17日東京ドームでオールスターゲーム:全セ-全パ第 1戦が行われ、全セが先勝した。第 1戦の全セ先発は巨人菅野智之投手(25)、全パは大谷翔平投手(21)。4回から 2番手で登板した藤浪晋太郎投手(21)が、 3回をパーフェクト。流れを引き寄せると打線が応えた。全パが 3回にロッテ清田の 3ランなどで逆転したが、 5回に全セが追いつくと、 6回に巨人阿部慎之助内野手(36)が勝ち越しのソロ本塁打。 4回からの 3イニングを完全投球した阪神藤浪がMVPに選ばれた。 5回にDeNA梶谷の適時打などで同点。 6回、巨人阿部のソロなど 5安打を集め、 3点を加点した。全セを率いた巨人原辰徳監督(56)がコメント。全セのコーチを務めた阪神和田豊監督(52)が藤浪の快投に目を細めた。
全セの巨人鈴木尚広外野手(37)が 5回、代走で出場し、初球に盗塁を決めた。ロッテ涌井秀章投手(29)から、オールスターでは珍しいけん制が入ったが、直後に走った。梶谷隆幸外野手(26=DeNA)の初球に 2盗を決めると、同選手の左中間 2塁打で生還した。福島県内で精肉店及び焼き肉店「すずや」を営む両親が観戦する中、最高の親孝行をした。
最大の見せ場は 3- 4の 5回無死 2塁。全セの鳥谷敬内野手(34=阪神)の打球はスタンドに向け、一直線に伸びた。しかし、フェンス手前で失速。右翼手のグラブに収まり、苦笑いを浮かべた。ベンチに帰ると、ホセ・ロペス内野手(31=DeNA)に力こぶを作るポーズでいじられた。 1打席目は昨年の球宴で、 160キロ撃ち(左前打)に成功した大谷翔平投手(21=北海道日本ハム)に 154キロで 1ゴロに封じられたが対決を熱望した右腕との再戦が実現したことで、表情はすがすがしかった。 3点を追う 3回無死 1、 2塁で 2番手・西(オリックス)の外角直球を流し打って、遊撃内野安打。これで球宴 3戦連続「H」マークを灯し、 2点リードとなった 6回二死 1、 2塁の好機では 3番手・涌井秀章投手(29=ロッテ)の 137キロ真っすぐを右前に弾き返す適時打を放った。虎のキャプテンにとって、真夏の祭典は 4年連続 6度目。球界の遊撃手として、不動の地位を築いた男も、この日ばかりは野球少年のような笑みがあふれていた。
巨人阿部慎之助内野手が同点の 6回、ロッテ涌井から勝ち越しソロを放った。外角高めの 140キロ速球を左翼席へ。夢舞台で復活を告げる打球が、左翼ポール際に飛び込んだ。同点の 6回無死。阿部慎之助内野手が勝ち越しのソロを放った。過去に 2度、MVPを獲得した“お祭り男”は大魚を逃してちょっぴり残念がったが、涌井の外角の直球を叩く“らしい”一発。直前に 1塁側エキサイトシートに飛び込む飛球を、右翼手・清田と競り合ったファンが“好捕”して打ち直す幸運も重なった。
北海道日本ハム中田翔内野手(26)が、大阪桐蔭対決を楽しんだ。 9回にはDeNA山崎康晃投手(22=亜細亜大學)から左翼線へ適時 2塁打も放って存在感を示した。
先発した菅野智之投手(25=巨人)が 3回 3安打 4失点。前日16日には変化球中心の配球を宣言していたが、直球勝負にこだわり、 3回に痛打された。
