4日ナゴヤドームで中日-阪神21回戦が行われ、阪神は 8回、鳥谷の適時 2塁打で均衡を破り、福留の中前適時打でこの回 2点を入れた。メッセンジャーが 9勝目を挙げた。和田豊監督(53)が通算 266勝目を挙げ、藤村富美男氏(満75歳没)と並び歴代 8位タイとなった。 0- 0で迎えた 8回に先頭藤井が四球で歩くと大和を代走に送った。メッセンジャーがバントで送ると、これが鳥谷の決勝打に結びついた。首位で 9月を迎えるのは就任 4年目で初めて。和田監督が攻めのタクトで、阪神監督通算 266勝( 267敗)目をあげた。初代ミスタータイガース・藤村富美男氏と並ぶ、球団歴代 8位タイ。もちろん、光栄であることをニオわせながらも、残り22試合の全力指揮を宣言した。
阪神が 8回に均衡を破った。 0- 0で迎えた 8回一死 2塁で鳥谷敬内野手(34)が先制打を放った。「チャンスだったので、とにかく初球からと思っていた」と、初球の中日先発ネイラーの外角高めに浮いた変化球をとらえた。 3塁線を抜ける 2塁打で先制した。前日 3日広島戦(甲子園)から 4番に座り、 2試合連続で打点をマークした。首位阪神は両軍無得点で迎えた 8回、鳥谷敬内野手が決勝の適時 2塁打。 3- 0で谷繁竜を下して 2連勝、貯金「6」とした。中日には12年ぶりの 7連勝。 2位ヤクルトと 0.5差、 3位巨人と 1.5差。 1勝がどれだけ貴重か。しかも最下位中日との 3連戦。絶対落とせない-。そんな重圧を快打で振り払い、優勝した2003年以来12年ぶりの中日戦 7連勝を決めた。残り22試合、結果がすべて。過酷な戦いに耐える精神力と冷静さ、そして影響力。すべてを備えた主将が、最後まで猛虎を引っ張る。
5戦連続打点や!福留孝介外野手(38)、「もう 1点」場面できっちり!「 4番・福留」-。ナゴヤドームのアナウンスに、かつての味方は震え、虎党はさびぬ男を歓迎した。ありがとう。どうか、このままで頼む! 96代主砲が、また期待に応えた。 8回。鳥谷の先制打で風穴をあけ、なおも二死 1、 3塁。 1ストライクから、 2番手・浅尾の外角フォークをひろった。自分の体が思うように動かないというフラストレーションは計り知れない。中日時代に 3度、優勝を経験。これが産みの苦しみであることはわかっている中、自らの体にムチを打ち続けている。気合を示すような、さっぱりとカットされた髪が頼もしい。帰りのバス。いつもの最後尾に座ると、すぐにトレーナーがやってきた。福留はピシャッとカーテンを閉めた。
ランディ・メッセンジャー投手(34)が 8回 6安打 9三振無失点で今季 9勝目を挙げた。 8回に援護点をもらうと、その裏もきっちりとゼロに抑えた。中日ネイラーとの投手戦はメッセンジャーに軍配が上がった。絶対に 1点も与えない。最後まで強い信念を持ち続けた。 2点をもらった直後の 8回二死 1、 3塁、一発出れば逆転の場面。カウント 0- 1から高めの直球で森野を 2ゴロに打ち取ると、メッセンジャーは右拳を握りしめた。 8回無失点で今季 9勝目。スコアボードに 0を並べ、納得の表情を浮かべた。 2回から 4回まで得点圏に走者を置く苦しい展開。それでも、 2回二死 2塁で桂をフォークで空振り三振に仕留めるなど要所を締めた。 150キロを超える直球と変化球を巧みに使い分け、 9三振を奪った。ファンに支えられている。 8月下旬、敵地での広島戦で球場入りの際にファンから色紙を受け取った。そこには一緒に撮影したツーショット写真が貼ってあり、応援メッセージが添えられてあった。プレゼントを大事そうに抱え、満面の笑み。温かい応援を直に感じ、より喜びがこみ上げた。 8月23日のDeNA戦(京セラD)で自身が勝利して以降、ここまで 7試合で白星を挙げたのは藤浪だけ。ようやく藤浪以外の投手で勝てた。自身 9月白星スタートも、 9勝11敗でいまだ黒星先行。このまま終わるつもりは毛頭ない。必ず巻き返す。
