5日ナゴヤドームで中日-阪神22回戦が行われ、阪神は 3連勝で首位キープ。能見は 2年ぶり 5度目の 2桁勝利に到達した。中日は浜田達が誤算で打線も元気なく 2連敗。
3回一死満塁からマット・マートン外野手(33)の右前適時打で先制。「浮いてきたボールを逃さずに打てたよ。先制することができて良かった」と中日先発浜田達の外角高め直球を見逃さなかった。 4番福留の四球で押しだしの後、マウロ・ゴメス内野手(30)が中前へ 2点適時打で続いた。ゴメスは 8月30日ヤクルト戦(甲子園)以来、14打席振りの安打だった。最後は 8番鶴岡が右翼へ犠飛を放ち、 7点目を加えた。
阪神は 3回、今季最多タイの 1イニング一挙 7点の猛攻で 3連勝。 5番に降格しているマウロ・ゴメス内野手の 2点タイムリーなどで中日戦 8連勝を飾り、敗れた 2位ヤクルトに 1.5差をつけた。前夜( 4日)は選手だけで決起集会を開いたことも判明。一丸ムードは高まるばかり。10年ぶりのVへ突っ走る。渦中の男の打球が中前に抜けると、歓声がひときわ大きくなった。苦しんだ。迷惑もかけた。だから虎党は喜んだ。ゴメスが巨体を揺らしながら 1塁に到達すると、満面の笑みを浮かべた。ヤクルト、巨人が敗れた日に 3強一人勝ちで 2位に 1.5差。今度こそ抜け出す。
今成亮太内野手(27)が 5回に適時 2塁打を放ち、 8点目を加えた。一死 1塁で迎えた第 3打席だった。カウント 2- 0からの 3球目、中日 3番手金子の外角低め直球をフルスイング。大きな当たりは左中間を抜けた。 3回に一挙 7点を奪った後のもう一押しだ。 5回一死 1塁で、左中間を真っ二つの適時 2塁打。外角直球に逆らわない、らしさたっぷりの一打で中日を突き放した。 3回にも 3塁・エルナンデスの失策を誘う強烈なゴロで大量点に貢献したが、次の打席で 4試合連続安打を決めて存在感を示した。ミスが許されない戦いが続く中で、キラリと光る好守と打線に幅を持たせる好打。十分にVへのキーマンになる存在だ。
能見篤史投手(36)が 5安打 2失点で 7回途中に降板した。前回前回 1日の広島戦(甲子園)は、11球を投じたところで、雨天ノーゲームとなったため、中 3日でマウンドだった。イレギュラーな調整だったが、 5回まで 2安打無失点に封じた。 8- 1で迎えた 7回一死 1塁から、中日 6番エルナンデスに中堅フェンス直撃の適時 2塁打を打たれたところで、交代が告げられた。 2失点で今季10勝目。能見が 2年ぶりの 2桁勝利を挙げた。 8月19日の巨人戦(東京D)は 3失点、同26日の広島戦(マツダ)は 6失点と、 2戦連続で 5回途中KO。10勝目に王手をかけてから 2試合足踏みしていたが、ようやく節目の白星を手に入れた。シーズン 2桁勝利はこれで通算 5度目。阪神では下柳剛(47=野球解説者・ 元プロ野球選手)以来となった。2012年 9月 8日の勝利以来、自身 3連敗していたナゴヤドームで 3年ぶりの白星を挙げた。「チームが勝つことが一番だからね」。優勝に向け、貴重な 1勝をチームにもたらしていく。記事をまとめてみました。
<中日 2- 8阪神>22回戦◇ 5日◇ナゴヤドーム
阪神は 3回、 3四球からマートンの右前打、ゴメスの中前打、上本の 2塁打などで一挙に 7得点。中日浜田達をKOした。
阪神は 5回にも今成の 2塁打で 1点追加し 8- 0とリードを広げた。中日は 6回、能見から荒木の犠飛でようやく 1点を返した。
阪神は 3連勝で首位キープ。能見は 2年ぶり 5度目の 2桁勝利に到達した。中日は浜田達が誤算で打線も元気なく 2連敗。
5回表阪神一死 1塁、今成亮太内野手の適時 2塁打で生還した上本博紀内野手(手前左)とタッチを交わす能見篤史投手(手前右)ら=ナゴヤドーム
