうとらえています｣と説明した。
同ＧＭは来オフに向けて、メジャー球団に加えて日本の他球団、韓国球団がライバルになるとの見方も示した。呉昇桓は、近日中にも韓国で来季契約を締結する見込み。交渉の場で、球団サイドが来オフに向けて情報収集を進める可能性もありそうだ。
Ｘデーが近づいている鳥谷敬内野手。その決断に、注目が集まる
米大リーグ・ブルージェイズのアレックス・アンソポウロスＧＭが地元トロントのラジオ番組に出演。海外ＦＡ権を行使した鳥谷敬内野手について、獲得の意思があることを初めて明言した。
これまで阪神は鳥谷と２度にわたって残留交渉を行い、最大４年の大型契約を提示した。さらに、将来の幹部候補生であることも改めて伝えたが、結論には至っていない。年内をメドに行われる３度目の交渉の場で、ファイナルアンサーが出される見込み。今週中にも動きがある可能性があるが、球団幹部はこの日、｢返事を待っている状況に変わりはありません｣と、まだ鳥谷サイドから連絡がないことを明かした。また遊撃手として獲得を検討しているパドレスは、 3球団が絡む大型トレードを敢行。若手有望株の遊撃手を放出する模様だ。
ラジオで、鳥谷獲得への意思を公言したブルージェイズのアンソポウロスＧＭ
鳥谷と交渉を行ってきたブルージェイズの編成トップが初めて、獲得への意思を公言した。この日、アンソポウロスＧＭがトロントの地元ラジオ局｢スポーツネット ５９０ ザ・ファン｣に出演。虎のキャプテンについて｢しばらくスカウト(活動)をしてきた｣と明かした。
｢我々のスカウトの中には鳥谷を評価している人もいて、もちろん彼のことは内部で話し合われている。間違いなく我々のチームにフィット(適合)する選手だ｣
鳥谷の代理人スコット・ボラス氏はブ軍と交渉中であることをほのめかしていたが、ブ軍サイドが明確に話したのは、もちろん初。その後は｢これ以上は触れない(明かさない)ほうがいい｣と慎重に話すなど本気度をにじませた。
ブルージェイズの本拠地・ロジャーセンター
現在、チームの 2塁手にはベテランのマイサー・イズトゥリス、来季メジャー 3年目のライアン・ゴインズ、将来有望とされるマイナーのデボン・トラビス、ユーティリティープレーヤーのスティーブ・トールソンと 4人の候補がいる。来春キャンプで競わせる意向だが、いずれも決め手に欠けるメンバーだ。ブ軍の思惑としては、期待のトラビスがメジャー選手として大成するまで、 2塁を任せられる選手が獲りたいというところか。
一方、ブ軍同様、メジャー契約で獲得を検討しているパドレスにも大きな動きがあった。 2塁手としてではなく遊撃手として考えているパ軍だが、17日にレイズ、ナショナルズと計11人が絡む大型の三角トレードがまとまったと報じられた。放出リストの中には今年のドラフト 1位指名で、将来の遊撃手を担うとみられていたトレア・ターナー内野手も含まれている模様だ。
正遊撃手エバース・カブレラ内野手はＦＡで退団が決定的。遊撃のポジションは空いたままだ。阪神残留の可能性を残している鳥谷は、虎との次回 3度目の交渉で結論を出す方向だが…。近づくＸデーを前に、メジャーサイドの動きもあわただしくなってきた。
鳥谷の行方が心配だが、残っている選手がまとまれば良い結果が出せるでしょう。そうして狙うのは、｢二文字｣しかない！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2014年 公式戦勝敗表
ＣＳ日程と結果
日本シリーズ 日程と結果
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
◇公式戦全試合実況速報
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安藤8500万更改！今成来年はイメチェン！岩貞が7本刃でつかむ甲子園 1勝！新人全員2軍Ｃから…
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