呉昇桓(オ・スンファン)投手(33)が、 3人斬り39S!クルーンの最多セーブ完全射程!日本球界 1年目の昨年に並んだ。 3- 0で迎えた 9回に登場し、 3者凡退で守護神の仕事を全うした。セーブ王に輝いた昨年の自身の記録に並んだが「今の時期は個人より、チームの 1勝が大事。数字を気にせずチームの勝利にこだわっていきたい」と前を向いた。 8月23日DeNA戦(京セラドーム大阪)以来のセーブだった。中10日からの 2連投。変則的な登板間隔も、守護神・呉昇桓には関係無しだ。竜をキッチリ 3人で料理し、 8月23日のDeNA戦(京セラD)以来の39セーブ目。早くも、来日 1年目で最多セーブのタイトルを獲得した昨季に並び、節目の40セーブに王手をかけた。昨季は64試合目の登板で達成した39セーブだが、今季は57試合目とハイペースで記録を刻む。チームもまだ22試合を残すだけに、40セーブはもちろん、2008年にクルーン(当時巨人)が作った歴代外国人投手のシーズン記録、41セーブも完全に射程圏。セ・リーグのセーブ王を争う 2位・山崎康(DeNA)にも 5差をつけた。首位のまま虎にゴールテープを切らすべく、確実にセーブを積み重ねていく。記事をまとめてみました。
<中日 0- 3阪神>21回戦◇ 4日◇ナゴヤドーム
中日ネイラーは完璧な立ち上がりを見せた。阪神メッセンジャーは 2回、 3回と得点圏に走者を背負ったが後続を断った。
阪神は中盤に走者を出したが無得点。 5回無死 1、 2塁のチャンスも生かせなかった。中日は 4回二死 2塁で無得点。
阪神は 8回、鳥谷の適時 2塁打で均衡を破り、福留の中前適時打でこの回 2点を入れた。メッセンジャーが 9勝目を挙げた。
投手交代を告げる和田豊監督(右)=ナゴヤドーム
和田豊監督が通算 266勝目を挙げ、藤村富美男氏と並び歴代 8位タイとなった。 0- 0で迎えた 8回に先頭藤井が四球で歩くと大和を代走に送った。メッセンジャーがバントで送ると、これが鳥谷の決勝打に結びついた。
「なるべく捕手を代えたくないんだけど。何としてもあそこで点を取りたかった。大和なら少々バントが正面にいってもセーフになる。あそこは勝負かけました」。首位で 9月を迎えるのは就任 4年目で初めて。記録については「今はまったく、自分のことは頭にないな。とにかく残り試合、 1つでも多く勝つ。それだけ」と、目前の勝負だけを見据えた。
8回、代走で先制ホームを踏み、ベンチに戻る大和外野手。和田監督(左端)の采配が決まった=ナゴヤドーム
和田監督が攻めのタクトで、阪神監督通算 266勝( 267敗)目をあげた。初代ミスタータイガース・藤村富美男氏と並ぶ、球団歴代 8位タイ。もちろん、光栄であることをニオわせながらも、残り22試合の全力指揮を宣言した。
「(藤村氏に並んだ感想は)ちょっと今は…まったく自分のことは頭にない。とにかく残り試合を 1つでも多く勝つ。それだけ。以上!」
初モノのネイラーに手を焼きながらも、執念の采配が実った。
0- 0の 8回。先頭・藤井が四球を選ぶと、すぐに代走・大和を投入。
「メッセがまだ投げるだけになるべく捕手は代えたくないんだけど、何としてもあそこで点をとりたいというところで。(走者が)大和だったらバントが少々正面にいってもセーフになる。あそこは勝負をかけた」
描いた青写真通りに先制点をもぎとった。
1回一死で上本が中前打で出塁すると 2盗を仕掛けた。結果、盗塁死も意図は明確だった。再びライバルを突き放す。気を緩めることはない。
まさに値千金! 8回、鳥谷敬内野手の一打がチームを救った=ナゴヤドーム
阪神が 8回に均衡を破った。 0- 0で迎えた 8回一死 2塁で鳥谷敬内野手が先制打を放った。「チャンスだったので、とにかく初球からと思っていた」と、初球の中日先発ネイラーの外角高めに浮いた変化球をとらえた。 3塁線を抜ける 2塁打で先制した。
さらに二死 1、 3塁として 4番福留孝介外野手(38)が中前へ適時打。「点が欲しい場面だったからどんな形であれ、取れて良かった」と 2点目を入れた。前日 3日広島戦(甲子園)から 4番に座り、 2試合連続で打点をマークした。
8回表阪神一死 2塁、鳥谷敬内野手は左先制 2塁打を放った。投手ネイラー=ナゴヤドーム
頼れるキャプテンが決めた!! 首位阪神は両軍無得点で迎えた 8回、鳥谷敬内野手が決勝の適時 2塁打。 3- 0で谷繁竜を下して 2連勝、貯金「6」とした。中日には12年ぶりの 7連勝。 0.5ゲーム差の 2位ヤクルト、 1.5差の 3位巨人も勝って混セは続くが、お得意様に連勝し、一気に突き抜ける!!