阪神が 3回に打者11人 7得点の猛攻を見せた。
3回一死満塁からマット・マートン外野手の右前適時打で先制。「浮いてきたボールを逃さずに打てたよ。先制することができて良かった」と中日先発浜田達の外角高め直球を見逃さなかった。
3回表阪神一死満塁、マウロ・ゴメス内野手は中前に2点適時打を放った=ナゴヤドーム
4番福留の四球で押しだしの後、マウロ・ゴメス内野手が中前へ 2点適時打で続いた。「最近打てていなかったけれども、みんなが作ってくれたいい流れに乗って、 1本打つことができて良かったよ」。ゴメスは 8月30日ヤクルト戦(甲子園)以来、14打席振りの安打だった。
さらに上本も左中間を抜ける2点適時 2塁打。「みんながつないで作ったいい流れだったので、とにかく自分も後ろにつなごうという気持ちでした。それがいい結果になったと思います」。 4人連続で打点をマークした。
最後は 8番鶴岡が右翼へ犠飛を放ち、 7点目を加えた。
3回、マウロ・ゴメス内野手は上本博紀内野手のタイムリーでホームに生還。ようやくお目覚めだ=ナゴヤドーム
お目覚めや!! 阪神は 3回、今季最多タイの 1イニング一挙 7点の猛攻で 3連勝。 5番に降格しているマウロ・ゴメス内野手の 2点タイムリーなどで中日戦 8連勝を飾り、敗れた 2位ヤクルトに 1.5差をつけた。前夜( 4日)は選手だけで決起集会を開いたことも判明。一丸ムードは高まるばかり。10年ぶりのVへ突っ走る。
渦中の男の打球が中前に抜けると、歓声がひときわ大きくなった。苦しんだ。迷惑もかけた。だから虎党は喜んだ。ゴメスが巨体を揺らしながら 1塁に到達すると、満面の笑みを浮かべた。
「みんな、勝利のために、一丸となっていた。自分も、この調子を維持して、勝利に貢献していきたい」
3回、 2点タイムリーヒットを放ったマウロ・ゴメス内野手=ナゴヤドーム
3回だ。浜田達の乱調で 3四球をもらい、あっという間に一死満塁。マートンの先制右前打、福留の押し出し四球で 2点を奪い、なお一死満塁のマウンドには代わった小熊がいた。 5番に降格していた主砲にとっては、これ以上ない、おいしい場面。カウント 1- 2と追い込まれてから、 130キロ内角フォークに詰まりながらも、中前に弾き返すと 2者が生還。ここから 3点を追加し、今季最多タイの 1イニング 7点の猛爆だ。
ゴメスは14打席ぶりのタイムリーで勢いづくと、 6回には左前打を放ち、 9回にも中前打。 8月 5日の広島戦(マツダ)以来、 1カ月ぶりとなる猛打賞も記録した。
6回、安打を放ったマウロ・ゴメス内野手=ナゴヤドーム
2日の広島戦(甲子園)の試合前の練習中には、小型無人機「ドローン」を飛ばし、球団から厳重注意を受けた元4番がみそぎの大暴れ。 3連勝に和田監督は「やっぱりゴメスが打つとビッグイニングができるな。ヒット 3本打って、打点もついたからね。気分的にはちょっと落ち着くんじゃないかな」とほっとした表情をみせた。
攻撃の仕掛けが遅めの猛虎打線が一気呵成に攻めたのには理由があった。前夜( 4日)の試合終了後、名古屋市内の料理店で、選手だけの決起集会が開かれた。ゴメスに代わり 4番に座る福留らが声をかけた。絶品の豚しゃぶ鍋に選手は舌鼓。ビールのジョッキは次々と空になった。ゴメス、マートン、メッセンジャー、呉昇桓の助っ人 4人衆も加わり「大盛り上がりでしたよ」とチーム関係者が証言した。
9回、安打を放ったマウロ・ゴメス内野手=ナゴヤドーム
ドローン事件でチームに迷惑をかけたゴメスも仲間に再び受け入れられた。宴の勘定はベテラン勢が持ち、解散した。結束を固めた 9.4名古屋の夜。その翌日の 3回の猛爆は決して偶然じゃない。昨年 9月初めの中日 3連戦(ナゴヤD)で、 3連敗し、次の巨人(甲子園)でも 3連敗。大失速したが、勝負の 9月は 3勝 1敗とさらに加速している。
