17日ナゴヤドームで中日-阪神12回戦が行われ、中日は吉見が登板回避。代役先発の武藤は 5回無失点と役目を果たし今季初勝利。阪神は打線に元気なく、岩崎の突然の乱調も誤算。 2連敗になった。
いきなり痛恨ミス!!上本博紀内野手(28)が中日戦の 1回無死 1塁で送りバントを試みたが投飛となり、 1走・西岡剛内野手(30)が帰塁できず併殺に。防御率0.55の吉見一起投手(30)が登板回避したものの、負の連鎖で拙攻が続き、和田豊監督(52)も「流れを逃した」と苦言を呈した。19日から巨人、DeNAとの 6連戦。指揮官は危機感を募らせるが、18日の練習は先発投手のみ。試合前練習だけで弱点を補えればいいのだが…。
鳥谷敬内野手(33)が 8試合ぶりに得点圏に走者を置いて快音を響かせた。
マット・マートン外野手(33)は先制のチャンスをモノにできなかった。
4番マウロ・ゴメス内野手(30)に待望の 1発が飛び出した。 0- 6とリードされ、敗色濃厚となっていた 9回の第 4打席。先頭で打席に立つと、中日福谷の外角変化球を左翼スタンドに運んだ。完封負けこそ阻止したが、ゴメスの一発はあまりにも遅すぎた。
阪神は17日、岩崎優投手(23)を出場選手登録。中谷将大外野手(22)を抹消した。再登録は27日以降。先発岩崎優投手が突然の乱調で今季 3敗目を喫した。序盤 3回を無失点。だが、 4回に入り制球難が襲ってきた。先頭の 2番荒木にストライクが 1球も入らず四球。続く 3番平田も歩かすと、中西投手コーチを中心にマウンド上で輪ができた。
2軍降格中のランディ・メッセンジャー投手(30)が17日、鳴尾浜の残留組練習で柵越えを連発した。ブルペンでは、久保投手コーチの指導を受けながら37球の投球練習。不振で 2軍調整中のメッセンジャーが29日の西武戦(西武プリンスD)にも、 1軍復帰する見通しであることが17日、わかった。サンティアゴが15日の中日戦(ナゴヤD)で 7回 1失点の好投。“うれしい悲鳴”とじっくり調整を積みたいメッセ本人の意向もあり、スケジュール延期となっていた。先発陣の台所事情が苦しい中、背番号「54」の完全復活は巻き返しに不可欠。交流戦からのフル回転に備え、着実に復帰ロードを歩んでいく。記事をまとめてみました。
<中日 6- 1阪神>12回戦◇ 17日◇ナゴヤドーム
中日は吉見が登板回避。代役先発の武藤は序盤、毎回得点圏に走者を背負ったが後続を断った。阪神岩崎は安定した立ち上がり。
中日は 4回、エルナンデスの内野安打などで 3点。 5回には平田、ナニータ、福田の適時打で 3点追加。岩崎は 4回 3失点で降板。
武藤は 5回無失点と役目を果たし今季初勝利。阪神は打線に元気なく、岩崎の突然の乱調も誤算。 2連敗になった。
中日に完敗し、厳しい表情のまま移動のバスに向かう和田豊監督=ナゴヤドーム
阪神が代役先発の武藤を打ち崩せず、完敗した。
この日の予告先発は吉見だったが、試合前練習が始まる前に急きょ変更。 1回には無死 1塁で上本が送りバントに失敗し、飛び出した 1塁走者西岡も戻れずアウトになる、ちぐはぐさが目立った。武藤相手に 5回まで 3度、先頭打者が出塁したが無得点。貧打ぶりは相変わらずで、和田豊監督も「しっかり(プレーを)やれて点を取れないのと違う。流れを逃がしてしまうし、持って来られない要因だよな。今日は完全に自滅」と渋い表情だった。中日に連敗し、浮上の兆しは見えない。前日16日の試合後は「同じ相手に3度ともやられている。我々も恥ずかしいと思わないといけない」と指摘していた。この日は意地の見せどころだったが、空回りしてしまった。
上本博紀内野手は送りバントを打ち上げ、併殺に。序盤で緊急登板の武藤祐太投手を攻略できなかった=ナゴヤドーム
いきなり痛恨ミス!!上本博紀内野手が中日戦の 1回無死 1塁で送りバントを試みたが投飛となり、 1走・西岡剛内野手が帰塁できず併殺に。防御率0.55の吉見一起投手が登板回避したものの、負の連鎖で拙攻が続き、和田豊監督も「流れを逃した」と苦言を呈した。
いきなり何やっとんや!小飛球が上がった瞬間、虎党から言葉にならない悲鳴があがった。
