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Channel: 阪神ファンの障碍(害)者アスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記
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アニキ・金本、 2安打で通算安打数歴代 9位の通算2453安打! 10点爆勝で首位タイ!

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 アニキ・金本知憲外野手(44)が 2安打をマークし、通算2453安打として西武の土井正博ヘッド兼打撃コーチを1本上回り、歴代 9位となった。
  2本目は適時打でもあり「 1点入ってよかった」と満足げだった。
 クレイグ・ブラゼル内野手(31)が先制打でチームを勢いづけた。 1回一死満塁で中前打を放ち、 2点を先制。
 アニキが活気づけ、ブラゼルが勢いづけた打線は今季最多の15安打で広島に10- 2と大勝。中日と並び首位に浮上した。
 藤井彰人捕手(35)が10日の広島 1回戦(マツダ)の 2回、大竹の投球を左目下付近に受けた。救急車で広島市内の病院に運ばれ「精密検査が必要」との診断を受けた。記事をまとめてみました。

$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2012.04.10 試合結果

 阪神が今季最多の15安打10点で大勝。 1回にブラゼルの適時打で 2点を先制。 3回に 5連打などで 4得点。 8回の鳥谷の 2ランなど着実に加点した。
 和田監督は「やっと打ち出したね。中心が打つとこういう展開になる。たまには打ち勝つ試合があった方がいい」と頬を緩めた。金本も2安打とここまで調子が上がらなかった主力が活躍し、今季両リーグ初の 2桁得点で中日と首位に並んだ。監督は「カープも状態が良かったから( 3連戦の)頭で勝てたのは大きい。これでうちも乗っていける」と手応え十分だった。
 メッセンジャーは今季初勝利。
 広島は大竹の危険球退場が響き、連勝は 6で止まった。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-2012.04.10 勝敗表

 猛虎打線にベテラン金本知憲外野手が火を点けた。流れを左右する打席。大ベテラン、幾多の局面を乗り越えてきたからこそ分かる。 2回に左翼フェンス直撃 2塁打を放つと、 2- 0の 3回無死満塁から右前適時打して打者一巡の猛攻につなげた。次の 1点が勝敗の行方を決める。金本は右前打で貴重な追加点を挙げた。藤井彰の負傷交代もあり、不安漂う空気を振り払った。
 「 1点入ってよかった。それだけです」


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-右前タイムリーを放ったアニキ・金本
  3回、この日 2安打目となる右前タイムリーを放ったアニキ・金本。通算2453安打。土井正博氏を抜いて単独 9位となった

  3連続適時打を呼び込み、二死後、鳥谷も続いてこの回一気呵成(かせい)に 4得点。 6- 0と大差をつけ、 6連勝中と勢いに乗っていた広島を沈めた。
  2安打で歴史に名を刻んだ。通算2453安打で、土井正博・西武ヘッド兼打撃コーチ(元西武ほか)を抜き、単独 9位となった。すぐ上には長嶋茂雄氏(元巨人)の2471安打。ミスタープロ野球まであと18本に迫った。さらに、1安打目の 2回先頭の第 1打席で、完全復活を感じさせる軌道があった。
 先発・大竹から左翼フェンス直撃の 2塁打。今季 5本目の安打は、初めて左方向に飛んだ。右肩故障後から、逆方向への打球を課題としてきた。「センターからレフトへ(打球の)飛距離を出していきたい」と繰り返してきた。和田監督は「左翼の頭を越えるような打球が出始めたんで、これはいい状態に向かっている証拠なんで。ひとつのバロメーターになるような打球だったんで、本人も喜んでいるんじゃないかな」と状態のよさを確信した。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-本塁死の金本をお迎えする和田監督
  3回表無死満塁、本塁死の金本を和田監督(右)がお迎え