中日戦 8連勝は虎初の日本一に輝いた1985年以来30年ぶり。吉兆データも後押しする。
ゴメスは「最近打てていなかったけれども、みんなが作ってくれたいい流れに乗って、 1本打つことができてよかったよ」と素直に喜んだ。ヤクルト、巨人が敗れた日に 3強一人勝ちで 2位に 1.5差。今度こそ抜け出す。
5回表阪神一死 1塁、左中間に適時 2塁打を放った今成亮太内野手=ナゴヤドーム
今成亮太内野手が 5回に適時 2塁打を放ち、 8点目を加えた。一死 1塁で迎えた第 3打席だった。カウント 2- 0からの 3球目、中日 3番手金子の外角低め直球をフルスイング。大きな当たりは左中間を抜けた。
今成は 2日広島戦から 4試合連続で安打をマークしている。
大量点の勢いを終盤に、いや、次戦にもつないだ。優勝争いの佳境を迎えて、 3塁手はこの人。今成が鮮やかに外野を破った。
「 7点あったけど、次の 1点は大事だと思って打席に入りました。(走者の)上本さんがよく走ってくれました」
3回に一挙 7点を奪った後のもう一押しだ。 5回一死 1塁で、左中間を真っ二つの適時 2塁打。外角直球に逆らわない、らしさたっぷりの一打で中日を突き放した。
3回の守りで天井に当たった福田の打球をナイスキャッチした今成亮太内野手=ナゴヤドーム
この日は左腕の浜田達に対しても左打ちの背番号「49」がスタメンに名を連ねた。これまでは相手投手によって、右打者の新井とポジションを分け合ってきたが、 9月に入って固定。 8月は打率 0.338と調子を上げてきた。 3回にも 3塁・エルナンデスの失策を誘う強烈なゴロで大量点に貢献したが、次の打席で 4試合連続安打を決めて存在感を示した。
「 3塁・今成」は守備力も魅力的だ。 3回にはビッグプレー。代打・福田の邪飛が天井に当たった。軌道が変わり、打球を追っていた鶴岡から急に捕球を指示されたが、落下速度が増した飛球を横っ飛びでつかんだ。
「びっくりしました。あんなの経験ないです。(打球は)見えてはいたんですけど、最初は(落下方向が)変わったのが分からなくて、真下に落ちたと思いました。捕れてよかったです」
ミスが許されない戦いが続く中で、キラリと光る好守と打線に幅を持たせる好打。十分にVへのキーマンになる存在だ。
阪神先発の能見篤史投手=ナゴヤドーム
能見篤史投手が 5安打 2失点で 7回途中に降板した。前回前回 1日の広島戦(甲子園)は、11球を投じたところで、雨天ノーゲームとなったため、中 3日でマウンドだった。イレギュラーな調整だったが、 5回まで 2安打無失点に封じた。
8- 1で迎えた 7回一死 1塁から、中日 6番エルナンデスに中堅フェンス直撃の適時 2塁打を打たれたところで、交代が告げられた。
9回を締めた安藤優也投手(16番)からウイニングボールを受け取る能見篤史投手。 2年ぶりの10勝到達だ=ナゴヤドーム
大量援護を受け、淡々とアウトを重ねていった。 7回途中で降板したが、 2失点で今季10勝目。能見が 2年ぶりの 2桁勝利を挙げた。
「鶴岡さんがうまく緩急を使ってリードしてくれた」
1回を 9球で終わらせるなど、序盤からリズムよく投げ込んだ。 3回には味方打線が一挙 7点。能見は 3、 4回を 2イニング連続三者凡退に抑えるなど、 5回までスコアボードに「0」を並べた。
