2日東京ドームで巨人-阪神 7回戦が行われ、巨人は 7回に新外国人フランシスコの来日初安打となる適時打で先制し、継投策で逃げ切った。阪神の連勝は「4」で止まった。借金完済を狙った阪神は、巨人のアーロン・ポレダ投手(28)の前に打線が沈黙し、今季 2度目の無得点負け。連勝は「4」でストップし、借金「2」となった。Gの新助っ人左腕には、これで 3戦 3敗の屈辱。 3日、ドラフト 3位・高木勇人投手(25=三菱重工名古屋)は絶対に打ち崩せ! 9回を含めれば得点圏は 5度。今季 2度目の無得点負けで、藤浪を見殺しにした。
マウロ・ゴメス内野手(30)が好機での凡退を悔やんだ。 3回一死 1、 2塁の先制機と、 8回二死 2塁の同点機でいずれも三振に倒れた。勝利につながる 1本とはいかず「ハードラックだったよ。藤浪はすごく良かった」と頭をかいた。
「 7番・中堅」で 3試合ぶりにスタメン出場したD 3位・江越大賀外野手(22=駒澤大學)は、 3打数無安打に終わった。
梅野隆太郎捕手(23)が、藤浪と 5度目(登板 6試合中)のコンビを組み、 8回 1失点に導いた。打っては、 2回の第 1打席でポレダから遊撃へ内野安打。ボテボテの当たりが功を奏し、20打席ぶりに「H」ランプを灯した。
藤浪晋太郎投手(21)は 8回10奪三振 5安打 1失点の快投も実らず、 3敗目( 1勝)を喫した。プロ初の無四球完投。誰も責めることができない抜群の内容だったが、試合後は反省の言葉も口にした。これでシーズンに限れば巨人戦 5連敗。敵地では自身 7連敗となった。無援に泣き、黒星はついた。しかし気持ちは沈んでいない。 8回 1失点、今季最多10奪三振。藤浪がグッと顔を上げた。頭の大田に直球をとらえられ、この日唯一の長打となる中越え 2塁打を許すと、フランシスコに適時内野安打を浴びた。悔やみきれない 1点を与えた。それまで 2打席連続三振に封じ込めていた 4、 5番に、痛恨の 2球だった。同点に追いつけず 9回のマウンドに上がれなかったが、 8回99球の省エネ投球も収穫のひとつ。今季 2勝目はお預けも、21歳が確かな進化を示した。記事をまとめてみました。
<巨人 1- 0阪神> 7回戦◇ 2日◇東京ドーム
先発は巨人がポレダで、阪神が藤浪。阪神は 3回一死 1、 2塁の先制機をつくったが、 4番ゴメスと 5番福留が凡退した。
巨人は 4回無死 1塁でクリーンアップに回ったが、好機を生かせなかった。両チーム無得点のまま、終盤に突入した。
巨人は 7回に新外国人フランシスコの来日初安打となる適時打で先制し、継投策で逃げ切った。阪神の連勝は「4」で止まった。
3回一死 1、 2塁、大きく外れたボール球を振って三振に倒れたマウロ・ゴメス内野手(投手はポレダ)=東京ドーム
情けない…。借金完済を狙った阪神は、巨人のアーロン・ポレダ投手の前に打線が沈黙し、今季 2度目の無得点負け。連勝は「4」でストップし、借金「2」となった。Gの新助っ人左腕には、これで 3戦 3敗の屈辱。 3日、ドラフト 3位・高木勇人投手は絶対に打ち崩せ!
