セ・リーグの開幕直前イベント｢セ・リーグ ファンミーティング｣が23日、東京都内で行われ、全 6球団の監督が約2000人のファンの前で開幕投手を明らかにした。リーグ 4連覇を目指す巨人は 2年連続となる菅野智之、昨季 2位の阪神は昨シーズン最多勝のランディ・メッセンジャー(33)が大役を担うことになった。ＤｅＮＡの中畑監督が山崎康晃(22＝亜細亜大學)を抑えに抜てきすることを示唆した。竜に宣戦布告！和田豊監督(52)が27日の開幕戦で激突する中日・谷繁元信監督(44)を前に勝利宣言した。10年ぶりのリーグ優勝へのキーマンとして、大卒 2年目・梅野隆太郎捕手(23)を指名。開幕ムードが一気にヒートアップだ。
ランディ・メッセンジャー投手が23日、球団の外国人の奪三振記録更新を宣言した。残り54個で、目標は 4月中の達成。和田監督がこの日のファンミーティングで開幕を初めて公言し、偉業のおまけ付きでスタートダッシュを決める。
能見篤史投手(35)が23日、サンスポ名物企画｢猛虎のお約束｣に2011年以来 4年ぶりに参戦。ノルマに｢防御率2.50以下｣を掲げた。罰則は、親交がある同い年のサッカー元日本代表ＭＦ遠藤保仁選手(35＝Ｇ大阪)に 1日記者として取材を行うことに決定。開幕 4戦目となる31日のヤクルト戦(神宮)で先発する左のエースが、ノルマ達成で虎を頂点に導く。
阪神は23日、シーズン開幕を記念するセレモニーの概要を発表した。 開幕戦となる27日中日戦(京セラドーム大阪)で、｢球団創設８０周年｣を迎えた球団のレジェンドを振り返る特別映像の放映と、大阪フィルハーモニー合唱団と一緒に歌う｢六甲おろし｣の大合唱、記念ビッグフラッグの掲揚を行う。京阪神のシンボルタワーを同時にイエローライトアップする異例の試みを発表した。記事をまとめてみました。
セ・リーグの開幕直前イベント｢セ・リーグ ファンミーティング｣が23日、東京都内で行われ、全 6球団の監督が約2000人のファンの前で開幕投手を明らかにした。リーグ 4連覇を目指す巨人は 2年連続となる菅野智之、昨季 2位の阪神は昨シーズン最多勝のメッセンジャーが大役を担うことになった。 2年ぶり 2度目で、内定はしていたものの公言するのは初。｢チームが困ったときでもイキに感じてマウンドに上ってくれる｣と期待を口にした。
広島は前田健太が 2年連続 5度目の開幕投手となり、中日は昨季最多勝の山井大介を起用する。ＤｅＮＡは久保康友、ヤクルトは小川泰弘を開幕戦のマウンドに送る。
各球団のドラフト 1位新人を紹介するコーナーでは、ＤｅＮＡの中畑監督が山崎康晃を抑えに抜てきすることを示唆。山崎康晃は｢開幕からストッパーで活躍します｣とアピールした。
公式戦はパ・リーグと同時に27日に開幕する。
ディスカッション終了後、記念撮影をするセ・リーグ全 6球団の監督＝東京ビックサイト
竜に宣戦布告！和田豊監督が23日、東京都内で開催された｢セ・リーグ ファンミーティング２０１５｣に出席し、27日の開幕戦で激突する中日・谷繁元信監督を前に勝利宣言した。10年ぶりのリーグ優勝へのキーマンとして、大卒 2年目・梅野隆太郎捕手を指名。開幕ムードが一気にヒートアップだ。
中日・谷繁監督（右）に宣戦布告の和田豊監督。言葉に自信がにじんだ＝東京ビックサイト
早くも火花を散らせた。敵将と肩が触れ合うほどの距離で、和田監督が堂々の宣戦布告。その言葉に自信が満ちあふれていた。
｢中日とやるときは、打ち合いには、まずならない。接戦の中で、それをものにして、開幕戦を何としてでもとりたい｣
開幕前のファンミーティングで、平静を装う谷繁監督とは対照的。自然と闘志が口をついた。中日とは昨季12勝11敗 1分。 2点差以内が 8試合と、 1点が命運を分けてきた。相手開幕が昨季最多勝(13勝)＆最高勝率( 0.722)の山井と公表され、｢十分、いい投手であるのはわかっている。とにかく早い回で先取点をとって優先的に進められるように｣と力を込めた。
