和田虎が執念のドローだ。 5点差を追い付き、引き分けに持ち込んだ。阪神が 2― 5の 8回にはブラゼルの無死一塁から今季 1号 2ランで追い上げ 1点差とした一死 2、 3塁で、俊介外野手がスクイズで｢ヤクルト 5－ 5阪神｣と同点とした。勝ちきれなかったけど、黒星濃厚の 5点差から追いついた。
おまたせ！マートン、復活マルチ！マートンが、復帰からいきなり全開モードに！
記事をまとめてみました。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2012.04.04 試合結果]()
2012.04.04 試合結果
新井貴、ブラゼルに今季初本塁打は出たが、昨季乏しかった小技を利かせた攻撃が光った。和田監督は｢きょうはよく追い付いた｣とナインをたたえた。
5─ 5と同点で迎えた 9回、無死 1塁では鳥谷が犠打で 4番、新井貴にチャンスをお膳立て。勝ち越しは成らなかったが、昨季 3犠打の 3番が 4試合目で早くも自己犠牲の姿勢を示した。
和田監督が執念のタクトを繰り出した。 1点を追う 8回一死 2、 3塁。俊介に出したサインは、スクイズだった。
｢本当に関本の言葉じゃないけど“必死のパッチ”やね。そういう 1点だったね。本当はあのスクイズが決勝点になればいいんだけど、藤井彰(の浅い中飛(がね。内野が下がっていただけに 2ゴロを転がして 3塁という形ができると、決勝点になる可能性もあったし。理想ばっかりいっても仕方がないんだけど｣
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-ベンチで和田監督らに出迎えられる俊介]()
8回一死 2、 3塁塁から俊介(7)は同点スクイズを決め、ベンチで和田監督(右)らに出迎えられる
ヤクルトは 1回一死 1、 3塁、畠山の投ゴロで 1点を先制。 3回は押し出し四球と宮本、バレンティンの適時打で 4点を追加した。
阪神は 4回二死から新井貴が 1号ソロを放ち、 5回は平野の右前適時打で 3点差に追い上げた。ヤクルト館山は 5回 2失点で降板。
阪神は 8回無死 1塁からブラゼルが 2ランを放つと、俊介のスクイズで同点に追い付いた。ヤクルトは今季初の引き分け。
開幕戦に続く今季 2度目のドロー。前打者の藤井の結果に唇を噛みながらも、ベンチ一丸で追いついたことを強調した。俊介は左腕・日高の外角速球に無我夢中で食らいついた。白球は捕手・相川の前を転がった。
｢何かあると思っていたので準備していた。前にバント失敗していたので、取り返さないとと思っていた。しっかり決められてよかった｣と俊介。 3走・マートンが本塁を駆け抜ける。ヤクルトのブルペンでは守護神・バーネットしかいない。ここしかない。先発・メッセンジャーが 3回 5失点と大崩れし、“死んだ”と思わせた試合を生き返らせた。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-倒れ込みながらスクイズした俊介]()
1点を追う 8回一死 2、 3塁で、俊介が倒れ込みながらスクイズで同点に。これぞ和田野球だ！
新井＆ブラゼルの追撃弾の後に“和田野球”が炸裂。昨季、 3勝 7敗(勝率 0.300)と苦戦していた神宮で、 1点をもぎとる采配で負けなかった。
｢とにかく何でもありということだよね。いつもいうように、アウト 1つを有効に使うというところができれば、もう 1点入っていただろうし｣
逆転まで届かなかった悔しさが残るが、クラブハウスへと戻るとき、スタンドの虎党から痛烈な言葉は皆無だった。｢優勝してや！｣｢和田さん、お元気で！｣－。
指揮官は｢お元気で、ってどういうことや！？｣と思わず吹き出したが、昨季は 5点ビハインド以上の逆転劇はゼロ。 4時間 7分の死闘で逆境をはね返すだけの力が備わっていることを証明した。
恩師の言葉が勝負に息づいている。我孫子高校 1年のとき甲子園夏の大会で初戦敗退。当時の荒井致徳監督は大会記念として石碑を建てた。刻まれた言葉は｢気魄｣。この教えを胸に秘めているからこそ｢執念｣の 2文字が消えることはない。
｢きょうは先頭打者の四球であったり、 1点目もしっかり準備、確認ができれば防げた 1点だったし。そういうところがあと 1点足りなかったかと。とる 1点ととられる 1点では変わってくる｣
試合後、午後10時をまわっていても、クラブハウス内で緊急ミーティングを開いた。猛虎再建へ“必死のパッチ”。スタンドに何度も手をあげた和田監督が輝いていた。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-中前打を放ったマートン]()
8回表阪神無死、中前打を放ったマートン
頼もしい男が帰ってきた。試合終了後、 3塁側を歩く背番号｢ 9｣に虎党から大声援が降り注いだ。取材を受けながらスタンドへ軽く手を挙げたマートン。マルチ安打をマークして｢ただいま｣のあいさつだ。