鋭い打球があっという間に 3塁線を破り、左翼を転がった。歓喜を待ちわびた虎党の大歓声が、ナゴヤドームにこだまする。この勝負強さが優勝への絶対条件。数少ない好機で鳥谷が決めた。
「あとは頼んだぞ!」と言わんばかりに、ランディ・メッセンジャー投手を指さす鳥谷敬内野手(左)=ナゴヤドーム
「チャンスだったので、初球からいこうと思っていました」
8回一死 2塁。ネイラーの初球チェンジアップが甘く入った。百戦錬磨の男が逃すはずがない。先制 2塁打で、ついに 0- 0の均衡を破った。
初対戦の竜の右腕を打ちあぐねていた。今季、新外国人投手との初対戦は過去 6試合 4勝 2敗も内容的には苦戦続き。この日も嫌なムードが漂ったが、最初の 2打席は三振の 1番打者が、ここ一番で大仕事。関川打撃コーチも「こういうときこそ経験のある選手が頼りになる」と最敬礼だ。
「最終的に、勝てればいいです」
8回、タイムリーヒットを放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム
ヒーローが語った通りだ。 2位ヤクルトと 0.5差、 3位巨人と 1.5差。 1勝がどれだけ貴重か。しかも最下位中日との 3連戦。絶対落とせない-。そんな重圧を快打で振り払い、優勝した2003年以来12年ぶりの中日戦 7連勝を決めた。
10年前。2005年の最後の優勝をレギュラーで経験した主力野手は、いまや一人だけだ。そんなキャプテンも、今季は苦しい日々を過ごした。 6月21日のヤクルト戦(甲子園)では、背中に死球を受けた。
「無理です。打順を( 1番から)下げて下さい…」
死球翌日、平田ヘッドコーチに、そう直訴したという。ヘッドは「あの鳥谷が、自分から痛いと言った。よほどのことだったんだろう」と、当時を振り返った。
8回、タイムリーヒットを放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム
「めちゃくちゃ腫れていた」と関係者。実は骨折していた。骨にヒビが入っていた。「痛い、かゆい」を口にしない男が吐露した“限界”-。同28日から打順は下位に下がった。「そんな状況でも、誰よりも早くクラブハウスに来てトレーニングしていた」とヘッド。実状を知る仲間たちも「本当にすごい。普通なら絶対に無理」と口をそろえた。これで1587試合連続出場。全員がその背中を見て、ここまで走ってきた。
そんな試練を乗り越え、頼れる男は最も大事な時期に元気になった。今季最長11試合連続安打の 2安打。和田監督は「鳥谷が出てという得点パターンが数試合あったけど、下位が出て、鳥谷につなぐというのを少しでも多く増やしていかないと」と目を細めた。
「勝てればいいです」
そう繰り返し、バスに乗り込んだ鳥谷。残り22試合、結果がすべて。過酷な戦いに耐える精神力と冷静さ、そして影響力。すべてを備えた主将が、最後まで猛虎を引っ張る。
8回、浅尾(手前)から貴重な適時打を放った福留孝介外野手。新4番がチームを引っ張る!=ナゴヤドーム
5戦連続打点や!福留孝介外野手、「もう 1点」場面できっちり!
「 4番・福留」-。ナゴヤドームのアナウンスに、かつての味方は震え、虎党はさびぬ男を歓迎した。ありがとう。どうか、このままで頼む! 96代主砲が、また期待に応えた。
「点が欲しいところだったから、どんな形であれ、とれてよかったよ」
8回。鳥谷の先制打で風穴をあけ、なおも二死 1、 3塁。 1ストライクから、 2番手・浅尾の外角フォークをひろった。
「(バットの)先っぽ」。低めのボール球ではあったが、中堅手・大島の前に落とすのは好調たるゆえんか。 5試合連続打点。前日 3日の広島戦(甲子園)から 4番を務める38歳の決定力はさすがとしかいいようがない。和田監督も「孝介の 2点目が大きかったな」と何度もうなずいた。
8回、適時打を放った福留孝介外野手=ナゴヤドーム
8月11日の中日戦(京セラD)でスイングの際に痛めた右手中指だけではなく、直後に、いわゆる夏風邪にもやられていた。「のどが、ちょっとね」。熱はなくとも声を思うように出せず、鼻もジュクジュク鳴らしていたこともあった。それが長引いているのかわからないが、今も食欲が湧かないときがあるという。
自分の体が思うように動かないというフラストレーションは計り知れない。中日時代に 3度、優勝を経験。これが産みの苦しみであることはわかっている中、自らの体にムチを打ち続けている。
気合を示すような、さっぱりとカットされた髪が頼もしい。帰りのバス。いつもの最後尾に座ると、すぐにトレーナーがやってきた。福留はピシャッとカーテンを閉めた。
中日打線を 8回無失点に抑えガッツポーズするランディ・メッセンジャー投手=ナゴヤドーム
ランディ・メッセンジャー投手が 8回 6安打 9三振無失点で今季 9勝目を挙げた。
8回に援護点をもらうと、その裏もきっちりとゼロに抑えた。中日ネイラーとの投手戦はメッセンジャーに軍配が上がった。
お立ち台で「うれしいです。前回もそうだったが、なんとか粘ってきたんですけど、もうひと踏ん張りということだと思うので。今日は野手の方も点を取ってくださいましたし、チーム全体で勝ったいいゲームでした」と振り返った。
今季 9勝目を挙げファンの声援に応えるランディ・メッセンジャー投手=ナゴヤドーム
絶対に 1点も与えない。最後まで強い信念を持ち続けた。 2点をもらった直後の 8回二死 1、 3塁、一発出れば逆転の場面。カウント 0- 1から高めの直球で森野を 2ゴロに打ち取ると、メッセンジャーは右拳を握りしめた。 8回無失点で今季 9勝目。スコアボードに 0を並べ、納得の表情を浮かべた。