マツダオールスターゲーム第 1戦(全セ 8- 6全パ、全セ 1勝、17日、東京ドーム)夢舞台で歴史的 9人斬りや! 全セ・藤浪晋太郎投手が 3回完全投球。投手史上最年少となる21歳 3カ月でMVPに輝いた。虎投では1971年に 9者連続奪三振を記録した江夏豊氏(67)以来、44年ぶりの快挙。全セが全パに 8- 6と逆転勝ちし、通算成績は76勝80敗10分けとなった。文字通り「江夏」に並んだ。「球団創設80周年」。花のお江戸で歴史を刻んだ。その名が告げられた瞬間、ドームが揺れた。 4万5012人の観客が歴史の証人だ。前代未聞の打球から伝説は始まった。菅野智之投手の後を引き継ぎ、 2- 4の 4回から 2番手で登板。 6回の先頭では大阪桐蔭高時代にバッテリーを組んでいた森友哉捕手(19=西武)と対戦。 153キロの直球を打ち上げた打球は天井直撃。 1塁・ホセ・ロペス内野手(DeNA)のミットに収まった。予定は 4、 5回の 2イニング。しかし全セを率いる原監督(巨人)から「せっかくなので、もう 1回行ってこい」。続投指令がなければ、森との対戦もなかった。 5回に同点に追いつき、降板直後には阿部(巨人)の勝ち越しソロが飛び出した。運も持ってる男が成し遂げた偉業だった。
全セ・広島黒田博樹投手(40)は17日、ブルペンで35球を投げて調整した。球宴出場は 8年ぶりとあって「いつのまにか、年(40歳)がいったなと思う」と苦笑い。柳田悠岐外野手(26=ソフトバンク)ら強打者から対戦を熱望されているが「イメージしただけで抑えるのは難しい」と話した。 8年ぶりの球宴を楽しんでいる様子の黒田は明日18日、 2戦目(マツダスタジアム)の先発が予想される。シーズン中とは異なり、終始柔らかい表情だった。
ダッシュ&奪首へ、フル充電や! 阪神は17日、甲子園室内で全体練習を再開した。和田豊監督(52)から前半戦の野手MVPに選ばれた福留孝介外野手(38)はシャトルラン、打撃練習を 1人だけ免除され、約30分で引き揚げた。逆転Vへ、20日の巨人戦(甲子園)から始まる。すべてを洗い流すかのような雨が聖地に降る。暴風の音が今後のセ・リーグの大混戦を予感させる。優勝請負人の看板を背負う福留だからこそ、特別メニューが許された。完全復活を遂げた38歳に対し、球団サイドも全面バックアップする。15本塁打、45打点はチームトップ。勝負の夏。目指すはイッキの首位返り咲き。蓄えた力を一気に爆発させる術は、誰よりもわかっている。記事をまとめてみました。
<オールスターゲーム:全セ 8- 6全パ>◇第 1戦◇17日◇東京ドーム
「マツダオールスターゲーム2015」は17日に東京ドーム、18日にマツダスタジアムで開催される。第 1戦の全セ先発は巨人菅野智之投手、全パは大谷翔平投手。
全パが 3回にロッテ清田の 3ランなどで逆転したが、 5回に全セが追いつくと、 6回に巨人阿部が勝ち越しのソロ本塁打。 4回からの 3イニングを完全投球した阪神藤浪がMVPに選ばれた。
原監督(左)からボールを受け取りマウンドに向かう藤浪晋太郎投手。右奥は和田監督=東京ドーム
全セが先勝した。 4回から 2番手で登板した藤浪晋太郎投手が、 3回をパーフェクト。流れを引き寄せると打線が応えた。
5回にDeNA梶谷の適時打などで同点。 6回、巨人阿部のソロなど 5安打を集め、 3点を加点した。全セを率いた巨人原辰徳監督のコメント。
「セの良さが出たと思う。藤浪の 3イニングパーフェクトが、わが軍に勢いをつけた。明日はカープ勢を中心に、黒田が先陣を切る。ファンの皆さまのために全力で戦います」。
8ー 6で勝利し、藤浪晋太郎投手(左)をねぎらう原監督(右)。右奥は和田監督=東京ドーム
全セのコーチを務めた阪神和田豊監督が藤浪の快投に目を細めた。
3回を 9人で片づける完璧な内容を見届け、MVPの大活躍ぶり。これには「大舞台で、ああいう投球をできる。本人も自信になると思うし、気持ちをキープして、後半戦につないでもらいたい」と褒めたたえた。
前半戦はチームトップの 7勝を挙げ、 120奪三振は堂々のリーグ 1位。額面通りの力投を勝負の後半戦につなげたいところだ。