｢勝てなかったのは残念だが、何とか追いつけて、やるべきことはできた。遅れてスタートして緊張感はあった｣。左足の故障から復帰し、 1軍に合流。初戦の荒天中止から仕切り直しの一戦に｢ 6番・右翼｣でスタメン出場すると、存在感を発揮した。
マット・マートン外野手が左太もも裏肉離れからの復帰戦でマルチ安打を記録した。 3月中旬に患部を痛めながら、 3週間足らずで 1軍復帰。 6番右翼で先発し、 5回と 8回に中前打。 2安打 2得点で引き分けに貢献し｢ここまで出来るとは思わなかった。神様のおかげだよ｣と笑顔だった。
まずは 4点を追う 5回の先頭。相手先発・館山が投じた外角低めの 132キロチェンジアップを中前に鋭く弾き返した。一死から 8番・藤井の右前打で 2塁へ進むと、 1番・平野の打球が右翼へ転がる間に一気にホームへと返ってきた。患部への心配を一掃する激走。
![$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-復帰からいきなり全開モードのマートン]()
8回、一走のマートンは金本の安打で一気に 3塁を陥れた。復帰からいきなり全開モード
｢気をつけないといけないけど上( 1軍)に帰ってきたら持っているものを全部出さないと｣。出し惜しみはしない。 8回だ。ブラゼルの本塁打で 2点を返した直後の 4打席目。 4番手・増渕から中前打を放った。
猛虎に傾いた流れを逃さない貴重な 1本。続く 7番・金本の右前打で 3塁を陥れ、俊介のスクイズで同点のホームを踏んだ。合流直後に即 2安打。 9回の守備からベンチへ退いた助っ人の活躍に、
和田監督の言葉も弾む。
「足の状態は日に日によくなっている。ちょっと下( 2軍)での打席数がというところがあったんだけど、やっぱりさすがというか、上に上がってくるとそれなりの打撃をする。もう大丈夫でしょう｣
チームは開幕から 4試合目で初の 2けた12安打。背番号｢ 9｣の復帰で打線の厚みが増した。この日は 6番での出場。指揮官は｢毎日状況は変わってくる。フルに近いぐらい試合に出たので明日の朝の様子をみながらになってくる｣と話したが今後は上位打線での起用もありうる。開幕から 1番・平野、 3番・鳥谷は固定されている中、打順に幅も広がる。
5日はまな娘・メイシーちゃんの２歳の誕生日。自身の復帰を祝う 2安打は 1日早いバースデープレゼント。｢誕生日なので(あしたも)勝ちたいね｣。“開幕”でこれ以上ない出だし。ここからが本番だ。
1回から 1点を先制されながらも、和田虎が 4回以降に点数を加算して執念のドローに！良いですね。マートンが怪我から復帰し、新井貴、ブラゼルに今季初本塁打が出た。
今日の虎軍団は、牙を剥きツバメに襲いかかる！そうして、現在 2位のツバメ軍団を引き落とせ！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！
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2012.04.04 試合結果
新井貴、ブラゼルに今季初本塁打は出たが、昨季乏しかった小技を利かせた攻撃が光った。和田監督は｢きょうはよく追い付いた｣とナインをたたえた。
5─ 5と同点で迎えた 9回、無死 1塁では鳥谷が犠打で 4番、新井貴にチャンスをお膳立て。勝ち越しは成らなかったが、昨季 3犠打の 3番が 4試合目で早くも自己犠牲の姿勢を示した。
和田監督が執念のタクトを繰り出した。 1点を追う 8回一死 2、 3塁。俊介に出したサインは、スクイズだった。
｢本当に関本の言葉じゃないけど“必死のパッチ”やね。そういう 1点だったね。本当はあのスクイズが決勝点になればいいんだけど、藤井彰(の浅い中飛(がね。内野が下がっていただけに 2ゴロを転がして 3塁という形ができると、決勝点になる可能性もあったし。理想ばっかりいっても仕方がないんだけど｣
8回一死 2、 3塁塁から俊介(7)は同点スクイズを決め、ベンチで和田監督(右)らに出迎えられる
ヤクルトは 1回一死 1、 3塁、畠山の投ゴロで 1点を先制。 3回は押し出し四球と宮本、バレンティンの適時打で 4点を追加した。
阪神は 4回二死から新井貴が 1号ソロを放ち、 5回は平野の右前適時打で 3点差に追い上げた。ヤクルト館山は 5回 2失点で降板。
阪神は 8回無死 1塁からブラゼルが 2ランを放つと、俊介のスクイズで同点に追い付いた。ヤクルトは今季初の引き分け。
開幕戦に続く今季 2度目のドロー。前打者の藤井の結果に唇を噛みながらも、ベンチ一丸で追いついたことを強調した。俊介は左腕・日高の外角速球に無我夢中で食らいついた。白球は捕手・相川の前を転がった。