「まず、そこだよな。しっかりやれて点がとれないのとは違うから。そこで流れを逃してしまった。(流れを)もってこれない要因だよな」
1回にバントを打ち上げた上本博紀内野手。いきなりのミスで流れを断ち切ってしまった=ナゴヤドーム
和田監督が苦言を呈した。 1回無死 1塁。緊急先発してきた右腕・武藤の立ち上がりに、 1番・西岡が右前打。上本に犠打の指示をしたものの、その期待は初球で裏切られた。武藤がダッシュで捕球し、すぐさま 1塁送球。飛び出した西岡もスライディングで慌てて戻ったが、痛恨の憤死となった。
吉見の先発回避という追い風ムードもかき消す致命的なミス。関川打撃コーチも「やるべきことをやらないと、チャンスはこない。しっかりやらないと。意識の問題」と一刀両断した。
0- 0の 3回無死 1塁、上本は汚名返上とばかりに初球に犠打を決めたものの、序盤の一気呵成のムードを消してしまっては打線全体に重い空気が漂う。先発変更の影響を問われ、「それはないです」と答えたのみで足早にバスへと乗り込んだ。
上本のバント失敗にベンチで表情を曇らせる和田豊監督(左)=ナゴヤドーム
リーグ最下位だった過去 2年間の反省を生かし、首脳陣は春季キャンプでのバント特訓をメニューに課していたが、改善されていないのが実状。これは上本だけの課題じゃない。
「これから上位と 6試合あるわけなんでね。今回の 3試合もそうだけど、状態のいいチームは 1つのミスにつけこんでくる。 1試合 1試合、キチンとした試合をやっていかないと。相手にスキを与えすぎだよな。いろんなことで」
19日から巨人、DeNAとの 6連戦。指揮官は危機感を募らせるが、18日の練習は先発投手のみ。試合前練習だけで弱点を補えればいいのだが…。
3回、安打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム
鳥谷敬内野手が 8試合ぶりに得点圏に走者を置いて快音を響かせた。 3回一死 2塁。武藤のスライダーを左前へ運び、 1、 3塁と好機を拡大した。この回は無得点に終わったものの、得点圏打率は 0.143から 0.172と微増。打率 0.236と苦しむ主将は、この日のひと振りを浮上のきっかけにする。
1回、チャンスに内野ゴロに倒れたマット・マートン外野手=ナゴヤドーム
マット・マートン外野手は先制のチャンスをモノにできなかった。 1回二死 1、 2塁の好機で武藤の外角スライダーに手を出し、遊ゴロに倒れた。 2試合ぶりの打点はならなかったが、 4回の 2打席目にも中前打。 5試合連続打で、スランプからは脱しつつあるようだ。
9回表、左越え本塁打を放った 4番マウロ・ゴメス内野手=ナゴヤドーム
4番マウロ・ゴメス内野手に待望の 1発が飛び出した。 0- 6とリードされ、敗色濃厚となっていた 9回の第 4打席。先頭で打席に立つと、中日福谷の外角変化球を左翼スタンドに運んだ。 4月19日巨人戦(甲子園)以来、20試合ぶりの 3号ソロとなった。
悔しい 2連敗となり、試合後は「これからも戦っていくだけだよ」と言葉を残してドームを後にした。その後、関西へ戻るため名古屋駅に姿を見せると居合わせたファンが熱狂。「ゴメス、次も打って~!」などと熱いエールが送られていた。
9回、本塁打を放ったマウロ・ゴメス内野手=ナゴヤドーム
完封負けこそ阻止したが、ゴメスの一発はあまりにも遅すぎた。 0- 6の 9回無死、福谷のチェンジアップを左翼席へ。 4月19日の巨人戦(甲子園)以来、約 1カ月ぶりとなる一発。打点も9試合&39打席ぶりだったが、「これからも戦っていく。それを続けていくだけだ」と試合後は多くを語らなかった。
今季 2度目の 3安打猛打賞をマークしたが、 3回一死 1、 3塁の先制機に、武藤の外角スライダーを引っかけて遊ゴロ併殺に…。和田監督も「強いていえば一番打ってほしいところでダメだったけど」とため息をついた。
4回裏二死 2、 3塁、先発岩崎優投手はエルナンデスに内野安打を打たれ失点=ナゴヤドーム
阪神は17日、岩崎優投手を出場選手登録。中谷将大外野手を抹消した。再登録は27日以降。先発岩崎優投手が突然の乱調で今季 3敗目を喫した。