5回、打者・梶谷隆幸外野手の時、 1走の巨人・鈴木尚広外野手が盗塁。野手・今宮=東京ドーム
全セの巨人鈴木尚広外野手が 5回、代走で出場し、初球に盗塁を決めた。
ロッテ涌井から、オールスターでは珍しいけん制が入ったが、直後に走った。「シーズン中とは違うプレッシャーがありましたが、初球から行けて良かった」。直後のDeNA梶谷の 2塁打でホームを踏んだ。19年目にして初めてのオールスター出場。「この大歓声は、僕の中でも思い出に残る一瞬になりました」と、うれしそうだった。
5回裏全セ無死 1塁、代走の巨人鈴木尚広外野手は 2塁盗塁成功。遊撃手今宮=東京ドーム
鈴木が 5回無死 1塁から代走で出場。梶谷隆幸外野手(DeNA)の初球に 2盗を決めると、同選手の左中間 2塁打で生還した。19年目で初出場となった“代走職人”は「初球から思い切りいけて、良かった。僕の場合、ホームまで帰ってくることが仕事ですから」。福島県内で精肉店及び焼き肉店「すずや」を営む両親が観戦する中、最高の親孝行をした。
6回、適時打を放った鳥谷敬内野手。虎のキャプテンが 2安打 1打点と活躍だ=東京ドーム
もう少しでの逆転弾に大観衆は息をのんだ。最大の見せ場は 3- 4の 5回無死 2塁。全セの鳥谷敬内野手の打球はスタンドに向け、一直線に伸びた。しかし、フェンス手前で失速。右翼手のグラブに収まり、苦笑いを浮かべた。ベンチに帰ると、ホセ・ロペス内野手(DeNA)に力こぶを作るポーズでいじられた。
「力不足です…」
とはいえ、そんな派手さはなくとも、らしさ全開。「 2番・遊撃」で先発し、 2年連続のタイムリー&マルチ安打で逆転勝利に貢献した。
「オールスターなんでどんどん、積極的に打っていこうと思っていました。安打と打点を挙げられたので、よかった」
まずは、 3点を追う 3回無死 1、 2塁で 2番手・西(オリックス)の外角直球を流し打って、遊撃内野安打。これで球宴 3戦連続「H」マークを灯し、 2点リードとなった 6回二死 1、 2塁の好機では 3番手・涌井秀章投手(ロッテ)の 137キロ真っすぐを右前に弾き返す適時打を放った。
タイムリーを放った鳥谷敬内野手(左)は和田監督ら(中)の歓迎を受けた=東京ドーム
1打席目は昨年の球宴で、 160キロ撃ち(左前打)に成功した大谷に 154キロで 1ゴロに封じられたが「球も速いですし、対戦できてよかった」。対決を熱望した右腕との再戦が実現したことで、表情はすがすがしかった。
試合前練習でも、夢舞台ならではの交流を満喫した。とりわけ、昨季まで同僚だった新井貴浩内野手(広島)と旧交を温めた。キャッチボールのパートナーを務めた後、遊撃で一緒にノックも受けた。さらに、先輩のティー打撃の際にボールをトスする役目を買って出た。
「阪神のときからやっていますよ」
本人はニヤリと笑った。新井も「日頃あまり話せないので楽しい」と満足そうだった。
「こんな(全セの)チームでシーズンができたらなと思いますね。優勝できるでしょう」
そう言い残した虎のキャプテンにとって、真夏の祭典は 4年連続 6度目。球界の遊撃手として、不動の地位を築いた男も、この日ばかりは野球少年のような笑みがあふれていた。
6回裏全セ無死、左越え勝ち越し本塁打を放った阿部慎之助内野手=東京ドーム
巨人阿部慎之助内野手が同点の 6回、ロッテ涌井から勝ち越しソロを放った。外角高めの 140キロ速球を左翼席へ。
「久々にしっかり振れました。自分もオールスターをいいきっかけにして後半戦に入りたいと思っている。なんとか勝てるように頑張ります」と話した。
交流戦で惨敗したセ・リーグが見事な逆転勝ち。勝ち越し弾の阿部慎之助内野手(中央)がナインを出迎えた=東京ドーム