開幕まで 3日。ハラを決めた。竜倒発進のキーマンに梅野を指名。昨年まで21年連続開幕マスクの谷繁監督の前で、あえて口にした。
和田豊監督はキーマンに梅野を指名＝東京ビックサイト
｢昨年は投手によって捕手を代えていた。今年は梅野を中心に守らせる。梅野が何試合かぶるかによって(チーム状況が)変わってくる｣
正妻として起用する方針を初めて明言した上で、｢数多くかぶっているということはチームがいい状態｣とバロメーターとも。リード面はもちろん、｢打てる捕手に育ってほしい｣攻撃面での役割も強調した。
｢鳥谷を 1番におくことで、(鳥谷が)塁に出る仕事と、下位が塁に出て鳥谷がかえすという、もう 1つの点の取り方をね。幅が広がるように梅野、大和がどれだけ出られるか。下位からの攻撃でも点がとれるという風になってくれば(打線が)活性化する｣
ゴメスが13打席連続無安打でオープン戦を終え、マートンもラスト 4試合で11打数 1安打。20日からのオリックス 3連戦でわずか 2得点の打線に、｢危機感｣すら口にしていた。昨季リーグ４位の得点圏打率 0.355を誇る 1番・鳥谷を生かし、打線に勢いをつけるためにも、梅野がポイントとなるというわけだ。
開幕カードの和田豊監督と中日・谷繁監督＝東京ビックサイト
イベントではファンの開幕予想打順も発表。｢ 7番・梅野｣｢ 8番・大和｣と映し出されると｢あとは 7番、 8番の順番ぐらい｣と、オープン戦は 7番で使うことが多かった梅野を 8番で起用する可能性も示唆した。
｢ＣＳを勝ち抜いたとき、選手たちはうれしさと戸惑いがあった。リーグ優勝して日本シリーズにいかないとダメだと痛感した。優勝したい｣
壇上では、どの監督よりも｢優勝｣の 2文字を繰り返した。単年契約で臨む 4年目は｢球団創設８０周年｣で、10年ぶりのリーグＶは至上命題となる。竜斬りから弾みをつけ、一気に開幕ダッシュ。熱く激しい戦いが、いよいよ始まる。
阪神ドラフト１位の横山雄哉投手と和田豊監督＝東京ビックサイト
和田豊監督が 3月27日開幕戦(京セラドーム大阪・対中日)に先発する開幕投手がランディ・メッセンジャー投手(33)であることを初めて明言した。
都内で行われたファンミーティングの中で問われると｢メッセンジャーです。中 4日でも、 5日でもでもという気持ちで常にいてくれる。意気に感じていってくれる。彼を中心にローテを組んでいく｣と話した。 2月下旬には内定していたが、あらためて指揮官が公言した形となった。
ファンの予想スタメンについて語る和田豊監督＝東京ビックサイト
ランディ・メッセンジャー投手が23日、球団の外国人の奪三振記録更新を宣言した。残り54個で、目標は 4月中の達成。和田監督がこの日のファンミーティングで開幕を初めて公言し、偉業のおまけ付きでスタートダッシュを決める。
｢54？ それはいい数字だね｣
奇しくも背番号と同じ数にニヤリ。昨季までに奪った三振は 745個で、虎の助っ人最多であるバッキーの 799個に迫った。今季中の更新は確実だが、狙うのは、あっという間の奪取。昨季の奪三振率は9.76。 4月中の 5度の登板でも可能というわけだ。
投手指名練習でキャッチボールを行い笑顔のランディ・メッセンジャー投手＝鳴尾浜球場
｢ 5試合！？ でも、そうなればいいね。日本に来たからには、史上最高といわれる選手になりたいと思っているから｣
27日の中日戦(京セラＤ)で 2年ぶり 2度目の大役を務めるが、虎の助っ人で開幕投手はバッキー(1965年)、キーオ(1987年)があるものの 2度は初。柱を託された助っ人はキャッチボールやノックなどで軽めに調整。本番が待ちきれない様子だ。
｢楽しみだね。早く開幕してほしいよ。(記録)だけが目標じゃなくて、勝利に貢献したい｣。記録も優勝も、自信以外には何もない。
能見篤史投手が23日、サンスポ名物企画｢猛虎のお約束｣に2011年以来 4年ぶりに参戦。ノルマに｢防御率2.50以下｣を掲げた。罰則は、親交がある同い年のサッカー元日本代表ＭＦ遠藤保仁選手に 1日記者として取材を行うことに決定。開幕 4戦目となる31日のヤクルト戦(神宮)で先発する左のエースが、ノルマ達成で虎を頂点に導く。