しかし、 8- 0の 6回一死 2、 3塁から荒木に右犠飛を打たれると、続く 7回には一死 1塁からエルナンデスに左中間フェンス直撃の適時 2塁打を許したところで歳内と交代。まだ82球だった。 1日の広島戦(甲子園)が11球で雨天ノーゲーム。この日の登板に再びコンディションを合わせていく難しさはあったが、和田監督は少々物足らない。「きょうは 6回でバテとったね。状態としては普通だったと思うけど、 8点あっただけに 7回までしっかり投げてほしかった」と注文をつけた。
能見篤史投手は大量援護に守られて序盤から飛ばした=ナゴヤドーム
8月19日の巨人戦(東京D)は 3失点、同26日の広島戦(マツダ)は 6失点と、 2戦連続で 5回途中KO。10勝目に王手をかけてから 2試合足踏みしていたが、ようやく節目の白星を手に入れた。シーズン 2桁勝利はこれで通算 5度目。阪神では下柳剛以来となった。
今年 5月に36歳になった左腕は、年齢的な衰えを練習量でカバーしている。昨季 9勝止まりだったことを受け、今季はあえて走り込みを増やした。「練習量を落とすとダメなタイプなんでね」。登板翌日のランニングで、昨季までは外野ポールとセンター間だったが、今季はポール間に変更し、走る距離を 2倍にした。また、ウエートトレーニングも登板翌日の日課になった。自らに鞭を打ちながら臨んだ今季。序盤こそ黒星が多かったが、徐々に成果が表われた。
2012年 9月 8日の勝利以来、自身 3連敗していたナゴヤドームで 3年ぶりの白星を挙げた。「チームが勝つことが一番だからね」。優勝に向け、貴重な 1勝をチームにもたらしていく。
待っていました!能見の良い投球が見られて良かった!これからも、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2015年 公式戦 日程と結果( 9月)
2015年 公式戦 日程と結果(10月)
9月 5日現在順位表
9月 5日現在対戦表
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3回一死満塁からマット・マートン外野手(33)の右前適時打で先制。「浮いてきたボールを逃さずに打てたよ。先制することができて良かった」と中日先発浜田達の外角高め直球を見逃さなかった。 4番福留の四球で押しだしの後、マウロ・ゴメス内野手(30)が中前へ 2点適時打で続いた。ゴメスは 8月30日ヤクルト戦(甲子園)以来、14打席振りの安打だった。最後は 8番鶴岡が右翼へ犠飛を放ち、 7点目を加えた。
阪神は 3回、今季最多タイの 1イニング一挙 7点の猛攻で 3連勝。 5番に降格しているマウロ・ゴメス内野手の 2点タイムリーなどで中日戦 8連勝を飾り、敗れた 2位ヤクルトに 1.5差をつけた。前夜( 4日)は選手だけで決起集会を開いたことも判明。一丸ムードは高まるばかり。10年ぶりのVへ突っ走る。渦中の男の打球が中前に抜けると、歓声がひときわ大きくなった。苦しんだ。迷惑もかけた。だから虎党は喜んだ。ゴメスが巨体を揺らしながら 1塁に到達すると、満面の笑みを浮かべた。ヤクルト、巨人が敗れた日に 3強一人勝ちで 2位に 1.5差。今度こそ抜け出す。
今成亮太内野手(27)が 5回に適時 2塁打を放ち、 8点目を加えた。一死 1塁で迎えた第 3打席だった。カウント 2- 0からの 3球目、中日 3番手金子の外角低め直球をフルスイング。大きな当たりは左中間を抜けた。 3回に一挙 7点を奪った後のもう一押しだ。 5回一死 1塁で、左中間を真っ二つの適時 2塁打。外角直球に逆らわない、らしさたっぷりの一打で中日を突き放した。 3回にも 3塁・エルナンデスの失策を誘う強烈なゴロで大量点に貢献したが、次の打席で 4試合連続安打を決めて存在感を示した。ミスが許されない戦いが続く中で、キラリと光る好守と打線に幅を持たせる好打。十分にVへのキーマンになる存在だ。