夢舞台で復活を告げる打球が、左翼ポール際に飛び込んだ。同点の 6回無死。阿部慎之助内野手が勝ち越しのソロを放った。
「体が反応? そうだね。(MVPは 7回の)あれがツーベースだったら。まあ、しゃあない」
過去に 2度、MVPを獲得した“お祭り男”は大魚を逃してちょっぴり残念がったが、涌井の外角の直球を叩く“らしい”一発。直前に 1塁側エキサイトシートに飛び込む飛球を、右翼手・清田と競り合ったファンが“好捕”して打ち直す幸運も重なった。
6回、巨人・阿部慎之助内野手が左越え本塁打を放った=東京ドーム
続く 7回一死からは右翼線に安打したが、 2塁目前でアウト。「 1塁を回った瞬間にアウトだと思ったよ」と苦笑いしたが、忘れていた感覚がよみがえった。
並々ならぬ決意で臨んでいた。前半戦は打率 0.241、 7本塁打、22打点と低迷。「『もう終わりかけじゃねえか』と思われていると思うので、払拭したい。『まだやれます』ってところを見せたい」。夢舞台でスカッと留飲を下げた。
「どういう形でも、彼の中で歓喜というモノを得ることは大きい。シーズンに入っても、打ってくれると思います」と原監督。本拠地で行われた球宴で、阿部がきっかけをつかんだ。
表彰式後に中田翔内野手(左)から声をかけられた藤浪晋太郎投手=東京ドーム
北海道日本ハム中田翔内野手が、大阪桐蔭対決を楽しんだ。 9回に阪神藤浪とのガチンコ勝負。 1、 2球目と変化球が続く配球に「カーブ 2球は意味わからんかったけど…」と苦笑いも、最後は直球に詰まって左飛。「楽しかったね」と振り返った。
9回にはDeNA山崎康から左翼線へ適時 2塁打も放って存在感を示した。18日の第 2戦(マツダスタジアム)は故郷の広島で行われることもあり「今日と一緒で楽しくやりたい」と話していた。
先発の巨人・菅野智之投手=東京ドーム
先発した菅野智之投手が 3回 3安打 4失点。前日16日には変化球中心の配球を宣言していたが、直球勝負にこだわり、 3回に痛打された。「悔しいです。でも、一番目標にしていた『楽しむ』ということができた」と笑顔。あこがれの黒田(広島)とはウエートトレーニング室で初対面。「長い時間、話をすることができた」と充実感をにじませた。
3回を完全に抑えた藤浪晋太郎投手。夢舞台で虎の若きエースが躍動だ=東京ドーム
マツダオールスターゲーム第 1戦(全セ 8- 6全パ、全セ 1勝、17日、東京ドーム)夢舞台で歴史的 9人斬りや! 全セ・藤浪晋太郎投手が 3回完全投球。投手史上最年少となる21歳 3カ月でMVPに輝いた。虎投では1971年に 9者連続奪三振を記録した江夏豊氏以来、44年ぶりの快挙。全セが全パに 8- 6と逆転勝ちし、通算成績は76勝80敗10分けとなった。
文字通り「江夏」に並んだ。「球団創設80周年」。花のお江戸で歴史を刻んだ。その名が告げられた瞬間、ドームが揺れた。 4万5012人の観客が歴史の証人だ。
「なんとか勝利できて光栄です。ファンの方に一番に楽しんでもらえるようにと思ったので、よかったです」
初勝利を挙げ、MVPに輝いた藤浪晋太郎投手(後列中央)。 300万円をゲットした。優秀選手賞の(前列左から)巨人・阿部慎之助内野手、DeNA・ホセ・ロペス内野手、ロッテ・清田育宏外野手=東京ドーム
古き良き昭和の時代に時計のハリを戻した。阪神投手が球宴でMVPを獲得したのは1971(昭和46)年の江夏以来。西宮球場での第 1戦。奇しくも同じ「7・17」だ。圧巻の 9者連続三振を奪った男に肩を並べた。賞金 300万円の使い道については「両親にあげるか、貯金します」。最高の笑みだった。