「我慢強く投げるしかなかった。自分の仕事ができてよかったよ」
2回から 4回まで得点圏に走者を置く苦しい展開。それでも、 2回二死 2塁で桂をフォークで空振り三振に仕留めるなど要所を締めた。「フォークは 1球だけ打たれたけど、安定していたね」。 150キロを超える直球と変化球を巧みに使い分け、 9三振を奪った。
我慢強い投球で、 8回 0封したランディ・メッセンジャー投手。 5年連続 2桁勝利に王手をかけた=ナゴヤドーム
「力みもなく、リラックスして投げられた」
昨季13勝で最多勝に輝いた右腕が、節目の10勝にようやく王手をかけた。2011年から昨季まで 4年連続 2桁勝利。あと 1勝を挙げれば、阪神の外国人投手では1964~68年のバッキー以来、 2人目の 5年連続となる。奪三振では通算 903個ですでにバッキーの825を超えているが、またも新たな記録で伝説の助っ人に肩を並べようとしている。
前回 8月29日のヤクルト戦(甲子園)では、 2- 1の 8回一死 2塁で、川端、山田に連続適時打を浴び、 2球で逆転を許した。しかし、この日は同じ 8回のピンチを乗り越えた。「完全に忘れているよ。考えると同じことが起こってしまうからね。忘れて投げたよ」。“魔の2球”を引きずることはなかった。
ヒーローインタビューの後は、名古屋のファンの声援に応えたランディ・メッセンジャー投手=ナゴヤドーム
ファンに支えられている。 8月下旬、敵地での広島戦で球場入りの際にファンから色紙を受け取った。そこには一緒に撮影したツーショット写真が貼ってあり、応援メッセージが添えられてあった。プレゼントを大事そうに抱え、満面の笑み。温かい応援を直に感じ、より喜びがこみ上げた。
8月23日のDeNA戦(京セラD)で自身が勝利して以降、ここまで 7試合で白星を挙げたのは藤浪だけ。ようやく藤浪以外の投手で勝てた。
「このまま勝ちを積み重ねていきたいね」
自身 9月白星スタートも、 9勝11敗でいまだ黒星先行。このまま終わるつもりは毛頭ない。必ず巻き返す。
最後を締め鶴岡捕手(左)とタッチを交わす呉昇桓投手=ナゴヤドーム
呉昇桓投手が、 3人斬り39S!クルーンの最多セーブ完全射程!
呉昇桓投手が39セーブ目を挙げ、日本球界 1年目の昨年に並んだ。 3- 0で迎えた 9回に登場し、 3者凡退で守護神の仕事を全うした。セーブ王に輝いた昨年の自身の記録に並んだが「今の時期は個人より、チームの 1勝が大事。数字を気にせずチームの勝利にこだわっていきたい」と前を向いた。 8月23日DeNA戦(京セラドーム大阪)以来のセーブだった。
早くも昨年の自分に並ぶ39セーブ目を挙げた呉昇桓投手。外国人記録も射程圏だ=ナゴヤドーム
中10日からの 2連投。変則的な登板間隔も、守護神・呉昇桓には関係無しだ。竜をキッチリ 3人で料理し、 8月23日のDeNA戦(京セラD)以来の39セーブ目。早くも、来日 1年目で最多セーブのタイトルを獲得した昨季に並び、節目の40セーブに王手をかけた。
「きょうは、 3点差をもらっていたからね。余裕を持って投げることができました」
まずは打線に感謝した。 3- 0の 9回にマウンドへ。先頭の 4番・平田は初球の外角直球で右飛。続くエルナンデスにはカウント 2- 2から、内角へカットボールをズバッ。力のない打球は遊飛となった。最後は藤井も内角カットボールで一直に仕留め、まったく危なげなく締めくくった。
昨季は64試合目の登板で達成した39セーブだが、今季は57試合目とハイペースで記録を刻む。チームもまだ22試合を残すだけに、40セーブはもちろん、2008年にクルーン(当時巨人)が作った歴代外国人投手のシーズン記録、41セーブも完全に射程圏。セ・リーグのセーブ王を争う 2位・山崎康(DeNA)にも 5差をつけた。
「個人よりも、チームの 1勝が大事。記録にはこだわらず、チームの勝利にこだわっていきたい」
首位のまま虎にゴールテープを切らすべく、確実にセーブを積み重ねていく。
◆データBOX◆
◎…阪神は 7月 9日の中日戦(甲子園)から同一カード 7連勝。中日戦 7連勝はリーグ優勝した2003年以来、12年ぶり。今季はヤクルト戦でも 7連勝を記録。
◎…ナゴヤドームでの 3連勝は 2年ぶり。これで今季 5勝 4敗。
◎…完封勝ちは 8月28日のヤクルト戦(甲子園)以来、今季12度目。
◎…鳥谷は 8月21日のDeNA戦(京セラD)から今季自己最長の11試合連続安打。自己最長は2011年の18試合。
メッセンジャーででも勝てるんです!皆で輪になって戦えば、どんな試合でも勝てるのです!全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2015年 公式戦 日程と結果( 9月)
2015年 公式戦 日程と結果(10月)
9月 4日現在順位表
9月 4日現在対戦表
※阪神タイガース公式スマホ携帯サイト
◇公式戦全試合実況速報
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4月25日のブログ「ゴメス発熱で練習参加せず!広島戦出場は?マートン先発落ちも…藤浪粘り勝つ!あすマツダで黒田と対決」の記事中で、能見篤史投手が使っているバックパックと同型の物です。
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ニッポン放送では、夕方 5時30分からの「ショウアップスポーツ」の中で、野球の最新情報をたっぷりお伝えしてまいります。
夕方5時30分から(土は5時50分から)、完全実況中継!