能見篤史投手(36)が 5安打 2失点で 7回途中に降板した。前回前回 1日の広島戦(甲子園)は、11球を投じたところで、雨天ノーゲームとなったため、中 3日でマウンドだった。イレギュラーな調整だったが、 5回まで 2安打無失点に封じた。 8- 1で迎えた 7回一死 1塁から、中日 6番エルナンデスに中堅フェンス直撃の適時 2塁打を打たれたところで、交代が告げられた。 2失点で今季10勝目。能見が 2年ぶりの 2桁勝利を挙げた。 8月19日の巨人戦(東京D)は 3失点、同26日の広島戦(マツダ)は 6失点と、 2戦連続で 5回途中KO。10勝目に王手をかけてから 2試合足踏みしていたが、ようやく節目の白星を手に入れた。シーズン 2桁勝利はこれで通算 5度目。阪神では下柳剛(47=野球解説者・ 元プロ野球選手)以来となった。2012年 9月 8日の勝利以来、自身 3連敗していたナゴヤドームで 3年ぶりの白星を挙げた。「チームが勝つことが一番だからね」。優勝に向け、貴重な 1勝をチームにもたらしていく。記事をまとめてみました。
<中日 2- 8阪神>22回戦◇ 5日◇ナゴヤドーム
阪神は 3回、 3四球からマートンの右前打、ゴメスの中前打、上本の 2塁打などで一挙に 7得点。中日浜田達をKOした。
阪神は 5回にも今成の 2塁打で 1点追加し 8- 0とリードを広げた。中日は 6回、能見から荒木の犠飛でようやく 1点を返した。
阪神は 3連勝で首位キープ。能見は 2年ぶり 5度目の 2桁勝利に到達した。中日は浜田達が誤算で打線も元気なく 2連敗。
5回表阪神一死 1塁、今成亮太内野手の適時 2塁打で生還した上本博紀内野手(手前左)とタッチを交わす能見篤史投手(手前右)ら=ナゴヤドーム
阪神が 3回に打者11人 7得点の猛攻を見せた。
3回一死満塁からマット・マートン外野手の右前適時打で先制。「浮いてきたボールを逃さずに打てたよ。先制することができて良かった」と中日先発浜田達の外角高め直球を見逃さなかった。
3回表阪神一死満塁、マウロ・ゴメス内野手は中前に2点適時打を放った=ナゴヤドーム
4番福留の四球で押しだしの後、マウロ・ゴメス内野手が中前へ 2点適時打で続いた。「最近打てていなかったけれども、みんなが作ってくれたいい流れに乗って、 1本打つことができて良かったよ」。ゴメスは 8月30日ヤクルト戦(甲子園)以来、14打席振りの安打だった。
さらに上本も左中間を抜ける2点適時 2塁打。「みんながつないで作ったいい流れだったので、とにかく自分も後ろにつなごうという気持ちでした。それがいい結果になったと思います」。 4人連続で打点をマークした。
最後は 8番鶴岡が右翼へ犠飛を放ち、 7点目を加えた。
3回、マウロ・ゴメス内野手は上本博紀内野手のタイムリーでホームに生還。ようやくお目覚めだ=ナゴヤドーム
お目覚めや!! 阪神は 3回、今季最多タイの 1イニング一挙 7点の猛攻で 3連勝。 5番に降格しているマウロ・ゴメス内野手の 2点タイムリーなどで中日戦 8連勝を飾り、敗れた 2位ヤクルトに 1.5差をつけた。前夜( 4日)は選手だけで決起集会を開いたことも判明。一丸ムードは高まるばかり。10年ぶりのVへ突っ走る。
渦中の男の打球が中前に抜けると、歓声がひときわ大きくなった。苦しんだ。迷惑もかけた。だから虎党は喜んだ。ゴメスが巨体を揺らしながら 1塁に到達すると、満面の笑みを浮かべた。
「みんな、勝利のために、一丸となっていた。自分も、この調子を維持して、勝利に貢献していきたい」
3回、 2点タイムリーヒットを放ったマウロ・ゴメス内野手=ナゴヤドーム