序盤 3回を無失点。だが、 4回に入り制球難が襲ってきた。先頭の 2番荒木にストライクが 1球も入らず四球。続く 3番平田も歩かすと、中西投手コーチを中心にマウンド上で輪ができた。
一息入れて 4番ルナに立ち向かうもまたストレートの四球。 5番ナニータの 球目まで、 9球連続してストライクが入らなかった。ナニータは左飛に打ち取ったものの、1死満塁から 6番福田の内野ゴロの間に 1失点。二死 2、 3塁となり、 7番エルナンデスの内野安打でさらに 2点を失った。最終的に 4回 3安打 3四球 3失点で降板となった。
4回終了後、ベンチで中西コーチと話す岩崎優投手=ナゴヤドーム
岩崎優投手が先発し、 4回 3安打 3失点で、またも今季初白星を挙げることが出来なかった。
岩崎は 130キロ台後半の真っすぐに変化球を交え、 3回まで中日打線を 0点に抑える好投を見せた。しかし 4回、突然崩れた。 3者連続四球で無死満塁のピンチを招くと、一死から福田の 3ゴロの間に先制点を奪われた。さらに二死 2、 3塁からエルナンデスに 2点打を浴び、この回 3失点。岩崎は 5回の攻撃で代打を送られ降板した。
今季 5度目の先発も初勝利を挙げられなかった左腕は「自分から崩れる形のピッチングでゲームを作ることが出来ず、チームに申し訳ないです」と反省した。
2軍降格中のランディ・メッセンジャー投手が17日、鳴尾浜の残留組練習で柵越えを連発した。
午後から投手だけで行った打撃練習で、左翼の防球ネット上部まで飛ばす特大アーチを何本も披露。野手顔負けのパワーで石崎らを驚かせた。ブルペンでは、久保投手コーチの指導を受けながら37球の投球練習。「だんだん感覚はよくなっている。今は練習、練習、練習だよ」と再昇格の準備に気合十分だった。
鳴尾浜で午後から行われた投手陣の打撃練習に参加したランディ・メッセンジャー投手
不振で 2軍調整中のメッセンジャーが29日の西武戦(西武プリンスD)にも、 1軍復帰する見通しであることが17日、わかった。23日のウエスタンの楽天との交流戦(甲子園)で降格後初登板を果たし、問題なければ、晴れ舞台に戻る計画。この日、鳴尾浜でブルペン入りした大黒柱がじっくり研鑽を積み、返り咲く。
どん底からの逆襲を期すエースの復帰プランが判明した。「5.29」にも 1軍マウンドへ-。メッセンジャーは丁寧に牙を研ぎ直した上で本来の居場所を目指すことになった。
大幅な予定変更だ。首脳陣は右腕を11日に出場選手登録を抹消した当初、最短21日の巨人戦(甲子園)での返り咲きを想定していた。ところが、第 5の助っ人として獲得したサンティアゴが15日の中日戦(ナゴヤD)で 7回 1失点の好投。“うれしい悲鳴”とじっくり調整を積みたいメッセ本人の意向もあり、スケジュール延期となっていた。
鳴尾浜でキャッチボールをしたランディ・メッセンジャー投手。1軍復帰へのプランが明らかになった
そこで、まずは23日の楽天戦で調整登板を踏むことが決定。順調なら29日の西武戦に向かう青写真が描かれた。
この日、助っ人は投内連係やポール間ダッシュなどで汗を流し、久保 2軍投手チーフコーチとともにブルペン入り。2010年から指導を受けてきた恩師にフォームチェックを仰ぎながら、37球を投げた。
「(感触は)よかった。久保さんは本当にわかってくれている。いいときはこうだったよと。自分自身はできていても、見てくれる目があるから、助けになる」
開幕投手を務めた今季はここまで、 8試合で 2勝 5敗、防御率5.88。先発定着後初の不調による降格だが、たっぷり時間を設けることで本来の姿を取り戻してくれるはずだ。
山口 1軍投手コーチは「調子を上げようとやっている」と復調を願い、メッセンジャーも「練習、練習、練習。これが日本人のスタイル」と充実感を漂わせた。
先発陣の台所事情が苦しい中、背番号「54」の完全復活は巻き返しに不可欠。交流戦からのフル回転に備え、着実に復帰ロードを歩んでいく。
また負け試合…。全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2015年 公式戦 日程と結果( 5月)