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江本孟紀、若松勉、大矢明彦、田尾安志、野村弘樹、宮本和知、里崎智也、山﨑武司、石井一久、関根潤三・・・一流解説陣が連日登場!
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5戦連続打点や!福留孝介外野手(38)、「もう 1点」場面できっちり!「 4番・福留」-。ナゴヤドームのアナウンスに、かつての味方は震え、虎党はさびぬ男を歓迎した。ありがとう。どうか、このままで頼む! 96代主砲が、また期待に応えた。 8回。鳥谷の先制打で風穴をあけ、なおも二死 1、 3塁。 1ストライクから、 2番手・浅尾の外角フォークをひろった。自分の体が思うように動かないというフラストレーションは計り知れない。中日時代に 3度、優勝を経験。これが産みの苦しみであることはわかっている中、自らの体にムチを打ち続けている。気合を示すような、さっぱりとカットされた髪が頼もしい。帰りのバス。いつもの最後尾に座ると、すぐにトレーナーがやってきた。福留はピシャッとカーテンを閉めた。
ランディ・メッセンジャー投手(34)が 8回 6安打 9三振無失点で今季 9勝目を挙げた。 8回に援護点をもらうと、その裏もきっちりとゼロに抑えた。中日ネイラーとの投手戦はメッセンジャーに軍配が上がった。絶対に 1点も与えない。最後まで強い信念を持ち続けた。 2点をもらった直後の 8回二死 1、 3塁、一発出れば逆転の場面。カウント 0- 1から高めの直球で森野を 2ゴロに打ち取ると、メッセンジャーは右拳を握りしめた。 8回無失点で今季 9勝目。スコアボードに 0を並べ、納得の表情を浮かべた。 2回から 4回まで得点圏に走者を置く苦しい展開。それでも、 2回二死 2塁で桂をフォークで空振り三振に仕留めるなど要所を締めた。 150キロを超える直球と変化球を巧みに使い分け、 9三振を奪った。ファンに支えられている。 8月下旬、敵地での広島戦で球場入りの際にファンから色紙を受け取った。そこには一緒に撮影したツーショット写真が貼ってあり、応援メッセージが添えられてあった。プレゼントを大事そうに抱え、満面の笑み。温かい応援を直に感じ、より喜びがこみ上げた。 8月23日のDeNA戦(京セラD)で自身が勝利して以降、ここまで 7試合で白星を挙げたのは藤浪だけ。ようやく藤浪以外の投手で勝てた。自身 9月白星スタートも、 9勝11敗でいまだ黒星先行。このまま終わるつもりは毛頭ない。必ず巻き返す。
呉昇桓(オ・スンファン)投手(33)が、 3人斬り39S!クルーンの最多セーブ完全射程!日本球界 1年目の昨年に並んだ。 3- 0で迎えた 9回に登場し、 3者凡退で守護神の仕事を全うした。セーブ王に輝いた昨年の自身の記録に並んだが「今の時期は個人より、チームの 1勝が大事。数字を気にせずチームの勝利にこだわっていきたい」と前を向いた。 8月23日DeNA戦(京セラドーム大阪)以来のセーブだった。中10日からの 2連投。変則的な登板間隔も、守護神・呉昇桓には関係無しだ。竜をキッチリ 3人で料理し、 8月23日のDeNA戦(京セラD)以来の39セーブ目。早くも、来日 1年目で最多セーブのタイトルを獲得した昨季に並び、節目の40セーブに王手をかけた。昨季は64試合目の登板で達成した39セーブだが、今季は57試合目とハイペースで記録を刻む。チームもまだ22試合を残すだけに、40セーブはもちろん、2008年にクルーン(当時巨人)が作った歴代外国人投手のシーズン記録、41セーブも完全に射程圏。セ・リーグのセーブ王を争う 2位・山崎康(DeNA)にも 5差をつけた。首位のまま虎にゴールテープを切らすべく、確実にセーブを積み重ねていく。記事をまとめてみました。