前代未聞の打球から伝説は始まった。菅野智之投手の後を引き継ぎ、 2- 4の 4回から 2番手で登板。 6回の先頭では大阪桐蔭高時代にバッテリーを組んでいた森友哉捕手と対戦。 153キロの直球を打ち上げた打球は天井直撃。 1塁・ホセ・ロペス内野手(DeNA)のミットに収まった。
「東京ドームの天井に当てられたことがないので、ホッとしたというよりビックリしました」
試合前の 2人は「真っすぐで勝負してや」、「それないわ」、「あかんで」と漫才コンビみたいな掛け合い。「“森さん”に打たれると、何を言われるか分からないんで、なんとか抑えられてよかったです」。安堵の笑みを浮かべたが、本来ならこの“天井アウト”はなかった。
6回、森友哉捕手を一飛に抑えた藤浪晋太郎投手。打球が天井に当たる力の対決だった=東京ドーム
予定は 4、 5回の 2イニング。しかし全セを率いる原監督から「せっかくなので、もう 1回行ってこい」。続投指令がなければ、森との対戦もなかった。 5回に同点に追いつき、降板直後には阿部(巨人)の勝ち越しソロが飛び出した。運も持ってる男が成し遂げた偉業だった。
森だけではなく、予告通りに“大阪桐蔭カルテット”の浅村を 1ゴロ。中村(ともに西武)を遊飛、中田(北海道日本ハム)を左飛に仕留めた。「紙一重でしたけど、結果的に打ち取れてよかった」と胸を張った。
3年連続の球宴出場。しかし、紆余曲折があった今回は意味が違う。成長の証を見せつけ、貫禄すら漂う。
「リリーフで慣れないところもあったけど、余裕を持ってプレーできた」
後半戦初先発は24日のDeNA(甲子園)の予定。21歳 3カ月でのMVPは投手史上最年少で、勝ち投手は球団記録。試練の夏に向け、これ以上の勲章はどこを探しても見つからない。さあ勝負! 虎党の夢を背負った若武者が混セの荒野を突っ走る。
◆データBOX◆
◎…21歳 3カ月の全セ・藤浪(阪神)がMVPを受賞。21歳 3カ月でのMVPは年少 6番目で、投手では1970年第 2戦の阪神・江夏豊の22歳 2カ月を抜く最年少となった。
◎…阪神投手の勝利は、2007年第 1戦の久保田智之以来 8年ぶり。21歳 3カ月での白星は、阪神では70年第 2戦の江夏の22歳 2カ月を抜く最年少勝利。
◎… 3イニングを完全に抑えたのは、阪神では1970年第 3戦の上田二朗、1971年第 1戦の江夏に次いで44年ぶり 3人目。
全セ・広島黒田博樹投手と話をする阪神・藤浪晋太郎投手(中央は広島・新井貴浩内野手)=東京ドーム
全セ・広島黒田博樹投手は17日、ブルペンで35球を投げて調整した。球宴出場は 8年ぶりとあって「いつのまにか、年(40歳)がいったなと思う」と苦笑い。柳田ら強打者から対戦を熱望されているが「イメージしただけで抑えるのは難しい」と話した。
試合前の選手紹介でグラウンドに出て来た広島黒田博樹投手=東京ドーム
全セの黒田博樹投手が、阪神藤浪晋太郎投手を絶賛した。この日登板機会のないベテランは試合中、放送席にゲストとして呼ばれた。
目の前で好投する全セ 2番手の藤浪の投球を見ながら「本当に球の力がある。身長が大きいのは投手にとって大きい。角度は練習してつくものじゃないので。持って生まれたものが大きい。(目の前で 153キロを計測)うらやましいですよね。これだけしっかり腕を振ってスピードも出るのでね。日本のピッチャーのレベルが上がってきたと思います」とべた褒めした。
8年ぶりの球宴を楽しんでいる様子の黒田は明日18日、 2戦目(マツダスタジアム)の先発が予想される。「楽しみにしています。うち(広島)では初めてなので。(全パを)どうやって抑えるか今日から考えないといけませんね」。シーズン中とは異なり、終始柔らかい表情だった。
甲子園室内で軽めに汗を流した福留孝介外野手。後半戦も頼みます!