2015年 公式戦 日程と結果( 6月)
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いきなり痛恨ミス!!上本博紀内野手(28)が中日戦の 1回無死 1塁で送りバントを試みたが投飛となり、 1走・西岡剛内野手(30)が帰塁できず併殺に。防御率0.55の吉見一起投手(30)が登板回避したものの、負の連鎖で拙攻が続き、和田豊監督(52)も「流れを逃した」と苦言を呈した。19日から巨人、DeNAとの 6連戦。指揮官は危機感を募らせるが、18日の練習は先発投手のみ。試合前練習だけで弱点を補えればいいのだが…。
鳥谷敬内野手(33)が 8試合ぶりに得点圏に走者を置いて快音を響かせた。
マット・マートン外野手(33)は先制のチャンスをモノにできなかった。
4番マウロ・ゴメス内野手(30)に待望の 1発が飛び出した。 0- 6とリードされ、敗色濃厚となっていた 9回の第 4打席。先頭で打席に立つと、中日福谷の外角変化球を左翼スタンドに運んだ。完封負けこそ阻止したが、ゴメスの一発はあまりにも遅すぎた。
阪神は17日、岩崎優投手(23)を出場選手登録。中谷将大外野手(22)を抹消した。再登録は27日以降。先発岩崎優投手が突然の乱調で今季 3敗目を喫した。序盤 3回を無失点。だが、 4回に入り制球難が襲ってきた。先頭の 2番荒木にストライクが 1球も入らず四球。続く 3番平田も歩かすと、中西投手コーチを中心にマウンド上で輪ができた。
2軍降格中のランディ・メッセンジャー投手(30)が17日、鳴尾浜の残留組練習で柵越えを連発した。ブルペンでは、久保投手コーチの指導を受けながら37球の投球練習。不振で 2軍調整中のメッセンジャーが29日の西武戦(西武プリンスD)にも、 1軍復帰する見通しであることが17日、わかった。サンティアゴが15日の中日戦(ナゴヤD)で 7回 1失点の好投。“うれしい悲鳴”とじっくり調整を積みたいメッセ本人の意向もあり、スケジュール延期となっていた。先発陣の台所事情が苦しい中、背番号「54」の完全復活は巻き返しに不可欠。交流戦からのフル回転に備え、着実に復帰ロードを歩んでいく。記事をまとめてみました。
<中日 6- 1阪神>12回戦◇ 17日◇ナゴヤドーム
中日は吉見が登板回避。代役先発の武藤は序盤、毎回得点圏に走者を背負ったが後続を断った。阪神岩崎は安定した立ち上がり。
中日は 4回、エルナンデスの内野安打などで 3点。 5回には平田、ナニータ、福田の適時打で 3点追加。岩崎は 4回 3失点で降板。
武藤は 5回無失点と役目を果たし今季初勝利。阪神は打線に元気なく、岩崎の突然の乱調も誤算。 2連敗になった。
中日に完敗し、厳しい表情のまま移動のバスに向かう和田豊監督=ナゴヤドーム
阪神が代役先発の武藤を打ち崩せず、完敗した。
この日の予告先発は吉見だったが、試合前練習が始まる前に急きょ変更。 1回には無死 1塁で上本が送りバントに失敗し、飛び出した 1塁走者西岡も戻れずアウトになる、ちぐはぐさが目立った。武藤相手に 5回まで 3度、先頭打者が出塁したが無得点。貧打ぶりは相変わらずで、和田豊監督も「しっかり(プレーを)やれて点を取れないのと違う。流れを逃がしてしまうし、持って来られない要因だよな。今日は完全に自滅」と渋い表情だった。中日に連敗し、浮上の兆しは見えない。前日16日の試合後は「同じ相手に3度ともやられている。我々も恥ずかしいと思わないといけない」と指摘していた。この日は意地の見せどころだったが、空回りしてしまった。
上本博紀内野手は送りバントを打ち上げ、併殺に。序盤で緊急登板の武藤祐太投手を攻略できなかった=ナゴヤドーム
いきなり痛恨ミス!!上本博紀内野手が中日戦の 1回無死 1塁で送りバントを試みたが投飛となり、 1走・西岡剛内野手が帰塁できず併殺に。防御率0.55の吉見一起投手が登板回避したものの、負の連鎖で拙攻が続き、和田豊監督も「流れを逃した」と苦言を呈した。
いきなり何やっとんや!小飛球が上がった瞬間、虎党から言葉にならない悲鳴があがった。
「まず、そこだよな。しっかりやれて点がとれないのとは違うから。そこで流れを逃してしまった。(流れを)もってこれない要因だよな」