<中日 0- 3阪神>21回戦◇ 4日◇ナゴヤドーム
中日ネイラーは完璧な立ち上がりを見せた。阪神メッセンジャーは 2回、 3回と得点圏に走者を背負ったが後続を断った。
阪神は中盤に走者を出したが無得点。 5回無死 1、 2塁のチャンスも生かせなかった。中日は 4回二死 2塁で無得点。
阪神は 8回、鳥谷の適時 2塁打で均衡を破り、福留の中前適時打でこの回 2点を入れた。メッセンジャーが 9勝目を挙げた。
投手交代を告げる和田豊監督(右)=ナゴヤドーム
和田豊監督が通算 266勝目を挙げ、藤村富美男氏と並び歴代 8位タイとなった。 0- 0で迎えた 8回に先頭藤井が四球で歩くと大和を代走に送った。メッセンジャーがバントで送ると、これが鳥谷の決勝打に結びついた。
「なるべく捕手を代えたくないんだけど。何としてもあそこで点を取りたかった。大和なら少々バントが正面にいってもセーフになる。あそこは勝負かけました」。首位で 9月を迎えるのは就任 4年目で初めて。記録については「今はまったく、自分のことは頭にないな。とにかく残り試合、 1つでも多く勝つ。それだけ」と、目前の勝負だけを見据えた。
8回、代走で先制ホームを踏み、ベンチに戻る大和外野手。和田監督(左端)の采配が決まった=ナゴヤドーム
和田監督が攻めのタクトで、阪神監督通算 266勝( 267敗)目をあげた。初代ミスタータイガース・藤村富美男氏と並ぶ、球団歴代 8位タイ。もちろん、光栄であることをニオわせながらも、残り22試合の全力指揮を宣言した。
「(藤村氏に並んだ感想は)ちょっと今は…まったく自分のことは頭にない。とにかく残り試合を 1つでも多く勝つ。それだけ。以上!」
初モノのネイラーに手を焼きながらも、執念の采配が実った。
0- 0の 8回。先頭・藤井が四球を選ぶと、すぐに代走・大和を投入。
「メッセがまだ投げるだけになるべく捕手は代えたくないんだけど、何としてもあそこで点をとりたいというところで。(走者が)大和だったらバントが少々正面にいってもセーフになる。あそこは勝負をかけた」
描いた青写真通りに先制点をもぎとった。
1回一死で上本が中前打で出塁すると 2盗を仕掛けた。結果、盗塁死も意図は明確だった。再びライバルを突き放す。気を緩めることはない。
まさに値千金! 8回、鳥谷敬内野手の一打がチームを救った=ナゴヤドーム
阪神が 8回に均衡を破った。 0- 0で迎えた 8回一死 2塁で鳥谷敬内野手が先制打を放った。「チャンスだったので、とにかく初球からと思っていた」と、初球の中日先発ネイラーの外角高めに浮いた変化球をとらえた。 3塁線を抜ける 2塁打で先制した。
さらに二死 1、 3塁として 4番福留孝介外野手(38)が中前へ適時打。「点が欲しい場面だったからどんな形であれ、取れて良かった」と 2点目を入れた。前日 3日広島戦(甲子園)から 4番に座り、 2試合連続で打点をマークした。
8回表阪神一死 2塁、鳥谷敬内野手は左先制 2塁打を放った。投手ネイラー=ナゴヤドーム
頼れるキャプテンが決めた!! 首位阪神は両軍無得点で迎えた 8回、鳥谷敬内野手が決勝の適時 2塁打。 3- 0で谷繁竜を下して 2連勝、貯金「6」とした。中日には12年ぶりの 7連勝。 0.5ゲーム差の 2位ヤクルト、 1.5差の 3位巨人も勝って混セは続くが、お得意様に連勝し、一気に突き抜ける!!