また、まただ。東京ドームに響くポレダのインタビューを背に、虎ナインはうつむきながらバスへ向かった。同じ投手に 3戦全敗-。屈辱以外、何ものでもない。
6回、巨人・片岡治大内野手の打球を捕球する阪神・西岡剛内野手=東京ドーム
「手も足も出ない感じではなかった。チャンスでの 1本が出るか出ないか、というところ」
9回を含めれば得点圏は 5度。和田監督が強がれば、関川打撃コーチも「ここ(対戦) 2試合と比べると打者は振れていた」と話したが…。今季 2度目の無得点負けで、藤浪を見殺しにした。
過去 2度の対戦でともにボークを誘うなど、Gの新助っ人左腕攻略の鍵は機動力だった。しかし 2回、先頭で左前打を放った上本が 2盗に失敗。そこから一死 1、 2塁としたが、ゴメスが空振り三振、福留が遊ゴロと、かみ合わない。 6回は二死 3塁からマートンが空振り三振。揺さぶれないまま、 8回二死 2塁でポレダを降板させたが、ゴメスがマシソンの前に 3球三振に倒れた。
9回、安打を放った福留孝介外野手=東京ドーム
同じ投手への 3連続敗戦に、指揮官は「(ポレダは)かなり長身( 1メートル98)でクロスファイアで入ってくるから簡単ではない。右打者はかなり差され(差し込まれ)ている。あれをつかまえないと変化球もタイミングがとれなくなる」と分析したが、 3→ 2→ 0点と戦うたびに奪った点が減るのは、敗戦を糧にできているのか疑問だ。しかもポレダの白星はすべて阪神からとは情けない。昨季は山井(中日)、大瀬良(広島)にシーズン 3敗を喫したが、今はまだ 5月初旬というのに…。
9回、険しい表情の和田豊監督=東京ドーム
屈辱は勝利で晴らすしかない。 6回に 2塁打を放つも、得点機で沈黙したゴメスが「いいところで打ちたかった」と唇を噛めば、唯一の 2安打でチーム最多10度目( 2戦連続)のマルチ安打を放った西岡も「投手が 3点以内に抑えているわけだから。打撃陣の責任です」と悔しさをあらわ。 2勝 5敗となったG戦で対戦打率 0.393(28打数11安打)と奮闘する 2番打者が反攻を誓った。
連勝は「4」で止まり、借金は再び「2」。 3日はルーキー高木勇人が相手だ。 4月 5日にプロ初完封を許すなど、対戦 2試合とも敗れている(高木勇人には 1敗)。「(ゴメスは)きょうは打てなかったけど、明日からやってくれる」と和田監督。試される反発力。もう“二度あることは-”は許されない。
8回表阪神二死 2塁、空振り三振に倒れたマウロ・ゴメス内野手=東京ドーム
マウロ・ゴメス内野手が好機での凡退を悔やんだ。 3回一死 1、 2塁の先制機と、 8回二死 2塁の同点機でいずれも三振に倒れた。勝利につながる 1本とはいかず「ハードラックだったよ。藤浪はすごく良かった」と頭をかいた。
試合前練習では、同じドミニカ共和国出身で巨人の新外国人フランシスコと熱く抱擁。冗談で蹴りを入れるなど、旧交を温めた。決勝打を放ったフランシスコとは明暗が分かれた。
左キラー不発…。「 7番・中堅」で 3試合ぶりにスタメン出場したD 3位・江越大賀外野手は、 3打数無安打に終わった。「(ポレダは)思った以上に直球がきていて、早く対応できなかったのが反省です」。 7回先頭ではフルカウントから右翼後方へ強い打球を放ったが、橋本の守備範囲だった。 9回一死 2塁では、代打・関本を送られた。
梅野隆太郎捕手が、藤浪と 5度目(登板 6試合中)のコンビを組み、 8回 1失点に導いた。「あれだけ真っすぐがいっていたし、コースにも決まっていた。不運な安打とかあったけど、質に関していえば、今季一番の投球でした」。また打っては、 2回の第 1打席でポレダから遊撃へ内野安打。ボテボテの当たりが功を奏し、20打席ぶりに「H」ランプを灯した。
7回裏巨人無死 2塁、藤浪晋太郎投手はフランシスコに 1塁を強襲する先制適時打を浴びた=東京ドーム
藤浪晋太郎投手は 8回10奪三振 5安打 1失点の快投も実らず、 3敗目( 1勝)を喫した。
0- 0の 7回裏、先頭 4番大田に中堅フェンス直撃の 2塁打を食らい、続く 5番フランシスコに 1塁強襲の適時打を許した。ともに直球、カットボールが浮いての被安打となり、「自分の制球の甘さです」。