1回にバントを打ち上げた上本博紀内野手。いきなりのミスで流れを断ち切ってしまった=ナゴヤドーム
和田監督が苦言を呈した。 1回無死 1塁。緊急先発してきた右腕・武藤の立ち上がりに、 1番・西岡が右前打。上本に犠打の指示をしたものの、その期待は初球で裏切られた。武藤がダッシュで捕球し、すぐさま 1塁送球。飛び出した西岡もスライディングで慌てて戻ったが、痛恨の憤死となった。
吉見の先発回避という追い風ムードもかき消す致命的なミス。関川打撃コーチも「やるべきことをやらないと、チャンスはこない。しっかりやらないと。意識の問題」と一刀両断した。
0- 0の 3回無死 1塁、上本は汚名返上とばかりに初球に犠打を決めたものの、序盤の一気呵成のムードを消してしまっては打線全体に重い空気が漂う。先発変更の影響を問われ、「それはないです」と答えたのみで足早にバスへと乗り込んだ。
上本のバント失敗にベンチで表情を曇らせる和田豊監督(左)=ナゴヤドーム
リーグ最下位だった過去 2年間の反省を生かし、首脳陣は春季キャンプでのバント特訓をメニューに課していたが、改善されていないのが実状。これは上本だけの課題じゃない。
「これから上位と 6試合あるわけなんでね。今回の 3試合もそうだけど、状態のいいチームは 1つのミスにつけこんでくる。 1試合 1試合、キチンとした試合をやっていかないと。相手にスキを与えすぎだよな。いろんなことで」
19日から巨人、DeNAとの 6連戦。指揮官は危機感を募らせるが、18日の練習は先発投手のみ。試合前練習だけで弱点を補えればいいのだが…。
3回、安打を放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム
鳥谷敬内野手が 8試合ぶりに得点圏に走者を置いて快音を響かせた。 3回一死 2塁。武藤のスライダーを左前へ運び、 1、 3塁と好機を拡大した。この回は無得点に終わったものの、得点圏打率は 0.143から 0.172と微増。打率 0.236と苦しむ主将は、この日のひと振りを浮上のきっかけにする。
1回、チャンスに内野ゴロに倒れたマット・マートン外野手=ナゴヤドーム
マット・マートン外野手は先制のチャンスをモノにできなかった。 1回二死 1、 2塁の好機で武藤の外角スライダーに手を出し、遊ゴロに倒れた。 2試合ぶりの打点はならなかったが、 4回の 2打席目にも中前打。 5試合連続打で、スランプからは脱しつつあるようだ。
9回表、左越え本塁打を放った 4番マウロ・ゴメス内野手=ナゴヤドーム
4番マウロ・ゴメス内野手に待望の 1発が飛び出した。 0- 6とリードされ、敗色濃厚となっていた 9回の第 4打席。先頭で打席に立つと、中日福谷の外角変化球を左翼スタンドに運んだ。 4月19日巨人戦(甲子園)以来、20試合ぶりの 3号ソロとなった。
悔しい 2連敗となり、試合後は「これからも戦っていくだけだよ」と言葉を残してドームを後にした。その後、関西へ戻るため名古屋駅に姿を見せると居合わせたファンが熱狂。「ゴメス、次も打って~!」などと熱いエールが送られていた。
9回、本塁打を放ったマウロ・ゴメス内野手=ナゴヤドーム
完封負けこそ阻止したが、ゴメスの一発はあまりにも遅すぎた。 0- 6の 9回無死、福谷のチェンジアップを左翼席へ。 4月19日の巨人戦(甲子園)以来、約 1カ月ぶりとなる一発。打点も9試合&39打席ぶりだったが、「これからも戦っていく。それを続けていくだけだ」と試合後は多くを語らなかった。
今季 2度目の 3安打猛打賞をマークしたが、 3回一死 1、 3塁の先制機に、武藤の外角スライダーを引っかけて遊ゴロ併殺に…。和田監督も「強いていえば一番打ってほしいところでダメだったけど」とため息をついた。
4回裏二死 2、 3塁、先発岩崎優投手はエルナンデスに内野安打を打たれ失点=ナゴヤドーム
阪神は17日、岩崎優投手を出場選手登録。中谷将大外野手を抹消した。再登録は27日以降。先発岩崎優投手が突然の乱調で今季 3敗目を喫した。