｢何かあると思っていたので準備していた。前にバント失敗していたので、取り返さないとと思っていた。しっかり決められてよかった｣と俊介。 3走・マートンが本塁を駆け抜ける。ヤクルトのブルペンでは守護神・バーネットしかいない。ここしかない。先発・メッセンジャーが 3回 5失点と大崩れし、“死んだ”と思わせた試合を生き返らせた。
1点を追う 8回一死 2、 3塁で、俊介が倒れ込みながらスクイズで同点に。これぞ和田野球だ！
新井＆ブラゼルの追撃弾の後に“和田野球”が炸裂。昨季、 3勝 7敗(勝率 0.300)と苦戦していた神宮で、 1点をもぎとる采配で負けなかった。
｢とにかく何でもありということだよね。いつもいうように、アウト 1つを有効に使うというところができれば、もう 1点入っていただろうし｣
逆転まで届かなかった悔しさが残るが、クラブハウスへと戻るとき、スタンドの虎党から痛烈な言葉は皆無だった。｢優勝してや！｣｢和田さん、お元気で！｣－。
指揮官は｢お元気で、ってどういうことや！？｣と思わず吹き出したが、昨季は 5点ビハインド以上の逆転劇はゼロ。 4時間 7分の死闘で逆境をはね返すだけの力が備わっていることを証明した。
恩師の言葉が勝負に息づいている。我孫子高校 1年のとき甲子園夏の大会で初戦敗退。当時の荒井致徳監督は大会記念として石碑を建てた。刻まれた言葉は｢気魄｣。この教えを胸に秘めているからこそ｢執念｣の 2文字が消えることはない。
｢きょうは先頭打者の四球であったり、 1点目もしっかり準備、確認ができれば防げた 1点だったし。そういうところがあと 1点足りなかったかと。とる 1点ととられる 1点では変わってくる｣
試合後、午後10時をまわっていても、クラブハウス内で緊急ミーティングを開いた。猛虎再建へ“必死のパッチ”。スタンドに何度も手をあげた和田監督が輝いていた。
8回表阪神無死、中前打を放ったマートン
頼もしい男が帰ってきた。試合終了後、 3塁側を歩く背番号｢ 9｣に虎党から大声援が降り注いだ。取材を受けながらスタンドへ軽く手を挙げたマートン。マルチ安打をマークして｢ただいま｣のあいさつだ。
｢勝てなかったのは残念だが、何とか追いつけて、やるべきことはできた。遅れてスタートして緊張感はあった｣。左足の故障から復帰し、 1軍に合流。初戦の荒天中止から仕切り直しの一戦に｢ 6番・右翼｣でスタメン出場すると、存在感を発揮した。
マット・マートン外野手が左太もも裏肉離れからの復帰戦でマルチ安打を記録した。 3月中旬に患部を痛めながら、 3週間足らずで 1軍復帰。 6番右翼で先発し、 5回と 8回に中前打。 2安打 2得点で引き分けに貢献し｢ここまで出来るとは思わなかった。神様のおかげだよ｣と笑顔だった。
まずは 4点を追う 5回の先頭。相手先発・館山が投じた外角低めの 132キロチェンジアップを中前に鋭く弾き返した。一死から 8番・藤井の右前打で 2塁へ進むと、 1番・平野の打球が右翼へ転がる間に一気にホームへと返ってきた。患部への心配を一掃する激走。
8回、一走のマートンは金本の安打で一気に 3塁を陥れた。復帰からいきなり全開モード
｢気をつけないといけないけど上( 1軍)に帰ってきたら持っているものを全部出さないと｣。出し惜しみはしない。 8回だ。ブラゼルの本塁打で 2点を返した直後の 4打席目。 4番手・増渕から中前打を放った。
猛虎に傾いた流れを逃さない貴重な 1本。続く 7番・金本の右前打で 3塁を陥れ、俊介のスクイズで同点のホームを踏んだ。合流直後に即 2安打。 9回の守備からベンチへ退いた助っ人の活躍に、
和田監督の言葉も弾む。
「足の状態は日に日によくなっている。ちょっと下( 2軍)での打席数がというところがあったんだけど、やっぱりさすがというか、上に上がってくるとそれなりの打撃をする。もう大丈夫でしょう｣
チームは開幕から 4試合目で初の 2けた12安打。背番号｢ 9｣の復帰で打線の厚みが増した。この日は 6番での出場。指揮官は｢毎日状況は変わってくる。フルに近いぐらい試合に出たので明日の朝の様子をみながらになってくる｣と話したが今後は上位打線での起用もありうる。開幕から 1番・平野、 3番・鳥谷は固定されている中、打順に幅も広がる。
5日はまな娘・メイシーちゃんの２歳の誕生日。自身の復帰を祝う 2安打は 1日早いバースデープレゼント。｢誕生日なので(あしたも)勝ちたいね｣。“開幕”でこれ以上ない出だし。ここからが本番だ。
1回から 1点を先制されながらも、和田虎が 4回以降に点数を加算して執念のドローに！良いですね。マートンが怪我から復帰し、新井貴、ブラゼルに今季初本塁打が出た。
今日の虎軍団は、牙を剥きツバメに襲いかかる！そうして、現在 2位のツバメ軍団を引き落とせ！
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