鋭い打球があっという間に 3塁線を破り、左翼を転がった。歓喜を待ちわびた虎党の大歓声が、ナゴヤドームにこだまする。この勝負強さが優勝への絶対条件。数少ない好機で鳥谷が決めた。
「あとは頼んだぞ!」と言わんばかりに、ランディ・メッセンジャー投手を指さす鳥谷敬内野手(左)=ナゴヤドーム
「チャンスだったので、初球からいこうと思っていました」
8回一死 2塁。ネイラーの初球チェンジアップが甘く入った。百戦錬磨の男が逃すはずがない。先制 2塁打で、ついに 0- 0の均衡を破った。
初対戦の竜の右腕を打ちあぐねていた。今季、新外国人投手との初対戦は過去 6試合 4勝 2敗も内容的には苦戦続き。この日も嫌なムードが漂ったが、最初の 2打席は三振の 1番打者が、ここ一番で大仕事。関川打撃コーチも「こういうときこそ経験のある選手が頼りになる」と最敬礼だ。
「最終的に、勝てればいいです」
8回、タイムリーヒットを放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム
ヒーローが語った通りだ。 2位ヤクルトと 0.5差、 3位巨人と 1.5差。 1勝がどれだけ貴重か。しかも最下位中日との 3連戦。絶対落とせない-。そんな重圧を快打で振り払い、優勝した2003年以来12年ぶりの中日戦 7連勝を決めた。
10年前。2005年の最後の優勝をレギュラーで経験した主力野手は、いまや一人だけだ。そんなキャプテンも、今季は苦しい日々を過ごした。 6月21日のヤクルト戦(甲子園)では、背中に死球を受けた。
「無理です。打順を( 1番から)下げて下さい…」
死球翌日、平田ヘッドコーチに、そう直訴したという。ヘッドは「あの鳥谷が、自分から痛いと言った。よほどのことだったんだろう」と、当時を振り返った。
8回、タイムリーヒットを放った鳥谷敬内野手=ナゴヤドーム
「めちゃくちゃ腫れていた」と関係者。実は骨折していた。骨にヒビが入っていた。「痛い、かゆい」を口にしない男が吐露した“限界”-。同28日から打順は下位に下がった。「そんな状況でも、誰よりも早くクラブハウスに来てトレーニングしていた」とヘッド。実状を知る仲間たちも「本当にすごい。普通なら絶対に無理」と口をそろえた。これで1587試合連続出場。全員がその背中を見て、ここまで走ってきた。
そんな試練を乗り越え、頼れる男は最も大事な時期に元気になった。今季最長11試合連続安打の 2安打。和田監督は「鳥谷が出てという得点パターンが数試合あったけど、下位が出て、鳥谷につなぐというのを少しでも多く増やしていかないと」と目を細めた。
「勝てればいいです」
そう繰り返し、バスに乗り込んだ鳥谷。残り22試合、結果がすべて。過酷な戦いに耐える精神力と冷静さ、そして影響力。すべてを備えた主将が、最後まで猛虎を引っ張る。
8回、浅尾(手前)から貴重な適時打を放った福留孝介外野手。新4番がチームを引っ張る!=ナゴヤドーム
5戦連続打点や!福留孝介外野手、「もう 1点」場面できっちり!
「 4番・福留」-。ナゴヤドームのアナウンスに、かつての味方は震え、虎党はさびぬ男を歓迎した。ありがとう。どうか、このままで頼む! 96代主砲が、また期待に応えた。
「点が欲しいところだったから、どんな形であれ、とれてよかったよ」
8回。鳥谷の先制打で風穴をあけ、なおも二死 1、 3塁。 1ストライクから、 2番手・浅尾の外角フォークをひろった。
「(バットの)先っぽ」。低めのボール球ではあったが、中堅手・大島の前に落とすのは好調たるゆえんか。 5試合連続打点。前日 3日の広島戦(甲子園)から 4番を務める38歳の決定力はさすがとしかいいようがない。和田監督も「孝介の 2点目が大きかったな」と何度もうなずいた。
8回、適時打を放った福留孝介外野手=ナゴヤドーム
8月11日の中日戦(京セラD)でスイングの際に痛めた右手中指だけではなく、直後に、いわゆる夏風邪にもやられていた。「のどが、ちょっとね」。熱はなくとも声を思うように出せず、鼻もジュクジュク鳴らしていたこともあった。それが長引いているのかわからないが、今も食欲が湧かないときがあるという。
自分の体が思うように動かないというフラストレーションは計り知れない。中日時代に 3度、優勝を経験。これが産みの苦しみであることはわかっている中、自らの体にムチを打ち続けている。
気合を示すような、さっぱりとカットされた髪が頼もしい。帰りのバス。いつもの最後尾に座ると、すぐにトレーナーがやってきた。福留はピシャッとカーテンを閉めた。
中日打線を 8回無失点に抑えガッツポーズするランディ・メッセンジャー投手=ナゴヤドーム
ランディ・メッセンジャー投手が 8回 6安打 9三振無失点で今季 9勝目を挙げた。
8回に援護点をもらうと、その裏もきっちりとゼロに抑えた。中日ネイラーとの投手戦はメッセンジャーに軍配が上がった。
お立ち台で「うれしいです。前回もそうだったが、なんとか粘ってきたんですけど、もうひと踏ん張りということだと思うので。今日は野手の方も点を取ってくださいましたし、チーム全体で勝ったいいゲームでした」と振り返った。
今季 9勝目を挙げファンの声援に応えるランディ・メッセンジャー投手=ナゴヤドーム