3回だ。浜田達の乱調で 3四球をもらい、あっという間に一死満塁。マートンの先制右前打、福留の押し出し四球で 2点を奪い、なお一死満塁のマウンドには代わった小熊がいた。 5番に降格していた主砲にとっては、これ以上ない、おいしい場面。カウント 1- 2と追い込まれてから、 130キロ内角フォークに詰まりながらも、中前に弾き返すと 2者が生還。ここから 3点を追加し、今季最多タイの 1イニング 7点の猛爆だ。
ゴメスは14打席ぶりのタイムリーで勢いづくと、 6回には左前打を放ち、 9回にも中前打。 8月 5日の広島戦(マツダ)以来、 1カ月ぶりとなる猛打賞も記録した。
6回、安打を放ったマウロ・ゴメス内野手=ナゴヤドーム
2日の広島戦(甲子園)の試合前の練習中には、小型無人機「ドローン」を飛ばし、球団から厳重注意を受けた元4番がみそぎの大暴れ。 3連勝に和田監督は「やっぱりゴメスが打つとビッグイニングができるな。ヒット 3本打って、打点もついたからね。気分的にはちょっと落ち着くんじゃないかな」とほっとした表情をみせた。
攻撃の仕掛けが遅めの猛虎打線が一気呵成に攻めたのには理由があった。前夜( 4日)の試合終了後、名古屋市内の料理店で、選手だけの決起集会が開かれた。ゴメスに代わり 4番に座る福留らが声をかけた。絶品の豚しゃぶ鍋に選手は舌鼓。ビールのジョッキは次々と空になった。ゴメス、マートン、メッセンジャー、呉昇桓の助っ人 4人衆も加わり「大盛り上がりでしたよ」とチーム関係者が証言した。
9回、安打を放ったマウロ・ゴメス内野手=ナゴヤドーム
ドローン事件でチームに迷惑をかけたゴメスも仲間に再び受け入れられた。宴の勘定はベテラン勢が持ち、解散した。結束を固めた 9.4名古屋の夜。その翌日の 3回の猛爆は決して偶然じゃない。昨年 9月初めの中日 3連戦(ナゴヤD)で、 3連敗し、次の巨人(甲子園)でも 3連敗。大失速したが、勝負の 9月は 3勝 1敗とさらに加速している。
中日戦 8連勝は虎初の日本一に輝いた1985年以来30年ぶり。吉兆データも後押しする。
ゴメスは「最近打てていなかったけれども、みんなが作ってくれたいい流れに乗って、 1本打つことができてよかったよ」と素直に喜んだ。ヤクルト、巨人が敗れた日に 3強一人勝ちで 2位に 1.5差。今度こそ抜け出す。
5回表阪神一死 1塁、左中間に適時 2塁打を放った今成亮太内野手=ナゴヤドーム
今成亮太内野手が 5回に適時 2塁打を放ち、 8点目を加えた。一死 1塁で迎えた第 3打席だった。カウント 2- 0からの 3球目、中日 3番手金子の外角低め直球をフルスイング。大きな当たりは左中間を抜けた。
今成は 2日広島戦から 4試合連続で安打をマークしている。
大量点の勢いを終盤に、いや、次戦にもつないだ。優勝争いの佳境を迎えて、 3塁手はこの人。今成が鮮やかに外野を破った。
「 7点あったけど、次の 1点は大事だと思って打席に入りました。(走者の)上本さんがよく走ってくれました」
3回に一挙 7点を奪った後のもう一押しだ。 5回一死 1塁で、左中間を真っ二つの適時 2塁打。外角直球に逆らわない、らしさたっぷりの一打で中日を突き放した。
3回の守りで天井に当たった福田の打球をナイスキャッチした今成亮太内野手=ナゴヤドーム
この日は左腕の浜田達に対しても左打ちの背番号「49」がスタメンに名を連ねた。これまでは相手投手によって、右打者の新井とポジションを分け合ってきたが、 9月に入って固定。 8月は打率 0.338と調子を上げてきた。 3回にも 3塁・エルナンデスの失策を誘う強烈なゴロで大量点に貢献したが、次の打席で 4試合連続安打を決めて存在感を示した。
「 3塁・今成」は守備力も魅力的だ。 3回にはビッグプレー。代打・福田の邪飛が天井に当たった。軌道が変わり、打球を追っていた鶴岡から急に捕球を指示されたが、落下速度が増した飛球を横っ飛びでつかんだ。