青空が広がる鳴尾浜で、黙々と汗を流した。自身開幕登板となる31日のヤクルト戦まで 1週間。指名練習に参加した能見は、ブルペン入り後にダッシュを繰り返した。自然と緊張感が高まるなか、お約束に 4年ぶり参戦だ。勝ち星、投球回数、奪三振…。勝負する項目はいろいろあるが、自らノルマに掲げたのが防御率だった。
｢防御率は設定してますよ。ずっと 2点台できて、昨年は跳ね上がってしまいましたから。2.50以下にはしないといけませんね｣
開幕を目前にして苦い記憶がよみがえる。昨季 3月28日の巨人戦(東京Ｄ)で 2年ぶりに開幕投手を務めたが、めった撃ちにされた。序盤に 4点のリードをもらいながらも10失点ＫＯ。エースのまさかの大乱調で大敗したチームは、黒星スタートとなった。
鳴尾浜でブルペン入りした能見篤史投手。｢防御率2.50以下｣を公約にかかげた
開幕戦でつまずいた能見はそのまま波に乗れず、終わってみれば 9勝(13敗)。2009年から 5年連続で 2点台だった防御率は3.99とガタ落ちした。リベンジに燃えている今季、開幕投手はメッセンジャーに譲る形となったが、 2カード目の初戦を任される。開幕投手同様に重要なポジションだ。防御率2.50以下は2.42だった2012年のみ。
｢勝ち星は運もあることだが、防御率が低ければ試合を壊さない。負けないし、勝ちにつながることになる。まずは試合を壊さないことが第一です｣
｢2.50｣を達成すれば、自ずと 2桁勝利。その向こうには10年ぶりのリーグＶも見えてくる。左のエースとしての責任感をにじませた。
昨季はオフに食事するなどプライベートで仲のいい元日本代表ＭＦ遠藤がキャプテンを務めるＧ大阪を 3冠に導いた。｢あの年齢でも元気ですし、本当にすごいと思いました｣。Ｊ１復帰 1年目で快挙を達成した同級生の姿に刺激を受けた。では、公約未達成の場合は 1日記者に扮して遠藤に取材というのはどう？ サンスポからの提案に｢時間が合えばですが、いいですよ｣とＯＫしてくれた。
｢優勝に向けて、お互い頑張りたいですね｣
今季は阪神もタイトルを獲る－。35歳コンビが関西を熱く盛り上げる。
2008年、巨人対ソフトバンクで始球式に登板した倖田来未
阪神は23日、シーズン開幕を記念するセレモニーの概要を発表した。
開幕戦となる27日中日戦(京セラドーム大阪)で、｢球団創設８０周年｣を迎えた球団のレジェンドを振り返る特別映像の放映と、大阪フィルハーモニー合唱団と一緒に歌う｢六甲おろし｣の大合唱、記念ビッグフラッグの掲揚を行う。加えて、関西出身の歌手倖田来未(32)が君が代独唱と始球式を担当し、アニバーサリーシーズンの開幕を盛り上げる。
23日、京阪神のシンボルタワーを同時にイエローライトアップする異例の試みを発表した。中日との開幕戦(京セラドーム大阪)が行われる27日、大阪の｢通天閣｣、神戸の｢ポートタワー｣、京都の｢京都タワー｣を午後 6時ごろから黄色く染める。｢球団創設８０周年｣の周知はもちろん、関西全域を巻き込んだ話題作りで地域の盛り上げと活性化を目指す。
ついに開幕投手が正式に発表になった！さぁ！本番まで秒読み段階に入った！全員野球で、今年こそファン皆が待ち望む｢二文字｣ゲットだ！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2015年 練習試合・オープン戦 日程と結果( 2月)
2015年 オープン戦・公式戦 日程と結果( 3月)
2015年 公式戦 日程と結果( 4月)
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セ監督が開幕投手発表！和田監督、谷繁監督の目の前で宣戦布告！開幕戦、大阪フィルハーモニー大合唱！
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