絶対に 1点も与えない。最後まで強い信念を持ち続けた。 2点をもらった直後の 8回二死 1、 3塁、一発出れば逆転の場面。カウント 0- 1から高めの直球で森野を 2ゴロに打ち取ると、メッセンジャーは右拳を握りしめた。 8回無失点で今季 9勝目。スコアボードに 0を並べ、納得の表情を浮かべた。
「我慢強く投げるしかなかった。自分の仕事ができてよかったよ」
2回から 4回まで得点圏に走者を置く苦しい展開。それでも、 2回二死 2塁で桂をフォークで空振り三振に仕留めるなど要所を締めた。「フォークは 1球だけ打たれたけど、安定していたね」。 150キロを超える直球と変化球を巧みに使い分け、 9三振を奪った。
我慢強い投球で、 8回 0封したランディ・メッセンジャー投手。 5年連続 2桁勝利に王手をかけた=ナゴヤドーム
「力みもなく、リラックスして投げられた」
昨季13勝で最多勝に輝いた右腕が、節目の10勝にようやく王手をかけた。2011年から昨季まで 4年連続 2桁勝利。あと 1勝を挙げれば、阪神の外国人投手では1964~68年のバッキー以来、 2人目の 5年連続となる。奪三振では通算 903個ですでにバッキーの825を超えているが、またも新たな記録で伝説の助っ人に肩を並べようとしている。
前回 8月29日のヤクルト戦(甲子園)では、 2- 1の 8回一死 2塁で、川端、山田に連続適時打を浴び、 2球で逆転を許した。しかし、この日は同じ 8回のピンチを乗り越えた。「完全に忘れているよ。考えると同じことが起こってしまうからね。忘れて投げたよ」。“魔の2球”を引きずることはなかった。
ヒーローインタビューの後は、名古屋のファンの声援に応えたランディ・メッセンジャー投手=ナゴヤドーム
ファンに支えられている。 8月下旬、敵地での広島戦で球場入りの際にファンから色紙を受け取った。そこには一緒に撮影したツーショット写真が貼ってあり、応援メッセージが添えられてあった。プレゼントを大事そうに抱え、満面の笑み。温かい応援を直に感じ、より喜びがこみ上げた。
8月23日のDeNA戦(京セラD)で自身が勝利して以降、ここまで 7試合で白星を挙げたのは藤浪だけ。ようやく藤浪以外の投手で勝てた。
「このまま勝ちを積み重ねていきたいね」
自身 9月白星スタートも、 9勝11敗でいまだ黒星先行。このまま終わるつもりは毛頭ない。必ず巻き返す。
最後を締め鶴岡捕手(左)とタッチを交わす呉昇桓投手=ナゴヤドーム
呉昇桓投手が、 3人斬り39S!クルーンの最多セーブ完全射程!
呉昇桓投手が39セーブ目を挙げ、日本球界 1年目の昨年に並んだ。 3- 0で迎えた 9回に登場し、 3者凡退で守護神の仕事を全うした。セーブ王に輝いた昨年の自身の記録に並んだが「今の時期は個人より、チームの 1勝が大事。数字を気にせずチームの勝利にこだわっていきたい」と前を向いた。 8月23日DeNA戦(京セラドーム大阪)以来のセーブだった。
早くも昨年の自分に並ぶ39セーブ目を挙げた呉昇桓投手。外国人記録も射程圏だ=ナゴヤドーム
中10日からの 2連投。変則的な登板間隔も、守護神・呉昇桓には関係無しだ。竜をキッチリ 3人で料理し、 8月23日のDeNA戦(京セラD)以来の39セーブ目。早くも、来日 1年目で最多セーブのタイトルを獲得した昨季に並び、節目の40セーブに王手をかけた。
「きょうは、 3点差をもらっていたからね。余裕を持って投げることができました」
まずは打線に感謝した。 3- 0の 9回にマウンドへ。先頭の 4番・平田は初球の外角直球で右飛。続くエルナンデスにはカウント 2- 2から、内角へカットボールをズバッ。力のない打球は遊飛となった。最後は藤井も内角カットボールで一直に仕留め、まったく危なげなく締めくくった。
昨季は64試合目の登板で達成した39セーブだが、今季は57試合目とハイペースで記録を刻む。チームもまだ22試合を残すだけに、40セーブはもちろん、2008年にクルーン(当時巨人)が作った歴代外国人投手のシーズン記録、41セーブも完全に射程圏。セ・リーグのセーブ王を争う 2位・山崎康(DeNA)にも 5差をつけた。
「個人よりも、チームの 1勝が大事。記録にはこだわらず、チームの勝利にこだわっていきたい」
首位のまま虎にゴールテープを切らすべく、確実にセーブを積み重ねていく。
◆データBOX◆
◎…阪神は 7月 9日の中日戦(甲子園)から同一カード 7連勝。中日戦 7連勝はリーグ優勝した2003年以来、12年ぶり。今季はヤクルト戦でも 7連勝を記録。
◎…ナゴヤドームでの 3連勝は 2年ぶり。これで今季 5勝 4敗。
◎…完封勝ちは 8月28日のヤクルト戦(甲子園)以来、今季12度目。
◎…鳥谷は 8月21日のDeNA戦(京セラD)から今季自己最長の11試合連続安打。自己最長は2011年の18試合。
メッセンジャーででも勝てるんです!皆で輪になって戦えば、どんな試合でも勝てるのです!全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2015年 公式戦 日程と結果( 9月)
2015年 公式戦 日程と結果(10月)
9月 4日現在順位表
9月 4日現在対戦表
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