なんぼでも三振しろ！！ 好機で結果を出し始めているドラフト 3位・江越大賀外野手(22＝駒澤大學)が27日、和田豊監督(52)から“三振のススメ”をもらった。指揮官は60打数で23三振のルーキーに対し｢三振はいくらでもしてくれたらいい｣と強調。28日の中日戦(ナゴヤＤ)以降もスタメン起用していく考えを明かした。ボール球に手を出す場面も多く、今季60打数で23三振を喫し、三振率は打率 0.167をはるかに上回る 0.383。チームトップの81三振を喫しているゴメスでも 0.248だ。それでも和田監督はルーキーにこれまで通りの思い切りのよさを求めた。今季、チームはナゴヤドームで 2勝 4敗だが、最下位相手に取りこぼしは許されない。再奪首へ－。結果をおそれない江越がフルスイングで快音を響かせる。
投手指名練習に参加した藤浪晋太郎投手(21)は27日、鉄腕ぶりを強調した。中 6日で先発する見込みの31日のヤクルト 1戦目(甲子園)は万全の状態でマウンドに上がる。
岩田稔投手(31)が27日、甲子園での投手指名練習に参加した。28日中日戦(ナゴヤドーム)の先発に向けて、キャッチボールやショートダッシュで汗を流した。岩田が27日、甲子園での投手指名練習に参加。28日の中日戦(ナゴヤＤ)での先発へ、闘志を燃やした。 1カ月以上、白星とは縁がないが、今回は得意の竜打線＆ナゴヤドームと条件面はバッチリ。再進撃へ、勢いを生み出す。あとは登板 6試合ぶりの 6勝目さえつかめれば…。左腕が大好きな尾張の地でチームの再進撃を促す快投を目指す。
高宮和也投手(33)が27日、甲子園で行われた先発投手の指名練習に参加した。キャッチボールを行う先発陣を横目に、左中間と右中間を繰り返しダッシュで往復。そこに中西投手コーチがノックする｢アメリカンノック｣で大量の汗を流した。練習参加の理由は、球宴期間中の17日の全体練習を胃腸炎で欠席したため。24日にあった若手中心の指名練習にも、休日返上で参加していた。
虎党のスーパー 1年生、ウエルカム！！ 阪神の球団首脳は27日、 8月 6日開幕の｢第９７回全国高校野球選手権大会｣に出場する早稲田実業高校・清宮幸太郎内野手( 1年)にラブコールを送った。甲子園大会にはスカウト全員が視察予定でその後は専属スカウトをつけるプランも浮上。阪神ファンという清宮と藤浪との甲子園のスタータッグを実現させる。前日26日の西東京大会は 0－ 5から大逆転勝ち。球団首脳は｢決勝戦で 5点差をひっくり返しての甲子園出場だからね。藤浪も大阪桐蔭高で春夏連覇( 3年時)した。スター選手は実力だけでなく運も兼ね備えている。清宮君も、何かを『持っているんだろうな』と話題になっているよ｣と顔を上気させながら話した。虎が身を乗り出すにはわけがある。東京生まれの清宮だが、大阪・茨田高出身の父、ラグビー・ヤマハの清宮克幸監督(48)の影響を受け、小さいときから阪神ファンだという。No.8やフランカーとして早大、サントリーで活躍した父のＤＮＡを受け継ぎ、怪物路線をまっしぐらだ。虎は縁がなかった高校野球の 2大スターにその姿を重ねている。1985年のドラフトでは清原和博(ＰＬ学園高校)を、1992年には松井秀喜(星稜高校)を 1位で指名したが、抽選で外れた。西東京大会ではお預けとなった今夏 1号が本大会( 8月 3日抽選)で飛び出せば、さらにフィーバーすることは間違いない。決勝後｢甲子園で暴れたいです｣と話した恋人の一挙手一投足に目を光らせる。記事をまとめてみました。
なんぼでも三振しろ！！ 好機で結果を出し始めているドラフト 3位・江越大賀外野手が27日、和田豊監督(52)から“三振のススメ”をもらった。指揮官は60打数で23三振のルーキーに対し｢三振はいくらでもしてくれたらいい｣と強調。28日の中日戦(ナゴヤＤ)以降もスタメン起用していく考えを明かした。
売り出し中のルーキーの表情からは、自信があふれ出ていた。自身初となるナゴヤドームでの公式戦。虎にとって“鬼門”と呼ばれる舞台だが、江越はまったく臆する様子もなく、新大阪駅から新幹線に乗り込んだ。
｢(ナゴヤＤでは)オープン戦で 1試合しかやったことがないので、イメージは湧かないですが、相手関係なくやれたらと思う｣