「びっくりしました。あんなの経験ないです。(打球は)見えてはいたんですけど、最初は(落下方向が)変わったのが分からなくて、真下に落ちたと思いました。捕れてよかったです」
ミスが許されない戦いが続く中で、キラリと光る好守と打線に幅を持たせる好打。十分にVへのキーマンになる存在だ。
阪神先発の能見篤史投手=ナゴヤドーム
能見篤史投手が 5安打 2失点で 7回途中に降板した。前回前回 1日の広島戦(甲子園)は、11球を投じたところで、雨天ノーゲームとなったため、中 3日でマウンドだった。イレギュラーな調整だったが、 5回まで 2安打無失点に封じた。
8- 1で迎えた 7回一死 1塁から、中日 6番エルナンデスに中堅フェンス直撃の適時 2塁打を打たれたところで、交代が告げられた。
9回を締めた安藤優也投手(16番)からウイニングボールを受け取る能見篤史投手。 2年ぶりの10勝到達だ=ナゴヤドーム
大量援護を受け、淡々とアウトを重ねていった。 7回途中で降板したが、 2失点で今季10勝目。能見が 2年ぶりの 2桁勝利を挙げた。
「鶴岡さんがうまく緩急を使ってリードしてくれた」
1回を 9球で終わらせるなど、序盤からリズムよく投げ込んだ。 3回には味方打線が一挙 7点。能見は 3、 4回を 2イニング連続三者凡退に抑えるなど、 5回までスコアボードに「0」を並べた。
しかし、 8- 0の 6回一死 2、 3塁から荒木に右犠飛を打たれると、続く 7回には一死 1塁からエルナンデスに左中間フェンス直撃の適時 2塁打を許したところで歳内と交代。まだ82球だった。 1日の広島戦(甲子園)が11球で雨天ノーゲーム。この日の登板に再びコンディションを合わせていく難しさはあったが、和田監督は少々物足らない。「きょうは 6回でバテとったね。状態としては普通だったと思うけど、 8点あっただけに 7回までしっかり投げてほしかった」と注文をつけた。
能見篤史投手は大量援護に守られて序盤から飛ばした=ナゴヤドーム
8月19日の巨人戦(東京D)は 3失点、同26日の広島戦(マツダ)は 6失点と、 2戦連続で 5回途中KO。10勝目に王手をかけてから 2試合足踏みしていたが、ようやく節目の白星を手に入れた。シーズン 2桁勝利はこれで通算 5度目。阪神では下柳剛以来となった。
今年 5月に36歳になった左腕は、年齢的な衰えを練習量でカバーしている。昨季 9勝止まりだったことを受け、今季はあえて走り込みを増やした。「練習量を落とすとダメなタイプなんでね」。登板翌日のランニングで、昨季までは外野ポールとセンター間だったが、今季はポール間に変更し、走る距離を 2倍にした。また、ウエートトレーニングも登板翌日の日課になった。自らに鞭を打ちながら臨んだ今季。序盤こそ黒星が多かったが、徐々に成果が表われた。
2012年 9月 8日の勝利以来、自身 3連敗していたナゴヤドームで 3年ぶりの白星を挙げた。「チームが勝つことが一番だからね」。優勝に向け、貴重な 1勝をチームにもたらしていく。
待っていました!能見の良い投球が見られて良かった!これからも、全員野球でファン皆が待ち望む「二文字」に向かって前進だ!
ガンバレ!阪神!我らのタイガース!勝利を掴め!
2015年 公式戦 日程と結果( 9月)
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4月25日のブログ「ゴメス発熱で練習参加せず!広島戦出場は?マートン先発落ちも…藤浪粘り勝つ!あすマツダで黒田と対決」の記事中で、能見篤史投手が使っているバックパックと同型の物です。
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