10日東京ドームで日本代表強化試合:日本代表-欧州代表が行われ、藤浪が 2回 3K!藤浪晋太郎投手(20=阪神)が10日、強化試合・欧州代表戦(東京D)に 3番手で 6回から登板し、 2回無失点に抑えた。
侍ジャパン初招集の雄平外野手(30=ヤクルト)が逆転勝利の立役者となった。「 7番中堅」でフル出場。
筒香嘉智外野手(23=DeNA)が主軸の仕事をした。2点ビハインドの 8回無死 1、 2塁で、 3塁線を抜ける適時二塁打。その後の逆転劇につなげた。
又吉克樹投手(24=中日)が白星を手にした。
小久保裕紀監督(43)が苦戦を糧にした。 2点を追う 8回、この試合で初めて先頭打者が出塁すると、 3連続適時打で一気に試合をひっくり返した。記事をまとめてみました。
<日本代表強化試合:日本代表 4- 3欧州代表>◇10日◇東京ドーム
藤浪、 2回 3K!藤浪晋太郎投手が10日、強化試合・欧州代表戦(東京D)に 3番手で 6回から登板し、 2回無失点に抑えた。 1- 3とビハインドの展開で、相手の 4番打者を 3球勝負で仕留めるなど 3奪三振。侍での役目を果たし、シーズン初登板が有力な29日の開幕第 3戦・中日戦(京セラD)に向けて弾みをつけた。試合は 4- 3で逆転勝ちした。
侍ジャパンの一員として、 2イニングを無失点に抑えた藤浪晋太郎投手=東京ドーム
4番相手に 2球で追い込むと、藤浪の強気なスイッチが入った。魂の 3球勝負。獲物を狙うような目つきで投げた 146キロの直球が、外角高めいっぱいに決まった。
「 2球勝負にいくつもりでした。気分的には悪くないですね」
1- 3でリードされた 6回から 3番手で登板。先頭の 3番・スミス(オランダ)にはこの日最速の 156キロを右前に運ばれたが、 4番・マルティネス(メキシコ)を迎え闘争心に火がついた。メッツなどメジャーで 5年間プレーした経験を持つ主砲を 3球すべて直球で仕留めてみせた。「今年は 3球勝負をもう少し増やしていければいい」。春季キャンプ中、サンケイスポーツ上で口にした誓いを侍ジャパンの舞台で行動に移した。
4番・マルティネスを 3球三振に仕留めた藤浪晋太郎投手=東京ドーム
その後、二死満塁のピンチを招くも、 8番・ダシェンコ(オランダ)をキレのあるカットボールで空振り三振に仕留めるなど、 2回 3奪三振で無失点。 6日のオープン戦・西武戦(甲子園)から中 3日と間隔が短かったことも影響してか、球が浮く場面もあったが、「(阪神と)同じタテジマですけど、侍のユニホームを着ると気持ちが引き締まる。ゼロに抑えられてよかった」と胸をなでおろした。
侍ジャパン初登板となった昨年11月の日米野球では 4回 4失点で悔しさを味わったが、“リベンジ”に成功。小久保監督も「粘り強く投げてくれた」とねぎらった。
死球でで満塁にしてしまい、内野陣に励まされる藤浪晋太郎投手=東京ドーム
シーズンに向けた“予行演習”の場でもあった。東京ドームでの登板は今年最初。昨季、藤浪は巨人戦でビジター2試合に先発したが、全敗で防御率4.50だった。シーズン初登板が有力な29日の開幕第3戦・中日戦後、中 6日のローテ通りにいけば、 3カード目となる 4月 5日の巨人戦で同じマウンドに上がることになる。 7回 1失点で勝ち投手になった昨年のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ初戦に続き、この日も好投。「東京ドームは嫌いじゃない」。相性の悪さを完全払しょくした。
「これからはイニングが延びてくるので、それに慣れていきたい」
次回、15日のオープン戦・DeNA戦(横浜)を含め、開幕まで自身の登板は残り 2試合の予定。プロ 3年目へ、本当の戦いがいよいよ始まる。
日本代表対欧州代表 8回裏日本代表無死一、三塁、適時打を放ったヤクルト・雄平外野手=東京ドーム
侍ジャパン初招集の雄平外野手が逆転勝利の立役者となった。「 7番中堅」でフル出場。
同点に追いついた 8回無死 1、 3塁の場面で、前進守備だった 2遊間の間をしぶとく抜ける決勝の適時打を放った。「みんながつないで(直前に)松田さんが初球を打って(同点適時打)。いい流れで打席に入れました」と、謙虚に喜んだ。 4回の第 2打席は右翼線への 2塁打を放ち、代表初安打を記録。 4打数 2安打 1打点の大活躍で、試合後にはヒーローインタビューも受けた。
守備では 2回に中前打の打球処理が緩慢になったところを突かれて 2塁打としてしまうなど反省点もあった。「この緊張感の中で、どのくらい自分の持っている力が出せるか。少しでもレベルアップできれば」と、満足することなく気を引き締めていた。
8回裏日本代表無死 1、 2塁、ファンミルから左適時 2塁打を放ったDeNA・筒香嘉智外野手=東京ドーム
筒香嘉智外野手が主軸の仕事をした。2点ビハインドの 8回無死 1、 2塁
で、 3塁線を抜ける適時二塁打。その後の逆転劇につなげた。
「 5番指名打者」での起用に応える一打。外角 141キロを逆らわずにはじき返し、「イケイケのムードの中、走者のいる場面で 1本打ててよかった。うまく反対方向に打てました」と振り返った。
日本代表 4番手で登板し勝ち投手となった中日・又吉克樹投手=東京ドーム
又吉克樹投手が白星を手にした。
2点を追う 8回に 4番手として登板。クリーンアップを 3者凡退、 1奪三振に仕留めた。流れを呼び込む好投に「まずはゼロで抑えることが大事なので、よかったです」笑顔だった。
勝ち投手の中日・又吉克樹投手(右)からウイニングボールを受け取る小久保監=東京ドーム
小久保裕紀監督が苦戦を糧にした。 2点を追う 8回、この試合で初めて先頭打者が出塁すると、 3連続適時打で一気に試合をひっくり返した。
「ワンチャンスの集中力と打線のつながりというのは、どういう大会であっても、今日できたという経験は生きると思う」と話した。
良い試合だった。途中までは、負け試合か…と思っていたが、結果的に勝ち試合になって本当に良かったですね。
ガンバレ!日本!勝利を掴め!