22日の巨人戦、24日のＤｅＮＡ戦で 2試合連続アーチ。前日26日のＤｅＮＡ戦ではプロ初の猛打賞をマークするなど、チャンスに強い打撃でブレーク寸前。一方、気になるのは三振数。ボール球に手を出す場面も多く、今季60打数で23三振を喫し、三振率は打率 0.167をはるかに上回る 0.383。チームトップの81三振を喫しているゴメスでも 0.248だ。それでも和田監督はルーキーにこれまで通りの思い切りのよさを求めた。
一発の魅力もあるが、三振のもろさも同居するルーキー江越大賀外野手。和田監督は三振ＯＫ指令を出した
｢三振はいくらでもしてくれたらいい。三振を気にして、持ち味をなくしてほしくない｣
荒さは確かに目立つが、今はとにかく長所を伸ばすことが大事。｢バットを思い切り振ることをやめてほしくない｣。三振を恐れるな－。それが指揮官の願いだ。
｢彼の場合、打つだけでなく、守備も足もあるわけだから。今はいろんなことを勉強している。そういう意味でも、場数を増やしたい｣
最近 5試合連続でスタメン起用しているが、これからも使い続けることを明言した。｢ゴメスも昨年は相当三振したけど、勝負どころで打ったら、そのインパクトが強い｣。空前の混セを抜け出すためにはラッキーボーイの存在が必要。ルーキー江越にはチームを勢いに乗せる役割が期待される。
5月 4日の中日戦では、谷繁の配球の前に３打数無安打に抑えられた。今度こそ、プロ野球新記録3018試合出場となるベテラン捕手の心理を読み切ってみせる。
江越は｢打席の中で感じながらやれたらいい。ボール球を見極めて、自分で自分の首を絞めないようにしたい｣と意気込んだ。今季、チームはナゴヤドームで 2勝 4敗だが、最下位相手に取りこぼしは許されない。再奪首へ－。結果をおそれない江越がフルスイングで快音を響かせる。
キャッチボールをする藤浪晋太郎投手＝阪神甲子園球場
投手指名練習に参加した藤浪晋太郎投手は27日、鉄腕ぶりを強調した。前回24日のＤｅＮＡ戦(甲子園)で自己最多 152球で完封した右腕は｢(状態の良さは)変わらない」とキッパリ。中 6日で先発する見込みの31日のヤクルト 1戦目(甲子園)は万全の状態でマウンドに上がる。
夏空の下、外野でダッシュする岩田稔投手＝阪神甲子園球場
岩田稔投手が27日、甲子園での投手指名練習に参加した。
28日中日戦(ナゴヤドーム)の先発に向けて、キャッチボールやショートダッシュで汗を流した。
中日相手には通算12勝 9敗、防御率1.79と好相性を誇る。気温31度の聖地で最終調整を終えると｢(暑いのは)そういう時期なので。みんな平等ですから。(28日は)ドームなので助かります｣と投球への好影響を口にした。
甲子園で調整した岩田稔投手は明るい表情。得意の竜倒で久々の勝利を手にする＝阪神甲子園球場
岩田が27日、甲子園での投手指名練習に参加。28日の中日戦(ナゴヤＤ)での先発へ、闘志を燃やした。 1カ月以上、白星とは縁がないが、今回は得意の竜打線＆ナゴヤドームと条件面はバッチリ。再進撃へ、勢いを生み出す。
のどから手が出るほどほしい白星ゲットへ、好条件は整った。あとはゼロを並べ続けるだけ。岩田が“地の利”を生かし、お得意様をねじ伏せる。
｢暑い時期ですが、みんな平等。でも、ドームなんでよかった。マウンドも嫌いじゃない。(白星は)ないより、あった方がいいですし、自分でコントロールできるなら、全部勝ちたいです｣
ダッシュする岩田稔投手＝阪神甲子園球場
思わず、本音がこぼれるほど、飢えている。ここ 3試合は 7回 1失点、 5回 1失点、 7回 1失点と好投したが、 2敗。勝ち星は 6月16日の北海道日本ハム戦(甲子園)まで遠ざかる。そんな状況下で、今季 4試合で 1勝 1敗、防御率1.55と封じ込む中日戦だ。しかも、ナゴヤドームは通算10試合に投げ、 3勝 2敗ながら、防御率は2.13と好相性を誇っている。
今年はマウンドの足場の感触が変わったものの｢ 1回、経験もしている。また変わっている可能性もありますが、いつも通りいきたい｣と気にしない。粘り強く低めにボールを集めて、打たせてとる投球をするつもりだ。
ここまで、先発 4本柱の一角として、ローテの穴を空けず、 109回 2/3イニングを消化。2011年に記録した自己最多の 169イニングの更新も射程圏内に入った。
｢たくさん投げないと。しっかり投げるためにも、打者をしっかり抑え続けないといけない。(イニング数は)その積み重ねなんで｣
