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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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ガメラ独走で大阪 3連覇!日本人トップ重友、復活へ粘りの 3位!どん底から世界陸上最有力に!!

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 25日大阪・長居陸上競技場発着で、 8月の世界選手権(北京)代表選考会を兼ねる大阪国際女子マラソンが行われた。一斉にヤンマースタジアム長居をスタート。いきなりタチアナ・ガメラシュミルコ(31=ウクライナ)、小崎まり(39=ノーリツ)が前に出てレースを引っ張る。レースは 2時間22分09秒でガメラが独走で 3連覇を果たした。 5キロ過ぎに先頭へ。重友梨佐が並走したが23キロ付近で振り切ると、その後は独走した。タイムは 2時間22分 9秒(速報値)。 3連覇は史上 2人目。 2位にエレナ・プロコプツカ(38=ラトビア)、 重友梨佐(27=天満屋)は復活への足がかりとなる 2時間26分38秒で日本人トップの 3位に入った。
 日本勢最上位の 2時間26分39秒で 3位。代表選考は 3月の名古屋ウィメンズを残すが、昨年11月の横浜国際で優勝した田中智美(26=第一生命)を18秒上回り、タイムでは最上位。世界への道をつないだ。
 重友梨佐選手は、ロンドン五輪への切符を手にした2012年大会優勝の 2カ月後に股関節に違和感を覚えてから、低迷に入った。「マラソンへの怖さがあった」という。
 転機は昨年 8月。所属している天満屋の前主将で、現役引退したばかりの泉有花マネジャー(30)とチームを離れ、北海道で 2人だけの合宿。語らいの中で、主将としても選手としても理想像に固執していた自分に気が付いた。
 2012年ロンドン五輪代表の重友梨佐選手は、2016年リオデジャネイロ五輪へ向けた大事なレースで「もう 1度ちゃんと走りたいという気持ちだった」という思いを成就させた。
記事をまとめてみました。

3連覇のタチアナ・ガメラ選手
  3連覇のタチアナ・ガメラ選手=ヤンマースタジアム長居

 <大阪国際女子マラソン>◇25日◇大阪・長居陸上競技場発着
  8月の世界選手権の代表選考を兼ねて行われたレースは、2012年ロンドン五輪代表の重友梨佐が 2時間26分39秒で日本勢最高の 3位に入った。五輪以降は不振が続き、昨年は64位に沈むなど“どん底”を経験したが、復活をアピール。世界選手権代表争いでも大きくリードした。 2時間22分09秒でタチアナ・ガメラシュミルコが独走で 3連覇を果たした。
  5キロ過ぎに先頭へ。重友梨佐が並走したが23キロ付近で振り切ると、その後は独走した。
 タイムは 2時間22分 9秒(速報値)。 3連覇は史上 2人目。
  2位にエレナ・プロコプツカ、 重友梨佐は復活への足がかりとなる 2時間26分38秒で日本人トップの 3位に入った。


手を振る重友梨佐選手
 手を振る重友梨佐選手=ヤンマースタジアム長居

 拍手が沸く競技場に入ると、表情が和らいだ。両手をいっぱいに広げ、笑顔でゴールに飛び込んだ。力走を見せた重友は優勝会見を待つ間、競技場の外に出た。
 「去年の自分と合わせて、 2回分、お礼をいわせてください」
 仲間や応援してくれた人たちに囲まれ、深々と頭を下げた。自己ワーストの 3時間58分45秒で64位に沈んだ 1年前とは違う涙だった。
 「自分の破れなかった殻を、少し破ることができた。後半苦しくなったときには正直、去年のことが頭の中をよぎったけど、それを振り払うレースにすると決めていた」
  5キロ過ぎに抜け出したガメラを追った。折り返し地点で引き離されたが、前に進み続けた。
 日本勢最上位の 2時間26分39秒で 3位。代表選考は 3月の名古屋ウィメンズを残すが、昨年11月の横浜国際で優勝した田中智美を18秒上回り、タイムでは最上位。世界への道をつないだ。


苦しそうな表情を見せる重友梨佐選手
  3位でゴールした後、苦しそうな表情を見せる重友梨佐選手=ヤンマースタジアム長居

 ロンドン五輪への切符を手にした2012年大会優勝の 2カ月後に股関節に違和感を覚えてから、低迷に入った。「マラソンへの怖さがあった」という。
 転機は昨年 8月。所属している天満屋の前主将で、現役引退したばかりの泉有花マネジャーとチームを離れ、北海道で 2人だけの合宿。語らいの中で、主将としても選手としても理想像に固執していた自分に気が付いた。支笏湖でのサイクリングトレーニングに、サーキットトレの導入など、泉さんと相談して決めた。
 「五輪を目標にしていきたいので、少しずつ追いかけられるように努力していきたい」
 ゴールの先に、新たなステージがある。世界選手権、そして2016年リオデジャネイロ五輪へ。笑顔を取り戻した重友の世界への挑戦が再び始まる。