ダッシュ&奪首へ、フル充電や! 阪神は17日、甲子園室内で全体練習を再開した。和田豊監督から前半戦の野手MVPに選ばれた福留孝介外野手はシャトルラン、打撃練習を 1人だけ免除され、約30分で引き揚げた。逆転Vへ、20日の巨人戦(甲子園)から始まる後半も、引っ張ってや!
すべてを洗い流すかのような雨が聖地に降る。暴風の音が今後のセ・リーグの大混戦を予感させる。優勝請負人の看板を背負う福留だからこそ、特別メニューが許された。
「“開幕”するときに、いい状態でもっていけるようにしたい。それが、この期間だと思う」
マウロ・ゴメス内野手(右)とマット・マートン外野手は走らされ、ヒイヒイ言っていたが…
午後 4時から全体練習が開始される中、アップと軽めのキャッチボールのみでクラブハウスへと戻った。マートン、ゴメス、関本らがヒイヒイ言わされたシャトルランや打撃練習は免除された。
6月16日の北海道日本ハム戦(甲子園)から座る 3番で打率 0.333、 7本塁打、12打点と猛爆。 4試合連続安打で前半戦をフィニッシュし、体の疲労度を首脳陣から配慮されたというわけだ。
「どこが上位(チーム)なのかはわからないからね。(相手は)関係ないよ」
後半戦は伝統の一戦から始まる。ゲーム差なしの 2位巨人とは今季打率 0.325、 1本塁打、 7打点。 0.5差で首位DeNAと 2カード目に当たるが、打率 0.277、 7本塁打、15打点。豪快に打ちのめしている。胸突き八丁の戦いが続く中、勝てば一気に突き抜けられる。相性のよさにも「気のせいじゃない!? 意識していない」と笑うが、頼もしい限りだ。
勝負強い福留孝介外野手の打撃に、球団は早くも来季契約の準備を進めている=東京D
完全復活を遂げた38歳に対し、球団サイドも全面バックアップする。
今季で 3年契約満了。早くも来季の契約準備を整えたことが判明した。球団幹部は「契約を更新しない理由はまったくない。今後、球団内で最終的に意見をまとめた上で、本人に球団の考えを伝えるという流れになる」と明かした。本格的な契約交渉はシーズン終了後も、球団のスタンスを福留本人に伝えることは、さらなるモチベーション向上につながる。
「今の状態を維持したい。体調を整えてね」
15本塁打、45打点はチームトップ。勝負の夏。目指すはイッキの首位返り咲き。蓄えた力を一気に爆発させる術は、誰よりもわかっている。
藤浪が危険球とも言えるボール球を投げて目覚めた!今まで、肩まで上がった腕を振り下ろす時に斜めに下ろしていた腕を、その後にキチンとまっすぐ振り下ろす様にできる様になった。これが良かった!これで、MVPをもゲットできたのだ。後半戦に心配されていたが、これで安心できると思われるが、どうなるのか今後が楽しみだ!全セ・リーグ、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ!
ガンバレ!全セ・リーグ!我らの全セントラル・リーグ!勝利を掴め!
2015年 公式戦 日程と結果( 7月)
2015年 公式戦 日程と結果( 8月)
7月14日現在順位表
7月14日現在対戦表
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