 引退覚悟で臨む 1年。スカイブルーの色に思いを込めている。
 「2008年、ひざの手術してたまたまラッキーカラーが青でね、あのとき見事復活できた。その意味合いも少しある」
 打撃用手袋、リストバンド、サングラスのフレーム、バッグなどの色を毎年変えている。2007年に左ひざ半月板を手術。翌2008年は打率 0.307、27本塁打、 108打点の成績を残した。当時と同じ青色を選び、願いを込めた。アスリートはときに、大けがから何かを学び、成長の糧とすることがある。だが鉄人は「それはない。できれば、こんなけがはしたくなかった」と言い切る。屈辱、やりきれない思いでこの2年間を過ごしてきた。
 アニキの今季 2度目となったマルチ安打が打線を活気づけた。アニキが活気づけた打線は 4月 4日、ヤクルト戦(神宮)以来の 2けた15安打で広島に10- 2と初めての10得点。指揮官も、大勝に手応えを感じた。
 「週始めというところとカープのチーム状態もよかったしね。頭で勝つことができて、これでまた乗っていけると思う」
 停滞していた打線が機能した。金本にいい兆しが見えた。そして、中日と並んで首位タイに浮上。確かな歩みで、Vへの道を進んでいる。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-先制2点適時打を放ったブラゼル
  1回表阪神一死満塁、先制 2点適時打を放ったブラゼル

 クレイグ・ブラゼル内野手が先制打でチームを勢いづけた。 1回一死満塁で中前打を放ち、 2点を先制。水しぶきを上げながら白球が中前で弾んだ。巨体を揺らして 1塁へ到達したブラゼルは、誇らしげに胸を張った。
 「いい試合ができた。ああいう場面で打点もあげることができて、チームを勢いづけることができた。本当によかったよ」
  1回だ。先発・大竹を 2安打、 1四球と攻め立てた一死満塁のチャンスで打席へ。 2- 2からの 5球目、外角の直球をきれいに弾き返した。自身 4試合ぶり、12打席ぶりの安打は先制の 2点タイムリー。今季通算 7打点は、同僚の 4番・新井、中日・森野と並んでリーグトップ。 3本塁打と合わせて、B砲ただいま『 2冠王』だ。
 「ヒットが出てなかったけど意識はしていなかった。まったく気にしてなかった」
  3回無死 1塁でも右前打をマークし、一挙 4点のビッグイニングを呼び込んだ。「本当にいい試合ができた。ああいう場面で打点が挙げられて、チームを勢いづけることができた」と笑顔だった。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-タイムリーを放ったブラゼル
  1回、先制 2点タイムリーを放ったブラゼル。今季通算 7打点目。 3本塁打と合わせて、現在 2冠だ!

  5日のヤクルト戦(神宮)で 2打席連続アーチを放った後、 6- 8日の甲子園での巨人 3連戦はノーヒット。湿りっぱなしだったバットが、雨中の決戦でようやく炸裂した。不振脱出のきっかけは試合前の打撃練習。和田監督から声をかけられた。
 指揮官は「ちょっと 2塁の後ろから見ていて気がついたことをね。それが修正できたから打てたかどうかは別にして、先制点は大きかったし、いいところで打ってくれました」。
 アドバイスした内容の詳細は明かさなかったが、打撃コーチ時代から信頼を寄せる“師匠”の助言が一つのヒントになったはずだ。
 ヨーイドンで流れを引き寄せた貴重なタイムリー。その後、 5番・ブラゼルの打棒復活につられるように、打率 0.182だった 3番・鳥谷が本塁打を含む 2安打 3打点と暴れると、主砲・新井も 2安打 2打点。 3、 4、 5番で計 7打点の大爆発。15安打で10点を奪って大勝。試合前まで 0.202(セ 4位)だったチーム打率がウソのようだ。その起爆剤が背番号67の 1本だった。
 今季初のクリーンアップ打点そろい踏みに和田監督もほおが緩んだ。
 これが理想の姿。 2冠王・B砲に引っ張られて、猛虎が誇る強力クリーンアップがさらに破壊力を増していく。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-顔面に死球を受ける藤井彰人
  2回表阪神無死 2塁、広島大竹から顔面に死球を受ける藤井彰人捕手