並走するタチアナ・ガメラ選手と重友梨佐選手
 並走するタチアナ・ガメラ選手(左)と重友梨佐選手

 一斉にヤンマースタジアム長居をスタート。いきなりガメラ、小崎まりが前に出てレースを引っ張る。
 ガメラは日本語で「ありがとう」と言った後、通訳を通して「 3連覇できて幸せ。(前半から飛ばしたのは) 5キロを過ぎてコーチから言われていたタイムより遅いと感じたので前に出た」と話した。


日本勢最高の3位に入った重友梨佐選手
  2時間26分36秒で、日本勢最高の 3位に入った重友梨佐選手=ヤンマースタジアム長居

 2012年ロンドン五輪代表の重友梨佐選手が 2時間26分36秒の 3位に入り、復活の足がかりをつかんだ。
  3連覇を飾ったタチアナ・ガメラと22キロ付近まで並走。その後に相手のペースアップに付いていけなかったが、「後半の苦しいときに落ち着いて走れた」と粘りをみせた。昨年大会では終盤に失速して64位と低迷するなど、長い不振に陥っていた。2016年リオデジャネイロ五輪へ向けた大事なレースで「もう 1度ちゃんと走りたいという気持ちだった」という思いを成就させた。


3位でゴールする重友梨佐選手
  3位でゴールする重友梨佐選手=ヤンマースタジアム長居

◇タチアナ・ガメラの話
 「大阪は温かい応援があり、コースもとても走りやすい。練習では筋力トレーニングをこなし、山を走った。今後はタイムを上げていきたい」
◇尾県貢・日本陸連専務理事の話
 「ガメラは世界レベルの走りをした。日本人も最後まで優勝争いする走りが求められる。(重友は)日本の大黒柱となる存在。ネクストヒロインは一定の成果を挙げた」
◇武冨豊・日本陸連女子長距離マラソン部長の話
 「現実的には世界との差があると感じる。重友は復活のきっかけをつかんだ。ほっとしている」
◇酒井勝充・日本陸連強化副委員長の話
 「重友は離されはしたが、よく粘った。挑戦する形が見えた。タイム的には満足感はない」
◇重友の所属する天満屋の総監督でもある武冨豊・女子長距離マラソン部長
 「現実的には世界との差があると感じる。重友は復活のきっかけをつかんだ。ほっとしている」

▽重友梨佐(しげとも・りさ):1987(昭和62)年 8月29日生まれ、27歳。岡山・備前市出身。小 3時に備前市ジュニア陸上クラブで競技を始め、岡山・興譲館高3年時には全国高校駅伝優勝。2006年に天満屋入社。2011年 4月のロンドンで初マラソン。 2度目のマラソンとなった2012年大阪国際は 2時間23分23秒で初優勝し、五輪代表に選ばれた。同年のロンドン五輪は79位。2014年の大阪国際は自己ワーストとなる 2時間58分45秒の64位だった。 1メートル68、52キロ。

◆大阪国際女子マラソンの主な招待選手◆
1 タチアナ・ガメラ(31)ウクライナ  2時間23分58秒
2 エレナ・プロコプツカ(38)ラトビア 2時間22分56秒
31 重友梨佐(27=天満屋)       2時間23分23秒
32 小崎まり(39=ノーリツ)      2時間23分30秒
33 野尻あずさ(32=ヒラツカ・リース) 2時間24分57秒
34 渡辺裕子(27=エディオン)     2時間25分56秒
35 永尾薫(25=ユニバーサル)     2時間26分58秒

▽世界選手権の女子マラソン代表選考:日本の代表枠は最大 3。昨年11月の横浜国際と今回の大阪国際、 3月の名古屋ウィメンズの日本人の上位 3人と、昨年 8月の北海道の日本人最上位が候補となる。選考は、日本陸連が設定する 2時間22分30秒の選考タイムをクリアした選手やナショナルチームのメンバーが優先される。世界選手権で 8位以内に入った日本選手最上位が、2016年リオデジャネイロ五輪のマラソン日本代表に内定する。


 ついに、2016年リオデジャネイロ五輪へ向けた大事なレースが始まった。虎ちゃんは、「東京マラソン 2015」で品川地区給水場(17km地点)で選手を応援しています。招待選手もそうで無い選手も頑張って下さい!













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