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なでしこ準優勝!2-5で米国に屈す…澤穂希最後のW杯!岩清水が大泣き…INAC松田監督、澤ら慰労

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  5日カナダ・バンクーバーで女子W杯:日本-米国決勝が行われ、米国(同 2位)を相手に、MFロイドにハットトリックを許すなど前半16分までに大量 4失点。同27分のFW大儀見優季(27=ウォルフスブルク)のゴールなどで 2点は返したが、W杯決勝としてはワーストの 5失点で敗れた。なでしこが 5失点を喫したのは2006年11月23日の親善試合ドイツ戦( 3- 6で敗戦)以来。米国は 4大会ぶり史上最多 3度目の優勝となった。
 途中出場で攻守に奮闘したMF澤穂希(36=INAC神戸レオネッサ)は「取られてはいけない時間帯に 3失点してしまったのは痛かった。今、みんなが持っている力をすべて出し切った。これが今、自分たちの結果だと思う。」と話した。右サイドバックでフル出場した有吉佐織(27=日テレ・ベレーザ)は「残念でしたが、これが実力差。早い時間での失点は大きかった」と話した。バンクーバーの湾岸にそびえるスタジアム、BCプレースに「USA! USA!」の大合唱が響き渡る。 5万3341人が集まった決戦の舞台で、まさかの 5失点。「最後のW杯」と位置付けていたMF澤の大会が終わった。15歳で日本代表にデビューして23年目。 4年前の前回ドイツ大会は初の頂点に導き、大会MVPと得点女王を獲得した。国際サッカー連盟(FIFA)の女子最優秀選手にも輝いた。結果に関わらず、苦楽を乗り越えた達成感を味わえるのはピッチの上だけ。澤の挑戦は、まだまだ続く。澤の故郷、東京・府中市の新町文化センターで行われたパブリックビューイングには、約 120人のサポーターが集結。澤の母、満壽子(まいこ)さんの姿もあった。
 全 7試合フル出場でチームを引っ張ったMF宮間あや主将(30=岡山湯郷Belle)は「応援してくださったみなさんに、申し訳ない」と、涙をこらえながら話した。W杯と五輪 3大会連続で決勝に進んだことにも「優勝と準優勝では全然違う」と、悔しそうに話していた。「なでしこジャパン」は 2- 5で米国に完敗。主将のMF宮間あやは大会の最優秀選手(MVP)部門で 3位に当たる「ブロンズボール」賞を受賞したが、チームを 2連覇に導けず涙を流した。 1メートル57と小柄ながら正確なキックでチームをコントロールし、大会 2得点でブロンズボール賞を受賞。2012年に引き継ぐまで主将だったMF澤と固く抱き合った。
 守備の要のDF岩清水梓(28=日テレ・ベレーザ)は精彩を欠いた。前半 3分のCKの場面ではロイドをつかまえきれずに先制を許し、14分には中途半端になったクリアボールをホリデーにたたき込まれた。33分に交代でベンチに下がると、頭を抱えてむせび泣いた。前回大会の決勝は延長終了間際に退場処分を受け、優勝の瞬間をピッチで味わえなかった。
 女子W杯で「なでしこジャパン」は米国との決勝で完敗に終わったが、佐々木則夫監督(57)は選手たちの戦いぶりをたたえた。来年 3月にはリオデジャネイロ五輪のアジア最終予選が行われる予定で、指揮官は続投を決心。出場権を獲得し、五輪の金メダルを目指す。
 INAC神戸の選手が 6日、神戸市内のクラブハウスで決勝の米国戦を観戦した。選手19人が大型画面で、戦況を見つめた。チームには川澄奈穂美(29)、大野忍(31)、鮫島彩(28)、海堀あゆみ(28)、澤穂希、近賀ゆかり(31)、田中陽子(21)の 7人が所属。松田岳夫監督(53)は「残念な結果に終わったが、最後まであきらめずに戦った。胸を張って帰ってきてほしい」と話した。
記事をまとめてみました。

W杯決勝

 <女子W杯:日本 2- 5米国>◇決勝◇ 5日◇カナダ・バンクーバー
 なでしこジャパン(FIFAランク 4位)が米国に 2- 5で敗れ、なでしこジャパンのW杯連覇はならなかった。2大会連続の世界一はならなかった。
 米国(同 2位)を相手に、MFロイドにハットトリックを許すなど前半16分までに大量 4失点。同27分のFW大儀見優季のゴールなどで 2点は返したが、W杯決勝としてはワーストの 5失点で敗れた。