プロ初の無四球完投。誰も責めることができない抜群の内容だったが、試合後は反省の言葉も口にした。これでシーズンに限れば巨人戦 5連敗。敵地では自身 7連敗となった。
フランスシスコ(左)に痛恨の適時内野安打を浴びた藤浪晋太郎投手。悔やまれる 2球となった…=東京ドーム
無援に泣き、黒星はついた。しかし気持ちは沈んでいない。 8回 1失点、今季最多10奪三振。藤浪がグッと顔を上げた。
「これまでで内容は一番まとまっていた。真っすぐがすごくよかった」
力強い直球を中心に巨人打線を斬った。 4回一死 3塁では、 4番・大田への初球に自己最速タイ 157キロをマーク。外角低めのカットボールで空振り三振を奪うと、続く5番の新助っ人・フランシスコには宣言通り、内角をグイグイ攻める。オール直球の3球勝負を挑み、最後は高め 155キロで空を切らせた。 6回を終えて、 9奪三振。「意識してテンポアップした」。だが“魔の 7回”に泣いた。
先頭の大田に直球をとらえられ、この日唯一の長打となる中越え 2塁打を許すと、フランシスコに適時内野安打を浴びた。
「低めなら詰まらせることができたと思うが、浮いた分、ああいう結果になってしまった」
カウント 2- 2からのカットボールは内角高めへ。 1塁線の打球にゴメスが飛びついたが、無情にもボールはミットを弾き、転々…。悔やみきれない 1点を与えた。それまで 2打席連続三振に封じ込めていた 4、 5番に、痛恨の 2球だった。
黒星はついたが、内容は今季一番だった藤浪晋太郎投手=東京ドーム
同舞台だった 4月 5日に続く、今季 2度目の完投負け。巨人戦は2013年 8月 4日(東京D)に勝ってから 7試合白星がない( 5敗)。敵地でも昨季から 7連敗。結果としては殻を破れなかったが、確かな収穫もあった。
前回 4月25日の広島戦(マツダ)では投球フォームが乱れ、 4四球で 5回 6失点だったが、この日は今季初の無四球。この 1週間で、インステップ気味になる左足の踏みだし方を修正。横振り気味になっていた腕も縦振りに直し、「それは意識して投げた。フォーム的にはすごくよかった」と手応えを口にした。
「 9回も投げるつもりでした」
同点に追いつけず 9回のマウンドに上がれなかったが、 8回99球の省エネ投球も収穫のひとつ。今季 2勝目はお預けも、21歳が確かな進化を示した。
7回、適時打を放たれた藤浪晋太郎投手はベンチへ戻る=東京ドーム
藤浪が10三振を奪い、今季初の 2桁奪三振。通算 6度目で、 1年目の2013年は一度もなく、2014年に 5度記録。自己最多は2014年 6月17日の北海道日本ハム戦(甲子園)、同 7月15日の中日戦(ナゴヤD)の「13」。
ビジターでは昨年 7月15日の中日戦(ナゴヤD)を最後に勝ち星がなく、 7連敗。通算ではビジターは29試合 7勝14敗、防御率3.02。ホームでは26試合15勝 3敗、防御率3.32。
公式戦では巨人戦 5連敗。G戦初登板だった2013年 8月 4日(東京D)から白星がなく、通算 8試合で 1勝 5敗、防御率2.89。
◆データBOX◆
◎…阪神が同じ投手にシーズン 3敗以上を喫するのは、昨年の中日・山井大介(阪神戦 6試合 3勝 1敗、防御率3.69)、広島・大瀬良大地(同 8試合 3勝 3敗、防御率3.80)以来。巨人では2013年の杉内俊哉(同 6試合 3勝 1敗、防御率2.81)以来。
◎…阪神が巨人投手に開幕 3連敗以上を喫するのは、2009年のグライシンガー( 4連敗)以来、 6年ぶり。巨人 1年目の投手では2000年の高橋尚成( 3連敗)以来15年ぶりで、外国人は初。また開幕 3試合で 3敗となると、2001年の上原浩治以来。
藤浪晋太郎が一人踏ん張っても打てなければダメ。全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」ゲットだ!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2015年 公式戦 日程と結果( 5月)
2015年 公式戦 日程と結果( 6月)
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