2015年春季キャンプ日程
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侍ジャパン初招集の雄平外野手(30=ヤクルト)が逆転勝利の立役者となった。「 7番中堅」でフル出場。
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藤浪、 2回 3K!藤浪晋太郎投手が10日、強化試合・欧州代表戦(東京D)に 3番手で 6回から登板し、 2回無失点に抑えた。 1- 3とビハインドの展開で、相手の 4番打者を 3球勝負で仕留めるなど 3奪三振。侍での役目を果たし、シーズン初登板が有力な29日の開幕第 3戦・中日戦(京セラD)に向けて弾みをつけた。試合は 4- 3で逆転勝ちした。
侍ジャパンの一員として、 2イニングを無失点に抑えた藤浪晋太郎投手=東京ドーム
4番相手に 2球で追い込むと、藤浪の強気なスイッチが入った。魂の 3球勝負。獲物を狙うような目つきで投げた 146キロの直球が、外角高めいっぱいに決まった。
「 2球勝負にいくつもりでした。気分的には悪くないですね」
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4番・マルティネスを 3球三振に仕留めた藤浪晋太郎投手=東京ドーム
その後、二死満塁のピンチを招くも、 8番・ダシェンコ(オランダ)をキレのあるカットボールで空振り三振に仕留めるなど、 2回 3奪三振で無失点。 6日のオープン戦・西武戦(甲子園)から中 3日と間隔が短かったことも影響してか、球が浮く場面もあったが、「(阪神と)同じタテジマですけど、侍のユニホームを着ると気持ちが引き締まる。ゼロに抑えられてよかった」と胸をなでおろした。
侍ジャパン初登板となった昨年11月の日米野球では 4回 4失点で悔しさを味わったが、“リベンジ”に成功。小久保監督も「粘り強く投げてくれた」とねぎらった。
死球でで満塁にしてしまい、内野陣に励まされる藤浪晋太郎投手=東京ドーム
シーズンに向けた“予行演習”の場でもあった。東京ドームでの登板は今年最初。昨季、藤浪は巨人戦でビジター2試合に先発したが、全敗で防御率4.50だった。シーズン初登板が有力な29日の開幕第3戦・中日戦後、中 6日のローテ通りにいけば、 3カード目となる 4月 5日の巨人戦で同じマウンドに上がることになる。 7回 1失点で勝ち投手になった昨年のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ初戦に続き、この日も好投。「東京ドームは嫌いじゃない」。相性の悪さを完全払しょくした。
「これからはイニングが延びてくるので、それに慣れていきたい」
次回、15日のオープン戦・DeNA戦(横浜)を含め、開幕まで自身の登板は残り 2試合の予定。プロ 3年目へ、本当の戦いがいよいよ始まる。
日本代表対欧州代表 8回裏日本代表無死一、三塁、適時打を放ったヤクルト・雄平外野手=東京ドーム
侍ジャパン初招集の雄平外野手が逆転勝利の立役者となった。「 7番中堅」でフル出場。
同点に追いついた 8回無死 1、 3塁の場面で、前進守備だった 2遊間の間をしぶとく抜ける決勝の適時打を放った。「みんながつないで(直前に)松田さんが初球を打って(同点適時打)。いい流れで打席に入れました」と、謙虚に喜んだ。 4回の第 2打席は右翼線への 2塁打を放ち、代表初安打を記録。 4打数 2安打 1打点の大活躍で、試合後にはヒーローインタビューも受けた。
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8回裏日本代表無死 1、 2塁、ファンミルから左適時 2塁打を放ったDeNA・筒香嘉智外野手=東京ドーム
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「 5番指名打者」での起用に応える一打。外角 141キロを逆らわずにはじき返し、「イケイケのムードの中、走者のいる場面で 1本打ててよかった。うまく反対方向に打てました」と振り返った。
日本代表 4番手で登板し勝ち投手となった中日・又吉克樹投手=東京ドーム
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2点を追う 8回に 4番手として登板。クリーンアップを 3者凡退、 1奪三振に仕留めた。流れを呼び込む好投に「まずはゼロで抑えることが大事なので、よかったです」笑顔だった。
勝ち投手の中日・又吉克樹投手(右)からウイニングボールを受け取る小久保監=東京ドーム
小久保裕紀監督が苦戦を糧にした。 2点を追う 8回、この試合で初めて先頭打者が出塁すると、 3連続適時打で一気に試合をひっくり返した。
「ワンチャンスの集中力と打線のつながりというのは、どういう大会であっても、今日できたという経験は生きると思う」と話した。
良い試合だった。途中までは、負け試合か…と思っていたが、結果的に勝ち試合になって本当に良かったですね。
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