喜ぶ米国の選手たちを横に引き揚げるMF澤穂希
 決勝戦で米国に敗れ、喜ぶ米国の選手たちを横に引き揚げるMF澤穂希=カナダ・バンクーバー

 なでしこが 5失点を喫したのは2006年11月23日の親善試合ドイツ戦( 3- 6で敗戦)以来。
 米国は 4大会ぶり史上最多 3度目の優勝となった。
 途中出場で攻守に奮闘したMF澤穂希は「取られてはいけない時間帯に 3失点してしまったのは痛かった。今、みんなが持っている力をすべて出し切った。これが今、自分たちの結果だと思う。今回、自分の位置付けとしては最後のW杯と思って臨みました。悔いなく終えることができました」と話した。
 右サイドバックでフル出場した有吉佐織は「残念でしたが、これが実力差。早い時間での失点は大きかった。このメンバーは最高。決勝に行けたことを誇りに思う。胸を張って帰りたい。(W杯)初戦から夢の中にいる感じだった」と話した。


表彰台へ向かったMF澤穂希
 MF澤穂希(中)は米国の選手が作った“花道”を通り表彰台へ向かった=カナダ・バンクーバー

 女子W杯カナダ大会・決勝( 5日、日本 2- 5米国、バンクーバー)まだ辞めない!
  2連覇を狙った日本女子代表「なでしこジャパン」は決勝で米国代表に 2- 5で完敗し、準優勝に終わった。今回が最後のW杯と位置付けていたMF澤穂希は前半33分に途中出場すると攻守に奮闘。来年 8月のリオデジャネイロ五輪へ「現役でやっている以上は狙いたい」と、金メダル獲得でのリベンジを誓った。なでしこは、 7日に帰国する。
 バンクーバーの湾岸にそびえるスタジアム、BCプレースに「USA! USA!」の大合唱が響き渡る。 5万3341人が集まった決戦の舞台で、まさかの 5失点。「最後のW杯」と位置付けていたMF澤の大会が終わった。


サワーブランと話すMF澤穂希
 サワーブランと話すMF澤穂希=カナダ・バンクーバー

 「みんなが持っている力をすべて出し切った。本当に悔いなく、自分自身はやりきったと思っています」
 前半16分までに 4点を失い、 1- 4の前半33分、精彩を欠いたDF岩清水に代わって緊急投入された。今大会の日本が故障以外で前半に選手を交代するのは初めて。澤は「アップがほとんどできていない状態だった」というが、笑顔でピッチに向かうと定位置のボランチに入り、動揺するチームを落ち着かせた。
 後半 7分には戦友のMF宮間が蹴ったFKをゴール前で競ると、相手DFのオウンゴールを誘発した。「難しかったけど、自分の役割をできる範囲で果たせた」。澤は大きな力になった。


表彰された宮間あや主将とアメリカのロイド
 表彰されたMF宮間あや主将とアメリカのロイド=カナダ・バンクーバー

 世代交代を進めるチームの方針もあり、昨年 5月の女子アジア杯以降は代表の声が掛からなくなった。年齢による衰えを指摘する声が聞こえてきた。米放送局からは、今大会の解説者という屈辱的なオファーを受けた。それでもひたむきにボールを追い、男女を通じて史上最多タイとなる 6度目のW杯出場を達成した。
 これで澤は完全燃焼してしまったのか-。よぎる“引退”の 2文字をきっぱりと否定した。
 「現役でやっている以上は(リオデジャネイロ五輪出場を)狙いたい。これから(なでしこリーグの)シーズンも始まるし、少し次を考えたい」


米国の表彰を見つめる菅沢ら日本イレブン
  2連覇を逃し、悔しそうな表情で米国の表彰を見つめるFW菅澤優衣香(15)ら日本イレブン=カナダ・バンクーバー

 15歳で日本代表にデビューして23年目。 4年前の前回ドイツ大会は初の頂点に導き、大会MVPと得点女王を獲得した。国際サッカー連盟(FIFA)の女子最優秀選手にも輝いた。しかし、唯一手にしていないのが五輪の金メダルだ。やはり、決勝で米国に敗れた2012年ロンドン五輪後には代表引退を示唆しながら翻意している。
 この日、米プロリーグ・ワシントン時代に同僚だった35歳のFWワンバックが後半34分からピッチに立つと、澤はパチンと手を合わせた。ともにかつて日米のエース格を担った、互いに認め合う好敵手だ。 3分後に澤はワンバックの突破を止めようと後ろからタックルし、イエローカードを受けた。最高の舞台で今の力を存分に発揮し合った。
 「(準優勝で)悔しい気持ちがないといったら嘘になるけど、みんなにここまで連れてきてもらった。本当にいいチームの中でできた」
 結果に関わらず、苦楽を乗り越えた達成感を味わえるのはピッチの上だけ。澤の挑戦は、まだまだ続く。