 鈍い音とともに藤井彰人捕手が、広島 1回戦(マツダ)で顔面に死球を受けて負傷し倒れ込んだ。ヘルメットは飛び、白球はボトリと落ちた。そぼ降る雨が非情にも体を冷やした。両軍の首脳陣、選手、スタッフが駆け寄る中、タンカで運ばれていった。
 「広島市内の病院で『精密検査が必要』と診断されました。あした、大阪で受けます。左目の下です。直接、当たりました。意識はありますし、歩くこともできます」
 午後10時半をまわってから、常川チーフトレーナーが宿舎で発表した。
  1万2485人の観衆が凍り付いたのは 2点リードの 2回無死 2塁。犠打を狙った藤井はバットを寝かし、大竹と正対した。そこに大竹の投じた 130キロの速球シュートが左目の下を直撃した。大竹は危険球で退場となったが、藤井はその場に倒れたまま、起き上がれず、担架に乗せられてベンチ裏へ下がった。球場は騒然とした雰囲気に包まれた。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-左頬に投球を受けた藤井彰人
 左頬に投球を受けた藤井彰人捕手。バントしようとしていたため避けきれなかった

 タンカで運ばれてダッグアウトに下がった後、約20分後、サイレンの音とともに球場に救急車が到着し、藤井はトレーナーに付き添われながらも自ら歩いて乗り込み、病院に搬送された。
 雨音に混ざり、警備員が動線確保のため、大声を出す。球場内の歓声とサイレンの音が混在する物々しい雰囲気だった。
 開幕から 6試合スタメンマスクをかぶってきた正捕手に代わって小宮山が出場した。
 藤井は、11日に出場選手登録を抹消され、帰阪する。ほお骨の骨折であれば全身麻酔でプレートなどを使った手術になるため、長期離脱は避けられない状況だ。和田監督は「心配だね…。意識ははっきりしていたし、目も見えているみたいだった。捕手は 2人だから考えていかないと。みんなでカバーしながらやっていきたい」と厳しい表情で話した。
 城島は左ひざ再手術後ということもあり、事実上、 1塁手。正妻離脱という痛すぎる事態をチーム一丸で乗り切りたい。


$阪神ファンのアスリート・虎ちゃん77のスポーツ日記-本塁打を放った鳥谷敬
  8回に本塁打を放った鳥谷敬

 うれしい「 1」が重なった。シーズンを振り返った時、「背番号 1」鳥谷敬内野手(30)のメモリアルデーになっているかも…
 狙い澄ましたひと振りが、完全復活へのプロローグだった。 8回無死 1塁。かつての同僚、江草が投じた外より 130キロストレートに、悩める 3番打者のバットが反応した。打球は低い弾道で右翼スタンドへ。待ちに待った今季「 1号」アーチだ。
 「思い切っていったのが、いい結果につながったと思います。ホームランを打つバッターじゃないです。そんなに(意識はしていない)ですけどね。しっかりとらえられたというのはあります」
 打っても、抑えられても、ポーカーフェースを貫く野手キャプテン。“きっかけ”になりそうな一打の感触も、胸の内に隠したまま。だから、勝手に推測するが…。
 アーチの前に生まれた「 1」も、復活ロードへの自信になったはずだ。 3回の第 3打席、二死満塁から中前打を放つ。これが、何と開幕 9試合目にして初タイムリー。つまり、ヒットで稼いだ「 1打点目」だったのだ。どこからどう考えても遅すぎるけれど。
 「打席の中で場面、場面でやっているので。ボールはしっかり見極められている。ボール球を振ることも少ない」
 どこまでもクール。こちらの不安など、どこ吹く風、というムードは、こうして打ち始めると逆に頼もしく思えるから不思議だ。一本出れば、と願っていた和田監督は、一気に2本見せられて、大きくうなずいた。
 「うん。今までしっくりこない感じだったけど、きょうの 2本で気分も変わるんじゃないかな」。心配して損をした、というぐらいに打ちそうな気配がしてきた。


 アニキ・金本が 2安打をマークし、西武・土井正博コーチを上回り歴代 9位となり、ブラゼルが先制打でチームを勢いづけた打線が広島に10- 2と大勝中日と並び首位に浮上した!というタイガースファンにとっては嬉しい記事が有ったかと思ったら、藤井彰人が大竹の投球を左目下付近に受け広島市内の病院に運ばれ「精密検査が必要」という事まで起こった昨日の試合だった。
 遅れながらも、鳥谷が 3回の第 3打席に初タイムリーを放つや、 8回の 2ランなど着実に加点するなんて、やはり今年のタイガースは何かが違う…。
 今年の阪神が、最後に笑う時が久しぶりに来たのかも知れない。

 ガンバレ!阪神!我らのタイガース!













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