序盤 3回を無失点。だが、 4回に入り制球難が襲ってきた。先頭の 2番荒木にストライクが 1球も入らず四球。続く 3番平田も歩かすと、中西投手コーチを中心にマウンド上で輪ができた。
一息入れて 4番ルナに立ち向かうもまたストレートの四球。 5番ナニータの 球目まで、 9球連続してストライクが入らなかった。ナニータは左飛に打ち取ったものの、1死満塁から 6番福田の内野ゴロの間に 1失点。二死 2、 3塁となり、 7番エルナンデスの内野安打でさらに 2点を失った。最終的に 4回 3安打 3四球 3失点で降板となった。
4回終了後、ベンチで中西コーチと話す岩崎優投手=ナゴヤドーム
岩崎優投手が先発し、 4回 3安打 3失点で、またも今季初白星を挙げることが出来なかった。
岩崎は 130キロ台後半の真っすぐに変化球を交え、 3回まで中日打線を 0点に抑える好投を見せた。しかし 4回、突然崩れた。 3者連続四球で無死満塁のピンチを招くと、一死から福田の 3ゴロの間に先制点を奪われた。さらに二死 2、 3塁からエルナンデスに 2点打を浴び、この回 3失点。岩崎は 5回の攻撃で代打を送られ降板した。
今季 5度目の先発も初勝利を挙げられなかった左腕は「自分から崩れる形のピッチングでゲームを作ることが出来ず、チームに申し訳ないです」と反省した。
2軍降格中のランディ・メッセンジャー投手が17日、鳴尾浜の残留組練習で柵越えを連発した。
午後から投手だけで行った打撃練習で、左翼の防球ネット上部まで飛ばす特大アーチを何本も披露。野手顔負けのパワーで石崎らを驚かせた。ブルペンでは、久保投手コーチの指導を受けながら37球の投球練習。「だんだん感覚はよくなっている。今は練習、練習、練習だよ」と再昇格の準備に気合十分だった。
鳴尾浜で午後から行われた投手陣の打撃練習に参加したランディ・メッセンジャー投手
不振で 2軍調整中のメッセンジャーが29日の西武戦(西武プリンスD)にも、 1軍復帰する見通しであることが17日、わかった。23日のウエスタンの楽天との交流戦(甲子園)で降格後初登板を果たし、問題なければ、晴れ舞台に戻る計画。この日、鳴尾浜でブルペン入りした大黒柱がじっくり研鑽を積み、返り咲く。
どん底からの逆襲を期すエースの復帰プランが判明した。「5.29」にも 1軍マウンドへ-。メッセンジャーは丁寧に牙を研ぎ直した上で本来の居場所を目指すことになった。
大幅な予定変更だ。首脳陣は右腕を11日に出場選手登録を抹消した当初、最短21日の巨人戦(甲子園)での返り咲きを想定していた。ところが、第 5の助っ人として獲得したサンティアゴが15日の中日戦(ナゴヤD)で 7回 1失点の好投。“うれしい悲鳴”とじっくり調整を積みたいメッセ本人の意向もあり、スケジュール延期となっていた。
鳴尾浜でキャッチボールをしたランディ・メッセンジャー投手。1軍復帰へのプランが明らかになった
そこで、まずは23日の楽天戦で調整登板を踏むことが決定。順調なら29日の西武戦に向かう青写真が描かれた。
この日、助っ人は投内連係やポール間ダッシュなどで汗を流し、久保 2軍投手チーフコーチとともにブルペン入り。2010年から指導を受けてきた恩師にフォームチェックを仰ぎながら、37球を投げた。
「(感触は)よかった。久保さんは本当にわかってくれている。いいときはこうだったよと。自分自身はできていても、見てくれる目があるから、助けになる」
開幕投手を務めた今季はここまで、 8試合で 2勝 5敗、防御率5.88。先発定着後初の不調による降格だが、たっぷり時間を設けることで本来の姿を取り戻してくれるはずだ。
山口 1軍投手コーチは「調子を上げようとやっている」と復調を願い、メッセンジャーも「練習、練習、練習。これが日本人のスタイル」と充実感を漂わせた。
先発陣の台所事情が苦しい中、背番号「54」の完全復活は巻き返しに不可欠。交流戦からのフル回転に備え、着実に復帰ロードを歩んでいく。
また負け試合…。全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ!
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