声援を送る澤穂希選手の母、満壽子さん
 市民らとともに声援を送る澤穂希選手の母、満壽子さん(中央)=府中市新町文化センター

 澤の故郷、東京・府中市の新町文化センターで行われたパブリックビューイングには、約 120人のサポーターが集結。澤の母、満壽子(まいこ)さんの姿もあった。前半33分に澤が途中出場すると、「ホマレ! ホマレ!」の大声援。後半 7分、澤が相手DFと競り合い、オウンゴールが決まるとボルテージは最高潮に達した。結局敗れて連覇を逃したが、満壽子さんは「残念ですが(選手は)みんな頑張ったと思います。みなさん応援ありがとうございました」と感謝していた。

宮間宮間あや主将とタッチする澤穂希
 前半、途中出場し、MF宮間あや主将(右)とタッチするMF澤穂希=カナダ・バンクーバー

 全 7試合フル出場でチームを引っ張ったMF宮間あや主将は「応援してくださったみなさんに、申し訳ない」と、涙をこらえながら話した。
 前回大会の澤から主将を引き継いで連覇を目指してきただけに「自分がやれることはすべてやったし、みんな努力してきた。チームを勝たせられなかったことが 1番悔しい」。W杯と五輪 3大会連続で決勝に進んだことにも「優勝と準優勝では全然違う」と、悔しそうに話していた。
 「なでしこジャパン」は 2- 5で米国に完敗。主将のMF宮間あやは大会の最優秀選手(MVP)部門で 3位に当たる「ブロンズボール」賞を受賞したが、チームを 2連覇に導けず涙を流した。


試合終了直後の澤らなでしこイレブン
 試合終了直後の澤らなでしこイレブン。ぼう然とする選手、淡々とする選手、慰め合う選手とそれぞれが、敗戦を受け止めた=カナダ・バンクーバー

 気丈な主将の目から涙がこぼれた。MF宮間は終了のホイッスルに 1人でベンチへ向かうと「勝てなくてごめんね」。大会初戦で左足首を骨折して一時帰国し、 4日に再合流してベンチ入りしたMF安藤梢(こずえ)(32)に謝った。
 「自分がやれることはすべてやったと思うし、みんなも頑張った。後悔はないけど、(チームを)勝たせられなかったことが悔しい」
 開始16分までに 4失点。戦意が途切れてもおかしくないが、「追いつけないとは思っていなかった。米国も一番すごかったときと比べると、そこまでとは感じなかった」。前半27分にFW大儀見の反撃弾の起点になると、後半 7分は右足FKで相手のオウンゴールを誘った。


後半、攻め込むMF宮間あや主将
 後半、攻め込むMF宮間あや主将(左)。中央はMF宇津木瑠美=カナダ・バンクーバー

 どうしても優勝したかった。大会中は「 2連覇をしてからがスタート」と何度も口にした。前回大会優勝のなでしこフィーバーは徐々に冷め、国内リーグの観客数は減少。取り巻く環境の厳しさが以前と変わらないことを肌で感じた。
 自身は所属する岡山湯郷での年俸が 200万円から年々増え、今年はチームで初めて1000万円を超えた(いずれも推定)。しかし、毎年の契約更改で最初は必ず提示を断った。「高すぎます。受け取れません」。黒田和則GMに「後に続く子たちの目標になってほしい」と最後は説得されたが、胸には自分だけでなく女子サッカー全体の底上げが必要という思いがあった。
  1メートル57と小柄ながら正確なキックでチームをコントロールし、大会 2得点でブロンズボール賞を受賞。2012年に引き継ぐまで主将だったMF澤と固く抱き合った。「女子サッカーを盛り上げるには優勝するしかない。リオ五輪もある」。涙を拭いて顔を上げた。


表彰式を終え、涙ぐむDF岩清水梓
 表彰式を終え、涙ぐむDF岩清水梓=カナダ・バンクーバー

 守備の要のDF岩清水梓は精彩を欠いた。前半 3分のCKの場面ではロイドをつかまえきれずに先制を許し、14分には中途半端になったクリアボールをホリデーにたたき込まれた。33分に交代でベンチに下がると、頭を抱えてむせび泣いた。
 岩清水は「立ち上がりの失点は自分のせいで、チームに申し訳ない。ロイドが来るのは分かっていたのに、予想以上のスピードだった」と目を赤くした。
 前回大会の決勝は延長終了間際に退場処分を受け、優勝の瞬間をピッチで味わえなかった。「最後に笛が鳴って喜べる時には、みんなと一緒にピッチの上で迎えられたらいい」と意気込んでいたが、望みはかなわなかった。