あとは登板 6試合ぶりの 6勝目さえつかめれば…。左腕が大好きな尾張の地でチームの再進撃を促す快投を目指す。
投手指名練習に参加し中西コーチ（右）の打つアメリカンノックを受けた高宮和也投手はバテ気味？＝阪神甲子園球場
高宮和也投手が27日、甲子園で行われた先発投手の指名練習に参加した。
今季32試合登板を果たす中継ぎ左腕だが、休日返上で能見、メッセンジャーらと快晴の甲子園で動き回った。キャッチボールを行う先発陣を横目に、左中間と右中間を繰り返しダッシュで往復。そこに中西投手コーチがノックする｢アメリカンノック｣で大量の汗を流した。練習参加の理由は、球宴期間中の17日の全体練習を胃腸炎で欠席したため。24日にあった若手中心の指名練習にも、休日返上で参加していた。
練習後は｢ペナルティーがまだ続いている。(酷暑の中でのノックは)厳しすぎるわ。(自分も)先発するらしいで｣と笑わせて、クラブハウスへ引き揚げた。
西東京大会で大暴れした早稲田実業高校・清宮幸太郎内野手。阪神が速攻のラブコール
虎党のスーパー 1年生、ウエルカム！！ 阪神の球団首脳は27日、 8月 6日開幕の｢第９７回全国高校野球選手権大会｣に出場する早稲田実業高校・清宮幸太郎内野手( 1年)にラブコールを送った。甲子園大会にはスカウト全員が視察予定でその後は専属スカウトをつけるプランも浮上。阪神ファンという清宮と藤浪との甲子園のスタータッグを実現させる。
赤い糸で結ばれているならば、結びつけるのは早い方がいい。虎が怪物清宮にラブコール一番乗りだ。西宮市内の球団事務所は甲子園出場を決めた早実高のスーパー 1年生の話題で持ちきりだった。
前日26日の西東京大会は 0－ 5から大逆転勝ち。球団首脳は｢決勝戦で 5点差をひっくり返しての甲子園出場だからね。藤浪も大阪桐蔭高で春夏連覇( 3年時)した。スター選手は実力だけでなく運も兼ね備えている。清宮君も、何かを『持っているんだろうな』と話題になっているよ｣と顔を上気させながら話した。
虎が身を乗り出すにはわけがある。東京生まれの清宮だが、大阪・茨田高出身の父、ラグビー・ヤマハの清宮克幸監督の影響を受け、小さいときから阪神ファンだという。｢その話は聞いていますよ｣とはスカウトの 1人。和製ベーブ・ルースとしてリトル、シニア時代から注目された幸太郎ははや高校通算13本塁打。No.8やフランカーとして早大、サントリーで活躍した父のＤＮＡを受け継ぎ、怪物路線をまっしぐらだ。
満員の甲子園が清宮幸太郎内野手を待っている
西東京大会では｢ 3番・ 1塁｣で先発出場し、20打10安打10打点の大暴れ。決勝は 2万8000人の観衆を集めた。虎は縁がなかった高校野球の 2大スターにその姿を重ねている。1985年のドラフトでは清原和博(ＰＬ学園高校)を、1992年には松井秀喜(星稜高校)を 1位で指名したが、抽選で外れた。
先の球団首脳は｢ 2人が入団すれば、ウチの歴史も変わっていたと思う。清宮君は清原、松井に匹敵する打者に成長する可能性を秘めている。(先発投手の)藤浪は週 1回だけど、打者は、毎日試合に出る。それも大きな魅力のひとつだ｣と強調した。和製大砲としての実力はもちろん営業的なメリットも見込める。手を挙げない理由はない。
ドラフトは 2年後の2017年秋。先の話ではあるが、夏の甲子園大会後、専属スカウトを配置させて、徹底マークするプランも浮上しているという。
阪神は高校野球の聖地甲子園を本拠地にしながら、藤浪が入団するまで、甲子園歴史館の高校野球コーナーに展示されるような大物の生え抜き選手は少なかった。球団と本社は藤浪入団でスターが持つ強力な集客力を再確認した。打の超高校級選手の獲得に成功すれば、藤浪との黄金タッグができあがる。
西東京大会ではお預けとなった今夏 1号が本大会( 8月 3日抽選)で飛び出せば、さらにフィーバーすることは間違いない。決勝後｢甲子園で暴れたいです｣と話した恋人の一挙手一投足に目を光らせる。
今日(28日)からナゴヤＤで竜軍との試合だ！全員野球で呑竜して、ファン皆が待ち望む｢二文字｣に向かって前進だ！
ガンバレ！阪神！我らのタイガース！勝利を掴め！
2015年 公式戦 日程と結果( 7月)
2015年 公式戦 日程と結果( 8月)
7月26日現在順位表
7月26日現在対戦表
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