一矢を報いるゴールを挙げたFW大儀見優季
 FW大儀見優季は前半、4点ビハインドから一矢を報いるゴールを挙げた=カナダ・バンクーバー

 FW大儀見優季が意地の一発を米国に見舞った。 0- 4の前半27分、MF川澄からの右クロスにDFを背負いながら反転。左足でゴールに突き刺した。
 「何点取られようと、自分のやるべきことは変わらない。準備ができていたからこそ、あのゴールを生み出せた。個人としては、やっと結果に結びつけられた」
 米国のGKソロはこの時点で 540分連続無失点。2007年中国大会でのGKアンゲラー(ドイツ)の持つW杯 1大会最長に並んだばかりだったが、記録更新を打ち砕く大儀見の一撃だった。
 前回2011年ドイツW杯では 1得点。今大会は 2得点で、内容的にも成長を見せた。「チームを勝利に導けなかった」。試合後は唇をかんだストライカーは「自身がもっとレベルアップしなければ」とさらなる飛躍を誓った。


決勝までなでしこを導いた佐々木則夫監督
 決勝までなでしこを導いた佐々木則夫監督は表彰式後、サポーターの声援に応える=カナダ・バンクーバー

 女子W杯で「なでしこジャパン」は米国との決勝で完敗に終わったが、佐々木則夫監督は選手たちの戦いぶりをたたえた。来年 3月にはリオデジャネイロ五輪のアジア最終予選が行われる予定で、指揮官は続投を決心。出場権を獲得し、五輪の金メダルを目指す。
 米国との頂上決戦で大敗。それでも佐々木監督は、反撃をあきらめなかった選手をねぎらった。
 「よくやってくれました。最後の最後まで走りきった。誇りを持って日本に帰りたい」


後半、指示を出す佐々木則夫監督
 後半、指示を出す佐々木則夫監督=カナダ・バンクーバー

 先手を奪い、後半に攻守の切り札を投入するプランだったが、序盤に 4失点して崩壊した。「なんとか 1点を」と、前半のうちにMF澤とFW菅沢を投入。ボランチのMF阪口を慣れないセンターバックに下げ、澤を中盤に置いて攻撃の強化を図り、 2点は返した。
 さらにFW岩渕を入れたが、見せ場はそこまでだった。「勝てるパーセンテージは少なかった。米国は素晴らしいチーム」と力の差を認めた。
 前回2011年のドイツ大会で優勝に導き、翌2012年のロンドン五輪で銀メダルを獲得すると、監督続投を迷った。古巣のJ1大宮(当時)から「アドバイザー」就任のオファーを受け、男子選手の指導に心が傾いた。


肩を落とす佐々木則夫監督と日本イレブン
 米国に敗れ、肩を落とす佐々木則夫監督(中央)と日本イレブン=カナダ・バンクーバー

 しかし、東日本大震災の被災地、岩手県久慈市の高校で男子生徒に掛けられた「自分もなでしこみたいな連動するサッカーをやりたい。ノリさん、またなでしこで見せてください」との言葉に続投を決心した。
  2連覇は逃したが、すぐに次の目標が待ち構える。来夏のリオデジャネイロ五輪だ。
 「非常に厳しい戦いが待ち受けている。あしたからまたスタートだ」
 続投を口にする前に指揮官はもう、来年 3月のアジア最終予選を見据えていた。今大会後に切れる契約の延長について、日本協会側も支障はない。佐々木監督が予選突破に導き、本番で金メダルを獲得する。


INAC神戸MF杉田ら
 神戸市内のクラブハウスで米国戦を観戦するINAC神戸MF杉田ら

 INAC神戸の選手が 6日、神戸市内のクラブハウスで決勝の米国戦を観戦した。
 選手19人が大型画面で、戦況を見つめた。
 チームには川澄奈穂美、大野忍、鮫島彩、海堀あゆみ、澤穂希、近賀ゆかり、田中陽子の 7人が所属。松田岳夫監督(53)は「残念な結果に終わったが、最後まであきらめずに戦った。胸を張って帰ってきてほしい」と話した。
 中学時代から知る澤については「彼女の意志さえあれば、まだまだ伸びる要素はある。日本の選手が見習う要素はいっぱいある。できる限り続けてほしいと思っている」と話した。


 女子W杯で「なでしこジャパン」が準優勝だったが、ここまでよく頑張って来た。次に繋ぐには、これで良かったのかも知れない。来年 3月にはリオデジャネイロ五輪のアジア最終予選が行われる予定だが、出場権を獲得して五輪の金メダルを目指せ!












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